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2024年9月26日 (木)

大垣市、「命の警告書」の受取り拒否、裁判記録として投稿

 

 2024年7月16日11:00から、私は大垣市役所で、建築指導課と街づくり推進課の2つの課の計4人の職員に、太陽光パネルの危険性についての資料を提示し、1時間半にわたり議論をしたが、議論がかみ合わず、物別れに終わった。

 建築指導課の係長と主任は、太陽光パネルの危険性を示した資料(私の調査内容)の受け取りを拒否した。資料添付ファイルの内容を文末の資料で示す。

 

 将来、大垣市で大惨事が起きた場合、大垣市役所のあり得ない対応の記録として、このブログに記録として残す。裁判用記録にもなるだろう。

 大垣市の対応は危機管理上で、あり得ない対応である。大垣市は、大垣市民の命を守る意思がない。少しでも住民に危険性が及ぶ恐れがあれば、検討するのが行政の義務である。それを指摘するのは、市民としての責任である。これは危機管理である。

 

 福島原発事故でも、以前に津波が来た場合の危険性を警告した報告書があったが、狂人扱いされ放置された。そして東日本大震災で福島原発を大津波が襲い、警告通り非常用電源が破壊された。危惧された通り、メルトダウンの原発事故が起きた。

 

私は、書面で以下を指摘した。

 

 資料1-太陽光発電は危険--南海トラフ巨大地震対策で設置不可-2024-0104

 資料2-我が町が火の海になる危険性-2024-0712

 S1-2024-0104.pdfをダウンロード

S2-2024-0712.pdfをダウンロード

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大垣市桐ケ崎町の火事(2013年10月27日)

  小田が撮影、岐阜新聞に掲載

 上図の消火器は私が使用。この大火には全く非力だった。

 

2024-09-25  久志能幾研究所通信 2948号  小田泰仙

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2024年7月23日 (火)

防災倉庫組立て、大垣市役所との「槍獲り」が必要

 

 私は、「防災倉庫を建てる時は、発注して、工場で完成させた倉庫をトラックで運んで、それを置いて終り」と思っていた。しかし今回、防災倉庫を建てるには、市役所とのやりとり(「槍」で闘って(補助金)を「獲り」する)苦節3年の苦労が必要であった。臥薪嘗胆の3年間であった。必要な防災倉庫を建てるには、大垣市役所危機管理室と槍で戦う気力が必要である。

 そうでないと住民の命が守れない。安心安全な街づくりができない。それがやっと体験して分かった。問題があり、何かを変えようと思うならら、1年交代の自治会長では、それが実現できない。改革をするなら自治会長役は、任期が最低4年が必要だ。防災の取り組みに対して、大垣市は劣悪な環境だ。まさにお役人根性の弊害である。

 その闘いが終わって、やっと現物の組み立てが始まった。

 

久志能幾研究所通信: 石田大垣市長、市民を「猿」扱いして防災費を騙す

久志能幾研究所通信: 大垣市、命を軽視。防災倉庫の建設に苦節3年

 

 今回は、やっと補助金が下りて、倉庫を発注し、実際に倉庫を組み立てた過程を紹介する。私もその組み立てを見聞するのは、初めてである。

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2024-07-23  久志能幾研究所通信 2886号  小田泰仙

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2024年7月10日 (水)

防災倉庫の提案  空家の有効活用

 

 当町内は、公園があるので防災倉庫を新たに置く場所の選定には困らなかった。しかし周りの町内には公園のない街もあり、防災倉庫の設置に困っている例が多々ある。

 それで思いついた案が、空き家の利用である。当町内でも少子高齢化で、この20年で空き家が20%も増えた。人が減っているので、その活用は難しいが、その家を防災倉庫代わりに使う手もある。

 それには、行政の補助がないと難しい。空家でも一軒家を借りるとなると、月に数万円は払わねばならぬ。年間で数十万円となり、年間の会費収入60万円程の自治体では無理がある。

 屋根付きの車庫を借りても、月に1万3千円ほどかかる。年間で15万円ほどの賃料が必要で、平均的自治会レベルでは、大きな負担で払えない。10年もかりれば総額150万円になってしまう。

 

空家の借り上げ

 行政が防災の整備として、空家を借り上げて、各自治体に提供するという案である。そうすれば必要な資金も限定的である。その対象は、大垣市内の中心部で、防災倉庫を建てる公園のない町内のみに限られる。

 行政も別途、防災倉庫を建てるための補助金を出すより、既存の空家を活用したほうが総合的によい運営となるだろう。大垣市は防災に力を入れているというイメージアップにもなる。

 

2024-07-09  久志能幾研究所通信 2875号  小田泰仙

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2024年7月 6日 (土)

大垣市、命を軽視。防災倉庫の建設に苦節3年

 現有の町内の小型の防災倉庫内は雑品が一杯で、防災備蓄品を入れる余地が全くない。災害が頻発する昨今、今ある小型防災倉庫を大型の防災倉庫に建替える計画をした。やっとこの7月4日、防災倉庫を建てられた。ここまでに苦節3年の苦労があった。

 その過程で、大垣市行政の矛盾と不合理を目のあたりにした。

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 左側の倉庫が新設大型倉庫 (旧の倉庫の3.9倍の容量)

    右側は旧の小型防災倉庫(後日撤去予定)   2024年7月4日

今回の防災倉庫建設の過程で判明したこと。

 大垣市は危機管理体制が不十分、

 大垣市役所内部署の縄張り意識が強く、市民の自衛活動を妨害、

 大垣市役所は市民の命を軽視、

 大垣役人の防災意識レベルが低い、

 危機管理室は市民の命のことを無視、

 役人は、人命より自分達で決めたルールが大事、

である。まさにそのレベルの低さに嘆くばかりである。

 本来なら、市民の命を守るため、防災倉庫は行政が準備すべきと思う。自治会は、行政がやってくれないので自衛のため防災倉庫を建て、そこに防災用品や備蓄品を用意しているだけだ。政治の貧困の現れである。

 

無駄金の強要

 防災倉庫を建てようと、お役所の言う通りに動けば、その建築確認で30万円を無駄にふんだくられる。防災倉庫を建てるには、一級建築士にその建設可否の確認を依頼せねばならぬ。

 懇意の一級建築設計士の助言で、新規の防災倉庫を「増設」にして、後日、旧倉庫を撤去することにすれば、建築確認は不要であることが分かった。しかしそれをお役所は教えてくれなかった。なぜ市役所はその助言をしないのか。

 

市民イジメ

 防災倉庫購入の申請は、前年度の半年前に、予備申請をしておかないと、当年に補助金が下りない。そのため、私の自治会では1年が無為に過ぎた。たかが15万円の補助金を授けるにあたり、市役所は偉そうな態度で補助金のお下げ渡しである。もともと我々の税金なのだ。

 大垣市として、15万円×500自治体=7,500万円の防災備品の補助金予算である。一自治体の15万円などは誤差範囲であるはず。それを形式的な愚民政策で、1年前に計画して「お殿様、補助金をお下げ渡しください」と概算予算申請をせねばならぬ。その手続きを踏まねば補助金は下りない。

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時代遅れの大垣市行政体制

 この情勢変化の激動の時代、時代遅れの政治である。予算作成時、まず防災の予算を確保して、必要な申請をした自治会に臨機応変に予算を配分すればよいだけなのだ。そうすれば、概算要求という手間が省けて、業務改革ができる。

 大垣市の危機管理室は、無駄な手続きを作り、自分達で無駄な仕事を作り、大垣市行政を非効率で質の悪い行政にしている。

 大垣市の令和6年度の全体予算は1780億円である。そのうちの15万円が出せないと言う、全自治体でも総額7,500万円(たったの0.04%)である。その比率の少なさで、大垣市の無気力が露見している。

 大垣市は市民の命を守るための予算には吝嗇である。それでいて自分達の御殿(市庁舎)は県下一豪華である。大垣市は、市民の命軽視、自治会イジメ、市民イジメである。

 

補助金額を増額

 私は危機管理室のT室長と各1時間、2回の打ち合わせして粘った結果、「年間15万円の補助金」「2年間で30万円の補助金」に変更になった。1年目で30万円の補助金をもらうと、翌年は補助金ゼロである。増額と見せて、実質的に市役所の出す総費用は増えない。人を馬鹿にしているが、一時に85万円の倉庫を購入する時にはありがたい処置である。

 しかし、そのルール変更の内容を危機管理室は公開していない。一般の人は、今でも年間15万円しか補助してもらえないと思っている。なにかおかしい。

 

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予算のやり繰りで苦労

 大垣市の平均的な規模の自治会(約100世帯)では、年間の自治会費の総収入は約60万円である。その予算規模で、一時的に85万円の倉庫の購入費用を捻出するのは、大変である。倉庫購入等の一時的な大型投資の場合は、行政の補助金制度を見直すべきだ。

 年度の町内防災備蓄品の更新や新規防災備品を買うだけでも、年間15万円の補助金だけでは足りない。その状況で高額な約85万円の倉庫など、並の苦労では買えない。

 

四角四面

 「公園に防災倉庫を設置する場合は1台のみ」という「公園みどり課」の厳しい掟がある。そのため設置場所の選定に苦労をした。何度も市役所に足を運んだ。。役所の人間は四角四面の約束事を押し付けてくる。市民の命より、役人どもが自分達で勝手に決めたルールが大事と、それを市民に押し付ける。

 災害時の緊急事態を想定してるのに、論理が本末転倒である。これだけ自然災害が頻発しているのに、その対応が泥縄である。情けない。ルールは(状況により、市民の為に)変える必要がある。今の役人は保身第一のため、市民の危機状況が分からないようだ。

 

大垣市への要望

 防災倉庫等の大型投資(自治会にとって)には、特別の補助金制度を作って欲しい。今回、大型の倉庫にしたが、将来的にはこれでも容量的に足りない。

 防災倉庫用の土地の利用には、建築確認の費用の補助とか、優先利用を検討して欲しい。

 防災備蓄品への補助金を増やして欲しい。

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2024-07-05  久志能幾研究所通信 2873号  小田泰仙

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2024年5月 9日 (木)

大垣市役所案内ロボット、受付嬢の笑顔に勝てずクビ

 

  2020年、大垣市前市長が鳴り物入りで大垣市新市庁舎に導入した案内ロボット君はいつの間にか、お払い箱になっていた。今でも大垣市庁舎内の案内をしてくれるのは、気配りがある受付嬢である。出向くと笑顔で迎えてくれる。

 そもそも新市庁舎の顔である受付嬢を案内ロボットに代行させようと考えることが浅はかである。IT音痴で、現場に無知なエリート、世間知らずが考えることである。今の技術レベルでは、案内ロボットの仕事は使い物にならない。それは、常識ある人なら導入前に分かること。これは前市長が無駄なIT化を盲信して、税金を無駄遣いした愚行であった。

 

 人間様の受付嬢は、市庁舎の入り口から入ってくる人を、その姿から一瞬で素性を見抜く。これは今のAI技術レベルではとても太刀打ちできない。その能力で、行動を一番よく判別できる人種は自治会長だという。自治会長は真剣な面持ちで受付窓口に真っ直ぐに突進してくるという(笑)。

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   岐阜新聞  2019年4月26日   岐阜新聞のヨイショ記事

 後方の議員たちは、忖度で拍手喝さいのヤラセ演技をしている。お笑いである。記事は恥ずかくて読む気もならないレベル。岐阜新聞は御用新聞だ。読者はこんな洗脳記事にも金を払っているのだ。これを踏まえて、しっかりと大垣の未来を考えよう。

 これは読者(大垣市民)への「洗脳報道」である。「お殿様は偉いのだ」と大本営発表と同じである。そうやって市長と岐阜新聞は市民を油断させて大垣市を没落させ続けた。大垣没落には、岐阜新聞の責任も大きい。太平洋戦争でも、新聞が戦争を美化し煽った黒歴史がある。新聞が大本営発表をそのまま報道する。批判記事は全く書かない。その末路として、先の大戦で国土が灰に帰した。

 マスゴミはその反省もせず、今も過ちを繰り返し続けている。だからこの20年間、岐阜新聞は大垣市長の忖度記事ばかりで、それが一因で市民が気が付かないうちに大垣が没落した。それは大垣だけでなく、日本全体でも同じで、失われた30年が生まれた。国民が日本の政治の腐敗ぶりとマスゴミの偏向報道に目を覚ます必要がある。このままでは日本は地獄に堕ちる。

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参考 久志能幾研究所通信;

大垣市役所の案内ロボットは上から視線・平成猿芝居、無能で左遷、不貞腐れ、IT音痴

創造とは、生存を賭けた血みどろの闘い

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何時もこの場所に鎮座するだけの案内ロボット 大垣市庁舎南玄関

仕事がないのです......😿

  ‎2022‎年‎2‎月‎14‎日、‏‎14:49:

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 案内ロボットが左遷されて姿が消えた後 大垣市庁舎南玄関  2022年4月14日

 受付の主人公は受付嬢です。

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    案内ロボットが異動 大垣市庁舎 北口  2022年4月15日、11:18

   窓際に左遷されました。

   2024年現在は、外部団体のある施設に出向させられたとか......

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会社の守衛

 私の父は紡績工場の守衛であった。たかが守衛、されど守衛である。それは会社の顔でもある。その工場を代表して、最初に工場に訪れる客に接するのが守衛(警備員)である。また工場内の社員の出入りの全て顔や身なりを見て、それに対応している。不審者を工場に入れるわけにはいかない。またどの課長や部長が何時入り、何時出て行ったかを覚えている。それが仕事だからだ。守衛は単に門で座っているだけの存在ではない。

 事件があると、工場のエライさんから真っ先に守衛室に問い合わせがくる。また工場内の女子寮には数百人の若い女工さんが住んでいる。不審者が女目当てで塀を乗り越え、侵入する事件の多くあった(60年前の話)。だから守衛として門を守るだけでなく、預かっている娘さん(女工さん)を外からの侵入者から守るのも大きなお役目である。まるで四天王のお役目である。工場の自衛隊としての警察、警備員である。だから、たかが守衛ではなく、怖い存在である。

 私は守衛の本質を母から父の仕事内容を教わっていたので、自分が前職の会社に勤めていた時は、守衛室(今は保安室に名前が変わった)の人にはいつも一目を置いて、接していた。

 

母の教え

 その母からの教えの一つは、会社員の自分が出張で外に出たら、会社の代表として振舞えという教えである。「男は外に出れば7人の敵がいる」である。今振り返ると、凄いことを教えてくれた女傑の母であった。

 自分の服装、食事、態度でその会社のレベルが知られてしまうという。「勤める会社のレベルに見合った行動を取れ」と言われた。出張先の会社や講演会場で、自分の姿と行動が観察されている。出先の食事でも、出張で食費が支給されているから、それに見合った値段の食事を取れと教えられた。ケチって安い食事をとると、世間から「あの会社は、あの程度しか食費を出さない貧乏な会社」と思われてしまい、自分の会社の評価を下げるのだ。

 だから私は出張時には少し奮発して良い食事をした。それが肥満の原因? お金は人生劇場の入場料だ。それをケチッるのは、キセル人生と同じだ。

 

大垣市役所の受付嬢

 大垣市役所の受付嬢も上記との同じ役割である。市役所には血相を変えて突撃してくる市民も多いとか。その御仁が、行く部署が分からず、迷う時に親切に案内をしてくれるのが、受付嬢である。

 その優しい案内嬢が怒り心頭になるのが、たらい回しである。来訪者の用件を聞き、電話でその部署に問い合わせても、別の部署を紹介され、またそこからもたらい回しをされることが頻繁にあると言う。役所でたらい回しをされるのは、市民だけでなく、一番の被害者は受付嬢である。それをにこやかな笑顔で、怒りの市民と冷静に受け答えするのは大変な仕事だ。頭が下がる。

 

ロボット君の末路

 そんな気を配る必要がある激務を4歳の頭脳レベルの案内ロボット君がこなせるわけがない。だから案内ロボット君は、前市長のコネで入庁?したが、わずか2年で左遷され、クビになった。この2年、ロボット君の出番は1日に1度あるかないかであった。私は案内ロボットが動いている姿を一度も見ていない。

 私だって、そんな無機質な案内ロボットに聞くより、親切な受付嬢に行き先を案内してもらう。人として当たり前の話だ。最高学府卒の前市長はそれを理解できなかった。エリートは現場に無知である。そんな人が市長となれば、大垣が没落するのは必然であった。

 高学歴に目がくらみ、それで市長を選んだ市民にも責任がある。日本人は学歴偏重主義から目を覚ますべきだ。その末路が、現在の国会議員の裏金問題で、日本政治の崩壊である。

 

Pepper君の末路

 そういえばソフトバンクのPepper君も、リストラ対象となり、リース更新をしてもらえず、姿を消しつつある。孫さんも頭は切れるが、どこか抜けている。合理的に考える人は合理的にしか物事を考えられない性である。世の中は合理的だけではうまくいかない。

 

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観音菩薩様の悩み

 受付嬢は一瞬にして市庁舎に来た衆生の悩み(音)を観る。そして親切に笑顔で案内してくれる。まるで観音菩薩様のようだ。観音菩薩様は、来庁舎を訪れる善良なる衆生を救う。それでいて市庁舎を襲う外敵を見分ける四天王の役目も負う。その観音菩薩様や四天王でも、ヒラメ主義が染み込んだたらい回し役人には手を焼いている。敵は外からくるのではなく、「敵は本能寺」である。ヒラメ習性のある衆生、度し難しである。

 身内の敵が「忍法たらい回しの術」を仕掛けてこれば、手も足も知恵もない案内ロボット君はなす術がない。移動車輪が空回りするだけだ。

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 馬場恵峰書

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 松本明慶大仏師作  聖観音菩薩像

 

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 高野山 中門の広目天 開眼法要後 2015年4月25日

   松本明慶大仏師作 

 足元の邪鬼の姿は前面の柵のため良く見えない。

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  高野山 中門の持国天 開眼法要後 2015年4月25日

   松本明慶大仏師作 

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2024-05-09  久志能幾研究所通信 2857号  小田泰仙

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2024年5月 6日 (月)

大垣「優良自治体」は無為無策無考、生贄だから

 

 大垣市からの指示、依頼(例:寄付金依頼)に従えば、だれでも優良自治会の自治会長として表彰される。自治会長の能力も実績も関係ない。

 優良自治会になるには、自治会を良くしようと運営方法を変えようとしてはダメ、それを考えてもダメ、市役所の指示通りに盲進する。町内の金持ちに少し余分に寄付を出してもらう。それだけで優良自治体の自治会長として表彰される。お役人に美味しく食べてもらえる。そうしたらご褒美で表彰である。

 

白いカラスの宮仕え

 それは民間企業の宮仕えでも同じである。会社を変えようとか、業務変革を考えては、出世出来ない。古い会社には古狸の利権者がいる。古狸は長い間、因習に耐えて今の職位を獲得したのだ。彼にはその体制を壊そうとする輩は、自分の立場を崩壊させる敵だから排除しようとする。世間の冷酷な掟である。

 だから会社で偉くなりたかったら目立たず、ひたすらヒラメになって上司に仕える。上司が「カラスは白だ」と言ったら、白と言わねば飛ばされる。「カラスは白」と平然とオウム返しできる面の皮の厚い人が出世できる。「カラスは黒だ」とは、定年後に言えばよい。

 しかしそれに反比例して会社は衰退し、末路は消滅である。私の前職の会社がそうだった。名門であったが創業65年で定年退職のように市場から名前が消えた。名目は対等合併であったが、実質は吸収合併であった。経営決断のできないヒラメ役員が跋扈した末路である。

 

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     馬場恵峰書

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企業合併

 合併とは、合併後の資本比率で、1%でも比率の多い方が人事権と支配権を握る。人事権を失った側の社員は悲惨である。現在の三菱UFJ銀行(その前は三菱東京UFJ銀行)も東海銀行も吸収合併されて、元東海銀行の行員は人間扱いされなかったという噂がある。東京銀行など今は影も形もない。弱肉強食の普遍的な姿である。

 

長期独裁政権

 大垣市市役所も同じである。無能な独裁者が長期にわたって権力を握ると、部下はヒラメにならなければ、生き残れない。逆らえば左遷である。部下にも家庭がある。家族を路頭に迷わせるわけにはいかない。

 なぜ役所のやり方を変えてはいけないか。何故ならその仕組みで、利権を貪っている古狸議員が跋扈しているからだ。犬でも食べている餌を取り上げると、怖ろしいほどの勢いで噛みついてくる。それと同じである。

 ゴミ袋有料化一つをとっても、保管倉庫建築業者の利権、有料ごみ袋販売店の許可する利権、袋印刷業者の利権、等と多くの利権者が群がっている。一度議会で決めれば、それを覆すには、多くの議員の利権者が猛反対する。

 

 ゴミ袋有料化は利権の問題で、ごみが増えたから実施されたのではない。大垣市では、ゴミが20年前に比べて、3割も減っている(公式資料で)。私の街も少子高齢化で2割も住民数が減っている。それでゴミ量が増えるはずがない。

 私がゴミ袋有料化の説明会で、役人に問い詰めたら、M町の会計事務所所長であるT自治会長が、私の正論の妨害をした。同じ仲間なのに市役所について裏切りである。彼は市役所の監査の仕事をしており、それで利権を得ている。だから私の正論を出しては困るのだ。彼にとって大垣市役所は大事なお客様であり、違法な利益をチューチューと吸えるのだ。

 

 そういう環境でお役所は安泰であり繁栄して、県下一豪華なお城(市庁舎)を建てることができる。役人給与もお手盛りで一般市民の2倍をもらう。その資金は税金、寄付金、裏金である。それに反比例して市民は貧乏になり、大垣市は衰退していった。この20年間で、大垣市の価値が半分以下になった。このままでは、30年後に大垣市は消滅都市になるだろう。

 都市の市場価値と興亡度は、都市の公示地価とその変動で示される。

 市場は神の如くの評価をする(松下幸之助翁談)。

 

対策

 議員はすべて利権でつながっている。その解決策は、古い因縁に縛られた議員の総入れ替えしかない。

 そのためには市民が意識を高めて、正しく現状を把握して、悪の議員に投票しないようにするしかない。遠回りだが、それが一番の手である。そして多選を許さない。いくら優秀な人でも多選となると、老い、独裁政権となり、必ず腐敗する。それは歴史が証明している。大垣市長の5選、20年間の独裁政権が悪例である。それで大垣は没落した。なにも考えないで、現役市長に投票した市民の責任である。

 

大垣市の公示地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 中部地区の他市はリニア景気に沸いている。大垣市は蚊帳の外。

 

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

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大垣市の地価  下落が止まらない

 

   大垣市地価平均   前年比変動率

            1m2当たりで

 2001年   124,222円   -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年   108,425円     -10.10%    下落

 2003年    96,470円    -9.65%    下落

 2004年    83,482円    -8.56%    下落

 2005年    73,836円    -7.04%    下落 小川敏市政2期目

 2006年    72,277円    -4.20%   下落 

 2007年    68,535円    -1.85%   下落

 2008年   69,942円    -0.16%   下落

 2009年   71,687円    -1.40%   下落 小川敏市政3期目

 2010年   67,237円    -2.82%  下落

 2011年   65,702円     -2.36%   下落

 2012年   63,941円    -2.41%   下落

 2013年   63,216円    -2.13%   下落 小川敏市政4期目

 2014年   61,898円    -1.31%   下落

 2015年   61,495円    -0.78%   下落

 2016年   60,585円    -0.57%   下落

 2017年   60,692円    -0.50%    小川敏市政5期目

 2018年   61,540円    -0.39%   下落

 2019年     62,036円     -0.47%     下落 

   2020年     61,718円     -0.55%   下落 

 2021年     60,993円     -1.24%   下落 石田仁市政1期目

 2022年     60,683円    -0.81%  下落

 

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

 

2024-05-06  久志能幾研究所通信 2856号  小田泰仙

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2024年5月 1日 (水)

大垣市長の狂気、非国民の偽市民を優遇、市民を冷遇

 

 この4月1日、大垣市は市功労者をスイトピアセンターで表彰した。その中で、優良自治会が表彰された。

 それで興味が湧き、その自治会長に何か特別の活動をしたのかと聞くと、何もやっていないという。大垣市からの指示通り、自治会を運営したという。その自治会では自治会長は1年交代である。自治会長職を1年交代で回しては何もできない。訳の分からないうちに1年の任期が終わる。

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  広報おおがき  2024年4月1日号

    2列目に優良自治会表彰

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 本件に疑問を感じ、大垣市「街づくり推進課」に出向き、担当者に問い合わせたら、担当者とその係長が即答できず、後日、回答するとのこと。後日、電話があり、下記を説明された。

 

「優良自治会」の表彰基準

〔自治会寄付金総額〕÷〔大垣市指定寄付金総額〕の数値順位が上位

   大垣市指定寄付金総額=指定寄付金額×町内住民世帯数

 要は、一世帯あたりの寄付金額が多い自治会を表彰である。

 誰か特定の人が多めに寄付を出せば上位になれる。

 

 大垣市の自治会への(半強制の)募金額は、一世帯当たりで、共同募金400円、みどりの募金100円、カーネーション募金70円、八幡神社募金100円、護国神社募金100円、護国霊園募金100円、蛭子神社募金、常盤神社募金等である。他に赤十字社の社費500円、連合自治会費用1000円(敬老会費用、婦人会費用、消防団費用等)で、合計1年に一家庭で2000円を超える。

 

大垣市は寄付金に依存体質

 その集金率の順位の高い自治会が大垣市から表彰され、大垣広報に掲載される。大垣市は寄付金依存度が高く、人の金を当てにして、放漫経営である。

 自治会長が、大垣市からの寄付依頼をそのまま町内に流せば、寄付金の名目で見えない税金を巻き上げたい大垣市の思うつぼだ。本来、市民税で大垣市の予算を組んでいるのだから、その中でやりくりするのが正道だ。他の都市はそうしている。

 大垣市の寄付金依存度は岐阜市の10倍、高山市の85倍、刈谷市の400倍である。 

 過去の小川敏の黒歴史では、2018年の猛暑のおり、豊田市の小学生が熱中症で死亡した事件があった。その時、大垣の小中学校ではエアコン設備率が2.1%しかなく(岐阜県内他市は100%)、慌てて対応しようとしたが、間に合わなかった。最後は国に泣きつき3億円の予算をもらったというお粗末さであった。大垣市は寄付金で7億円もかせいでいるに! 要は市長に大垣市を経営する能力がないのだ。

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久志能幾研究所通信: 磨墨智572. なぜ?なぜ?と5回言おう (enjoy.jp)

 

 つまり自治会内に金持ちが多く、大垣市からの要請に対して、言われるがままに出し、さらに少し多めの寄付金額を出した自治会が表彰される。

 自治体活動で、自治会入会率、公園草取り実施率、防犯率、交通安全、防災準備率の高さ、等は全く考慮されず、大垣市が指定する寄付金総額に対してだけの評価で、多くのカネを寄付した自治会が市功労者として表彰される。

 優良自治会では、自治会長の能力は問われない。従順な羊のような自治会長がいる自治会が良い自治会である。大垣協賛党にとって、白い羊も黒い羊も、カネを沢山寄付する羊がよい羊である。中国共産党と体質は変わらない。

 

よい都市とは

 そんな政策でよい都市が作れるのか? それを信じて推進していればお笑いである。大垣市の街づくりの実行部隊名は、「街づくり推進課」だが、「街ぶっ壊し推進課」のほうが似合っている。実際に大垣市は衰退の一途である。

 それを端的に表すのが、大垣市の公示地価の推移である。大垣市の公示地価は、22年間下がり続けている。公示地価は市場の評価であるが、市場は神の如くの評価をする。だから公示地価は行政の通信簿である。

 私がその評価者なら、自治会入会率、公園草取り参加率、防犯対策率、町内安全対策率、防災準備率、町内のお店の繁盛度等の総合評価で決める。

 

実情

 表彰された自治会は、高級住宅地にあり、外車を所有している裕福な家庭が多い。

 外車(ベンツ、BMW,FW等)の高級外車を買うと、3人分の雇用が日本から無くなる。囲碁でいう「出入り」を考えると、日本から6人分の雇用が喪失している。要は外車を買う人間は、日本経済を支えている自動車産業の足を引っ張る非国民である。繊維産業、電器産業、電子産業が潰れれたいま、自動車産業は唯一の大きな基幹産業である。

 

駅前マンション問題

 大垣市は駅前マンションを建てる際、自治会設置要件は不要にして、駅前マンション建設をごり押ししている。それは前大垣市長、現大垣市長の陰謀である。要は大垣の人口を増やしたいための裏技の方策である。

 しかしそれでは、駅前マンション住民には大垣市民であるとの自覚が出ない。大垣駅前のマンション建設は、大垣市の思惑で無条件に進められ、自治体組織の結成は無視された。

 駅前マンションの駐車場には、前述の高級住宅地と同じく、外車の高級車が並ぶ。また電車で他市に通勤する住民が多く、買い物も名古屋市であり、生活基盤が岐阜市や名古屋市である。要は駅前マンション住民は非国民の偽市民である。

 駅前マンションには自治会組織がないから、駅前マンション住民は、社会福祉協議会費、共同募金、赤十字社の社費、緑の募金、神社等への募金、連合自治会への協賛金等は払わない。

 駅前マンションに1億円のペントハウスを2個も所有している同級生(元大企業の社長)でも、その分担金は払っていない。駅前マンションは自治会組織がないからだ。それでも罰則規定はなく、各種の行政サービスは普通に受けられる。だから、大垣市行政のでたらめさと不公平さに怒り心頭である。それに上乗せの優良自治会の表彰である。

 大垣駅前がマンションだらけになれば、大垣は滅亡である。

 その都市の駅前にマンションと予備校が立ち並ぶと、その街は衰退の兆である。マンションと予備校では、商売のための人は集まらない。商店街の滅亡である。

 現在、大垣駅前通りは幽霊通りとなり、人通りがない。大垣市の公示時価はこの20年で半値以下に暴落した。前市長小川敏が始めた愚策が20年経ってボディブロ―のように効き始め、大垣の衰退がはじまった。現市長石田仁も無為無策で、大垣の復活はまだ先である。

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反省

 単に50年前に学校で記憶力だけが良かった人物を選挙で選ぶと煮え湯を飲まされる。今現実に飲まされている。それは裏金問題で跋扈している国会議員も同じだが、地方都市の長でも同じである。間違った選択をすると、自分達に火の粉が降りかかる。心して人物を観て、耳を洗い目を拭って、正しい人に選挙で投票をしよう。

 

 一国は一人を以て興り、一人を以て亡ぶ

 
       蘇洵「管仲論」の言葉

  

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御手盛り

 役人どもは市民生活に惨い扱いをするが、自分達は豪華な城(新市庁舎)に居座り、住民を下級市民として見下している。御手盛りで自分達の手当を上げ、一般市民の約2倍の給与をもらっている。役人どもに市民の痛みは分からない。そして裸の殿様からのお通達で、市民に寄付を強要する。人の金だと思い、使い方がルーズである。上級市民にはカネに余裕があり、寄付金を少し余分に出せば、表彰される。真面目な市民を馬鹿にしている。

 

大垣市は岐阜市の10倍、刈谷市の400倍も寄付金を強奪

参考  一般会計に占める寄付金比率比較 (例年あまり変化せず)

  令和2年度一般会計

       収入     うち寄付金額  比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1,790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円    0.02億円   0.003

 

市庁舎費用比較   大垣新市庁舎の建設費は、県下一豪華

       人口   新市庁舎費用   市民一人当たり負担

 大垣市   159千人  126億円    79千円(県下一)

 岐阜市   406千人  266億円    65千円 

 各務ヶ原市 145千人   83億円    57千円

 多治見市  107千人   52億円    48千円

 

 

大垣市の公示地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

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大垣市の地価  下落が止まらない

     大垣市地価平均   前年比変動率

                       1m2当たりで

 2001年   12万4222円    -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年   10万8425円    -10.10%  下落

 2003年   9万6470円     -9.65%  下落

 2004年   8万3482円     -8.56%  下落

 2005年   7万3836円      -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年   7万2277円      -4.20%  下落 

 2007年   6万8535円     -1.85%  下落

 2008年   6万9942円     -0.16%  下落

 2009年   7万1687円     -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年   6万7237円     -2.82%  下落

 2011年   6万5702円      -2.36%  下落

 2012年   6万3941円      -2.41%  下落

 2013年   6万3216円      -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年   6万1898円     -1.31%  下落

 2015年   6万1495円      -0.78%  下落

 2016年   6万0585円       -0.57%  下落

 2017年   6万0692円      -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年   6万1540円      -0.39%  下落

 2019年   6万2036円        -0.47%   下落 

   2020年    6万1718円          -0.55%    下落 

 2021年     6万0993円      -1.24%  下落 石田仁市政1期目

 2022年     6万0683円     -0.81%  下落

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

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2024-05-01  久志能幾研究所通信 2854号  小田泰仙

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2024年4月11日 (木)

大垣の末路、灰色のサイ暴走、市民虐待、街はスラム化

大垣市長の莫夢は人口増、ステレス増税

 

 灰色のサイ

 大問題に発展する可能性が高いのに、軽視されているリスク(例:大垣市政の無為無策、駅前マンションの無計画建設)を表現した言葉英語表現を日本語読みして「グレーリノ」とも言う。

 普段はおとなしいサイであるが、いったん暴れだすと猛威を振るさまに由来する。 米国の作家ミシェル・ワッカー氏が著書で初めて用いた。

 

大垣市の末路

 大垣市で灰色のサイが暴れ始めている。今でも悲惨であるが、更にあと20年も経つと、大垣の産業は更に衰退し滅亡する。20年などアッと言う間だ。前市長が君臨したのは、つい20年前からだ。

 大垣市では人口が減り、産業が衰退し、マンションがスラム街化する。マンション住民も歳をとり、若い人はそのマンションには住まず、もっと良い建屋や郊外に家を求めて出て行く。だから20年後はマンションは老人だらけとなる。マンションの建て替えは困難を極める。だからスラム街化が更に進む。

 もともと駅前のマンション住民は、名古屋、岐阜に通勤する住民が多い。駅前のマンション住民は、税金や消費等のカネを大垣市に落とさず、市民サービスだけを受ける負の存在だ。マンション受民は、多くが名古屋や岐阜に勤めているので、大垣市民との自覚が少ない。

 大垣市行政が、市長の意を受けて駅前にマンションを林立させた。大垣市の役人は、市長の顔色を窺うヒラメばかりである。カネを生む駅前商店街を潰し、産業を育成せず、カネがかかる住民ばかり増やせば、大垣市の未来は地獄である。

 大垣前市長は目先の人口増しか目に入らなかった。後任も同じ考えのようだ。50年前の学校の記憶力の優秀さだけが取り柄で、たまたま前々市長が急病で倒れ、めぐり合わせで市長になれただけ。それから、20年間も無為無策で市政に暴君として君臨して、無謀な夢を実現させた大垣市の末路である。

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人口減

 大垣市長がもくろんだ人口増計画は、予想を更に下回って2倍の速度で人口が減っている。

 「大垣市未来ビジョン」計画 年222人の減少 (2010年~2030年)

           実績 年500人の減少 (2010年~2020年

  当たり前だ、いくら葉っぱや花を増やそうとしても、根を育てないと、花は咲かないし、葉も育たない。大垣市の根である産業を育成せず、繁栄などできるわけがない。大垣の産業育成に関し、大垣前市長は無為無策、無能であった、今の現市長も無為無策である。

2023年4月18日 (火)  久志能幾研究所通信

大垣市、ヤブ医者の餌食に、衰退ガンにさせられた

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大垣市の地獄絵

 大垣市長の莫夢の実現で、大垣駅前にマンション建設は進んだ。その一方、この20年間で、大垣駅前商店街の60%がシャッターを下ろした。20年前には、商店街の閉店率が20%であったのが、現在はその閉店率が80%で、すっかりシャッター通り、幽霊通りになり果てた。昼間は人気がない。

 だから大垣市は、周りの都市がリニア景気に沸いて、公示地価が上がっているのに、大垣市はこの20年間で、半値以下まで暴落している。持ち家の市民には不動産価値が目減りして、地獄絵である。

大垣市長の野望

 大垣市長は先代も現役も、市民生活を蔑ろにして、人口増を図るため、駅前にマンション建設を強力に推進してきた。

 前大垣市長の実家のある町内の知人が、立ち話で大垣市長に大垣市の長期展望を聞いた。答えは、

「駅前通りにマンションを林立させ大きな住宅の街にして、人口増を図るのが夢だ」

 その計画はこの20年間で、隠密に進められてきた。その一環として、「大垣市中心市街地活性化基本計画」(令和3年4月~令和8年3月(5年))と大々的に公言し、計画を推進した。その結果は掲げた目標値とは真逆で、衰退が加速して、悲惨極まりないが、大垣市は成果にはしっかりと口をつぐむ。その結果、大垣駅前商店街は衰退し、マンションが林立し、予備校が建ち並び始めた。大垣市の公示地価は半値以下に暴落した。

 駅前にマンションが林立し、予備校が建ち並び始めれば、灰色のサイが暴れ出す前兆である。

 

マンション住民の自覚

 マンション住民は、大垣市民であるとの自覚がない。大垣駅前のマンション建設は、無条件で進められ、自治体組織の結成は無視された。だから駅前マンション住民は、社会福祉協議会費、共同募金、赤十字社の社費、緑の募金、護国神社への募金、八幡神社への募金、敬老会への協賛金等は払わない。

 駅前マンションに1億円のペントハウスを2個もっている金持ちでも、その分担金は払っていない。その不払いに対して、なんの罰則規定もない。大垣市長からの特別待遇である。

 

市民への虐待

 今までは資源ごみの回収の自治会活動に対して市からの平均的な自治体(約100世帯)への報奨金が約17万円あった(2002年)。それが20年間に、少しずつ減らされて、現在2024年度は2万円にまで激減している。さらにゴミ袋有料化で、一家庭当たり7千円程の負担増となり、差し引きで約9千円余の負担増(実質増税)となっている。

 

社会福祉協議会費

 大垣市の一般会計で、社会福祉費用として1億6千万円の予算がついている。それに上乗せで、さらに自治会に対して社会福祉協議会費(一家庭300円)の請求が来ている。さらに連合自治会から社会協議会費の請求(100円)と3重の課税である。

 駅前マンションは自治会組織がないので、この会費は払わずに済んでいる。それでも罰則規定はなく、各種の社会福祉サービスは受けられる。なにかおかしい。

 

御手盛り

 役人どもは市民生活に惨い扱いをするが、自分達は豪華な城(新市庁舎)に居座り、住民を下級市民として見下している。御手盛りで自分達の手当を上げ、一般市民の約2倍の給与をもらっている。役人どもに市民の痛みは分からない。そし殿様からのお通達で、市民に寄付を強要する。

 

 お役人は50年かけて、寄付、社費、会費等の錬金術を駆使して、なおかつお手盛りで給与を上げ、成果を上げた。大垣の役人の年収は、市民のそれの2倍である。

 大垣市地方公務員の平均年収 670.3万円  (2022年)

 大垣市民の平均所得     323.1万円  (総務省2018年統計)

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参考  一般会計に占める寄付金比率比較 (例年あまり変化せず)

  令和2年度一般会計

収入      うち寄付金額 比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1,790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円    0.02億円   0.003

 

市庁舎費用比較   大垣新市庁舎の建設費は、県下一豪華

        人口   新市庁舎費用   市民一人当たり負担

 大垣市   159千人  126億円    79千円(県下一)

 岐阜市   406千人  266億円    65千円 

 各務ヶ原市 145千人   83億円    57千円

 多治見市  107千人   52億円    48千円

 

 

大垣市の公示地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

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大垣市の人口推移

2007年  166,960  

2008年  165,420  減少

2009年  164,680   減少  小川敏市政3期目

2010年  164,649   減少

2011年  164,306   減少

2012年  163,134   減少

2013年  162,859   減少   小川敏市政4期目

2014年  162,702   減少

2015年  162,157   減少

2016年  161,992   減少

2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

2018年  161,308   減少

2019年  161,123   減少

2020年  160,485   減少

2021年  159,359    減少 石田仁市政1期目

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2024-04-11  久志能幾研究所通信 2851号  小田泰仙

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2024年3月31日 (日)

統一協会もどき婦人会から脱会、戦後はまだ終わらず

 

 わが町内は、10年越しの懸案事項であった統一協会のような体質の連合婦人会から脱会できた。4年前、ご婦人たちの熱望で、婦人会からの脱会を試みたが、圧力に負けて脱会できなかった。その時は休会という形で妥協した。その後、情勢が変わり、今回一気呵成で脱会を決めた。めでたしめでたし。ご婦人の皆さんから大喜びされた。

 これはまるで、昔に統一協会に入会していた両親が子供を会員に登録し、その子が協会からの脱会に苦しんだと同じであった。今回、70年前の亡霊のような宗教団体から離脱ができたと同じである。戦後はまだ終わっていなかった。

 

現状問題点

 婦人会を休会としたため、統一協会本部婦人会との窓口が、男性の私となってしまった。無価値な仕事が増えた。しかしそれで婦人会の全資料に目を通せて、その実態がよく分かった。怪我の功名である。

 

 婦人会本部への上納金(年会費)が14,000円で、20年間で28万円の出費である。前市長は、自治会をつぶそうという意図があった。それで自治会への大垣市からの資源ごみ回収補助金がこの20年間で10分の一に激減された。その状態で、28万円の出費である。それはえげつない金額である。それだけの付加価値があるとは思えない。

 2002年度は、大垣市からの資源ごみミ回収報奨金が17万円であった。2024年度はそれが2万円に激減である。私の自治会の人数は、大垣市では平均的な規模である。

 この20年間で、大垣市の公示地価は半分以下に暴落した。大垣市民の所有不動産額が半減以下となった。50坪の土地を所有している市民は、約1千万円の損害である。

 大垣駅前商店街は80%が店を閉めた。約5千人の雇用が無くなった。20年前は、大垣駅前商店街の閉店率は20%であった。前市長が無為無策の無能政治をして大垣を没落させた。20年前は大垣は栄えていた。前市長の政治が大垣を滅ぼしたのだ。

 前市長の夢は、大垣市の人口を増やすこと。それで胸を張りたかった。そのための手段として、大垣駅前商店街を潰し、その土地に駅前にマンションを立て並べて、人口を増やすという狂気である。それで駅前マンション住民には自治会を作らなくてもよいとして建築の認可を増やした。前市長には、何事かに意見を言ってくる連合自治会が目障りであった。だから自治会活動に冷淡であった。

 小川敏が市長になって20年経ったら、大垣駅前商店街の80%が店を閉めた。駅前にマンションが林立した。そのマンションには自治会組織がない。前市長の思惑通りとなった。

 だから大垣市からの自治会への補助金は減らされ、ステレス増税の一本やりの政策ばかりである。そんな窮乏時代に、自治会として防災準備で金が要るのに、20年間で28万円の出費は無視できない。大垣市長の無為無策のせいで、大垣は没落し、大垣市の危機管理はノー天気である。だから自分の城は自分で守るしかない。城を守るためには金がいる。

 婦人会はその戦犯の大垣市長をヨイショしていた。

 

 マッカーサーの命令で、婦人参政権が与えられた。それから70年以上が経った。その過程で婦人会組織が出来たが、それが制度疲労破壊してきている。今はジェンダーフリーとかいう時代で、その存在が時代錯誤である。婦人会があるなら、なぜ主人会がないのだ。

  平日の昼時、木曽路などの高級和食店に行くと、婦人たちの豪華な会食ランチ会が大繁盛である。その場で男性は数えるほど。多くの亭主はその時間、会社で汗水たらして働き、500円ランチで過ごしている。そんな時代に婦人会活動は時代錯誤である。ちなみに私の現役時代の昼食は、社員食堂で210円であった。

 まさに「亭主 元気で 留守が良い」である。

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 婦人会主催のバザーとか物品斡旋は、会員のご婦人をタダでこき使う、人件費ゼロの商売である。それが大垣市内の商店の営業妨害となり、大垣市の商業の発展を阻害している。中国の奴隷扱いで作った商品の商売と同じである。

 

 その婦人会への上納金で、婦人会幹部が研修という名目で旅行に行って、その体験談を婦人会の広報に掲載している。要は漫遊旅行である。幹部は人の金だと思い、勝手に使っている。

 それは自民党女性局エッフェル塔姉さん事件(松川るい議員)の税金無駄遣い事件と同じ類である。

 

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 市内のお祭りで踊り大会があると、強制割り当てで、踊り要員として駆り出される。拷問である。まるで宗教団体の行事の強制参加と同じである。若い奥さんは踊りを知らない。まるで竹やりでB29と闘わされるようなものだ。

 

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  大垣踊り  2017年7月22日

    これも、婦人会からの強制割り当てで駆り出されているようだ。

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 婦人会主催の敬老会も、老人には実質的に拷問である。売名行為の来賓どもの長い長い挨拶。だから参加者は3割もいない。わが町内はたったの2割の参加である。それを幹部は老人が喜んでいると勘違いしている。参加率が老人の冷酷な評価である。

 その敬老会の会場準備に、高齢の自治会幹部が駆り出される。体育館の床に重いブルーシートを敷いての準備で大変だ。肉体労働で高齢者には拷問である。さすがに翌年度は、その重いブルーシート敷きはなくなった。

 婦人会幹部は、その間、涼しい顔をして過ごしている。

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婦人会主催の敬老会の実態

 敬老会が形骸化して一部の業者と一部の幹部だけの行事に堕落。

 敬老会行事が婦人会の自己欺瞞の会になっている。

 敬老会の行事が、政治家の宣伝の場になり、敬老者には苦痛。

 小川大垣市長も、議員も教育関係者も、敬老の意思はない。

 記念品、お弁当代だけで予算の9割が消える。業者だけが儲かる。

 その予算を回せば、1800円の商品券を対象者全員に配れる。

      今はそれが中間搾取され、8割の長寿者には名目800円の海苔(誰も喜ばない。実質400円?)しか渡されない。

 自治連合会や婦人会に改善を申し入れても、何か美味しいものがあるようで、絶対に改善されない。

 

 久志能幾研究所通信 拷問のような敬老会(1/5)長寿者の顔に泥

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8 婦人会の会長は、上から視線で、やる行事が良い事だと勘違いしている。婦人会の人を顎で使い、各種の行事を行い、会長の自己満足のための行事でしかないと私の目には映る。要は無駄遣いである。

 

9 この1年間、婦人会の行事に参加された町内の方はゼロである。それがこの存在の無意味さを示している。

 

退会での大騒動

 電話にて、婦人会会長に退会の意思を伝えたら、もう来年の予算に組み込んであるので困る等と散々ごねられた。粘って最後は渋々了承させた。退会入会の主体はこちらにある。本末転倒である。婦人会会長の女帝は裸の王様のようだ。時代錯誤も甚だしい。

 そんな婦人会会長が今年、大垣市の功労者として表彰される。連合婦人会会長が本当に大垣市の付加価値を上げることに貢献したのか。婦人たちをこき使い、いやいやな行事に強制参加させる。婦人たちは怨嗟の声を上げていた。それを功労者として表彰する。大垣市長がこんな思考だから、大垣市は没落したのだ。

 商店街組合理事長の小椋には、大垣市長の推進する大垣商店街没落作戦(元気ハツラツ市等)に長年迎合して、結果として商店街の60%を閉店に追い込んだ黒歴史があった。数年前、その戦犯が市民賞を授与された。この件はブラックジョークである。

 私の町は2020年度に、婦人会を休会扱いにして、今年度の2023年度にやっと脱会ができた。脱会に4年間も要した。まるで宗教法人の統一教会からの脱会の苦労のようだ。

 これは10年前に、皆さんから脱会の要望が出た時に脱会すべきであった。そうすれば会費の累計14万円が浮いた。それを防災予算に回せたはず。

 責任者はやったことだけでなく、やらなかったことにも責任が発生する。

 

 

2024-03-30  久志能幾研究所通信 2848号  小田泰仙

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2024年3月17日 (日)

赤十字、蛇の生殺し民は貧乏に、皇后陛下は飛龍に

 

大垣市での赤十字社の社費集金業務

 日本赤十字社の社費500円の領収書は、大垣市の職員が一軒ずつ名前入りの領収書を作成して、台帳に登録している。大垣市の世帯数は約7万世帯である。その一軒一軒の領収書を大垣市役所の職員が管理して発行している。官僚組織の無駄の最たるものだ。その分、無駄な人件費がかかり、市民税が高くなり、住民サービスは低下し、市民は貧乏になる。

 一軒の管理費用を年間100円とすると、大垣市だけで年間700万円の無駄づかいである。日本国益の損害である。日本全体の額を考えると、単純計算で約54億円の損害である。

 5419万世帯✖100円=54億円  (2023年の日本の世帯数)

 

 春になると500円の日本赤十字社社費の納入命令書が全自治会に届く。町民も自治会の班長が集金に回ってくるので、世間体の手前、出さないわけにはいかない。それを自治会役員が集金し、お役所に年貢として持参させられる(交通費は自費)。お上から、その自治会の世帯主名の入った領収書が人数分だけ下げ渡される。

 それを自治会役員が恭しく受け取り、持って帰り、町内の班長さんが各世帯に配って歩く。奥さんはその領収書を一瞥し、それは何の利用価値もないのでそのまま捨てる。旦那はそんな無駄なことが行われているとは露知らず。知らぬが佛どころか、知らぬが地獄である。

 

 日本赤十字社の社費集金の業務には、大垣市の役人の1人分の給与が無断で使われている。それが日本中で大事な時間とカネが無駄に流れている。資源のない日本では、人的資源が大事である。それが無為に使われている。だから失われた30年が生じた。

 

 私の町内では、一軒一軒の領収書発行を辞退して、町内で一括の領収書としている。その分、大垣市の税収からの人件費、工数の負担が減る。

 

 現在は、日本赤十字社の業務では、大垣市の税金を使って、付加価値の非常に低い作業をしている。福祉の税金で、その分を一括処理すれば、もっと豊かな社会を作れる。日本赤十字社の制度は疲労破壊している。それは日本の発展を阻害する仕組みの一つであり、日本政府の金集めの象徴でもある。

 

赤十字社の使命

 本来、赤十字社の仕事は国としてやるべきことだ。ナイチンゲールが赤十字社を立ち上げたのは、列強諸国が植民地獲得戦争、戦争の勃発でどこに属さない機関が必要として立ち上げた。

 しかし時代は変わった。今は国際連合もある時代だ。日本は平和国家として、日本政府の一部署がその役割を果たせばよい。そうすれば余分な日本赤十字社社費を集める必要もない。組織がダブっている。その無駄な分だけ、福祉に金が回らない。止められないのは利権を手放したくないだけが理由だ。

 

 やるべきは戦争や災害時の支援ではなく、戦争の起こらない体制作り、災害時の支援体制の強化である。起きてからの支援ではない。それは対処療法である。対処療法なら愚か者でもできる。そうならないような体制作りが必要である。それをすると、役人は裏金が作れないし、自分達の利権の拡大ができないので、やる気がないのだ。

 

ナイチンゲールが草葉の陰で泣いている

 日本赤十字社は箔付で、皇室を最大限に利用しているが、その一員が国民を敵視し、皇室離脱後に、後ろ足で泥を掛けるが如く米国に逃亡した。一般人となった人を国民の血税を使って支援をしているのが皇室である。さる方は金いが荒く、姑の嫁いびりで、嫁を精神崩壊寸前まで追い詰めていた。そんなさる方が日本赤十字社の関係者では、赤十字社の博愛精神を象徴するブラックジョークである。ナイチンゲールが草葉の陰で泣いている。

日本衰退の象徴 

 汚役人の悪行と誤政策の集大成の結果として日本の医療費が国の予算の半分以上を占める状態に陥っている。43兆円が医療費に使われている。まだ年々増加の一途である。国の予算は112兆円である。国債発行額は157兆円である。実質の国家予算は80兆円から100兆円である。要は、国家予算の半分が医療費に使われている。超異常状態だ。国の政策ミスで病人は増える一方である。

 1968年を1とすると、ガンは5.7倍に増えた。糖尿病は4.8 倍に増えた。脳血管疾患は4.1倍に増えた。虚血性心疾患は3.6倍、高血圧症は2.4倍に増えた。認知症も増えた。アレルギー性も増えた。医療費は4倍に増えたにのに、患者は激増である。何かおかしい。

 汚役人はそれの真の対策も打たず、対処療法しかやらない。その対処療法は儲かるので、それで裏金を捻出している。それで組織拡充、天下り先確保と増税にご熱心である。国会議員は裏金作りで余念がない。だから日本経済は衰退の一途なのだ。

 政府の未必の故意の政策で国民が病気になり、貧しくなったら、日本赤十字社が温かく看護しますよ、である。日本政府が防災費を削減したので、それで災害被害が拡大したら、日本赤十字社が義援金を集めて援助しますよ、という体制なのだ。ブラックジョークである。

 政府がやるべきは、国民が病気にならない真の予防対策、国土強靭化政策の実行である。義援金に頼らなくてもよい支援体制の整備である。

 

 日本赤十字社の社費500円は、たかが500円、されど500円で、国民から観えないように税金を集める手段の象徴である。役人は狡猾なのだ。

 50年前はだれも給与の安い役人になりたがらなかったが、今や就活では、高収入、リストラ無きお役人が大人気である。お役人は50年かけて、寄付、社費、会費等の錬金術を駆使して、なおかつお手盛りで給与を上げ、成果を上げた。大垣の役人の年収は、市民のそれの2倍である。

 大垣市地方公務員の平均年収 670.3万円  (2022年)

 大垣市民の平均所得     323.1万円  (総務省2018年統計)

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 市民が声を上げて、見えない税金に対して問題提起しないといけない。そうでないと日本は地盤沈下の一途である。我々の給与はこの30年間、まったく上がらない。それなのに年金額は下げられ、行政サービスは低下し、増税の一途である。

 大垣市ではこの10年で、ゴミ量が3割も減っているのに、「ゴミ量が増えた」と大嘘を言って、ゴミ袋有料化を強行した。各家庭当たり、年間5千円以上の実質の増税である。

 それに黙っている市民も悪い。もっと声を上げよう。

 自民党の腐敗ぶり、役人の堕落ぶりを見ても、日本の旧来の仕組みの再構築が必要な時期が来たようだ。それを日本赤十字社の有様が啓示してくれたようだ。

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希望

 今年は辰年である。変革の年である。蛇が変身して龍になる。日本も目覚めて龍に変身して、飛躍の年になると願いたい。私が出会った出来事は、その飛躍の兆だと思う。日本は眠れる龍なのだ。長い暗い30年であったが、目を覚せば日本は飛龍となれる。

 日本赤十字社の名誉総裁も現皇后陛下に変り、大飛躍の兆である。

 日本社会の縮図のようなこうしつで30年間も続いたドロドロした泥沼のような中で、ずっといじめに耐えてきた龍が、蓮の花のように美しく咲いて、飛龍のように飛躍する。今年はそんな年であると確信した。

 

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 「箱入り龍」になる前の「自由奔放な龍」   中島法晃画

 才能ある美龍は、こうしつ泥沼に入り、人格否定のいじめにあった。

 それは飛龍になるための試練であった。

 極楽に行くためは、泥沼の試練を経ねばならぬ。

 平民の龍は、手の指は3本である。

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    ガラスケース内「 箱入り龍?」に変身して、飛龍となる。

 まるで現皇后陛下を象徴しているようだ。

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  昇龍  樋口ナオミ 画

  そして飛龍は昇竜に出世する。

  皇帝を象徴する龍の手は、5本指である。

 

 

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