ma_健康管理 Feed

2023年3月27日 (月)

宗教団体から脱会後(4-12) 酒からの解脱

 

完全断酒

 酒は頭の働きを麻痺させる薬物である。酒は教団の悪口、上司の悪口の発散手段として活用されてきた。しかし薬物の力を借りて、仲良くするような宴会は宗教団体の儀式と同じである。

 

 それも退団(退職)すれば、そんなことで酒を飲む必要もない。酒は少量でもがん発生の毒物である。若い時は免疫力も高いから問題が起きにくい。しかし退職する還暦ともなれば、免疫力も若い時の数分の1程度に下がる。だからその毒の全身へのダメージも大きくなる。だから断酒が望ましい。

 

 私は定年の前後で、数回、宴会で救急車を呼ばれる事態が発生した。それを契機に完全禁酒とした。私は酒に弱く、飲むと寝てしまう。それを周りが焦って救急車を呼んでしまうのだ。これ以上周りに迷惑をかけてはならないと思い、完全禁酒とした。

 

 酒は世界保健機関(WHO)の定義では、薬物である。食品は胃で消化吸収であるが、酒のアルコールは肝臓で、薬物と同じ工程で分解、無毒化、体外排出である。その分、肝臓の細胞に負荷をかける(細胞が死滅する)。頭の働きも麻痺させる。だから宴会とは薬物パーティである。

 

お布施

 酒の価格には、日本政府教団へのお布施が半分以上も占める。酒の価格の半分は税金である。その酒で飲んべえが病気になれば、政府教団は、医者を通してがっぽりと医療費としてカネを巻き上げる。酒が原因の無駄なお布施は止めよう。

 

酒の害

 酒の毒で、年間300万人が死ぬ(WHO公表)。日本では年間約3万人が死ぬ(WHO公表値から推定)。マスコミはこの件は声を小さくして報道する。

 正義の味方のはずのマスコミも、酒メーカらの広告収入が莫大なため、酒の弊害については何も言わない。それどころか日経新聞では、日本酒特集、焼酎特集、洋酒特集といった日曜日特別版まで発行する始末である。

 「酒はほどほどにするから、大丈夫」と酒飲みは言うが、そのブレーキの理性を破壊するのが酒である。酒を飲んで、ほどほどはあり得ない。

 酒で病気になる人が増えれば、国の総医療費が上がり、結果として健康保険料が高くなる。福祉に回るカネも防衛費に回る金も減る。酒飲みは国賊者である。

 

【2018年9月22日 AFP】世界保健機関(WHO)は21日、飲酒が原因で年間300万人が死亡しており、その数はエイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)や暴力、交通事故による死者数の合計を上回るとする報告書を発表した。このうち4分の3以上が男性だという。

 

 定年後に、酒を飲むだけが楽しみとは、人間として情けない。それは酒の奴隷である。定年後は奴隷解放として、酒という支配者から解脱しよう。

 私は一時は酒に洗脳され、ニューヨークまで行って2000ドルのデキャンタまで買う狂気を演じた。しかし天罰(としか思えない)で、そのガラスコップの一つを割ってしまった。美人薄命である。

 美しものにはトゲある。美味しいものには毒がある。

 

47_1

 

2023-03-27  久志能幾研究所通信 2653号  小田泰仙

         ブログ開始後 2132日目

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2023年3月21日 (火)

がん撲滅よりも、核兵器で人類抹殺を優先?   

 がんは全員の体に出来る。人間は必ず死ぬ。それと同じで、がんにならない人はいない。がんになる速度を遅くする手段しかない。そうすれば、がん以外の病気で死ぬことができる。それが本当に幸せかどうかは、神のみぞ知る。

 

がん撲滅戦争 vs. 核兵器開発狂騒

 1971年12月23日、ニクソン米大統領は、米連邦議会議員らの前で歴史的な「ガン戦争宣言」をした。「第二次大戦で死んだすべての米兵よりも多くのアメリカ人が、毎年ガンで死亡している。国として治療法を見つけるため、ガンに打ち勝つよう取り組む」と宣言した。当時、米政府は国を挙げたガン撲滅を超党派で決定した。

 ニクソン大統領のおかげで研究費などは飛躍的に増加し、米ニュースサイト「デイリービースト」によれば、「ガン戦争宣言」以降、「米国立がん研究所は900億ドル(約10兆円)ほどを研究や治療に費やした。

 

 1971年、ニクソン大統領ががん撲滅戦争を宣言してから、50年が経ったがその成果は芳しくない。日本ではがんは増加に一途である。日本人の2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ。

 全世界では年間8億人ががんで死ぬ。

 

【2021年6月8日 AFP】世界の核兵器保有国は昨年、新型コロナウイルスが猛威を振るい、経済が打撃を受ける中でも、核兵器関連に前年比14億ドル(約1500億円)増の計720億ドル(約7兆8800億円)以上を支出したことが、国際NGOが7日に発表した報告書で明らかになった。

 

 単純計算でこの50年間、人類は核兵器開発にガン対策費の45倍の450兆円をつぎ込んだ。人間の愚かさの象徴である。

 

がんの生成

 人は、ガンの生成とそのがん細胞を消す作用の中のバランスで生きている。それは人間がヤモリのような再生機能を捨てて、高度な細胞分裂・成長という選択をして進化したためである。その代わりの機能として、免疫酵素を体に取り入れる進化をした。しかしその免疫機能も還暦を過ぎると急激に下がってくる。それでも進化により、ヤモリよりは遥かに長い命を手に入れたのだから、やむなしである。だから人がガンになるのは必然なのだ。

 人間の体内には日に5000個のがん細胞ができる。そのできたがん細胞を免疫細胞が殺している。しかしがん細胞と正常細胞の差はない。両者とも同じ人間の細胞である。新陳代謝で新しい細胞を作る時DNAのコピーミスをしたのだ。単に、生まれた細胞がコピーミスでがん細胞になっただけなのだ。そのコピーミスがある前提で、免疫細胞が存在する。これは人間も組織が新陳代謝をするうえの自衛システムである。

 

自衛システムの破壊行為

 その出来たがん細胞は、免疫酵素が殺してくれる。それで健康を維持できている。免疫こそは、いわば体の自衛隊である。その自衛隊を「自衛隊は暴力装置だ」と罵ったのは民主党の輿石幹事長である。そいつはガン帝国主義国家の回し者としか思えない。自衛隊を大事にしないから、日本の国体が危機に陥る。

 

 それと同じことが、暴飲暴食、狂った生活習慣、狂った食生活を送ることである。正しい生活習慣で、体の免疫酵素が正常に活動できる環境にすることが、がんになる時期を遅らせるたった一つの手段である。そうすれば、がんになっても、それ以外の病気で天寿を全うできる。がんが目に見える大きさになるまでに10年間はかかる。人間はガンと共存しているのだ。

 

死ぬ運命

 がんにならなくても、必ず死ぬのが人間の宿命である。やりたい放題の乱れた生活で、がんで死ぬのも人生、体の免疫細胞を労わり、長生きするのも人生である。

 

 がん撲滅戦争で10兆円、核兵器開発で450兆円。それが人間の本性を表している。がん撲滅戦争は正しい生活の象徴、核兵器開発は乱れた生活の象徴である。娯楽遊行費のたった2%の努力で長寿が得られるのに、人は愚かである。

 

2023-03-21  久志能幾研究所通信 2647  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2023年3月14日 (火)

お命鑑定団からの余命宣告(2/3) 死期方程式

 その人の基礎体力、生活習慣、食事習慣を見れば、その人の命が鑑定できる。お命鑑定士は、その人の死期も算出できる。それは死期算定方程式で計算すれば、一発で解答が出る。

 

死期算定方程式

 人の持つ基礎体力Hから加齢により基礎体力が下がっていく。その「免疫力の低下曲線M」と加齢による「がん増加曲線G」との交点が、死期である。2つの一次曲線の交点を出すだけで分かる。中学校で習う簡単な数学式である。

 Photo

 人様より、免疫力の低下曲線Mの傾きが小さい健康的な生活なら、平均寿命より長生きできる。がん増加曲線Gの小さな食生活、生活習慣なら、平均寿命より長生きできる。その逆も真なり。それだけのことだ。

 

 具体的に言うと、酒・タバコ・スィーツ・人工甘味料・添加物を多量に体に入れ、ストレス過多の狂った生活の人は、早死にする。そういう人は免疫力が平均より下がり、がんの増殖スピードが速い。

 

がん発生のメカニズム

 免疫力は23歳をピークに、加齢とともに下がっていく。63歳になれば、免疫力はピーク時の数分の一に低下する。

 がん細胞の増加数や、人工甘味料等の添加物により蓄積された毒の影響力は、加齢とともに増加の一途である。癌細胞は日に5,000個も出来る。その出来た癌細胞を免疫酵素が一個一個殺している。そのがん細胞を殺すスピードに追いつかなくなった時、がんが表面化する。

 だから63歳を過ぎると、がんの罹患率が急に上がってくる。私はその事実を見過ごして痛い目に逢った。

 がんは目に見える大きさになるまでに10年はかかる。そのガンが顕在化する歳が63歳である。そしてガンになり、手術を受け、その後の標準治療で医者の言う通りにすれば、概ね5年後にご臨終である。

 特に抗がん剤を処方すれば、抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常細胞や免疫酵素をも殺すので、患者は医師の余命宣告通りに死ぬ。人はガンでは死なない。免疫力が低下して、感染症を患い、肺炎等で死ぬ。だから私は抗がん剤治療を拒否した。抗がん剤治療は病院にとって、利益率の高い治療方法である。

 

人は必ずがんになる

 この式を理解すれば、死期を遅くすることは容易である。逆に、悪い生活習慣、狂った食生活を送れば、簡単に死期を早めることが出来る。

 しかしいくら健全な生活を送っても、80歳を超えると、ほぼ全員ががんになる。しかしガン以外の病気で亡くなる人が大半なので、それが露見することは少ない。和田秀樹医師が、患者の80歳以上の老人を病理解剖すると、全員にがんが発見されたそうだ。

 

人の進化

 人は体内にガンの生成とそのがん細胞を消す作用の中のバランスで生きている。それは人間がヤモリのような再生機能を捨てて、高度な成長という選択をして進化したためである。その代わりの機能として、免疫酵素を体に取り入れる進化をした。しかしその免疫機能も63歳を過ぎると急激に下がってくる。それでも進化により、ヤモリよりは遥かに長い命を手に入れたのだから、やむなしである。だから人がガンになるのは必然なのだ。

 

死期の延ばし方

1 「免疫力の低下曲線M」の傾きαを小さくする。

 つまり免疫機能を低下させる要素を減らせばよい。

 人工甘味料、添加物、糖分、脂分、アルコール、タバコ、不節制、睡眠不足、ストレス過多で容易に免疫機能は低下する。その摂取量を減らせば、αの値は小さくなる。傾きが小さく成れば、交点の死期の点は右にシフトする。

 

 例えばアルコールは、体に入ると薬物や毒物と同じ処理をしないと、体の外に排出されない。アルコールは肝臓で分解の処理がされる。その分、肝臓の細胞に負担をかける。その分、免疫力が低下する。食物は胃で消化であるが、薬物は肝臓で分解処理である。だからアルコールは少量でも、がん発生の要因である。「酒は百厄の兆」の飲み物である。

 人工甘味料も同じで、体には異物である。大量の異物の処理では、免疫酵素を過労死させる。その異物が大量に入ったファストフードが世の中に溢れている。40年前に比べれば、それが世に数倍も溢れている。そりゃ、ガンにもなるわよ。元を断たなきゃ、がんは減らない。

 菓子メーカーの社員は、成果主義として添加物満載の菓子を多く売らないと、生活が成り立たない。グローバル経済のブラックジョークである。

 

 

2 「がん増加曲線G」の傾きβを小さくする。

つまりがん細胞が成長しやすい環境を壊せばよい。

 糖分を控える、低体温を避ける、免疫力を低下させるような狂った生活を止める、である。糖分はガンの好物である。スィーツばかり食べると、がんの細胞分裂が加速する。

 体温が高いとガンになりにくい。結核患者がガンにならないのは、体温が高いためだ。

 ストレスが高いと免疫力も下がる。

 

 だから私は体温が上がるような生活に心掛けている。そして毎朝、必ず体温測定をして、記録に残している。それを5年以上も続けている。体温計も3回も買い変えた。

 

 

 

2023-03-14  久志能幾研究所通信 2641  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2023年3月13日 (月)

お命鑑定団から余命宣告(1/3) 寿命

 

 どんなモノにも命があり、寿命が決まっている。全ては生老病死である。無常である。ものは常に変化している。

 人に寿命があるように、組織にも組織の長にも寿命がある。会社の人事異動である組織に部門長として赴任したら、その役職の死は4年後である。永遠の命はない。

 それを踏まえ、永遠に生きるつもりで、10年後の姿を追い、今日が人生最期の日として、悔い無き生き方を送ろう。一日の生き方が、一生の生き方を象徴している。

 

長の命

 最初の1年で現状を把握して、問題点を見付け、

 2年目で改善すべきことを計画して、実行に移す。

 3年目でその実施状況でPDCAを回す。

 4年目で成果を確認し、後進を育てる。そして長の座を去る。

 

 これは私が28歳ころ、上司のM主任から教わった。

 そうすれば、お命鑑定士が「いい人生しましたねと絶賛だ。

 

トヨタの人事

 トヨタでは、昇進する場合は、別の部署に異動して昇格である。それは上層部がその人物が違った分野でも能力を発揮できるかを見るための人事である。その中から成果を上げた人がトヨタで生き残る。だからトヨタの人財は優秀なのだ。

 中部国際空港の社長は、トヨタの生産技術関係の出身の役員がやっている。それも上記の一例である。

 

人生の学び

 大学での学びの命も4年である。大学に入学したら、4年後の卒業(死)が決まっている。その死を意識して学んだか否かで、成績が決まる。意識しなければ留年である。

 人の命も青春期、青年期、壮年期、老年期で4期の命である。人生では、30歳から60歳までの期間が、社会に最大限の貢献ができる。

 どんな命にも旬がある。それは人間の命でも同じ。60歳は定年で、サラリーマンの死である。人間生理学的に、最高の状態で頑張れるのは60歳までである。それが旬である。死という時間制限を意識して仕事をするから、成果が上がる。

 

「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」『論語・為政』

(私は15才で学問を志し、30才で学問の基礎ができて自立でき、40才になり迷わなくなった。50才には天から与えられた使命を知り、60才で人の言葉に素直に耳を傾けられるようになり、70才で思うままに生きても人の道から外れることはなくなった)

 

P1000710s

 馬場恵峰書 

 

大垣市長の座の命

 大垣市長の任期を意識せず、市長の座にしがみ付くだけの姿勢だと、成果は上がらない。 

 大垣市の前市長小川敏の様に、任期を意識せず、任期4年を5期、20年間もやるから、組織が崩壊する。だから大垣市は20年かけて没落した。大垣市は20年間、ずっと公示地価が下がり続け、人口も減り続け、大垣駅前商店街は幽霊になった。大垣市の役人のモラルも下がり続けた。大垣の行政サービスは県下最低となった。それでも大垣市の新市庁舎は県下一豪華な造りとなった。大垣市は役人の利権ガンとの後遺症で苦しんでいる。

 

 その原因を作った前市長の政策を継承すると石田仁市長は豪語する。正気の沙汰ではない。だからやる政策が狂っている。これだけ大垣市が没落したのに、その元凶の「大垣未来ビジョン」をそのまま継続するという。第一期でその間違いが露見したのにも関わらず、である。PDCAを回せない経営者に大垣市の経営は任せられない。

 大垣のゴミが10年前に比べて35%も減っているのに、「ごみが増えた」と大嘘を言ってごみ袋有料化政策をごり押しもしている。それは市民を騙して金を巻き上げる詐欺罪と同じである。それに賛同した議員達も同罪である。

 議員達は、自分達の任期に寿命がある事を忘れている。市民の鉄槌が下るだろう。市民が声を上げないから、役人が利権漁りに走り、やりたい放題で政を行ったから大垣が没落した。舞い上がった役人のエゴは、何時かは失墜する。それが宇宙根源の法則である。永遠に舞い上がったままの姿はない。

 

 

2023-03-13  久志能幾研究所通信 2640  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2023年3月 1日 (水)

医師に見放されて、死神と闘う

 

 自分が変わらない限り、相手は変わらない。それは仕事でも、恋愛でも、人間でも、相手が癌細胞でも同じだ。ガン細胞という死神は、自分内の細胞が変化した細胞である。有能な医師が観察しても、正常な細胞と癌細胞の区別が難しいという。自分が変わらなければ、癌細胞はどんどんと増殖していく。

 

 癌細胞は太古の時代から変わらない。恐竜の骨にもがんの跡が発見されるという。がん発生は生物のさだめであるから。人体にがんが出来るのは、人間がイモリのような細胞再生能力を放棄して、免疫能力を付けるという進化の道を選んだ結果である。

 人体はガン細胞と免疫細胞との戦いの微妙なバランスの上で成り立っている。人間の体内には、1日に5,000個のがん細胞が発生する。それをその都度、免疫細胞ががん細胞を殺している。そのバランスを乱す生活をすれば、体内の免疫機能だけではがんを押さえられなくなり、がんになる。ガンになった原因が、自分の生活のあり方にあるのだから、自分が変わらねば、がんは治せない。がんは生活習慣病である。

 

がん戦争宣告

 1971年、当時のニクソン大統領が「がん戦争宣告」をしてから、米国政府は50年間でガン治療方法の開発に10兆円を使った。しかし現段階で戦果は芳しくない。要は対処療法で戦ったから戦果がでなかった。元を断たなきゃダメなのよ。

 それの第一原因は、自分達が変わらなかったからだ。真因は、拝金主義者の西洋人が金儲けに走り、世界に拝金主義を蔓延させ、人間らしい生活スタイルを放棄させたからだ。それが日本に波及した。敵は外にいるのではなく、自分達の内部にいた。

 

がんの原因

 がんになった生活環境、食生活、生きる考え方を変えないと、がんは治らないし、再発する。ガンになる要素の半分はストレスである。やりたいこともやらず、抑圧された生活を送れば、何時かは癌になる。40年前に比べれば、現代社会ははるかに抑圧された社会になっている。食生活も生活環境も激変である。

 がんが40年前と比べて4倍になったのにはワケがある。要は、現代人はそれだけ不自然な状態で生活をしているのだ。

 

末期癌が完治

 医師のがん治療能力で、がんの治療が左右される。知人は岐阜の大病院で、末期がん宣告を受け、治療を放棄された。知人は医師から「抗がん剤でも放射線でも、処置をしても精々3ヶ月の命」と余命宣告され、「後は自由にしてください。当医院での治療は終わりです」と宣告されたという。

 そこで慌てた知人は、日本最高の医学を求めて関西の大学病院に行き、診察を受けた。その結果、その癌は切れば治ると言われた。「それは希望的観測で?」と聞いたが、医師は自信をもって「切れば治る」と断言した。その手術から5年後、医師から「おめでとうございます。完治です。がん手術後5年の観察期間が過ぎました。転移は有りません」と言われ、現在、8年目でピンピンしている。

 

ガン治療の偏差値の差

 要は、岐阜のがんの医学のレベルが低く、関西のレベルは高かったのだ。岐阜の医師では手術できないガンを、関西の医師は手術をして治した、である。がんのレベルを見るのも人間の医師である。その能力差は病院や医師によって大きい。それが現実である。関西の大学の偏差値が高いのにはワケがある。

 

 私のがん治療では、大垣の市民病院ではなく、愛知県がんセンターを選んだ。それは正解であった。そうしたのは、父を大垣市民病院で亡くした苦い経験からである。その父が私を守ってくれたと信じている。

 

無為無策

 だから末期がんで医師に見放されても、骨になるまで、無為に過ごしてはならない。生きている限り、解決の手段を探すのだ。自分が変わらない限り、早期の死があるだけである。それはガンという病気だけではない。人生のすべてに当てはまる。「骨になるまで待つ」とは死神に取りつかれた考えだ。

 

ガン治療

 そして対処療法でガン部を摘出したら、がんになった真因を取り除く生活をすることである。そうしないから再発する。抗がん剤治療は対処療法であり、根絶治療ではない。

 

がん撲滅戦争

 どの医者も、手術後は今まで通りの生活で良いという。手術をした医師は、外科医でガン部を摘出するだけの役割である。真因の追及と再発防止には関与しない。医師も保険点数にならないことはしない。骨になるまで待っても、誰も教えてくれない。自分で動いて探すしかない。医師だってがんを分かっていない。医師だって癌になり、倒れている。

 1971年にニクソン大統領が始めた「がん撲滅戦争宣言」から、50年も経ったが、10兆円も使って、今だ膠着状態である。日本ではこの40年間で、がんは4倍に増えた。

 父も手術後、医師に言われた通りの今まで通りの生活をして、がんが再発し、1年後に亡くなった。

 

Photo

  山路徹画 

.

2023-03-01  久志能幾研究所通信 2629  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

がん患者同士で意気投合 山路徹個展の最終日

 

 現代日本では2人に一人ががんなる。3人に一人が、がんで死ぬ。がんは日本人なら、誰でも人ごとではない。

 それで、がんになり、医師から余命宣告を受けても、黙って死を待っていてはダメである。息をしているうちは、まだまだやることがあるとの仏様からのメッセージである。待っているだけなら、人は平均80歳で骨になり、その80年後には、土に還ってしまう。そう思って、私もこの4年間、がんの治療と再発防止を模索してきた。

 それの戒めの画として、今日(2月28日)、山路徹先生のスケッチ「骨になるまで」を購入した。価格1万円。

 山路先生のSaganでの個展の最終日に「骨になるまで」を買おうと出向いたら、そこでHさんに出会ったのはご縁であった。

 

P10909561s

 山路徹画

 山路先生の個展の最終日(2月28日)、山路先生の知人のHさんが来ていた。話しているうち、お互いが、がんを患ったことを知り、その話題で意気投合してしまった。がんの治療での苦労を話し合い、再発防止の方策を納得しあった。皆さんのがんの治療、予防のためになると思い、記述する。

 

Hさんが守っている食生活

 牛肉、牛乳、卵をたべない 

  私も牛肉と牛乳を食べない。牛肉は月1だけである。

  牛肉、牛乳、卵は、食の生態系で全てが集約した食物である。

  だから毒も集約されている。大型の動物の食用は危険である。

  マグロ等の大型魚は、水銀等の含有率も多い。

  私は卵をタンパク質補給のためよく食べているが、再検討である。

 完全禁酒

 練りものを食べない

   私も食べない。練り物は多くの添加物が入っているからだ。

 16時間断食

   食べたものが完全に消化されるには、16時間が必要。

 少食(一日2食)

   食べる量が少ないと、腸が必死に栄養分を安全吸収してくれる。

   だから便がきれいになる。

   食べ過ぎるから、消化不良で消化器系の病気になる。

 塩は、天然塩

   伊勢神宮に奉納する昔ながらの製法の天然塩である。

   特別のルートで入手しているとか。私も検討する。

 お米は玄米

   私は、玄米を医師から禁止されているので食べない。

   これは諸説あり、何が正しいか、不明。 

 やりたいことをやって、ストレスを溜めない

   全く同感である。

 

2023-02-28  久志能幾研究所通信 2629  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2023年2月25日 (土)

バレンタインチョコで「毒」を盛る?

 

 遅ればせながら、昨日「彼女」からバレンタインチョコをもらった。義理チョコでも貰ってうれしいが、その箱に記載された成分表を見てがっかりした。そのチョコは高級品であったが、それには、食べてはいけない食品添加物が満載であったからだ。

 

無知は愛に壁を作る

 このチョコの高級な包装を見るかぎり、多く販売されていると推定される。彼氏を思ってチョコを贈るなら、また義理チョコでも、相手の健康を考えてチョコレートを選定して欲しい。相手の健康を考えるのが、最大の愛情表現である。

 チョコを送る若い娘も、いつかは母親になる。母親として、食品添加物の知識をもって子供に安全なお菓子を与えて欲しい。それが日本の未来を築くのだ。体に悪い食品で不健康な国民が増えれば、国力が低下する。

 2022年度は、日本の医療費が43兆円を超えた。税収は68兆円で、国の予算は107兆円である。いわば年収680万円の家庭で、医療費を430万円も使っていると同じである。毎年の借金が390万円であると同じである。病気になった原因の一つが、過剰な食品添加物の害だと私は推定する。食品添加物の使用削減は、国民が意識を改めないと削減されないだろう。まず、そんな添加物の入った食品を買わないことだ。

 でも、毒の入ったチョコレートは美味である。美しものにはトゲがある。美味なるものには毒がある。私は誘惑に勝てず、つい一個だけ賞味した。

 別の「彼女」曰く、「あまり気にしすぎると食べるものが無くなる」。その通りであるので、毒でも少量なら(当面は)問題ないであろう。しかしそうやって少しずつ毒を体内に50年間も蓄積してきた影響で、最近の日本人は死んでも腐敗しにくくなったという。体内に防腐剤が蓄積しているのが原因だと言う。毒だから、微量でも長期の体内蓄積の弊害には注意が必要だ。この40年間で、日本でがんが4倍に増えた事実は見逃せない。微量であっても、それが体内に入れば、その毒を体内の免疫酵素が無毒化するため戦ってしている。その分、自分の病気に対する抵抗力が減っているのだ。

 

チョコに入っていた危険な食品添加物:

 ショートニング、マーガリン、植物油脂、乳化剤、着色剤、洋酒、小麦粉、酸味料、二酸化チタン、塩化カルシウム

 

 ショートニングは欧米では禁止添加物である。ショートニングやマーガリンはトランス脂肪酸が原料で、人工の油脂である。要は人造プラスチックである。

 酸味料は、表示の仕方から危険性が疑われる。食品表示法において、酸味料として一括表示できる物質は23種類もある。酸味料といっても、安全性が高いものと危険性が疑われるものが混在している。そのため酸味料として一括表示では、その危険性が疑われる。

 全粉乳(脱脂粉乳)の原料となる乳牛の餌には「アルファルファ」と呼ばれる牧草が使われていることが多い。この牧草は遺伝子組み換えの作物である。この牧草は家畜用となる為、人間の食用品よりも管理が緩い。また遺伝子組み換え作物であり、農薬の使用、人工飼料の使用などが懸念されている。

 酒は少量でも発がん物質である。

 合成着色料は、石油を原料としているため危険である。

  2020年2月18日、欧州委員会は CLP規則の第14次ATP(技術的・科学的進歩への適合)を公布し、二酸化チタン発がん性カテゴリー2とすると発表した。2021年9月9日から適用。

 塩化カルシウムは、中毒を起こす危険性がある。 症状としては、皮膚や肉球に付着すると、赤くなったり、ただれて皮がはがれてしまう。口にふくむと胃腸を刺激し、嘔吐や下痢、潰瘍の原因になる。 摂取した量によってはショック症状が出てしまうこともあるので注意が必要。

Dsc09945s

 有名な老舗で高級チョコレートである。

Dsc09942s


Dsc098801s

2023-02-25  久志能幾研究所通信 2625  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2023年2月22日 (水)

裏切りの安全神話 がんリスク、和菓子の添加物

 

 長寿も健康も幸せも一足飛びには獲得できない。「健康を維持して幸せになるためには、それの破壊要素を避けるのが、一番の近道である。」その考えは、「金を稼ぐより、無駄遣いを止めるのが、金持ちになるための一番の近道である」と同じである。

 この40年間で日本の医療費は、4倍の43兆円を超えるまでに激増し、がん患者は4倍に激増した。日本人の2人に一人が、がんになる状況だ。私もそれを踏まえ、食品を注意して選んで暮らしてきた。だから、その安全神話を信じていた。しかし還暦後にがんになった。

 その現実を見つめ、現地現物で、何故なぜを5回繰り返し、真因をさがすのがトヨタ教の信者である。そして命と時間経緯を視るのが、命を考える哲学者である。お釈迦様が説かれるのは、命(己の存在)の存在の尊さである。だからお釈迦様は、「怠らず、精進せよ」と説かれる。

 添加物だらけの「美味しい」毒物を食らうのは、精進とは真逆の生活である。仏様の教えに反する行為だ。甘い添加物で依存症にもされてしまう。新興宗教狂団風に言えば、「人工甘味料を食べれば、無間地獄に堕ちるぞ」と脅されると同じである。

 

久志能幾研究所通信: 人工甘味料は腸内環境を破壊するヤクブツ

yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2023/02/post-fe13.html

 

 『週刊新潮 2022.6.9号』によれば、

人工甘味料の摂取量の多い人は、がんのリスクが13%増、乳がんが22%増

という論文をフランス第13大学が発表した。同様の論文がイタリア研究機関でも発表された。

 

毒物の賞味

 私は添加物まみれのケーキ等の洋菓子は食べない。食べるのはお饅頭系の和菓子である。いつも、添加物の少ない「おはぎ」や「最中」等を食べている。その和菓子「おはぎ」で騙されていた。その「おはぎ」には人工甘味料のトレハロースと食品添加物のグリシン、乳化剤が入っていた。今まで私は、駅前大規模小売店舗で売られている馴染み店製造の「おはぎ」を、「安全だと信じて」購入し、頻繁に食べていた。

 久留米市の真島院長(真島消化器クリニック)に人工甘味料の摂取を禁止され、「おはぎ」の裏面に記載されて添加物リストを、注意して見ていて気が付いた。今まで完全に見落としである。

 和菓子だから安全だと信じて、裏切られた思いである。

 人工甘味料は発癌性もあり、食品添加物は整腸作用、静菌作用があり、腸内環境を破壊する。それが自己免疫力を低下させ、今のコロナ禍のおり、命に係わる問題となる恐れがある。ワクチンよりも、自己免疫力の向上が、最大のコロナ菌対策である。それががんを防ぎ、脳梗塞、心筋梗塞等の血管障害を防ぐ。

 

グリシンを食品添加物としての利用

 グリシンには淡泊な甘みがあり、うま味成分としておにぎり、総菜、お菓子、清涼飲料、冷凍食品などに使用されている。

 しかしグリシンには、静菌作用もあり、食品を日持ちさせる防腐剤としての効果があるため、お弁当や加工食品などでも頻繁に使用されている。

 静菌作用、防腐作用とは、ヤクブツで腸内の善玉菌を殺す、である。

 グリシンは、もともと体内で合成されるアミノ酸であるため、グリシン自体に健康を損なう毒性はない。厚生労働省もグリシン自体に、人の健康を損なう恐れはないとしている。

 しかしグリシンを過剰摂取(4g以上)すると、吐き気、下痢、嘔吐などの消化器症状や呼吸障害等の発症報告がある。また、ラットにグリシンを投与したところ、ラットが死亡したという実験結果がある。死亡したラットに投与されたグリシンの量は、推奨量の30倍である。通常、食事や加工食品から摂取しているグリシンの量で、死に至ることはないとされる。

 しかし妊娠中や授乳中の方、子供さんには要注意である。妊娠中や授乳中の方、子供さんへの安全性は未確立だ。グリシンのサプリメントによる安易な摂取は過剰摂取になる危険性が高い。さらに、グリシン配合サプリメントを統合失調治療薬「クロザピン」と併用すると、クロザピンの効果を弱めるし、他の薬でも併用することで、予想外の副作用の恐れがある。

グリシンには、どんな効果があるの?副作用はないの? - 【心療内科医監修】睡眠・メンタルの情報サイト|サンヘルス (sunh.com)

https://www.sunh.com/sleeping-supplement/glycine_effect/

 

人工甘味料「トレハロース」

  「トレハロース」は安全だと信じられて多く使われている。しかし最近、「トレハロース」が危険との論文が英国で発表され注目されている。

 英誌がリスク指摘 食品添加物トレハロースは本当に安全か

 「トレハロースは、シイタケなどのキノコ類にも入っている天然の糖質です。食品添加物としてはイモやトウモロコシなどのでんぷんに酵素を加えて生成し、パンやご飯、お菓子、肉、魚の加工品などに入れます。甘味料だけでなく、保存料としての役割もある。その一方で、腸の中では菌の栄養になり、食中毒を引き起こすとみられます」

英誌がリスク指摘 食品添加物トレハロースは本当に安全か|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/221758/2

 

乳化剤

 乳化剤は種類が多く、あらゆる加工食品に使用されている。その実体は洗剤の界面活性剤と同じ成分である。これほど有害であっても、害は業界によって隠されている。みんなで口裏を合わせている。

  乳化剤は体内に入ると、強力な界面活性作用を保ち続けたまま内臓に残留する。そして内臓を破壊し、妊娠率を低下させ、催奇形成など計り知れない 危険を人体に及ぼす。

 また合成洗剤は分解すると「環境ホルモン」の 一種ノニルフェノールを作るとされている。あらゆる洗剤、歯磨き剤、化粧品、保湿クリームにも入っている。

 

P1150928s

P1150927s

.
2023-02-22  久志能幾研究所通信 2622  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2023年2月19日 (日)

がんの治療と再発防止 トヨタ生産方式

 

 4年前、私にがんが発見され、その治療法を選択した時の話である。それはトヨタ生産方式での治療となった。当時はそんなことは考えなかったが、今、当時の治療方法の選択を振り返ると、結果としてそうなっていた。長年、身に付いた問題解決方法であったようだ。

 私は、2018年12月25日の河村義子先生のがんでの突然の訃報に驚いた。私のがんの発見は、先生の訃報で自分の身にも不安を覚え、がん検診をしたのがきっかけであった。それはトヨタ生産方式では、「横展開」という。

 当時、健康管理には自信があったので、がんは全く想定外であった。2019年1月初旬に検診を受けて、がんが発見されたが、よく聞くような「頭が真っ白になった」ということはなかった。冷静に受け止めて、対処を考えた。

 よくよく調べると、がんは60歳を過ぎると急激に罹患率が上がってくる。私はそれを見落とした。もっと定期的にがん検診をすべきであった。それは故障率の定義では、バスタブ曲線で、使用の初期と使用期間が長くなると、故障率がバスタブのように両端が上がってくる、である。

 

 がんという問題が起きたのだから、その火消しをするのが最優先である。火消しとは、手術で患部の撤去である。それからがんになった原因を見付け、再発防止をするのが手順である。

 現地現物で病状を確認する。対処療法ではがんは再発する。問題が起きればジャストインタイムで対処する。5S活動で狂った生活を正し、「なぜなぜ5回繰りかえし」でがんの真因を探す。見つかった真因に手を打って、再発防止をする。トヨタ生産方式の手順である。

 

がん新興宗教

 これを食べればがんが治る。がんにならないという怪しげな民間療法には騙されてはならない。ガン封じのおまじないなどもない。トヨタマンは、それら怪しげな手法を信じない。現場に足を運び、自分の目で確認し、完全に状況を把握して、対策を打つ。現地現物である。

 がんは正しく律儀に「狂った」生活・食生活を長年送ると、確実にがんになる。そうやって日本人の2人に一人ががんになっている。そういう食生活、生活習慣をするように洗脳しているのは、食品メーカやマスコミである。がんは、生活習慣病であるから、生活習慣を正さないと再発する。

 

手順

 それでまず病院を決め、手術を決断した。父ががんの手術を受けた大垣市民病院は、過去の経緯を踏まえ、止めた。聞けば、大垣市民病院は野戦病院と同じレベルだと言う。人間扱いをされないという。それで河村義子先生のご縁で、同じ愛知県がんセンターに入院することにした。

 2019年2月12日に手術をした。しかし術後の経過が芳しくなく、2週間の入院予定が1か月となった。私には死線をさまよったことになる。その後、5年後生存率を告知された。まるで余命宣告である。

 1か月後、無事に退院できたが、その後のがんの標準治療コースで、抗がん剤治療を宣告された。それを拒否したら、「命の保証はしない」と脅されたが、抗がん剤治療をあくまで拒否して、医師とはけんか別れをした。

 抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な細胞も攻撃する。私は、その辺の予備知識は持っていたので、抗がん剤治療を拒否した。特に高齢の私は免疫力が低下しているので、抗がん剤治療の副作用が大きく、逆効果だと判断したからだ。

 愛知県がんセンターの医師も勤務医である。病院とい大組織の方針には逆らえず、標準治療である抗がん剤治療を強要する。それを患者に勧めないと医師が首になる。私には、医師とけんか別れしか選択肢が無かった。

 

抗ガン剤でガンが治らないのはなぜ?

 薬はどんなものであれ、体に害を及ぼす「毒」だという話をしましたが,その最大の理由は、ミラクル・エンザイムを大量に消耗させるからです。さまざまな薬があるなかで、ミラクル・エンザイムにとって最悪なのが「抗ガン剤」です。

 現代医学では、ガンの手術をした後は、ガンの転移がまったく見られない場合でも、予防の意味をこめてしばらくは抗ガン剤を使うのというのがセオリーになっています。

 でも私は、抗ガン剤は猛毒以外の何ものでもないと思っているので、よほどのことがないかぎり使いません。たとえば、大腸の外側のリンパ腺にガンが見つかったような場合でも、私は抗ガン剤を使いません。私の治療法は、まずガンに侵された部分を切除し、目に見えるガンが一応取り除けたら、あとはその患者さんがガンになった原因と思われるものを排除していきます。まずたばこやアルコールの習慣を絶つことはもちろん、肉類、牛乳、乳製品も4、5年は完全にやめてもらいます。そして動物食を少量に抑えた新谷食事健康法を実践オチのフォローをもしていきます。こうしてガンが再発しないように体の免疫を高めていくのが、私の治療法です。(1-p84)

『病気にならない生き方1~3』   新谷弘実著   サンマーク出版 2005年

 

がんの原因

 がんは長年の狂った食事、過度のストレス、生活習慣の悪さで発症する。がんが目に目える大きさになるまでに約10年間を要する。要は、私は会社勤め時のストレス、その間の食生活、生活習慣でガンになったと推定される。

 だからガンの再発には、今までの狂った食生活、狂った生活習慣を正すしかない。それを今まで通りの生活をするから、がんが再発するようだ。

 元を断たなきゃダメなのよ。それを医師は、手術後、「悪い所は摘出したから今まで通りの生活で良い」という。それは父のがんの手術時もそうであった。それがおかしい。父はがんの手術後、1年で再発し、その1年後に亡くなった。

 私はがんの再発防止に最大の注意を払い生活をしてきた。幸い4年経った今でも再発はしていない。

 

がん発症の原因(新谷弘実先生の説)

 ガン患者の食歴を調べていくと、動物食(肉や魚、卵や牛乳など動物性の食物)をたくさんとっていたことがわかりました。(1-p83)

 人間の歯の数は全部で32本(親知らずを含む)あります。その内訳は、門歯(前歯)が上下二対ずつ、犬歯(糸切り歯)が上下一対ずつ、そして臼歯が上下五対ずつとなっています。つまり人間の場合、肉(動物食)を食べるための犬歯が「1」なのに対して、植物を食べる歯は、門歯の「2」と臼歯の「5」を足した「7」あるということです。

 この「七対一」という歯の割合を、そのまつ植物食と動物食のバランスに当てはめたのが、先ほどの「植物食を85%、動物食を15%」という食事バランスなのです。

人間にもっとも適した食物バランスをまとめると、

・植物食と動物食のバランスは、85(~90)対(10~)15

・全体としては、穀物を50%、野菜や果物を35~40%、動物食は10~15%

 ・全体の50%を占める穀物は、精製してないものを選ぶ(1-p126)

『病気にならない生き方1~3』   新谷弘実著   サンマーク出版 2005年

 

 上記の情報は2005年に『病気にならない生き方1~3』を読んで知っていたが、生活スタイルがつい安易に流れたのが、がんの原因でもあった。故豊田章一郎氏が言ったように、失敗をしないと分からないのだ。人間は愚かである。その失敗を愚直に改善する。それがトヨタ生産方式である。

 

2023-02-19  久志能幾研究所通信 2620  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2023年2月13日 (月)

人工甘味料は腸内環境を破壊するヤクブツ

 

 人工甘味料は腸内環境を崩壊させるヤクブツ(厄佛・薬物)である。「佛」とは人に「非」ずと書いて「佛」である。薬は基本的に毒である。

 人工甘味料は自然界の砂糖の600倍の甘みがある。製菓メーカはコスト削減のため、人工甘味料を多用する。人工甘味料の入ったお菓子を食べることは、いわば自国を守っている自衛隊を蛇の生殺しのようにすることだ。体の免疫酵素はいわば体の自衛隊である。免疫酵素は、入ってきた異物と黙って戦ってくれている。しかし免疫酵素も数多く戦えば、疲労困憊し、弱体化する。人工甘味料はその腸内善玉菌(免疫酵素)を殺すか、弱体化させる。

 

免疫酵素への影響

 人工甘味料を食べてもすぐ死ぬわけではない。しかし、それを食べれば、確実に腸内善玉菌の活力を削ぎ、自己免疫力を低下させる。安全が保障された人工甘味料でも、それは自然界に存在しない物質なので、体にとっては異物である。体に入ってきた異物は、体が防衛機能を発揮して、その処理に余分のエネルギーを使う。だから免疫酵素がその対応で疲れてしまい、新型コロナ菌や、他の毒性のある菌への防御力に手が回らなくなる。

 女性なら、お肌への影響や、髪への影響もあるだろう。女性の乳がんはこの40年間で4倍になった。その原因の一つが、甘いものの多食と推定される。甘いものには毒がある。美味しいものにも毒がある。美しい花にはトゲがある、と同じである。

 人工甘味料の消費とがん発症率は比例していると私は推察する。昔はこんなにも甘いものは氾濫していなかった。体は微妙なバランスで健康を保っている。それを破壊するのが、人工甘味料のようだ。それは自然界には存在しない化学物質なのだ。免疫酵素にとっては異物である。

 

ドクターストップ

 私は、主治医の真島院長(久留米市の真島消化器クリニック)から、人工甘味料の摂取を禁止されている。サッカリン、セルロース等のカタカナ名の人工甘味料は、腸内環境を崩壊させるので禁止である。

 その人工甘味料は厚生省から認可されていても、安心は禁物だ。役人は利権という餌でどうにでもなってしまう存在だ。過去の事例でも、厚生省が認可した添加物、医療品で多くに事故が起きているのは冷酷な事実だ。添加物の短期の安全性は確認できても、長期の安全性は未知なのだ。日本の添加物、防腐剤等の認可数は、欧米の10倍以上もある。日本の役人は安易に認可するから、薬品の隠れた医療事故が絶えない。今のコロナワクチンでも隠れた死亡事故が多いようだが、厚生省は、その死亡事故をひた隠しである。

 若く基礎体力があるうちは良いが、老いて全体の体力や免疫力が低下した状態で、人工甘味料を多食すると、テキメンに免疫力が下がる。だから新型コロナウイルスに感染しても、高齢者の死亡率は極端に高い。

 

レクサス店で人工甘味料

 今日(2月12日)、レクサスIS500を見るためレクサス店に行ってきた。画廊Saganの「山路徹個展」へ行くため、寄り道である。

 レクサスIS500は排気量5000CC、自然吸気エンジンで後輪駆動のスポーツカーである。お値段1000万円弱。今は買えなくとも、いつか買いたいという若気の至りである。欲しいという熱意があれば、何時かは実現すると思う。「若さの気」を保たないと、老化は坂を転げ落ちるように、老化スピードが速まる。夢を持つことは老化防止なのだ。

P1150949s

 そこで、コーヒとお菓子が出た。洋菓子と和菓子の選択があったので、和菓子の「きな粉餅」をリクエストした。ところが出てきたその和菓子に人工甘味料「トレハロース」が入っていた。レクサス店ともあろうが、なんて不健康な接待をするのかと、がっかりである。

 「トレハロース」は安全だと信じられて多く使われている。しかし最近、「トレハロース」が危険との論文が英国で発表され注目されている。

.

英誌がリスク指摘 食品添加物トレハロースは本当に安全か

 「トレハロースは、シイタケなどのキノコ類にも入っている天然の糖質です。食品添加物としてはイモやトウモロコシなどのでんぷんに酵素を加えて生成し、パンやご飯、お菓子、肉、魚の加工品などに入れます。甘味料だけでなく、保存料としての役割もある。その一方で、腸の中では菌の栄養になり、食中毒を引き起こすとみられます」

英誌がリスク指摘 食品添加物トレハロースは本当に安全か|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/221758/2

 

 またご丁寧にコーヒフレッシが添えられている。常温で1年以上も放置しても変質しない人造ミルクである。人間の食べるものではない。私は健康上の危機管理で、絶対にコーヒフレッシを入れない。

 レクサス店に行く人の大半は、健康に留意をしており、コーヒはブラックのはずだ。希望者だけコーヒフレッシ、砂糖を出せばよいはずだ。本当なら、コーヒフレッシではなく、本物のミルクを出せばよい。それなら安心だ。

 いくらレクサス車の安全性が高くても、食いもので体を痛めつけては、本末転倒である。外の敵よりも、内なる敵が身を亡ぼす。

 

P1150945s

P1150946s


自己防衛

 私は家でのお菓子は、和菓子の最中ばかりである。その最中の餡は、昔ながらの製法で、砂糖、寒天以外には入っておらず、安心して食べられる。私はお菓子を買う場合、裏の成分表で体に悪いモノが入っていないことを確認してから購入している。人工甘味料入りはご法度である。私は自宅へ来られるお客様にも、この最中を出している。

 自分の城は自分で守れ、である。

 

P1150954s

 私がいつも食べている和菓子

.

2023-02-12  久志能幾研究所通信 2613  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。