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2024年12月11日 (水)

病魔との戦い(2) 智慧なき人が殺される(抗がん剤)

 

 この世は闇世界である。人生の闇路を照らし、間違いない方向を指示してくれるのが、佛の智慧である。その智慧を人は生まれながらに身に着けている。それなのに、自分で考えず、似非知識に頼ると、命のあるべき道を迷う。

 

渡り鳥の智慧

 ある実験で、渡り鳥をプラネタリウムに連れて行き、空に写す星座を南半球の状態にすると、渡り鳥は怯えてしまい、その場で動かなくなるそうだ。自分の居る位置が分からなくなり、恐怖心を抱くようだ。

 それで写す星座を北半球の状態の変えると、渡り鳥はすくっと立ち上がて、今にも飛び立とうとするという。それが本能(命が持っている智慧)である。何な異常だと感じる力が佛から頂く智慧である。

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西洋医学の限界

 素直に考えると、抗がん剤は何か本能的に寒気がする。もともと、抗がん剤は毒ガスから製造された薬品である。

 大事な体を無思考で、医師に預ける危険性を認識したい。私は、23年前、父のがんの手術を医師に全面委任して、取り返しのつかない失敗をした。医師は「切れば治る」と断言した。当時の私は医師を信じるしかなかった。手術をしななければ、高齢でガンの進行は遅く、父はあと5年は生きたはずだ。今思うのは、85歳の高齢の父に手術は非常識であった。今なら手術はしないのが常識だろう。

 しかし医師は切りたがるのだ。そして「癌部は摘出して治りました。しかし患者は死にました」である。智慧がない人が受ける残酷な末路であった。

 西洋医学は分類して分類して解明し、その細部だけを治療する。しかし人間の組織は全体が繋がっている。一部だけ直せば、それで全体が良くなるわけではない。

 父は死をもって「医師を全面信用してはならない」と教えてくれた。

 

智慧

 「『えらび分ける』とは、是非善悪を選び分けるのである。何が真であり何が偽であるか、なすべきは何で、なしてならぬものは何か、それを選び分けるのが「慧」である。そしてそれが深まって『ああかもしれぬ』というためらいが、きっぱりと捨てられる、その決断が「智」である。」

 「えらび分けのない決断は独断にすぎぬであろうし、決断のないえらび分けは、彷徨以上の何物でもあるまい」(太田久紀『「唯識」の読み方』大法輪閣)

 

抗がん剤

 癌患者はガンでは死なない。ガンの影響で、免疫力が低下した状態で、外からウイルスが入ってきて、肺炎等を併発させて死に至る。その免疫力を下げる元凶が抗がん剤である。抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な組織も破壊する。それで免疫力が低下する。若い免疫力がある人なら良いが、老いたがん患者に抗がん剤を打つことは、死を早めるだけである。

 抗がん剤を打っても癌が治るわけではない。ガンになった原因を除去していないから、治らない。元を断っていないので、再発する。

 私は抗がん剤の弊害を知っていたので、ガンの摘出手術後の標準治療である抗がん剤治療を拒否した。

 薬剤医師からは「抗がん剤治療を受けないと命の保証はしない」と脅されたが、断固拒否をした。薬剤医師とけんか別れである。その結果、5年後の今も生きている。

 

 大きな病院では、「私は検査する人、私は手術をする人、私は薬を入れる人」と各治療で、役割分担が決まっている。しかし患者の全体を見ていないようだ。全体の標準治療方法は、病院の方針で決まっており、末端の医師はそれから逸脱することが許されない。自分は智慧を持った自分専用の医師である。そう自覚して、自分への治療方針を監査しよう。

 

 抗がん剤を打つと、髪の毛が抜ける。人間の体は、命に係わる毒物が入ってきたので、非常事態と認識して、命に関係ない組織を捨て始める。その第一が髪の毛である。いわば嵐に遭遇した船が、難破を避けるため、余分な積み荷をできるだけ海に捨てるのと同じ危機状態である。だから抗がん剤使用が、正しい治療ではないと私は考えた。私は智慧で、抗がん剤治療を拒否の決断をした。

 

 

2024-12-11  久志能幾研究所通信 2981号  小田泰仙

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2024年12月10日 (火)

病魔との戦い(1) 痴に働けば風邪が立つ

医術に掉させば流される。

智慧なき人が殺される。

とかくこの世は病み深い。

 

 先日より風邪をひき、5日ほど寝込んでしまった。風邪を引いたのは、30年ぶりである。今回、病気と治療と現状の医療体制を真剣に考えた。

 

 今回も風邪をひいても医者にかからず、自分の免疫力で治した。それが少し長引いたのが想定外であった。加齢で免疫力が落ちている現実を思い知った。コロナ禍で外出の機会が減って体力が低下した影響であろう。

 

 医者でも風邪の治療は曖昧だ。風邪の治療薬が開発できれば、ノーベル賞だと言われるくらいである。町の医院に行っても、解熱剤、咳止め、栄養剤くらいしかくれない。

 

 風邪を治す基本は、体を温かくして、栄養を摂り、安静にして睡眠をしっかりとる。それしか治す手段はない。

 そして4毒(小麦、植物油、乳製品、甘いもの)は免疫力を下げるので、禁止である。病気中だからと、お見舞いの甘いものを食べてはダメである。

 私は上記の療養を実施したが、加齢により免疫力が下がっており、それが想定外に長引いた。それが今回の新しい知見であった。いわば人体実験の一つの新しいデータを得られた。

 

免疫力向上の私の取り組み

 今まで私は免疫力を上げる取り組みをしてきたが、免疫力にも生老病死があるようだ。今回、回復に時間がかかったのは、私の加齢により免疫力が低下してきたのが原因だ。そのため来襲した風邪ウイルスの駆除に時間がかかった。

 それでその対処を考えた。無病・不老不死は不可能だが、少しでも現象を抑えることは可能である。それが智慧である。

 

智慧

 「『えらび分ける』とは、是非善悪を選び分けるのである。何が真であり何が偽であるか、なすべきは何で、なしてならぬものは何か、それを選び分けるのが「慧」である。そしてそれが深まって『ああかもしれぬ』というためらいが、きっぱりと捨てられる、その決断が「智」である。」

 「えらび分けのない決断は独断にすぎぬであろうし、決断のないえらび分けは、彷徨以上の何物でもあるまい」(太田久紀著『「唯識」の読み方』大法輪閣)

 

痴に働けば風邪が立つ

 風邪を引いて、痴呆的な対処法では、風邪という病いが盛んになる。風邪を引いて熱が出るのは、内部抗体のインターフェロンがウイルスの侵入を検知して、IgD,IgEという免疫グロブリンが未知のウイルスと戦う。

 免疫グロブリンとは、異物が体内に入った時に排除するように働く「抗体」の機能を持つタンパク質である。血液や体液の中に存在し、病原体の働きを止める大きな役割を担っている。

 それでウイルスを検知して、抗体を出す。その情報で自分の中枢が指令を出して体温を上げる。体温が上がると、白血球の活動能力が60パーセント向上する。それで侵入したウイルスと戦う能力を上げている。

 ウイルスが入ってきったから熱が出たのではない。自分の中枢が体熱を上げる指令を出している。自衛隊は、私という存在を無視して、勝手に迎撃部隊が出動している。私の理性の左脳に相談していては、間に合わない。国の防衛する自衛隊と同じである。いわば領空侵犯に対するスクランブル発進である。

 

医術に掉させば流される。

 それを現代西洋医術では、対処療法として解熱剤を使い、体熱を下げる。それでは、白血球の活動が阻害され、ウイルスの攻撃に負けて、風邪が発症する。

 鼻水や痰はウイルスと戦った白血球とウイルスの死骸である。鼻水や咳は外来異物を体外に出す行動である。下痢は外来毒物を外に出すための現象である。それを現代医術の咳止め薬で止めれば、毒物が体内に滞留して、風邪や病気の治りは遅くなる。

 算術医術では、医師や薬メーカだけが儲かる。医師は治療をするが、治させるわけではない。病気を治すには、智慧と努力が必要だ。

 まず自分の免疫体系の知識を持つことだ。無知では医師と薬剤メーカと国家に騙される。

 自分の体の自衛隊(免疫構成)を理解しよう。

 反社勢力(自分という社会に反する組織)と戦おう。

 

 下記の情報を参考にしました。

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 YouTube  吉野敏明チャンネル(12月9日)  より

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2024-12-10  久志能幾研究所通信 2980号  小田泰仙

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2024年12月 4日 (水)

乳がん 聖母と師別 子弟泣く

クリスマス 美味なケーキで がんになる

 

 私は、クリスマスケーキを全く食べない。昔はたまに買っていたが、10年ほど前から、「ケーキは毒」との認識で、全く食べていない。毒あるものを食べれば病気になる。末路は死である。

 若い女性はクリームの乗ったケーキが大好きである。しかしその末路は乳がんである。若い女性の乳がんが激増中である。50年間に比べて5倍である。そうなれば子供を置いて旅立たねばならぬ。

 2018年12月25日、河村義子先生が亡くなられた。突然の訃報で弟子たちは茫然自失である。まさにクリスマスの日に亡くなられた。その遠因は、先生が10年前に乳がんを患われた病歴にあるようだ。

 河村義子先生の戒名は、「聖観院教音義愛大姉」である。クリスマスの日に亡くなられたので院号が「聖観院」と素晴らしい名前である。その名の通り、佛の眼で弟子を見つめ、音楽を愛し、子供を愛し、音楽を教えることで世に尽くして、使命を全うして旅立たれた。新型コロナ騒動の前に旅立たれたのが、せめてもの幸いである。

 私は葬儀後、胸騒ぎを覚え、検診を受けたら、がんが見つかった。かなり進行していて、後数か月発見が遅れれば、手遅れとなる処だった。先生の死が、私の命を救ってくれた。

 

啓蒙活動

 映画『みとりし』の最後の物語は、若い母親が3人の子どもを残して旅立つ実話であった。この場面は何度見ても目頭が熱くなる。

 2022年、町内で発生した孤独死腐乱事故を無くすために始めた「みとりし講演会&上映会」ではある。しかし私は、正しい看取りをする前に、がん(特に乳がん)にならない対策の啓蒙活動が必要と痛感して、この記事を書いている。

 

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 「みとりし講演会&上映会」 2024年11月7日  木戸町多目的ホールで

  乳がんの妻を看取る場面

久志能幾研究所通信:「みとりし講演会 生と死」、GHQの呪いで乳癌激増

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  日経ビジネス2016-0208号-働き盛り乳癌

 

 ケーキには4毒(小麦、植物油、乳製品、甘いもの)がてんこ盛りである。更に食品添加物もてんこ盛りである。

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小麦の毒

 小麦にはグルテンという毒が入っている。そのグルテンが血液中の白血球にあるTNFα(腫瘍壊死因子)の機能を攪乱させる。免疫機能が正常な人では、体内で細菌やウイルスなどによる感染を防ぎ、腫瘍細胞(がん細胞)が発生した場合に排除する働きをする。しかしグルテンがその免疫細胞(腫瘍壊死因子)を攪乱させ、各種の病気を発症させる。

 本来、間違って出来たがん細胞を殺す役目がTNTαにあるが、それが攪乱され、本来のがん細胞を攻撃せず、神経を攻撃したりする。それで癌、アトピー、花粉症、クローン病、リュウマチ等を発症する。

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植物油の毒 

 植物油は体内で消化の過程で、アセトアルデヒドに変化する。それが神経細胞を傷め、がんを誘発する。アセトアルデヒドは発癌性物質である。アセトアルデヒドはコンロの黒い汚れ、換気扇にこびりついた黒い油汚れである。

 その油が神経細胞の絶縁体(脂肪)を溶かし、神経を傷める。その絶縁体が溶ければ、神経の電気信号が漏電する。だからリュウマチ、花粉症、飛蚊症、扁桃腺炎等の神経に関係した病気を発症させる。

 日本人が、小麦と植物油を摂り始めて、この50年でがんは5倍、糖尿病は50倍に増えた。自律神経失調症は70倍に増えた。その原因は4毒(小麦、植物油、乳製品、甘いもの)の摂取が激増したためだ。

 それが原因で、私も5年前にがんになった。一時は危なかった。

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乳製品の毒 

 乳製品にはエストロゲンが含まれ、牛の子供の成長を促進させる。動物は生れたら早く成長して自立しないと、肉食動物に食べられてしまう。牛などは、生まれて数時間で立ち上がり、動くことができる。人間の赤児と大違いである。だから牛の乳には、成長促進剤としてエストロゲンが入っている。それを草食動物の大人が摂取すると、過剰成長をさせ、癌細胞まで増長させ、乳がん、前立腺がんを引き起こす。

 

 牛乳に含まれるタンパク質の約80%を占めるカゼインは、腸を傷つける。カゼインが未消化で腸に送り込まれ、腸に炎症を起こすことで腸粘膜のつながりが悪くなりバリアが破綻し腸に穴が開く。そして本来体内に入るべきでない物質が血液中に入り込んでしまう。腸内免疫が狂ってしまう。カゼインは、発癌性物質である。

 

欧米人は日本人とは別の人種 

 欧米人は、なぜ小麦や乳製品を食べても問題ないか。それは小麦や乳製品を食べて病気になる人が死に絶えて、それに抵抗力があった人種だけが生き延びたからだ。欧米人でもグルテンフリーでない人は数パーセントは存在する。

 

 だから戦後、小麦、乳製品に抵抗力のない日本人が乳製品を摂るようになって、乳がんが5倍になった。

 

甘いものの毒

 糖分を過剰に摂取すると、カラダを主に構成しているタンパク質と結びついて、体内に最終糖化産物AGEs(Advanced Glycation Endproducts)が生成される。それが人の老化を促進さる。老化すると免疫力が低下して、些細なことで発症する。

 

 甘いものを食べると血糖値が上がり、それで膵臓からインシュリンが出て、血糖値が下がる。しかし、それで血糖値が下がり過ぎるので、肝臓からグルカゴンが出て、血糖値を上げる。その過程で、血糖値が乱高下して、血管内部に穴が開き、血管内部が傷つく。その傷にかさぶたが出来て、傷口をふさぐ。それの繰り返しでかさぶたが蓄積してプラークとなり、血管内径を細める。細くなった血管では血が流れにくいので、血圧を上げるように自律神経が働く。それが高血圧症である。その結末は、脳梗塞、心筋梗塞である。そうでなければその末路はガンである。

 

 ケーキ、チョコレート、パン等は噛まなくても、食べれてしまい胃まで直行である。しかし噛まないで胃に来た食物には唾液のアミラーゼが含まれていないため、胃をそのまま通過する。そのため、すい臓と十二指腸に負担をかける。だから膵臓を傷め、糖尿病第一種になってしまう。またケーキやチョコレートは高カロリーなので、長年、それを食べていると、胃が小さくなる。つまり使わない器官は退化である。

噛まずに消化器系に食物が入ってくると、血糖値が乱高下する。それがすい臓を痛めて、すい臓がんや全身の癌の原因となる。

 

 砂糖の糖は、爬虫類の脳に影響を及ぼす。そこでドパーミンが出て、依存症になる。麻薬と同じである。脳の前頭前野に影響を及ぼし、正常に考えることができなくなる。いくら砂糖が悪いと分かっても、中毒になるとそれが自制できなくなる。麻薬と同じ症状で、脳が壊れたのだ。

 砂糖依存症は、脳が爬虫類に退化したのだ。

 同じドパーミンが出て快楽を感じるのは、知的な興奮を得る良質な刺激であって欲しい。それが人間だけが持つ新哺乳類の脳です。

 

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  新入社員教育資料「修身」より (著者作 2005年)

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砂糖消費量の変化

 江戸時代の人口は約3,400万人で、現代の人口は約1億2千万人。

 江戸時代、オランダ船による砂糖の輸入のピークは宝暦9年(1759)の約1375トンであった(出島オランダ商館の帳簿による)。オランダ船による砂糖の輸入は、年間500トン~1000トンで、唐船による輸入をあわせると1500トン~2000トンであった。

 令和3年度(10月~翌9月)の砂糖の消費量は、175万6000トンである(前年度比0.6%増)。

 

 以上から計算すると、日本人一人当たりの砂糖消費量は、

  江戸時代  0.059㎏/人

  現代   146.000㎏/人  

 つまり現代人は江戸時代の2470倍の砂糖を摂っている。それも年々増加傾向である。

 

 

2024-12-04  久志能幾研究所通信 2978号  小田泰仙

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2024年12月 3日 (火)

グルテン年越し蕎麦、発病で年越し不能?

 

 私は、一般の年越し蕎麦を食べない。毒が含まれる食品を食べて病気になれば、まともな年越しもできず、彼岸に旅立つのが末路である。

 私が食べるのは十割そばである。

 

小麦のグルテンという毒

 多くの場合、普通の蕎麦は二八蕎麦と言って、蕎麦に2割の小麦粉が入っている。大規模小売店舗で売られている蕎麦には、もっと多くの割合で小麦粉成分が入っている。小麦にはグルテンという毒が入っている。そのグルテンが血液中の白血球内にあるTNFα(腫瘍壊死因子)の機能を攪乱させる。免疫機能が正常な人では、体内で細菌やウイルスなどによる感染を防ぎ、腫瘍細胞(がん細胞)が発生した場合に排除する働きをする。しかしグルテンがその免疫細胞(腫瘍壊死因子)を攪乱させ、各種の病気を発症させる。

 本来、間違って出来たがん細胞を殺す役目がTNFαにあるが、それが攪乱され、本来のがん細胞を攻撃せず、間違って神経を攻撃したりする。それで癌、アトピー、花粉症、クローン病、リュウマチ等を発症する。

 

植物油という毒

 年越しそばに海老の天婦羅が付いていれば最悪である。天婦羅は小麦と植物油が使われる。

 

 植物油は体内で消化の過程で、アセトアルデヒドに変化する。それが神経細胞を傷め、がんを誘発する。アセトアルデヒドは発癌性物質である。アセトアルデヒドはコンロの黒い汚れ、換気扇にこびりついた黒い油汚れである。

 日本人が、小麦と植物油を摂り始めて、この50年でがんは5倍、糖尿病は50倍に増えた。自律神経失調症は70倍に増えた。その原因は4毒(小麦、植物油、乳製品、甘いもの)の摂取が激増したためだ。(YouTube 吉野敏明チャンネルより)

 それが原因で、私も5年前にがんが発見され、摘出手術を受けた。その後、余命宣告までされた。いまは食生活と生活習慣を変えて、なんとか生きている。それは神仏ご先祖に生かされているからだと思っている。

 

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   YouTube 吉野敏明チャンネルより

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 大規模小売店舗で売っている蕎麦の多くは、そば粉より小麦分の成分量が多い。小品の裏の成分表で、成分が多い順で表示されているので、確認は容易だ。安価な蕎麦は小麦粉の成分量が多い。蕎麦粉は小麦粉より高いから、安くするため小麦粉を多く入れている。

 なおかつ、その小麦の大部分は輸入品である。日本の国内で1年間に食べられている小麦のうち、国内で作られているのはわずかに13%。輸入品の小麦粉には、特別な強力防腐剤が入っている。

 

 老舗のそば屋でも、二八そばといって、2割の小麦粉がつなぎとして入っている。私は老舗のそば屋に2年程通ったが、その比率を確認して、二八蕎麦である事実を知った。それでそのお店に通うのを止めた。

 大垣では十割そばを食べさせてくれるお店がない。今は、通販で十割そばを購入して、自宅で茹でて食べている。

 

2024-12-02  久志能幾研究所通信 2977号  小田泰仙

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2024年11月14日 (木)

カレーライスは加齢な不健康食、私は非国民、個々零番屋

 

 coco壱番屋のカレーが大人気である。販売数でギネス記録になったとか。私も、カレーは大好きで週一で食べていた。日本人が大好きなカレーライスである。

 しかしカレーには、小麦と植物油(パーム油)が含まれていることを知ったので、食べるのを少し控えるようにしていた。この成分は日本人の加齢を促進させる。日本人には、民族的に小麦と植物油の耐性がない。日本人は、この1万5千年ほど、小麦も植物油も摂ってこなかった。だからこの食材の耐性がない。

 もともとカレーはインド等の亜熱帯地方の食事である。日本人の体質に合っていない。体質に合ってないものを食べれば、病気になる。

 先日(11月12日)、ホテルオークラの朝食バイキングを食べた際、カレー鍋の前の表示に、そのアレルギー注意表示があることを発見した。それでその認識を新たにして、今後カレーは食べないとの決意をした。

(ネット上では、グルテンフリー、ノンオイルカレーの製品や作り方も紹介されているから、それを食するのならOKでしょう)

 これは浜松国際ピアノコンペティション(浜松コン)の会場であるアクトシティに出かけて得た賜物である。ホテルオークラは、浜コンの会場であるアクトシティにあるホテルである。

 

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カレーを食べない理由

 カレーライスは国民食であるが、自分だけでも非国民として、カレーを食べるのを止めた。カレーには、小麦と植物油が含まれているので、禁止である。このホテルオークラのカレーには、牛乳まで含まれていた。

 それでカレーを私の好物食品の一番でなく、零番の優先順位とした。創業者の宗次德二氏は、私の尊敬する経営者の一人だが、自分の健康には代えられられない。

 

 小麦にはグルテンが含まれ、日本人の8割はその耐性がない。欧米人でも数パーセントの人に耐性がないと言われる。グルテンは白血球内の免疫酵素(TNFα、細胞壊死因子)を攪乱させる毒素がある。それで免疫酵素が間違って、神経や腺の免疫を攻撃して、アレルギーを引き起こし、花粉症、乳がん等を引き起こす。

 植物油は腺や血管内に蓄積して、癌の遠因となる。

 小麦も植物油も、脳の快楽報酬系に浸入し、麻薬と同じ作用がある。

 戦前、日本人は小麦も植物油もほとんど摂ってこなかった。戦後、それらの摂取量が激増して、結果として、がん、アトピー、糖尿病が激増した。どんな事象にも原因がある。

 

2024-11-14  久志能幾研究所通信 2968号  小田泰仙

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2024年11月 9日 (土)

解党報告 「お菓子派」解党、洗脳思想は怖しい

 

「久志能幾研究所通信」

ブログ記事: 解凍:甘いものよりも上質なお話しを

 

お返事ありがとうございます。

大変勉強になりました。

 

講演会の写真を拝見したところ、お菓子が配られているとお見受けしましたので、もしかして体に優しい物なのかと思い、伺った次第でした。

 

「洗脳思想を解凍しないといけない」おっしゃる通りだと思います。

いつも、ためになるブログを本当にありがとうございます。

投稿: | 2024年11月 8日 (金) 04時42

 

 

解党報告

 失礼しました。10月27日の「みとりし上映会」では、我が「みとりし党?」の内部の意思不徹底で、普通のお菓子を出すミスをしてしまいました。それで「お菓子派」を解党しました。つい無意識に、会合でお菓子を出してしまう「洗脳思想」とは怖しいものです。

 米よりパンが良い、牛乳が健康に良い、お米を食べると頭が悪くなる、等も洗脳教育の怖ろしさです。スィーツを食べることが上流階級だ、も洗脳でしょう。

 

 6月23日、6月27日では、お茶だけでした。

 それで11月7日の「みとりし上映会」では、お茶だけにしました。

 写真は真実を映しますね。蟻の穴から堤も崩れる。(韓非子)を肝に銘じます。

 ご指摘ありがとうございました。

 

 

2024-11-08  久志能幾研究所通信 2965号  小田泰仙

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2024年11月 6日 (水)

解凍:甘いものよりも上質な土産話しを

質問:

いつも楽しく拝読しております。

食べ物には本当に気を遣わねばならないと、小田様のブログを拝読するたびに思います。

こういった会で配られるお菓子や飲み物にも、やはり気を配っていらっしゃるのでしょうか。もし、体に優しいお菓子があったら、ぜひ教えてください。

投稿: | 2024年11月 5日 (火) 21時37分

 

回答:甘いものよりも上質なお話し

 ブログを読んでいただきありがとうございます。

 寡聞にして、体に優しいお菓子を私は知りません。会合ではお茶だけで、お菓子は出しません。お菓子の代りに、私の人生旅行での土産話を出します。

 私は以前、洋菓子ではなく、和菓子をよく食べていました。しかし和菓子でも砂糖は入っております。最近では人工甘味料が多く使われており、危険なので食べなくなりました。

 吉野敏明医師の説明で、四毒のうちの一つは砂糖であることを肝に銘じています。私はこの3ヶ月ほど、お菓子は全く食べていません。不思議なもので3ヶ月も食べないと、お菓子を欲しいとは思わなくなりました。その分、出費が減り、大助かりです。

 

爬虫類の脳から人間の脳へ

 砂糖の糖は、爬虫類の脳に影響を及ぼします。そこでドパーミンが出て、依存症になります。麻薬と同じです。脳の前頭前野に影響を及ぼし、正常に考えることができなくなります。いくら砂糖が悪いと分かっても、中毒になるとそれが自制できなくなります。脳が壊れたのです。麻薬と同じ症状です。

 砂糖依存症は、脳が爬虫類に退化したのです。

 同じドパーミンが出て快楽を感じるのは、知的な興奮を得る良質な刺激であって欲しい。それが人間だけが持つ新哺乳類の脳です。

 

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  新入社員教育資料「修身」より (著者作 2005年)

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「みとりし上映会」での接遇

  「みとりし上映会」でも、お茶は出しますが、お菓子は出しません。そんな甘いものより、知的興奮の付加価値の高い、美味しく付加価値のあるお話しをすればよいだけです。私は参加者に喜んでもらおうと、お話しの品質向上に最大の精力を使っています。参加者を甘いもので釣るのは下品です。

 体に優しいお菓子があると考えるのは幻想です。砂糖は、紀元前頃、開発された国際商品です。当時は大変貴重品で、ローマ皇帝しか賞味できなかった。江戸時代はご禁制品で将軍様しか食べられなかった。当時、砂糖は、庶民が食べられなかった貴重品です。

 沖縄のサトウキビから作る砂糖は、江戸幕府管轄の商品で、金を稼ぐ輸出品であった。江戸幕府は砂糖を清国に輸出し、清国人を砂糖で依存症にした。それでカネを稼ぎ、明治政府が日清戦争で勝利する下準備をした。

 英国は清国人にアヘンを売り、清国人を麻薬中毒にして、国力を弱め、アヘン戦争に勝利した。

 現代、甘いお菓子は、食品メーカが、消費者を洗脳するため、体に良いと宣伝してきた。砂糖で病気になるのです。

 

 糖分を過剰に摂取すると、カラダを主に構成しているタンパク質と結びついて、体内に最終糖化産物AGEs(Advanced Glycation Endproducts)が生成される。それが人の老化を促進させます。老化すると免疫力が低下して、些細なことで発症する。

 

 お菓子をたべなければという、コチンコチンに固まったその洗脳思想を解凍しましょう。健康で過ごすことが、自分有限会社と日本の国力を強固にします。

 

2024-11-06  久志能幾研究所通信 2964号  小田泰仙

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2024年10月22日 (火)

癌予防、甘くない ノーパン生活 油断して 乳離れ

断糖で 健康オタク 福は来る

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 日本民族に小麦のグルテン耐性、乳製品に含まれるエストロゲンの耐性はない。それは日本人が長年(15,000年間以上)、お米、貝類、魚、海藻類を常食としていて、小麦も乳製品も植物油も食べてこなかったからだ。それが日本人のDNAに刻まれている。

 欧米人は、長年(2,000年間以上)、小麦、オリーブオイル、乳製品を摂ってきたので、その耐性が具わっている。

 そもそも、欧米人と日本人は種族が違う。それは肉食動物と草食動物の違いと同じである。それで日本人が欧米人と同じ食事をすれば、日本人は病気になる。宇宙根源の理である。

 肉食動物のライオンに草ばかり食わせれば、栄養失調で死んでしまう。逆に草食動物の牛に、肉ばかり食わせれば、消化不良で死んでしまう。牛に牛肉骨粉飼料を与えて育てたので、狂牛病が発生した。宇宙根源の理に反した育て方なので、病気が出て当たりまえである。

 そういう欧米式の食事に日本人が変更させられたのは、日本が米国との戦争で負けたから。そのため敗戦後、日本は米国の余剰の小麦、植物油、乳製品を不平等条約で強制的に買わされてきた。それは今も続いている。(吉野敏明医師のYouTubeチャンネル情報より)

 利権をもっている議員たちやマスコミや食品会社は「みんなで黙っていようね」と国民には知らせない。

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私の病気遍歴

 私は小さい頃から体が弱く、病気が多かった。

 学生時代は、扁桃腺症、蓄膿症、円形脱毛症、近視、病弱、胆石症、

 会社勤めの時代は、高血圧症、高脂血症、腎臓のう胞、

 還暦後は、白内障、緑内障、網膜剥離、網膜静脈閉塞症、

      心筋梗塞寸前、脳梗塞寸前、認知症寸前、

 そして最後はがんになった。

 

真因探求 

 高血圧症では、「一生降圧剤を飲まねばならぬ」と内科医は言う。

 緑内障では、「根本治療法がなく、一生薬を使わねばならぬ」と眼科医は言う。

 お年寄りよりは白内障や緑内障の眼の病気は多い。その多くは降圧剤を飲んでいる、と眼科医は言う。目や脳、腎臓は血流不足に敏感な臓器です。降圧剤でダメージを受けてしまう危険性がある」(『文芸春秋』2004年7月号、安保徹博士)

 どんな病気も原因があるはずだ。一生薬を使うのはおかしいと思い、この原因をなぜ何故を5回繰り返し、東奔西走(大垣、刈谷、橿原市、奈良市、東京、名古屋、養老町、福山市、久留米市)して多くの医師に診てもらい、真因を探していた。

 辿り着いたのは、久留米市の真島消化器クリニックの真島院長であった。それで油の摂取を控える食事療法を指導された。それで高血圧症は改善した。

 後日、YouTubeを見ていて辿り着いたのが、吉野敏明医師のチャンネルである。両医師とも同じ真因を特定された。

 植物油、小麦を食べない(小麦のグルテンが犯人)、つまりは、油を摂らない、「油断」である。パンを食べない、「ノーパン生活」である。

 そして乳製品を摂らない。「乳ばなれ」である。

 また人生を甘くしない。「甘い」とは、人生で悪いことを表現する言葉である。つまり甘いお菓子類を食べない、である。

 

真因

 私の病気の真因は植物油と小麦粉と乳製品と砂糖の摂り過ぎであった。

 7年前に真島先生の診察を受けて、油の毒が原因であることが分かった。血管の状態は、血管内にプラークが約2mmも蓄積しており、心筋梗塞寸前、脳梗塞寸前であった。

 最近、吉野敏明先生のYouTubeを見て、植物油と小麦粉と糖分の摂り過ぎがその原因であることに辿り着いた。

 これも長く、何故なぜと繰り返して、真因を探求する習慣「なぜ何故を5回」を信じた成果である。これはトヨタ生産システム教

 

原因

 小麦のグルテンは、白血球内の免疫酵素(TNFα)の攪乱物質である。

 免疫酵素がグルテンにより攪乱されて、本来、外敵を攻撃するはずが、攪乱されて、間違って神経を攻撃したのがリウマチである。同じように蓄膿症、扁桃腺も、腺に油が溜まり、免疫酵素が機能しなくなり、病気となる。

 グルテンで免疫細胞が攪乱され、免疫力が低下する。それで免疫細胞が攪乱され、殺すべき癌細胞への攻撃能力が低下する。その結果、がんになる。

 同じ様に植物油はリンパ腺にも蓄積し、緑内障の原因となるはずである(推定)。

 植物油は、体の腺に溜まりやすい。腺とは、乳腺、発汗腺、甲状腺、唾液腺等である。そのため腺が正常に働かず、毒素を外に排出できず、発病する。植物油は飽和脂肪酸であり、これが酸化するとアルデヒドになる。これは発癌物質である。

 戦後、日本人が植物油を多く摂るようになって、ガンが5倍に増えた。

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 乳製品にはエストロゲンが含まれ、牛の子供の成長を促進させる。動物は生れたら早く成長して自立しないと、肉食動物に食べられてしまう。牛などは、生まれて数時間で立ち上がり、動くことができる。人間の赤児と大違いである。だから牛の乳には、成長促進剤としてエストロゲンが入っている。それを草食動物の大人が摂取すると、過剰成長をさせ、癌細胞まで増長させ、乳がん、前立腺がんを引き起こす。

 牛乳に含まれるタンパク質の約80%を占めるカゼインは、腸を傷つける。カゼインが未消化で腸に送り込まれ、腸に炎症を起こすことで腸粘膜のつながりが悪くなりバリアが破綻し腸に穴が開く。そして本来体内に入るべきでない物質が血液中に入り込んでしまう。腸内免疫が狂ってしまう。カゼインは、発癌性物質である。

 だから戦後、日本人が乳製品を摂るようになって、乳がんが4倍になった。

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 甘いものを食べると血糖値が上がり、それで膵臓からインシュリンが出て、血糖値が下がる。しかし、それで血糖値が下がり過ぎるので、肝臓からグルカゴンが出て、血糖値を上げる。その過程で、血糖値が乱高下して、血管内部が穴が開き傷つく。その傷にかさぶたが出来て、傷口をふさぐ。それの繰り返しでかさぶたが蓄積してプラークとなり、血管内径を細める。細くなった血管では血が流れにくいので、血圧を上げるように自律神経が働く。それが高血圧症。その結末は、脳梗塞、心筋梗塞である。そうでなければその末路はガンである。

 そうやって私はがんになった。

 そうやって戦後、日本人が甘いものを食べるようになって、糖尿病が50倍、癌が5倍に増えた。

 また甘いものは細胞を糖化させる。それは老化現象である。老化が加速すれば、免疫力が落ちる。がんになりやすい。

 

後日談

 母は肥満体で、もっと痩せろと口を酸っぱく言ったが、効果なく、高血圧、脳出血、脳梗塞で、半年ほど意識不明のまま亡くなった。それがあり、私は体重管理に気を付けていた。今年が母の33回忌である。

 父が2000年に、ガンになって手術をした。その後、医師に聞いたら、がん部は摘出したので、今まで通りの生活で良いと言う。

 私がガンになり、2019年に手術した。その後、同じ質問を医師にしたが同じ回答であった。

 ガンになったのには原因があるはずだから、それを除去しないと、がんは再発する。そう信じて真因を探り、ガン手術後の生活を一変させた。がんは生活習慣病である。だから生活習慣を変えねば、また癌が再発する。だから食生活と生活習慣を変えた。

 私は5年半まえに、ガンの手術をして、その後、余命宣告をされた。それで生活習慣改善をして、その甲斐があり、手術後、5年後の今も生きている。父はがんの手術後、1年で逝った。今年が父の23回忌である。

 両親は死をもって、病気の実態を教えてくれた。私が今生きているのは、両親のお陰である。

 現在も、太平洋戦争の洗脳工作が継続中である。「お米は頭に悪い、パンが健康に良い、チョコレートが良い、ケーキが良い、オリーブ油が健康に良い、フライパン料理が日本料理より良い」とはアメリカの余剰食糧を売るための洗脳工作である。

 その情報戦争での戦死者は年間37万人(癌の死亡者だけで)に及ぶ。太平洋戦争での年間戦死者の2倍に近い。その件に国会議員と医学界、製薬会社、マスコミは、利権と金儲けで口を塞ぐ。私の両親はその犠牲者である。

 

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2024-10-21  久志能幾研究所通信 2962号  小田泰仙

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2024年10月17日 (木)

鮒ずしが善玉菌を育成し、がんと闘う

 

 鮒ずしは滋賀県民しか食べられない? 他県の人は、鮒ずしは食べ慣れなれていないから、食べる気にもなれないだろう。その味と匂いは強烈である。食べられる人は勇気がある? 

 鮒ずしを食べるには、ナマコや生ガキを初めて食べるのと同じ勇気がいるようだ。

 

60年ぶりの再会

 先日(10月11日)、彦根に知人の病気見舞いに行ったとき、何か思いついて(天啓?)、昼飯を食べたお店で鮒ずしをお持ち帰りにしてもらった。10切れほどで2,000円である。60年ぶりに鮒ずしを食した。食べても、そんなに美味しいとは思わないが、薬と思って食べれば、相応のおいしさがある。酒の肴には絶妙な味と言われる食品である。私が小さい頃は、病気でもないと食べさせてもらえなかった。

 

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 白い部分はお米が発酵したもの。これを通は食べない。 

 これで2000円。

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 滋賀県人は熱いご飯に鮒ずしを「おかず」に、「うまい美味い」と言って食べるそうだ。その後、それのお茶漬けにするのが定番のようだ。私もそのように食べてみたが、とても「うまい美味い」とは思わず、自分はもう滋賀県人ではないと思い知った。

  

末後の鮒ずし

 23年前(2000年)、入院している父が亡くなる直前、鮒ずしを食べたいと言うので、彦根まで買い出しに行った記憶がよみがえった。親戚に案内してもらって、彦根の鮒ずし造りの本家で買ってきた。良き親孝行だったと思う。滋賀県人にはそんな懐かしい食品である。

 今回は、私のDNAがこれを食べるように導いたようだ。体に良い食品は頭ではなく、腸が決めて、脳に食欲の指示をするようだ。腸は脳より頭が良いようだ。健康は腸が決める。食欲は腸が決める。

 

腸内細菌

 腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息していることが知られている。個人差があるが、多い人は1200兆個もの腸内細菌がいる。その腸内細菌の重さは、平均的に3~5㎏である。体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要である。善玉菌を増やすオリゴ糖や食物繊維を十分にとって、同居人である腸内細菌と協同して健康を作ることで命を守る。

 106人の健康な日本人男女を含む12カ国861人の腸内フローラをメタゲノム解析したら、日本人はビフィズス菌の比率が平均17.9%を占め、欧・米・中国等の人と比較すると突出して高いことがわかった。

 その腸内フローラは母から子へと15,000年間にわたり、日本人の子孫に受け継がれてきた。それは他の民族でも同じである。

 このように民族によって、腸内に住む腸内細菌の種類が異なる。日本人はこの15,000年間も小麦のグルテンや乳製品を食べてこなかった。だから15,000年間をかけて培われた日本人の腸内細菌には、それに対して耐性がない。グルテンに対して、日本人の8割がその耐性がない。欧米人ではその耐性が無い人の割合はせいぜい1~2%である。

 だから日本人がこの70年間ほどで小麦、植物油、乳製品、砂糖を摂る食生活に激変させると、15,000年間も生きてきた腸内細菌が反乱を起こす。それが、がんやアトピー等の病気の発症である。

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がんが少ない県
 
 最もがん死亡率が低い県は19年連続で長野県である。 三重県、滋賀県、福井県と続いている。(2015/10/21)
 この結果は、長野県は発酵保存食から、滋賀県が鮒ずしから、善玉菌の腸内細菌を他県より多く摂っていることに因果関係があるだろう。

 だから滋賀県では、病気の時に鮒ずしを薬として食べてきた。長い間の経験から得た智慧で、それが腸内環境の改善に効果があると分かっていたのだろう。

 鮒ずしで、それを食することが出来るどうかも、県民性が出るようだ。

 ご先祖から受け継いだ腸内細菌の歴史を踏まえて食生活を見直そう。

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滋賀県人と鮒ずし

 私は小さい頃から、鮒ずしを食べていたので抵抗はない。しかし中学生時代には、食べなくなった。今でも強いて食べたいと食欲はわかない。

 彦根では、鮒ずしはお祭りのときや祝い事の時、病気になった時しか食べさせてもらえない。特に今は取れる鮒が激減して、鮒ずしは超高級品である。良品の一匹なら1万円、2万円が必要だ。

 滋賀県の人が東京の知人に鮒ずしを贈ったら、相手は、腐っていると思い、捨ててしまったという逸話もある。それほどに強烈な匂いと味ではある。鮒ずしは、日本最古のなれずしである。

 

歴史

 なれずしはタイの北部から中国雲南省にかけての地域に起源を持ち、弥生時代に稲作が中国から伝わったのと同じルートでもたらされたものとされている。

 冷蔵庫などなかった古代に動物性タンパク質を保存するための知恵として生まれた。魚介や獣肉、野菜や山菜を飯に漬け、重石をして数日から数か月、あるいは数年間も乳酸発酵させる。雑菌の繁殖を抑えると同時に発酵を促すため、日本酒が加えられることもある[4]。乳酸発酵作用によって酸っぱくなり、pHの低下により雑菌の繁殖を抑えつつタンパク質の分解に伴うアミノ酸系エキス成分により、うま味が増加する。

 この項、wikipedia より

 

 

2024-10-17  久志能幾研究所通信 2961号  小田泰仙

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2024年10月16日 (水)

私の自衛隊にバズーカ砲を整備、児玉一造の教え

 

 ディジュリドゥとはオーストラリア大陸の先住民アボリジニ人が使う世界最古の楽器である。シロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られる。一見すると、バズーカ砲のような形状である。

 

 音を出す方法は、管の一端に口を当てて唇を振動させる。口当てに口を付け、息を吹き込みながら唇を震わせ、口や筒の中に共鳴させて音を出す。循環式呼吸で、息を吐きながら鼻から息を吸う。それで腹式呼吸となるため、瞑想状態、脳波への影響等で体に良い影響があるという。体温も上がると言う。その音は体が持つ共振周波数やその倍音と共鳴して、頭脳に何らかの良い影響があるようだ。

 実際の音は、YouTube で「ディジュリドゥ」で検索して聞いてみてください。

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このディジュリドゥに出会った経緯は、久志能幾研究所通信で

薬膳の洗礼(4)縁起、脳幹を揺さぶられる

 

 

 アボリジニ人は儀式にこの楽器を使っていた。神聖な楽器である。現地では女性が吹くことは厳禁である。師はイルカを呼び寄せるのに、この音が効果あるとのことで興味を持ったようだ。

 クリニック徳(名古屋)等の東洋医学の病院でも、ディジュリドゥを使った治療をしているし、ネットでもその医療効果の紹介がされている記事が多い。

 

 ディジュリドゥを吹くと、腹式呼吸で体温が上がる。私がこの楽器に興味を抱いた最大の点である。ガン予防で自身の自衛隊である免疫力を上げるには、体温を上げることが最優先だ。体温が1度上がると、免疫力は5~6倍になる。それがオダ仏教の教祖を守る自衛隊(免疫酵素)の環境を良くすることになる。これが我が自衛隊がバズーカ砲を導入した経緯である。

 

 ディジュリドゥ奏者の方に話を聞き、船戸博子先生(船戸クリニック)がこの楽器をその師と患者さんと一緒に3年間も続けている実績も、これを信用して導入した要因である。

 やはり自分の目で視て、自分で体験して、状況を完全に把握する。トヨタ生産システムでいう「現地現物」である。

 

 2回目の体験で、師の推奨の3本の中から1本のディジュリドゥを選定して入手した。価格は20万円弱。師の使っているのは40~50万円とのこと。中国製なら数万円で手に入るが、本物でないので、すぐ飽きるからダメという。自然モノなので、制作本数が少なく、なかなか手に入らないようだ。この楽器に出会ったのもご縁である。

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 師の使っているディジュリドゥ

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 自宅に導入したディジュリドゥ

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 トヨタの中興の祖・石田退三の上司である児玉一造は、石田退三に次のように指導した。

 「何でも悪いことに使う金でなければ、あとからそいつは何とでもなる。金のことでトヤカク考えていて、やらねばならぬことの時期を失すなぞ、おおよそ馬鹿げている。」

    石田退三著『トヨタ語録』WAC    p175

 今の私の緊急要件は、自分の免疫力を上げること。トヨタ生産システム運用の基本は健康である。企業も健康でないと、良い製品が生み出せない、利益が出せない。

 自分の体は自分有限会社の工場である。その工場の生産性を上げねばならぬ。そのために体温を上げる事が必要だ。企業の体温は、その活動量と開発力の維持である。だからディジュリドゥの導入である。

 

 

2024-10-16  久志能幾研究所通信 2960号  小田泰仙

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