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2020年3月27日 (金)

危機管理:新型肺炎対策で、グリーン車を利用

危機管理

 名古屋の病院に行くため、新型コロナウイルス対策として、グリーン車の利用と、地下鉄を止めて徒歩での通院で、混雑に身を置くことを避けた。命を守るために僅かなお金で済んだ。グリーン車の利用780円である。名古屋駅からは徒歩で病院に行ったので、地下鉄代が浮き、380円の出費ですんだ。ナグモクリニックへの通院は数か月に一度のことだから、780円は危機管理への投資に値する。

 

通院

 2020年3月27日、ナグモクリニックで南雲吉則先生の診察を受けるために名古屋に出かけた。以前に予約をしてあったし、新型コロナウイルス騒動の最中でも、癌の関係の診察なので、止めるわけにはいかない。

 そのため、大垣から名古屋へ行くのにホームライナーを利用した。それもグリーン車を利用である。グリーン車といっても在来線の普通車だから780円のグリーン車券で乗れる。当日の朝は雨だったが、敢えて歩いて駅まで行った。グリーン車には3名しか乗っておらず、人込みを避ける目的は達成した。

 名古屋駅からナグモクリニックへも、混雑する地下鉄利用を止めて、雨の中を徒歩でたどり着いた。所要時間、約20分。かえって歩く距離を稼げて健康に良い結果となった。

 

朝食

 病院の予約時間を1時間勘違いして、早く名古屋に着いてしまったのが失敗であった。思い直して駅前のホテルで朝食をとることにして、新たな発見をした。新しくできたゲートタワーホテルのレストランで朝食を取った。時節柄、ビュフェ方式は中止となっており、一人前ずつの料理だという。値段は2,700円である。高いと思ったが、滅多に名古屋のホテルで朝食など取らないので、ナグモクリニックで診察を受けられるご縁として受け入れた。何時なんどき、不慮の死になるかもしれない。食べられるときに、よき食事をしたほうが、人生でためになると判断した。

 10年ほど前に、会社の株主総会に駆り出されて、日航ホテルに行った。その時、そのホテルのレストランの朝食が3500円であった。値段に慄き、恐ろしくて食べられなかったのが今でも悔いである。その件が頭にあり、2700円なら安いと判断した。何事も経験である。

 レストランに入ると200名ほどの席があるのに、客は10名ほどしかいない。コロナの影響で、飲食関係、宿泊関係は全滅のようだ。コロナウイルスの影響の悲惨な実態を目のあたりにして、社会勉強になった。

 15階からの展望を楽しみながら、ゆっくりと朝食を取った。静かな環境で考えることもできて、発想の転換にはこの選択も良いものだ。

P1130661s  レストランの内庭 (15階)

P1130659s  15階からの展望P1130660s

ウイルス対策

 私は外出すると、帰宅後、必ず手洗いと、洗顔を欠かさない。本来なら帰宅後にシャワーを浴びるとベストというが、そこまではやっていない。外ではなるべくドアや手すり、ボタンを触らないようにして、なるべく人込みを避ける。基本は、免疫力を高める生活である。

 新型コロナウイルスは、体力と免疫力があれば、80%は寝ていれば自然治癒する病気である。体力、免疫力がない高齢者が多く亡くなっている。それを自覚して、その防衛の生活するのが危機管理である。それは癌でも同じである。人は癌では死なない。免疫力が低下して、肺炎等のがん以外の病気で死んでいる。

 

ガン予防の危機管理

 今回、南雲吉則先生からの指導は「気温15度以上なら、半ズボン、Tシャツで太陽に当たりながら散歩をしなさい」であった。そうすれば体内でビタミンDが生成され、ガン予防になるという。サプリメント摂取や紫外線放射器具に当るより、効果があるという。

 今回の血液検査の結果、癌に対する免疫状態が向上したとの診断を受けてほっとした。今までの癌予防の食事療法の効果が出てきたようだ。狂った食生活、狂った生活、狂った治療では、癌は再発する。癌になってから、いくら金を使い、名医を探して、高価な治療・薬を使っても意味がない。癌にならない生活をするのが危機管理の基本である。火事を早く消すのが危機管理ではなく、火事を起こさない生活をするのが危機管理である。

 

2020-03-27 久志能幾研究所通信 1515 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年3月21日 (土)

天狗の薬剤使が、癌患者の命を奪う

 病院から指定された薬を買う場合、大病院近傍の薬局の中で、一番遠い場所にある薬局から買うのが良い。薬局が大病院に近いほど、その距離に反比例して「薬剤使」のお鼻が高くなる。だから薬が出てくるまでの待ち時間が、まともな薬局に比べて10倍もかかる。

 時間は命なのだ。失ったお金は稼げば取り戻せるが、失った時間は絶対に取り戻せない。

 

 2020年3月11日、愛知県がんセンターで診察を受け、薬を処方された。それで帰り道の最初にあった「日本薬剤 徳川山薬局」で薬を入手した。下記はそこで覚えた怒りの事件である。

 

待ち時間での怒り

 たった一つの薬をもらうのに25分間も待たされた。その薬局の待合ベンチには4人しかいなかった。それもご丁寧に順番で一人を飛ばされた。

 

問診表での怒り

 待合室で待っている間に、無駄な問診表を書かされた。その問診表で、薬剤師はどういう付加価値を出すのか。それで薬剤師は医師のように治療をするわけではない。治療をすれば医師法違反である。治療方法と薬は医師が決める。薬剤師は、医師の指示通りに薬を出せばよいだけだ。だから問診票の記載は、無駄な仕事である。

 この薬局は、世の中で付加価値を生まない無駄な仕事を患者に押し付けている。問診票には、住所氏名生年月日を書く欄があるが、それは健康保険証に書いてある。それをわざわざ書かされた。過去の病歴も書かされた。それは病院のカルテには記載済で、そんなことは、薬剤使が知るべきことではない。

 

問診表の入力時間の怒り

 私の薬が15分後に薬局の奥からトレーに載って出てきたが、その薬を載せたトレーを横に、若い薬剤使が私の目の前(距離1m)のパソコンに、私の問診表の内容をちんたらチンタラと入力していた。その薬剤使は、10分間もかかって入力を終り、おもむろに私を呼んで薬を出した。それで25分間もかかったのだ。本来なら、5分か10分ですむ仕事である。怒り心頭である。

 

癌患者は時間が命

 愛知県がんセンターの前の薬局に来る客は、全員が癌患者である。癌患者は余命宣告をされた人もいるはずだ。癌患者には時間は命なのだ。お鼻の高い薬剤使」はその命の時間を自分たちの金儲けと時間つぶしに使っている。「お鼻の高い薬剤使」は、癌患者の命など知ったことではないのだ。薬剤師には、ガン患者は金ヅルなのだ。

 

京都日赤病院での例

 知人が京都日赤病院に通い、薬を処方され、日赤病院の前の薬局で入手をした。病院の近くには10店舗ほど薬局が並んでいる。そのときは、病院から一番近い薬局に行ったが、30分も待たされたという。知人はそれに懲りて、次の時は病院から一番遠い薬局に行ったら、3分で薬が出てきたという。それも非常に丁寧に対応してくれたという。医師の処方箋での投薬なので、薬は同じである。

 

薬剤師の環境

 今、薬剤師は不足気味で引っ張りだこだという。新人の薬剤師でも給与で30万円を貰うという。だから今は、薬剤師のお鼻が高いのだ。

 私は今後、二度とこの徳川山薬局に行かず、先にある遠方の薬局で薬を入手する予定である。私は残された時間を最大限に使いたい。時間とは、死ぬまでに使える「金で買えない資源」なのだ。

 正しい薬剤師は、患者の味方だが、使命感を忘れた薬剤師は、錬金術使の魔法使いと同じで、「薬罪使」である。

 基本的に薬は毒である。薬は対処療法の手段である。私は薬を飲まなくてもよい状態になるように、体を管理している。

 

2020-03-21 久志能幾研究所通信 1509 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年3月18日 (水)

「病気様」とのご縁を大事に

 病気は、仏様からのメッセージである。己の日常生活が正しくないから、生活習慣を見直せという佛様の聲である。病気というご縁が出来たので、医師の門を叩き、自分の生活の悪行を見直す機会を得たのだ。そうでないと突然死となるところであった。病気様に出会い、自分の生活習慣を見直す機会を与えられたのは、喜ぶべきことである。だから病気は、人生の危機管理として取り組むべきなのだ。

 

病気は火事と同じである。

 まず火を消す、

 火事の原因を見付ける、

 再発防止をする、

 二度と火事が起きないようにする、である。

 それと同じ手順で、病気の対策をすればよい。あるべき姿は、病気を治すのではなく、病気にならない生活を送る、である。

 

 病気は人生の目標がなければ、治せない。医師は治療をするが、治すのは己である。

 

病気への対処手順

1 病気に気配に直視する。

  何かおかしい時は、体に異変が起きている。早めの対処が手遅れを防ぐ。

 

2 対処療法で良いから、まず病気を治す。

 火事になったら、まず火を消す、と同じ。その副作用を覚悟して使う。

 

3 その「火事を消す」ために、病院と医師を選択する。

 現代は、医師も担当が細分化され過ぎて、医師も病気の全体像が見えない。体のことを一番知っているのは、己であることを認識する。

信用できる医師と病院を探すためなら、日本全国を歩く。私は名医を探して、大垣から福山市、久留米市、名古屋市、横浜市にまで足を延ばした。

 

 内科医は、高血圧症に降圧剤を出したがる。高血圧症を治す気はない。高血圧は生活習慣病だから、薬では治らない。

 外科医は、すぐ切りたがる。父は85歳で胃がんの全摘手術をして、1年後に亡くなった。85歳の癌患者に、胃を全摘するのが正しいのか? 全摘手術をしなければ3~5年は生きたと思う。今でも、私は医師が勧めた手術を認めたことを後悔している。父の死後、私が医師にお礼の挨拶をしに出向いたら、面会を拒絶された! それで医師の本性が分かった。

 薬物科の医師は、抗がん剤を出したくて仕方がない。抗がん剤では癌は根治しない。抗がん剤は健康な組織まで、殺してしまう。

 歯科医はインプラントを入れたくて仕方がない。儲かるからだ。

Img_2087s  自宅の燐家の火事

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 自宅の放水による被害 2005年10月28日撮影

 薬とは、火事の火元に放水すると同じで、患部も正常な組織もまでを攻撃する。

 

4 病気の真因を探す。 

 「5回の何故? 何故?」で真因を見付ける。

 真因を探さず、対処療法では、病気は治らないと肝に銘じる。対処療法は病状を一時的に抑えるだけである。それで医師と製薬会社は長期間にわたり儲かる。医師も製薬会社も生活がかかっているから、根本治療をしないとしか思えない。

 

5 病気の原因を取り除く。

  生活習慣病は生活習慣を直さないと治らない。癌も生活習慣病である。それを薬で治そうとすると、別の病気が起こる。薬は基本的に毒である。

 

6 その原因の横展開を考る。

  親が罹患するであろう病気の予備知識を持つこと。私はこれで失敗した。親がかかる病気は自分もかかる。己も親と同じような食生生活を送るからだ。

 

7 病気の再発防止を考える。

  あるべき姿を実現する。あるべき姿は、病気を治すことではない。それはその場しのぎ。火事で言えば、火事が起きない社会の実現である。病気なら、病気にならない生活体制の実現である。それには病気の真因が分からなければ出来ない。

 一日でも早い再発防止を。病気にならない手段を考えるのが、再発防止である。それが一日早ければ、一日早い効果が出る。命は一刻一刻と尽きていく。早く再発防止をせよ。

Photo

 4つの界の図

 

8 病気を研究し、その成果を皆さんに伝授する。

 自分がかかる病気は、世の人もかかる。その治療の過程で知りえた情報は皆さんに伝えるべきなのだ。その利他の行為が、自分を助ける。

知りたることを人に教えざるは、借金をして返さざるが如し(お釈迦様の教え)

 

2020-03-18 久志能幾研究所通信 1505 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年3月16日 (月)

「あられもないノーパン性活」で快適

 「あられもない」とは、アラレを食べないこと。

 「ノーパン」とはパン食等の小麦粉を使った食品を止めること

 「性(さが)活」とは、正しい食習慣で活きること。

 

アラレ禁止

 アラレや煎餅は、焼き付き防止で油をひいた鉄板で焼くので、私の場合、血管内のプラーク蓄積防止でドクターストップである。

 

パン食禁止

 パンやお菓子類、ケーキ、うどん、ラーメン、ピザには小麦粉を使うが、その小麦粉にはグルテンが含まれる。小麦粉に含まれるたんぱく質のグルテンは、アレルギー性があり、体調不調を招く。現在、10人に一人がこの不調に苦しんでいるが、多くの人はその原因がグルテンだとは気が付いていない。

 断腸亭日記で有名な永井荷風も、パン好きで、それに含まれるグルテンが彼のお腹を不調にして苦しめ、それが原因で死亡したと推定されている。お腹の不調に悩まされたパン好きの永井荷風も、戦争中はパンが食べられず、それで戦争中はお腹の不調を日記に書いていない。

 グルテンの害が最近、知られるようになって、現在、グルテンフリーという食材まで市販されるようになってきた。各国はその基準値まで定めている。日本でも米粉を使った製品限定ではあるが、平成29年3月に農林水産省からガイドラインが発表された。

 私もパン食をしたときは、何故かお腹がもたれ、苦しい思いをしたことが多い。今になって、グルテンのことを初めて知ったばかりである。

 私は血管内の蓄積したプラークを削減するため、真島先生の指導で食事療法をしていた。それが、僅か10日間ほど、ウィーンに旅行した時、パン食ばかりであったので、帰国後、真島消化器クリニックで診察を受けたら、それまで順調にプラークの厚みが減少傾向であったのに、帰国後はプラークの状況が悪化していた。

 

性(さが)

 人は生きる為、食欲を持っている。その性を正しく理性で制御しないと、病気になる。

 

グルテンとは

 グリアジン + グルテニン = 「グルテン」

 グルテンとは、小麦に含まれている「たんぱく質」のひとつである。小麦粉の中にも、たんぱく質が6~15%ほど含まれていて、そのうちの約85%を占めているのが「グリアジン」と「グルテニン」である。

 

グルテンの弊害

 近年、グルテンの摂取によって体調を崩す方が欧米を中心に増えている。セリアック病は、摂取したグルテンが免疫系を刺激して特定の抗体を産生し、この抗体によって小腸粘膜が損傷してしまうという深刻な病気である。

 小麦に対する遅延性のアレルギーなど「すぐにひどい症状を起こすわけではないが、小麦を食べるとなんとなく調子がすぐれない」という人は、約10人に一人がいるようだ。疲れやすさやだるさ、胃もたれなどの慢性的な不調が、普段食べている小麦の入った食品が原因だった、ということのようだ。 

 

セリアック病

 「セリアック(シリアック)病」は小麦食中心の欧米で年々増加する自己免疫疾患で、グルテンの摂取を原因とする病気の中でも最もひどいものです。昔は数千人に一人の珍しい病気といわれていましたが、患者は年々増え続け、2016年の推計では欧州全体に500万人以上の人がセリアック病であるとされています(英国国立医療技術評価機構調べ)。

 セリアック病の人は体の中でグルテンが分解できず、体がそれを異物と認識して免疫システムが過剰に働くことで、腸内が攻撃されて慢性的な炎症が起こる。 この炎症によって腸が完全に機能しなくなり、栄養吸収障害をはじめとした以下のような様々な問題が出てくる。

 腹痛、腹部膨満感、下痢、脂肪便、便秘、鉄欠乏性貧血、栄養失調、神経障害、疲労感、骨や関節の痛み、発達障害(幼児)

 (症状の出典:デジタル大辞苑)

  グルテンフリー/ノングルテン特集より引用

  https://www.binchoutan.com/gluten-free/index.html

 

小麦アレルギー

 小麦たんぱく(グルテンを含む)は、食物アレルギー物質である。だから食品表示が義務付けられている。セリアック病は自分の体の持つ抗原に対してグルテンが反応して免疫反応が起こす。アレルギーはアレルギー物質に免疫が過剰に反応して起こる。

 

人生は種まき、刈り入れ

 グルテンの弊害は、鬱病、認知症へも発展する危険性があると指摘されてもいる。食生活は、人生をも支配する。

 人生は種まきとその刈り入れの積み重ねである。現在は過去に植えてきた種の収穫をしているにすぎない。良い種もあれば、悪い種もあったはず。病気になったのも、全て今までの悪い食生活の集大成の結果である。人生では最高の事しか起こらない。病気になるような食生活を送ってきた結果である。だから医食同源である。

 それは食生活でも、仕事でも、ご縁でも同じことである。それを人は運命と呼ぶ。だから良き種を蒔かねば、人生が不毛の焼け野原となる。人生は刈り入れたものでなく、どれだけ種まきをしたかである。人生で集めた量ではなく、与えた量なのだ。

 

2020-03-16 久志能幾研究所通信 1503 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

オナラの匂いは佛の聲。佛様を裏切らないこと

悪食でオナラが臭くなった

 

原因

 葬儀に参列して、そこで出た食事、間食を食べたら、いつもは匂わないオナラが急に臭くなって閉口した。その原因は、葬儀場で出たお弁当が、私が食べてはいけない物ばかりであったこと。唐揚げ、イモの天ぷら、カボチャの天ぷら、野菜の天ぷらと見事に全て揚げ物ばかりである。多分、食中毒防止のため、油で揚げた総菜にしているのだと推定した。私には油を使った料理は、血管内のプラーク蓄積防止でドクターストップである。

 火葬場で待ち時間に出る間食等でも、食中毒防止で対策をした食材が多かった。またその場の間食では、私が食べてはいけないお菓子類が出て、ついそれを食べてしまった。食べ始めると美味しいので、ついまた食べてしまう。目の前に美味しいものがあると、誘惑に負けてしまう。だから誘惑に負けないように、自宅には間食の菓子類は置いていない。しかし出先だと、つい油断をしてしまった。

 

結果

 その結果として数日間、オナラが異常に臭くなった。つまりお腹の中で腐敗をしてガスが発生したと推定される。つまり食べてはいけない食材だと、体が教えてくれた。

 

佛の尽力

 動物の体は神秘な存在で、佛さまの如く、体に悪いものを排除してくれる。人間も自然界では動物の一種である。悪いものを食べれば、嘔吐や下痢で、体に取り込まない処置をしてくれる。食材に異常な腐敗臭があれば嗅覚や味覚が異常を検知して、食べないようにしてくれる。

 そこまでの毒性がなければ、体が受け入れてしまうが、腸内で腐敗という現象が起こり、オナラが臭くなるという佛の聲を発する。毒性の低い食材を長期間食べると、体の不調という慢性的な病を発する。異常なものを食べれば、嘔吐、下痢、発疹、発熱等で、体が反応する。だから体の反応を自分の体を守る仏様の聲として、真摯に聴くべきなのだ。

 医食同源で、食べ物は薬にもなれば、毒にもなる。美味しいものには毒がある。美味しいから、つい食べ過ぎる。それも消化が追い付かず、体内に滞在する時間が長くなり、腸内腐敗の元である。食べ過ぎも毒である。くわばらくわばらである。自分の城は自分で守れ、である。死んでもいいが、健康管理最優先である。自分の内なる佛さまが、全力で自分の体を守ってくれているのに、己が毒であることを分かっていながら、美味しいものに目がくらみ、敵を体内に入れては、味方の佛様に対して裏切りである。

 

食の奴隷にならない

 食の奴隷にならないように修行をしたいもの。今のテレビは、食の奴隷への招待CMばかりである。それには毒である食品添加物や防腐剤がテンコ盛りなのだ。それも欧米では禁止されている添加物、防腐剤である。なにせ最近は食中毒など、聞いたことがない。何かおかしくないか。自然の理に反する現象である。食品メーカとお役人は、国民の健康など知ったことではないのだ。それが日本だけが癌が増加する原因である。自分の身は自分で守るしかない。

 

P10702501s   馬場恵峰書

2020-03-15 久志能幾研究所通信 1502 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年3月 1日 (日)

スウェーデンから見た「飽食の国・日本」

家庭料理

 1985年8月末~12月中旬、機械の納入で4か月間スウェーデンVOLVO社に出張した。現地滞在中に数度、職場の人から、夕食に家庭に招待されたことがある。私としては晩飯を食わせてくれるというので、お花と日本のお土産を持ち、(遠来のお客さん用の豪華な食事を)期待して、タクシーを飛ばして飛んで行った。

 しかし、その晩飯は日本でのそれとは大分趣が異なっていて、戸惑ってしまった。出てきた料理は、それこそパンとチーズとハムといった極めて質素な夕食であった。そこの家の小さな子供もパン、牛乳、ジャムとヨーグルトだけの食事をしている。普通日本で、遠来の客がくるとなれば、それこそ豪華な料理でもてなしそうな風潮がある。多分私でもそうする。

 これはこの家だけの特例かと思ったが、その後数回別の家庭にも招待されたが、状況は同じであり、いつも出てくるのは質素な夕食であった。聞くところによると、これは英国でも同じ状況であるそうだ。たぶん欧州全体にあてはまるようだ。質素だから、歓迎していないのではなく、アットホーム的な歓迎で、彼らが会話を楽し んで、それがお客のもてなしであることは良く分かった。

 

パーティの場合

 ところが晩飯でなく、パーティがあるからと言われた場合は話が別で、その場合は豪華なスウェーデンのバイキング料理が並び、高級なヮインが出されることとなる。クリスマスも近い12月の日曜日、アランダー家にオルソン夫妻と一緒に招待された。その時は、高級ワインが抜かれ、奥さんの手作りのバイキング料理が所狭しと並んだ豪華なパーティであった。欧州では、晩飯とディナーとパーティの違いを認識して出掛けることが必要だと痛感した。

 

日ごろの質素な食事

 この事は、この国のほとんどが共稼ぎである事情と、楽しみの少ない厳しい冬の自然環 境においては、大きな楽しみは会話であるとの認識からきている。共稼ぎであるから、食事はできるだけ手間をかけない風潮もあるようだ。税金が高いので、共稼ぎでないとやっていけない。1994年現在、製造部長のアランダーは、1985年当時、朝 9時半頃の休憩時間にパンとチーズとコーヒだけの質素な朝食を職場で取っていた。それもその職場の半数がそうしていた。彼らは質素に生活して、会話を接客の技術として楽しむ術を知っている。我々日本人の様に、物量作戦で遠来の客人をもてなすのと、精神的なもてなしと、どちらが文化的か、本当のもてなしか、と問われると辛い返答となりそうだ。

 この家庭招待時に、アランダーの子供から日本人のお客様へ、と日本の情景を描いた絵を贈られた。そこにはエンペラーが日本刀を掲げて、日の出を背景に立っているクレヨンの絵である。こういう温かいもてなしは嬉しいものだ。たかが子供の絵ではあるが、私はこの絵を今も大事 に保管している。(次の絵)

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  贈られた絵

 

工場の社員食堂

 我々出張者は、昼食をVOLVO工場の社員食堂で取っていたが、ここで興味深い事実は、毎木曜日の昼食メニューが、大豆スープとパンケーキだけの質素な食事であることだ。日本人の味覚でなくとも、これが実に不味~い。これを彼らは黙々と食べている。「不味くないのか?」と聞いたら、「美味くはないが、食べれないほどではない」という。これはスウェーデンの伝統で、節約の精神を続けるための昔からの習慣であるそうだ。朝夕の質素な食事と比較して、日本の食卓の豪勢さを見る時、日本は贅沢な「飽食の国」だと感じた。

 

2020年の眼

 以上は1985年当時の感想であるが、現在2020年の日本社会の食文化を俯瞰すると、如何に日本が飽食の限りを尽くしているかに思い至る。この飽食・贅沢三昧が、認知症、ガン、糖尿病の増加の原因であることは明白だ。

P10702501s   馬場恵峰書

2020-03-01 久志能幾研究所通信 1496 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月29日 (土)

大垣市役所食堂のランチは、不健康品だらけ

 私は脳梗塞、心筋梗塞、認知症、癌、網膜静脈閉塞症の病気の予防のため油を使った料理は避けている。油を使った料理は高血圧症を招き、前記の病気の遠因になると確信した。それは真島消化器クリニックの真島院長の指導と私の推定からの確信による。

 真島院長の診断では、診察した当初は、脳梗塞、心筋梗塞になる危険性がかなり高い危機状態であった。私は20年来、高血圧症に苦しみ、降圧剤を服用していた。しかし真島院長の食事指導により、高血圧症が治り、現在は降圧剤の服用が不要となった。

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 上図 私の右腸骨動脈の血管の断面写真

真島消化器クリニックにて  2018年7月9日

 当初、血管内部のプラーク厚みが2.72mmもあったが、2年かけて食事療法で1.49mmまでに減少した。血圧も正常に戻った。

 

油料理

 油を使った料理は、素材の味を誤魔化し、鮮度を誤魔化し、人間の舌を麻痺させる。油料理を出せば、飲食店は儲かるが、将来に人間の体に死病を発生させる時限爆弾を提供することになる。

 私の前職の会社の食堂でも、油で揚げた食品が多かった。それが私の高血圧の原因と推定している。

 現代日本でレストランに行くと、油を使った料理の氾濫である。油を使っていない料理を探すの難しいほどである。テレビのCMでは、油を使った料理、砂糖を使った料理・菓子ばかりである。

 それが現在日本の癌の増加、認知症の増加、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病の増加であると私は推定している。

 私が小学生の頃の60年前は、こんなに美味しいものは氾濫していなかったし、癌も認知症も癌も脳梗塞も心筋梗塞も数が少なかった。その後の「美味しいモノ、油・砂糖・添加物を多量に使った贅沢な食事」の氾濫が現代の病気の原因だと私は推定した。

 

極楽ポイント

 だから今の私の食生活は、禁「サラダ油を使った料理」、禁「油を使って焼いた卵」、禁油脂、禁「油の乗った美味しい魚」、禁「天婦羅」、禁「お饅頭」、禁「甘いケーキ」、禁「お煎餅」、禁酒である。お煎餅も張り付き防止で油を使って焼いているからダメなのだ。それはドクターストップである。

 美味しいものには毒がある。食品メーカは、「味の極楽ポイント」の開発に余念がない。「味の極楽ポイント」とは、一度食べ始めたら、止められない、止まらないという「味」の開発である。その味には添加物がふんだんに使われている。その添加物の多くは、欧米では禁止された種類である。マーガリンもそのうちの一つである。厚生省の役人は天下り先の利権の関係で、添加物の認可が野放し状態であると推定される。

 

歴史のIF

 今の庶民の食事は、古代エジプト王のクレオパトラの食事よりも豪華なのだ。もしクレオパトラの食事が今と同じ豪華なら、美食家の彼女は肥満体になり、ジュリアス・シーザが恋に落ちることもなく、エジプトの歴史が変わっただろう。現代人は食の奴隷になっている。

 

大垣新市庁舎のランチ

 岐阜新聞のべた褒め大垣新市庁舎の食堂の記事「城望む景観も魅力 大垣市役所の食堂口コミで人気」(2020年2月16日)を見て、2020年2月27日、大垣新市庁舎の食堂に出かけて食事をしようとして、そのメニューを見て呆れた。当日の3種類のランチメニューは、全て油を使った料理で、私が食べることが出来ない種類であった。私は何も食べずに大垣市役所の食堂を後にした。

 そのランチメニューは、唐揚げ定食、味噌カツ定食、魚フライ定食、であった。

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    2020年2月27日のメニュー

 

岐阜新聞社の記事

「城望む景観も魅力 大垣市役所の食堂口コミで人気」

https://www.gifu-np.co.jp/news/20200216/20200216-215695.html

 

油を使った料理はご法度

 油を使って揚げれば食中毒の恐れは少なくなる。しかし油を使った料理は、素材の味を誤魔化し、鮮度を誤魔化し、人間の舌を麻痺させる。油を使った料理を出せば、原価を安くして飲食店が儲かるのだ。それは美味だが、健康を害する食品なのだ。

 大垣市は、大垣市民の健康を全く考えていない。市民の健康を食品業者に丸投げである。岐阜新聞社は、大垣市の腰巾着で大垣市の宣伝媒体である。裏でつながっているとしか思えない状況である。岐阜新聞は読者の健康のことなど知ったことではないのだ。新市庁舎と出入りの業者の宣伝に余念がない。そうすれば小川敏の覚えが良いのだと勘ぐってしまう。

 自分の健康は自分で守るしかない。

 自分の城は自分で守れ。トヨタ生産方式を創った大野耐一元副社長)

 

2020-02-28 久志能幾研究所通信 1494 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します

2020年2月21日 (金)

ラム酒漬けレーズンパン、マーガリン入りで有害

 私はラム酒漬け葡萄の入ったレーズンパンが大好きで、月に数度、大垣駅近く大規模小売店舗内のパン屋で購入していた。一月ほど前、その成分表に目が行き、そのパンの成分にマーガリンが入っていることを発見して、驚嘆した。マーガリンは私にとって毒なのだ。それでそれ以降、そのパンを買うことを止めた。また、そのパン屋の健康に対する取り組みに疑問を持ち、そのお店でパンを買うことを止めた。

 

マーガリンとは

 マーガリンとは工業用プラスチックで、人間が食べるものではない。マーガリンはバターの代用ではない。マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、脳梗塞や心臓病のリスクを高めるため、世界で規制の動きが高まっている。トランス脂肪酸は、植物油などの液体状の油脂や、マーガリン、ショートニングのような固形状の油脂を製造する加工工程で生成される。

 

フレッシュ

 コーヒに入れるフレッシュに、ショートニングが入ってる。フレッシュは牛乳から作られるわけではない。人造の疑似ミルクである。だから常温で1年も2年も放置しても腐敗しない。だからそれは人間の食べるものではない。猫でもハエでもゴキブリでも見向きもしない。だから私はコーヒをブラックで飲む。

 

欧米の規制

 欧米の専門機関やWHО(世界保健機構)は、トランス脂肪酸の摂取を総エネルギー中で1%以下にするように勧告した。

 デンマークでは、2003年から国内で販売されるすべての食品の油脂中におけるトランス脂肪酸の含有量を2%以下に制限された。違反者には最高2年の禁固刑が科される。

 2008年、ニューヨーク市では、トランス脂肪酸を含む油脂製品の使用を禁止した。

 米国、カナダ、韓国は、加工食品など4種類の油脂について、含有量表示を義務付けた。あの中国でさえ2011年からトランス脂肪酸の表示を義務化した。

 

日本の野放し

ところが日本では(役人の利権がらみと推定)、その摂取量が少ないとして(大嘘)、基準値の設定や表示の義務付けはなく、野放し状態である。きっと役人の天下り先を優遇しての処置である。

 

法律違反

 日本では食品衛生法第6条で「有害な物質が含まれ、またはこれら疑いのある食品は販売、製造、輸入、加工、使用、調理、陳列してはならない」と明記されている。トランス脂肪酸は有害であることが明白で、この条文から、トランス脂肪酸を含む食品は販売、製造はもとより陳列しても違法なのだ。

 こんな日本の食品業界にド甘い行政姿勢だから、これが原因で日本だけが癌死が年々増えていると推定される。欧米は癌の死亡率が年々下がっているのに、日本だけ異常である。

 私は昨年、癌に罹患したので、再発防止のため少しでも疑わしい食品は避けている。その危険性を皆さんに伝えるため、この記事を書いている。

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船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房 2018年)より引用

 

 

マーガリンの弊害

 最近、ショートニングは皮膚障害にもその原因となるとの研究結果も発表されている。50年ほど前、私が子供の頃は、アトピーなどは無かったし、聞かなかった。しかし日本が経済高度成長期になると、食生活が洋風に激変して、バターに変わり、健康にいいという神話で、マーガリンを筆頭にして、このトランス脂肪酸の摂取が増えた。また植物油を使った菓子、料理パン、アイスクリーム、スナック菓子、洋菓子、スーパーの揚げ物等の食品が氾濫し始めた。そのことが、アトピー等の異常な病気の原因と推察される。認知症、癌の増加もその遠因と私は推察している。

 

無知な小川敏

 大垣市長の小川敏は、ショートニングの病気のリスクが2003年頃から欧米では広く伝わっているのに、2018年の大垣スィーツグランプリで、ショートニングが含まれている菓子にグランプリ大賞を与えて、大きな顔をしている。小川敏は、大垣のスィーツが宣伝できれば、大垣市民の健康への被害など知ったことではないのだ。大垣市民として許せない市長である。

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 ショートニング入り大垣スィーツのグランプリ発表

 小川敏は大威張り  2018‎年‎3‎月‎4‎日、大垣元気ハツラツ市会場

 

油脂はドクターストップ

 私は血管内に溜まったプラークを削減するため、油脂を採ることは避けている。血管内のプラークの蓄積は、油脂のショートニングが影響するはずである。それが高血圧症、脳梗塞、心筋梗塞、癌の遠因となるはずである。血管内がプラークで細くなり、血液が流れにくくなると推定される。血液には癌等の異物を攻撃する免疫酵素が含まれる。だから血流が流れにくくなると、癌ができやすくなるとは、医学の素人の私でも考えられることである。私の場合、毒である油分摂取は、真島消化器クリニックの真島院長からドクターストップである。

 

 マーガリンの危険性は、Business Journal(https://biz-journal.jp)のカテゴリー「ヘルス・ライフ」内で、「マーガリン」で検索すると、多くの情報が出てくる。皆さんも各自で確認してください。

 

本ブログの情報は、下記の記事を参考にしました。

「食品の闇」中国ですら表示義務化の危険なトランス脂肪酸、日本では野放しで日本人は大量消費文 = 小薮浩二郎/食品メーカー顧問」

https://biz-journal.jp/2019/03/post_27174.html

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「危険なトランス脂肪酸に新たな健康リスク、野放しに批判強まる 菓子パン、マーガリン… 文 = 郡司和夫/食品ジャーナリスト」

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https://biz-journal.jp/2014/11/post_6523.html

 

2020-02-20 久志能幾研究所通信 1486 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月18日 (火)

貧すれば癌ス 「貧忙癌」

 私は長年の友を「貧忙癌」で失った。最近、友人が会社を早期退職して貧乏になり、それにつれて友の心までが貧しくなってきた。「忙」とは心の癌になり、心を亡くしたのだ。一度、「貧忙」という悪魔のサイクルに陥ると、どんどん貧乏くさくなってゆく。つまり生活が貧乏になると、心までが「貧忙癌」に侵されて増殖して、豊かな心が消滅するのだ。

 

今生のお別れ

 今の出会いが今生のお別れなのだ。何時までもあると思うな、親とカネ。親の死は、何時かは己も死ぬことを親が教えてくれている。人と出会ったら、それが今生のお別れなのだ。明日にでも大震災が起きるやもしれぬ。第二の911テロに巻き込まれるやもしれぬ。

 だから自分の病気ばかりに気にするのではなく、たまには相手の幸せを考えて布施(顔施、心施)をすべきなのだ。相手の立場になって考えることも布施である。明日の命は分からない。命は日々尽きていくのだ。

 

貧忙癌の原因

 鬱病を原因とする貧忙癌は、利他の精神に立ち返れば治る。自分よりまず相手の立場を考えよう。鬱とは、鬱蒼と茂った葉で、自分を守るために自分自身を隠してしまい、その葉の重みで自分自身が倒れそうになった状態である。木の全栄養が葉っぱに行ってしまい、他の事は考えられず、肝心な自分の幹に栄養が行かなくなった状態である。だから、その防御用の葉っぱを落とせば、病気は治る。

 何時までもあると思うな、己の命。どうせ何時か消える命なら、世のために捧げた方が、生き甲斐がある。そうすれば鬱はどこかに行ってしまう。自分のことばかり考えるから、周りが見えなくなる。

 

喫茶店事例

 竹馬の友が一緒にマクドナルドに行こうと言いだしたので、出かけた。友人が、驕りだと言うので、コーヒーとハンバーガーを注文した。ところが友人は(金がないから)水だけでいいという。当方は奢ってもらって、相手が水だけ飲んでいては、コーヒーなんか気持ち良く飲めない。一緒に同じものを食べてお喋りしてこそ楽しいのだ。その気持ちを友人は察することが出来ないまでに、友人の心は「貧忙癌」に侵されていた。それでは、今後とても対等に付き合えないと思った。だんだんと疎遠になるのも致し方ない。そんな友人と付き合うと自分まで惨めになる。

 

温泉旅行

 大学時代から付き合っている40年来の友人と、定年退職の記念にと一緒にかけ流しで有名な温泉に出かけた。そこで夕食の料理を頼む段になって、私は一生に一回の記念だからと一番いい料理を頼もうと思ったら、友人が予算の関係で少し安い料理にしようと抵抗されてしまった。その差は数千円である。一生で一度の事なのに、何かわだかまりが残った。その後、別の価値観の差でトラブルがあり、40年来の友人と別れることになった。

 お互い仕事をしている間は、遠方地であったので、年に1回か数年に1度くらいしか会わなかったので、その価値観の差が露見することがなかった。お互い、定年退職を迎え、会う頻度が増えて露見した事件であった。

 

シベリア抑留の生と死

 私の父は地獄のシベリア抑留を経験して命からがら生還した。だから今の私の命がある。父の弟はシベリアの土になった。だから従弟は父の顔を知らない。シベリア抑留では極寒の強制労働で7万人の日本人が殺された。一説には10万人とも言われる。死亡率12%だが、抑留当初の死亡率は80%であった。アウシュビッツ強制収容所並みである。我々が語り継がねばならぬ歴史である。

 大学時代の友人の父も同じ境遇であった。父はその体験談をほとんど話さなかった。友人の父も同じであったようだ。それはソ連から洗脳教育で、捕虜全員が口止めされていたようだ。

 その生々しい体験談を2014年8月2日、丸順の今川順夫最高顧問が講演会「負けて堪るかーーシベリア抑留を生き抜いた男の人生」でされたので、それをビデオ撮影してディスクに焼いた。友人が、それに興味があると言うので、気を利かせてそれを業者に頼んでダビングして送ってあげた。

 しかしその実費の支払いをお願いしたら、「押し売りみたい」との返信があった。彼はビデオディスクを受け取ったが、その代金は払わなかった。それで、これは価値観が違う人だと分かり、40年来の友であるが、別れることにした。

 送ったのは、今川順夫氏のシベリア抑留体験の講演ビデオには、私の父も友人の父も、この講演にある同じ体験が語られている。彼の行為は、シベリア抑留で亡くなられた方を侮辱したようで、ある種の怒りも覚えた。彼も心の貧忙癌に罹っていた。

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 今川順夫氏の講演  これで一食分のパン。これで重労働に耐えた。

 2014年8月16日 興文地区センター

 今川順夫氏は2019年6月21日、逝去された。95歳。ご冥福をお祈りいたします。

 

人は成長しないと友を失う

 渡部昇一師は、同じような経験談をエッセイに残している。長年の友でも、自分と同じように成長しないと、価値観、蓄えの差が出来てくきて、付き合うのに障害が出てくるという。行くレストラン、食べる料理の金額に関してお互い違和感を覚えない人だから、長く付き合える。それに差が生じると、お互い違和感を覚えて交際に支障が発生する。人は歳と共に、心の豊かさ、財産の豊かさが成長しないと、友も失うという。それをこの事例で体感した。

 

福禄寿

 人は経験を積んで、人格に磨きをかけて、福を持たねばならぬ。人は働いて裕福(禄)にならねばならぬ。長生きせねば(寿)、交際も保てない。また生んでくださったご先祖、ご両親に申し訳ない。

Dsc00557s   馬場恵峰書

2020-02-18 久志能幾研究所通信 1484 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月16日 (日)

磨墨智624 お坊さんと仲良くなろう

 いつかはお世話になるお坊さんである。後に残る人のために、お坊さんと仲良くなっておこう。後に残る人の時間が助かる。

 葬儀の時、お坊さんは故人の生前の生き様を親族から聞き出して、その人に見合った戒名を授ける。しかしそれは応急処置である。本来は生前に戒名を授かるのが正規である。事前にお坊さんとお話がしてあれば、事前に個人の性格が分かり最適の戒名を授けてもらえる。時間節約にもなる。あの世で後悔をしない。

 

戒名とは

 戒名とは、導師が故人に弟子として授けるあの世での名前である。あの世で、戒名(戒めの名)を背負い、その名に恥じないように仏道を修行する。生まれた時の本名は、両親がこの子はこうあって欲しいと名付ける名前である。往々にその名前に恥じる現世を送る人が多い。

 戒名はあの世で、こうありたいと願って住職が名づける。今度こそ、名前に恥じない佛道を歩みたいもの。

 

私の戒名

 私は今回の癌の手術をして、覚悟を決めて終活準備の一環として戒名を授かった。導師より提案のあった戒名候補から選定した。その戒名を馬場恵峰先生に揮毫もしてもらった。お墓は2015年に建立スミで、墓誌も手配した。そして葬儀と50年間の法事の段取りもした。そのお金も払った。準備万端である(?)。我ながら、あきれている。

 本来、生前に戒名を授かるのが正規である。今回それを初めて知った。人生知らないことばかりである。まだ死んだ経験がないので(?)致し方なし。

 

人生最大のイベント

 死とは人生で、最大で最高のイベントである。それまでに何をこの世に遺せるか、人生の課題である。そのお祝いが死のセレモニーである。そのイベントを立派に成就するために精進をしたいと思う。

 癌死では(確率50%)、生前の食生活と生活習慣が「狂っていた」とみなされたのだ。人生道を暴走して、人生道の通行違反切符を切られたようなものだ。安心安全健康運転違反である。

 認知症(確率25%)で死ぬのでは、そのやってきたことが理解できなくなり、生きてきた甲斐がなくなる。それでは人生の作品の完成がままならぬ。仕事で気ばかり使って、頭を使わなかった校長先生や警察署長が認知症になりやすい。仕事一筋で、仕事以外の世界を知らず、定年後にやることがなくなると、認知症を発病しやすい

 老衰では(2%)、無為無策のようで未練が残る。

 不慮の死(1%)では、人生の危機管理ができていなかった証である。

 前向きに倒れるようにぽっくり死は(1%)である。それが理想だが、狭き門である。

 立派に死ぬためにも準備と努力が必要だ。その前提条件は健康管理である。

 

理想の死

 死の直前まで人生の作品の仕上げに命を捧げたいと思う。そうすれば納得できる死を迎えられる。あの世に悔いがなく逝ける。だから今を全力で時間を忘れて働きたいと思う。

  よく働いた一日が安らかな眠りを誘う様に

  よく働いた一生は安らかな死を迎える。

             レオナルド・ダ・ビンチ

 

エピソード

 その戒名を墓誌に刻むにあたり、馬場恵峰先生に私の戒名を揮毫してもらったが、行き違いがあり、墓誌に戒名を彫った後でミスが見つかった。相手が石なので修正がきかない。それで墓誌を再製作するという顛末になってしまった。それで100万円近くが消えてしまった。なにせ自分の戒名を彫るのは、初めての体験なので、ミスがあっても致し方なし(?)。

 墓誌、位牌の戒名の名には、意外と間違いが多いようだ。普通は誰も気が付かない。以前もご先祖の戒名の間違いに誰も気がつかなかった事例があった。

 今回の間違いは、仏様から「まだ浄土に来るには早い、死に急ぐな」と言われたと自分の都合の良いように解釈した。昨年、癌の手術後、医師からは余命2年と言われてから1年が経過した。だから後1年で死ぬ(?)予定が、急遽、死ぬことを諦めた(?)次第である。健康管理は己の責任だが、死は神仏の管轄範囲なので、私には管轄外である。だから自分の出来る健康管理に精進するしかない。

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  馬場恵峰書

 

2020-02-16 久志能幾研究所通信 1482 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。