今回の自動車保険の更新に際し、44年間かけてきた自動車保険を見直した。現在は、年に2000キロも走らない。昔と同じ条件での保険内容ではおかしい。保険でも生老病死である。年齢に応じて、保険内容を変えていこう。
今回、自動車保険の更新契約書を期日までに送り損ねて、保険会社から電話がかかってきた。それで電話で内容を確認しながら契約更新をした。
今までは、前年の契約内容のままで更新を続けていた。今回、電話で確認を促されて、その契約内容の一部に違和感を覚えて、その特約部分の契約を止めた。それで保険料が、年間で6,000円も安くなった。10年間で60,000円の経費削減である。年金生活者には大きなお金だ。
そのいつの間にか入れられていた保険の特約部分は、「被害者救済費用特約」と「人身傷害保険」である。もともと私の保険では、対人対物への保証は無制限としている。それなのに、「それは何だ?」である。また事故時のレンタカー費用の特約もある。現在は、事故を起こして車がつかえなければ、電車かタクシーを使えばよい。だからそれも不要である。
保険株式会社は豪華な本社ビルを建てている。それが必要以上の保険に入らせる手段からの利益である。
車両保険
これは高すぎるので、私は入っていない。細心の注意をして車に乗れば済む話で、車両保険にはいるから、車の操作が安易になり車を傷つける。車に傷を付けたら、痛い目を遭って直せばよい。それで次の事故が防げる。
保険の見直し
保険契約書にある落し穴を見付けよう。心して保険を見直そう。
安いネットの自動車保険もあるが、ディーラーの知人から聞いた話しでは、事故時の対応が大手の保険会社とは差があり、止めた方が良いという。それより信用できる保険会社を選んだほうが無難である。私は実績ある保険会社を利用している。
自動車保険でも過不足のない保険にすべきである。過剰な保険は、一事が万事で身を亡ぼすことになる。それだけ身の回りに気が行き届いていない証拠である。私も72にして71の非を知った。人生知らないことばかりである。
資料
被害者救済費用特約とは何ですか?
ご契約車両の欠陥(自動走行システムの不具合など)や車載システムへの不正アクセスなどに起因(注1)する事故で、被保険者に法律上の損害賠償責任がなかったときに、被保険者が被害者救済費用を負担することによって被る損害に対して、保険金をお支払いする(注2)特約です。
ご契約のお車・バイクの欠陥や不正アクセス等の事実がリコールや警察の捜査等の客観的な事実により確認できる場合に限ります。
被害者救済費用特約に係る保険金のみをお支払いした事故は、翌年のノンフリート等級には影響がない「ノーカウント事故」として取り扱います。
自動車保険とバイク保険の全てのご契約に自動セットされます。
https://faq.mitsui-direct.co.jp/index.html?id=10631
三井ダイレクト損保
人身傷害保険とは?
更新日:2022年5月20日
人身傷害保険は、事故が起きて加入者がケガを負った際、過失の割合に関係なく損害分の保険金が支払われます。また、事故後の示談交渉を待たずに損害額が決定したら速やかに保険金を受け取れる等のメリットがあります。ただし、受け取れる保険金は加入時に設定した保険金額までになります。
人身傷害保険は、主に自分と家族のケガにそなえる保険で、自賠責保険の不足分を補う「任意保険」の一つです。
自分の過失が多い事故や相手の過失が多い事故、単独事故、当て逃げ、歩行中の事故など、様々な事故において自分や家族が死傷した場合に補償が受けられます。
自動車に乗っていなくても歩いている時や、バスやタクシーに乗っている時に事故に遭った場合でも補償が受けられるのは大きなメリットと言えるでしょう。
「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」のどちらも死傷された方に対する補償ですが、実は様々なポイントで違いがあります。
https://hoken.kakaku.com/kuruma_hoken/knowledge/shurui/jinshinshogai.html
2023-04-28 久志能幾研究所通信 2676号 小田泰仙
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