i-修身 Feed

2020年12月30日 (水)

日本人の劣化と陰湿化 ―― 弱きをくじき、権力に迎合

 

 怒る人間の数の多さが、大垣市の未来を決める。大垣市の未来を考えることに真剣な人間が、小川敏の失政に怒るわけだ。怒るのも大垣市のことを思っているからだ。何も考えていない人間は無視である。

 正規に行動して怒る相手は、権力者や立場が上の強い人間たちである。新型コロナ対策で、日本政府の失政を怒る人間が、政府を批判するのだ。

 

 ところが、SNSで批判する輩は、権力者にでなく、弱者の個人を攻撃する。弱きをくじき、強者にヨイショである。だから日本はおかしくなった。

 卑怯者は匿名をよいことに、無責任なコメントを私のブログに寄こす。こういう人間が、子供のいじめの元凶の類だ。こういう親が子供をおかしくする。子供は親の後ろ姿を見て育つ。だからSNSでの誹謗・中傷が氾濫し、生徒達に自殺者、鬱病者、登校拒否者まで生んでいる。

 人は外出自粛でも、親の死に目に会うために遠方に旅せねばならぬ時もある。無神経に誹謗だけする人間には、そんな憶測さえできない冷たい血が流れている。

 誹謗とは。感情的に、理性で判断せず、目下だと思っている人間を見下して、「人を非常識だ」と非難する。自惚れていて、人を見下し、理性で判断できない批判者が一番非常識で狂っているのだ。

 

国家破滅への道

 社会に匿名の密告者がはびこり、そういう人間が烏合の衆となり、社会を愚民化して、ナチスという亡霊を生みだした。その亡霊が覇権軍国主義を煽り、第二次世界大戦で約8,000万人の死者を生んだ。

 日本でも新聞社が扇情記事で国民を煽り、太平洋戦争へと世論を導いた。新聞社は戦争の景気の良い話題が欲しいのだ。それで正論を言いたくても言えない社会風潮になっていった。ナチスを選んだのは、民主主義の元、善良なドイツ国民であった。ナチスに熱狂した民衆が、正論の世論を封殺した。日本が太平洋戦争に巻き込まれたのは、正常な意見を封鎖した国の空気であった。正論を言う人間を「非国民!」の一言で殺した。その元凶と同じムジナの一人が、今回のような匿名の卑怯者である。

 そういう無責任なSNSの匿名の誹謗で、つい最近、若きプロレスラーの木村花さんが自殺した。

 

私のブログで言いたいこと

 私のブログ記事「コロナ対策で、青酸カリを薄めて飲む?」で言いたいことは、コロナ対策として、自分の身を守るため、政府が推奨している正規の方法を徹底的にやると宣言しただけだ。その原則は自分の健康管理だと書いただけである。健康管理こそ、社会への貢献であるとの主張である。

 それを私への誹謗者は、それを医療関係者に話題を逸らして、鬼の首を取ったように私を非難している。個人的な事情で旅行をしたことを、論理の飛躍で非難している。九州に4回も行くとは、非常事態である。好きで行っているわけではない。それに対する憶測が出来ない冷血漢なのだ。人の親が死んでも知ったことではないのだ。

 これは日本の野党の攻撃手法そのものである。論理のすり替えなのだ。口先だけの民主党が政権を取り、2011年の東日本大震災での狂った対応で、日本を国家存亡の危機に際に追い込んだ。

 同じ穴のムジナが、自分は匿名という要塞に籠って正論を攻撃している。卑怯者なのだ。こんな親が子供をイジメの加害者に育てる。だから学校でいじめが増大している。

 

 それなら、なぜ小川敏と小倉利之が、36度の炎天下で子供達を踊らせる狂行に抗議しないのか。大垣市が主催の餅つき大会で、老人が誤嚥して死亡した事件を、小川敏と小倉利之が隠蔽したことを非難しないのか。なぜコメントを出さないのか。

 これらの誹謗者は、この話題から逸らすための大垣市の回し者としか私には思えない。

 

匿名は無意味

 いくら匿名でも受信者側は送信者のIPが明示される。それで犯人が割り出され、若きプロレスラーの木村花さんをSNSで誹謗して死に追いやった卑劣な犯人が逮捕された。

 

 記事「コロナ対策で、青酸カリを薄めて飲む?」に対するコメント

IP:133.106.254.41 匿名

医療従事者がどれだけ必死で対応してくださってるのか少しは考えて発言してください。無責任すぎます。

投稿: | 2020年12月29日 (火) 00時57分

 

 

IP:59.86.40.185 匿名

〇〇分の一という数字は、何か根拠がおありなんでしょうか?

1ヶ月で4回も九州に出かけるなんて、”常識的範囲”を超えていると思います。

それに、対策は万全と言われたって、迎える側としては、遠方からの来客を望まないでしょう。

いくら自分が発症しなくたって、ウィルスを運んでしまうことはあり得るでしょう。

遠方への移動など、もっと自粛されるべきだと思います。

投稿: | 2020年12月29日 (火) 06時06分

 

 

IP:182.251.244.12  匿名

息子達には正月に帰省しないように言い、従いますが、決して奴隷ではないですよ。

投稿: | 2020年12月29日 (火) 20時04分

 

2020-12-30 久志能幾研究所通信 1878  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年12月10日 (木)

中国品を買うと子孫が不幸になる。

人件費が安いので日本企業が中国に工場を作り、日本に製品を輸出。

 ↓

安い製品が外国から洪水のように氾濫する。

 ↓

日本企業は太刀打ちできないので、日本での生産を止める。

 ↓

日本の雇用が減少する。

 ↓

日本人の給与が下がって、安い中国製品しか買えなくなる。

 ↓

このサイクルで日本人の給与はこの30年間下がりっぱなし。

 ↓

雇用の機会が減り、給与水準が下がったので、若者が結婚できない。

 ↓

ますます少子化となり、人口が減り、外人労働者を雇う。

 ↓

外人労働者を雇うので、それに引きずられて日本の給与水準が下落。

 ↓

親が貧乏で子供に高等教育をしてやれない。

 ↓

だから子どもは良い会社に行けない。

 ↓

子どもは安い給与で雇われる。安いモノしか買えない。

給与下落の地獄のスパイラルで、このサイクルで冒頭に戻る。

 

これでは経済成長できない。日本人は自分で自分の首を絞めている。

日本のGDPの80%は国内生産である。わずか20%の輸出産業を優遇するために、海外に生産を移転したのは、貧富の差を拡大させる政策である。拝金主義の輸出優先企業が儲かり、国内産業が衰退した。日本に拝金主義が蔓延した。日本の心の教育が疎かになったせいだ。

 

中国はウイグルとかモンゴル人の奴隷労働で安く製品を作っている。

日本や米国の技術を盗んで製造するので、安く作れる。中国は開発費が不要なのだ。

これでは、日米はまともでは太刀打ちできるわけがない。だからトランプ大統領は、中国と経済戦争を始めた。

日本を守るため、日本品を買おう。子供に高等教育を与えよう。

政治を動かし、日本の生産体制を変えよう。心の教育を大事にしよう。

 

2020-12-10 久志能幾研究所通信 1857 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2020年11月 9日 (月)

「トヨタの片づけ」で人生を片づけ隊

 

 トヨタは5Sで世界一になった。5Sとは整理・整頓・清潔・清掃・躾である。

トヨタの片づけ格言

◆きれいにするのがゴールではない

 最終目的は、仕事の効率化、利益確保、人の育成、理念の達成である。

 見た目がきれいに整頓されていても、整理されていないと使えない。

 整理とは、何時でも使える状態に管理すること。

◆人を責めるな、仕組みを責めろ

 片付かなくなってしまった仕組みを改めよ。

 片付かないと、自身が損の痛みを直接感じる仕組みを作れ。

◆ムダという宝を探せ

 無駄の中に、改善のネタが埋まっている。

 それを一つ一つ改善すれば、業界でトップになれる。

 小さな改善の積み重ねでトヨタは世界一になった。

◆捨てるのが「もったいない」「いつか使う」は諸悪の根源

 「いつか」という時間には、高いコストがかかっている。

 期限の無い、「いつか使う」は、無駄の最たるもの。

◆ものを持つことはコストになる

 モノを持てば、減価償却が発生する。

 モノには場所も税金も人工もかかる。

◆指導者は桃太郎たれ

 部下をキビ団子という報酬を掲げ、結束して力を合わせよう

 

人生の片づけ

 これを自分の「人生の片づけ」に当てはめて、人生をオダブツ教の6Sで人生を乗り切るべし。

 6Sとは、整理・整頓・清潔・清掃・躾・創造である。創造(智慧)こそ時間創造の基本である。整理・整頓・清潔・清掃・躾・創造があれば、人生を歩むスピードが上がる。

 知識ばかりあっても、整理されてないと情報のゴミとなり、使えない。情報を智慧のレベルに上げよ。

 

目的地

 綺麗ごとの人生では、人生の最終目的に到達できない。泥だらけ、傷だらけの人生であっても、人生の目的を全うすればよい。遅くてもよい、着実に早く決断をすること。即決でなくてよい、早い時期に決める。歩む速度が遅くても、早く決めれば、敵よりも早く目的地に着く。敵とは優柔不断なもう一人の己である。何処へ行くかを早く決めるべし。

 いくら頑張っても、あと50年は生きられない。自分の人生をどう片づけるのか。癌になってもその片づけはできるが、認知症になってしまえば、片づけが出来ない。

 

システム構成

 こんな私に誰がしたと嘆かないで、自分の人生は自分で片づけるべし。

 人生のお荷物はAI付きブルドーザーを使って片づけよう。

 

無駄こそお宝

 人生で無駄なことは一つもない。病気も不遇も事故も全て自分の成長にために必要な事象である。人生が総て思い通りに行けば、鼻持ちならぬ人間になってしまう。

 病気をするから体の限度が分かり、体を大事にする。人の痛みが分かる。

 会社での冷遇も、自分の至らなさを教えてくれる仕組みである。仏様が頑張れと言っている。

 小さな事故が自分の危機管理の至らなさを思い知らせてくれる。それは仏様からの啓示である。そのまま突っ走れば、大事故に遭い死亡である。

 先日も、事故寸前となる事象に遭遇したので、仏様からの啓示と思い、ドライブレコーダーを前後2カメラ方式にすることにした。危機管理である。

 体で体験しないと智慧にならない。それが格物致知である。

 

「いつか」などは永遠に来ない

 今しかない。今使わないものは、永遠に使わない。捨てるべし。

 必要な時に、必要なものを買えばよい。

 モノを溜めるのが習性であった母は、日用品を大量に保存していた。昔の人は皆同じである。私は母の死後、その処分のため時間とお金を使った。今はモノを処分するのにお金がかかる。保管場所も土地代という金がかかる。

 

所有コスト

 モノを持てば、減価償却費がかかる。友人、知人を多く持っても同じだ。何時かはそれらが陳腐化する。知人友人が自分と同じように成長してくれればよいが、波長が合わなくなると別れがくる。

 教育も知恵も経験も維持しないと減価する。現代は知識も陳腐化の速度が速い。そのための訓練、練習の保持活動が必要だ。それにはお金がかかる。自分はどんな能力を持つのか。費用を考えてその能力を持とう。

 変な宗教思想を持てば、お布施という金ばかりを教団に貢ぐことになる。正しい思想を持とう。思想には所有コストがかかる。正しい思想は一つあれば十分だ。正しい宗教には、お金はあまりかからない。

 人生のお荷物は早く下ろせ。

 

モノを持つとは

 そのモノを持って、自分の人生を助けてくける存在のモノを持つべきだ。そのものと心中する気で、棺桶まで持って行く覚悟がなければ手に入れないことだ。

 モノを買うとは自分を買うことだ。安いものを買えば、自分の人生を安物扱いすることになる。大事な人生が、ぞんざいに扱われてしまう。すぐゴミ箱行きとなる。モノを多く持てば、自分の持つ資源がぼやけてしまう。自分の資源を整理整頓清潔清掃にして、世の中で活用しよう。

 

自分というお荷物

 自分が、認知症になり、粗大ゴミ同然になればその片づけコストが大変だ。人様に迷惑をかける。今後、日本は老人大国となり、その社会的負担が増加する。

 自分が、そんな存在になるなら、沖縄のきれいな海にドボンした方が、世の為かもしれない。だからこそ人間として、存在付加価値のある人物になるべきだ。人として世の中に貢献してこそ、生きている価値がある。そうすれば仏様と社会が生かしておいてくれる。自分は生きているのではない、生かされているのだ。仏様が世の中で不要と判断すれば、死が訪れる。世の中で不用品にないように学び続けなければならぬ。

 

人は学ばないと、人間ではなくなる。

学ばないと宿命的存在、つまり動物的、機械的存在に成り下がる。

学ぶことで運命的存在、つまり人間的存在になる。

よく学問修行をすると、自分で自分の運命を創っていくことができる。

              安岡正篤

 

鬼退治

 人生の片づけとは、自分の内に存在する「鬼」を退治すること。後ろ向き、劣等感、僻み、等の自分をディスカウントする負の潜在意識が「鬼」である。外の敵は容易に退治できる。しかし内なる鬼は強敵である。それを退治しないと、人生は片づかない。鬼を退治して、人生目標を目指して、菩薩になろう。菩薩とは佛になるために修行をしている。それが生きる意味だ。私は毎日、馬場恵峰師の書を見て自分の人生を確認している。

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    「魂(オニ)」は松本明慶大仏師作、「不動心」は馬場恵峰書

P10400341s  馬場恵峰書

2020-11-09 久志能幾研究所通信 1818  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年10月20日 (火)

愛すべき「108人の敵」

 

 人間は108の煩悩を持つ身内の敵を抱えている。その敵が無くなった時が成仏であるが、それでは人間でなくなってしまう。欠点があっても、精神の浄化があれば、その欠点が人間味となる。

 人間だもの、欲に駆られて思いっきりその方向に振れればよい。その振れに気が付いたら、自制心で元に戻せばよい。その欲をプラスのエネルギーに変換すればよい。

 それが出来なくなったのを、老いという。できないのが餓鬼、小人である。青春であれば、煩悩を正のエネルギーに変換できる。煩悩を負のエネルギーに倍増するのを老いの醜態という。

 

 人間が総て神・佛ばかりでは、ドラマも小説も生まれない。脚本家が失業である。批判家が失業である。私も路頭に迷う。

 自分が美しいと自惚れないと、美人コンテストでも優勝できない。驕り自惚れてこそ、美しさが磨かれる。いくら美人でも、私は美しくないと思い陰気な表情では、美人コンテストで優勝できない。

 人をうらやむから、それを凌駕しようと努力するから成長する。

 人に劣っていると劣等感を抱くから、学ぶのだ。しかし人が学ばないと、人は人間ではなくなる。人は動物界に堕ちていく。

 嫉妬心でも、こんがり焼けば、味が出る。それでこそ人間だ。

 色欲がなければ、人類が滅んでしまう。それでは世間が味気なくなる。

 生きる欲が無くなれば、死んでしまう。

 人間は、欲を適宜、制御して自省しながらうまく活用して成長すればよいのだ。人間は完ぺきな状態(神、佛)を目指してはならない。神になれば、人ではない。人でなしだ。そうなれば誰も酒を飲もうと誘ってくれない。友達もできない。

Photo

 

108の煩悩

1 苦締貪   執着心

2 苦締瞋   怒り

3 苦締癡   道理が分からず愚痴を言う

4 苦締慢   おごり、高ぶり

5 苦締疑   正しい事を疑う

6 苦締有身見 身体への執着

7 苦締辺執見 極端な思考

8 苦締邪見    因果応報を知らない

9 苦締見取見   間違いを正しいと思い込む

10 苦締戒禁取見 誤った考えを信じ込む

11 集締貪    欲望

12 集締瞋    憎しみ

13 集締癡    悪行を行う

14 集締慢    他人に誇りたがる

15 集締疑    真実を疑う

16 集締邪見   果報は無いと思う

17 集締見取見  自分が最も優れている

18 滅締貪    激しい欲求

19 滅締瞋    いら立ち

20 滅締癡    無知による行い

21 滅締慢    傲慢

22 滅締疑    正しいことが信じれない

23 滅締邪見   因果関係を認めない

24 滅締見取見  誤った見解を信じ込む

25 道締貪    何かを求める心

26 道締瞋    怒りで心が安定しない

27 道締癡    愚かな行為

28 道締慢    自慢したがる

29 道締疑    真実を信じれない

30 道締邪見   自分の行いに果報は無いとする心

31 道締見取見  間違った考えに執着する

32 道締戒禁取見 誤った決り事を信じ込む

33 色界苦締貪  魂からの欲望

34 色界苦締癡  愚かな行為

35 色界苦締慢  自身こそが凄いと宣伝したがる

36 色界苦締疑  正しい教えを疑う

37 色界苦締有身見 身体への執着

38 色界苦締辺執見 極端な考え方

39 色界苦締邪見  因果応報は無いとする

40 色界苦締見取見  自分だけが正しい

41 色界苦締戒禁取見 間違いを正しい事と勘違いする

42 色界集締貪    必要以上に欲する心

43 色界集締癡    愚かな行い

44 色界集締慢    他者に誇りたがる気持ち

45 色界集締疑    正しい事を信じられない

46 色界集締邪見   善悪の果報があることを認めない

47 色界集締見取見  自分が正しく他が間違っている

48 色界滅締貪    湧いてくる欲

49 色界滅締癡    愚行

50 色界滅締慢    優越感

51 色界滅締疑    なにも信じない

52 色界滅締邪見   因果応報を認めない

53 色界滅締見取見  誤った教えに執着する

54 色界道締貪    精神的な欲求

55 色界道締癡    悪い考え

56 色界道締慢    他人に自慢したがる

57 色界道締疑    真実を疑う

58 色界道締邪見   善悪の果報は無いとする心

59 色界道締見取見  自分が正しく、他が間違っている

60 色界道締戒禁取見 間違った教えに執着する

61 無色界苦締貪   精神的な欲望

62 無色界苦締癡   怒りからの憎しみ

63 無色界苦締慢   自分が優れている事を知らしめたい

64 無色界苦締疑   正しい道を信じれない

65 無色界苦締有身見 心身を思い通りにできる

66 無色界苦締 辺執見 バランスを欠いた思考

67 無色界苦締 邪見  因果応報は無いとする

68 無色界苦締 見取見 誤った見解を正しいと思い込む

69 無色界苦締戒禁取見 誤った見解に固執する

70 無色界集締貪   魂からの激しい欲望

71 無色界集締癡   愚かな行為

72 無色界集締慢   慢心

73 無色界集締疑   真理を疑う

74 無色界集締邪見  自分の行いが自分に帰ってくることを信じない

75 無色界集締見取見 自分は正しいが、皆が間違っていると思う心

76 無色界滅締貪   無意識に生まれるの欲求

77 無色界滅締癡   真理に対する無知

78 無色界滅締慢   己の凄さを誇りたがる

79 無色界滅締疑   正しい教えに疑問を持つ

80 無色界滅締邪見  罪・公徳による果報を信じない

81 無色界滅締見取見 間違いを正しいと信じ込む

82 無色界道締貪   欲求

83 無色界道締癡   悪行

84 無色界道締慢   悪意

85 無色界道締疑   疑心

86 無色界道締邪見  所行が自分に帰ってくると知らない

87 無色界道締戒見取見  間違いに執着する

88 無色界道締戒禁取見  妄信

89 修惑欲界貪      生来持っている欲求

90 修惑欲界瞋      生来持っている怒り

91 修惑欲界癡      生来持っている悪行

92 修惑欲界慢   生来持っている慢心

93 修惑色界貪   自制しがたい欲望

94 修惑色界癡   自制しがたい愚行

95 修惑色界慢   自制しがたい慢心

96 修惑無色界貪  抑えられない欲

97 修惑無色界癡  抑えられない悪行

98 修惑無色界慢  抑えられない慢心

99 十纏無慚    自分に対して恥じる心が無い

100 十纏無愧    他者に恥じ入る事が無い

101 十纏嫉      ねたみ・嫉妬

102 十纏慳     物惜しみ

103 十纏悔     後悔

104 十纏眠     身体が自由に動かない

105 十纏掉挙    心が騒がしく、静まらない

106 十纏惘沈    心が滅入ってふさぎ込む

107 十纏忿     憤怒

108 十纏覆     罪を隠そうとする

  

2020-10-20 久志能幾研究所通信 1793  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年10月 1日 (木)

時間とは何か  磨墨知590-2

 

 人生は言葉の定義で生き様が変わる。言葉をどのように解釈して行動に移すのか、それによって人生の歩き方が変わる。解釈の仕方は国や民族の人生観そのものである。人生をつまらないものと定義すれば、つまらない人生を送る。価値あるものと定義すれば、価値を作るための生き方をする。

 それ故、時間を「量」と捉えるか、「命」と捉えるかでは、生き様に大きな差が出るはずである。

 辞書での解説とは、辞書の各編集者の解釈にすぎない。解釈が同じでないことは下記の辞書例を見れば一目瞭然である。辞書は、あくまで個人的見解である。自分の人生を創る為に、自分で時間を定義しよう。

 ODA佛教の辞書では「時間とは与えられた命である」。

 

リース物件

 その命は、必ず死ぬことが確定のリース物件である。それも仏様から授かったリース物件である。そのリース期間中に、どけだけ自分の命を輝かせられるかを問われる。リース物件だから期限が来れば、仏様に返さねばならぬ。リース満期前でも、使い方が間違っていると、仏様から強制的に没収される。

 

生存的地盤か生命的地盤のどちらで生きる?

 人は生存的地盤で生きると、単なる我欲だけで生きることである。己が死ぬことを考えず物欲、金欲、権利欲に執着して生活し、何時までもそれが続くと思ってしまう。金を持てば更に金が欲しくなる生活となる。権力の座に就けば、何時までもその座を離さない。まるで大垣市の小川敏のような存在である。

 それを生命的地盤で生きると覚悟すると、命は生と死を含めた存在であることを意識して生きる。己も何時かは死ぬ身であることを意識して生きる。だからこそ生命体として己の命を輝かせて生きることが出来る。

 

真のおとなになる

 道元禅師『正法眼蔵』に曰く「諸仏は大人なり」。仏教で佛になるとは、大人(だいにん)になるの意味である。小人(しょうにん・ガキ・こども)で生まれて、修行をして、本当に意味の「大人」になる事を、佛になるという。今の世は、あまりに大人になっていない未熟児が多すぎる。それは佛(真のおとな)になる修行をせず、生存的地盤だけで生きるからだ。

 今の日本社会が停滞している原因は、西洋の個人主義、利己主義、拝金主義、刹那主義、欲望主義に侵されたためである。だからこそ、命が生死を含む存在であることを認識して生きることだ。

 

命の寿命

 どんなモノにも命がある。モノにも命があり、職位にも命がある。大統領、市長なら4年、社長なら2年である。その職位の命が尽きるまでに、その使命をどれだけ全うできるかが問われる。頑張って成果を上げれば、2期目もあるかもしれない。その覚悟がないと、無為無策の任期を務めることになる。

 モノも大事に使えば、その寿命を全うして、自分の道具として一生使える。私は高いモノを大事に長く使っている。

 人間の命のリース期間は、平均で80年である。そのリース期間中で、自分の体を大事に使って、与えられた使命をどれだけ果たすかである。

 幸いなことに、リース物件の己の体を大事に使えば、そのリース期間延長は仏様からご褒美で授けられる。だから死んでもいいから(?)、健康管理が必要なのだ。天才ではない凡人の我々は、長生きすることだ。

 

各辞書での「時間」の定義

 0 時間とは与えられた命である。(ODA佛教の辞書) 

 だから時間にも死がある。時間とは、あくまで自分の命の刻みである。一刻一刻、命は尽きていく。それに対して、他人の時間は止まっている。それを早退性原理(相対性原理?)という。己は皆に見送られ「早退」して、あの世に逝くのだ。だから、その前にやるべき使命を果たすべく、定時(寿命)まではこの世に留まるように精進すべきだ。

1 A continuous measurable quantity forum the past, through the present, and into the furture (Longman)

 過去から現在を通して未来に向って連続的に数えられる量

2 What is measured in minutes, hours, days, etc. (Oxford Adbanced Learner’s Dictionary)

  分、時、日等で測定できるもの 

3 the quantity that you measure using a clock (Macmillan Egnilish Dictionary)

  時計を使って計測する量

4 the part of existence which is measured in seconds, minutes, hours, weeks, months, years, etc. (Cambridge Adavanced Learner’s Dictionary)

  秒、分、時、週、月等で計測される存在の一部

5 a quality that goes on and on without end, separating things that happened before from those that will happen. (The Lincolm Writing Dictionary)

   起こってしまった事象を起こるであろう事象を分離する終りなき継続する品質

6 the past, present, and future; every moment that has ever been or ever will be (Webster’s New World Children’s Dictionary)       

 過去、現在、未来;  継続するか継続するであろう各瞬

 7 The past, present, and future measured in seconds, minutes, hours, and so on.(Scholastic Children’s Dictionary)      

 秒、分、時、等で計測される過去、現在、未   

8 Indefinite, unlimited duration in which things are considered as happening in the past, present, or future; every moment there has ever been or ever will be. (Webster’s New World Dictionary)           

9 A nonspatial contimuum in which events occur in apparently errebersible succession form the past through the present to the future.(The American Heritage Dictionary)

10 System of distinguishing events; a dimension the enables two identical events occurring at the same point in space tobi disitinguished, measured by the intervalbetween the events. (Encarta World English Dictionary)

11 A period during which something(as an action, process, or condition) exists or continues; an interval comprising a limited and continuous action, condition, or state of being; measured or measurable duration. (Webster Third International Dictionary)

12  A rasional system in which events, following from one to another, can be measured; the passing of minutes, hours, days, or years (Randoum House Webster’s Intermediate English Dictionary)     

13 A certain point in the day or night, that you say in hours and minutes/ all the seconds, minutes, hours, days, weeks, months and yeaes. (Oxford Elementary Learner’s Dictionary)

14 Time is what we measure in minute, hours, days, and years. You use time to ask or talk about a specific point in the day, which can be stated in hours and minutes and is shown on clocks. (Collins COBUILD New Student’s Dictionary) 

15 The passing of hours, days, years,etc. measured by clocks./ the passing of time/yeas,/ the process of time/ the years happnening and becoming past of the past. (Larousse English Dictionary(france))

2020-10-01 久志能幾研究所通信 1769  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年9月21日 (月)

心の垢を落とそう

 人が活動すれば汗をかく。人は毎日、お風呂でその汚れを落とす。動かなくても生きていれば、体に垢も溜まる。お風呂で、たわしで、タオルで、石鹸で、その垢を落とす。それが清潔な人間としての身だしなみの生活である。しかし心に溜まった垢を落とす人は少ない。

 人として生きていれば、欲があり、他人と衝突して、怒りが起きる。その怒りが心を垢で汚す。心に邪念が起きると、素直な心に垢がつく。

 素直な心で、感謝して生きれば、心に垢は溜まらない。それが幸せの基である。その呪文が「ありがとう」である。

人は使命を持って生まれてくる。最大の使命が、この世で、最低一人の人間を幸せにする責務がある。その最初の一人が己である。それを期待してご先祖は、己をこの世に遣わした。

 

3大排泄

 人は動物として、皮膚からの排泄(汗、垢)、腸からの排泄(便)がある。それに対して、人間は霊長類として、心があるから、3つ目の排泄として、心の浄化が必用である。その排泄をやらないから、畜生の欲望だけの、堕落した存在から脱却できない。

 動物ではない人間は、一生かけて魂を浄化するのが、人間が人間たる責務である。

 

心を汚す「欲」

 人は成長するごとに、色んな欲が増えてくる。生存欲、食欲は勿論、青年になり色気づくと女が欲しくなり、金が出来ると更に二号さんまで欲しくなる。それは限度がない。

 欲とは、「谷」底に突き落とされても、「欠」けないと書いて、「欲」である。生きている限り欲は無くならない。生存欲が無くなれば、死んでしまう。だから人間として、生きていくために良い欲を持つべきだ。認知症になれば、それがなくなるから、それは脳死である。

 金も集めれば集めるほど、限度が無くなり、守銭奴・餓鬼道への道をまっしぐらである。幸いに、多くの人はそれほど能力がないので、自然と世間からその限度を思い知らされて、諦める。まともに働けば、大金は手にできない。過剰な金には強欲の汚れが付いて回る。

 権利欲・名誉欲も一度手に入れた利権、権力の座は、決して手放さない強欲に包まれる。その欲からはどす黒い垢が生まれる。

 

人は死ぬ

 多くの汚濁にまみれた金満家、色欲魔、権力欲魔の人間に、忘れていることがある。人を何時かは死ぬのだ。金も地位も女もあの世には持って行けない。人は裸で生まれて、裸で死んでいく。無垢な赤ん坊で生まれて、汚濁に満ちた人生を歩み、痴呆の老人になって、垢まみれで死んでいく。痴呆になったとき、その垢も消える。

 

旅立ち

 私は痴呆症になって、人に笑われて心の垢が火葬場で焼かれるよりも、最期まで正常な意識で、心の垢を落として、旅たちたいと思う。

 長く生きると、ものも増え、しがらみも増え、心のわだかまりも増える。それは、人生の山を下山する時は、全て不要なモノだ。死ぬ前に少しずつ、それを捨てていくのが、人間としての心の浄化である。

 たまには心を空にし、広い場所で、高い場所で、清楚な神社で、静かなお寺で、自分を見直すのも良き心の掃除である。私は飛行場で飛行機の離着陸を眺めていると、俗世間の憂さを忘れて心が清らかになる。それも俗世間からの旅立ちである。

 

心の富者の家

 金持ちの家は、不要なモノがなく、すっきりしている。貧乏人の家はモノだらけで混沌としている。それでは幸せとは言えない。心の豊かな人は、心のしがらみもこだわりも少なく、幸せである。心の金持ちを目指そう。

 それが出来ないのは、比較3原則(非核三原則?)で、他人と比較し、過去の自分と比較し、親と比較して、欲を出して人モノかねを集めるからだ。それは自分の心の惨めさの表れである。心に綺麗な人は、ものに拘らない。

 

非欠惨原則

 仏教の3つの教えの一つは、他人との比較を禁じている。他と比較すれば、必ず優越感や劣等感を抱き、それが心の汚れの原因となる。それが自分を苦しめ、自分で自分を無くしてしまう。所詮、死ぬ時には意味のない比較3原則である。何時か、必ず死ぬ身には、その比較は大したことではない。人は裸で生まれて、裸で死んでいく。

 

そうは言っても

 そうは言っても、私はまだ成仏も悟りもしていないので、人間として欲望のオンパレードである。私は聖人君主ではない。その欲が無くなれば生きている意味がない。私はまだ金も女もモノも名誉も欲しい。美味いものも食べたい。修行中の身として、今はその整理途中ではある。

 人に説法するのと、現実の自分の行動とは別である。私も人間だもの、理想に燃え、理想を語っても、その実行は難しい。それが出来ていれば、今頃は仙人である。だから、私は死ぬまでが修行として、夜間飛行を続けている。夜間飛行でも、北極星の方向が分かれば、目的地を見失う心配はない。そうやって心の垢の汚れを落とすこと心がけている。

 

角熟

 私は円熟でなく、角熟、欠く熟、書く熟を目指している。人間として欠点を持ったまま、人格を熟するのだ。そうすれば、欠点が人間味となる。人は神、如来の完璧さを求めては、人でなくなる。「人でなし」である。菩薩とは、仏道を修行する仏様の姿である。

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  馬場恵峰書

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2020-09-20 久志能幾研究所通信 1756  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年9月18日 (金)

原因解明 大垣の没落、日本の停滞、日本人の劣化

経済成長率:

  大垣はマイナス1%、

                日本は  1%、

                欧州は  2%、

               米国は 3%  である。

この原因を解明する。

 

 米国経済の牽引役はGAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)である。それらの企業が躍進している要因は、革新性、多様性、女性パワー、高学歴化、グローバル性、奴隷制開放、である。

 

大垣の没落

 大垣の衰退の原因は、封建制の横行、士農工商の身分制(お役人が一番偉い。商売人は人間扱いされない)、市のインフラ投資を吝嗇、教育への費用を削減(教育を県下一最低のレベルに落とした)、小川敏の19年間の長期無為無策無能政治の横行が、衰退の原因である。

 大垣新市庁舎だけは豪華になった。それは、まるで自宅だけ豪華にして、稼ぐための能力向上に自己投資もせず、パソコンも購入せず、子供にも高等教育を受けさせないような、安サラリーマンに成り下がったのだ。吝嗇で5Sもしないから、家の中(大垣市内)はゴミ屋敷である。それでは出世など、夢の夢である。大垣が没落して、当然である。

 

日本の衰退

 日本の衰退の原因は、政府の経済政策の間違い、行政の革新性の無さ、IT化の遅れ、金儲け主義で海外に工場移転して国内を空洞化、多様性の欠如、女性パワーの活用遅れ、低学歴化、行き過ぎたグローバル経済主義化、中国の奴隷制利用での金儲け、中国の公害無視の生産で不当利益確保、である。

 

日本人の劣化

 日本人劣化の原因は、人間としての教育(修身)が無くなったためである。先祖を敬わず、年長者を敬わず、間違った個人主義の理解で、利他から利己主義の染まったのが原因である。アメリカ占領軍の日本精神破壊工作が効いてきたのが根本原因である。それが日本の衰退につながった。

 

幼稚化、サル化

 日本の指導者の幼稚化が日本の衰退に輪をかけた。政治家や指導者がサル化した。自分だけ良ければ良い、今だけ良ければよい、という利己主義の横行である。

 なぜ国のために命を落とした英霊に敬意を表するのを、中韓に遠慮せねばならぬのか。媚中議員は、中国の猿回しのサルである。媚中議員は、日本の国益を賄賂という餌でサル化して忘れたのだ。

 なぜ最近の日本人はお墓参りに行かなくなったのか。墓参りは先祖の存在を親が背中で教える教育の機会である。私は父の墓参りする背中から、それを教わった。

 

躾教育崩壊

 利己主義の横行とは、人の痛みを感じる躾が無くなったためである。利己主義で、金儲けの為なら、義理や礼を欠いても平気な日本人が増えた。

 

スマホの弊害

 スマホばかりいじって、知性を養うため本を読む人が少なくなった。日本の出版額は、1997年の8兆9280億円をピークに、2016年は5兆2750億円と42%も減少した。現在もその額は下がり続けている。それだけ日本人が本を読まなくなった。読書をして考えることが少なくなったのだ。電車の中では、読書する人は消え、スマホゲームに没頭する輩ばかりである。

 

人格欠如

 人としての教養がないから、人格・人徳で人を引っ張っていくリーダが少なくなった。信用できる人も少なくなった。大企業のトップでも不祥事が絶えない。トップとしての人格がないのだ。魚は頭から腐る。だから日本は衰退した。

 市長の多選が大垣市の衰退の原因なのに、利己主義で6選を目指す東大出の市長・小川敏がいる。19年間の長期独裁政治のど真ん中に居るとその弊害が理解できないのが、東大出の頭である。それこそ日本と大垣の衰退を象徴している。これからの日本の発展のためには、50年前の知識テストだけで選ばれた権利を獲得した者が、物事を決めてはダメなのだ。多くの人は、50年も経つと認知症にもなり、使い物にならなくなるのだ。70歳ともなれば、20%は認知症である。

 

甘やかし

 親が子供を甘やかして育てるから、上司が少し叱るとすぐ折れる人間になってしまう。鬱病等の精神疾患患者の激増である。その元凶は堕落した親である。

 

親子断絶

 年長者を敬う躾をしないから、親殺し、子殺し、孫殺しの悲惨な事件が多発する。私が小学校の頃の1960年頃はそんな話など聞いたことがない。

 その子供も親の体が不自由になると面倒も見ず、親をすぐ施設に放り込む。その子供は施設へは、滅多に面会に行かない。それが日本の現実だ。

 

ゲームの弊害

 親が子供のスマホゲームを放置するから、すぐ切れるゲーム脳の子供に育ってしまう。ゲームが日本の未来に貢献しないのに、ソニー等を筆頭に拝金主義的にそれにたかる企業が増加である。ソニー等は、それが社会に貢献しないのにも関わらず、金儲けさえできればと開発に余念がない。井深さんが草葉の陰で泣いている。

 

 金儲けの為なら、毒相当の食品をテレビコマーシャルで日本人に食べさせる風潮になった。添加剤、防腐剤、酒類も、金さえも儲かれば、やりたい放題である。テレビも食品メーカは大スポンサーなので、批判など一切しない。それが原因で日本人の2人に一人が癌になる時代となった。その原因は、日本人の人格の劣化である。今さえよければ良いという人間が増えたのだ。

 

自己啓発しない日本人

 パーソル総合研究所が昨年、アジア・オセアニア14カ国・地域で実施した調査では、「勤務先以外で行っている学習や自己啓発は?」との問いに対し、「特になにもやっていない」と答えた割合は日本(46%)と突出していた。要は入社後の成長も会社に委ねていたのだ。

(日経ビジネス 2020.09.07号p31)

 その回答で、中国は6%、韓国12%、台湾13%にオーストラリア21%であり、それと比べると異常である。自己成長に取り組まない国が成長するはずがない。

 

人の劣化

 なぜ自分は成長しないのか。ジリ貧になるのか。それは自己投資をしていないからだ。勉強しないからだ。奥さんに財布を握られ、自己投資へ費やす金がないのだ。世間の多様性を認めないから、自己中になっている。勉強していないから、人として昔に得た能力が減価償却して、能力が磨滅している。それで自分の世界に閉じこもって、他の意見の受け入れを拒否しているからだ。

 老人ホームに行くと、寂しい老人が大勢いる。それは頑固に自分の殻を大事にしているからだ。元エライさんは、「私の上席はどこですか」とのたまう。だから誰も寄り付かない。

 40年間、家と会社の間を往復するだけで、家に帰れば、「風呂、メシ、寝る」しか妻と会話がなければ、人間として劣化して当然である。妻は夫が家で勉強をしている姿を見たことがない。そうなれば、後は定年離婚か認知症への道を歩むしかない。

胸に手を当てて、自省しよう。何のために生きてきたのだ?

 

2020-09-19 久志能幾研究所通信 1754  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年8月 4日 (火)

伝承とは祈り

 私が師匠から教わった一番大事なことは、「技術はいらない。精神性と心を磨け。心が伴なわない人に、技術なんてロクなもんにはならない。」。

 私はそう教わって、次に人にそれを少しでも伝えられたらいいと思う。そうやって結果を残すことが、現場を含めて、人づくりもそうですわね。そこが一番の恩返しかなと思います。

   西山 天龍寺 庭師 平木信行氏 談

 2020年7月6日放映NHKBS「京の都を守る霊山 祈りの道」より

 

何のために?

 どんな仕事でも、イベントでも、心が籠っていない仕事は、人に感動を与えない。やっつけ仕事で、いくらイベントを上手くやっても、同窓会幹事だけが自己満足しているようでは、ガキの作業でしかない。

 その仕事は、何のために? 誰のために? 何を残すために? 何を継承するために?を自問したい。その答えは千差万別でも、それをやり遂げる人の心こそが肝要である。

 それを突き詰めると、何のために生きているのだ?

 その答えを求めて生きている人は幸せである。少なくとも、人として生まれて、学んで人間を目指して精神を磨いているからだ。

 魂の浄化こそが、動物で生まれて、人間になるための目的である。

 

 学ばないと宿命的存在、つまり動物的、機械的存在に成り下がる。学ぶことで運命的存在、つまり人間的存在になる。

               安岡正篤

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何のために市長になったのか?

 2017年12月21日、小川敏の母校の忘年会で、集まった同窓生の場で、上座にふんぞり返って小川敏は、翌年の市制100周年記念行事の件を誇らしげにぶち上げた。その忘年会の開催目的は、小川敏が同窓生にその演説をブツための集まりであった。同窓生は卒業すれば、皆同列である。それを小川敏が上座で演説をぶつように段取りした幹事は、仲間の裏切り者である。忖度である。50年前の母校の同窓会としての最初で最後の忘年会を、段取りした幹事は、その目的を忘れて走り回った。多くの同期の仲間を呆れさせた。虚しい幹事作業であったと思う。 P10909022

小川敏は何のために大垣市長になったのだ?

 その市長としての心がけがないから、市政が最低である。小川敏には、市民のためという心も大義名分もないから、大垣市は小川敏が市長になってから、19年間連続で没落し続けた。大垣市の公示地価が冷酷にそれを示している。

 

020-08-04 久志能幾研究所通信 1689小田泰仙

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2020年7月22日 (水)

書評「死という最後の未来」

石原慎太郎・曽根綾子著 玄冬舎 1500円(2020年6月20日初版)

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 死という未知を学ぶ

 私はこの本を読んで、生きる勇気を貰った。死に対して達観できて、勇気を持って人生の収穫期を生きる勇気を得た。死の直前は、人生舞台の幕が下りる寸前のクライマックスである。カーテンコールを期待して最後の頑張りをしよう。良く死ぬために、よく生きる。そういう勇気をこの本からもらった。

 曽根さんは、自然界に身を置くと、その営みに感化されて、春夏秋冬の自然の営みで、人間もそのサイクルで老い、死ぬのが納得できるという。人間は自然界の中の小さな存在だ。今の現代人はそれを忘れている。

 久しぶりに読後感の良い本に出合えた。文中に示唆に富む言葉を多く見付けた。それを下記に記す。

                    2020年7月21日読破

 

 

石原 ホーキング博士は40年前の講演会で「高度な文明を持った星は、自然の循環が狂って、宇宙時間でいうと瞬間的に滅びます」と言った。彼の言う宇宙時間の瞬間的とは、100年である。

 ホーキング博士は永遠性を肯定的に説いた人で、そういうふうに語った哲学者もいない。それと同じことを、お釈迦様も法華経も説いている。(p117)

 

延命治療はやらない

曽根 人生の最期でやってはいけないこと。点滴・胃瘻、気管切開、酸素吸入。(p159)

 

 私の母も脳梗塞で、半年間、意識もなくベッドで延命治療を受けた。自分で呼吸ができないので、酸素吸入である。そばで見ていて残酷だと思った。自分なら早く死なせて欲しいと思う。付き添いの家族が不幸である。

 

曽根 人間の一生は「永遠の前の一瞬」。(p162)

曽根 本当の友情というのは、相手の健康や幸せを望むこと。(P169)

曽根 私の場合は何も残したくはないですけれど、棺に入った時に、誰か胸元に「ミッション・コンプリート」と書いた紙をおいてくれないかしら、と思いますね。(P178)

石原 織田信長が桶狭間の戦いに出かける前に、一差し舞ったのは「敦盛」。「人間五十年、下天の内を比べれば、夢まぼろしの如くなり。一度性を受け、滅せぬ者のあるべきか。これぞ菩薩の種ならむ、これぞ菩薩の種ならむ。死のは一定、しのぶ草には何をしようぞ、一定かたりをこすよの」

 人は、誰か死んだ後、なんだかんだと勝手なことを言うけど、全くおこがましい、ちゃんちゃらおかしいと信長は軽蔑しているんです。(P171)

 

曽根 寿命は、聖書の中で「ヘリキア」という言葉で出てくる。ギリシア語で、意味は3つある。それは寿命、その職業に適した年齢、背丈である。どれも自分の自由にならない。命の長さは神様が決めること。(P183)

石原 大自然の中では、誰も頼れない。そいう環境に身を置かないと脳幹を鍛えられない。今の若者は、辛いことを避けて経験しないから、脳幹が鍛えられいない。今の若者は、スマホに氾濫している情報を過剰に摂取しているから、本能が衰える。頭にはどっさり実がなっているが、支えなければ肝心の幹がやせているから、なにかあると簡単にポキンと折れてしまう。(P199)

 

曽根 やはり食が大事ですから。あとはリンパマッサージ。これは定期的にやって、血流をよくしています。目を使う仕事ですし、頭皮も全部揉んでもらうんです。気持ちがいいですよ。頭蓋骨の中の血流をよくすることも重要ですから。(P203)

曽根 私は50歳になった時から、寝る前に「3秒の感謝」というものを始めた。「今日までありがとうございました」と言うんです。もしその夜中に死んだとしても、けじめをつけたことになるでしょう。死ぬことは良い制度だと思います。

 だって、「あなた自由にやりなさい」とずっと生きていたら、どこでやめたらいいかわからないじゃないですか(笑)。(P205)

 私は寝る前に、仏壇の前で仏様とご先祖に感謝をしてから眠りにつく。私は曽根さんと同じことをしている。それがけじめになっていることを教えて頂いた。

 私は馬場恵峰師の教えに従って、朝は希望を抱いて起き、夜は感謝で眠りにつく。

曽根 人は、社会貢献することが大切。年老いて、誰しも外見がどんどん衰えていきます。その人を輝かせるのは「徳」だけなんです。社会にほんの少しの奉仕もしようと思わない人は、「徳」がないのです。

 古代ギリシア語の「徳」という言葉には、卓越という意味もある。奉仕に興味がない人は、卓越もしていない。

 「受けるよりは与えるほうが幸いである」(P207)

 現代の日本社会は、貰うことばかりに狂騒している。利他の心が失われてしまった。今の日本人は心の修養が出来ていないのだ。修身の教育が必要だ。

曽根 人の役に立てるということは、自分自身の希望になる。自分にも光を与えられるということなんでしょう。(P213)

曽根 私たちは、こと中年以降は、弱っている人たちや助けを必要とする人たちの存在を、絶えず意識して生きることが必要だと思いますよ。運命を嘆いてみたり、文句ばかり言っているような人は、誰かに与えるとか差し出すとか、心に寄り添うということがまったくないように見受けられますね。(P130)

 私は嘆きばかりしていたり、未来の話をしない人とは縁を遠ざけるように心がけている。その言葉の影響を一番多く受けるのは、本人自身なのに、その人はそれに気が付いていない。そんな人と付き合っては、自分の人生のフィナーレを穢すことになる。私は少しでも、皆さんのためになる情報を提供しようと取り組んでいる。

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2020-07-22 久志能幾研究所通信 1675 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2020年7月17日 (金)

「コロリ菌詐欺師」の手口はファストフード以上

 私は癌の再発が怖しく、命が惜しいので、ファストフードは食べない。その昔は、牛丼、ハンバーガー、ポテトチップス、ピザ等をよく食べていた。昨年、癌の手術をしてから、南雲吉則先生の指導を受けて、ファストフードは全く食べなくなった。

 

ファストフード

 ファストフードの多くは、安価と加工しやすさを求めるため、香辛料による味付けが強い。中でも化学調味料が使われていることが多い。化学調味料は「グルタミン酸ナトリウム」(アミノ酸をタップり含んだ調味料)である。これで簡単に“うま味”が出て、美味しい料理が作れるのです。

 しかし化学調味料には「興奮性」と「依存性」があり、グルタミン酸ナトリウムは、興奮剤の神経伝達物質です。脳細胞を刺激して「報酬系ホルモン」と呼ばれるドーパミンやエンドルフィンを分泌させる性質がある。

 だから、食べるたびに、「もっと食べたい、もっと食べたい」という気になる。「もっと気持ちよくなりたい」と興奮してくるのです。

 それが過ぎると、食べないと禁断症状が出るほどになる。まさに麻薬やアルコールと同じような依存症になるわけです。(p127)

    南雲吉則著『老けない人になるもう一つの習慣』

 

コロリ菌詐欺師の手口

 コロリ菌詐欺師は、苦労をせず安易に人を騙して金を稼ぐ。独特の味付けされた手口で、金を持った老人を引き寄せ、騙して金を奪う。その手口の中でも、親切に面倒を見て、老人の話しを親身に聞いてあげて信用させ、それで財産を奪う手口が、一番効果が高い。老人は寂しいのだ。

 化覚蝶魅料の「ズル堕眠産納得利有無」には、老人がコロリと騙される魔力がある。詐欺師は汗水垂らさず、ズルをして老人を催眠術にかける様に騙せるのだ。愛に飢えた寂しい老人には、その手口がたまらく嬉しく感じる。

 実の息子は仕事で忙しく、老いた親には、滅多に会いに来ない。嫁も次男の嫁なら、親の面倒は長男がみるものとして、親の面倒など見ない。

 詐欺師は24時間、金持ち老人の財産を奪うことを考えている。詐欺師は必死なのだ。詐欺師には生活がかかっているのだ。そんな詐欺師に、老人や実の息子が勝てるわけがない。

 オレオレ詐欺や豊田商事事件の被害者のように、老人は寂しく、騙されていることが分かっていても、詐欺師のような営業マンの話を聞いてしまうのだ。

 しかしその「化覚蝶魅料」には「興奮性」と「依存性」がある。老人は、嘘でもいいから、優しくしてもらいたいのだ。優しくされれば、興奮剤の神経伝達物質と同じ機能を果たす。それは脳細胞を刺激して「報酬系ホルモン」と呼ばれるドーパミンやエンドルフィンを分泌させる性質がある。

 だから、優しくされるたびに、「もっと優しくして欲しい、もっと話を聞いて欲しい」という気になる。「もっと気持ちよくなりたい」と興奮してくるのだ。

 それが過ぎると、優しく接せてくれる「詐欺師」に会わないと禁断症状が出るほどになる。まさに麻薬やアルコールと同じような依存症になる。詐欺師はそのツボを熟知している。だからいつまでたっても、オレオレ詐欺がなくならない。

 

コロリ詐欺師の罠に負けた痴人の愛

ん億円詐欺の実例

 私の知人の80代の叔母が、この種の詐欺に巻き込まれ、ん億円の財産を奪われる寸前であった。この老女は財産があるが、息子達が家に寄り付かず、寂しい思いをしていた。

 彼女がタクシーで病院に通うとき、たまたま乗り合わせた運転手が親切にしてくれたので、いろいろと話をして、相手を気の毒になったようだ。その運転手がアパート代の支払いにも困り、この老女に泣きついてその家に転がり込んだという。その男(48歳)は、老女に多大な財産があることを知ったので、それを奪う算段を24時間、考えて実行したようだ。

 要は、自分のタクシーの仕事はおっぽり出して、80代の老女の世話を始めたのだ。つきっきりで世話をされれば、自然と情が移る。それが1年間にもなると、彼女は実の息子のように思ってしまった。何処の世界に、48歳の働き盛りの男が、80代の老女の世話をするものか。介護の資格もなく、下の世話までせねばならないのに。下心がなければ、できるはずがない。

 この6月に彼女が緊急入院をして、手術でステンを入れられて、弱気になったようだ。それで彼女は知人に、「この子を養子にしたい。実の息子には財産をやりたくない。それで手続きで手助けして欲しい」と泣きついたという。

 知人はその叔母に恩が有るので、親身に相談に乗り、遺産相続の段取りを始めたが、その途中で、おかしいことに気が付き、事実関係を調査して、詐欺だと確信したという。

 この48歳の男は、彼女の住む家、土地、株券リスト、預金の全てを把握していた。その家屋敷を売却して、土地を分割して売り、残りの土地に小さな家を建てる見積書まで取っていた。その不動産屋との契約書が2020年7月11日にその男に送られていた。知人はそれを7月13日に病院で見せられて、腰を抜かした。

 翌日7月14日、知人が実の息子と会って、それを確認すると、彼は母の入院の件も知らないし、母の財産総額も知らないという。しかし48歳の男はその財産の全貌を知っていた。所有株券リストは、7月2日付けで証券会社から発行されていた。状況から判断して、どう考えても詐欺としか考えられない。

 その息子は弁護士か警察と相談するという。詐欺師に全てを奪われる前に、なんとか間に合ったようだ。

 

再発防止

 どんな場合でも、親は子供がかわいいのだ。それが息子から無視されると、最大の悲劇を生むのだ。愛の反対は憎悪でなく、無視である。憎むのは愛があるから憎むのだ。

 親子の絆を大事にしないから、こういう事件が絶えない。修身の教育がなくなり、親を大事にする躾がなくなってしまった。それが最大の原因だと思う。

 皆さんも老人がコロリと騙される「コロリ菌詐欺師」にご用心を! その事件が起こる真因は、子供が親を見捨てているのが原因である。子供が親に会いに行っていないのだ。親は寂しいのだ。それを詐欺師に付け込まれたのだ。

 

自分の存在

 自分がこの世に存在するために2人の親がいる。その2代前には4人の親がいる。3代前には16人である。10代前には1024人の親がいる。その一人が欠けても、自分はこの世に生を受けられなかったのだ。その親を大事にしないから、子供が親を殺す凄惨な事件まで起きるようになったのだ。

 10代前には1024名のご先祖がいて、私が生を受けた。だから私はご先祖をないがしろにはできない。知人の叔母と息子に、ご先祖の繋がりの知識があればこんな詐欺に巻き込まれることもなかったのに、と思う。

 

お墓建立の経緯

 私は2015年に自家のお墓を再建した。その前にご先祖を探していて、偶然お寺から過去帳が見つかり、それから私の10代前のご先祖が見つかった。1734年没のご先祖である。それで家系図を修正したが、それでも150名ほどのご先祖までしか探せなかった。そのご先祖の戒名が、「本浄院了廓道仙居士」である。私の雅号と戒名に同じ「仙」の字があり、因縁を感じた。私に雅号「泰仙」を授けて頂いた馬場恵峰先生は、このご先祖のことは知らない。不思議なご縁である。

 私は毎朝、仏壇に生を受けたご恩のお礼を述べている。己が生を受けるとはなんと有難いことか。己は10代さかのぼれば、1024人もいるご先祖達の代表として現代を生きているのだ。恥さらしなことはできない。浄土に還ったら、ご先祖に「只今還りました」と胸を張りたい。

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  自家の家系図    2015年作成

 

2020-07-17 久志能幾研究所通信 1668 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。