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2024年9月 8日 (日)

社是なき会社、水誤訓、積水

 

積水とは

 積水化学㈱の“積水”とは、中国最古の兵法書『孫子』にある言葉「勝者の民を戦わしむるや、積水を千仭の谿に決するがごときは形なり」に由来している。

 事業活動をするうえで、十分に分析・研究、準備をしてから、万全の状態で積水の勢いをもって勝者の戦いをすることが大切であることを意味する。

 私に言わせると、所詮、科学や機械力学、構造力学、環境工学を十分に理解せず、鉄骨構造の家を売っていると感じた。それは積水の名に反している。水誤訓である。日本での家づくりには、宇宙根源の理に反しているようだ。

 まるで汚れた濁流が積水となり、積水の理念を押して、本家の積水化学を倒産への道に押し流す姿を思い浮かべた。

 

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セキスイハイム中部の位置付け

 積水グループのハウスメーカは各地区で独立した住宅メーカとなっている。だからその社員は各地区の独立した中小企業の社員で、積水化学㈱の社員ではない。

 セキスイハイム中部は積水化学の系列だから、一流の大学を出た社員がいると言うのは「大いなる勘違い」である。一流大学を出たから優秀というわけではないが、少なくとも並みの大学生よりも勉強を真面目にはしたはずだ。

 セキスイハイム中部は、従業員600名ほどの中小零細企業である。そこに超一流の大学の社員が入社しているわけではない。そこの幹部社員と太陽光発電で議論をしたが、閉口した。

 

安全への投資(人の命)

 ちなみに私の前職は従業員5千人、売上高5000億円の会社であったが、それでも自動車部品製造会社としては、中小零細企業扱いであった。そのため合併して、従業員数1万人、売上高1兆円企業に変身した。それでやっと世界で並みの競争ができる規模となった。

 それは、安全に関する投資でカネがかかり、従業員5千人、売上高5000億円の会社では対処できないからだ。例えば、車の部品の開発でも、それを評価するテストコースが必要である。評価試験ができなければ、人の命に関わる。

 テストコース建設では百億円近くの金が要る。しかしそれを持っていても、一銭も儲からない。しかし世界の自動車産業で競争していくうえでは、必要な設備である。私も企画部時代に、その建設を検討したが、経常利益数十億円では、何ともならない。だから合併をした。自動車産業はそういう厳しい社会なのだ。

 そんな中小零細企業扱いの会社でも親会社に倣った社是はあった。

 

積水化学㈱

 積水化学㈱は資本金1000億円、従業員26,929名の一部上場の大企業である。それに対してセキスイハイム中部は、資本金5,000万円、社員数658名、売上高500億円弱の中小零細企業である。社是さえない会社である。私に言わせれば、社是のない会社はお天道様を拝めないような会社である。

 

社是でレベルが分かる

 私は会社のレベルは、社是を見ればわかると、会社研究で経験的に学んだ。社員が社是をどう扱っているかで、会社のレベルが分かる。セキスイハイム中部はその社是がない。セキスイハイム中部は会社概要の一環として「環境方針」は公開しているが、肝心な社是はネットでも見当たらない。社是が憲法なら、「環境方針」は努力目標である。

 

社是

 トヨタは豊田綱領を愚直に守り、田舎のトヨタから世界のトヨタに飛躍した。

 セキスイハイム中部には、その社是がない。社是とは会社の憲法である。社是がないから、社員はノルマ達成のため、やりたい放題で、売り上げ至上主義である。社員数658名の中小企業であるから、そのレベルは推して知るべきだ。

 

 社是がないから、自ら掲げた環境方針に反したことでも利益があるなら、ごり押しである。彼らと議論をしてその意識レベルの低さに呆れた。太陽光発電万歳の洗脳に凝り固まっていて、聞く耳を持たず、議論するだけ無駄であった。まるで洗脳された宗教団体信徒と議論するのと同じ感覚を味わい、疲れた。彼らは「お天道様が見ている」という観念がない。拝金主義丸出しで、羞恥心がない。日本人もここまで劣化したかと情けなくなった。

 

 私が家を建てるなら、環境に配慮して、太陽光発電の不要な家にしたいと思う。

 昔の家はそうだった。今は各自が部分最適で対処しているので、都市の温度が急上昇してしまった。太陽光発電はそれを悪循環のサイクルにする一手段である。

 人生で大事なことは、努力ではなく、選択である。車を買う場合でも、買うのは車ではなく、セールスマンの人格である。家を買う場合は、会社の社格と営業マンの人格で選ぶべきだ。

 

 下記のセキスイハイム中部株式会社の環境方針は、「目指します」、「努めます」、「取り組みます」で、あくまで努力目標で、遵守ではないのだ。社是でないので、これで胡麻化しである。議員の選挙公約と同じである。

 

資料 

環境方針

 セキスイハイム中部株式会社は、地球環境問題の重要性を認識し、地球環境にやさしくその保全を目指して活動します。

 又、積水化学工業株式会社 住宅カンパニーの環境方針に基づき、愛知県、岐阜県、三重県、石川県、富山県及び福井県下における旧家屋の解体と鉄骨系及び木質系工業化住宅の販売、設計、工事監理、施工活動全般に適用する環境方針を次の通り策定し、実践します。

 

1.環境関連の法規制を確実に順守し、業界並びにお客様、地域・近隣住民の要求事項は技術的・経済的に可能な範囲で対応し、環境保全に努めます。

2.環境に与える影響を的確に把握し、全社及び部署毎に環境目的・目標を設定し、実施計画を定め、環境保全活動の継続的な向上を目指します。

3.当社が行なう事業活動で、以下の項目について優先的に活動し、環境保全と汚染の予防に取組みます。

1)環境負荷の低い住まいの提供として、居住性能の向上を図り、自然エネルギーの利用、低環境負荷材料の使用により、健康で環境への負荷がより少なくなる住まいの提供に努めます。

2)資源・エネルギーの効率的活用として、全従業員、関係者を含めて全体活動を展開して、削減を図ります。

3)廃棄物については、

・新築工事では発生の抑制を図り、段階的な削減に努めます。

・解体工事では分別の徹底により、発生した物の再利用、再資源化に努めます。

4.この環境方針に沿って全従業員が活動するために、環境教育を実施し、周知徹底を図ります。

又、関連協力会社へも本方針の周知徹底と協力をお願いします。

5.この環境方針は、一般に開示します。

2012年 4月 1日

セキスイハイム中部株式会社

代表取締役社長 八木 健次

 

 

2024-09-08   久志能幾研究所通信 2935号  小田泰仙

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社是なき会社、太陽光パネル販売、宗教団体の壺販売と同じ

 

地球が3個必要

 地球上の80億人の人間が日本と同じ生活をすれば、地球が3個必要である。それは持続可能ではない社会である。2024年7月13日、大垣市での渋沢寿一氏の講演「これかからの社会と地域コミュニティの重要性」で、本件を述べられた。氏は渋沢栄一氏のひ孫である。その持続可能な地球環境を壊す要素の一つが、中国製パネルの太陽光発電である。

 

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選択ミス

 最初の選択を間違えれば、その後、いくら努力をしても、多くの資源を投入しないと挽回できない。

 それと同じ例がオウム真理教という道の選択である。それを選択すれば、その後、そこでいくら努力をして高位の資格を得ても、最終的に絞首刑への道をまっしぐらである。最初の選択が間違っていたのだ。

 

鉄骨の家という選択ミス

 鉄骨の家は耐震強度が高いが、木造でも最初から耐震強度を指定すれば、同じ耐震強度の家は建てられる。鉄骨住宅は、柱のスパンが広くとれるので、大空間が設計しやすくなる。それだけである。木造が耐震強度で鉄骨に劣るわけではない。内部構造が変わるだけだ。鉄骨住宅は、気密性、断熱性で木造住宅に劣る根本的欠陥を秘めている。

 

西洋と日本

 西洋では石造りの家である。2000年の歴史がある。それは乾燥した気候と地震のない土地での建築物である。

 日本は2000年来、木造建築が主流である。その歴史に鉄骨構造が入ってきたのは、エアコンが普及したためで、環境には決して良い話ではない。

 

社是、経営理念がない

 セキスイハイム中部は、そのホームページのどこを探しても、社是が記載されていない。セキスイハイム中部はセキスイハイムの子会社であるが、独立した会社である以上、社是は必要だ。それがない。だから信用ができない。

 

2024-09-08   久志能幾研究所通信 2934号  小田泰仙

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2024年9月 7日 (土)

C国製太陽光パネルで洗脳、売り上げ至上主義

 

 多くの住宅メーカは太陽光パネル発電を推奨している。一条工務店などは、床暖房と太陽光発電が標準装備である。それを外したくても外せない。それが無いと成立しない建物構造である。

 また一条工務店の工場はフィリピンである。海外で生産して、それを輸入すれば、その工場分の雇用は日本から無くなる。その分、日本の失業率が増える。小さな製品ならともかく、大きな製品である建築素材を海外で生産するのは、運賃もかかる。地球環境的に良くない。それを選ぶのは、単に工場労賃が安いだけが理由である。

 海外生産が許されるのは、現地生産現地消費の場合だけである。それなら現地の雇用も生じて、win-winの関係となる。海外で生産して輸入なら、日本経済の破壊者である。そうやって家電メーカは東南アジアに進出して安い製品を日本に輸入した。その過程で、相手国から技術を盗まれた。そして自滅した。日本の家電メーカーの衰退は、目先の利益に釣られての結果で、自業自得であった。

 おまけに一条工務店は、フィリピン工場で火事まで起こしている。それだけ工場の品質管理が不十分である証明である。そんな品質の製品は信用できまい。

 

 セキスイハイム中部の住宅も95%が太陽光パネル設置である。そういう営業活動をしての95%の結果である。セイスイグループの中で、セキスイハイム中部はの95%は異常である。セキスイハイム中部の売り上げ至上主義の結果であろう。

 C国製パネルを使う倫理的問題、人権問題、国連からの人権侵害非難決議など知ったことではないのだ。全住宅メーカがそういう利己的な傾向である。その中で一条工務店とセキスイグループは突出して異常である。総じて、儲かるからだけで売っているのが太陽光発電を勧める住宅メーカである。

 何時からこんな倫理観のない日本人がでてきたのだろうか? お天道様が見ているという親からの教えはどこに行った。

 

各住宅メーカの太陽光パネルの比率

■【太陽光発電システム】採用率ランキング(戸建)ランキング

          2022年度 2021年度

1 一条工務店    93%    93%

2 積水ハウス    92%    91%

3 セキスイハイム  89%    84%

4 トヨタホーム    87%    80%

5 旭化成ホームズ  85%    74%

6 三井ホーム    80%    62%

7 住友林業     78%    69%

8 パナソニックホームズ   71%    57%

9 ミサワホーム   69%    56%

※敬称略

 

以上は下記のブログより

太陽光発電導入率、大手住宅メーカー9割、中小1割。この違いは?【1】 | マツシタホーム社長ブログ (jugem.jp)

https://mhome-syatyou.jugem.jp/?eid=6719

 

 我々が住宅メーカを見る時、製品だけ見ていると、落とし穴に嵌る。会社の営業方針を見なければならぬ。その製品が顧客のためになるか、会社の利益のためか、日本の経済への影響はないか、環境への影響はないか、を考えないとダメである。

気を付けよう ぬくぬく詐欺が 財布抜く - 久志能幾研究所通信

 

 

2024-09-07   久志能幾研究所通信 2933号  小田泰仙

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2024年8月26日 (月)

欠陥住宅、モデルハウスに仏壇なし 

 

欠陥モデルハウス

 現在の住宅メーカのモデルハウスで、仏壇のある事例を見たことがない。モデルハウスでは、仏壇を置くスペースが全く考えられていない。間取りでそういう配慮がなされていない。そういう住宅は魂のない器である。仏壇のある家を想定しない住宅メーカは、日本文化の破壊者だ。結果として日本人の寿命を短くする。子どもの成長期に、人格形成を阻害する。そんなハウスメーカは国賊者だ。

 

日本人の健康

 多くの人は、高齢になるとボケ防止の取り組み、頭の体操や筆記、読書、喉の運動で老化防止に取り組むようになる。

 しかし、それよりも仏壇の前で、毎朝お勤めをすれば、老化防止をすることになり、健康になる。毎朝、早く起きて、ご飯を炊き、仏壇に供える。御線香に火を点ける。読経をする。それで字を読み、声を出し、火の取り扱いに気を使う。規則正しく、朝食を摂る。それでボケ防止、識字訓練、音読訓練ができる。それが長生きの秘訣である。それがご先祖への感謝である。

 声を出すため自然と腹式呼吸となることで副交感神経のスイッチが入り、自律神経のバランスが整う。それでリラックス効果がでて、健康によい。

 朝飯を抜くと、血糖値の乱高下が激しく、老化が促進される。だから毎朝、仏壇にご飯を供えると、必然的に生活が規則正しくなる。血糖値スパイクがなくなり血管寿命が延びる。

 声を出すことは、認知機能の維持に大変に良い。認知症は、不規則な生活で、罹患しやすくなる。

 

子どもへの教育

 その親の後ろ姿が子供達への教育である。子供は言う通りにはならない。親がやった通りの人間になる。仏壇や神棚のある家では、子供が親の後姿を見て、不良の子供が出てくる確率が減るようだ。

 

住まい

 墓は、魂の住まいである。墓は遺骨を土に還す装置である。人は土から生まれて、土に還る。墓参りで手を合わせるのは、日本人なら自然な姿である。

 生きている間の住まいは、人を人間に、そして人間を日本人に育てる器である。そして魂を育てる器である。仏壇は、ご先祖の魂を祀る社である。それが機能しない住まいは、日本の住まいではない。親の仏壇前のお勤めの姿を見ないで育った子供は日本人に育たない。

 

ユダヤ人の成功

 ユダヤ人は貧乏な頃からでも、収入の5%を寄付している。自分は豊かであるとして、教会へ寄付である。寄付をしないと自分は貧乏であると自己洗脳となってしまう。ユダヤ人は寄付することで、自分は豊かであると自己暗示をして、成功者になれた。

 世界で最も裕福な企業家の中で、ユダヤ人が占める割合は50%である。 また、米国の億万長者ではユダヤ人が30%、フォーブスの米国長者番付の上位40名中、ユダヤ人は18名である。

 ユダヤ人は神を信じて、貧乏なときからでも寄付をしてきた。それが成功者が多い理由である。

 

 目に見えない力(ご先祖の力、神、創造主)を信じるか、そうでないかで運命が変わる。それはユダヤ人の例でも分かるように、日本でもご先祖や霊魂を大事にしている家は繁栄している。その伝統を、拝金至上主義のハウスメーカは無視をしている。

 仏壇のある家を作ろう。

 

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2024-08-26  久志能幾研究所通信 2920号  小田泰仙

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2024年8月24日 (土)

鉄骨住宅のデメリット

 

電気代節約? 

 鉄は木造の400倍の熱伝導率である。気密構成が木造住宅よりも難しい。だから鉄骨住宅では太陽光発電へ選択肢が一本道である。鉄骨住宅は、夏は暑く、冬は寒い。だから電気代を減らすため、太陽光発電で一時的にごまかすしかない。

 

 太陽光発電を20年単位で考えれば、個人ベースで、トントン(売電値がキロ40円の時である。今はキロ16円)か赤字である。綜合的に太陽光パネルの生産が地球環境を破壊する。

 

火事に強い?

 鉄骨住宅は、火事に強いと言う迷信がある。しかし鉄骨住宅でも骨組み以外の内装や家具は可燃物が多く、火事になる危険性は木造住宅と同じである。阪神淡路大震災のような大震災時に、都会の大密集地での延焼火災事例がある。

 その場合、鉄は800℃で急激に強度が落ちて、鉄骨住宅は、木造住宅より早く倒壊する。鉄骨住宅メーカはそんなことを口が裂けても言わない。

 

2024-08-24  久志能幾研究所通信 2914号  小田泰仙

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太陽光パネルは黒びかりの鼠講、地球2個分を要求

 

 地球の自然の復元力を考えたら、太陽光発電を禁止した方が地球環境には優しい。現在のシリコンパネルを使った太陽光発電システムは地球の資源を無駄遣いする。そんなエネルギー政策をごり押して、他の発展途上国までも先進国と同じ快楽な生活を追及すれば、あと2つの地球がないと、地球自然界のバランスが成り立たない。

 (シリコンを使わない次世代太陽光パネルには期待している)

 

 我々は地球が持つ自然の再生力という恩恵(自然の利子)で、この地球上で、生かされている。今それを拝金至上主義どもが自然を破壊して、SDGsを御旗にして、お笑いのギャグを演技している。そして温暖化、空気汚染、地球環境破壊、自然環境破壊である。究極の結果は、ロシアのウクライナ侵攻という戦争が最悪の結果である。

 

天に唾

 太陽光発電で、自分達だけが儲かっても、それは自分で自分の住む地球を汚していることになる。天に唾を吐くのと同じである。そのツケは、自分の老後、孫たちに背負わせることになる。

 30年後、大量の太陽光パネルの廃棄問題が社会問題として起こる。その時では遅いのだ。

 間違った政府のエネルギー政策で、日本の未来は暗い。都市から緑がなくなり、緑の山が無くなり、気温が高くなる。裸の山が災害時に凶器となり、土砂崩れが起きる。廃棄物で環境が悪化する未来が待っている。

 

ウハウハ族

 太陽光パネル商売は、中共と利権でつながっている議員だけがウハウハしているだけである。太陽光パネルは黒びかりの鼠講である。

 小泉進次郎の家族が太陽光パネルの利権でぼろ儲けしている。それは有名な話である。そんな人間が、日本の首相候補になろうとしている。現代の怪談である。その陰で、臓器を生きたまま摘出されているウイグル族が存在する。

 あの小泉進次郎がレジ袋有料化の愚行をした。効果がほとんどないのに、万引きが増えた。不便になった。

 小泉進次郎は、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すことを勝手に宣言した。世界先進国は、温室効果ガス26%削減と宣言しているのに、だ。それで新たに46兆円の金が必要になる。それは税金である。増税である。

 そんなレベルの人間が総理になれば日本は終わる。

 その根本原因は、国民が真実を知らないから。知ろうとしないから。

 無知は人生を地獄に堕とす。

 

阿蘇、釧路に続き知床でも…景観破壊の元凶「太陽光パネル」思い出される小泉進次郎氏「国立公園で再エネ促進」発言(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

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2024-08-24  久志能幾研究所通信 2912号  小田泰仙

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2024年8月12日 (月)

太陽光発電、お天道様に恥ずかしい

 

太陽光発電の議論が貧困

 ネット記事でも、業界の議論でも、儲かるかどうかの視点だけで議論が沸騰している。「電気代が高騰している現在、太陽光パネルを付けないのは、愚かだ」とまで主張している住宅専門家のYouTuberまで出現している。住宅メーカの営業マンは、「絶対にお得だ」太陽光パネル狂教団に入信したかの如く、太陽光発電の住宅を売りまくっている。

 何時から日本人はこんなに愚かで、守銭奴のようなったのか。自分事しか考えない浅ましい餓鬼にでもなったのか、恥ずかしくなった。お天道が見ているという教えはどこにいった。

 

地球が悲鳴をあげている

 この種の輩どもは地球という母なる大地の「健康」を無視している。地球だって生き物で生老病死である。過度に痛めつければ、地球も病気になり、滅んでしまう。贅沢三昧の人間が、日本の自然を破壊し、地球の自然を破壊している。

 それを象徴するように、アマゾンの森林破壊が加速している。毎分サッカー場の面積の1.5倍が消滅している。(CNN 2019.07.04 )

 アマゾンは二酸化炭素の吸収・貯蔵や生活環境の保全機能などの多面的な機能を持っている。それを人類は自分の快楽のため、それを破壊続けている。現在、その再生力を上回る環境破壊をして、地球を病気に追いやっている。

 

 中共は、ウイグル族を抹殺しようと、人権無視、強制労働、臓器摘出のやりたい放題である。公害を垂れ流し、自然も破壊している。その隣国から太陽光パネルを生産しているのが日本の住宅メーカである。儲かるとして、日本の守銭奴が、そのパネルを輸入している。それを組みこみ、日本製の太陽光発電装置だとして、販売をしている。

 日本政府の利権まみれの議員は、「中共はウイグル族からの臓器摘出、強制労働と断定」して、国連は非難決議をした。それをK党の反対で、日本は非難決議が出来なかった。日本人として恥ずかしい。住宅メーカも同罪である。

 「対中決議案、公明幹部の意向で「非難」削除 今国会採決も見送り」(産経 2021/12/19 )

 

人類の消費が地球の再生能力を上回る

 米国などの先進国が、贅沢な暮らしを続けると、地球の自然再生能力が枯渇する。その閾値を、1989年頃に超えた。だから温暖化が急激に進んで、日本の夏も殺人的な暑さになった。それなのに、太陽光パネルの生産は、それに輪をかけている。電気自動車も同じく、却って地球の資源を無駄遣いする。それは悪魔のサイクルである。

 欧米と中国で電気自動車が推進されたのは、トヨタ潰しが目的で、地球環境を考えたわけではない。

 

 

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 人類は、地球が再生しているエネルギー以上に、無駄に資源を消費している。

 人類は、1989年頃から、地球の自然が再生しているエネルギー以上を消費するようになった。それから都市の温暖化が始まった。

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 真の「持続可能な社会」とは、どうあるべきかを考えるべきだ。

 上記資料は「これからの社会と地域コミュニティの重要性」から抜粋

 これは7月13日、大垣市が開催した研修会で、渋沢寿一氏(渋沢栄一氏のひ孫)が説明された資料。

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矛盾のシステム

 そもそも太陽光発電は補助金がないと成り立たない欠陥システムである。だから地球には少しも優しくない。その補助金は、一般国民から強引に盗っている「再生エネルギー賦課金」の税金からである。

 

巧妙な仕掛け

 我家では年間3万円余の「再生エネルギー付加金」を強奪されている。日本中の家庭はみな同じである。知らぬが佛でなく、知らないのは愚か者である。無知は人生を貧乏にする。政府と電力会社は、国民が気が付かないように、集金の仕組みを変えた。電気代の内訳を知りたければ、電力会社に申請して毎月100円の郵便代を別途負担しないと、電気料金の内訳が届かない。なにかおかしい。こちらは客で、請求書まで金を盗られるとは、異常だ。

 

なぜ補助金?

 太陽光発電が地球にやさしいなら、なぜ税金から補助せねばならぬのか。矛盾だらけである。自然エネルギーは不安定だから、その補助の電源を電力会社は確保せねば成り立たない。特に気候が不安定な日本では、合理的なシステムではない。それが矛盾である。

 

中国製が8割?

 太陽光パネルの材料は8割が中国産である。太陽光発電装置が日本製でも、パネルは中国製である。日本や先進国では公害規制が厳しく、製造しても採算が沸ないので、公害規制が緩い中国で生産する。そうなると中国製に価格面で負けて、先進国各国は撤退を余儀なくされた。中共はウイグル族の強制労働で、人件費ゼロである。それでは先進国が勝てるわけがない。

 だから太陽光発電装置が日本製でも、パネルだけは中国製である。日本のテレビが日本製でも、液晶パネルは外国製であるのと同じである。

 税金で再生エネルギー付加金が全家庭から強制時に徴収される、その間で、中間搾取が発生し、頭の黒い鼠がチュウ―チュウ―である。

 太陽光発電は、当初キロ40円の売価であったが、現在は16円である。いまから太陽光発電システムを入れても、売電も採算が合わず、減価償却を合わせると、20年間の収支でも、トントンか赤字である。

 

2024-08-12  久志能幾研究所通信 2902号  小田泰仙

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2024年8月 7日 (水)

太陽光パネル住宅の誤謬、オウム真理教と同じ道、努力より選択

 

人生では、努力よりも選択が大事である。

 知識の量より、賢さが大切である。知識よりも、合理的に論理的に賢く選択することが大事。世の中の流行に騙されると、地獄を見る。政府が推奨していることが全て正しい訳ではない。政府だって頻繁に間違いを犯している。つい最近も、間違った利上げで、史上最大の株価暴落があった。東大を出た優秀な(忖度が得意)官僚が、その時期を間違えたのだ。

 太陽光発電もその間違いの典型である。その裏に議員の利権が隠れている。官僚の頭にあるのは、天下り先の心配だけである。

 最近になって、やっと電気自動車の嘘が分かってきた。電気自動車はガソリン車より、地球環境を汚している。

 選択を間違えると、オウム真理教信徒の末路のようになる。

 間違った道でいくら努力をしても、末路は絞首刑である。

 犯罪を犯さなくても、間違った道で努力をしては、最後は自分で自分の首を締める。

 住宅会社の選択、住宅のタイプの選択、販売員の選択が重要である。

 彼らの目的は金儲けで、地球環境保護ではない。

 

高山市の古民家に1泊

 先日(7月26日)で高山市の古民家に1泊した。高山市でも日中は30度以上で、岐阜、大垣とそんなにも最高気温は変わらない。朝晩が少し涼しい程度である。

 その家はエアコンなし、扇風機もなしであった。その家の2階の屋根裏みたいな部屋で寝たが、エアコン、扇風機なしで寝ることが出来た。そこで住宅メーカの選択の間違い(ボタンの掛け違い)に気が付いた。

 

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 屋根裏の部屋  ここで就寝

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    高山市の古民家

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鉄骨の全館空調ハウス

 日本で鉄骨の家を作るのはボタンの掛け違いである。鉄骨住宅は日本の風土に合わない建築手法である。

 鉄骨の家は、夏は暑く、冬は寒い。それは鉄と木材の熱伝達率の違いがあるからだ。鉄は木材の400倍の伝達率である。

 また鉄骨住宅は、構造的に気密性を上げるのが難しく、気密性を現すC値を1以下にはすることが難しい。木造住宅ならC値が1以下にすることは容易で、高断熱・高気密住宅にしやすい。その分、光熱費を抑えることが出来る。

 だから鉄骨の家では、断熱材と多く使い、気密性を上げるため、余分の資源を使わねばならぬ。だからコストアップになる。更に全館空調システムを入れねばならぬ。

 だから総合的に、鉄骨住宅は、木造住宅よりも光熱費が高くなる。

 だから全館空調システムを入れるなら、太陽光発電で電気代を抑えねばならぬ。だから鉄骨住宅は、太陽光発電の採用に一直線の選択である。それは最初の選択が間違いだったのだ。

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家電量販店の意見

 家電量販店の懇意の店員に確認すると、彼は太陽光発電を勧めないと言う。住宅メーカと真逆の意見である。20年間の電気代で節約できた金額では、太陽光発電装置の減価償却が出来ず、却って赤字になると言う。太陽光パネルは、時間経過で効率が下がって行く。20年経つと更新せねばならぬ。太陽光発電を入れると、重いので、その分、家の鉄骨ををそれに耐える構造にせねばならぬ。それも見えないコストアップである。

 

 鉄骨住宅は、自然の風を入れる構造の自然と一体感のある家にはならない。それは最初の選択が間違っていたのだ。

 間違った考えで、全世界の人が家を作れば、地球の自然再生力が足りなくなり、地球があと2つないと、この世界が成り立たない。

 鉄骨住宅と太陽光発電は、部分最適の家と手段で、全体最適ではない。

 

 太陽光発電は、50円安い野菜を求めて、500円の野菜を10キロも遠くのスーパーに買い出しに行くようなものだ。確かに安く買えたが、ガソリン代、維持費、人件費、時間のロスを考え売るとトータルでは少しも節約になっていない。それと同じである。

 太陽光パネル販売の目的は、住宅メーカの売り上げアップで、地球環境など知ったことではないのだ。彼らは拝金教の信徒である。

 

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 人類は、地球が再生しているエネルギー以上に、無駄に資源を消費している。

 人類は、1989年頃から、地球の自然が再生しているエネルギー以上を消費するようになった。それから都市の温暖化が始まった。

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 真の「持続可能な社会」とは、どうあるべきかを考えるべきだ。

 上記資料は「これからの社会と地域コミュニティの重要性」から抜粋

 これは7月13日、大垣市が開催した研修会で、渋沢寿一氏(渋沢栄一氏のひ孫)が説明された資料である。
 

2024-08-07  久志能幾研究所通信 2898号  小田泰仙

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著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2024年8月 2日 (金)

築50年の日本家屋をオール電化、防寒防暑、災害対策

 

 我が家は1970年に建てた日本家屋である。私はその家屋を2011年から8年かけて改築した。大地震のことを考慮して、耐震補強をして、当初の建物強度0.5から1.0にまで上げた。建物強度1以上なら震度6の地震でも倒壊しない。大災害時、建物が倒壊せず、命さえあればまた人生をやり直すことが出来る。

 近い将来、追加の補強をして、建物強度1.2に上げる計画である。

 近い将来起こるであろう南海トラフ巨大地震では、大垣は震度6が予想される。

 

オール電化

 安全のため、ガスを止めて、オール電化にした。

 歳をとると火の扱いに不安も出てくる。そのため直火を使わないオール電化にして、ガスコンロをIH調理器具に変えた。

 導入設備はエコキュートで、夜間電力利用である。当時はガス・電気代で約5万円だった光熱費が月2万円ほど下がった。現在は電気料金が爆あがりでその効果は少なくなった。しかしガス代も爆上げしているので、効果はあったはず。

 安全のためには、オール電化の選択は、大垣ガスの不誠実な対応の悪縁で、ガス排除の一択であった。それで正解であった。

 

補助の暖房

 さすがに大垣の冬は、エアコンだけの暖房では寒いので、補助的に石油ストーブを入れた。それでも都市ガスの暖房機を使うよりも安い。そのため、換気しても室温を変えない換気装置を付けた。

 

仏壇対策

 仏壇の蝋燭も使用禁止にして、ろうそく形の電灯に変えた。電気式なので、24時間タイマーで自動点灯、自動消灯にすることができた。現在、我が家で使う火は、御線香の火だけである。

 

大災害時対応

 大災害時、ガスの復旧には1ヶ月ほどかかる。それに対して電気の復旧は1週間ほどである。

 上下水道の復旧には、3ヶ月ほどかかる。今年の1月1日の能登半島地震では、発災後3ヶ月経っても、まだ7%ほどしか復旧していなかった。それが冷酷な現実である。

 もう一つの理由として、当時の大垣ガスの経営がデタラメだったので、自分の城を守るため、大垣ガスの排除は必然の一択であった。

安全無視・驕りの「大垣ガス」と闘う - 久志能幾研究所通信

 

   エコキュートは400リットルの水を貯蓄しているので、非常用の水としても使える。そのメリットも大きい。

 停電時の非常用に、カセット缶方式のガスコンロも用意はしている。

 

温度対策

 窓は全て二重ガラスにした。入れられる窓には全て内窓を付けた。つまり4重のガラスで熱対策である。これで光熱費が抑えられる。

 二階の天井には、天井裏の熱気を排出する換気扇をつけた。二階の天井裏は真夏に70℃くらいの暑さになるようだ。その換気扇はタイマーで24時間管理である。

 2階の北側の窓には、室内の熱気を排出する換気扇をつけた。冷たい外気の取り入れも出来る優れモノだ。

 床下は、白アリ対策で、床下換気扇をつけた。タイマーで24時間管理である。

 サーキュレーターもタイマー管理である。

 シロアリ対策は、大事な柱が喰われると、家の強度が弱くなるから、それを防ぐための重要な耐震対策である。

 

 全室、温度計を設置した。温度計は計5台である。最高最低温度を記録できる温度計も準備して状況を把握した。

 

睡眠対策

 二階の部屋は睡眠だけのベッドルームにしている。二階の窓は、今までカーテンであったが、真っ暗にして眠るため、ベニヤ板を窓に設置して、完全に陽の光が入らないようにした。カーテンではどうしても朝日の光が漏れる。

 睡眠こそ、命を守る重要な生活習慣である。熟睡して睡眠時間を確保するため、真っ暗な部屋にする必要がある。ささいな光でも網膜が反応して、熟睡を妨げる。自分の体の震災対策(睡眠不足は、命に係わる事象)である。

 

二階の暑さ対策

 昼間の太陽光で、部屋が暑くなるのを少しでも少なくするため、ベニヤ板の裏に銀紙を貼った。窓から家の外気の熱のエネルギーの70%が入っている。それを防ぐためである。これで日中、最高38℃くらいになる室温が、33℃ほどに抑えられた。その後、寝るときにエアコンで室温を下げるのは、短時間ですむ。

 2階は寝るだけの部屋なので、割り切って窓をベニヤ板でふさいだ。ベニヤ板は置いてあるだけなので、すぐ取り外せるので問題はない。

 

 

2024-08-01  久志能幾研究所通信 2893号  小田泰仙

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2024年7月 8日 (月)

太陽光パネル、建築申請で押印を拒否

 

 真の防災とは、災害が起きてから対処する(泥縄)のではなく、その前に被害が拡大しないように対策をしておくことだ。

 その対策の一つが「住宅密集地での太陽光パネル設置の禁止」ある。私の町内では、それを推進している。

 日本では何時、どこで大災害が起きるかもしれない。能登半島地震、熊本地震、阪神淡路大震災も、その地震が起きるとは予想されていなかった場所で、想定外に突如として起きた災害である。明日は我が街なのだ。

 

怒り心頭

 今日(2024年7月8日19:30)、Sハウスメーカーの岐阜営業所の担当者が、大垣市に提出する建築許可の印をもらいに防災担当の私の家にやってきた。私は地区の消防団の役員になっていて、月一回の定例会合に出席している。

 先日、その土地の境界線の現場確認の際、不動産屋の担当者に、「当町内では、新築の際、太陽光パネルの設置は止めて欲しい」と土地の購入者への伝達をお願いしたばかりである。その話が、その不動産屋から、その購入者とハウスメーカにその話が全く伝わっていない。私は怒り心頭である。住民の命にかかわることだ。

 先日もこの不動産屋には、他県の私の物件の取引で、煮え湯をのまされたばかりであった。それでその不動産屋を全く信用できなくなった。

 

 また太陽光パネルを勧めるハウスメーカーも信用が出来ない。それで家屋の価格が上がるし、近い将来、お荷物になるであろう装置を付属して売る商売姿勢では、信用できるハウスメーカではない。

 太陽光パネルの材料は、イタイイタイ病の原因物質であるカドニウムである。その廃棄の際、多大の費用が発生する。

 

太陽光パネル火災の消火

 太陽光パネルを設置した家屋が火災になった場合、消火できないわけではなく、特殊な消火液を使った消火をする必要があるという。太陽光パネルの設置した家屋の火災の場合、それに対応出来る消防車の数も限られているし、消火活動が制限される(2024年初、大垣消防署の広報担当に問合わせした結果の回答)。

 

久志能幾研究所通信: 太陽光発電は危険  巨大地震で感電死を誘発

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我が街の取り組み

 それなら南海トラフ大地震のような大規模災害が起きて、各所で火災が起きた場合、太陽光パネルが設置された家の火災の消火作業は一番後回しにされるだろうと私は推測する。その際の隣近所への延焼が危惧される。

 私は住民の命を守る責任上で、太陽光パネルの新規設置を禁止としている。大規模災害が起きた際、街を炎の地獄にすることは避けねばならぬ。だから私は新築許可申請書に印を押さなかった。

 昭和20年7月の米軍による大垣大空襲で、室村町4丁目は火の海になった。80年後の現在、中国産の太陽光パネルが原因で、我が町を火の海にする恐れのある事態を黙認するわけにはいかない。

 

再生可能エネルギー賦課金の問題

 現在、再生エネルギーの普及のためと称して、一世帯当たり1万円の増税となっている。太陽光パネルの設置の家庭は儲かるかもしれないが、全国民がそれを(知らされずに)負担している。

 これで諸物価が上がり、一世帯当たり約5万円の負担になっている。これでCO2は2.5%しか減っていない。

 太陽光パネルの結晶シリコンの世界の45%はウイグル地区で生産されっている。ウイグル族虐殺の噂のあるあの地である。残りの30%がウイグル以外の中国である。中国の生産は75%になっている。日本の太陽光パネルの8割が輸入品である。

 

太陽光発電の闇にくすぶる火の手

 再生エネルギーのカネの闇

 政府は再生エネルギーの推進のため、電気代に再生エネルギー税が上乗せされている。多くの人はそれに気が付かず、支払っている。一般的な3人家族の家で毎月約1,300円の再生エネルギー税が有無を言わさず、徴収されている。電気明細を穴のあくほど見てみよう。

 敵もさる者、電気使用明細は、多くの人が見えないように電子化されて、郵送されなくなっている。特別に申請して月100円を払わないと、容易には見えない。敵は狡猾である。

 その再生エネルギー税の金の一部が、太陽光発電の家が売電する金が回されている。当然、今までにないカネが動けば、裏でその金の一部をチューチューする人間がいる。だからやめられない、止らない。

 つまり、太陽光発電で儲けた金は、一般家庭で広く浅く巻き上げられいる税金で賄われている。

 

 太陽光発電は、導入した後もソーラーパネルのメンテナンス費用がかかる。具体的な項目と費用は、次の通り。

 

 定期点検:1~2万円

 ソーラーパネルの清掃:3~6万円

 パワーコンディショナーの交換:20~30万円

 

 発電量50kW未満の産業用太陽光発電設備の場合、メンテナンス費用の相場は年間10万円〜15万円とされている。

 

天候が悪い日の発電が難しい

 発電に太陽光を必要とするため、天候が悪い日や夜間には発電できないというのは大きなデメリットである。梅雨や冬期などは長期間発電できない時期があり、その場合は電力会社から買電しなくてはならない。

 蓄電できる設備を導入して余剰電力を貯めておくといった対応は可能だが、買電のために追加費用が発生する。

 

 2022年3月に公表された、環境省の「令和2年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査」では「美しい話」が公開された。2022/10/27

 

太陽光パネルの火災が起きても放水できない?

 一時期、SNSで「ソーラーパネル火災は水での消火が不可能です。東京みたいな密集地で火が出たら、一体どうなるのか」という投稿が話題となりました。太陽光パネルが燃えている動画を載せて、太陽光発電の普及促進およびメガソーラー建設反対を訴えていました。
 こうしたSNSの投稿による情報が独り歩きして、いつしか「太陽光パネルの火災は水で消えない」と言われるようになったのです。毎日新聞社が総務省消防庁消防救急課に取材を行ったところ、「他の火災と同様に放水で消火している。太陽光パネルだから水を使えないという事実はない。太陽光パネルを設置した住宅火災の放水消火は各消防本部で普通に実施している」と回答しています。
 感電を伴うために注意は必要ではあるとしましたが、火災に対し放水できないという事実は存在しないと、ネット上の情報を否定しています。とはいえ、火災を発見したからといって、素人がやみくもに消火しようとするのは非常に危険です。すぐに119番通報するようにしてください。

 

そこまで過度に気にする必要はなし

 前述の「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」に関する報告書は、一定の条件で火災発生リスクがあるとしたものの、太陽光発電そのものが危ないと訴えかける意図はありません。住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等に関する事故情報は、2008(平成20)年~2017(平成29)までに、事故情報データバンクに127件登録されています。72件が調査対象で、モジュールまたはケーブルから発生した火災事故などが13件です。その他は、パワーコンディショナーや接続箱などが原因となった火災とのことです。
 100件以上の事例があると聞くと、太陽光発電への心配が募ってしまうかもしれませんが、住宅用太陽光発電の累積設置棟数は、2018年10月時点で全国に約237万4700棟です。火災発生確率を計算すると、なんと0.000053%。航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率が約0.0009%と言われていますから、飛行機の墜落事故に遭うより低い確率ということです。
 これから太陽光発電を設置予定の方は、安心してもらって大丈夫です。すでに設置されている方は、設置方法の確認や定期的なメンテナンスをしっかり行えば問題ないでしょう。

 

環境省の「令和2年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査」で。2022年3月公表

 

 以上はあくまで「美しい」眉唾の公式見解で、太陽光パネルの設置を推進して、裏金を作りたい側の見解です。真実は不明です。

 2017年、太陽光パネルを屋根に設置したアスクルで起きた火災が、12日間も燃え続けたという事実から目を背けてはならない。太陽光パネルが燃えだすと、燃え尽きるまで、消化ができない。ドイツでは感電で消防士が死亡している。

 

2024-07-08  久志能幾研究所通信 2874号  小田泰仙

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