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2017年9月15日 (金)

佛は牛丼を我慢する(改定)

ファーストフード禁止令

 ロワジールホテル大垣の料理長・齋藤さんは、修行時代に親方から「牛丼、カレー、ホンだし入りの味噌汁は食べてはいけない」と指導された。牛丼が世に出回り始めた頃の話である。

 親方曰く「牛丼はあまりに美味しすぎて味覚が麻痺するので、料理人として食べてはならない」。普通の料理方法では、あれだけの魅力的な味は出せないという。魔法の調味料(味覚を麻痺させる化学調味料)を多量に入れてあるからだという。だから味覚も確実に劣化する。多量に食べ続ければ、何時かは体がおかしくなる。またそんな美味しいものが280円で食べられることが異様である。安いものにはワケがある。

 

病気への疑問

 牛丼が世に出回り始めた40年前の日本の医療費総額は、10兆円ほどであったが、現在は40兆円を超える。医療費総額の最高額の更新は12年連続である(2015年9月現在)。医療が発達しても患者は増え、医療費は増える一方である。最近はガン、認知症、糖尿病の急増である。今では若年性認知症まで蔓延している。当時は、認知症など話題にも上らなかった。何かおかしい。その医療費の増加は、日本のファーストフードの普及の歴史と重なる。ファーストフードに含まれる、糖分、劣悪油、添加物、抗生物質や成長ホルモン(牛や鶏の餌に含まれる)を多量に日本人が摂取しはじめたせいではないかと私は推定している。

 

病気の真因の推定

 2004年、日本高血圧学会は、診療指針を改定し、65歳以上の高齢者については、血圧目標値を従来のグレーゾーンの「140~160」から「140未満」に引き下げた。ところが、この診療指針には「この目標値が妥当かどうか、現在のところエビデンス(証拠)がない」と書かれている。

 1968年には305,200人だった高血圧患者が、2015年には1010万800人に急増した(厚生省)。実に33倍の急増である。なにかおかしい。それだけ降圧剤を飲む患者が増えて、医師も薬品メーカーも大喜びである。日本の医療費総額は10兆円(1970年)から40兆円(2015年)に増えて、医学の進歩は著しいが、ガン患者は36,900人(1968年)から865,238人(2012年)と増え続けている。認知症患者は149万人(2002年)が345万人(2015年)と急増である。認知症患者数データに関しては、2002年より前の統計データがないが、それ以前はそんな話を聞いたことも話題にも上らなかったので、統計がないのであろう。

 血液には免疫酵素や、組織に栄養を運ぶ役目がある。体内の血管の総延長距離は10万キロにも及ぶ。高血圧とは、加齢や悪食で血管のしなやかさが失われたり、血管にプラーク(カス)が溜まり、血圧を高めないと、血液が全身に回らないので、自己防衛本能として起こる生理現象である。それを降圧剤の対処療法で下げるから、必要な血が全身に回らず、その結果として、ガン、認知症が起こるのではと、医者ではない素人の私は勘ぐっている。血圧を降圧剤で下げれば、確かに脳溢血等の血管が破れる事故は減るが、ガン、認知症、脳梗塞は増える。それはこの50年間のデータ(厚生省)が証明している。

 

病食同源

 1960年には日本の外食産業売上総額は、15兆円ほどであったが、2000年には33兆円ほどに高度成長をとげる。その成長と病気の増加が重なっている。血管のしなやかさが失われたり、血管にプラーク(カス)が溜まるのは、ファーストフードで代表される、悪い食生活が原因ではないのか? 医食同源であるから、病食同源であるはずである。齋藤料理長の親方の舌眼に敬意を表したい。

 

 とは口という門から入る食物を毒見する六根の一佛である。六根とは六織を生ずる六つの感官(眼・耳・鼻・舌・身・意)の称である(佛語)。そのお役目は体の防衛である。しかし化学調味料はその六根の門番さえも騙してしまう魔物である。

 

 カレーは、いつ何処で食べても美味しく食べられるので、味覚が麻痺させられる。カレーには香辛料が多く入っている。香辛料とは胡椒等の本来の味を誤魔化す調味料である。胡椒とは保存技術の無い中世ヨーロッパで、腐りかけた肉を少しでも美味しく食べるために、腐臭を誤魔化すために使った調味料である。腐った肉が体に良いわけが無い。その腐臭を誤魔化すための香辛料も体に良いわけが無い。

 胡椒が宝石のように高価なインドの特産品であったので、奴隷商人のコロンブスは、胡椒の新しい運搬航路を求めて新航路を探す旅に出て、新大陸を発見した。その後、アメリカ原住民のインディアン600万人が、アメリカ人(イギリス人)により虐殺された。カレーとは、そんな曰くつきの料理である。

 

 ホンだしも化学調味料であるので、同じ理由で不可である。齋藤さんがある土地でメチャウマのラーメンに出あった。その料理をするところを見ていたら、小さじ一杯の白い粉を汁に入れていた。白い粉は、味の素に相当する化学調味料の何かであったようだ。

 

我慢とは煩悩である

 我慢とは七慢の一つである(佛語)。七慢とは、過慢、慢過慢、我慢、増上慢、下劣慢、邪慢を言う。慢とは「忄」(心)+「曼」〔音〕で、「心が伸びたるんで怠る」を意味する。「我慢」の意味は、①我をよりどころとして心が高慢であること、②我を張ること、③じっと耐え忍ぶこと、である。当初の意味の「自分自身に固執する」ところの①の意味から②に転じ、さらに③の意味となった。

 七慢は人が持つ煩悩である。その煩悩を断ち切るのが不動明王の持つ宝剣である。佛法、佛像を作り出した古代の賢者は、人の持つ慢心を知っていた。慢心を持つ人の本質は、2千年前から少しも変わっていない。それが、今でも不動明王が現役で活躍する所以である。口から入る悪魔に注意を向けたい。その悪魔は、めちゃめちゃ魅力的で美味しいのである。美味しいものには毒がある。

 

図はロワジールホテル大垣の料理長・齋藤秀己さん  2015年1月18日

 齋藤さんの作る料理は本物の味で、美味しい。

 

2017-09-15

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

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2017年9月 1日 (金)

トヨタ式ダイエットで14kg減(4/7)食事(改定)

・働かざる者、動かざる者、食うべからず

 消費エネルギー以上に食べるから太る。普通の生活で、食べずに死んだ人はいない。食べ過ぎが原因で、病気になり死んでいく。

・医食同源。食べものが体を作る。モノづくりの工程を明確化

 ものには順序がある。体つくりの食事にも、順序がある。

 食事は、野菜や海草のおかず → 魚介や肉料理 → 主食の順で食べる。

 血糖値が上がりやすい食品を後から食べると、糖化防止になり、後から食べる食品の糖や脂肪などの消化吸収を緩やかにできる。

・感謝して食べる

 食べ物は全て他の生物の命である。その命を食べないと我々は生きていけない。畜生ではない人間なら、その命に感謝して食べること。食べる前に手を合わせれば、おのずと食欲は自制される。汚く食べ散らかすなど、万物の長たる人間として卑しい行為。料理する方より、それを食べる方が罪は重い。感謝して食べるべきだ。我々は生きているのではない、天により生かされて生きている。「いただきます」ではない、「戴かせていただきます」である。

 私は、魚釣りの趣味は信条としてしません。生き物をもてあそんで殺生をするのは人の道に反している。動物でも、遊びで他の動物を殺さない。生きるためである。職業としての漁師は別です。彼らはきちんと神仏にその感謝を捧げる祭典を定期的に執り行っている。漁師がいないと我々は生きていけない。

 日本料理店「四季の味 ちひろ」(和歌山市・西廣真冶社長)では、思うところがあり、年1回、料理された魚等の供養として僧侶に感謝祭を執り行ってもらうようにした。それ以来、お店への来客数が急増したという。

 西廣真冶社長は、127年前に地元で起こったエルトゥールル号の遭難事件を題材に、その映画化の夢を抱いて長年活動されてきた。常識では実現するはずのない映画化が、神仏のご加護があったためとしか思えない展開で、安倍首相とトルコ大統領を動かし、『海難1890』が完成(2015年12月全国東映劇場公開)した。感謝の念は神仏を動かす。(http://ertugru.or.jp/?page_jd=397)

・食べ放題のレストランに行く

 良質の食べ放題レストランで、目の前に美味しものがあっても食べない意志を強くする訓練をする。1500円の食べ放題店なら、1000円分の量に抑える訓練だ。食べ放題のレストランは、食の誘惑に負けないための修業の場と心得る。私は医師からの食事療法の具現化として、年に300日を食べ放題レストランに行く。お代わり原則禁止。肉類、油を使った料理(卵焼きも含む)、乳製品、スウィーツ、バター、ジャム、カレー、うどん、白いご飯、白いパン、油系のドレッシング、ジュース類は禁止です。

 主食は五穀米にとろろ芋と納豆をかけて、たまに温泉卵をご飯にかけて、具沢山の味噌汁で、煮物、少々の焼き魚、煮魚、醬油味のドレッシングで新鮮な野菜を沢山食べ、生の果実を摂る。当然、コーヒはブラックで、ライ麦パンのトーストを何もつけずに食べる。そのお陰でダイエットが出来た。食べ放題のレストランに行けば減量間違いなし。それで体重が増えれば、あなたの食べ方が卑しいという証明です。言い訳がダイエットの最大の敵です。

・宴会場の無いホテルを利用しない

 安いビジネスホテルで出されるバイキング料理は、ビニールパックの袋詰めの食材(防腐剤、添加物、化学調味を多く含む)を素人がただ温めて出すだけの所が大部分である。現在、数の少なく腕のいい料理人を、朝食だけのために抱える余裕は、ビジネスホテル業界にはない。宴会場のあるホテルは、お抱えの料理人がいて、新鮮な素材で本物の美味しい料理をその都度、提供してくれる。多少高くても、一生涯を通せば、安全で美味しくお得である。安いものにはワケがあり、高いものにもワケがある。私はロワジールホテル大垣のレストランを利用している。

・豊田綱領 贅沢禁止、質実剛健を信条に

 野菜中心の食事で、卵は週5個、魚は週300グラム以内目標。

 卵、魚ともに高カロリーです。(卵1ヶ90k㎈、魚の塩焼き170k㎈)

  タンパク質の過剰摂取も身体によくない。

・大根おろしを常食(消化の促進、不要な老廃物の蓄積防止)

・摂取する水の量を管理(1日1.5ℓを目標)。

 水を治める者は国を治める。便秘防止。

 水を毎食前に500cc飲み続けると、カロリーの燃焼率が30%増加する。

・もったいない、もったいないで、残った食材を食べない

 それが肥満の元で、服が着れなくなり、病院通いで結局は損。

 残り物が出ないような計画的に料理をする。

 もったいないのではない、頭を使わず料理した貴方が肥満の真因。

・間食は1日に100k㎈以内を目標

 間食は100k㎈の和菓子で。洋菓子は脂肪や砂糖が多く300k㎈以上なので不可。洋菓子の成分の動物性脂肪分は「毒」です。肥満の原因となる。

 お菓子類は表示カロリーと含有素材を確認して購入、食すること。

・清涼飲料水は禁止

 缶コーヒを含めて高カロリーです。飲むならミネラルウォーターを。

 野菜ジュース、100%還元ジュースも等も、原料を煮てあるから、ホンモノとは別の飲み物です。生の果物を摂ること。

・空腹時の甘いものは厳禁

 甘いものを食べるなら、食後にゆっくりと。空腹時に甘いものを摂ると血糖値が急上昇する。甘いものは食後に、ゆっくり食べることで糖化のリスクが減る。血糖値が高いと成長ホルモン分泌が抑制されるので、夕食後に甘いものは取らない。

・カラフルな食品を食べる

 トマトや小豆きやぶどうなどの濃色野菜はビタミンA,C,Eを含む

・朝食はリンゴ、ニンジン、レモンの磨り下ろし(減量時のビタミンの欠乏防止)

・抗酸化作用の食材を摂る

・週1で断食を(週末の夕食だけもよい)

 断食をしても太ってしまう体質になっている。

 普通に生活すればカロリーオーバーである。腹八分目、六分目でよい。

・便秘を管理(そのために摂取する水量を管理)

 大便は老廃物の毒素です。危険分子は社外追放、早期退職

牛どん、カレーのファーストフードは食べない

 美味しいものにはワケがある。肥満への道をまっしぐら。

 化学調味料が舌をだまして、つい食べすぎてしまう。

・回転寿司屋に行かない

 鶏小屋の鶏のように、回ってきた餌を食べるのは家畜並み。

 それより正規の寿司屋で一半のお寿司を食べる。値段は同じ。

・お酒は週1、日本酒で。原則、人生道では飲酒走行禁止。

 酩酊した頭で人生の正道は歩めない。

 ビールやワイン、ブランデー、ウイスキーから日本酒に変える。洋酒は、脂っこいつまみ類が合うので、つい摂取カロリーが多くなる。日本酒のつまみは和食のおかずがよく合い、カロリーが抑えされる。

 私は原則禁酒にしました。飲んでもビール250 cc、日本酒50ccです。

・お酒を飲んだら、ご飯、ラーメン類を取らない

 お酒の後の炭水化物の取得が摂取カロリー過剰の原因。

 食事を兼ねてお寿司等をつまみにして飲み、高カロリーのつまみを減らす。

 

2017-09-01

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2017年8月31日 (木)

トヨタ式ダイエットで14kg減(3/7) 実践編(改定)

下記は、7ヶ月間の実践内容です。これは自分との戦い(management)です。しかし楽しい戦いであった。勝ち戦の場合であれば、なおさらである。

 

トヨタ生産方式ダイエット

ダイエットを業務改革・治療と考える

 組織が赤字経営になると業務改革、リストラをしなくてはならない。

 体重増の請求書はどこかで清算せねばならない。請求書を不渡りにすれば、将来大きな利息(入院・手術・死)を払う必要があると考える。ダイエットを借金返済と考えると、ダイエットの辛さも我慢できる。ダイエットのための散歩を修行(千日回峰行)と思えばよい。

・毎朝夕体の体重計で記録、グラフ化する (視える化)

 現状把握しなければ、対策案も出せない。(PDCAの基本)

 そのグラフを机の目の前に、毎日更新して、掲示する。

 そのグラフを見る回数に比例して体重は減る。

 体重計に乗る回数が増えるほど、体重は減る。

・食べすぎない、小食にする(トヨタのカンバン方式)

 大食いで消化吸収している間は、排泄機能が疎かになる。腹八分で排泄機能を活発化させ体を活性化する。機械の最高効率の条件で稼働すると、消費エネルギーが最小化される。

・棚卸し

 過剰な在庫(体内脂肪)をチェック。在庫にも金利がかかる

・よく噛んで食べる(一口30回目標)(小食で満腹感)

  咀嚼工程のサイクルタイムの平準化である。

・消費カロリーと摂取カロリーを管理(記録して視える化)

 明確な原価計算とコストダウン

 食べる量のカロリーを計算(食品別カロリーをエクセル表管理)

 1日の運動量のカロリー計算とで過剰摂取カロリーを管理する。

 歩行8,000歩で約260k㎈

 腹筋運動(100~200回/日)(50~100k㎈)

 毎日10分間入浴する。(40k㎈)

 お風呂の時間管理。防水タイマーをお風呂に設置

 シャワーだけの入浴はやめ。カロリー消費ができない。塩素の毒を避ける。

  食品のカロリーはネットですぐ調べる。覚える。

 外食も、カロリー表示のメニューのある店を選んで行く。

・自身の摂取カロリーと体重増減の関係を明確化する(SQC活動)

 SQCツール(統計解析)で肥満の因果関係の明確化

なぜなぜを5回繰り返し、体重増の真因を探る

・万歩計で1日8,000歩を管理(帰宅時、未達の時は家に入らない)。

 生産計画に則った生産活動。目標生産数が未達なら、歩行の残業をする。

・歩数が未達時はその分、食事を減らす。(目標管理)

 期の予算管理である。計画と実績(PDCA)

 運動だけでは体重は減らない。

 お役所のような予算管理で年度末に慌てて道路工事で使う行為はダメ。

 1日の基準摂取カロリーの損益分岐点上にある100,200k㎈の積み重ねが体重増の原因。間食のちょっとしたお菓子は100300k㎈。

・昼休み時の散歩

 工夫と改善で毎日、VA活動

 1,000歩ずつ、小分けに歩いて日に8,000歩を確保する。

・食事は、野菜や海草のおかず→ 魚介や肉料理→ 主食、の順で食べる

 モノづくりの工程を明確化する。食べるものが体を作る。

ものには順序がある。食べてから手を洗うようなことをしない。医食同源、

 血糖値が上がりやすい食品を後から食べることで、糖化防止になり、後から食べる食品の糖や脂肪などの消化吸収を緩やかにできる。

・朝食はリンゴ、ニンジン、レモンの磨り下ろし(ビタミンの欠乏防止)

・大根おろしを常食(消化の促進、不要な老廃物の蓄積防止)

・野菜中心の食事で、卵は週5個、魚は週300グラム以内目標。

・豊田綱領 贅沢は禁止。質実剛健を旨とする。

 卵、魚ともに高カロリーです。(卵1ヶ90k㎈、魚の塩焼き170k㎈)

 タンパク質の過剰摂取も身体によくない。

・リバウンドしたら食事制限をして4日間で調整する。

 生産の棚卸し、生産調整です。

 食事をかけそばだけにするとか、摂取カロリーを1、2日だけ3割減くらいのカロリー制限をすれば、元に戻る。元に戻そうという意志とアクションが必要である。頑張っている姿を自分自身で確認する。絶食までは不要。

 一週間のトータルの摂取カロリーで管理すると、リバウンドはあまり気にしなくても良い。リバウンドしても必ず、元の減少カーブに戻る。

 絶食すると体重はすぐ減少するが、体の防御作用でリバウンドが大きく結局は非効率です。日々、少しずつの減量(脳と体を納得させて)がトータルでは効率な減量ができます。

・21時以降は食べない(不法労働禁止)

 労働基準法の順守。臓器はあなたのために働く労働者です。夜遅く食べれば内臓臓器は、深夜勤務を強いられる。臓器は黙って働いてくれる佛様です。度が過ぎると病気という形で反乱を起こす。往々に手遅れの時がある。それは己体株式会社の社長のあなたの責任。率直な意見交換のできる労使関係を築くこと。常に己の体の変化を見つめよう。仏様のような臓器は、無茶を言わず黙って働いている。

・豊田綱領第5条 神仏を敬え

 21時のシンデレラボーイになる。時間が来たら、食べ物とはさようなら、です。飲食は翌朝まで我慢です。寝るときに食べた物が胃の中の残っていると、インシュリンの働きで炭水化物もタンパク質も全て脂肪に変わってしまう。体は正直だ。夕食を食べた後、疲れてすぐ寝たことがあった。普通より少ない摂取カロリー(夕食645k㎈、1日で計1,350k㎈)であったのに、翌朝、てきめんに体重が増えていた。その日の増加分は、体脂肪量600g増,筋肉量100g増である。同じように自宅でお酒を飲んで、睡魔に襲われ3時間ほど寝てしまったことがあった。やはり、当日の摂取カロリーは少なくても、てきめんに翌朝、体重が増えていた。お相撲さんは太るため朝の猛稽古の後、沢山食べて、太るために寝る。疲れていても、我慢して通常の就寝時間まで起きていること。疲れたら、運動を兼ねて、散歩に出かけること。アドレナリンが分泌されて、疲れが取れる。どうしても食べたいなら、果物に。果物は30分で腸に達する。

 仕事の関係で、遅く夕食を食べる時は、量を減らして軽くする。

・体の管理職として残業時間管理を。

 土日はなるべく早い時間帯(17時~18時)に夕食を摂る。同じ量を食べても、翌朝の体重の減少効率が違う。

・感謝して食べる

 食べ物は全て他の生物の命である。その命を食べないと我々は生きていけない。動物・畜生ではない人間なら、その命を感謝して食べること。食べる前に手を合わせれば、おのずと自制される。

・前工程は神様

 その料理を作ってくれた料理人に感謝をして食べる。そのエネルギーで己の仕事で社会に還元をするつもりで食べれば、食べすぎはない。

・後工程はお客様

 後工程(体の新陳代謝・お客様)を考えずに、必要以上に食べれば、過剰在庫になる。

乾いた雑巾を絞る

 ダイエットのモチベーションを維持する工夫をする。一日、一改善を

 トヨタの日々改善活動。乾いた雑巾を絞れ。

 絞り切っても、時間が経つと、無駄な湿気を吸って、また絞れる。

・冷蔵庫を大家族用の大容量型にする(視える化、整理整頓)

 小さい冷蔵庫は、つい食料を詰め込みすぎて、奥に置かれた食品が賞味期限切れとなりがちだ。賞味期限まじかで慌てて、計画外に食べると太る。大きなスペースがあると、先入れ先出しが可能となる。在庫の食料の品質保証を。

・抗酸化作用の・週1で断食を(週末の夕食でけでよい)

  断食をしても太ってしまう体質になっている。普通に生活すればカロリーオーバーである。腹八分目、六分目でよい。

・食べ放題のレストランに行く

 食べ放題のお店で、目前の美味しいものの誘惑に負けず、食べなくても我慢できる訓練をする。

・カラフルな食品を食べる

  トマトや小豆きやぶどうなどの濃色野菜はビタミンA,C,Eを含む

・お酒は週1、日本酒で

 車社会では飲酒運転禁止です。

 ビールやワイン、ブランデー、ウイスキーから日本酒に変える。

 洋酒は、脂っこいつまみ類が合うので、つい摂取カロリーが多くなる。

 日本酒のつまみは和食のおかずがよく合い、カロリーが抑えされる。

・お酒を飲んだら、ご飯、ラーメン類を取らない

 お酒の後の炭水化物の取得が摂取カロリー過剰の原因。食べるなら食事を兼ねてお寿司等をつまみにして飲み、高カロリーのつまみを減らす。

・間食は1日に100k㎈以内を目標

 間食は和菓子で。洋菓子は脂肪や砂糖が多く300k㎈以上となるので不可。

 洋菓子の成分の動物性脂肪分は「毒」です。肥満の原因となる。

 お菓子類は表示カロリーを確認して購入、食すること。

・清涼飲料水は禁止

 缶コーヒを含めて高カロリーです。飲むならミネラルウォーターを。

 野菜ジュース、100%還元ジュースも等も、原料を煮てあるから、ホンモノとは別の飲み物です。生の果物を摂ること。

・空腹時の甘いものは厳禁

 甘いのもを食べるなら、食後にゆっくりと。空腹時に甘いものを摂ると血糖値が急上昇する。甘いものは食後に、ゆっくり食べることで糖化のリスクが減る。血糖値が高いと成長ホルモン分泌が抑制されるので、夕食後に甘いものは取らない。

・摂取する水の量を管理(1日1.5ℓを目標)。

 水を治める者は国を治める。

 便秘防止。水を毎食前に500cc飲み続けると、カロリーの燃焼率が30%増加する。

・便秘を管理(そのために摂取のする水量を管理)

 不満分子・危険分子は社外追放、早期退職

・体温を毎朝記録(基礎代謝を上げるための指標)

・空腹時に運動する。

・牛どん、カレーのファーストフードは食べない

 美味しいものにはワケがある。肥満への道をまっしぐら。

・回転寿司屋に行かない

 鶏小屋の鶏のように、無条件に出された餌を食べるように躾られては、ダイエットは無理。

・料理のプロから学ぶ

 

2017-08-31

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2017年8月29日 (火)

トヨタ式ダイエットで14kg減(5/7) 睡眠(改定)

・良質な睡眠をとる

    労働基準法で、休息時間が決められている。内臓にも休息を。

  22時、遅くとも23時までに就寝しよう

  良く働いた一日は、安らかな眠りを誘う。

 良く働いた一生には、安らかな永眠が贈られる。

 若くして死ぬから、生木が割かれるような苦しみを味わう。

 天寿を全うすれば、枯れ木が自然に倒れる様に楽に死ねる。

 

 我々は人生銀河鉄道で、冥土に向かって走っている列車である。終着駅の冥土には一日ではつかない。何十年もかけて冥土に向かって走る。24時間運転でもない。睡眠中の深夜には、体内の鉄道保守部隊が、37兆個の細胞からなる佛様としての体の保守をしてくれる。痛んだ細胞を治し、覚えた記憶を定着させてくれる。毒物を肝臓で解毒処理をしてくれている。良き睡眠は、その日の嫌な出来事を消してくれる。翌朝の気持ちいい一日の出発と安全運行を保証してくれる。気持ちよく冥土に己を運んでくれる。終着駅は死である。人生鉄道レールの上を過搭載でなくスムースに運ばれて行こう。肥満という過搭載では、睡眠もままならぬ、睡眠が浅くなる。悪循環である。

 

・睡眠計を使って熟睡の状況を把握する(図3、図4)

 オムロンや各社が販売している睡眠計は優れものです。どれだけ熟睡したかをグラフで示してくれる。PCにデータを落として解析もできる。

 図4の左は悪い睡眠状態で、右は良い睡眠状態である。私は毎朝、このグラフを見て、よりよい睡眠になるように真剣に睡眠に取り組んで、PDCAを回している。「睡眠道」を究めるのも修行です。よき睡眠が、良き人生を創る。ダイエットはその手段であって、ダイエットが目的ではありません。あくまでも理に合った体重で人生経営をする、です。睡眠は人生の30%を占める大事業です。睡眠計は健康器具ではなく、経営のツールなのです。

 ただし、この睡眠計の液晶表示が明るすぎて、眠るときに目の網膜に反応して、安眠の邪魔になる。しかたがないので、寝る時は表示部を手作りのカバーで塞いで使っている。

 

 米国の研究によると、睡眠不足での運転の危険性は、飲酒運転によるそれとあまり変わらない。2時間の睡眠不足は、推奨される睡眠時間を1~2時間下回っただけで事故のリスクがほぼ倍増する。「2時間の睡眠不足、自動車事故のリスク倍増 米研究」(www.cnn.co.jp/fringe/35093335-2.html

 その気になって新聞記事を読むと、睡眠不足が原因の事故が多い。寝不足になって車を運転するのは、犯罪行為である。そういう状況に社員を追い込む経営者こそが犯罪者だ。経営者が睡眠不足で会社方針を決定するのは、飲酒運転で経営すると同じである。自然の理にあっていない経営だ。仕事が多いのではない。来た仕事を正しく回す力が不足している。要は、社長の経営力がない。ガリ勉のような力任せの経営ではなく、正しく寝て、知恵が出てくるような経営をしないと、押し寄せてくるグローバル経済主義社の魔の手に堕ちる。経営者には家族のある多くの社員の生活がかかっている。10年後の会社存続率は5%です(国税庁資料)。

 

 睡眠不足で、頭が回らず営業成績不振、その後始末でさらに忙しくなり、さらに深夜勤務では、悪魔のサイクルに陥る。睡眠不足は、鬱病の大きな原因の一つでもある。それで人身事故でも起こせば、人生の終わりです。会社で一番の財産は人財です。その人財の補充はすぐにはできない。最近は人が集められなくて倒産する事例も多い。

 

将来、睡眠不足による交通事故にも飲酒運転と同じ罰則が適用と推定。

 道路交通法:運転者に対する罰則

 状態          刑罰 

 酒酔い運転        5年以下の懲役又は100万円以下の罰金

 酒気帯び 0.25mg以上   3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

 0.15~0.25mg      3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

 

 私が大学受験をした昭和44年当時は、団塊の世代で受験地獄と呼ばれて、四当五落伝説(4時間睡眠なら合格、5時間も寝たら落ちる)が蔓延していた。それを信じたわけではないが、毎日、深夜の2時3時まで机に向かったが、成績は振るわなかった。今になってその愚かさに気が付いた。

 その最終結果は振るわなかったが、今にして思うと、よく頑張ったねと自分の頭をなでて上げたい。私が大学入試を受けた1969年に東大で安田講堂事件が起こり、東大入試が中止になった。さらに受験戦争が激化した。私が東大にいける学力があったわけではなく、東大に行く人が京大に、京大に行く人が東北大にとドミノ倒し現象で、当初は二期校にスレスレで受かるはずが、国立大学受験は全て失敗した。父の定年の関係で、浪人は許されなかった。そこで滑り止めに受けた愛知工業大学に入学した。国立に行けなかった悔しさがあり、両親に金銭負担を強いたこともあり、特待生を目指して勉強したら、3年生から特待生になって、前職の会社に学校推薦で入社できた。国立大学に行ったら成績も中くらいで前職の会社に入社できたか疑問である。なにが幸いするか分からない。全ては縁で回っていることに思い至った。

 今 にして、あの学園騒動は何であったのかと思いを馳せる。学生の本分を忘れてゲバ棒を振るった人たちのその後は悲惨である。学生の役割は勉強である。それを放棄してゲバ棒を振った報いである。世間が見えるようになってから行動すればよい。還暦を迎えないと、天の織りなす縁の絡み合いに気が付かない。人間は狭い視野の中で蠢いているのを、天はただ眺めているだけだ。全ての責任は己の選択・決断ある。

私が受験に失敗して病気の縁を頂いたので、このエッセイが完成した。 

 

良質な睡眠がダイエットの基本  成長ホルモンが必須

 成長ホルモンは、子供の背を伸ばすだけではなく、成人の体では、日中動いて傷んだ筋肉の修復を促している。また、成長ホルモンは、脂肪の分解やたんばく質の合成を促し、炭水化物、骨、水分や電解質などの代謝を調節し、体のバランスを一定に保つ役割を果たしている。成長ホルモンは脂肪の分解を促すので、これが不足すると太り、老化を加速させる。

 成長ホルモンは夜、入眠した30分後くらいから始まる深い眠りに入ってから約2時間の間に分泌される。成長ホルモンを分泌させるには、質の良い眠りを得ることが必要。

 加齢とともに成長ホルモンは減るので、意識して分泌を良くする対応が必要です。「寝る子が育つ(縦に成長)」のは思春期の若者だけ、成人は食べて寝ると太り(横と前に拡張)ます。これは成長ホルモンの生涯分泌パターンと泌筆時間帯のグラフが根拠を示す。成長ホルモンの分泌を良くするためは、体をよく動かす、食事面では夕食時に良質な蛋白質を摂取し、炭水化物は、活動する朝と昼で取り、夜は少なめにする、である。

 

・寝室は真っ暗にして眠る(良い生産のために良質な睡眠を)

 良質な睡眠のために照明を全て消して眠る。目の網膜が光を感知しなくなると、睡眠を促すメラトニンというホルモンが出る。しかし、小さな常夜灯を点けておくと、網膜はかすかな光にも反応してしまうため、メラトニンが分泌されず、睡眠の質が落ちる。

 ホテルの枕元のデジタル時計で、その表示が明るすぎる例が多い。私は、その表示に応急的なモノで蓋をして、睡眠の邪魔になるのを防いでいる。(図5)

 

・二重の遮光カーテン、遮光カーテンレールカバーを

 夏の早朝、射し込む朝日で早すぎる目覚めにならないために必要である。ホテルでも、この遮光カーテン、遮光カーテンレールカバーの有無で、ホテルの良しあしが決まる。私はこの設備が貧弱なホテルには、二度と泊まらない。ホテルの最大の使命は良き睡眠を提供する、である。

 2013年、国家試験受験のため1週間、「メルパルク名古屋」に泊まったら、カーテンの遮光が不十分で睡眠不足になった。ホテ」ルに改善を申し入れ、総支配人が改善を約束したが、翌年も全く改善されていなかった。対応の不誠実さで、そのホテルとは断交して、翌年からANA系ホテルに変更した。元政府系の伝統を受け継ぐホテルはお役人的根性で、客を客とも思っていない。ホテルの最大の商品は、信用と安心安全で良質な睡眠だ。受験生はこのホテルには泊まるべきではない。受験前日の睡眠不足は、受験生の一生の問題に発展する。この総支配人の名刺には、ブライダルマネージャー、チャペルディレクター、レストランサービス技能士1級等と記載があるが、ホテルマンとして睡眠の重要性の認識がなくホテルマンとして失格である。またビジネスマンとして信用がないと判定した。悪いものは悪いと言わないと、世の中が良くならない。多くの人が被害を受ける。あえて記述した。

 

・寝る前の入浴

 良質な睡眠のためには体温を上げるのが有効で、寝る前の入浴が効果的です。寝る前のぬるめのお湯のお風呂は、神経をやすらげ、入浴後に体温が穏やかに下がるので、眠りにつきやすい。体温が下がってくると睡魔が襲う。そのため寝る前の入浴が効果的です。

 良質な睡眠は、永眠のための訓練?です。一日は一生の縮図なのだ。

 「一日一生、一瞬一生」

 

・毎日10分間入浴する。(40k㎈)

 お風呂の時間管理(消費カロリー計算上と体温を上げるため)で防水タイマーか防水時計をお風呂に設置する。

・シャワーだけの入浴は禁止

 シャワーだけではカロリー消費ができない。シャワーは、入浴よりも多く塩素の毒を浴びることにもなる。昔は、私も忙しさにかまけて、シャワーだけ、入浴してもカラスの行水がほとんどであった。大腸ポリープの手術を機に、体を温めると、病気に対する抵抗力がつくことを本で知り、シャワーから10分間入浴に切り替えた。

 

 死んでもいいが、病気になってはダメです。生死は神仏の管轄、病気は己の管轄範囲です。なかなか死にたくても死ねないが、己の不摂生で簡単に病気になれる。病気になるのではなく、病気になるような生活をしてきただけだ。それで病気にならなければ、病気担当の佛様が困ってしまう。佛様を困らせてはいけません。

 病気になり、医師から余命半年と宣告され、「金はいくらでも出すから助けてくれ」と泣きつき医師から拒否されて「お前はヤブか」と食ってかかっても遅いのです。病気になった原因は、全て己の悪行なのです。

 

・体温を上げる為、就寝15分前に腹筋や腕立て伏せの軽い運動を

 眠られないのは、体が疲れていないから。眠られない時は、軽い疲れとカロリーを消化するためにも、腹筋等の軽い運動を少しする。

 

・サーキュレータを寝室に設置(図8)

 エアコンの冷気が直接体に当たらないように、熟睡を助ける。

・寝室に空気清浄機を設置

 光が入らないように襖を閉めて寝るので、空気の清浄が必要である。

・寝室の枕元の時計は、音声目覚まし時計に

 就寝中に目が覚めて、時間を見るため電灯を点けると覚醒してしまい再度の寝こみが妨げられる。暗闇でも手探りでボタンを押せば、音声で時間を告げてくれるのは優れものです。自宅では、2世代目の音声目覚まし時計が稼働中。

 

 

図1 成長ホルモンの分泌

出典:山内有信著「運動・栄養・健康」(三恵社)

図2 成長ホルモンの生涯分泌パターン

出典:鈴木 博夫(薬学博士)(㈱クラウディアのHPより)

図3 睡眠計

図4 睡眠計の表示  睡眠状態が示される

   この状態は明るすぎる

図5 ホテルの枕元の時計表示

図6 二重の遮光カーテン、遮光カーテンレールカバー

図7 メルパルク名古屋の遮光カーテンの早朝の状況(朝4:48)

   もっと寝ていたかったが漏れてくる朝日で目が覚めてしまい睡眠不足となった。

図8 サーキュレータ(DCモータで騒音がほとんどなく就寝への妨げ無し)

 

2017-08-29

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2017年8月28日 (月)

トヨタ式ダイエットで14kg減(7/7) 心の肥満

心のダイエット

  トヨタ生産方式の原則は、適正在庫である。必要な時に必要なものを生産する。過剰に在庫があるとその管理費で、儲からなくなる。過剰になれば、病気になる。自分で処理できない事項を抱え込むから、病気(鬱病)になる。自然の理である。

 

頭の肥満

 ガンガンと研修でがなり立てて、受講生を追い詰める講師がいる。ガンガン、バリバリと熱い話を一方的に頭に押し込んでも、受講生には受け入れられない。体にビタミンCがいいからと大量に摂っても一定以上は排出されるだけ。それが自然の体の摂理である。頭に入れる情報も同じで、まずその器を大きくしないと、頭に入らない。いくら精神論で頑張っても長くは続かない。それでは頭でっかちという過剰在庫状態の肥満体となる。理論ばかりで実践ができない。

 頭でっかちの経済学者は、理論と合わないと、現実が間違っていると暴言を吐く。わざと簡単なことを難しく言う大学教授が跋扈する。難しいことを簡単に説明してくれる師が、本物の師である。

 

鬱病の氾濫

 現代社会では鬱病が蔓延している。鬱とは木が鬱蒼と生い茂っている状態を言う。要は、自分の心の許容容量以上に物事を抱え込んで、身動き取れない状況を現している。心が肥満体になっている。心のダイエットをしなさい、である。その療法は簡単である。持てる荷物を下せばよい。ケセラセラと居直ればよい。要は、自分の能力以上に、物事を抱え込んだのだ。成果主義の影響で、会社が過大な負荷を若者に掛けるからだ。それで若者が自殺をすれば、殺人罪である。相手の能力を見る能力のない管理職が若者を地獄に追いやる。

 太陽を浴びて、心穏やかに人間らしく過ごす。仕事量を減らす。その修羅場から去る。それで鬱病は直る。薬を飲んでも、鬱病は直らない。何が哀しくてそんな会社にしがみつくのか。しがみ付いて、挙句に自殺をするでは哀しすぎる。その仕事は命より大事なのかを考えよ、である。太陽を浴びて明るい場所で考えれば、悩んでいたことがなんと小さいことかに気が付く。暗い部屋に閉じこもっているから、ますます落ち込む。ノーベル賞を取らなくてもいいから、美しいものに感動する心を養うこと、精神性を高めて、物欲を捨てれば、鬱にはならない。もっと自然の美しさ、精神の美しさが分かれば、鬱病は去っていく。

 

 ノーベル賞の受賞者が輩出する国には2つの条件がある。第一に、幼年期から成長していく過程で、身近に美しいものに接すること。豊かな自然や優れた芸術、文学に触れて美的感受性を養うこと。第二に、精神性を尊ぶ風土も不可欠です。金儲けや実用性だけを追及せず、役に立たないと思えても精神性の高いものには敬意を払う土壌が肝要と言えます。(数学者・藤原正彦氏『週刊新潮』2014年10月23日号)

 

 私の部下も鬱病にかかる例が多かった。私が管理部署の長であったので、実戦部隊から多くの社員が鬱寸前の状態で、管理部署なら楽だろうと、異動で送り込んできた。そのため、部下の鬱の病状とその対策を研究する羽目となった。それで分かったことは、医師は鬱で病院に来ると、門を閉ざして我々管理職との接触を断つ。患者の個人情報だからと、その情報を我々の管理者には教えない。医師は、鬱症状で来るものは拒まずで、来院した患者は全て、鬱病と診断して、薬漬けにする。儲かるからだ。私は多くの関連図書を読んで、鬱は薬では治らないことを学んだ。医師に罹っている部下に、医師ではない私は、口出しをできないジレンマに悩まされた。会社の保健婦でさえ、医師にかかり薬を飲めば治ると思っているのが情けない。

 

一流と三流が演ずる人生曼陀羅

 一流の人は超一流を目指す。二流の人は一流を目指す。三流の人間は逆恨みをする。三流の部下に何を言っても、全て反発をして効果がない。合併後、相手先の研究所に異動になって、なんでこんなレベルの社員がいるのか、と驚く風景があった。なんでも使い物にならない社員を送り込む先が、管理部門であるのが伝統だという。前任の部長が、とにかく人が欲しいので、一般職も基幹職も、雑魚でいいからと集めたと白状していた。一流会社などの管理部門は全く逆の人事を行っていた。

 私も部門の長として過去に、精神異常者1名、うつ病患者3名を抱えた経験があり、会社の保健婦と両親とで話し合いをしたことがある。この種の対応で医師は、患者の言うことは絶対に否定しない。また患者の秘守義務とかで、その相談内容はおろか、会社の保健婦にでも医師は面会拒絶で情報提供を拒否する。うつ病状態を訴えれば、何時でも誰でも全員が病人にされるし、なることができる。それで医師も儲かるし、薬剤メーカも大儲けである。訴えた社員も大手を振って休める。しかし薬では鬱病は治らないし、薬依存症になる。このとき、鬱病関係の本を10冊近く集め、読んでこの方面の医療不備の実態を知った。

 私はその部下(少し言動がおかしい)を見るに見かねて初めて叱った。それが鬱病の診断書を提出し(病気の真偽は不明)、1週間ほど休んで出てきたが、けろっとしている。たった一回叱っただけで、鬱病になるわけはないが、社員が訴えれば会社も動かざるを得ない。ある意味、嵌められたようである。

 また室内のある三流社員に思い悩んで、あるリーダー研修を受けるように指導したら、人事に苦情を通報された。私は室長として指導したのだが、三流社員はそうは取らない。刺すのである。そのリーダー研修は、前の会社では役員会で承認されていたリーダー研修であった。私が役員会に提案して、それが承認されて、合併されるまで主任クラスを受講させていた実績があった。合併後の拝金主義の上司は、これが理解できなかったようだ。

 そうしているうち、その職場の軋轢で、私が鬱状態になってしまった。保健婦にメンタルの不調を訴えたら、「小田さんは軽い症状だから、少し薬を処方してもらえば、すぐ元気なりますよ」とノー天気に言って、早々に帰っていった。その後、二度と来なかった。かなり後になって来た時は、メタボの体重管理の件で来て、メンタル不調の件はフォローしない保健婦であった。保健婦の対応は、あくまで対処療法である。この状況で、保健婦を信用できなくなり、自分で治すことになる。

 鬱病は企業の病気なのに、対処療法では何の解決にもならない。あくまで医師は薬を使って治療をするだけ。病気はその原因を除去して自分が直さないと、治癒しない。医師や保健婦に治療やアドバイスはできるが、病気の根絶はできない。この病気を治すには、経営者の立場で企業の体質を直さないと、永遠にうつ病患者が増えるだけだ。当時、周りで主任クラス、課長クラスがメンタル病でばたばたと倒れていた。辞めて行った社員も多い。部下を倒した数が多い管理職ほど出世していった。その管理職は、親会社から使い物にならないとして、当社に出向させられてきた部長クラスであった。保健婦は、倒れた人の数のデータを取って、統計解析をして表面的な結論を出して悦に入っていた。その真因の追及には目を背けている。鬱病が増えて儲かるのは医師と薬メーカである。この病気の根本原因を除去できるのは、企業の社長しかいない。拝金主義で成果主義の経営者では無理である。それで、自分で本を読み漁り、薬も飲まず、医者にもかからず直した。それで今の自分がある。

 そんな事例の背景を、電通の女子社員が自殺した事件(2015年12月25日)に垣間見て哀しい気持ちになる。電通鬼十則は、私も昔に憧れたが(?)、それが全ての人に適合できるわけではない。人にはもてるキャパシティがあり、それを考慮せず成果主義の道具として、もてあそんだ結果が女子社員が自殺事件である。

 松下幸之助経営塾で講話(2013年3月16日)を聞いた梅原勝彦氏(エーワン精密創業者)もうつ病になったという。チャーチル元首相がうつ病にかかっていたことは良く知られている。「特に精神が繊細で、責任感があって、酒を飲んで発散できない人は危ない」と梅原勝彦氏はいう『日経ビジネス2013.4.1』。本来、周りが相応の配慮があるのが治療の定石であるが、当時の職場は全く逆で、毎日が針の筵であった。

 

心の肥満

 高尚なことばかりを聞いていては、心の糖尿病になってしまう。高尚なことではなく、ます小さな善意と気配りの行動を社会に示そう。高尚なことを言っている輩に限って、社会人として大事なことを実行できない。心が肥満で、正しく動けないのだ。

 ある時、某ホテルの玄関前に、人が入るのに邪魔になるような横暴な停め方の外車があった。それは毎土曜日にホテルで開催しているある経営者セミナーの講師の車であった。その会の会長が最敬礼で、その講師の外車を見送っていた。その経営者セミナーの会は、高尚な理念を唱える会であるが、その実態を目撃して目が覚めた。偉そうなことをいう輩に限って、自分自身は社会の最低限のマナーが守れない。そういう輩は、精神が繊細でなく、責任感もなく、気配り心もなく、酒を飲んで発散するので、鬱病にはかからない。それは良き反面教師であった。それを見習って、辛いことがあってもケセラセラと居直ろう。もっと周りを良く見て自分の人生を大事にしよう。

 

図1 集めた鬱病関係の図書

図2 梅原勝彦氏

 

2017-08-28

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2017年8月27日 (日)

トヨタ式ダイエットで14kg減(6/7) 血管

水を治める者は国を治める

 水を治める者は国を治めるという。昔から政治を預かるものの務めとして、河川の整備が最大の仕事であった。それができなければ、国は洪水に悩まされ、干ばつに苦しめられ、飢饉になり、年貢は徴収できず、民衆が領土から逃げ出し、国が亡びる。

 

血管の肥満

 人は自分の体内の水の道(血管)を管理しないと、自分の人生を治められない。血管には、動脈、静脈、毛細血管3種類があり、これらの血管の全長は約10万km(地球2周半)の長さにも及ぶ。血液が全身を一巡りする時間は、およそ1分で、地球を2周半している。心臓から送られた血液が、体全身を巡り、血液は、酸素、栄養、水分などを細胞に運ぶ。

 その大事な水路が己の食の貪りで、存亡の危機に瀕している。体に悪い食品を多量に取ることで、水路の壁に汚染物(コレステロールの糟、プラーク)が付着し、その血管の内径が細くなり、血流の流れを阻害する。血管が肥満状態で、正常に機能しなくなっている。その結果が、血を流すために血圧を上げる自己防衛機能が働く。それを降圧剤で、血圧を過剰に下げては、体の自律機能が混乱する。それは体の自動操縦装置と人為的操縦装置の闘いとなる。

 1994年4月26日、名古屋空港で着陸進入中に中華航空140便エアバスA300が墜落した。事故は、乗員による誤操作と、自動操縦装置の反作用により発生した。この事故で、職場の仲間の母親が犠牲となられたのでよく覚えている。血管に血が正常に流れないと、酸素、栄養や免疫酵素が末端まで届かないので、ガンや痛風、認知症、脳梗塞、心筋梗塞、各種の障害が発生する。前記の航空機事故の様である。

 

現代医学の対処療法

 現代医学は、対処療法で、その部分だけを治療する方策をとるが、根本原因の対応はしないので、治療はしても病気は治らない。結果として患部は治りました、患者は死にました、となるのが現代西洋医学である。いわば圧政(薬)で不満分子(患部)を押さえつけるだけである。まるで独裁共産国家のやり方と同じである。インフラの道路(血管)が細くなって、必要な生活資材(栄養素、免疫酵素)が回って来ないので、暴動(病気)という形で、民衆(体)は警告を発しているだけである。

 己は、自身の体の政治を取り仕切る殿様として、名君と呼ばれてその一生を過ごしたいもの。その土台が自分という王国の治水(治血)である。飽食・淫食では、その国が乱れ、国家存亡の危機となる。自制心を無くして、食を貪ると、人生第4コーナでフェンスの激突である。 

 楽其生 保其寿  その生を楽しみ その寿を保つ   『忠経』

 淫其食 乱其命  その食を淫し その命を乱す     百舌鳥

人生最大の目的は、生きていることを楽しみ、天寿を全うすること。己の生業を楽しむこと。食におぼれては、命が危ない。足るを知り、血の道を大事にすれば、長生きができる。親から頂いた命の天寿を全うすべし。全ての血の道は心臓に通づる。

 

冥途行きをドタキャン

 2016年10月12日、体調不良の真因を検証してもらうため、久留米市の真島消化器クリニックで血管に付いたプラークの厚みを測定した。その結果、かなり危険な状態であることが判明した。全身の8か所の血管の状態を検査して、一部の血管は血管年齢80歳と判定された。いうなれば余命5年である。現在、余命5年を40年にするための食事療法、生活改善を取り組み中である。今のままの生活習慣では、冥途行きの特急切符を携帯していたようだ。その冥途行きをドタキャンした。

 

真島消化器クリニックでの診察

 医院では、看護婦からの事前問診が20分、真島院長によるエコー検査が20分、資料説明が10分、エコー検査の写真8枚と食事療法の資料40頁を受け取った。診断のエコー写真まで提供してもらえたことに新鮮な驚きを感じた。全身8か所の血管のプラーク厚みを測定してくれるのは全国で、真島消化器クリニックしかない。

  真島消化器クリニック 〒839-0862 福岡県久留米市野中町1483-4 TEL:0942-33-5006

 私は、過去、数十人の医師から診察を受けたが、対処療法がほとんどで、真因の除去方法として食事療法を指導して頂いたのは、真島院長が初めてであった。

 今まで診断を受けていた病院とその診察対応を比較して考えさせられた。普通の受診では待ち時間1時間、問診3分、医師は患者本人をあまり見ず、パソコン画面を睨めっこしていることが多い。あと「薬を出しておきます」で終わりである。薬で治すことが最優先で、生活習慣や食事療法の指導には及ばない。その結果、私の場合、毎月の薬代が、1万円を超えている。

 

薬の過剰投与

 その薬も長年使われて副作用の少ない安全で安価な薬ではなく、高価で安全性がまだ定まっていない新薬を処方されることも多い。製薬会社も新薬開発で膨大な研究開発費をつぎ込んでいるので、元を取るため医師に取り入って新薬を使ってもらうため工作をしているようだ。病気はすべて薬や手術をすることで治療としている。食事療法や生活指導で薬をなくすような指導はない。それでは、医院の売り上げも、製薬会社の売り上げも減ってしまう。薬漬けにして儲ける体制が出来上がっている。その結果が40年前は10兆円であった日本の医療費は、現在40兆円に膨れ上がっている。患者は減らず、むしろ増えている。なにかおかしい。

 

会社のかかる死病

 会社とは、社員を支え育成に限りない援助を与えてくれる親的な存在である。会社も長く存続すると、それ相応に成熟し安定成長に入る。自然現象として、大事な情報がトップに伝わらない現象である「情報の動脈硬化病」、「組織の硬直化病」という死病がじわりじわりと迫りくる。企業の寿命は30年といわれる。入ったときは若かった会社もいつかは老いる。社会を見渡しても、2000年の雪印乳業の食中毒事件、2001年の三菱自動車のリコール隠し、2002年のみずほ銀行のシステムダウン等、この病気に起因する不祥事が続いている。発病後のトップの発言は不思議と同じで、「そんなことは聞いてなかった」である。情報が流れない情報ルートの詰まり、組織の硬直化といった死病に罹った企業の症状である。そして倒産の危機に面する。病気にかかれば治療する。事前予防をする。当たり前のことを当たり前にするのが自然の理にかなった経営である。その治療が業務改革である。(2003年7月31日記)

 以上を13年経った今の目で見直しても、問題企業の体質は何ら変わらない。最近の燃費偽装問題で、三菱自動車の隠ぺい体質は、13年経っても変わらないことが露見した。人も企業も変わらない。なぜそうなったかの真因を追求せず、表面的な対処療法で済ませるからである。よき反面教師の教えである。(2016年9月23日記)

 

身内というカス

 名経営者と言われた人でも、企業が公器であることを忘れて、身内の人間には甘くなることが多い。その身内の人間が経営者として失格でも、身内ゆえ、切るに切れず、経営の中枢部が侵食されてゆく。そうすると本体の経営がおかしくなる。血管のプラークのように経営の中枢の障害物となって経営情報の流れを阻害する。経営の意思決定の流れの中に付いた不純物は、身内というカスなのだ。身内ゆえに切るに切れない。経営情報という血が正常に流れないので、じわじわと企業の生命力を削いでいく。業病である。かの松下幸之助翁も娘婿の経営者を切れなかった。そのため辞めさせる汚れ役を後進の社長に託したが、反撃され返り討ちにあってしまった。そして松下電器はおかしくなっていった。それは企業が公器であることを忘れた罰なのだ。

 地元の企業でも名経営者と呼ばれた方も、身内におかしな娘婿を入れたがため、経営がおかしくなった。そんな娘婿を選ぶような娘の男を見る眼が問題で、娘の育て方を間違えたのだ。

 

2017-08-27

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2017年8月26日 (土)

トヨタ式ダイエットで14kg減(2)方針(改定

 どんなプロジェクトも方針、基準が明確でないと成功しない。私はトヨタ生産方式でダイエットを進めた。その原点は豊田佐吉翁が定めた豊田綱領にある。

 

豊田綱領

豊田佐吉翁の遺志を体し

一、上下一致 至誠業務に服し 産業報国の実を挙ぐべし

一、研究と創造に心を致し 常に時流に先んずべし

一、華美を戒め 質実剛健たるべし

一、温情友愛の精神を発揮し 家庭的美風を作興すべし

一、神仏を尊崇し 報恩感謝の生活を為すべし

 

 豊田綱領を発表した1935年10月末は、G1型トラックの発表を翌月に控えた時期にあたり、自動車事業をやり遂げるための心構えを示したとも解される。自動車産業の確立を通して、社会経済の発展に寄与するという「産業報国」の目的を明示するとともに、技術開発に努めて、さらに自動車を進化させていくという「研究と創造」の決意を表明したといえよう。

「トヨタ自動車75年史」より

 

 トヨタ綱領の戦術としての具体的展開が、カンバン方式、現地現物、なぜなぜを5回繰り返す、PDCA,VA,無借金経営、視える化、アンドン方式、5S(整理整頓清潔躾)、無駄の排除、工程の平準化、高品質、適正価格、である。

 NHK「ためしてガッテン」のディレクター北折一氏が自らの体を実験台にして編み出した「メタボ脱出法」(『死なないぞダイエット』メディアファクトリー (2009年) 1200円)の方法も応用して、自分の体でトヨタ生産方式ダイエットを実験した。結果として7ヶ月間で体重を14kg削減できた。

 

自身の体の経営者として

  標準体重の基準値をオーバーするのは赤字経営と同じ

  それが3年も続くと、倒産の危機です

 

 我々は神様から体を借りてこの世のひと時を過ごしている。本当の自分は精神(頭、心)であって、体は自分ではない。病気になったら、「ああ、お借りしている体の使い方が悪くて故障しているんだな」と思うべし。この世で有意義で価値ある人生を送るには、最大の資本財である体を大事に使わないと、神佛様がバチを当てる。体の大家さんは神佛です。

 会社の経営者、管理者なら、自分の体が管理できなくて、なんで会社の経営、部下の管理ができるのか。そこからが経営者のマネジメントの出発点です。

 肥満とは、会社に例えれば倒産の危機にある状態といえる。リストラをして、一部門だけ改善すれば、会社が良くなるわけではない。会社の全部門が協力して、改革に取り組まない限り、会社の改革は成功しない。同じことがダイエットにも言える。特定の食品の摂取だけや、食事制限だけ、運動だけとの対応は、部分最適で、全体最適ではなく、体のリストラは成功しない。ダイエットは業務改革、全面戦争と思って取り組むべだ。

 

標準体重からの乖離量は、自分の会社の経営の贅肉の量に比例する。

標準体重からの乖離量は、肉親に対する愛情の深さに反比例する。

                                       人生での行動力

機械工学の観点から体重を見ると、下記の第一運動方程式が当てはまる。

 

 F=m・α  ( F:力  m:質量(体重) α:加速度)

 

 つまり、身軽に行動するには質量を減らすか、加速度を増やせば、少ない力で素早い動きが出来ます。第二次世界大戦初期に驚異的な戦果を上げたゼロ戦は、非力なエンジンにもかかわらず、徹底的な軽量化設計で質量を減らし、結果として得られた優れた運動性能で敵の戦闘機を圧倒した。自分の体が身軽であることは、人生の行動で、他よりも優位に立てる。ビジネスは戦いである。何かをやるのに、どっこいしょ、と体を動かすようでは人生の勝利者にはなれない。活動的な状態を維持するには、思いついたら、すぐ実行をする、すぐ現地に飛ぶ、である。人生の最大の敵は、自分の怠惰な考えと結果としてなった重い体なのだ。

 

自分の収支バランスを知る 

下記のグラフは私のカロリー消費状態

 約141日分の自分自身の摂取カロリーと消費カロリーのデータから、体重がどの程度増減するかを統計計算の二次回帰分析使って自分の体で実証してみた。毎日の摂取カロリーと体重変化をグラフにして、体重変化を記録した。そのため、各食物のカロリーは頭に叩き込んだ。

その結果、1日の摂取カロリーを現在より約400k㎈減らさないと、体重の増減がバランスしないことが判明した。北折氏の著書によれば、倹約型の遺伝子が節約するエネルギー量は、1日に普通100~200k㎈だが、私の場合ダイエット中で、体が超倹約型状態になっているためか、400k㎈もの節約量となっていた。つまり、見かけ上で収支ゼロカロリーなら、1日当たり約300gの体重増となってしまう。また過剰摂取カロリーによる実際の体重の増減は、理論的な体重の増減よりも大きな変化を示す。

 

〔一日の過剰摂取カロリー量〕=〔一日の摂取カロリー量〕-〔1日の総消費カロリー量〕

〔1日の摂取カロリー量〕=1日の3食と間食の総摂取カロリー量

〔1日の総消費カロリー量〕=〔基礎代謝量〕+〔DIT〕+〔生活代謝エネルギー〕+〔運動エネルギー〕

〔基礎代謝量〕=生きていくために最低限必要なエネルギー。体重計で表示されます。

〔DIT(食事誘導性熱産生)〕=咀しゃくや消化、吸収、代謝など食事にともなうエネルギー消費≒〔基礎代謝量の約14%〕

〔生活代謝エネルギー〕=万歩計で消費カロリーとして表示されます

 

図1 一日接種カロリーと体重変化の関係

図2 ゼロ戦 スミソニアン博物館 1994年8月

 

2017-08-26

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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2017年8月25日 (金)

トヨタ式ダイエットで14kg減(1/7) 総括(改定)

 ダイエットは健康問題ではなく、経営の問題である。経営者としての危機管理の問題である。たかが己の体重管理ひとつができなくて、なんで会社の経営ができるのか。目の前の小さな変化を見逃して、何で経営者なのか。私は経営診断で、社長の肥満度を見て、その会社の経営の重要参考データとして観察している。米国では、肥満者は管理能力がないと見なされ、管理職失格である。

 ちなみにダイエットとは痩せる意味もあるが、真意は「食餌療法・処罰」(ランダムハウス英和辞典)である。お相撲さんは強くなるために、ダイエットとして体重を増やし、そして自然の理に反した体重増で短命となる。この世では最高のことしか起こらない。肥満になる生活をして、起きた最高の事象が肥満なのだ。喜ばしいことだ。それで太らなければ、自然の理に反する事象となり、神仏が差配する「天会社」の経営が成り立たなくなる。

 

 2010年、還暦の歳を迎えた機に、体の整備として、トヨタ生産方式を活用してダイエットに再チャレンジした。2010年1月から7ヶ月間で体をスリム化して、定年退職の日には標準体重を達成した。ダイエットは200人に1人しか成功しない。このダイエットの成功の最大の成果は、まだまだやれる自分の再発見と生きる力の獲得である。一時、落ち込んでいたが、第二の人生を歩む上で自信を取り戻した。

 

体重を14kg減    (77 → 63Kg)、

体脂肪率で6%減  (25.8 → 19.7%)、

おなか周りで14cm減 (96 → 82cm)

BMI 22        (26.7 → 22.1)

 

 7年後の現在(2017年)でも、少しリバウンドだが許容値内で(67 Kg)、心身とも身軽になり、総コレステロール値を始め、人間ドックの検査結果の要注意項目が激減した。また嬉しい出費として、スーツ、ズボン類がほとんど買い直しとなった。今までは太ってスーツが着られなくなるのを「脱皮」と称して、笑って誤魔化していたが、今回は真の脱皮となった。新しい出発に際し、体の贅肉が取れて身軽になった。

 

茹でかえる現象

 体重が長期間にわたり微増し続ける変化は、茹でかえる現象である。知らず知らずのうちに、内臓に脂肪がたまり血圧が上がり、肝臓に脂肪肝が増え、体の細胞が死の岸に押し流されていく。毎日毎日が、小さな変化なので気にならず、意識もなく時が過ぎ去っていく。38年前の入社時には58Kgであった体重は、年々徐々に、かつ順調?に増え、一時80kg弱まで増えた。入社から10年間ぐらいの自身の写真を見ると、どこのスマートな青年かいなと、我ながら笑ちゃいます。まさに「命は光陰に移されて暫くも停め難し、紅顔いずくへか去りにし、尋ねんとするに縦証跡なし」(修証義)である。今まで何回もダイエットに取り組み、数キロは痩せるが、すぐリバウンドしてしまった。今回は病気によるご縁を引き金に、新たな決意と視える化による科学的・経営的な取り組みが功を奏した。

 

ダイエット成功者

 『ワシントン・ポスト』の調査によると、アメリカでは過去70年間で、26,000種のダイエット法が発表されたそうだ。それらのダイエット法で成功した人は、200人のうち10人。つまり成功率は5%。この場合の“成功”というのは、いちおう「目標体重に達した人」という意味だ。100人のうち95人が目標体重に達する前に挫折する。理由は「ダイエットを続けられないから」。

 そして、わずか5%の「成功者」の中でも、その後も体重の維持に成功した人は、200人のうちでわずか一人。たった0.5%しかいない。ダイエットの失敗というのは「やせられないこと」ではなく、「続けられないこと」なのだ。いかに持続することが難しいかがわかる。

『いつもでもデブと思うなよ』岡田斗司夫著(新潮新書)

 

ダイエットのきっかけ

 2009年末、私は社内保健婦S氏から特定保険指導対象として、体重と万歩計値をWEB上で管理される身となった。昨年病気をした件もあり、本気でダイエットに取り組むことになった。これを機に5年前購入の100g単位の体重計を、50g単位の体重計に更新した。前機種は測定値が不安定で閉口したが、今回のT社の体重計は1万円余の値段なのに、何回計っても同じ値が表示される高性能さである。これは技術進歩なのか、メーカ差異かは不明だが、ダイエットのモチベーション維持には大きな力となった。前日の悪行(食べ過ぎ)と努力(節制)が、即、数値で表示される。この効果は大きく、1万円の投資はすぐ元が取れた。また体脂肪率(体脂肪量)、骨量、基礎代謝、筋肉量、内臓脂肪レベル、体内年齢の表示機能もあり、その推移をグラフ化して視覚で納得するのもダイエットのモチベーション維持に大きな力となった。

 

母の死

 私は母を42歳の時に亡くした。享年69歳、平均寿命から見て早すぎる死である。母は太っていて、私が健康上から、もっと痩せろと口すっぱく言っても、母は「食べたいものを食べずに、長生きなどしたくない」と聞く耳を貸さなかった。

結果的に肥満からくる高血圧で、脳内出血で倒れ、最後は脳梗塞で亡くなった。亡くなる前の5ヶ月間は、意識がなく、眠るがごとく逝ってしまった。この間、就業後の深夜、刈谷から大垣市民病院まで(80kmの距離)車を飛ばして通ったのだが、意識のない母を見舞うほど、辛く情けないことはない。面会しても意識のない母の顔を見るだけ。全く反応がない。看護していた父はもっと辛かったろうと今にして思う。こんな見舞いがいのない、辛い見舞いはない。見舞いに行っても母の反応があれば、まだ慰めがあるのだが、全く反応のない母の顔を見るのは辛いものだった。

 親としての健康管理は家族・子供に対する責務です。特に肥満は発病の大きな原因の一つで、突然死や脳溢血の発生率が数倍に跳ね上がる。だから肥満の解消と健康管理は、親としての責務なのです。

親の早死にほど、子供にとって不幸なことはない。還暦を過ぎて、両親が健在の友人をみると羨ましくなる。親として子供がかわいければ、自分が健康管理をして、長生きしてあげるのが、最大の「孝行」です(「孝」の字は、大人を意味する「老」と「子」から構成されています)。子供に残して喜ばれるのは、財産よりも親の長生きです。親を失って初めて、また還暦の歳を迎えてその価値がわかる。でも、その時には遅いのだ。母が逝ってから、今日で18年が経った。今日は母の命日です。         (この項2010年12月9日 記)

 

図1 体重、体脂肪率、体脂肪量の変化 (2010年1月1日~7月12日)

図2 人間ドック数値の推移

図3左 大学の実験室で(左) 1972年 58kgほど

   今見ると笑っちゃいます。なんとスマートな青年! 

図3右 ミシガン大学セミナー参加時 1997年

   なんと肥満な体形! 米国の食事を飽食して80kg超えと推定

 

本稿は2010/07/12初稿、2017/08/25第3版

2017-08-25

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

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2017年7月 7日 (金)

毒を食らわば……

身体の保全と危機管理

 日本は「農薬大国」で、年間約60万トンもの農薬を生産している。農薬は主に殺菌剤、除草剤、殺虫剤として使われる。これらの中には発がんリスクの高い猛毒を含む。我々は普段の食事で、体に良いと思って食べている野菜や果物と共に、そのような毒物も摂取している恐れがある。日本人の体内脂肪から有機塩素材(農薬)の残留量が世界平均の3倍も検出されたというデータもある。日本の年間約60万トンの農薬を一人当たり年間に換算すると、6kgの農薬を「浴びて」いる。輸入の外国農産物に使われる農薬や防腐剤を含めると、恐ろしい量の「毒」を浴びている。最近の日本人は死んでも腐敗しにくいといわれる。

死学の進歩

 1975年の医師数が約13万人、がん死者数は約13万人だった。その後の40年間で、医師数は約3万人増加し、がんに関する研究や治療は格段に進歩したが、2014年のがん死者数は36万人を越えた。1970年代の日本の総医療費は10兆円だが、2010年代には総医療費は40兆円まで拡大した。がん患者は減るどころか3倍に増えている。

 1950年から2010年までの60年間でみて、平均的に肉の摂取量9.8倍、卵6.3倍、牛乳・乳製品が18.2倍と著増し、米が半分、芋類は10分の1と激減した。つまり、肉・卵・牛乳・バター・マヨネーズなどに代表される「高脂肪」の欧米食が現代日本人のがんの大きな原因の一つであると推定される。その証拠として、以前多かった胃がんや子宮頸がんなどの日本型のがんは減少して、肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食道がんなどの欧米型のがんが著増している。

 畜産品は、利益最優先で牛、豚、鶏の成長を早める為、成長ホルモンが投入されている。畜舎の中に過密状態で育てるため、伝染病にかからないように、多量の抗生物質が飼料に投入され、無理に飼育されている。そうやって育った肉や乳製品を多く食べれば、病気にもなるのは「理」に合っている。「理」に適わない食品が体に毒になる。それは「宇宙根源の理」に反した食物である。ハムや加工肉を日に50g以上食べ続けると大腸がんになる確率が18%増加するとWHOから報告があった(2016年)。ハムや加工肉は、防腐剤や添加物が多く入っている。そんな肉を長年食べれば、病気になるのが「理」である。

医食同源、毒食病源

 2000年前から漢方医学では「食は生命」としている。贅沢な欧米型の現代食生活を謳歌すると、20年後に病気と言う悪魔のサイクルを頂く。因果応報である。がんという病気を対処療法で治しても、その根本原因である食生活を直さないと病気は治らない。気づいた時には遅いが、遅くても、一日でも早く食生活を正すのが、ご先祖へのご恩返しである。

 

2017-07-07

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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2017年6月23日 (金)

人生の課題とは何か(2/2)

私の病気の問題と課題

 私は長年の高血圧症(問題)を、対処療法の降圧剤を飲むのではなく、食事療法で血管内に蓄積したプラーク層が無い状態にする(課題)取り組くんでいる。その治療のため、私は4ケ月に一度、岐阜県大垣市から真島消化器クリニック(真島康雄院長 福岡県久留米市野中町1483-4 TEL:0942-33-5006)に出かけて診察を受けている。その医院のHPには、血管プラークに関する研究成果情報が随時更新して提供されている。

真島消化器クリニック http://majimaclinic22.webmedipr.jp/

 

私の過去の食生活

  身の回りには揚げもの、添加物・砂糖だらけの菓子類、酒類、肉類、乳製品の美味なる食品が激安で氾濫し、食卓を襲っている。100円でハンバーガが提供され、うまい早い安いで280円の牛丼が目の前にぶら下がる。しかし外来種の全ての食品には、遅延性の毒が盛られている。それはフードトラップ(食品に仕掛けられた至福の罠)である。私はすっかり油断をしていた。

 

 私は中間管理職として宮仕えの長時間労働で、夜遅い食事、外食の悪食を30年間食し続けた結果として、肥満、高血圧、心房細動、高脂血症、網膜静脈閉塞症、記憶力低下の体に変貌した。その毒が血管の内側にコレステロールの血漿の壁(プラーク)を作り、血管の内部を細くし、血管の柔軟性を損なわせた。それは無言の殺し屋として、ガンよりも恐ろしい脳梗塞、心筋梗塞を招く引き金となる。

 ガンの場合は死まで1年くらいの余裕があり、死に対して心と身辺整理の準備ができる。しかし脳出血や心筋梗塞は、即死状態になることが多く、自分も家族もその準備ができない。また助かっても後遺症が残ると家族を介護の地獄の生活に陥らせる。自身もリハビリで地獄の苦しみを味わう。現代医学の対処療法では、また病気が再発する。真因を突き止めて、根本原因を除去すべきなのだ。

 

降圧剤の弊害

 高血圧の場合、一般的に医師は降圧剤を処方する。しかし、高血圧は体の自己防衛機能として働いているにすぎない。血管内部が狭くなり、血が全身に回らないので、心臓のポンプ作用を正しく機能させるために血圧を上げているに過ぎない。必要な血が全身の各部や脳に回らなければ、認知症、ガンの発症率も高くなるはずと推定した。血液には免疫酵素が含まれており、いろんな病気の発症を防いでいる。その血が、降圧剤のため全身に回ることが不十分になれれば、副作用で病気にもなる。それが、自然の理である。基本的に薬は毒である。

 

 現在、自分の体の不調(目の病気、肥満、心房細動、高血圧、記憶力の低下)が、長年の食生活の乱れで、血管の若さが失われたのが病状の真因であると推定した。それで病気の治療として、油を使った料理、砂糖の入った菓子類、肉類、乳製品、酒類を避ける食事療法を始めた。国家試験受験の勉強の成績がなかなか上がらないというご縁を頂いて、体の異常が発見できた。有り難いことである。

 

真島消化器クリニックでの診察

 真島消化器クリニックでは、看護婦からの事前問診が20分、真島院長によるエコー検査が20分、資料説明が10分、エコー検査の写真8枚と食事療法の資料40頁を渡された。診断のエコー写真まで提供されたことに新鮮な驚きを感じた。全身8か所の血管のプラーク厚みを測定する医院は全国で、真島消化器クリニックしかない。

 

 今まで診断を受けていた病院とその診察対応を比較して考えさせられた。大病院の普通の受診では、待ち時間1時間、問診3分、医師は患者本人をあまり見ず、パソコン画面を睨めっこしていることが多い。あと「薬を出しておきます」で終わりである。薬で治すことが最優先で、生活習慣や食事療法の指導には及ばない。その結果、私の場合、毎月の薬代が、1万円を超えている。

 

 その昔、高血圧の関係で、新しい病院の門を叩いた。その医師は私の診断結果を見ながら、「少し血圧が高いから、もう一種類の降圧剤を追加しましょう」と簡単に告げた。当方は、体重減に必死に取り組んでいる時で、今の降圧剤の薬の量を少しでも減らそうとしている最中であった。私は即、その病院を去った。

 

現代医療への疑問

 その薬も長年使われて副作用の少ない安全で安価な薬ではなく、高価で安全性がまだ定まっていない新薬を処方されることも多い。製薬会社も新薬開発で膨大な研究開発費をつぎ込むため、元を取るため医師に取り入って新薬を使わせる工作をしている噂もある。病気は全て薬や手術を前提に治療として、食事療法や生活指導での指導は皆無の等しい。そうしないと、医院の売り上げも、製薬会社の売り上げも減ってしまう。薬漬けにして儲ける体制が出来上がっている。その結果が40年前は10兆円であった日本の医療費は、現在40兆円に膨れ上がっている。患者は減らず、むしろ増えている。なにかおかしい。

 

父の死去

 父は86歳で胃癌のため胃の全摘手術を受けたが、その1年後、癌が肝臓に転移をして亡くなった。医師の勧めるままに手術を受け入れたが、却って苦しめただけだと今にして後悔している。86歳の高齢癌患者に、胃の全摘手術が本当に適正な治療であったのか、手術万能主義の現代医学に疑問を感じている。手術後、トレーに載せられた父の全摘の血まみれの胃を見せられて、自分の判断ミスを悟らされた。今は父の写真を見るたびに慚愧の念に駆られる。

 

 父はシベリア抑留を経験して生き延びた。シベリア抑留(1945年~)では60万人以上が飢餓と重労働に苦しみ、6万人以上の同胞が異国のシベリア凍土に消えた(致死率10%)。その数は10万人以上とも言われる。父が地獄のシベリアから生還できたので、今の私の命がある。2,300万人を殺した恐ろしいスターリンの共産主義国の魔の手を逃れられたが、現代の薬や食品や含まれる魔の手からは逃れなかった。父も高血圧であった。病気の大部分は、間違った薬の処方、誤った食の摂取に起因すると私は確信している。医食同源である。ひょっとしたら、金儲け主義の食品業界は、添加物・糖分・油脂を含んだ極楽ポイント設定食品で、スターリン以上に人を殺しているのかもしれない。

 

図1 父との写真

 父86歳、著者51歳(2001年7月撮影)。父は翌年の2002年8月に他界。父との最後の写真で、入院の前日に撮影。この写真が霊前を飾ることになった。当時の私の体重は80kgに近い。食生活の乱れによる肥満が原因で、10年後に病魔が襲うことを暗示している写真である。今、この写真を見ると、己の醜い体形を恥ずかしく思う。

 

久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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