高血圧症を治す、桃栗三年嘉来八年
「桃栗三年柿八年」の意味は、植えてから実がなるまで(収穫まで)に何年かかるかを並べている。比喩的に、物事は一朝一夕にできるものではない。それ相応に時間がかかるものだという教えである。
よきこと(嘉)が、来るのには精進しても8年はかかる、である。
高血圧症治療
高血圧症で降圧剤だけの治療はおかしいと考え、ネットで情報を探し、久留米市の真島消化器クリニックを見付け、真島院長の診察を受けた。結果は、血管内部にプラークが蓄積しており、脳梗塞、心筋梗塞寸前であった。
それ以降、食事療法の指導を受け、7年が経った。その間、薬は服用せずである。
成果
当初、血圧の高い方が180、低いが120くらいであった。最近、高い方が150以下、低い方が100以下に納まってきた。ここまでくるのに7年間が必要であった。その間、治療が間に合わず、ガンも患った。がんは患部を除去すれば一応治る。しかし、脳梗塞になれば、半身不随となる恐れがある。心筋梗塞なら即死となる恐れがあった。
その点で、ガンは死までの時間があり、その準備が出来る。その原因が分かれば、対策も打てる。打てる手を打ち、生活習慣、食生活を変え、そのおかげで、私はがんの手術後、余命宣告までされたが、なんとか術後、5年間を生き延びた。神仏に感謝である。
血管内にプラークが溜まると、がんを貪食する白血球が毛細血管の末端まで流れにくくなるので、がんになりやすいのだろと推定した。
血管内部にプラークが溜まったのには、50年間の悪食の結果であるので、それを食事療法で治すには、7年、8年が必要である。
食事療法は単純である。プラークの原因となる、油分を食べない、それだけである。今風に言えば四毒(小麦、植物油、乳製品、甘いもの)を摂らない、である。それで7年程かかったが、高血圧症が改善した。50年かけて病状を悪化させてきたのだから、「油断」をしても、その毒が体内から無くなるには、長い時間がかかる。それは致し方ない。しかし「油断」をしなければ、病状は改善せず、私は脳梗塞で死んでいただろう。真島院長に感謝である。
2025-02-12 久志能幾研究所通信 2993号 小田泰仙
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