風邪4日戦争、戦力集中、ウーバイーツ禁止
先日来より風邪を引き(医者に行っていないので病名は推定)、4日間ほど、38度の高熱に苦しめられた。なんとか、温かい寝室で安静、絶食、睡眠でやり過ごして完治させた。
医者に行っても、「風邪でしょう」と解熱剤と栄養剤の注射をされるのが落ちである。折角、自律神経が体熱を上げて、ウイルスと戦う体制に取っているのに、解熱剤で体熱を下げては、なおる病気も長引き、治らない。それは単なる対処療法で、薬代で医師が儲かるだけだ。
風邪薬を発明すれば、ノーベル賞だと言われるくらい、風邪薬は存在しない。温かくして安静にするしか手がないのだ。これは2000年来の人間の智慧である。
私の症状は、咳が酷いわけでなく、発熱と痰だけだったので、様子を見ながら、絶食と安静と睡眠で治療を行った。4日間、水の補給とゆで卵1個だけで過ごした。それで4日目に平熱に戻り、体調も復帰した。
自律神経の働き
高熱になるのは、ウイルスが体温を上げているわけではない、自律神経が異物(ウイルス)が侵入したことを検知して、体温を上げて、免疫細胞(白血球)の活動能力を2倍に上げているのだ。高熱になるとウイルスの活動が阻害される。
食欲がなくなるのは、消化にエネルギーを使うのを止めて、自律神経がウイルス駆除に全力を傾けているのだ、
戦争に例えれば、いわば国道(血管内)に敵兵がウジョウジョ侵入してきて、そこを自衛隊の戦車(白血球)が駆除で走り回っている状態である。そこを腹が減ったと栄養素を積んでウーバイーツや宅急便の車が右往左往したら、戦闘の邪魔になり、敵兵を倒すのに邪魔になる。だから戦車最優先の状態を造るために、絶食である。
自分の最大最良の主治医である自律神経を大事にしよう。自分の体を一番熟知しているのは、自分の自律神経である。
2025-02-06 久志能幾研究所通信 2989号 小田泰仙
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