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2024年1月 4日 (木)

太陽光発電は危険  巨大地震で感電死を誘発

 

 南海トラフ巨大地震のような大規模地震が起きた際、太陽光発電装置は凶器となる。太陽光発電の設置は止めたほうがよい。

 もし自宅に太陽光発電装置を付けてしまっていたら、次の設備更新時に撤去が望ましい。太陽光パネルの寿命はおおよそ20年と言われている。また電気変換装置の中のインバーターは平均的に10年程度での交換が必要で、その費用は数十万円程度かかる。

 家を建てるとは、一生で一度の大事業である。危機管理として、万全の態勢で家を建てたい。地震大国の日本では、太陽光発電は危険すぎる。ハウスメーカーの口車に乗せられて、安易に太陽光発電を設置してはならない。相手は儲かれば良いので、当方の安全は知ったことではない。売る方は、太陽光発電のデメリットを口が裂けても言わない。

 地震対策として、屋根に重たいパネルを設置するとは、地震対策が逆効果となる。自宅では、耐震性向上のため、瓦の下の重たい土を取り除き、サン葺き瓦にした。それなのに、そこに重たい太陽光パネルを設置など、論外である。宇宙根源の理に反している。

 

人殺し

 今回の能登半島大地震で、太陽光発電の危険性が露見した。家が倒壊しても太陽が出ている間は、太陽光発電装置は、発電を継続するので、消防活動ができない。消化のため火元に近づくと消防士が感電死する恐れがあり、いくら家が燃えても消防士は消火活動をしてれない。太陽光発電の家は周りに迷惑をかける。自分の家の太陽光発電が原因で、人(消防士)を殺したくはないだろう。

 

中国が太陽光パネルを安価に生産できるわけ

 なおかつ、太陽光発電は、媚中派国会議員の利権となっている。中国共産党の最終目的は天皇陛下の処刑である。その中国共産党に利することは、国賊である。太陽光発電のパネルの58%は中国製である(1918年)。太陽光発電のパネル生産には、多量の有害物質が出るので、先進国ではその公害処理のため採算が合わず、多くの先進国が生産から撤退している。その生産を中国製が独占している。中国では有毒の公害物が垂れ流し放題である。

 パネルの寿命が来たとき、そのパネル廃棄に多大の金がかかる。売電で儲けた金が吹っ飛ぶ。太陽光発電のパネルには、イタイイタイ病の原因となったカドニウム等が含まれていて、その処理費が膨大となる。

 

売国奴

 東京都の百合子知事は、来年2025年4月から実施する戸建住宅等の新築物件に太陽光パネル搭載を義務付ける制度についての方針を表明した。小池知事は新築の家の太陽光パネル搭載の義務化をするという。狂っているとしか思えない。学歴詐称等の悪いうわさが絶えない小池知事である。悪い噂の元には火元があると考えるのが常識である。彼女は、その弁明を避けている。

 

アスクル火災

 2017年2月に、事務用品などの通信販売を手がけるアスクルの大規模な物流倉庫で火災が発生した。その火災があった際、12日間、燃え続けて、消化活動が出来なかった。

 同日14時44分には、はしごによる放水隊に対して、屋上の太陽光パネルに放水している間は、「棒状注水」を禁止した。棒状注水とは、水を霧状ではなく、棒状にして噴射する方法を指す。

 日中は、太陽光パネルは発電を続けている。稼働中の電気設備に対する消火では、棒状に注水すると感電の恐れが高まる。ドイツではこれによって消防士が死亡した例があり、こうした危険を避けるための対策だった。

 屋上に設置された接続箱と集電箱のスイッチを使って、直流の回路を遮断できたのは、出火翌日の2月17日の15時45分であった。電気主任技術者と消防士3人が遮断した。太陽光発電は、電気を止めるだけでも大変なのだ。

 

埼玉県三芳町のアスクル倉庫火災、太陽光は翌日までに遮断(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

 

2024-01-04  久志能幾研究所通信 2796号  小田泰仙

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2024年1月 3日 (水)

龍神の警告 羽田空港 JAL516 衝突事故

 

 ヒューマンエラーと推定される原因で、2024年1月2日、羽田空港で悲惨な事故が起きた。着陸してきたJAL516便と離陸待機中の海上保安庁機が衝突した。この航空機事故を技術者、テクニカルライターとして問題提起と再発防止策を提案する。

 

 滑走路上に飛行機がいれば、それを検知してその信号を離着陸する飛行機に送るシステムであれば、今回の事故は防げたのではないか。原則は、滑走路上には飛行機は1機しか存在してはならない。鉄道でも単線区間には、列車が1本だけしか存在してはならない、である。それを検知・警告するシステム構築は、そんなに難しい技術ではない。こういう場合、乗客にはなすすべがない。政府がそういうシステムを作るしかない。羽田国際空港は国交省が管轄している。そのシステム構築は、国交省が指導すべきだ。

 

 人は必ずミスをする。その前提で、防止策、行動規範を決めておくべきだ。それでも事故は起きるので、機械的な防止策が必要だ。

 車の運転でも同じことが言える。だから私は右折や左折持、停止時等の折は、必ず呼称運転をしている。機械で防げることには、カネを使って装置を入れている。

 事故に出会うのは盲亀浮木と同じである。100年に一度しか海の上に顔を出さない盲目の亀が、浮いていた木の穴に首を突っ込んだ。そういう状況である。それも日本で一番忙しい羽田空港から、年始の一番忙しい時期に、北陸地震への支援機を飛ばす。政府の対応はおかしい。それに対して民間航空乗務員と日本人乗客は冷静に対処して、379人が無事に脱出できた。それが政府が狂っていて、国民は正常だとの象徴のように感じた。

 人間様がいくら注意をしても、限界があるので、システムとして防げ、が今回の神仏からの啓示である。昨年末までの数多くの政府の不祥事に対する龍神の戒めのように感じる。それが易経でいう卦の印ではないか。ルールがあってもそれを無視して金にまみれた政治をしてきた自民党への鉄槌と思う。

 久志能幾研究所通信  祖母の50回忌、盲亀浮木の如し

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 現在は、管制官が滑走路上に飛行機がいないかを確認して、離着陸の許可を出している。JALのパイロットも正副のパイロットがそれを復唱して確認している。海上保安庁機のパイロットも正副のパイロットがいて、それを復唱して確認しているはずだ。地上でも複数の管制官がチェックして実施しているが、人間が絡むと今回のように、必ずヒューマンエラーが発生する。過去にも世界では飛行場内での事故は数多くある。

 

史上最悪の航空機事故

 史上死者数が最大の航空機事故は1977年に大西洋のカナリー諸島で発生したテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故である。KLMオランダ航空KLM4805便 のボーイング747とパンアメリカン航空PAA1736便のボーイング747が滑走路上で正面衝突した事故で、583名が死亡した。

その主原因は、管制官とパイロットのコミュニケーション上の問題であった。今回の羽田空港の事故もそのコミュニケーション上のトラブルがあった可能性がある。だからこそ、機械的にそれを防ぐシステムが必要だ。

 

 このテネリフェ空港事故の主原因は、管制官とパイロット間のテクニカルコミュニケーション上の問題である。離陸を待機していたKLM4805便は、”at”という曖昧な言葉を使ったため、誤解を生じて衝突事故になった。

 KLM4805便は、“We are at take off”と位置情報を曖昧な表現をしたため、誤解が起きたと推定される。“We are standing by at the takeoff starting point.” と正確に管制官に伝えれば、誤解は起きなかった。

 “at”とはある狭い一点での場所の定義をする場合に使う前置詞である。それを“at take off”という行為で使ったので、誤解が生じた。たかが “at” 、されど “at” である。テクニカルライティング学習では、前置詞の使い方を厳しく指導される。

 Wikipedia「テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故」では、その点にまでは踏み込んで記載されていない。

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衝突事故までの経過

(Wikipedia「テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故」より)

 

 KLM4805便の機長はブレーキを解除し離陸滑走を始めようとしたが、副操縦士が、管制承認が出ていないことを指摘した。

 17時6分6秒、KLM4805便の副操縦士は管制官に管制承認の確認を行う。

 17時6分18秒、管制官はKLM4805便の飛行計画を承認した。これはあくまで「離陸の準備」であり、「離陸してよい」という承認ではないが、管制官は承認の際に「離陸」という言葉を用いたためKLM4805便側はこれを「離陸してよい」という許可として受け取ったとみられる。

 

 17時6分23秒、KLM4805便の副操縦士はオランダ訛りの英語で、“We are at take off”(これから離陸する)または“We are taking off”(離陸している)とどちらとも聞こえる回答をした。

 管制塔は聞き取れないメッセージに混乱し、KLM4805便に「OK、(約2秒無言)離陸を待機せよ、あとで呼ぶ(OK, … Stand by for take off. I will call you)」とその場で待機するよう伝えた。この「OK」とそれに続く2秒間の無言状態が後に問題とされる。

 

 PAA1736便はこの両者のやりとりを聞いて即座に不安を感じ“No, we are still taxiing down the runway”(だめだ、こちらはまだ滑走路上をタキシング中だ)と警告した。

 しかしこのPAA1736便の無線送信は上記2秒間の無言状態の直後に行なわれたため、KLM4805便のコックピットボイスレコーダーでは「OK」の一言だけが聞き取れ、その後はヘテロダイン現象による混信を示すスキール音しか記録されていない。2秒間の無言状態により管制官の送信は終わったと判断してPAA1736便は送信を行ったものの、管制官はまだ送信ボタンを押したままだったので混信が生じ、管制官とPAA1736便の両者はこの混信に気付かなかった。

 

 17時6分26秒、管制官は改めてPAA1736便に対し“Report the runway clear”(滑走路を空けたら報告せよ)と伝え、PAA1736便も“OK, we'll report when we're clear”(OK、滑走路を空けたら報告する)と回答した。このやりとりはKLM4805便にも明瞭に聞こえており、これを聴いたKLM4805便の機関士はパンナム機が滑走路にいるのではないかと懸念を示した[10]。事故後に回収されたKLM4805便のCVRには以下の会話の録音が残っている(オランダ語)。

 

 KLM機関士:「Is hij er niet af dan?(まだ滑走路上にいるのでは?)」

 KLM機長:「Wat zeg je?(何だって?)」

 KLM機関士:「Is hij er niet af, die Pan-American?(まだパンナム機が滑走路上にいるのでは?)」

 KLM機長/KLM副操縦士:(強い調子で)「Jawel!(大丈夫さ!)」

 機長は機関士の上司でありKLMで最も経験と権威があるパイロットだったためか、機関士は重ねて口を挟むのをためらった様子だった[11]。

 

 この一連の状況下で、

 

 PAA1736便『警告がKLM4805便と管制官の双方に届いた』

 KLM4805便『管制官に離陸を承認された』

 管制官『KLM4805便は離陸位置で待機している』

 とそれぞれが安全な状況であると確信しており、さらに霧のためPAA1736便、KLM4805便、管制官からはお互いが見えていなかった。

 そしてKLM4805便はスロットルを離陸推力へ開いた……….

 

2024-01-03  久志能幾研究所通信 2795号  小田泰仙

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2024年1月 2日 (火)

南海トラフ巨大地震対策 感電ブレーカー

 

 元旦に能登半島でマグニチュード7の大地震が発生した。同時に能登半島の各都市で、大火災が発生した。被災に会われた方々にお見舞い申し上げます。

 改めて日頃の地震対策、防災対策が必要だと再確認した。

 本記事は、危機管理として感電ブレーカーの情報として記載する。感電ブレーカーの設置をお勧めする。

 

 当家では10年前のリフォーム工事をしたおり、電源ブレーカーを感電ブレーカーに入れ替えた。費用は約20万円。100アンペア用の大容量なので値段が張った。一般家庭の60アンペア用なら工事費を含めて10万円ほどである。

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 自宅に設置した感電ブレーカ

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 命はお金では買えないが、そのリスクを減らすことは、少ないお金で対処できる。それが危機管理の根本である。危機管理として、南海トラフ巨大地震対策は、小さな取り組みの積み重ねが必要である。

 自分の城は自分で守れ。

 南海トラフ巨大地震の発生時期は、統計的に2035年±5年と推定される。

論文発見「南海トラフ巨大地震、発生時期予測」

大垣市の被害予想、2035年南海トラフ巨大地震

 

感震ブレーカー

 感震ブレーカーとは、設定値以上の地震の揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断し電気出火を防ぐ器具である。各家庭に設置することで出火を防止し、他の住宅等への延焼を防ぎ、被害を大きく軽減できる。

 地震感知後、3分以内に停電が発生した場合は、復電直後に主幹漏電ブレーカーを自動遮断する。

 電気器具が倒れていないか等の安全を確認してから通電することにより、通電火災を防ぐことができる。

 阪神淡路大震災の時は、感電ブレーカーが普及していないため、火災が広がったと推定されている。倒れた家具に挟まれて、自宅から火が出ても逃げ出せず焼け死ぬは残酷すぎる。それを防ぐのが感電ブレーカーだ。

 

 内閣府世論調査(防災に関する世論調査:平成 25 年 12 月)によれば、感震ブレーカーを設置していると回答した者は 6.6%とされている。

 その理由として、感震ブレーカーの存在が知られておらず、その必要性が理解されていないようだ。

(産業構造審議会保安分科会電力安全小委員会『電気設備自然災害等対策ワーキンググループ 中間報告書』:平成 26 年 6 月)。

 

2024-01-02  久志能幾研究所通信 2794号  小田泰仙

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2023年12月29日 (金)

空気読んで子を殺し 空気読めず殺される とかくこの世は住みにくい

 

空気は読まない

 先日、あるサロンで談笑をしていた時、そのオーナが子供に100%生ジュースを出した。私はジュースが健康に良くないと思い、注意をしたら、「貴方は空気の読めない方」と叱られてしまった。

 そんな空気など知ったことか!である。私は子供の将来の命を慮って助言をしただけなのに……..。100 %生ジュースを常飲すれば、その子は将来、糖尿病やガン等の病気になって早死にしてまう。

 でも黙っていないと「KY」と呼ばれてしまう 😿 

 喋っても地獄、喋らなくとも地獄、とかくこの世は住みにくい。

 

悪魔の洗脳、100%生ジュースが我が子を殺す

 

空気を読む

 宮仕えの場合、上司が「カラスは白」だと言ったら、「カラスは黒ですよ」ですと言い返したら、サラリーマン生活はそれで終りとなる。

 1978年、私は技術部から研究開発部門に異動となった。その後、強烈な個性を持つ上司が次長としてが異動して来た。私はどうもその人に気に入られ、今回の異動となったようだ。

 そんなある日、その次長が我が仕事部屋にやってきて、隣の課の若い社員の髪の毛を見て注意をした。彼は少しパーマをかけていた。そこで次長と若い社員とで少し言い合いとなった。その時、その次長は私に意見を求めてきて、「君はどう思うか?」と。私は「今の時代、そういう風潮も少しくらいよいのでは」と答えた。

 その次長は私の直属の上司であるU課長に「君はどういう教育を部下(私)にしているかのか」と叱る騒動になった。私が空気を読まずに答えての騒動である。

 その若い社員は、翌日、自分から丸坊主にしてきた。その1か月後、彼は会社を辞めた。当時の空気は恐ろしい。

 当時は、会社内の空気を読まないと、会社を辞める羽目になる。当時のトヨタグループ内では、良い子は全員、金太郎飴である。金太郎飴はどこを切っても、金太郎が出てくる。トヨタマンは金太郎飴と揶揄される謂れである。それは当時のサラリーマンは皆同じであった。初心な私はそれ以来、宮仕えの世界で空気を読むのに必死になった。私はその後、会社では外見上は「良い子」で過ごした(笑)。おかげで何処かに飛ばされることなく、無事にサラリーマン生活を過ごせた。

 その次長は、その後、破竹の勢いで出世していった。その後、彼は世間の空気を読まず、会社の女性に手を出し、役員の座を追われた。

 以上は50年前のエピソードで、「空気」に関する私の黒歴史である。それは私の強烈な記憶遺産である。今、私は定年後で無職なので、安心して黒を黒と言った。

 定年だ 今日から黒を黒と言う

そうしたら「貴方は空気の読めない方」と言われてしまった。日本社会は空気の世界なのである。70にして69の非を知るである。

 

 いま世間を騒がしているパーティ券裏金問題は、空気の問題である。パーティ券で裏金を作るという空気を読まないと自民党内で殺される。空気を読んで裏金を作ると、国民から殺される。議員という世間は住みづらい?

 

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      馬場恵峰書

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2023-12-29  久志能幾研究所通信 2790号  小田泰仙

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2023年12月17日 (日)

命の危険、ナイロン袋お茶、プラ製おしゃもじ、廃棄

 

 簡単にお茶が飲めるティーパックや紅茶パックが便利である。しかし利便性には危険が潜む。高温に晒されるナイロン袋やプラ紙パックから有毒な物質が溶け出すという情報を得て、私はそのお茶パックは全て捨てた。

 今は、普通の茶葉を、普通の金属製の茶こしを使って、お茶を飲むように変更した。

 それから連想して、炊きあがったご飯をよそう時、高温に晒されるプラ製おしゃもじも危険と判断して、廃棄した。プラ製を木製のおしゃもじに変更した。疑わしきは遠ざける、それが危機管理である。

 

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 メーカの炊飯器に付属してたプラ製おしゃもじ

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親の因果が子に報う

 現代は便利で安く永遠に使えそうなものが溢れている。まるで魔法を使って生活しているようなものだ。その魔法には恐ろしい裏の呪いが付いていた。それを生み出したのは、カネに執着した悪魔である。現代人は「便利」と引き換えに、悪魔に「健康と安全」を売り渡した。カネに執着する悪魔は愛嬌のある魔女ではない。

 魔女はプラ製おしゃもじを持たない。空飛ぶほうきもプラ製ではなく、自然物である?

  芸術作品は、作った作者の人格がそのまま表される。それは全ての創造物に現れる。悪魔が作る創造物は醜い。金儲けが目的の人が作ったモノやシステムは、その心が反映して出来上がる。ナイロン袋のお茶や、添加物満載の食品の氾濫は、その典型である。国民を考えない守銭奴の役人が作る税制は、増税ばかりで、国民を不幸にし、国の発展の足を引っ張る。悪魔の所業である。

 堕落した親からは、ろくでもない子供が育つ、それと同じである。子供は親の後ろ姿を見て育つ。

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  「バイオリンを持つ少女」 渡辺陽子さん作

   心優しい魔女が生み出す人形の眼は、カネに飢えた悪魔とは違う。

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食器の材料

 食器やおしゃもじによく使用されている材料は、プラスチック。プラスチックである。原材料表示には、ポリプロピレン・メラミン・ポリカーボネートなどがある。加工の段階で添加剤として、可塑剤(柔らかくする)・安定剤(熱や紫外線からの劣化を防ぐ)・界面活性剤(静電気を防止したり、曇りを防止する)・難燃剤など、他にも着色剤や充填剤や発泡剤などが使われる。これらのプラスチック製のものは、低温で造られるので熱に弱く、性質上原料が溶け出す恐れもある。

 

洗剤

プラスチックの容器は、食洗器で洗うと、少し高温に晒される。だからプラスチックの御しゃもじを撤去した。

さらに木製のおしゃもじは手洗いである。木製のおしゃもじを、食洗器では洗わない。それは人体に有害な洗剤がしみ込む恐れがあり、それを避けるためである。洗剤も安全性を考えて選択して使っているが、それでも、たかが洗剤、されど洗剤、である。洗剤の中には、有害な成分を含んだ洗剤もある。

 

マイクロプラスチックの害

 有害物質を吸着したマイクロプラスチックを摂食した人間は、有害な化学物質が体内に蓄積され、免疫力低下をはじめとした何らかの健康被害を受ける可能性が指摘されている。

がんや認知症が日本だけで激増している。真因は分からないが、「疑わしきは使わず」しか庶民は身を守れない。

 

君子危うきに近寄らず

自分の城は自分で守れ(トヨタ家の教え)。

 

役人を信用するな

 厚生省や公立の研究所、ましてや企業の研究所はアテにならない。日本の添加物の認可数は欧米の10倍以上である。すべて利権で紐が付いているようだ。役人だって、食品メーカを定年後の天下り先として餌にぶら下げられれば、心が揺れるだろう。国会議員がパーティ券等の裏金作りに励むと同じである。

 日本の衰退の真因は、汚役人の心の劣化である。

 役人を見たら人の健康を盗む泥棒と思え。

 

 

マイクロプラスチックの溶け出し 

 今年9月下旬にはナイロン、不織布PET、ポリプロピレンなどの袋が使用されているティーバッグから、マイクロプラスチックが大量に溶け出していることを「アメリカ化学会」が発表した。

 摂氏95度の抽出でティーバッグ1袋あたり約116億個のマイクロプラスチックが、さらに小さなナノプラスチックが約31億個お湯に溶け出すことが判明したという。

参考記事

ナイロン製のお玉やヘラでの熱調理 「有毒物質の溶け出し」を警告 – Sirabee

https://sirabee.com/2019/11/16/20162197845/

 

2023-12-16  久志能幾研究所通信 2787号  小田泰仙

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2023年11月24日 (金)

日本自治区『中国経済新聞』?は洗脳の先兵

 

 2023年11月12日、広島で開催されていた松本明慶仏像彫刻展に行く時、久しぶりに駅売りの『日本経済新聞』を買った。しかし当日の新聞で、読むに値する記事は2つだけで、愕然とした。

 数か月前に日本経済新聞の購読を止めて良かったと再度感じた。その理由は下記である。

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  松本明慶仏像彫刻展のチケット半券
 

何処の国の新聞社?

 『日本経済新聞』は中国が巨大市場と勘違いしいる日本財界が最大の読者層である。だから中国共産党に媚びを売る日本財界に気に入られようと、ヨイショ記事が多い。それ故、ある筋では『日本経済新聞』が『中国経済新聞』と揶揄されて呼ばれている。だから『日本経済新聞』は中国共産党に都合の悪い真実は報道しないようだ。

 

パンダ賛美

 パンダ様第一主義でパンダ賛美の記事が『日本経済新聞』紙面に氾濫し、呆れる。2021年の記事では「世界はパンダに恋している」(2021年1月27日)(全6段組み)という文化蘭の記事があり、『日本経済新聞』の露骨な印象操作、洗脳記事に恐怖を感じた。記事を書いたジャーナリストのノー天気ぶりに恐れを感じた。中国共産党のパンダ外交の政治の闇、経済的な闇には全く言及せず、一方的な感情の思いで論じている。ジャーナリストとして失格である。日本経済新聞は、そういう使いやすいジャーナリストを使って、洗脳作戦に余念がない。

 

 その目的は何か。日本財界と中国共産党に媚びを売り、日本人の中国観を良い方向に洗脳することだ。それで日本の未来に暗い影を落とす。この記事を筆頭に『日本経済新聞』の中国に関する印象操作に、第二次世界大戦前に、ナチスがドイツ国民に、ユダヤ人の害を宣伝した洗脳宣伝の逆バージョンと感じた。ドイツ国民はナチスに洗脳されて、ナチスのユダヤ人迫害を支持した。その後のユダヤ人虐殺の怖ろしい展開を見れば、その効果は絶大であった。そうやって為政者側は国民を洗脳しているのが歴史の事実である。

 

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  『日本経済新聞』2021年1月27日

  著作権の関係で、画像処理をしています。

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パンダ費用は税金

 パンダ1頭に年間1億円の賃借料がかかっている。和歌山では媚中派の二階俊博幹事長(当時)の尽力?で6頭ものパンダが飼育されている。アメリカでも今は2頭しかいない。それも、今は米中の軋轢が高じて、返却予定となり、ゼロ頭になるという。

 二階俊博議員を選出した和歌山の選挙民は、パンダの賃借料が毎年6億円も中国共産党に支払われていることを知っているのだろうか。上野動物園のパンダでも2頭である。

 カネが動けば、政治の世界では必ず裏で闇金が動く。だれもそれを追及しない。タブーなのだろう。

 

経済音痴

 『日本経済新聞』は経済学の基本が分かっていない記者が、政府の言いなりの記事を掲載して、国民を洗脳している。『日本経済新聞』は財務省の洗脳報道が氾濫である。国の借金が膨大でと言っているが、経済学上のバランスシート上での議論が出来ず、財務省に騙されて、そのまま記事にしている。その目的は、増税への地ならしである。その記事は、経済新聞記者の恥さらしである。

 

自社のご都合主義

 消費税が日本経済低迷の最大の原因なのに、自分達は特別優遇処置で8%であるので、紙面では全く反論しなかった。報道の使命を放棄している。

 日本経済が浮上しない最大の原因は消費税の増税である。世界で消費税を高齢化に備えて年金等の社会厚生費に使うと言っているのは、日本だけである。日本経済新聞はそれには口をつぐむ。

 政府は新聞社を消費税の特別優遇税制の餌で釣って、新聞社を黙らせたという構図である。要は公開賄賂と同じである。

 

闇は報道せず

 こういう状況で、『日本経済新聞』は肝心の報道すべき記事は載せない。それは他のマスゴミも同じだ。例えば、ウイグル族虐待、ジャニーズ問題、宝塚問題、朝鮮総連問題、韓国問題、中国の領海侵犯、領空侵犯問題、公明党の問題、旧統一教会問題、NHK問題等はほとんど報道しない。

 また日本経済新聞を筆頭にマスゴミは、政府の闇である木原誠二事件を頑なに報道しない。報道すれば、記者クラブへの出入りを禁止にする処置をすると暗に脅している。日本のマスゴミは政府に屈している。

 また米国大統領選挙でも、明らかにトランプ元大統領を貶めるような報道に終始していた。要はグローバル経済主義を掲げる新聞社は、トランプが当選しては困るのだろう。日本経済新聞は、グローバル経済主義が至上主義なのだ。

 電気自動車を推進する欧米の肩を持って、トヨタを非難しているのは日本のマスゴミである。電気自動車の欠点は全く報道しない。自国の基幹産業を貶める報道をするのは日本のマスゴミである。

 日本の少子化に真因は、日本企業の賃金が安すぎるのが原因である。だから若者が結婚できない。企業の味方の『日本経済新聞』はそのことは報道しない。『日本経済新聞』は日本財界の太鼓持ちであるからだ。

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前科

 マスゴミには前科がある。太平洋戦争前、散々戦争を煽ったのは新聞である。新聞社は戦争と言う景気が良い方が、新聞が売れるのだ。

 日露戦争後の賠償交渉で、その成果を正しく報道せず、日比谷焼打事件をそそのかしたのは、マスゴミであった。それで当時の交渉の功労者の陸奥宗光外相は窮地に追いやられた。

 北朝鮮がバラ色の国だと宣伝したのもマスゴミである。それで騙された多くの日本人が犠牲となった。それの訂正記事もない。

 満州に日本の未来があると宣伝し、国策として27万人の移民を推し進め、その印象操作をしたのも、マスゴミである。そのうちの4割の国民が、帰国できず、現地で悲惨な最期と遂げた。そして多くの残留孤児を生んだ。マスゴミはそれの懺悔をしていない。

 2000万人が殺された文化大革命を賛辞したのも日本のマスゴミである。当時の惨状をマスゴミは報道しなかった。

 そういう反省もせず、シラットして戦後、GHQの統制の元、せっせと政府の広報に努めたのはマスゴミである。

 日本人はお人好しである。そんな嘘ばかりつくマスゴミを何故信じるのか。ビジネス社会では、一度でも噓を言えば、その社会から追放されるのに。

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対策

 マスゴミによって壊れた日本を立て直すには、マスゴミを遠ざけるのが第一歩である。マスゴミは兵糧攻めにすれば、自然と衰退する。偏向テレビ、偏向新聞は見ないことだ。マスゴミの洗脳から脱しないと、自分が遠くない将来に地獄に堕ちることになる。事実、現在の失われた30年の経済不況がその証しである。バブル崩壊前は、米国のGDPを追い抜く勢いであった日本経済を、崩壊させたのは、政府と財務省の愚かさである。今は日米の経済格差は4倍に拡大している。

 政府と新聞等のマスゴミを信じると、国民は国賊の議員に投票してしまい、日本は敗戦・地獄に向かう。

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地獄の世界

  地蔵菩薩とは、地獄の閻魔様の前で、衆生が犯した罪を弁護してくれる仏さまである。また地蔵菩薩は閻魔大王の化身とも言われる。だから地蔵菩薩信仰が生まれた。

 地獄に堕ちた日本経済を救うのは、日本の現状に目覚めた我々である。地獄はあの世にはない、この世が地獄である。国民を地獄に堕とした真犯人を断罪し、マスゴミに鉄槌を与え、日本を救おう。その第一歩は、マスゴミを遠ざけ、選挙で投票に行くこと。投票率30%では日本を変えれない。日本衰退の一因は、国民が政治に無関心になったことだ。その一因は新聞が真実を報道しなくなったためだ。

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2023-11-23  久志能幾研究所通信 2776号  小田泰仙

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2023年10月17日 (火)

武蔵の『五輪書』に学ぶ、ジャニーズ事件、木原事件

 

 『五輪書』は勝つための兵法書であるが、人生を戦う上でも参考になる。人生上の戦いを考える際、世間で起きる事件の本質は何か、を考えることは人生で戦うための勉強である。それは生きていく上で、敵の考えを見抜くための訓練である。事件は、自分が当事者なら、と考えよう。

 私の母は、常々「男は外に出れば、7人の敵がいる」と私に教えた。何度も言われるので、頭の隅にその言葉がこびりついた。

 その武蔵の『五輪書』を見直して、その項目に啓示を受けた。

 

6 あらゆることについて、本質を見抜く目を養うこと

7 目に見えないものであっても、直感によって悟りを得ようとすること

8 どんな些細なことも真剣に、しかも慎重に注意すること

 

ジャニーズ性加害事件

 ジャニーズ性加害事件の本質は史上まれにみる人権侵害で、マスゴミがその使命を放棄して事実を黙殺し、情報統制で日本人を支配してきた体制が露見したことだ。性被害を告発した人を非難したジャーナリストもある。もし被害者が少年でなく、少女だったら大騒動である。マスゴミや一部のジャーナリストはそれを責任転嫁している。その本質を見誤ってはならない。

 単純な疑問として、単なるテレビ歌謡ショーで、なぜあんなにド派手な演出をする必要があるのか。それは洗脳だからだ。その費用はスポンサーの商品の価格に上乗せされている。それを視聴者は洗脳により、気が付かないようにさせられている。マスゴミは最大の受益者である。だから真実を報道するはずがない。

 

木原誠二事件

 木原誠二事件は、マスゴミの支配体制の露見、マスゴミの政府への忖度、日本人を痴呆化するプログラムの実態である。もっと深刻な本質は、これを見逃がすと、日本の統治機能の崩壊となる。三権分立の崩壊、警察機能の崩壊、政権による情報統制、越権行為で、結果として日本の民主国家体制の崩壊なのだ。

 

『五輪書』

 本書を、宮本武蔵は正保2年(1645年)5月、死の間際まで筆を取り続けた。これは武蔵の生き方を集約してまとめた「勝つための実践兵法書」である。

 

兵法行道九箇条

1 邪心を持ってはならないこと

2 二天一流の兵法の道を実践的に鍛錬すること

3 剣だけでなく、多くのほかの芸術、文化にふれること

4 自分の道だけでなく、ほかの仕事や職業の道をしること

5 合理的に物事の利害得失を判断すること

6 あらゆることについて、本質を見抜く目を養うこと

7 目に見えないものであっても、直感によって悟りを得ようとすること

8 どんな些細なことも真剣に、しかも慎重に注意すること

9 兵法の道において役に立たない無駄なことはしない

 

  私はこの9月末で、日経新聞の購読を止め、先年に日経ビジネス誌の購読を止めた。地上波のテレビなどは全く見ない。ネットとYouTubeで情報は十分に得られる。今は、偏向報道から身を置き、気持ちよく生活している。洗脳から、自分の身は自分で守らないとダメである。

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2023-10-16  久志能幾研究所通信 2760号  小田泰仙

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2023年10月13日 (金)

ジャニ風に うしろ掘られて 大出血

 

 先日、私が某駐車場で駐車しようとして停止した時、私の後部に相手の車が後ろ向きでぶつかってきた。速度は出ていなかったので、お互いに怪我はなかった。私の車のセダンの後部バンパーは無傷であった。相手のミニワンボックスカーの後部が小破である。その被害額が、予想外の35万円ほどであった。そこで多くの発見があった。

 事故は佛様からの啓示である。その意味を考え、再発防止をした。

 

ジャニーズ問題の病巣

 そこで明らかになったのは、ジャニーズ問題と同じ病巣である。ジャニーズ問題は、創業者「蛇似鬼多川」の鬼畜の考えが、ジャニーズ事務所の社風(法律違反横行、金儲け第一主義)が、従業員に影響を及ぼした。それが如何に深く影響を及ぼしたかは、代表取締役社長、新社長、新副社長の記者会見等の言動を見れば一目瞭然である。それはオウム真理教の洗脳と同じと言える。洗脳されているので、正しい判断が出来ず、人間として成長が止まり、38歳になっても幼稚園園児レベルの発想しかない。いくらタレントとして有名でも、経営者としての薫陶など受けてこなかったので、危機危機管理の発想などはできない。

 

今回の事故

 同じようにこの事故は、会社のDNA、創業者の志が根源で、それが創業70年後の製品の質にまでに影響している。それは車メーカの差、構造の差、作り方の差、設計思想の差、拝金主義と安全意識の差、センサーの信頼性の差、メーカの虚楽的な手法に乗せられた消費者が、車を選別する時の心情の差にまで人間及んでいる。

 

現在のミニワンボックスカーの問題点

後部バンパー機能がない。

 後部バンパーが、後部ハッチバックの扉と一体となっていて、ぶつかり凹めば、その修理費が高額となる。要は、デザイン性と居住空間の拡大を優先させたため、車の危険防止をするエリア(バンパー部)を排除した結果である。それは全メーカーのワンボックスカーでも同じではある。

 要は車の安全の基本を忘れ、消費者に迎合したのだ。

 それは見た目重視で、虚栄を買うジャニーズタレントの美形と同じである。

 それはジャニーズ性加害事件の問題発覚で、事務所の対応に危機管理がなっていなかったこととも同じである。

 トヨタが東京オリンピック用に開発したジャパンタクシーのバンパーは、事故を想定して3分割となっていて、破損しても3分割のため、修理費が安くなる。

 

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 上図は、事故車とは関係ありません。ミニワンボックスカーの一例です。

 後ろ向きにぶつかると、ボディまで破損が及ぶ

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 正統派のバンパー  これなら追突されてもボディまで傷まない

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DNAの差がある

 トヨタは豊田喜一郎がお国に報恩するために、車つくりを始めた。ホンダは本田宗一郎が、バイクレースで培った技術を4輪車に転換するために車つくりを始めた。ホンダは、レース車が最初であったから、安全よりもスピードが優先の文化があるようだ。

 

部品つくりに差がでた

 ある客がトヨタ販売店の店長にトヨタ車とホンダ車の違いを滔々と講釈した。それでその店長はその事を今でもよく覚えているという。その客はトヨタのイプサムとホンダのオデッセイの選択で迷っていたという。

 その客に言わせると、ホンダ車は、ボディの溶接個所がトヨタ車より少なく、構造鉄板も薄いとのこと。だから安全性ではトヨタ車に分があると言う。巷の噂では、ホンダ車は作りがやわだとも聞く。そこに両社の安全性への考え方の差が出ているという。それこそDNAの差である。今回、事故になったのはホンダ車で、その被害状況が酷かった。

 その客は、たぶん自動車部品製造会社の開発技術者であろう。彼は新車の部品をばらばらにして構造比較をする展示会で、両社の部品の差を直接、観察したのだろう。

 私も前職で、トヨタからある車種の分解展示の報せがあると必ず見学、調査に出かけた。そういう展示会をトヨタは頻繁に開催して、ファミリー会社の技術力向上を図っている。この業界は、自動車部品メーカ間の開発競争が熾烈なのだ。そうやって日本の車は世界一になった。

 

センサーの信頼性

 事故にあった相手のホンダ車は、ぶつかる直前でもセンサーが鳴らなかったという。それも被害額を大きくした一因である。ホンダ車は、それだけ信頼性の低い電子部品を使っていたか、そのセンサーの検証試験が甘かったのだろう。私の車はセンサー以前の問題で、センサーはなくても、セダンという正統派である、バンパーが丈夫であり、無傷であった。事故相手が速さ優先のDNAで作られたやわなホンダ車であったことも費用がかさんだ一因である。

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修理費が高額

 修理費がかさんだのは、修理期間が3週間と長くなったのが原因だ。そのため代車の費用がかさんだ。どうも車を買ったディーラーがまともな修理工場を持っていないようだ。変なところでケチると、後で落とし前を要求される。

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ジャニーズ喜多川のDNA

 ジャニーズ喜多川は、日本人若者を虚弱化するプロジェクトとして、タレント営業会社を始めた。それがDNAとして後継者に植え付けられ、金儲け第一主義で、危機管理など眼中になかった。だから現在の会社存亡の危機状況で、代表取締役も名ばかりの社長も副社長も幼稚園児のような対応しかできていない。

 車は走って当たり前で、それでは問題は顕在化しない。車は事故時に安全対策のレベルが露見する。今回の事故でそれが明らかになった。やはり高いものにはワケがあり、トヨタ車は安心であった。

 車は自分の命を預ける装置である。それにはお金をかけても損はない。

 

エピソード

 このブログの当初の題名案は「ジャニ風で おかま掘られて 大出血」であったが、調べたら「おかま」は差別的な用語であったので、「うしろ」と修正をした。

 どんな書類でもそれを書くことには、新たな発見と学びがある。何か新しいことをすれば、必ず何かの学びがある。

 しかしネットでの発言には、注意が必要だ。最近は、あちこちに爆弾が仕掛けられていて、少し注意を怠ると、差別語に引っかかり、炎上する。また最近は、ジェンダー問題等で話題が沸騰しているので、言葉の選択が難しい。なにごとにも気を配り、辞書で調べれば、多くの学びがある。

 

2023-10-13  久志能幾研究所通信 2758号  小田泰仙

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2023年10月11日 (水)

死神や 来りしならば 感謝砲 

 

 死神には、「でも」も「だって」も通じない。

   死神が来たら、感謝の気持ちで迎えよう。

  「でも、まだ死にたくない」「だって、まだ若いから死ぬを許して」と泣きついても死神は聞く耳を持たぬ。

 

死は解釈次第

 死は誰にでも訪れる。死はいつも突然であり、死神は必ず来る。死神も手ぶらでは、あの世に帰らない。だから死に対しては、その下準備をしておくべきなのだ。

 死神が来るのも、事故に遭うのも、病気になるのも、良きご縁に出会うのも、全て同じである。郵便ポストが赤いのも、死神がくるのも、みんな自分が悪いのだ。死と言う出会いの縁をどういう風に解釈するかの違いである。全ての出会いには意味がある。だからどんな良縁、悪縁が来ても、感謝で受けとめるのが最良の差し手である。それを素直に受けとめないから、不幸になる。師の死が、弟子の奮起になることもある。明治維新は吉田松陰の死が大きく影響した。

 この世で起きる出来事は単なる事実で、そこには善悪はない。それを人がどう解釈があるだけである。交通事故に遭遇しても、それに反省して、再発防止を講じて次に想定された悲惨な事故を回避できれば、逆に幸運と言える。スピード違反で捕まっても、それで将来の死亡事故が回避されたと思えばよい。よくぞ捕まえてくれたと、感謝である。

 私が1994年、ニューヨークでケチャップ泥棒にあい、もう少しで盗難被害にあうところであった。当人は不幸だが、やったほうは、カモに出会ったと思って幸運だったろう。やった犯人には、目の前をカモがネギをしょって歩いていた、ラッキー、である。それはブロードウェイ5番街でお昼時に起きた事件だが、それがニューヨークの貧民街で起きれば、そこの住人には、当たり前の事象、やられた方が、馬鹿なのだ。あくまで盗難事件という事実があるだけだ。それをどう解釈するかは、人間社会の勝手である。

 

生死に善悪なし

 それと同じで、生死も事実があるだけで、それに善悪はない。もし人が死ななければ、地球上で人間が溢れ、食料難で人類が滅亡してしまう。老いた親が死ななければ、家族が介護で疲れ果てて、家庭が破綻してしまう。昔はそれを防ぐため、姥捨て山という風習が存在した。それほど昔の人は悲惨な生活をしていた。それに比べれば、今は幸せなのだ。

 人が永遠に死ななければ、宇宙根源の理に反することになる。死んでくれてありがとう、である。

 There are no facts. Only interpretenision.

 事実はない。解釈の違いがあるだけ。  ニーチェ

 人が出来ることは、死が訪れても感謝の気持ちで迎える、である。生があっても感謝である。宇宙根源の理で、生も死も同一の事象である。

 いくら若くして死んでも、幼児時期に死ななかったのは、幸せなのだ。私の家系でも、幼児時期に、死んでいる子が多くいる。それに比べれば青年まで生きられたのなら、大幸運である。ましてや還暦をすぎれば、いつ死んでも超幸運である。還暦まで生きれば、1億円の宝くじが2百万回、連続で当たったと同じ確率である。そう思うと、死は自然と受け入れることが出来る。

 そのためには、いつ死んでもいいように、今日のやるべきことをやって、一日を終える。そして人生の使命を果たすべく、一つ一つ確実にやる事こそが、生あるものとしての勤めであろう。

 

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Photo

 馬場恵峰書

2023-10-11  久志能幾研究所通信 2756号  小田泰仙

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2023年9月22日 (金)

炎天下 お墓の花台 拷問架、観音菩薩は羂索で救う

 

 お盆の時に墓参りで、お墓にお花を供えると、炎天下の強い日差しに加えて、ステンレス製の花受け内の水が炎天下で熱湯状態になっており、その水温は60度を超える。それではお花はすぐダメになる。まるで灼熱地獄の拷問架に生き物を晒すようなものだ。お花が熱中症になっている。

 そのなむごいお供えをご先祖は望んでいるだろうか。その花の命の美くしさでお墓を飾っている。お花だって生き物だ。地獄を見るために生まれてきたわけではない。仏教は生物の殺生を忌み嫌う。たまにはお花の立場でものごとを考えたい。

 お墓が地元にあり、毎日お水を補給して、面倒を見れればまだしも、お墓が遠方のお寺の墓地に在り、年に数回しか墓参りが出来なければ、上記の状況になる。

 私は、年に数回しか墓参りに行けないので、墓参り時は、お花を供えない。お花を供えれば、後始末で、お寺さんに迷惑をかけることになるからだ。

 

お花の手入れ

 奈良の興福寺の別院として大垣には南圓堂が有る。その入口横にお地蔵様が祀られている。興福寺の別院は全国で大垣だけである。毎年、地蔵盆祭りの時は、興福寺から管長か副管長がみえて読経をされる。

 このお地蔵尊のお守り役の人から聞いたお花の手入れの話しである。その方は、毎朝、地蔵尊に供えられているお花の茎をブラシで擦って、水垢を拭っている。当然毎朝、水を替える。お花をダメにするのは、茎に着いた雑菌が増殖して腐敗するからだ。それを毎朝、除去すればお花が長持ちするという。

 人間だった同じだ。まとわりつく腐敗した輩が自分をダメにする。付き合う人を選ばないと、自分の人生がダメになる。人生でも人間関係は5S(整理整頓清潔清掃)が必要だ。

 

 私が地蔵尊のお花当番の時、同じ手法で、供えられたお花を1か月間もたせたことがある。それは8月ではなく、2月であったが、それで1か月間もお花の命が持ったのだ。

 自宅の仏壇のお花も同じ手法で、お花の手入れをしている。

 

不空羂索観音菩薩

 この南圓堂の御本尊は不空羂索観音菩薩である。この仏様は、迷える衆生を地獄から羂索ですくい上げてくださる。

 お花の茎を毎日、洗ってお花を地獄から救うのも小さな菩薩行である。自分が菩薩になって世を救う稽古をしようと思う。

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 南圓堂 地蔵盆祭り 2011‎年‎8‎月‎24‎日

 読経は興福寺副貫主様

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 不空羂索観音菩薩

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 南圓堂 大般若経転読法会 2012年7月10日

  右手の僧侶が興福寺貫主様 

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     大垣 南圓堂

 

2023-09-22  久志能幾研究所通信 2745号  小田泰仙

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