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2023年9月 1日 (金)

株式相場、人生相場、勝負の世界での儲け方

 

 どんな相場でも、勝つためには、健康が最重要である。

 自分の株を上げる最高の投資先は、自分の体と頭である。

 

詐欺寸前、ハニートラップもどき

 2010年、前職を定年退職して大垣に帰郷したとき、年金の受け取り口座開設のため大垣共立銀行に出向いた。そうしたら妙齢の美女が迎撃戦闘機のように突進してきて、私を別室に引きずり込んだ。私は彼女から退職金の運用の勧誘を受ける羽目になった。彼女は名刺を差し出した。そこにファイナンシャルプランナーの肩書が書かれていた。彼女は、私の資産状況を聞き、退職金のブラジルやオーストラリアの資源国ファンドの運用を勧めてきた。

 私は、銀行マンがファンドの販売でノルマある事を知っていたので、軽く受け流して、「もっと儲かる投資先があるよ」と誘い水を流した。彼女は私より頭が悪そうで、相場経験も少ないはずで、財務の勉強もなさそうだったので、反撃した。

 彼女は「エッ! それは何?」

 そこで私は、「自分に投資すること。銀行員を信用しないこと」と彼女を撃墜した。

 その数年後、資源国ファンドは暴落した。銀行から勧められるまま買っていれば、大損するところであった。銀行は、ファンドを売って、その手数料さえ入れば、客が死んでも知ったことではない。大垣共立銀行はその汚れ役を妙齢の美女に任せている。まるでハニートラップである。

 

健康とは

 どんな投資先でも、その選定に自分の頭で考えなくては、絶対に儲からない。そんなに儲かる話なら、人に勧めず何故自分でやらないのか。それを考えれば、自ずと答えは出る。

 それを考える時、自分が健康でないと正しい答えが得られない。健康とは、体と心の健やかさである。

 

死んでもいいが、病気になってはならない

 株式投資でも人生投資でも、一番避けねばならない事項は、死である。どんな儲かる話でも高配当の会社でも、倒産してしまっては、元も子もない。欲に駆られると、目先が見えなくなる。会社の寿命は、その遺伝子で決まる。あぶない会社には近づかないことだ。

 どんなモノでも生老病死である。それは会社でも当てはまる。永遠に成長する会社など存在しない。

 人生で一番大事なことは、健康を維持して頂いた命を全うすることだ。今、生きていることは、1億円の宝くじが連続で百万回も当たると同じくらいの大儲けである。それを大事にしよう。そのために第一歩が、自身の健康管理である。死ぬことは、滅多にないが、病気は簡単になってしまう。そうすれば命を全うせず、早く寿命を迎える。

 

健康でないと

 健康でないとは、未病の状態である。例えば、高血圧症とは、健康な状態ではない。高血圧とは、血管内に糖分の粥のような塊(プラーク)がへばりつき、そのせいで必要な血液が脳内の毛細血管に酸素がいかなくなる。それで自律神経が血圧を上げている。それを降圧剤で血圧を下げるから、脳に必要な血液が回らず、正しい判断が出来なくなる。健康でないと、考え方が後ろ向きになりがちだ。

 

 肥満とは前がん状態である。肉好き、脂っこいもの好き、甘いもの好き、暴飲暴食の繰り返しで人は肥満になる。そうすると動脈の血管内部にプラークと呼ばれる脂肪の塊がへばりつき血管内部が狭くなる。それで血液がうまく流れないので、自律神経は血圧を上げる。それが高血圧症である。

 

 高血圧症になると血液成分の白血球が閉塞分に滞り、滞った白血球同士の反応で、炎症を引き起こすサイトカインが大量に発生する。その炎症は全身の各臓器に運ばれて、その部分で炎症を発生する。それが脂質異常症、糖尿病、肥満の症状で、それが「前ガン症状」でもある。肥満では、頭の中も異常状態である。そんな状態で勝負勘が働くわけがない。

 高血圧症も肥満状態も前がん状態である。そんな不健康な状態で、株式相場、人生相場、勝負の世界で勝てるわけがない。

 

 健康は、正しい食生活、正しい生活習慣から生まれる。添加物まみれの食品を取れば、その毒物の処理で腸内の免疫酵素がフル活動である。それでは頭にまでは血液が回らない。当然、正しい判断に影響が出来る。

 例えば加工食品に多く入っている調味料(グルタミン酸ナトリウム)は、神経興奮剤であり、依存性がある。欧米では禁止である。そんな毒物を常用すれば、判断が狂ってしまうのは、宇宙根源の理である。

 

 自分の過去を振り返り相場の成績を俯瞰すると、体が不健康な時の株式相場や人生相場での成績は悪かったことが分かる。それは会社の出世にも影響した。健康状態と会社内の昇格と儲けは比例する。だからこそ、人生相場で儲けたかったら、死んでもいいから、健康管理最優先である。

 

餌に釣られた生贄

 先日、YouTubeで野良猫の捕獲映像を見た。腹の空いた野良猫が撒き餌に釣られて、捕獲檻に誘導されて捕獲される映像である。その映像を見て、欲に釣られてくず株を買い、自分で檻に入り、美味しい餌を食べているさ中、檻の蓋が突然に閉まり、捕獲される。つまり株にのめり込んで、破産する人の姿とそっくりなのだ。

 当時のホリエモンのライフドア事件(2004年)を思い出した。欲に釣られた投資家の多くが被害に遭い、自殺者まで出た事件である。自分の健康管理ができていないから、正常な判断が出来なかったのだろう。この魑魅魍魎が住む株式相場の世界で一攫千金などできるわけがない。

 

敵を知り己を知らば百戦危うからず  孫子

 自分の頭で考えて、未来を予測する。それは地道な情報収集と自分の頭の訓練である。自分への投資が一番の戦力になる。

 自分の性格を分析して、どんな決断をする傾向があるか。第三者の目で自分を分析する。そのための研修を受けた。その中で、臨死体験までさせられた。費用総額は約150万円。それで自分の性格分析が出来て、自分の醜い性も見せつけられた。良い勉強となった。それで経営の勉強と人生相場の戦いの訓練ができた。

 投資候補相手会社の財務状態の調査をして、投資先を探す、それが人生相場、株式相場での戦い方である。そのため国家資格に挑戦もした。経済学と財務学の科目は合格にこぎつけた。株式相場では、バランスシートの読み方が分からなければ、勝負はできない。

 

生老病死

 いくら多く稼いでも、命は生老病死である。かのアップルのジョブズでさえ、世界一の大金持ちになり、そのお陰で40億円を自分のガン治療に使えた。それでもがんに勝てず、彼は56歳で旅立った。世界一稼いでも、そのカネで自分が幸せになれなければ意味がない。

 株式相場、人生相場、勝負の世界での最終目的は、他より少しだけ多く稼いで、使命を尽くして自他を幸せにすることだ。

 

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2023-08-31  久志能幾研究所通信 2734号  小田泰仙

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2023年8月29日 (火)

マスゴミ認知症死、新聞購読中止、1か月後の俯瞰

 

購読中止で正解

 私は50年間購読した日本経済新聞を7月末に止めた。その1か月後の8月28日、市の図書館で1ヶ月分のバックナンバーを流し読みした。その所要時間約40分であった。バックナンバーを俯瞰した感想として、日本経済新聞の購読を止めて良かった、である。下記は、この一か月の記事を俯瞰した感想である。

 

購読を止めて良かったこと

 マスゴミからの洗脳から逃れられた。今、マスゴミを読まなくても、何ら問題が無いことがわかった。まるで、私が仙台へ行くための情報を探していたが、日経が北京行きの情報を何度ともなく耳元で囁くように伝えてきたのだ。それは洗脳である。それは記事の中の言葉の語感から受けた。記事の言葉づかいで日経新聞社の潜在意識が透けて見える。

 

 洗脳状態からの脱却で精神的に心の安定感を増せた。今までは人の心を煽る記事が多かった。購読を止めて、その結果、身が閑(のどか)で、夢が安らかになり、養心ができた。

 

 特に中国経済のヨイショ記事を読まなくてもよい。日経新聞は、中国の悪い話はほとんどない紙面構成である。それで多くの投資家が騙された。それから逃れられた。

 また政府べったりの御用記事が多く、騙されることが多かった。

 

 その他の利点として、あまりに分量が多い広告紙の処理に悩まされなくなったのも大きい。広告もパチンコや、ゲーム、不動産、車の宣伝ばかりである。その紙くず処理に時間とお金がかかる。それが無くなった。

 

 毎朝、新聞が来ると読まねばという強迫観念に責められることが無くなった。ネットで見れば済む話である。年金生活者の身で、一刻を争そって見なければならぬニュースなどありはしない。ネットで十分で、一か月後、図書館で見れば済む話である。

 

 日経に頻繁に登場する池上彰の記事を読まなくても済む利点も大きい。池上彰の考えは偏向し過ぎである。私は池上彰の顔を見るだけで寒気がする。

 

 スポーツ記事、グルメ記事、テレビ欄も読まなくて済む。私には全く興味のない記事である。経済新聞を標語するなら、記事を経済に特化すればよい。それでいて経済を支える国家体制、法治国家の危機問題には完全スルーである。国家体制、法治国家の体制があってこそ、経済活動が成り立つ。日経は、それを揺るがす問題をスルーである。

 

 太鼓持ち新聞として、体に悪い商品の宣伝や記事を読まなくてすむようになった。日経記事で発癌性物質だと報道しながら、その会社の宣伝が多い。要は洗脳記事である。

 

 日経新聞を止めて、月に5千円の購読費用がなくなった。年間6万円、10年間で60万円の節約である。

 

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正師

 「正師を得ざれば学ばざるにしかず」道元禅師(『学道用心集』)

 「正しい師に会えないなら、むしろ学ばない方がよい」とまで道元禅師は言う。正しい師とは、現代で言えば、マスコミからの情報での方向決定の情報である。しかしそのマスコミが、自分が仙台に行きたいのに、その方向の情報は流さず、逆方向の北京への道を教えるようなものだ。だから、その発信者は不要だと言うのだ。マスゴミは正しい情報を流さず、それを補うため無駄な情報(雑音)しか流さなければ、それは洗脳報道で、害毒である。

 

いつか来た道

 日本の拝金主義の企業人は、14億人の中国の市場に垂涎のまなざしを向けていたようだ。日経は、それの太鼓持ちの記事を書くのに余念がなかった。

 マスゴミは戦前の報道で、「満州は日本の生命線、バラ色の土地だ」と報道していたのとまるで同じである。愚者は同じ過ちを繰り返す。マスゴミは敗戦時、反省をしなかった。いまだそのツケをはらっていない。

 

報道の使命

 今の大手マスゴミは日本国民に目隠しをして、国を滅亡への道に導いている。国民に悪い洗脳を施している。まるで戦前の新聞が景気の良い話で、国民を煽って日本を戦争に導いたかのようだ。

 

 報道などは静かに真相を伝えれば十分だ。太鼓を叩いて浮き立たせる必要はない。広報や報道は絶対に嘘を言ってはならぬ。そうなったら戦争は必ず負ける。(連合司令長官 山本五十六)

 

 

マスゴミが認知症に

 日本では国家の根底を揺るがす法治国家としての問題が噴出している。大手マスゴミは、認知症症状で死の寸前で、その報道をスルーである。

 大手マスゴミは、政府の記者クラブから排除されることを恐れて、木原誠二問題を完全にスルーである。記者クラブの控室に、木原誠二が週刊文春を告訴したとの張り紙があるという。それを報道すれば、お前たちも告訴するぞとの暗黙の脅しである。だから大手マスゴミは木原問題をスルーしている。これは報道機関の自殺である。ネット上では、この問題で大炎上しているのに。

 大手マスゴミは、松川るい事件の国家外交問題を揺るがす問題を見過ごし、くだらないニュースで紙面を埋めている。最近、天気予報のニュース番組の時間が異常に長くなったとの噂もある。

 大手マスゴミは、法治国家として違法移民を特別扱いして、残留を認めることを黙認する記事で埋めている。移民問題が、先月のフランス暴動の引き金であったのにも関わらず、政府の移民政策を後押しの記事である。移民を受け入れて成功した国はない。少子化対策で、移民は対処療法である。フランス、ドイツ、スウェーデンでの惨状に目を背けてはならない。育ちが違うと、同国民間でも、嫁姑問題、離婚問題が噴出するのに、ましてや価値観が違う民族が日本国内でうまくいくわけがない。川口市のクルド人騒動問題を、大手マスゴミはスルーである。

 日経の記事は反グローバル経済主義者のトランプ元大統領を忌避し、彼を叩く傾向が、顕著である。日経はグローバル経済主義万歳の方針である。

 日本経済新聞は、レジ袋有料化の問題を、話題を変えて都合のよいニュースとして記事にしている。事件の本質をすり替えている。洗脳である。

 

洗脳記事の実例は別記事で報告する。

 

2023-08-29  久志能幾研究所通信 2733号  小田泰仙

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2023年8月23日 (水)

カナリア自衛隊、オウム浸利教と戦う

 

カナリアという名の自衛隊

 私が体の中で飼っているカナリア(免疫酵素)は、肥満、嘔吐、下痢、高い血圧、白内障、がん等で、体の危険状態を警告してくれる。カナリアは、私の体を守る自衛隊の哨戒兵である。私は、カナリアの警告で体の保全をしてきた。

 敵もしたたかで、私を美味しいモノで誘惑してきた。その結果、私はつい美食、食べ過ぎに走り、その結果、高血圧症、肥満、網膜静脈閉塞症、白内障、がんを罹患し、連敗続きであった。最近、やっと自身内に住むカナリアの存在の有難さが分かってきた。突然死の前に気づいてよかったと思う。あのままでは心筋梗塞、脳梗塞になる寸前であった。

 今は身内のカナリア自衛隊の敵をなるべく体内に入れないようにしている(添加物まみれの毒を食べない)。カナリアの好物はサツマイモであった。私は毎日、恩人のカナリアにサツマイモを差し入れしている。

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マスゴミカナリア

 最近、マスゴミカナリアは信用できないことが判明したので、買うのを止めた。マスゴミは脳内に侵入して、読者を洗脳する。マスゴミは利権にドップリ浸かり、忖度をやり放題、政府や利権団体の主張を口真似するオウム浸利教であった。マスゴミは政府や利権団体に都合悪いことには、鳴かない。私はマスゴミを捨て、ネットカナリアのお世話をしている。

 カナリアとは

 カナリアは、有毒ガスをいち早く感知してくれるので、鉱夫が鉱山内に入る時は、カナリアを連れて行くという。つまりカナリアは有毒ガスに極めて敏感なので、早く異常が検知できる。

 1995年、警察隊が国道5号線沿いのオウム真理教の富士山麓サティアンを捜索した時、警察隊はカナリアを掲げて前進した。サリンガスが怖しかったのだ。

 

 下記は当時の朝日新聞の声の欄「かたえくぼ」に投稿された傑作である。

 ルート5 富士山麓にオーム鳴く

 √5は2.2360679である。当時の受験勉強時、数字の語呂合わせで覚えたことが懐かしい。

 

肥満カナリア

 肥満とは前がん状態である。肉好き、脂っこいもの好き、甘いもの好き、暴飲暴食の繰り返しで人は肥満になる。そうすると動脈の血管内部にプラークと呼ばれる脂肪の塊がへばりつき血管内部が狭くなる。それで血液がうまく流れないので、自律神経は血圧を上げる。それが高血圧症である。

 高血圧症になると血液成分の白血球が閉塞分に滞り、滞った白血球同士の反応で、炎症を引き起こすサイトカインが大量に発生する。その炎症は全身の各臓器に運ばれて、その部分で炎症を発生する。それが脂質異常症、糖尿病、肥満の症状で、それが「前ガン症状」でもある。肥満とは、がんの発症を予告するカナリアの泣き声なのだ。体が悲鳴を上げているのだ。

 その警告を無視して、降圧剤で血圧を下げるから、がんになってしまう。降圧剤を飲んでいた私もガンになった。降圧剤は対処療法であるので、高血圧症は治らない。薬を処方する医者が儲かるだけだ。どんな病気も真因を見つけて、元を断たなきゃダメなのよ。

 

下痢カナリア

 下痢は体が受け付けない毒を腸内の免疫酵素が撃退をしていてくれる証である。私は頻度の高い下痢状態を、食生活を変えて、治癒した。

 

 

 腸内のカナリアの好物はサツマイモであった。植物繊維質のある糖分は、腸内の善玉菌の好物で、腸内の自衛力を活性化してくれる。今、私は一日に一個の焼きいもを食べている。快便である。下痢もなくなった。

 

発熱カナリア

 発熱とは、体内に入ってきた異分子を体内の防衛細胞が戦って排除している状態である。異分子は熱に弱い。だから発熱してその雑菌を殺している。発熱こそ体のカナリアである。

 その発熱を解熱剤で熱を下げるのは愚の骨頂である。それでは医者と製薬会社がぼろもうけである。

 

白内障というカナリア

 白内障も血流の悪さから起きる。降圧剤を長く飲むと、血流が悪くなるので、白内障になりやすくなる。老人医療の和田秀樹先生が、長く降圧剤を飲んできた人に白内障が多いと証言している(月刊『文芸文春』)。私も降圧剤を20年間飲み続け、白内障になった。

 

がんというカナリア

 がんは生活習慣病である。ガンになったら生活習慣を正せと言うカナリアからのメッセージである。それを今まで通りの食生活、生活習慣を通すから、がんが再発する。ガンになった元を断たなきゃダメなのよ。

 

マスゴミの嘘

 マスコミは社会の異常状態を知らせてくれる。そのマスコミが真実を報道しなくなったら、それはカナリアの役目を放棄したのだ。政府飼いのオウムになったのだ。壊れたマスゴミ、死んだマスゴミは購読しない、視聴しない、それが自分を守る事、日本を守る事だ。国民が真実を知らされなくなったら、国は亡ぶ。だから私は50年間購読した日本経済新聞を止めた。

 

 

カナリアがオウムに化けた 

 ワシントンポスト紙は、当時のニクソン大統領のウォータゲート事件の嘘を暴いて、ニクソン大統領を辞任に追い込んだ。マスコミの鏡のような事件であった。今の偏向した米国マスコミとは隔絶した世界であった。

 

木原誠二事件

 週刊誌とネットでは話題が沸騰している木原誠二問題を、日本の大手マスゴミは完無視で報道をしない。なんでも政府からの無言の圧力であるようだ。本件を報道したら記者クラブから追放すると暗に脅かされているという。大手マスゴミはカナリアからオウムに化けたのだ。

 報道とは、外部からの敵の状況をしらせる機関である。要はマスコミは日本国の体のカナリアである。

 

 報道などは静かに真相を伝えれば十分だ。太鼓を叩いて浮き立たせる必要はない。広報や報道は絶対に嘘を言ってはならぬ。そうなったら戦争は必ず負ける。(連合司令長官 山本五十六)

 

脱炭素運動

 その狂ったカナリアが太鼓を叩いて大宣伝しているのは、脱炭素運動である。実際には、二酸化炭素で地球が温暖化になっているとは、科学的に実証されてはいない。

 空気中の二酸化炭素は0.03%である。そのうちの4%が、人類が排出した分である。つまり全体の0.0012%が人類の排出した二酸化炭素である。全空気中の0.0012%の量の二酸化炭素で、地球が温まるとは思えない。脱炭素運動は利権の輩の詐欺運動である。二酸化炭素排出権などと言うふざけた利権まで作られた。

 

がん検診

 政府はがんの死亡率提言の為、がん検診、人間ドック、定期検診を勧めている。しかし検診をいくら頑張っても、死亡率は減らない。政府に洗脳されたカナリア(マスゴミ)は、政府のオウムになっただけで、カナリアの役目は捨てている。

 

2023-08-23  久志能幾研究所通信 2731号  小田泰仙

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2023年8月15日 (火)

50年間の洗脳を破戒、日本経済新聞の購読中止

 

 私はこの50年間、日本経済新聞と『日経ビジネス』誌を購読してきた。その間、朝日新聞、読売新聞、中日新聞、岐阜新聞等をも一時的に併読購読してきたが、日本経済新聞と日経ビジネス誌だけは50年間継続して購読してきた。今振り返ると、それは洗脳であり、経済狂という宗教団体への入会でもあった。「宗教」の漢字の語源は、その「家の教え、戒め」のことである。私はその「戒め」を破ることにした。

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戒律(編集方針)

 日本経済新聞と『日経ビジネス』の戒律(編集方針)とは、

 グローバル経済主義信奉(拝金主義)、

 政府・財務省の発表を受け流し、

 中国を刺激せず中国の悪い情報は避ける、

  (中国市場が巨大だと目が眩んでいる日本財界への忖度で)

 日本財界の太鼓持ち、日本企業への忖度

   (宣伝等の大スポンサーだからヨイショ記事しかない)、

 政府への忖度で、移民政策の後押し(政府に近いと情報をもらえるから)

 脱炭素政策の盲信、環境偽善のEV化推進、

  (自分では何が正しいかを考えず、時流にのるだけ)

 SDGs盲信 (新たなサヨク運動である)

 経営者優先・従業員後回し、金持ち優先・貧乏人軽視、である。

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 日本経済新聞を読む読者は、経済に関心がある経済人が多い。それ故紙面が、その中心の財界に媚びた記事になるのは自然の流れである。それが顧客満足度を上げるのだろう。だから大手広告主の批判はご法度である。だから体に悪い食品の宣伝が満載である。

 私は、最近、会社生活から身が遠のき、冷静に社会を観察すると、日本経済新聞社の偏向記事・洗脳記事が鼻につき始めた。それは大手の全マスコミに当てはまる。

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位置づけ

  下記は週刊ダイヤモンド社が各報道機関の政府と報道速度の関係をマッピングした図である。『週刊ダイヤモンド』誌は、権力から一番遠い立地である。だからこの図は第三者の観点で作成されている。

 その図から分かることは、日本経済新聞社は、政府と緊密な忖度関係にあるということだ。要は日本経済新聞は、御用新聞である。だから日本経済新聞社は、政府に都合の悪い情報は出さないということだ。

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 報道スタンスの立ち位置(一部編集)『週刊ダイヤモンド』2013/5/25号 

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 私は以上の理由でこの7月末で、日本経済新聞の購読を止めた。『日経ビジネス』誌は昨年の10月で定期購読を止めた。

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 薫習

 人は一番多く見たもの、聞いたことで思考が形成される。だから良い言葉、良い行動を見ることで、人格が形.成される。霧の中を歩けば、自ずと衣が濡れる、である。それを薫習という。その霧が良質であればよいが、悪質だと頭の中が変な色に染まる。今まで、私は日本経済新聞だからと、疑問を持たず、信用して記事を読んできた。それはは大きな間違いであったようだ。

 

 過去から学び、今日の為に生き、未来に対して希望を持つ。大切なことは、何も疑問を持たない状態の陥らないことだ。 

  アルバート・アインシュタイン

 

偏向全開

 最近の事件を見ても、木原事件に、大手マスコミが口をつぐむ。秋本真利事件件が起きれば、木原事件を隠すように、全マスコミが報道する。異様である。それこそ洗脳報道である。マスコミは、日本人を考えさせないようにしている。

 現代は、YouTubeやネット記事が有るから、救いである。ネット情報で、大手マスコミの偏向・異常さが暴露される。ネットを見ない老人が世論に悪い影響を与えている。

 

 中国の水害被害は全く報道されない。ウイグル族の臓器移植問題も黙殺に近い。公明党の不祥事も黙殺に近い。完全な偏向、洗脳報道である。池上彰の超偏向記事も鼻につく。

 日経新聞は中国のヨイショ記事満載で、EV化を美化し、トヨタのEV化の遅れを批判ばかりである。それも偏向である。

 

私が洗脳された被害

 私は日経新聞や日経ビジネス誌の影響を受けて、新人教育でも、会社の置かれた状況で、グローバル経済主義を踏まえて教育カリキュラムを組んできた。

 また日経ビジネス誌の影響を受けて、ダイキン工業の経営の素晴らしさを絶賛した記事に洗脳されて来た。それでエアコン、エコキュートの選定で、ダイキンを選定した。しかし後日、その虚像に裏切られた。ダイキン製のエコキュートの欠陥とそれをサポートする人罪に泣かされた。ダイキン工業の経営記事は大嘘であった(後日詳細を報告予定)。

 

日産のリバイバルプランの嘘

 1999年、日産のリバイバルプランでゴーンを絶賛したのは、日経新聞、日経ビジネス誌であった。完全なる洗脳・宣伝報道であった。トヨタ系の会社の身を置いていた私は、ゴーンのうさん臭さ感じていた。

 当時のトヨタグループは、奥田碩社長(豊田章一郎氏の後ろ盾で)の掛け声で、業務改革に邁進していた。その目から見ると、日産のリバイバルプランはお笑いであった。日経新聞、日経ビジネス誌はゴーンに騙されたのだ。お粗末である。新聞記者は、詐欺師の言葉を疑わず、記事にするだけの人間なのだ。新聞記者は、上記アインシュタインの言葉をよく噛みしめることだ。

 

いつか来た道

 日本のマスコミの2023年の報道の自由度は世界の68位である(調査対象180カ国中で)。日本のマスコミの偏向報道がオンパレードであることは、全世界が認めている。

 国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)の2023年の「報道の自由度ランキング」で、日本は主要7カ国(G7)の中で依然、最下位だった。

 戦前は、日本マスコミはイケイケどんどんで、日本国民を戦争に押し流した。新聞は景気の良い話でないと、新聞が売れないのだ。だから戦争を美化する記事を前面に押し出す。満州に日本の未来がある」と宣伝し、特攻や玉砕を美化したのは日本の新聞である。北朝鮮を最大に美化したのは朝日新聞であった。戦後、マスコミはその反省もせず、戦前と同じ道を歩んでいる。

 

偏向報道

 日経新聞は日本財界のタイコ持ち報道としか思えない。中国への「思いやり報道」で、やれ「パンダ様大賛辞報道」、「中国凄いぞ」、「未来は中国が世界一」等の大キャンペーン報道である。その反面、最近の中国経済の不調はあまり報道されない。反グローバル主義のトランプ元大統領への日経新聞の偏向報道が目に余る。今でも日本のマスコミは、バイデンの悪い情報を流さない。

 

 日経新聞は、経済や経営の原則も分からないようだ。だから賃借対照表も理解できないようだ。財務省の言いなりで、国民を騙して増税の手助けをしている。バランスシートの負債だけの話をして、財産の話しは無視をする。国の借金が膨大だと、嘘を言う。とても経済新聞とは思えない紙面である。

 

移民政策の狂気

 日経新聞の移民政策賛成の影が見え隠れする記事が多い。日経新聞には、その移民美化の文調が鼻を突く。クルド人の暴動が象徴するように、過度な移民政策で日本社会が崩壊するかもしれないのに、一部の利権政治家の為の移民政策を後押しする日経新聞のヨイショ記事ばかりである。

 人口減に対して、移民政策しかないような発言をする政治家は無能である。移民政策は対処療法で、人口減の真因を探して、対策を打たないと、フランスやドイツの移民暴動が発生する。日本の人口減は、政府の間違った政策が原因である。元を断たなきゃ、ダメなのよ。その手始めが、政府の犬の日経新聞の購読中止である。

  過去を振り返り、害毒ある報道機関から距離を置くことが日本を守ることだ。

 

ご先祖の教え

 今日はお盆である。終戦記念日である。うちの家も先の戦争で2人が命を捧げた。日本の銃後の母子老父老母のために、命を捧げた英霊を偲び、日本の未来を真剣に考えたい。今の大手マスコミは日本の敵である。YouTubeやネットで真実を知ることが出来るのが救いである。

 

2023-08-15  久志能幾研究所通信 2728号  小田泰仙

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2023年7月28日 (金)

紹介「看取り士養成講座」

 

 「看取り士養成講座」は日本看取り士会 柴田久美子会長が構築した看取り士学の講座である。

 初級、中級、上級講座を受講すると、看取り士の実学が学べる。看取り士として活動するだけでなく、家族、自身の死の心の準備ができる。

 私も受講を検討中である。

 

 養成講座の必要期間3日間、合計11時間、費用は約11万円である。

 初級講座 3時間、中級講座 3時間、上級講座 4時間

   詳細は添付ファイルを参照ください。

 問い合わせは「看取りステーション大垣ぬくもり」の看取り士の小川みさ子さんへ

      tel:090-1745-0575

 mitorishi.pdfをダウンロード

 

2023-07-24  久志能幾研究所通信 2723号  小田泰仙

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2023年7月19日 (水)

70年前のタイムカプセル(4)日本消滅? 狂産腐臭

 

 タイムカプセルから60年前の世界地図(B0版)が出てきた。地図に「昭和37年4月10日発行(1962年)・日本教文株式会社」とある。そこには、ソ連、東ドイツ、チェコスロバキア、ビルマ、南ベトナム、等の今は亡き国名が記載されている。それは60年前の世界である。

 

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  新世界地図』(部分)(1962年)  日本教文株式会社刊

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 第二次世界大戦後、70年間で、180カ国がこの世から消えた(月尾義男著『日本が世界地図から消滅しないための戦略』到知出版社より)国など簡単に消滅する。特に狂気国家3国に囲まれた日本は、国を守る手順を誤れば、明日は日本の消滅かもしれない。周辺の狂産国は日本国土を虎視眈々と狙っている。

 

日本有事

 ウクライナ侵攻や台湾有事を考えれば、日本は安泰ではない。

 ヨーロッパの各国はNATO に入っているので、一国が敵に攻められれば、全NATO軍が一丸となって、敵に向かってくれる。だからスェーデンもノルウェーもウクライナもNATOに加盟したいのだ。そうなれば、ロシアも侵略戦争をできないからだ。狂国には、集団で結束して立ち向かわないと、やられてしまう。それが集団的自衛権である。

 日本は日米安保条約があるから安心ではない。今のバイデン政権が、アメリカの青年の血を流してまで、日本を守ってくれる保証はない。米議会がアメリカ軍の派遣を簡単には承認しないだろう。

 ウクライナ戦争でも、ロシアが攻めたらアメリカが守ると言う条約まで調印して、ウクライナは核兵器を放棄した。しかし、ウクライナが侵攻されても、アメリカは動かなかった。その冷酷さが国際政治である。

 自分の城は自分で守れ、である。その前に、獅子身中の敵を退治しないと、内部崩壊する。

 

亡国の輩・獅子親中の虫
 日本の拝金主義者経営者は安い労働力を求めてC国や周辺アジア諸国に出て行った。そこで安い労働力を使い、日本に価格破壊の製品を輸出して、国内産業を潰した。彼らは、日本の雇用を無くした上に、さらに日本を滅ぼす亡国の経営者である。奴らは、C国に媚び、日本の雇用が無くなり、産業が滅亡すれば、国が亡ぶ。産業が無ければ、国防にカネを使えない。

 奴らは、不景気だからと技術者をリストラして、社員と家族を路頭に迷わせた。その技術者たちは、持てる技術を韓国に売った。首を切られた技術者が復讐をしたのだ。それで韓国の産業が急成長して、日本の電器産業を壊滅させた。韓国は地道な基礎開発費や研究開発費を使わなくて済むので、利益が出るのだ。日本の電器産業壊滅の真犯人は安易な経営をして、経営不振に陥らせ、自分では責任を取らず、代わりに社員をリストラをした経営者たちだ。技術が分からない経営者は、技術情報の保護をしなかった。

 

電機業界のリストラ嵐

 松下電器のリストラは、私には人ごととは思えなかった。私の元部下は、処遇に不満を抱き退職した。そしてリストラの嵐の舞う前の松下電器に途中入社をした。その後、彼はリストラの嵐に巻き込まれ、ストレスからスキル性胃癌になり、胃がんが見つかって1年で亡くなった。2014年、享年55歳であった。

 

人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵

 武田信玄公の名言のように、人は石垣である。人が会社と言う城を構成している。亡国の経営者は、その石垣を捨て駒の様にリストラした。自分の経営ミスを部下に押し付けたのだ。それが仇となり、日本の電機メーカは自己崩壊した。亡国の経営者は、自分の城を自分で守れなかった。

 

 学生が成人するまでの20年間も反日教育の洗脳工作を続けているC国である。その国に媚びへつらう媚中派議員、媚中派の党、媚中派マスコミを放置するから、日本が存亡の危機を迎える。

 今でも連日、領海侵犯、領空侵犯、反日宣伝を繰り返しているC国に、国内の媚中派議員、媚中派マスコミは超甘である。売国奴である。国を亡ぼすのは、内部の敵である。

 

反日報道、反日行動

 反グローバル政策のトランプ大統領を貶める報道や言動を取ってきた日本のマスコミである。それが日本の防衛力を削いでいる。

 彼らはスパイ法の成立に大反対で、その成立を妨害している。そのスパイ法が無かったから、日本の電機産業、半導体産業が壊滅したのだ。それを知っていて、そういう媚中派議員に国際情勢に無知な国民が投票をするから、日本は衰退から抜け出せない。ハニートラップに懸かっているH外務大臣が日本を守るはずがない。

 

対策

 安倍元首相の集団的自衛権の成立で、全マスコミが反対をしたのは、全マスコミが日本の敵であるということだ。サヨクのマスコミは、日本をC国日本自治区にしたいC国にご機嫌を窺って、反対したのだ。そんなマスコミは、視聴も購読も不要である。それが日本を守ることだ。マスコミを殺すに、刃物は要らぬ。視聴を止め、購読を止めればよいだけだ。媚中派議員や党に投票をしなければ良い。 

 

2023-07-18  久志能幾研究所通信 2719号  小田泰仙

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2023年6月30日 (金)

大垣有事、小原鉄心の敵、利権憂事、大垣の敵

 

 2023年6月28日、講師・横幕孜氏の「大垣市ゆかりの偉人 小原鉄心を学ぶ」講演会が開催された。多くの示唆を受けた。

 

 小原鉄心は大垣を救った大恩人である。その遺徳を偲んで小原鉄心の胸像が大垣市図書館、(松尾芭蕉奥の細道)結びの地記念館、大垣市興文小学校に展示されている。

 

 江戸幕末時、大垣藩に小原鉄心がいなければ、大垣は会津藩の代りに薩長の勤皇派からの生贄・見せしめとして、徹底的に破壊され焼け野原にされたであろう。明治政府の薩摩藩長州藩は、幕末の争乱で幕府側の大垣藩に痛めつけられていたので、その恨みを晴らすべく、虎視眈々と大垣藩を生贄にしようと狙っていた。大垣藩が幕末に勤皇派に鞍替えしたので、薩摩藩長州藩は忠誠を試すために、戊辰戦争では、大垣藩は最前線で戦わされた。そのため多くの大垣の若い藩士が戦死した。

 長州藩は、蛤御門の変で、大垣藩から甚大な被害を受けていた。だからその恨みは半端ではない。その恨みの深さは、戊辰戦争時の会津藩の惨劇を見ればよく分かる。そうなれば今の大垣は存在しない。小原鉄心は大垣の恩人である。

  

 

 

ペリーが浦賀に来航

 嘉永6年(1853年)6月にペリーが浦賀に来航すると、浦賀奉行戸田氏栄は本家である大垣藩戸田家に支援を要請した。鉄心は藩兵とともに浦賀警備のために派遣され、氏栄を助けた。大垣藩の小原鉄心は、500人の藩士を連れて、浦賀に出兵した。それだけの軍事力を大垣藩は持っていた。小原鉄心は大垣藩を軍事改革、財務改革をして最新鋭の軍備を備えていた。それだけ大垣藩は江戸幕府内でも重鎮であった。

 もし大垣藩が尊王派に鞍替えしなければ、幕末の激動の時代に徳川幕府が中心で明治維新が成り立ったかもしれない。そんなキャスティングボードを握っていた大垣藩である。

 

幕末の急旋回

 当時の尊王派、佐幕派の戦いは、現在風に言えば、米国派と媚中派の戦いのようなものだ。

 当時、佐幕派の重鎮であった大垣藩を勤皇派に急旋回するための説得活動をした。小原鉄心は大垣藩を勤皇派にする藩内の説得工作に成功して、やっと意見の統一が出来た。

 慶応4年(1868年)1月3日、小原鉄心は参与(三職参照)に任じられて新政府に出仕。しかし、この日に始まった鳥羽・伏見の戦いでは、大垣藩は幕府軍に従って出陣しており、養子の小原兵部(忠迪)率いる藩兵が淀への先鋒を務めていた。

 慌てた鉄心は新政府の許可を得て10日に大垣に帰り、再度、佐幕派と論争を行った。隠居していた元藩主・戸田氏正の支持を受けた鉄心は、藩主・戸田氏共を説得して藩論を尊王派で統一、恭順を誓う氏共の請書を京都に持ち帰った。新政府に恭順した大垣藩は、以後の戊辰戦争で新政府軍に加わり、鉄心は兵部を東山道先鋒として従軍させている。

 

 

小原鉄心の見識

 小原鉄心は当時の日本の著名人の多くと親交があり、それが世界の情勢を正しく把握できた。そのため幕府派から尊王派に鞍替えの決断を行えた。

 時代の混迷期は、知識と情報は最大の武器である。情報が錯綜する中、正しい決断には、丹力ある見識が必要だ。

 剣術でも、地方の剣の名人は、江戸の小さな道場主と闘えば、負けると言う。江戸では、多くの道場破りが剣道道場を訪れて、他流試合をしていたからだ。多くの剣士と交わるから腕が上がる。同じように、多くの人と交わると見識が深まる。小原鉄心は幕末の偉人の多くと交際があった。

 ペリーが浦賀に来航した時、小原鉄心は国の防衛の最前線で外国の脅威を目の前で「現地現物」で確認しており、それが後年の尊王派へ舵を切った一因であろう。鉄心は国がまとまらないと、国が亡ぶ危険性を認識していたのだろう。

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   小原鉄心の交遊関係図    横幕孜氏作

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小原鉄心の油断

 小原鉄心は56歳で亡くなっている。早すぎる死である。鉄心がもっと長生きしていれば、明治政府に中枢に上り詰めたと推定されるが、惜しいことである。

 彼の死因は調べたが不明である。しかし、小原鉄心は雅号を、「酔逸」とするくらい無類の酒好きのようで、それが遠因で亡くなったと推定される。

 鉄心は多くの有力者と交遊があったが、三輪次郎助(沢田屋、後の三輪酒造)の豪商との付き合いが問題であったようだ。多くの人も鉄心は酒が原因で肝硬変にでもなったと噂をしている。当時はまだ酒の弊害が知られていなかったのだろう。それだけが、危機管理上の唯一の失敗である。酒は百薬の長ではなく、酒は少量でも毒物である。

 小原鉄心は大垣藩の存亡の折、正しい決断をしたが、自分の城(体)を守ることには疎かになった。自分の城の中に、尊酒派と禁酒派がいて、その争いの拮抗があったはずだが、鉄心は酒好きで、自制心が負け、尊酒派に組み過ぎたのだ。

 「我を亡ぼす者は我なり。人、自ら亡ぼさずんば、誰か能く之を亡ぼさん。」(呻吟語)

 健康こそ、最大の国を守る防衛である。国民が健康に留意をしないから、現在、日本の医療費が、年間43兆円超えに膨れ上がっている。税収が60兆円しかない状態で、国として狂った状態である。それを有事と考えない政府は、ノー天気である。その考えが国を亡ぼす。

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大垣の敵

 この22年間、大垣は衰退の一途である。都市の価値を決める公示地価は、この22年間、下落の一途である。公示地価は22年前の半値以下に暴落した。人口減少率も、想定の2倍の速度で減り続けている。

 その現実に目をつぶり、利権政治に走っている石田仁大垣市政権は、市民の敵である。大垣を滅ぼすのは、大垣市の政治家である。政治家は、やったことはもちろん、やるべきことをやらなかったことにも責任を持たねばならぬ。

  前市長も現市長も無為無策、無能である。政治は結果が全てである。そうでないと言うなら、結果を早く出して、汚名を晴らして欲しい。大垣市民は嘘で固めた増税に苦しんでいる。実際はゴミが減っているのに、増えたと大嘘をいって、石田政権はごみ袋有料化をごり押しした。利権政治の最たるものだ。

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 2023-06-29  久志能幾研究所通信 2712号  小田泰仙

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2023年6月25日 (日)

台湾有事、怠慢有事、一燈を掲げて暗夜を行く(1/2)

台湾有事

 平和の時代は人殺しの話はご法度である。しかし戦争の時、非武装中立論の講釈を垂れていれば、自分が殺される。銃後の家族も殺される。戦争の時は、襲ってくる敵と真剣に戦い、人殺しをせねば国が滅ぼされる。

 

 ウイグル族が中共に虐殺され、多くの人が強制収容所に収監されていることは、国連の調査で明らかになっている。

 新疆ウイグル自治区は人口が約2,500万人で、ウイグル族が45%、漢民族が41%を占める[1]ランドール・シュライバー米国防次官補によると、2018年5月現在「ウイグル人の少なくとも100万人(ウイグル人の約8.9%)、しかし、おそらくは300万人(ウイグル人の約27%)の「市民」が強制収容所である新疆ウイグル再教育収容所に勾留されている。[2][3]。 

       この項wikipediaより

 

  1. ^ Stewart, Phil (2019年5月4日). “China putting minority Muslims in 'concentration camps,' U.S. says”Reuters 2019年9月17日閲覧。
  2. ^ Rappeport, Alan; Wong, Edward (2018年5月4日). “In Push for Trade Deal, Trump Administration Shelves Sanctions Over China's Crackdown on Uighurs”The New York Times 2019年9月17日閲覧。

 

 ウイグル族がこのように虐殺されているのは、ウイグルに平和憲法が無かったからではなく、中共軍に対抗できる軍隊組織が無かったからだ。ウイグル族は約1割の100万人の人民が虐殺された。日本に当てはめれば、1千万人が虐殺されることになる。

 そして強制収容所でドナーとして臓器が摘出されているとして、国連で問題提起されている。

 今、欧米なら臓器移植のドナーを探すのに1年はかかるところ、C国に行くと1週間でドナーが見つかると言う。

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日本自治区はドナー供給源に

 日本が中共に占領されて、日本自治区にされれば、日本自治区は、格好の臓器移植のドナー供給源とされよう。日本人は栄養状態もよく、健康体で、人口がウイグル族の10倍も多いため、即日にドナーが見つかるようになるだろ。そうなれば共産党幹部は驚喜するだろう。

 国連でも中共のウイグル族の臓器摘出が問題にされているのに、中共寄りの日本のマスコミはそのニュースを黙殺である。それこそ売国奴である。そういう状況になっているのは、日本人の危機意識の低さである。媚中派の国会議員、公明党、共産党、マスコミが野放しにした責任である。

 中共はこの20年間で、軍事費を10倍にして軍備を4倍にした。中共は国防費を去年と比べて7.2%も多い、約30兆5400億円余(日本円換算)となり、予算伸び率は、去年の7.1%より増加した。それに対して日本の防衛予算案は約6兆8000億円である。日中は実質的な経済規模(GDP)はほぼ同レベルであるが、軍事費は中共が日本の5倍である。習近平は明確に台湾進攻を宣言している。世界はならずもの国家の横暴で危機状態にある。ウクライナ侵攻を見れば、危機状態は日本でも同じである。北朝鮮はミサイルを撃ち放題である。日本はならずものの3国家に囲まれている。日本人はもっと危機意識を持たねば、国が亡ぶ。

 

藁人形に五寸釘

 中共は、尖閣諸島や沖縄に毎日領海侵犯、領空侵犯を繰り返している。まるで家の回りに刃物をもった反社勢力がうろついていると同じである。非武装中立論は、夜は玄関に鍵をかけずに寝ていろと言うようなものだ。

 中共はこの40年間、若人を反日教育で洗脳している。まるで日本の藁人形を作って五寸釘を打ち込んでいるようなものだ。

 洗脳教育の恐ろしさは、元安倍首相の暗殺事件、統一教会の洗脳、オウム真理教での洗脳事件でその恐ろしさを思い知らされた。相手は匕首を左手にもって、右手で握手を求めているような滑稽な姿である。中共が欲しいのは、日本の先端技術と日本人の臓器とだけだと分からないのが愚かなのだ。

 中共の毛沢東は「大躍進政策」が実は大後退政策である現実に目を向けようとせず、結果的に2000万~3000万人が死亡する大飢饉を起こした。また文化大革命では、各地で大量の殺戮や内乱が行われ、その推定死者数は数百万人から2000万人以上ともいわれている。

 その中共は尖閣諸島、沖縄、台湾を虎視眈々と狙っている。その願いを実現するため、現実に領海侵犯、領空侵犯をそれらの地域に毎日実施をしている。

 

 そんな状況では、台湾有事に備えるのが、常識と言うものだ。それを妨害する野党や左翼論者は、敵の回し者・スパイとして見ないと、日本国が滅んでしまう。スパイ法の成立に反対する輩は敵の回し者である。誰が、どの党が反対しているか、凝視しよう。

 

近直のスパイ事件

 国立研究開発法人「産業技術総合研究所」で自身の研究内容をC国企業に漏えいしたとして、警視庁公安部は2023年6月15日、C国籍で産総研主任研究員の権恒道チュエンホンダオ 容疑者(59)を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。権容疑者は2018年4月13日、自身が研究している「フッ素化合物」に関する情報をC国企業にメールで送り、産総研の営業秘密を漏洩した。

 大きな問題は、そんなスパイ行為が明白な人物が国の研究機関の要職に就いていたこと。それをさせる闇の勢力が、日本国の支配階級に存在するという事実である。裏の勢力は中共から弱みを握られ、カネ縛りにあっている。

 

当たり前の対策

 正しい国際認識を持ち、暗夜に一燈を掲げ、他国の侵略を防ぐ行動をしよう。国民一人ひとりが危機意識に目覚めて、売国奴の議員、政党、マスコミを排除しないと国が亡ぶ。売国奴のオタカさん社会党が北朝鮮の日本人拉致を黙認したから、拉致問題が今でも解決しない。オタカさんは拉致の事実を知っていたという証言がある。あれだけの事件で、北朝鮮と親密な社会党の党首が知らないはずがない。当時、国民は非武装中立論に騙されて、社会党に投票した。国民が国際情勢に疎かったからだ。勉強不足の国民の責任である。

 良識ある国民が一燈を掲げるとは、敵の回し者・スパイ同等の媚中派の議員に投票しないことだ。媚中派のテレビを見ない、媚中派の新聞雑誌を買わないことだ。

 なんでハニートラップにかかった媚中の外務大臣が、現内閣でのさばっているのだ。なぜ自民は、媚中派の公明党と共闘するのだ。スパイ法成立に反対する議員・党に投票しない。媚中派の内閣を支持しない。世論調査で、国民の意思を明らかにする。国民として投票の義務を果たす。そうすれば支持率1%の日本共産党が4%もの議員を当選させることができるはずがない。

 投票率30%では、国は暗夜である。それでは国を護れない。国民全員が投票に行き、正しい投票をする。それが最大の国防である。それこそが、一燈を掲げて暗夜を行く、である。

 

4k8a18652s     馬場恵峰書

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2023-06-24  久志能幾研究所通信 2709号  小田泰仙

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2023年6月24日 (土)

台湾有事、怠慢有事、一燈を掲げて暗夜を行く(2/2)

怠慢有事

 会食、グルメ、過食、ジャンクフード依存、加齢、過労、運動不足等の外部から襲って来る健康破壊攻撃に留意せず、怠慢に過ごせば、免疫酵素(体の自衛隊)が激減し、病気(がん、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞)等の憂慮な病気が頻発する。有事発生である。

 健康破壊攻撃とは、有害な添加物、防腐剤、残留農薬が満載の食品の摂取である。また不健康な生活習慣、ストレス過多な生活である。

 特に拝金主義に染まった菓子メーカは、がんの発生原因である人工甘味料、着色料、防腐剤を混入させた清涼飲料水、菓子類を冷酷に販売し続けている。その添加物を認可した官僚どもは自分の天下り先確保のため、黙認である。日本の添加物の認可数は、欧米の約10倍である。

 

 人は加齢に伴い日々、免疫力、筋力、気力が減少していく。それに反比例して、ガン等の病魔の力が増している。がんは日に5000個出来るという。それを免疫酵素が殺してくれている。それは、中国軍事力の激増と日本の防衛力の微増の関係によく似ている。

 

 ミトコンドリアは細胞の中にある小器官で、栄養素と酵素をもとに臓器を動かすエネルギーを作る。80 歳の時のミトコンドリアの機能は40歳の時の半分になっている。

 筋肉は1年に1%ずつ減少していく。25歳時の筋肉量は、古希を迎えれば、半分に減っている。それは免疫酵素も半分になったことだ。だから病気になりやすくなる。

 それらの原因で、日本人の2人に一人ががんになる事態である。40年前はあり得ない状態である。

 

 食べ過ぎは、在庫を無視した過剰生産である。カンバン方式のトヨタ生産システムでは禁止である。それがミトコンドリアや免疫酵素に働かせ過ぎを強い、それが老化・病弱につながる。

 またジャンクフードや添加物まみれの不良材料を体の製造に使えば、老化の速度が倍増する。病気にもなるのが自然の理である。体に悪い食品を一点一点明確にして、それを排除する。周りの食品は、毒だらけである。自分と言う国の支配者は自分である。周りの拝金主義の食文化に疑問の眼を持ち、自分の国を守る意識を持つ。それが「一燈を掲げて、暗夜を行く」である。自分の城は自分で守れ。

 

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 馬場恵峰書 

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2023-06-23  久志能幾研究所通信 2708号  小田泰仙

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2023年6月16日 (金)

岐阜陸自射撃場、小銃乱射犯人の同類に遭遇

 

 6月14日9時10分ごろ、岐阜陸自射撃場で、自衛官候補生が小銃乱射事件を起こし、2名の自衛官が亡くなられ、1名が重症を負った。

 

 私はその時刻、愛知県がんセンターで胃カメラ検査に行くため、ラッシュ時に超混雑の東山線の地下鉄に乗っていた。そこで小銃乱射犯人と同類の人間に遭遇した。その若い男は優先席同等の席で大きなヘットフォンをかけ、眼鏡をかけ、マスクをして、射撃ゲームに没頭していた。多分、大音量でゲームに熱中しているのだろう。超満員の地下鉄車内で、周りの目を無視してゲーム機を狂ったように両手で叩きまくる姿は、狂気の沙汰である。

 その雰囲気から、マシンガンを打ちまくり、人殺しをするゲームだろうと推察した。その夜に岐阜陸自射撃場の事件のニュースに接して、この若者と事件の犯人像を重ね合わせてゾッとした。この行為は人の所行ではない。ゲームに洗脳された畜生の行いである。

 

 その3人の若者の目の前には乳飲み子を抱えた若い母親が、5歳ほどの幼児の手を引いて立っていた。その右隣に若者はスマホで小説のような記事を、知らんふりで読んでいた。左隣の若者はヘットフォンで音楽を聴いて、若い母親の存在を無視するように目をつぶっている。それは地下鉄名古屋駅から栄駅まで続いた。

 この3名の若者は、乳飲み子を抱えた若い母親を約10分間完全無視である。そこに現在の若者のモラルを見た。その席は、名城線では優先席である。東山線では、車両の片側だけが優先席に設定されている。

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 名古屋市東山線地下鉄内(名古屋→栄) 2023年6月14日、08:58
 

ゲーム弊害

 今回の岐阜陸自射撃場での殺人犯は、シューティングゲームをよくやっていたという証言が知人から出ている。人は育つ中で、一番多く見たものや、体験したことで人格が形成される。だから良い方法がよき師について薫習するのが最良の教育である。

 毎日、シューティングゲームで人を撃ち殺す「訓練」を続ければ、精神的におかしくなるのは自明である。人は思った通りの人間になる(中村天風談)。美しいフォームのゴルファーになるイメージトレーニングを繰り返せば、その通りのゴルファーになれる。人を撃つプロを目指せば、立派な人殺しになれる。実際に岐阜陸自射撃場で起きた惨劇は、それを象徴している。

 ゲームなら、人が殺されても、人を殺しても、リセットボタンを押せば、チャラで終わる。そんな愚劣さを「学んだ」若者が量産されれば、日本がおかしくなるもの故あること。人殺しのゲーム禁止令を出すべきだ。ゲームで儲けるソニーの経営方針変換を望む。

 電車でスマホをいじっている若者を見ると、その半数以上がゲームに没頭している。それでは社会が崩壊するだろう。それが最近の凄惨な事件の多発の真因だと思う。

 WHОは、ゲーム依存症を麻薬と同じ病気だと認定しているが、厚生省、文科省はそれを認めていない。だから日本ではゲームが野放しである。きっと汚役人は、裏でゲーム業界から裏金が回っているのだろう。

 日本をよくするのは、我々が、異常な現象に声を出して止めるしかない。

  

2023-06-16  久志能幾研究所通信 2704号  小田泰仙

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