武蔵の『五輪書』に学ぶ、ジャニーズ事件、木原事件
『五輪書』は勝つための兵法書であるが、人生を戦う上でも参考になる。人生上の戦いを考える際、世間で起きる事件の本質は何か、を考えることは人生で戦うための勉強である。それは生きていく上で、敵の考えを見抜くための訓練である。事件は、自分が当事者なら、と考えよう。
私の母は、常々「男は外に出れば、7人の敵がいる」と私に教えた。何度も言われるので、頭の隅にその言葉がこびりついた。
その武蔵の『五輪書』を見直して、その項目に啓示を受けた。
6 あらゆることについて、本質を見抜く目を養うこと
7 目に見えないものであっても、直感によって悟りを得ようとすること
8 どんな些細なことも真剣に、しかも慎重に注意すること
ジャニーズ性加害事件
ジャニーズ性加害事件の本質は史上まれにみる人権侵害で、マスゴミがその使命を放棄して事実を黙殺し、情報統制で日本人を支配してきた体制が露見したことだ。性被害を告発した人を非難したジャーナリストもある。もし被害者が少年でなく、少女だったら大騒動である。マスゴミや一部のジャーナリストはそれを責任転嫁している。その本質を見誤ってはならない。
単純な疑問として、単なるテレビ歌謡ショーで、なぜあんなにド派手な演出をする必要があるのか。それは洗脳だからだ。その費用はスポンサーの商品の価格に上乗せされている。それを視聴者は洗脳により、気が付かないようにさせられている。マスゴミは最大の受益者である。だから真実を報道するはずがない。
木原誠二事件
木原誠二事件は、マスゴミの支配体制の露見、マスゴミの政府への忖度、日本人を痴呆化するプログラムの実態である。もっと深刻な本質は、これを見逃がすと、日本の統治機能の崩壊となる。三権分立の崩壊、警察機能の崩壊、政権による情報統制、越権行為で、結果として日本の民主国家体制の崩壊なのだ。
『五輪書』
本書を、宮本武蔵は正保2年(1645年)5月、死の間際まで筆を取り続けた。これは武蔵の生き方を集約してまとめた「勝つための実践兵法書」である。
兵法行道九箇条
1 邪心を持ってはならないこと
2 二天一流の兵法の道を実践的に鍛錬すること
3 剣だけでなく、多くのほかの芸術、文化にふれること
4 自分の道だけでなく、ほかの仕事や職業の道をしること
5 合理的に物事の利害得失を判断すること
6 あらゆることについて、本質を見抜く目を養うこと
7 目に見えないものであっても、直感によって悟りを得ようとすること
8 どんな些細なことも真剣に、しかも慎重に注意すること
9 兵法の道において役に立たない無駄なことはしない
私はこの9月末で、日経新聞の購読を止め、先年に日経ビジネス誌の購読を止めた。地上波のテレビなどは全く見ない。ネットとYouTubeで情報は十分に得られる。今は、偏向報道から身を置き、気持ちよく生活している。洗脳から、自分の身は自分で守らないとダメである。
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2023-10-16 久志能幾研究所通信 2760号 小田泰仙
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