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2022年2月24日 (木)

大垣駅強盗事件 激安ITで汚職? 大垣は天下退弊

 

強盗傷害事件

 2022年14日13:05ごろ、養老鉄道大垣駅で、職員休憩室に男が潜んでいて(入室した)職員が突然、刃物で切り付けられ、犯人は逃走した。男性職員(32)が左腕に軽いけがを負った。男は徒歩で南方向に逃げたとみられ、大垣署が男の行方を追っている。

 大垣署によると、男は身長165センチほどでやせ型。黒い目出し帽をかぶり、上下とも黒色の服を着ていた。駅構内や周辺で刃物は発見されず、男が刃物を持ったまま逃げているようだ。

 職員休憩室は駅の改札を入ってすぐの構内にある。休憩室は駅員ら職員の出入りが頻繁にあるため普段は非施錠である。

 男性職員は同日午後0時50分ごろ、清掃作業のために職員休憩室に一人で入り被害に遭った。盗まれた物はない。養老鉄道のダイヤへの影響はなかった。

 当時は、大垣市内を白バイ、パトカーが走り回り、騒然としていた。

 2月25日現在、10日も経つのに犯人は見つかっていない。

  養老鉄道大垣駅の1日の平均乗降客数は7687人、昼間は一時間に1本の列車と超ローカルの第三セクターの路線である。そこで事件など想定外である。

 

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 養老線大垣駅 

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 養老線大垣駅の目に前に交番がある。犯人は大胆だ。

 

疑問点、問題点

 なぜ、金のない場所に強盗がはいったのか。私は、どう考えてもやらせではないかと、一瞬思ったほどだ。強盗殺人事件の最高刑は、死刑である。そんな罪を犯す価値がある場所でも内容でもない。この事件の1時間ほど後に、駅近くのお店で事件を聞かされた時、私が思いついたことである。警察の防犯訓練にはよい訓練であったと私は推察した。それで多くの問題点が露見した。

 

問題点

1 なぜ大垣商店街に事件の通報がなかったか。犯人は南方向に徒歩で逃走したようだ。商店街の店主達は、この事件をテレビや親戚知人から知らされて、自治会の通報網では連絡がなかったという。警察も商店街に通報も聞き込みにも来なかったという。

 

2 なぜ白バイ、パトカーが多数走り回ったのか。私がこの事件の1時間ほど後に、駅近くのお店で事件を聞かされた時、目の前の道路を白バイ、パトカーが多数走り回っていた。徒歩で逃走した犯人を白バイ、パトカーで捕まえられるのか。

 

3 なぜ多数ある監視カメラが機能しなかったのか。大垣駅前商店街には100台程の監視カメラが設置されている。県と国から補助金をもらい大垣商店街協同組合が設置した。

 この設置計画が出されると、店主達は「私の店に前にも」と声を上げ、結局この小さな商店街エリアに100台近い防犯カメラが設置された。総予算は限られているから、防犯カメラの性能を落として、劣悪な安価な防犯カメラに変更したようだ。

 なぜ僅か1キロ長ほどの大垣駅前商店街で多くの商店が「私の店に前にも」と声を上げたのか。嘘だろう。なにも、大垣駅前商店街の8割が店をシャッターを下ろしている状態で、なぜ100台の監視カメラが必要なのか。故意に数を水増ししたとしか思えない。

 その意図は補助金の水増しで、総額が大きくなれば、手配する側がピンハネの余地も増える、であると私は推定した。

 事件が起きるまで、その性能が露見することはない。事件や事故が起きなければ、闇のなかだ。ピンハネした方は完全犯罪である。

 

 この強盗傷害事件の非常時に、性能の悪いカメラでは、犯人の特定も困難だったようで、10日経った今でも、犯人が捕まらない。

 

 安物買いの銭失いである。しかしリベートは多いのだろう。そんなお粗末な根性で、危機管理能力もなく、大垣商店街組合を運営するから、駅前商店街が衰退・消滅寸前になるのだ。自業自得である。大垣商店街組合の前理事長の小倉利之が無能さで利権に溺れて長年居座るから、商店街が消滅した。そんな場所に100台も設置したのは、汚職がらみを疑われても致し方あるまい。なにせその防犯カメラのメーカは聞いたことのない三流メーカであったのだ。

 それを連想すれば、2017年11月4日に起きたドローン墜落傷害事件でも、事件を起こした業者は、名も知られない超零細業者であった。大垣市役所に責任があるのに、うやむやにされて幕引きをされてしまった。何か裏取引でもあるのかと勘ぐってしまう。

 東京でこんな事件が起きれば、防犯カメラですぐ犯人が検挙される。ところが性能の悪いカメラでは、画像の質が悪く、犯人の特定が難しいのだ。画素数がお粗末であるからだ。ドライブレコーダーでも安い製品ではナンバープレートの番号を判別できないが、普通以上の製品ならそのナンバープレートの番号が判別できる。それと同じである。

 その防犯カメラの仕様や価格、価格交渉経過を公開すべきである。もとはと言えば、我々の税金での補助金である。当時の調達責任者には説明責任がある。

 大垣駅前商店街は天下退弊である。今回の事件は、それを明らかにするためのお芝居ではないかと、私は勘ぐっている。

 天網恢恢疎にして漏らさず

 

P1130675s 大垣駅前商店街の防犯カメラ  2020年4月7日撮影

 如何にも安物といったカメラの外観

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2022-02-24 久志能幾研究所通信 2314号  小田泰仙

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2022年2月23日 (水)

お茶のカテキンは避妊薬? 私は毒を飲まない

 

 全ての種は種族を守るため、子孫を残すため、その身に毒を持っている。人間に食べられたいと思っている植物や動物はいない。その防止策としての毒である。

 酒は蓄積毒、発癌性物質である。「酒は百薬の長」は嘘である。少量でも毒である。お茶も毒である。空腹時、緑茶だけを飲むと吸引障害、低血糖を起こす恐れがある。

 ブロッコリースプラウトなどの「植物の芽」だけを毎日食べ続けていると痛風なる恐れが高い。

 同じようにキャビア、明太子等の卵を、毎日、多量に食べると痛風になる恐れがある。卵を多量に食べられてしまっては、種が滅んでしまう。それを防ぐための毒が、卵に仕込まれている。鶏卵は大きく食べる数が少ないので、その恐れは少ない。

 同じように植物の成分は、その種の保存、子孫繁栄のために、「毒」の成分が備えられている。

 

天敵対策

 ハマキガの幼虫は大食漢で、発育も旺盛、大好物がお茶の葉である。お茶にとっては、種の保存の危機的問題である。だから天は、お茶の葉にハマキガの幼虫が消化吸収障害を起こさせる「毒」を備えさせた。その毒はタンニンである。お茶の渋みのもととなるのは、ポリフェノールである。タンニンを取得するとハマキガの幼虫は発育できなくなってしまう。

 

人間も天敵

 お茶っ葉を摘む人間もお茶にとって天敵である。その葉に含まれるタンニンを空腹時に摂取すると、同じように消化吸収障害が起きる。満腹時にタンニンを摂取すると、血糖値が下がってすっきりする。それが過食に溺れた人には、肥満防止、痩身作用となる。不自然な形で肥満防止の効果を出している。しかし宇宙根源の理には合っていない。どこかで体を痛めている。

 だから濃いお茶を飲む場合は、必ず食事と一緒に摂る事。育ち盛りの子供や病人は、濃いお茶を避けるべきだ。

 

 この項、南雲吉則著『実年齢より20歳若返る』PHP文庫を参考に記載

 

 濃いお茶を摂ると、どうしても甘いものが食べたくなる。それを防ぐため、お茶を飲まなければよい。お水が一番である。

 

 だから私は、お茶を飲まない。私が飲むのは水か白湯かブラックコーヒである。私は健康管理として、起床したら必ず白湯を一杯である。コーヒではない。熟睡のため、18時以降はコーヒを取らず、白湯だけである。

 

天敵より怖い拝金主義者

 生物や動物の持つ毒は、種の防衛のためで可愛いものだ。ところが金儲け、自己の利権拡大のため、毒になる添加物や防腐剤、砂糖、脂分を多量に入った嗜好食品を販売している食費品業界、宣伝マスコミ、それの認可官僚は悪質である。そのために癌で年間約37万人が死んでいる。40年前の4倍に激増しているのに、マスコミも役所も騒がない。その死者は、新型コロナウイルスでの犠牲者数どころではない。毎年、インフルエンザで1万人が死んでいる。新型コロナウイルスではそれ以下の死者数である。医療費が43兆円も使われれば、国が成長できなくて当然だ。それらを食いつぶしている毒虫が政府やマスコミ、食料産業に巣くっている。奴らは口裏を合わせて、癌死の多さを新型コロナウイルス騒動で隠している。

 

自分の城は自分で守れ

 自分の身を守るため、「毒」の食品を食べないことだ。毒の医療を受けないことだ。その知識を持つことだ。洗脳教育のテレビを見ないことだ。政府を信じないことだ。毒議員に投票しないことだ。自分の城は自分で守れ。

 

2022-02-23 久志能幾研究所通信 2313号  小田泰仙

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2022年2月21日 (月)

日本人として恥 歴史が恥を記録する

 

 自分の城は自分で守る。自分達の誇りや恥を忘れると、日本という城も消滅する。恥を忘れた日本人は、日本人ではない。日本人は卑しくなってしまった。日本人として誇りを胸に心して、世の動向を観察したい。

 

企業の恥、日本人の恥、悪魔のサイクル

 ユニクロも無印良品も新疆ウイグル自治区の新疆綿の使用に対して、ノーコメントで通している。要は、彼らは人権よりも金儲け最優先なのだ。日本の経営者は金儲けの才覚は一流だが、倫理観は最低レベルである。ユニクロや無印良品の経営者を名経営者として褒め称えるビジネス雑誌は下劣である。

 多くの日本人はそれを知っていながら、製品ボイコットもせず、その製品を使い続けている。恥である。

 安い製品は、日本人の雇用を減少させて、日本人を貧しくしている。この30年間、日本人の給与は上がっていない。他の先進諸国は2倍にもなっている。我々は知らないうちに我々は悪魔のサイクルのスパイラル降下である。我々が何故そうなったかを考えないからである。そういう政治を許し、そういう政治家を選んできたのだ。

 

静かなる侵略

 C国の安い外国製品は、日本を没落させるサイレントインベーション(静かなる侵略)である。それが日本の繊維産業が消滅したことで、明確である。私を育ててくれた父が勤めていた会社(繊維産業)が消滅させられた。私が小さい頃の昭和40年頃、大垣市の基幹産業は繊維産業であった。しかし現在、消滅して影も形もない。あるのは跡地に建った新興住宅地だけである。

 

マスコミの恥

 マスコミは、東京オリンピックでは事前に大反対のキャンペーンを張っていたが、オリンピックが始ると、賛美報道一色になった。今回の冬季オリンピックでは、C国への気兼ねか、反対報道はなくなり、冬季オリンピックが始ると、前回の東京オリンピック同様に賛美一色となった。マスコミは人権無視で、金儲けに忙しいのだ。本来のオリンピック開催の趣旨からかけ離れた現実である。

 

政府の恥

 冬季オリンピックに対しても、橋本聖子は元閣僚の一人として、冬季オリンピックに政府代表として出席して、ボイコットは実現しなかった。彼女はボイコット運動の真っ最中、C国からの接待ゴルフの興じていて、篠原常一郎氏から「彼女の脳味噌は筋肉」とまで酷評されている。彼女の倫理観のなさで、同じ日本人として恥ずかしい。

 そういう政府を選んで、抗議の声を上げない我々は恥である。我々が媚中派の議員に投票するのは、国賊行為である。

 

スポーツマンシップの恥

 オリンピック選手が技能優秀で、人格も優秀とは考えるのは間違いである。これは誹謗中傷ではない。世界の多くの先進国が、C国のジェノサイドに声を上げているのに、媚中派の日本政府が、ジェノサイド国を後押ししている。橋本聖子は、その非難の嵐の中での冬季オリンピックの政府代表である。

 我々日本人は、後世の歴史から非難されない態度を取りたい。それに反した政府や企業が出現したら、抗議表明をすべきだ。それが人間としての尊厳である。

 

GAFAの恥

 最近のYouTubeでは、ある禁止ワードと特定人物の発言で、AI判定されて、その動画が頻繁にブラックアウトされるという。いつからこの世は、戦前の恐怖政治、検閲社会になったのか。だれも止めることが出来ない恐怖社会になったのだ。

 LINEでは、そのデータはK国やC国に筒抜けになっているとか。

 最近はコロナ対策で、各施設で体温を自動で測定する装置が設置されている。それも必ず、顔を撮影して自動表示である。体温測定だけなのに、なぜ顔写真を撮るのか。その顔写真データがAI判定されて、データ蓄積され、個人情報として某国に流れているという。最先端の技術が人を不幸にすることに悪用されている。

 

人類への罪

 1945年11月20日にニュルンベルク裁判(ナチスのユダヤ人虐殺への裁判)が始まり、ジャクソンは検察を代表して論告を行った。

 我々が批准し、罰しようとしている悪行は、極めて計画的であり、文明世界はこれを見逃すことはできません。もしその悪行が繰り返されれば、文明世界が存続し得ないからであります。

   ロバート・ジャクソン (法律家)

 

 ロバート・ホウアウト・ジャクソン(Robert Houghwout Jackson, 1892年2月13日 - 1954年10月9日)は、アメリカ合衆国の法律家。訴務長官(1938-1940)、司法長官(1940-1941)、最高裁判所判事(1941-1954)を歴任。ニュルンベルク裁判の主任検事も務めた。

 

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 馬場恵峰書 

2022-02-21 久志能幾研究所通信 2311号  小田泰仙

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2022年2月18日 (金)

児童が死ぬまで待とう、大垣市は事故になるまで放置

 

 大垣市は、児童生徒の通学路に命の危険があっても、事故で児童が死ぬか怪我をしないと動かない。未必の殺人傷害事件になる恐れがあっても、法律的にも不備があっても、大垣市は動かない。それでも公僕の役人なら、子供たちのために何とかすべきだ。何が「大垣市は子育て日本一」だ、ブラックジョークである。役人の世界は、事故が起こらないと動かない魔界である。

 

危険家屋

 近くの通学路の横に非常識な家が建っている。今月、連日、大雪が降り、その問題点が露見した。この家の屋根の雪が通学路に落ちるし、屋根から落ちそうになった雪が氷となってぶら下っている状態が長く続いた。その雪は時間が経ち、氷の塊になっているので、通学時の児童生徒の上に落ちれば、怪我か死亡事故となる。

 

 またその家の前の通学路はこの10年間、一度も除雪をされたことがない。屋根も雪止めがなく、雪が積もれば、そのまま通学路に落ちる設計となっている。前は老夫婦が住んでいたが、今は空き家状態である。自治会にも登録されておらず、詳細は不明だ。その子供たち(成年)が週に2,3日滞在しているようである。

 

たらい回し

 児童生徒に危険であるので、大垣市に相談した。街づくり推進課、道路課、学校教育課のそれぞれに2回も足を運び、対策を相談に行った。担当部署をたらい回しされ、結論は「法律的に行政として動くことが出来ない」が、結論であると電話で先日、通告が来た。なぜ傷害事故が起きるのが確定的なのに、行政は動けないのか。

 

 それで今日(2月18日)は大垣警察署に相談に出向いた。「未必の殺人傷害罪」になるのではと相談したが、そういう罪では認定が難しいとのこと。事件が起きれば、警察は動くが、現時点では動けないという。弁護士に相談して欲しいという。要は門前払いである。

 

 明白に事故発生が予見されるにも関わらず、行政も警察も、児童生徒が怪我をするか、死亡事故とならないと動かない。現実の日本の行政の恥部である。これは事故の前の危険状態の責任を問う法律に不備がある。

 

 熱海の土石流事故(2021年7月3日)と同じように、死亡事故が起きないと、行政は動かないのだ。事前に事故を予想しても、行政が動かないのでは、危機管理になっていない。これは日本の行政・法律の恥部である。

  

落雪による傷害事故の責任は建物の所有者にある

 屋根からの落雪により人に傷害や死を与えた場合、事故の責任は建物の所有者が負う。これは、民法第717条1項に定められている。

 これで児童が死亡すれば、数千万円の損害賠償をされるだろう。12年間、危険な状態を放置したのだから、重過失である。

P10806871s ‎  2022‎年‎2‎月‎8‎日、8:13

 凍った状態の屋根の雪が落ちれば、子供が死ぬ。下校時、一人で歩くと、子供だからから、ぶら下った雪をいじって事故になる恐れがある。子供たちの行動は予測不能である。通学路を除雪しないと、それを避けて車道を歩かねばならず、車との接触の危険性がある。

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 通学の児童達 毎日260名の児童が通る 2020年2月17日、7:36

 この日は、雪が少なく良質の雪だったから、雪を踏みしめて歩けたが、2月7日の大雪に時は、児童生徒は、通学路が除雪されていないので、車道を歩いた。通勤時で車の往来が激しく危険であった。
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真因1

 東日本大震災の原発事故でも、事前に津波での電力遮断が予想されたが、実際に事故が起こるまで、政府は動かなかった。そんな事例が日本には山積である。なぜ、事故発生が確定的なのに、行政は動かないのか。それは役人世界が縦割り社会化、自己保身の強化、利己主義の蔓延、減点主義の評価制度が蔓延して、日本人の人間性が劣化したのが真因である。拝金主義の蔓延、グローバル経済主義の崇拝が、それに輪をかけた。修身教育が無くなって、人間性が劣化したのだ。要は利己主義の人間が増えたのだ。

 

真因2

 もう一つの真因が、親の劣化と親からの教育の劣化である。この家の以前に住んでいた両親はキリスト教信者で、異常な性格であった。町内会の行事には参加しない。草取り行事にも参加しない。地蔵盆祭りのおさがりを班長さんが持って行くと、それを「うちはキリスト教だ」と班長さんにそれを投げつけて返した。投げつけられた班長さんが泣いていた。当番の地蔵の当番も拒否で、その当番代行も、自分では行かず、自治会長に押し付けであった。

 条例で禁止されたたき火を頻繁にする。利己主義だから大垣市の条令禁止事項など知ったことではないのだ。火事になる恐れなど、頭が回らないのだ。家の建て方も利己主義そのままで、燐家に目一杯に寄せて家を建てている。家の上空で屋根が燐家に領地を犯している。車の駐車でも排気ガスが周りに迷惑をかける止め方を平気でする。注意しても逆に反論してくる有様である。

 そういう親の後姿を見て育てられた子供(成人)がどうなるかは、自明である。それが今回の屋根の雪の落下危険放置、通学路上の除雪放棄が起きた原因である。要は、親の教育で、利己主義の極みになった大人の恥行なのだ。 

 

親の後姿の教育

 親の後姿での教育の間違いが、今の日本社会を襲っている。以前はなかった凄惨な事件が頻発である。死にたいから無差別殺人をして死刑になりたいなど、おぞましい事件の氾濫である。なぜそうなったのか。こういう事件で、週刊誌で報道される家庭環境は劣悪である。起こるべくして起きた事件である。

 

 女優・三田圭子が子供の教育を放棄して、金だけ与えれば教育だと勘違いをした例もある。それは日本社会の縮図である。芸能人だけの問題ではない。それで子供が覚せい剤事件を起こした。母が「うちの子には月々50万円もお小遣いをあげているから、不良なんかになるわけがない」と警察に怒鳴り込んだのは、お笑いである。

 

30年間の教育の集大成

 KK問題の不祥事も、親の教育が30年後に集大成として顕在化しただけである。だからいまだに、その教育の不備が不祥事を連発させ、週刊誌、ネットで炎上している。いくら971庁が強圧的に報道を押させ込んでも、煙が止まらない。火にないところに煙は立たない。その根本原因は、親の教育である。その根本問題を解決しないから、問題事件が次々と起きる。元を断たなきゃ、ダメなのよ。

 社会の試練を受けないと、ヒトは人間には成長しない。人と人との間と書いて「人間」である。人と人の間の関係を構築できないのは、人間以下である。人の周りの状況を理解しないのも人間ではない。

 

対策

 自分の城は自分で守れ。もう無責任な大垣市には頼らない。自分達で対策を考え、自分達で実行することにした。

 

 

2022-02-18 久志能幾研究所通信 2308号  小田泰仙

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2022年2月16日 (水)

佛はジェネリック薬品を飲まない

 

 「佛」とは「人」「非ず」と書いて「佛」である。「非」の端の部分が変形して「弗」である。つまり人ではない存在になったのが「佛」である。

 医療用薬品は、新医薬(先発薬)とジェネリック薬品(後発薬)に分けられる。ジェネリック薬品(後発薬)は先発薬と同じ有効成分を含み、有効性・安全性が先発役と同等であると国から製造・販売が認められている。製造上や成分上で特許があれば、全く同じものは作れない。だから厳密には、ジェネリックは新医薬と同じではない。薬は基本的に毒である。だから急ぎで金儲け目的で作ったジェネリック薬品は想定外の副作用の危険性もある。

 だから製薬会社の人間の中には、ジェネリック薬品は絶対に飲まないと言う人もいる。

 法律的に、保護期間が終われば自由にその製法で薬を販売しても良いが、私は、井戸を掘ってくれた恩人(佛)に報いるため、決してジェネリック薬品は飲まない。

 

佛の汗

 新薬を開発するには、人知を超えた大変な労力を要する。どこよりも早く、苦労して開発した新医薬(先発薬)には、開発者の血と涙と汗が籠っている。新薬の開発者は、人類にとって佛様である。だから私は安いからとジェネリックを使う気にはなれない。私は、研究開発の部門に席を置いていたので、先人の苦労を理解できるからだ。それを安易に真似して作り、販売する会社に違和感を覚える。

 

 診療報酬ではジェネリック薬を使用すると、保険点数が加算される。だから、医者に行くと、必ずジェネリックの使用を打診される。私は決してジェネリックを使わない。

 

2022-02-16  久志能幾研究所通信 2306号  小田泰仙

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2022年2月15日 (火)

大垣市危機管理、ノー天気な無責任ぶり、語るも😢涙😿

 

自分有限会社の危機管理

 自分の城は自分で守る。自分は、自分有限会社の社長である。自分の判断で、危ないと思ったら、すぐ手を打つ。それが危機管理である。

 現在、危険が予想されるのは、2035年±5年に確実視される南海トラフ巨大地震による被害である。私はその対策を最優先としている。

 その前に自分の健康を脅かす身の回り(食品、生活環境、交通事故、火事、不慮の事故、悪縁)に注意するのも日常危機管理である。

 

 

大垣市の危機管理室の評価

 そういう観点で、ここ数年間の大垣市の危機管理室を観察すると、頼りに出来ないという結論を出した。大垣市の長年の危機管理室の振る舞いは、反面教師として興味深い。よくもまあ、これだけ酷い危機管理室があったものだ。市民が可哀そうだ。それも前市長の腐臭ある置き土産である。

 

市民軽視の位置付け

 組織図を見れば為政者の意図が明白となる。市民の命を考えれば、危機管理室は市長直結であるべきだ。危機管理は市長直結の部署でないと機能しない。

 しかし大垣市の危機管理室は、火葬場の下に位置する扱いである。

 行政組織図を見れば、行政のトップの考えが一目瞭然である。要は大垣市のエライさんは、市民の命など知ったことではないのだ。

 

久志能幾研究所通信: 大垣市民の安全は火葬場の下 - enjoy

 

久志能幾研究所通信: 大垣市の人命軽視宣言 - enjoy

 

 

大垣市危機管理室は防災予算の援助を拒否

 先日、危機管理室に、自治会への防災費補助の増額をお願いした。南海トラフ巨大地震を想定して、備蓄品の準備を始めたため、その費用不足が判明したからだ。

 自治会では毎年15万円の予算をつけているが、大垣市からの補助は最大で15万円だけ。しかしその防災設備費用・非常備品の備蓄で600万円ほどが必要である。毎年、備蓄水や食料品、消耗品は更新をしていかねばならぬ。金が足りないのだ。

 

大垣市危機管理室はノー天気で拒否

 しかし、それは当然の如くすげなく拒否された。それは予想されていたので、その費用の2年払いの許可を代わりにお願いした。年度で自治体に補助される金額は最大15万円である。購入金額の半額だが、最大で15万円の上限がある。その金額では防災倉庫等の高額備品が買えない。だから、2回の分割払いにして、補助金の2回の2年払いにしてくれるようにお願いした。

 ところが大垣危機管理室のおエライさんは、それも拒否である。つまりその申請手続きの変更が面倒くさいので、自分では動かないのだ。市民の困りごとには、知ったことでないのだ。大垣市は士農工商の世界で、お偉いさんは市民を一番下の階層と見下しているのだ。

 こちらは、市の予算が増えない方法の提案をしているのだが、全く市民の為に動かない大垣市危機管理室である。

 それに更に、そんなに高いのなら、相見積もりを取れ、など当たり前のことをほざく。「話を逸らすな!」である。そんなことは最初からやっている。こちらも素人ではないのだ。わずか1000人の零細企業並みの大垣市の貧乏所帯の管理職が考えそうな発想である。私は1万人の規模の会社で、危機管理の責任者を経験してきたのだ。

 

ノー天気の危機管理室

 先日、防災講習会があり、参加者に「大垣防災ハンドブック」が配布された。内容的に、市民全員に配布すべき内容であったので、「なぜ南海トラフ巨大地震の危機が迫っているのに、この大垣防災ハンドブックを全戸配布しないのか」と疑問に思った。理由は言わないが、「市民全戸には配布はしない」とだけ大垣危機管理室が断言した。

 もっとも非常時備蓄品リストから、生理用品がリストから欠落しているようなお粗末さで、女性蔑視のハンドブックだから恥ずかしくて配布できないのかと、納得した。

 

久志能幾研究所通信: 女性の人権無視、大垣市防災ハンドブック

 

 

再発防止を無視

 なぜ危機管理室は、2017年10月の室本町アンダーパス水没事故で、その対応を業者に丸投げするのか

 なぜその原因調査報告を市民に公開しないのか、再発防止はどうなったのか

 

久志能幾研究所通信: 大垣の恐怖 非常用排水ポンプ作動せず

 

久志能幾研究所通信: 小川敏に説明責任を問う 排水機場の再整備

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 2017年10月23日 大垣市室村町アンダーパス水没事故

 

2022-02-15  久志能幾研究所通信 2305号  小田泰仙

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2022年2月10日 (木)

エコキュート、防災用機器の落とし穴

 

 危機管理として、非常用機器が正常に動くかの事前動作確認は必須である。

 大災害が起こると、電気は6日間、水道は11日、ガスは84日間も不通となる(1995年の阪神・淡路大震災での実績値)。その点で、オール電化にすると、エコキュートには常時500ℓほどの水が蓄えられているので、災害対策としてその水が使える。

 自宅は、大垣ガスの殿様商法の不誠実・詐欺まがいの対応をされ、怒り心頭になり、ガスを止めて、オール電化に変えた(本件は別記事で公開スミ)。却って南海トラフ巨大地震に向けての災害対策には、良かったようだ。

久志能幾研究所通信 安全無視・驕りの「大垣ガス」と闘う

 

 

落とし穴、問題点の露見

 それでエコキュートの備蓄水の排出方法を確認したら、問題点があった。その蓄えられた水を出すには、外からホースを接続する必要があることである。そのホースは内径8mm、外形10mmである。

 災害の非常時になったら、たぶんそのホースを買いに行けないので、慌てると考えて、先日、ホームセンターに買いに行った。ホースを少し長めに買って、非常時に皆さんに分ければ喜ばれる。我ながら用意周到だと自画自賛したら、落とし穴に落ちた。

 そのホースがホームセンターには売っていなかったのだ。あるのは内径9mm、外形13mmのホースである。店員に聞いて探してもらったが見つからず、途方に暮れた。

 慌ててダイキンのお客様センターに連絡したら、ネットでシリコンチューブで検索すれば、ネットで購入できると説明を受けた。そんなこと、取扱説明書の何処に書いてあるのだ! しかし災害時にはネットなど使えない。ネットを使えない年配者はどうするのだろう。事前に確認して正解であった。この事実からダイキンの企業体質が見えてきた。

 

Scan01941 ダイキンの取扱説明書より

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問題点

 非常時に特殊なホースを使わないと水が出せない設計は、欠陥商品である。なぜコックをひねれば、すぐ貯水水が出せるような設計をしないのか。メーカに聞けば、コストアップになるので、やらなかったという。これでは非常用として使い物にならない。事前に確認して、そのホースを準備する人は、100人中で1人くらいしかいないだろう。用意周到と自負する私でも、エコキュート購入後7年目で初めて知った事実である。

 

 設計者が、現実の社会を知らず、頭だけで設計した結果の末路である。大企業のこの種の設計では、必ず設計審査があり、大勢の関係者が設計を審査しているはずだ。その問題点が指摘されないのは、会社の体質に問題があるようだ。

 

 つい先月もエコキュートの故障で、リコール相当のトラブルがあり、保証期間外だから金を払え、払えない、とサービスマネージャーとの押し問答があったばかりである。最終的に所長が乗り出してきてやっと無償として解決したばかりである(後日、ブログで報告予定)。それですっかりダイキンに不信感を持ってしまった。

 

 私はダイキン井上会長の人財育成のシステムを激賞する多くのビジネス雑誌記事で読んで、ダイキンの人財育成に感銘を受けていた。しかし、今回のトラブルを通じて、それを裏切られた思いである。この件で、ダイキンの品質体制に疑いをもった。

 しかし実態は、それがダイキンの体質のようだ。これが原因で、今度買ったエアコンを従来のダイキン製からパナソニック製に変えた。2021年11月と2022年2月に、計2台のパナソニック製のエアコンを新規購入した。

 私は、今までダイキン製の6台のエアコン、1台のエコキュート、2台の遠赤外線電気ストーブ、3台の空気清浄機を購入してきた大ダイキンファンであった。しかしダイキンの設計体制、品質体制、人材育成体制に疑問を抱き、今回はパナソニック製に変えた。

 

提案

 災害用の非常用の水に使うためには、特殊なホースが必要になる設計を改めるべきである。

 せめてそのホースを付属品として、エコキュート本体の扉に取り付けておくべきだ。

私は、次回のエコキュートを更新する時には、別メーカにしようと思う。

 

教訓

 非常時用品は、平常時にその動作を事前に確認しておくことが危機管理の基本である。

 それを例えれば、火事が起きた時、逃げようとしたら非常扉に鍵がかかっており、そのカギがない状態である。

 

大垣市の失態事例

 2017年、台風19号が中部地区を襲った時、大垣市は非常時用の排水ポンプの作動点検を怠ったため、大雨のため基幹道路の室本アンダーパスが水没した。3本しかない南北の基幹道路の2本が通行止めで、大垣経済の血流が止められた。

 情けないことに、その実態は大垣危機管理室のマル秘案件のようで、4年経った今でも市民には全く知らされていない。だからどういう再発防止がされたかも、不明である。

 その事故原因は、単に事前の動作確認がされていなかっただけである。それが大事故につながるのだ。

 

 

久志能幾研究所通信: 大垣の恐怖 非常用排水ポンプ作動せず

 

久志能幾研究所通信: 小川敏に説明責任を問う 排水機場の再整備

 

 エコキュートも大災害時に、ホース一本がなくて使えなかったら、ブラックジョークである。わずか3か月間で複数件の不祥事が立て続けに発見され、私はダイキンを信用できなくなった。

 

2022-02-10  久志能幾研究所通信 2300号  小田泰仙

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2022年2月 7日 (月)

白い悪魔が来りて笛を吹く 雪道異聞

 

 年に数回しか雪に降らない温暖な地域では、雪が降ったら外出禁止である。そういう地域に住む私は、スノータイヤさえ準備をしていない。スパイク靴も準備していない。

 危機管理として組織の長は、急に雪が降った時は、天気予報を確認して、当日の会合中止を事前に連絡するのが原則である。

 私が幹事なら、即、会合中止、資料を取りに来るのも禁止の連絡をする。

 危機管理として、雪国以外では、雪が降ったら外出禁止である。

 加齢により足腰が弱くなり、バランスを取る能力も低下しているので、雪道や凍った路で足を滑らせる危険が増える。

 同時に判断能力も落ちてくる。まだ大丈夫だと雪道を走り、地獄に落ちる。

 雪は白い悪魔なのだ。

 君子危うきに近寄らず。

 

翌日のセミナー参加を中止

 2022年2月5日(金)、当日の天気予報で東海地方は、翌日は大雪警報である。私は1時間毎の天気予報を確認して、これはやばいと判断した。それで翌日10時の岐阜市ハウスメーカの講習会参加をキャンセルした。約22時間前の判断(前日の11時22分に電話連絡)である。

 天気予報からの推測では、国道21号線が朝、雪で凍結の恐れがあり、車で行くのが危険と判断した。

 

会合に行くのを中止

 当日(2022年2月5日(土))、私は19時からある集会に参加する予定であった。会合場所が近くのため、雪の降る様子を見てから参加の可否を判断することにした。

 18時10分頃、外を少し歩いたら、基幹道路は車の通行で路上に雪は少なかったが、側道は10センチほどの雪山である。交通量の少ない自宅前の市道は、積雪が5~10センチほどで、車輪の通った跡にこそ雪は薄かったが、側道の足元が少し不安で、歩くのが危険であった。それで集会には欠席を幹事に連絡し、月曜日に資料をもらいに行くと連絡を入れた。

 後で聞くと、当日に参加者に渡す生菓子があるので、会合は中止にしたが、皆さんに中止連絡はせず、来てもらって資料とお菓子を渡したとのこと。

 これは高齢者の多い集会に対する対応として間違いである。参加者を危険な道を歩かせ、車の運転者に危険に陥れ、交通事故の恐れがあった。わずか数百円の生菓子が痛むのが惜しいと判断したのが原因であった。命と生菓子を比較するようで、愚かな判断である。

 

雪道事故の責任

 雪道でスリップして交通事故を起こした場合の過失割合は、100:0である。スリップした側が100の責任を負う。

 「前の車両がブレーキ以外の手段によって停止した場合でも、安全に停止できるだけの車間距離を取らなければならない。」と道路交通法で定められている。雪道は滑りやすいのは、自明である。スリップする可能性も考えて車間距離を取らねばならむ。だからスリップした側に100の責任がかかる。

 特に雪国以外では、数年に一回しか雪道に遭遇しないので、その判断を間違えがちである。

 

私のスリップ事故

 2003年頃、私が車通勤をしていた時、朝起きたら、雪が降っていた。数時間、様子を見てから基幹道路は大丈夫だと判断して車で出かけた。しかし道は大渋滞で、通常30分で行ける道が2時間余もかかってしまった。それもあと数キロにところで、車がスリップして自損事故を起こした。路面が東名高速の陸橋の日陰のため凍結していて、それに気が付かなかったのが原因である。その損害費用10万円。車両保険に入っていないので、大被害である。事故は、バンパーだけの被害で、怪我や相手との事故でなかったのが幸いである。

 それ以来、雪が降ったら、車に乗らないと決めた。雪が降れば、会社を休めばよいのだ。当時は完全な会社人間で、何があっても会社に行かねば、というように頭が凝り固まっていた。なんと可哀そうな自分だったことか。事故で目が覚めた。

 

徒歩で転倒骨折

 2011年の大雪の時、私はいつものように「四季の路」に朝の散歩に出かけた。その時は無事だったが、後日の寒い朝、路面が凍っており、水門川沿いの歩道で滑り、私は転倒して骨折した。それ以来、雪が降ったり、凍結の恐れのある日は、外出を控えている。

 それで、今回(2月5日)の会合の欠席を決めた。自分の城は自分で守る。私はオダ仏教の城主なのだ。

 

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  大垣「四季の路」 2011年1月16日 撮影

2022-02-07  久志能幾研究所通信 2297号  小田泰仙

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2022年2月 5日 (土)

人生で最大の金儲け 無病息災、一病息災

 

 人生での最大の金儲けの手段は、「無病息災」である。しかし長い人生では、無病は理想であるが少し無理がある。しかし、一病息災であれば何とかできそうだ。病気もなく健康な人よりも、一つぐらい持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きする。

 

 病気をすれば直ぐ数百万円の金など飛んで無くなってしまう。大事な仕事をする時間が奪われる。がんを患えば、百万円単位の金が無くなる。私もガンを患い500万円程金を使った。ガンになれば、金の多寡は言ってはいられない。

 交通事故を起こせば100万円くらいの金は直ぐ無くなる。後始末の時間ロスも膨大である。保険会社の統計によると、日本人は平均13年に一度交通事故を起こし、43万円を失う。人身事故なら一件で96万円を失う。

 データは少し古いが、年間の物損事故が約 2,000,000件で、保険金支払い概算が約8,600 億円(43万円/件)である。(1990年度)

 人身事故は 890,000件で、保険金支払いが約8,500 億円(96万円/件)である。

 だから人生で最大の仕事は健康管理、危機管理である。死のうと思っても、おいそれとは死ねないが、病気は不摂生で簡単に病気になる。少し油断すると事故にあう。人生での最大の親孝行は、健康管理である。親から頂いた自分という乗り物(体)を大事にしよう。

 

人生の価値

 病気に罹り、事故に遭えば時間ごとにお金が消えていく。時間コストを1時間1万円で計算すると下記である。トヨタでは、1分100円でコスト計算をする。

 一分=167円

 一秒=2.8円

 一時間=1万円

 一生の価値=10000円/H×12H×365日×(95-22)年

      =3,197,4000,000円

              ≒32億円

 

 自分の価値を再認識して、日々を大事にしよう。それを認識すれば、遊び惚けてなどいられない。生涯現役である。

 

息災とは

 「息災」とは、もとは仏の力によって災害・病気など災いを除く意味である。「息」はやめる、防ぐ意味で、転じて健康で元気なさまをいう。

 佛力は理性では獲得できない。見えないものを信じて精進するしか手に入らない力である。その仏力を人生に活かせてこそ、人間の人生だ。

 理性は目に見えるものしか信じられない。しかし目に見えない何物かがある。村上和雄先生は、それをサムシンググレートと呼ばれている。その目に見えない何物かの存在を無視して、自然界を破壊して金儲けに驀進するから、大宇宙からしっぺ返しを受ける。新型コロナウイルス騒動もその一つだと思う。人間は自然界の小さな存在なのだ。それを何を偉そうに、である。西洋の考えは、自然界の征服である。その方向が間違っていると佛さまが啓示している。東洋思想は自然界と共生である。

 

佛力

 佛力は、ご先祖や守佛のご加護である。日頃、感謝と精進と陰徳を積むことで、授けられる力である。

 だから自分が佛となって、世の災難を取り除く仕事が息災である。自分教を信じて、精進するのが人生だ。私はオダ仏教の教祖。そう思えば、世の中に付加価値を生み出すことに精進できる。

 宗教とは「宗(ご先祖)」の「教え」と書く。ご先祖の教えで、世に付加価値を与えなければならぬ。黙々と真っ黒になって働き、時期がくれば黙って去っていく。そういう仕事をして世の一隅を照らせば、それは国の宝である。

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  松本明慶大仏師作 釈迦如来

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 馬場恵峰書

2022-02-05  久志能幾研究所通信 2295号  小田泰仙

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2022年2月 4日 (金)

女性の人権無視、大垣市防災ハンドブック

 

 鳥取県や岐阜市の防災計画や防災ハンドブックには、非常時の備蓄品として水、食料、非常トイレと合わせて、上位の項目で生理用品が列挙されている。ところが「大垣市防災ハンドブック」にはそれが欠落している。女性無視の防災マニュアルである。

 

 東日本大震災の時、女性の生理用品の準備不足が問題となり、2016年の熊本地震の時はそれが反映された。当時の河野太郎防災担当相も2016年4月17日、熊本県の要請をうけて生理用品2.6万枚を搬入したとツイッターで明かした。そういう問題である。それも6年も前の大昔話である。 

避難所で「生理用品は不謹慎」だから配布されず? 3.11めぐる「うわさ」が浮き彫りにした価値観の差

https://www.j-cast.com/2016/04/19264491.html?p=all

  J-CAST ニュースより

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 ところが、東日本大震災の10年後、熊本地震の6年後(令和3年3月発行)、最新版の「大垣市防災ハンドブック」には、生理用品の備蓄の記述がない。つまり大垣市は士農工商の社会である。士農工商の社会では、女性の地位が低いのだ。大垣市のお役人の意識は、下には上から視線で、上にはヒラメ状態で、お偉いのだ。お役人は、20年間続いた独裁政権の影響で、バカ殿の顔色を見て、保身に汲々として過ごしてきた。だから市民や女性や児童生徒の人権など知ったことではないという伝統が続いている。過去20年間にしみ込んだ悪習は簡単には消えない。それが石田仁大垣市政に受け継がれている。20年かけて悪くなった悪習は、20年の時間がないと元にもどらない。

 その悪習が垂れ幕、大垣防災ハンドブックにじみ出る。一時が万事である。

  

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 ここに生理用品の記載はない。

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恥さらし垂れ幕

 だから大垣新市庁舎のビルに大きな垂れ幕で「私たち大垣市民は人権を尊重するまちづくりをすすめます」を公示する恥さらしをしている。「街づくりを進めます」ということは、大垣市は「人権を尊重する街づくりが、まだ出来ていない」との宣言である。

 また人権尊重をするのは大垣市民で、大垣の役人ではないと宣言している。大垣市の人権が守られていれば、こんなくだらない垂れ幕は不要である。現実に出来ていないから、垂れ幕で公示するのだ。

 他市の知人に聞いても、こんな恥さらしな垂れ幕など聞いたことがないという。

 この垂れ幕を作るにも多額の税金が投入される。税金の無駄遣いである。

 

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大垣新市庁舎 2021年‎‎10‎月26‎日撮影

特定企業のヨイショ宣伝の垂れ幕など恥さらし

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 大垣新市庁舎 2022年‎2022‎年‎1‎月‎31‎日撮影

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園児虐待

 大垣市の役人は、女性の人権を守る気がないから、当然、児童生徒の人権など知ったことはない。だから当時の市長小川敏の虚栄心を満足させるため、元気ハツラツ市行事で児童生徒を36度の炎天下のコンクリートの演台で躍らせて、児童生徒の頬を火傷させる暴力を振るったのだ。

 幸い、熱中症で死亡事故が起きなかっただけ、幸いである。その一か月前の豊田市で児童が校外授業で死亡事故が起きたばかりであった。当時、それを止めさせようと行事の前日、町内の自治会長に陳情するようにお願いした。その自治会長が某共産党議員に働きかけをしてくれたのだが、何の動きもなかった。

 児童生徒を元気ハツラツ市行事で踊らせるには、大垣市長名で各幼稚園に招集令状を出している。しかし一商店街の営利目的の行事に、児童生徒を駆り出すのは、モラル違反である。

 しかし大垣市の命令に逆らえない園長先生は、園児達を36度の炎天下のコンクリートの演台で躍らせざるを得なかった。女性の園長先生の人権など知ったことでないのだ。園長先生(女性)の人権は、人事権と予算で締め上げられている。園長先生は市長命令に抵抗できないのだ。

園児虐待の報告記事

20181220 ()

大餓鬼妖怪が園児を喰う(大垣妖怪)

2018930 ()

教育の「不易の原則」を放棄

20188 6 ()

園児をこき使い、金儲けする鬼

20188 4 ()

36度の灼熱地獄で園児を踊らせる「鬼の小川敏市長」


 

2022-02-04  久志能幾研究所通信 2294号  小田泰仙

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