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2017年11月11日 (土)

大垣市民の安全は火葬場の下

 大垣市は安全配慮義務違反のオンパレード

元気ハツラツ市の路上球技用の柵が危険

 元気ハツラツ市で、子供たち用のフットサル用でベニヤを立てただけの安全カバーなしの柵が路上に設置されている。そのベニヤ板の端が、子供が猛スピードでぶつかった場合や、何気なくベニヤ板で手足をひっかけた場合、そのベニヤ板の凸面が鋭利な刃物と同じ作用をする。面取りのしていない角材は、露失した手足の肌に傷を与える恐れがある。柵の支えの角材が危険表示をしていないので、歩行者が躓く危険性もある。

 主催者の商店街事務局の担当者は誰も安全をチェックしていない。安全など頭になく、金儲けで忙しいので、すべて業者任せである。市の職員は見向きもしない。まず大垣市には安全点検の担当部署がない。大垣市長は元気ハツラツ市で人出が多ければ、なんでもオーライである。

 

バスケットボール球技での危険性

 元気ハツラツ市で、子供たち用のバスケットの場がコンクリートの路上に設定されている。子供たちが競技に熱中して滑り転んで、中央分離帯のコンクリート製ブロックに頭をぶつければ、命の危険や後遺症の恐れさえある

 

大垣市は危険性を無視

 多くの人が元気ハツラツ市での、このイベントの危険性を訴え、中止を要望しても、大垣市商店街連合会と大垣市は、聞く耳を持たず、金儲け至上主義で、このイベントを3年間も強行している。大垣市商店街連合会と大垣市は、子供達に対して安全配慮義務違反である。怪我人、死亡者が出たら、大垣市長の責任問題である。これの罰則法律が曖昧なので、大垣市は大手を振って安全配慮義務違反を実行している。

 2017年11月4日のドローン違法飛行で墜落事故を起こした件でも、大垣市(観光協会)は責任を認めようとしない。すべて業者がやったこと、と突き放しているようだ。ドローン製造会社の社長が警察から事情聴取を受けているが、もっと罪が重い大垣市担当者の取り調べがないのが不合理である。誰がドローンで上空から菓子をばらまく(違法行為)ように業務指示をしたのか。だれがコスト至上主義で、安全無視の格安業者を選定したのか。業者が、菓子投下を自主的にやるわけがない。全て大垣市の売名行為での業務命令があっての事故である。死亡事故にならなかったのが不幸中の幸いである。大垣市の人命軽視のイベントでは、これは氷山の一角である。

 

大垣市長には危機管理という観念がない

大垣市長には「市民の命を保全」という意識が無い。

 この種のイベントで、事前にその安全性をチェックする部署が大垣市には存在しない。その部署がないので、訴えてもたらい回しである。事故が発生しても責任を取る部署がないので、市の職員は安泰である? 担当者は、商店街の事務局か、市長が責任をとればよいと考えている。市のお役人は、自分に火の粉が降りかからなければ、人のことなど知ったことではないのだ。

 ヒラメの教育担当責任者は、己の保身とゴマすりで上を見るのに忙しく、子供の命など見る暇はない。大垣駅前通り周辺の住民の自治会長は、見て見ぬふり。噂によると、大垣市商店街連合会に丸め込まれているという話も漏れ聞く。子供の安全に責任あるはずの自治体連合会も黙っている。3年間もこの危険なイベントが継続されても、校長先生の会合で、話題にも上らないようだ。子供達を思う良識ある大垣の大人は消滅したのか。情けない思いである。教育の町大垣は今いずこ?

 

大垣市では、市民の安全が火葬場の下?

 本来、大垣市が安全責任を負うべき部署は、組織上で火葬場管理の下に置かれている。危険を予知してそれの管理を総合的に監査する部署は、組織の上位にあるべきだ。それ以前に、大垣市にはその「危機管理室」はない。刈谷市の組織図では、上から3番目に「生活安全部」がありその下に危機管理室がある。大垣市は市民の安全管理部署が火葬場管理部署の下にあるから、事故が起きたら、葬儀は迅速に執り行いますとのブラックユーモアである。

 なぜ、大垣市の組織では、市民全体の命と安全を取り仕切る「生活安全部」がなく、日常生活を見る「生活環境部」しかなく、その部署の位置付けが、かがやきライフ推進部、上石津や墨俣の一地区管理部署の下なのか。思考回路の論理構成が落第である。何が重要かの優先順位がわかっていないのだ。

 テクニカルライティングでは、物事の記述を重要な事項から順に書くことが大原則である。それは物事の思考全てに当てはまり、組織図の構成を考える場合でも同じである。今回の選挙でも、野党はモリカケ問題ばかり追求して、もっと重要で国の存亡に係わる北朝鮮ミサイル問題を放置したから野党が大敗したのだ。国民はバカではない。良識ある大垣市民は、市長の貧弱な思考回路を憂い、小川市長に大垣市民の命は預けられないと感じている。

 

図1 フットサルの柵 柵の支えが躓きの危険性

図2 フットサルの柵 安全カバーのない危険性 

図3 フットサルの柵 女子の足が露失。危険

図4 バスケットボールの状況 コンクリート路上危険

図5 バスケットボールの足元の中央分離帯ブロック 危険

図6 大垣市組織 火葬場の下に生活環境部。安全部はない。

図7 刈谷市組織 上位3番目に生活安全部(危機管理室)

 

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久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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