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2022年3月 6日 (日)

おかしいと感じること 神仏の報せ

 

 なにかおかしいと思うのは、神仏が危険だと教えてくれている。

 今までの経験から潜在意識がこれは危ないと教えてくれている。

 体の異常も潜在意識が早く病院に行けと、教えてくれている。それを放置するのは、自分有限会社の社長兼危機管理担当役員として怠慢である。

 知人の違和感ある行動も見逃さず、その真因を見付けよう。直接の被害が自分に及ぶ前に手を打とう。

 社会の違和感現象に対しても、自分の感度を上げよう。行政の違和感現象は、市民全体に影響を及ぼす。その異常を感知して、「大垣を良くする階」で警告を発し続けたのは、我ながら良いことをしたと思う。

 何ごとも早めの行動が危険を救う。

 

 今まで付き合った人、起きた事件、懇意のお店の対応、勧誘された団体の行動(経営研究団体、宗教団体)、等で危険を感じることが沢山あった。後からその実態がわかり、後からゾッとしたことも数かぎりない。くわばらである。

 

ある宗教団体からの勧誘

 ある宗教団体からの勧誘事件では、G経営研究会の元会長の紹介だからと信用してしまい、試しに入って嫌ならやめれば良いと安易に考えて入会を了承した。しかしネットで調べると、とんでもない犯罪まがいに団体であることが判明して、脱兎の如くその人から逃げだしたこともあった。そのままいれば、お布施として一千万円以上を貢がされるところであった。その教団の総本山の総工費を信徒の数で割ると、一人当たり一千万円以上になる。

 

KK問題

 やんごとなき方の結婚問題でも、国民の多くが何か違和感を覚えていたら、その後、出るわ出るわで問題が噴出である。当たり前のことを当たり前にしないから、真実の悪が露見するのだ。

 

閃き

 「閃き」とは、人の感性が明敏になり、潜在意識が動くことだ。世間との「門」を閉じ、その中で「人」が静かに考えると、「閃き」が起きる。騒々しい中では閃きは起こらない。人間として閃きが無くなったら、それは死んだも同然である。だから閃きを大事にしよう。

 そのために閑でなければ、良い発想は生れない。哲学とはラテン語でスカラーという。その意味は「閑」である。閑で時間があるから哲学を考えることが出来る。学習ができる。

 当時のギリシャでは、貴族が考えて、奴隷が労働をしていた。労働を奴隷がしてくれるから、貴族は閑で哲学や学問をすることが出来た。School(学校)もスカラーから派生した言葉である。

 私は貴族ではないが、今まで40年間、奴隷のように働いてきて、定年退職して、今は閑になったから、考えることが出来る。閑だから夢を見ることもできる。夢にない人生は奴隷の人生だ。今は閑で幸せである。

 

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 馬場恵峰書

2022-03-06 久志能幾研究所通信 2324号  小田泰仙

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著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年3月 5日 (土)

父と叔父はロシアで強制労働、叔父は死亡。為写経で供養

 

 私の父と父の弟の叔父は、日本が敗戦した後の1945年、シベリアに送られ強制労働をさせられ、叔父はそこでシベリアの土となった。幸い、父は生還できたので、今の私の生がある。

 1945年、戦争が終わったのにも関わらず、ロシアは日ソ不可侵条約を破棄し、敗戦後の満州になだれ込んで、65万人の武器放棄した日本兵を捕虜としてシベリアに送りこんだ。

 (一説にシベリアに送られた日本兵は76万人と言われる。モスクワのロシア国立軍事公文書館には約76万人分に相当する量の資料が収蔵されている[20]。)

 そのうち日本兵の58,000人(一説に10万人)が強制労働のために極寒のシベリアの土になった。死亡率約10%である。シベリア抑留が始った最初は、ロシア側の準備不足もあり、死亡率は80%にも上った。アウシュビッツ強制収容所並みの死亡率である。(一部資料の数字はwikipediaによる)

 

写経

 私は毎日、ご先祖10人の為写経をしている。一日2行だけの写経であるが、それでも1週間に1枚の為写経が完成する。だから10週目ごとに、シベリアで犠牲になったご先祖の為写経となる。その為写経をするごとに、ロシアの非道を思い出さざるを得ない。そのロシアの非道さは、77年経っても変わらないことを、今回のウクライナ侵攻で思い知った。

 

写経の意味

 「写経は、亡くなられたご先祖に対して一番の供養となる」と馬場恵峰先生から教わった。その供養とは自分自身への供養でもあると私は解釈している。魑魅魍魎の住む世界で、危機意識を忘れないように自身の心に書きつける写経が、自分の家を守る意識を高めてくれる。自分の城は自分で守らねばならぬ。心静かに写経をすれば、世の中の真理が見えてくる。

 

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 彦根市護国神社にて

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 私の写経室

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仁王、四天王

 佛の世界でさえも平和でなく、邪悪な鬼は存在する。だから仏門でも、大門の両脇を仁王が守り、中門の四方を四天王がご本尊を守っている。ましてや人間界は、邪悪鬼だらけである。無防備で過ごせるわけがない。非武装中立を謳う輩が、自宅玄関の鍵を閉めないとは聞いたことがない。

 悪いことに、その邪悪鬼は核兵器を持っている。狂人は平気で原子力発電所を攻撃する。その欧州最大の原発が爆発すれば、欧州全部がこの世から消える。

 

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 松本明慶大仏師作 広目天 高野山中門

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 松本明慶大仏師作 持国天 高野山中門

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自己防衛

 私は約束を守らない人間が大嫌いだ。ロシアは国の約束(条約)を平気で破る。私は大嫌いである。ヤクザの国に盗られた北方領土は、返っては来ない。今では北海道だって危ない。隙あらばとロシアは狙っている。二度とそんな目に会わないために、自己防衛力を付けるしかない。

 そんな経緯から、私の人間を見る目は厳しい。約束を守らない人とは縁を切っている。自己防衛である。

 

共産主義の殺戮

 ロシア共産主義は、いままでに6000万人の人民を殺戮した。独裁者が権力を持つと、歯止めがなく暴走するのは、歴史が示す冷酷な事実である。

 中国共産党も、今までに4000万人の人民を殺戮した。

 

 その両国が、虎視眈々と日本を狙っている。ウクライナ侵攻は、その前兆戦である。それを非武装中立など宣伝するお花畑状態の議員は、敵の手先である。国際情勢の危機状況は80年前と変わらない。相手は平気でウクライナの原子力発電所を攻撃する狂人である。ロシアは市民の高層アパートに平気でロケット弾を撃ち込む鬼畜なのだ。非戦闘員の民間人を攻撃しないという鉄則など、守らない鬼なのだ。ウクライナでは現在、2000人を超える一般市民が殺されている。

 

共産党支持者の狂気

 現在の日本に共産党を支持する日本人がいることが信じられない。あろうことかロシアのウクライナ侵攻をめぐり、共産党の志位和夫委員長が「仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が憲法9条だ」とツイッターに投稿した。そんな愚かな発言をする党は、他国が日本に攻めいる手助けをする国賊である。存在自体がブラックジョークである。

 

中学時代の友達の過ち

 私の中学時代の友人が共産党に入党(就職)していたが、20年後、それでは世間体が悪いと両親から強制的に脱党させられ別の仕事に就職したと、私の母から聞いたのはもう40年も前のことだ。そうやって脱党させられたのは彼には幸せであったろう。彼とは音信不通だが、当時、彼と一緒にプラモデルを作って遊んだことが懐かしく思む。今、彼はどうしているのかと、自分の人生を振り返っている。私は変な政治団体に縁がなくてよかったと邂逅している。

 

新興宗教の跋扈

 共産党、新興宗教団体、危険共謀国家など、回りには危険な団体がうろうろしている。目を拭い耳を洗って、相手を見定め、自分の城は自分で守らねば、殺される。ウクライナでは現在、2000人を超える一般市民がロシア軍に殺されている。明日は我が身である。

 今日(3月5日)も共産党が好きな朝日新聞から新規購読の勧誘電話があった。今時、ご法度の電話勧誘など、アサヒも落ちぶれたものだ。「どこで俺の電話番号を調べたのだ!」と怒鳴ってやった。

 

 「非武装中立だ」、「軍備増強反対だ」、「憲法改正反対だ」、それは売国奴の言葉である。その方針に朝日新聞は急先鋒である。日本から米軍が去り、非武装になれば、共産主義国家が攻めてくる。世界はお花畑状態ではないのだ。私は77年前の悲劇を忘れない。いまでも世界は弱肉強食の世界である。プーチンは22兆円とも噂される個人資産を溜め込んでいる。それを日本の共産党支持者たちは、言及しない。

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2022-03-05 久志能幾研究所通信 2323号  小田泰仙

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2022年3月 3日 (木)

説明上手は真摯さ。生き方上手も同じ。人生百年は嘘

 

説明の真摯さ

 会社のプレゼンや営業で、説明がうまい人もいれば、聞いていてイライラする人もいる。その差は才能でもなければ、口先のテクニックでもない。要は、その説明の目的を意識しているかどうかである。その説明で何を相手に訴えたいかを真剣に意識しているかである。それを話の寄り道をするから、目的から逸れる。説明とは、聞いて頂く相手の時間(命)を分けて頂く真剣勝負なのだ。

 説明するなら、直ぐに結論を述べて、その後にその補足のデータを示せばより。それを回りくどく最後になってその結論を言うから、聴衆は何を聞いていたのか忘れてしまう。

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説明の技術は補完的な技

 説明には説明の法則がある。説明の順序がある。説明というプロジェクトを組み立てるなら、その設計デザインを緻密にせねばならぬ。そうしないと相手にこちらの心が伝わらない。説明は、こちらの意図の伝達である。そのデザインが不適正だと、「伝」だけになり、「達」しない。それはデザイン失敗である。

 

 相手に伝えるには、その志が第一である。何のために説明するかの使命を考えねがならぬ。伝えるためには、伝達法則がある。そのテクニカルライティング技法は説明の技法であって、あくまで説明者の伝えたい志を補完する技法である。

 説明は漫談ではないのだ。大学の授業でも、漫談にちかい講義もあったが、それを振り返ると、その講義の準備が真剣にされていなかったことが分かる。その教授は、真摯さに欠けていた。講義をするにも、相手は時間を割いてきているのだ。

 

生き方上手

 生き方上手も同じである。何のために自分は生きているかを忘れて、わき道に逸れて遊び惚けるから、何の達成もできず、死を迎える。

 

 看々臘月盡(かんかんろうげつじん)、命には終りがある。一日一日、命は尽きていく。ボーとしていても一日一日、命は尽きていく。人はそんなに長くは生きられない。自分の使命の一本道を、脇目も振らず邁進しないと、仏様が、用無しとみなして、この世から排除してしまう。

 自分の生きる目的は何かを探すことが、生き方上手の第一歩である。

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 人生100年は嘘? 現実を直視しよう

 団塊の世代の現在の平均年齢を75歳とすると、平均寿命まであと5年しかない。健康寿命を考えれば実質数年である。命は一時間ごとに尽きていくのだ。一日に24時間もあっても睡眠、食事等を除けば、一日に10時間ほどしか使えない。10時間×365日×5年×5割(健康寿命)=9,125時間しか残っていないのだ。もう時間がないのだ。

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 日本人の平均寿命

 平均寿命 81.41歳(男性) 87.45歳(女性) 

 健康寿命 72.68 歳(男性) 75.38歳(女性)

   2019年の厚生労働省のデータ

 日本人の男性は死ぬまでに8.7年、女性は12年も不健康な状態か寝たきりの状態になる。いつまでも若い時のように動けないのだ。命は段々と尽きていくのだ。

 私に癌が見つかり手術をしたのは、68.5歳の時である。それから半健康的な状態で何とか生きている。5年後の生存率51%を宣告された。5年後には同じ病気の人が半分は死ぬのだ。その歳が日本人の健康寿命72.68歳に近いのに愕然とした。そうなんだ、人は直ぐ死ぬのではなく、死ぬまでの10年間程、不健康な状態や寝たきりの状態に置かれる。このデータから、嫌でも死への準備をせざるを得ない。

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死は年功序列今度は自分の番

 今までは師の訃報が続いたが、最近は団塊の世代の元上司の訃報が増えた。年功序列から言えば、今度は我々の世代の番である。

 若い世代は、ひとごとだと思うかも知れないが、すぐに順番が来るのだ。私も若い頃はそう思っていた。人生などあっという間だ。それが人生だ。

 日暮れて道遠し、自分の使命のやり取り残しを必死にやることこそが、生き方上手である。

 

政治が上手

 政治の目的は、民を自然災害から安全に守り、安心して暮らせるように段取りし、敵から民を守り、民の財産を守り、民の生活を豊かにすることだ。

 それを自分の名誉欲、権力欲、利権欲に振り回され、民のことを後回しにするから、政治が乱れ、国が衰退するのだ。その例がロシアのプーチン政権であり、日本の政治であり、大垣市の政治である。

 前市長の無為無策で大垣市は没落して、公示地価が半減以下に暴落して、市民の財産が半減したのだ。前市長は市民の財産を守ってくれなかったのだ。大垣市の危機管理は杜撰で、市民は安心して暮らせない。大垣市は政治が下手である。

 日本の政治は「検討使」と噂される岸田政権で、不幸である。岸田首相は回りの意見だけは聞くが、適正な決断ができず、国民を不幸にする政治しかしないから、景気が少しも良くならない。岸田首相は、首相になった目的が曖昧だからだ。そのため国際社会からのけ者にされる。情けない話である。

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 馬場恵峰書

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2022-03-03 久志能幾研究所通信 2321号  小田泰仙

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2022年3月 2日 (水)

ウクライナの教え、獅子中の癌、日本人はお花畑の能天気

 

 戦争が始まるとは政治の失敗である。プーチンはウクライナ侵攻を始めたが、戦争が始まった時点で敗けである。最善の成功とは、「戦わずして勝つ」である。そのための作戦が、戦いを省「略」するための「戦略」の駆使である。銃弾が飛び交った時点で、作戦は失敗である。

 人生は戦いの連続である。その戦いを戦わずに勝てば、人生の勝利である。それには戦略が必要だ。

 その戦争を煽るのは獅子中の癌細胞なのだ。真の敵は外国の敵ではなく、身内の敵なのだ。

 

防衛力

 強い防衛力は、無駄な戦いを防ぐ最大の手段である。反社会的な人でも、プロレスラーに喧嘩を売るアホはいない。

 それを「非武装中立なら侵略されることはない。憲法9条があるから大丈夫だ。米軍が守ってくれる」という輩は、「敵の戦略」の手先である。それを信じる輩は、頭はお花畑の能天気である。それを今回のウクライナ侵攻戦争で明らかになった。ウクライナを守ると条約協定に調印した米国は、ウクライナを守らなかった。ロシアが条約を守らないのは世界の常識だが、米国だって守らないのだ。米国の母は、我が子が外国で血を流すのを許さない。米国大統領だって、選挙で母親のことを考えると戦争はできない。プーチンは独裁者だから戦争を起こせた。

 

 ウクライナでは自国キエフの市民たちの抵抗が凄まじく、ロシアがてこずっている。市民たちは予備兵が多く、銃の扱いに慣れていて、普通の兵士と変わりない。自分の城は自分で守るのが鉄則である。それはプーチンの誤算であった。

 

 日本では、中国からの領空侵犯、領海侵犯が連日である。中国は一線を超えない。その領空侵犯に日本自衛隊が迎撃する。自衛隊の力こそが戦争になるのを防ぐ抑止力で「戦略」である。

 

敵国にとっての戦略

 日本が自己防衛もせず、危機管理意識も抱かず、お花畑状態の能天気でいてくれるのが、敵国にはそれが最大の「戦略」である。だから獅子身中の虫(癌細胞)は、安保反対、憲法9条改憲反対、自衛力増強反対、スパイ法設立反対である。それを叫ぶ議員に投票するのは、国を売る行為である。それは日本の癌細胞。現在、そんな議員がのさばっているのは、国民の無知が原因である。

 欧米の先進諸国では、共産党の設立自体が法律で禁止である。日本だけがその設立が許されている。異常である。共産党設立禁止が、戦争防止の「戦略」である。

 立憲民主党や民主党は、その前進が日本社会党である。ソ連時代の思想を受け継ぐ党である。ソ連がソ連国民に何をしたかを知るがいい。それに目をつぶり、日本社会党は、非武装中立が社是であった。中共やソ連が泣いて喜ぶ戦略であった。

 不思議なことに、社会党、民主党が政権と取ると、日本には大災難が襲ってきた。啓示であった。阪神淡路大震災、東日本大震災で、その対応のまずさで日本は存亡の危機に追いやられた。時の社会党富市首相は阪神淡路大震災の危機に無能であった。社会党の女性おばかさんは、北朝鮮の拉致問題を知っていながら、「知らぬ存ぜぬ」を通した。そんな売国奴が政治家では、日本が良くなるはずがない。根本問題は、そんな議員に投票した国民である。

 

私の職場戦争

 私が異動で職場を変わった時、新しい職場で有利に戦いを進めるため(周りの先輩たちに負けないために)、必ずやってきたことは、その職場に並んでいる会議資料などのファイルの全てに目を通すことであった。その記録はその職場の戦いの記録(戦史)なのだ。その戦史をひも解けば、無駄な戦いをする必要がなくなる。前任者が何をやってきたかが、会議資料、報告書に記録されている。それでその職場の状況を学べた。

 トヨタでは昇格すると、別の部署に異動となり、そこで成果を上げねばならぬ。どんな部署でもやっていける能力があるかを、上層部は試している。

 私の前職は、そんなレベルではなかったが、私は結構異動させられた。今思うと、多くに経験が積めて良かったと思う。

 そのご縁で、工場特設消防隊の隊長までさせられて、消防車で放水訓練の指揮までした。危機管理意識の向上には良かった。

 人事異動では、成績の上位2番から最下位2番までのレベルの人が対象となる。その部署のトップ社員は上司が外に出さない。最下位の社員も、異動先が受け取らないので、人事異動対象にならない。

 

 私はその部署のエリートでもトップ社員でもなかったので、よく異動をさせられた。その時に、自然と学んだ学習方法であった。敵地(新職場)の状況を現地現物で把握することは、実力の蓄積であり、戦いの準備である。

 国民が歴史を知るとは、自衛力の向上となる。知は力なのだ。

 同じように偉人の伝記を読めば、戦わずして勝てる人生の教訓が学べる。

 多くの経典を読めば、文殊の知恵もつく。文殊菩薩さまさまである。

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  松本明慶大仏師作 文殊菩薩

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2022-03-02 久志能幾研究所通信 2320号  小田泰仙

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2022年2月27日 (日)

サガミで「食い逃げ犯」扱いされた

 

 「ビジネスは壊れやすい花瓶に似ている。

 無傷であればこそ美しいが、一度割れると二度と元の形には戻らない。」

    Business is like a fragile vase - beautiful in one piece, but once broken,    damn hard to put back together again to its original form.

       “Letters of a businessman to his son" by G.KINGSLEY WARD

 

 昨年の5月ごろ、大垣のサガミ北店で食事の注文した後、財布を自宅に忘れたことに気がついた。慌てて店員のその旨を告げ、財布を取りに帰ろうとしたら、「担保としてスマホを置いていけ」である。まだ料理も出てこず、食べてもいないのにも関わらず、である。当方もその後の予定があり財布が必要であったから、何も考えず、スマホをサガミに預けて、財布を取りに帰宅して、サガミに戻った。運転中に事故であったら、スマホがなく問題になったはずだと気がつき怒りが出た。

 運転しながら、冷静に考えて、なんで千円の昼食代の担保に、スマホを預けないといけないのかと、さらなる怒りが沸いてきた。要は、客を信用せず食い逃げ犯疑いをされたのだ。接客業としたあり得なことだ。お店は街中でなく郊外店で、車でないといけないお店である。車で来ている客が食い逃げをすると思うのか。

 

 店に戻って席についても、料理が準備されているわけではなく、そこから料理を作りだしたようだ。店員はこの顛末に気が付かないのか、謝りも説明もない。

 私は食事の後、店長を呼び出し、苦情を言った。店長は謝りで「お金は不要です」と言ったが、因縁を付けるのつもりはないので、食事代金を払い、「もう二度とサガミには来ない」と宣言して店を後にした。

 

正しいお作法

 私が店員なら、「代金は今度来店された時で結構ですよ」と言う。これは、日本のどの飲食店でも対応する常識的な対応である。客とお店は、お互いに信頼関係である。わずか千円の食事代である。それをサガミの店員は「(お前は信用できないので)担保としてスマホを置いていけ」は異常である。料理はまだ出来てもいないし、私は食べてもいないのだ。

 

権限無移譲

 それもそんなレベルの事を、わざわざ上司にお伺いを立てて、スマホ預かりの顛末である。実は「携帯の電話番号を聞いとけ」の指示を勘違いしたようだ。問題はわずか千円の決済権も店員にはないのだ。店員が店長から信用されていないお店であることが露見した。

 そのお伺いを立てて、回答が来るまでに10分はかかる。時間コスト一分100円として客に1000円の人生価値を失わせてしまう。だからこんなお店で食事など、今後まっぴらである。

 

日本人の劣化

 このサガミの客の扱いは、日本の飲食業の下記の病気を表している。

 サービス産業の生産性の低さ、それが向上しない原因

  要は権限委譲がされていない

  従業員をロボットとして信用しない体制

  日本人の劣化(自分の頭で考えれなくなった)

  社員が作業員(ロボット)に成り下がる現象

  社員教育の劣化

  金儲け主義の蔓延

 

 今回の事件で、サガミの従業員教育レベルが判明した。マニュアル化されて洗脳された従業員は、客を客として見ていない。客は工場ライン上の仕掛品なのだ。また、サガミは接客業なのに、店員は自分の頭では考えられない状態となっている。どうすればお客に喜んでもらえるかを考えない。これは日本人全体に広がっている業病である。こんな状況だから、失われた30年が生まれて、日本の生産性が停滞しているのだ。特にサービス産業の生産性が伸びない。

 

生老病死

 あれから10か月が経つが、私はサガミには行っていない。もう二度と行くことはない。1991年9月にサガミが名古屋2部に上場したころから、私はサガミが気に入っていて、月に2,3度はサガミに通っていた。当初は、週末のテニススクールの後、食事のため近くのサガミ知立店に毎週通っていた。知立店から始まり、高浜店、橿原店、大垣店の30年間のサガミとの縁はこれで終わった。どんなものも生まれ、成長し、老い、病気になり、死ぬ。それは企業でも同じである。経営者が異変に気が付かなければ、予定より早い死があるのみだ。

 自分でも、人との信用関係を大事にしたいとの思いを新たにした。

 

 

2022-02-27 久志能幾研究所通信 2317号  小田泰仙

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2022年2月26日 (土)

ウクライナ侵攻は他山の石、自分の城は自分で守れ

 

 2022年2月21日、ロシアのプーチンはウクライナに軍事進攻を始めた。そこで今までくすぶっていた問題点が発火した。火事の元は早くから消さないとダメなのよ。自分の城が火事になるまでに、ボヤの状態で消さないと経営者失格である。自分は自分自身の社長、日本国内の自分(自らの分)の社長なのだ。その権限履行は、選挙での投票である。それを思考ゼロで投票するから、日本国が大火になる寸前になった。それをロシアのウクライナ侵攻が明らかにしてくれた。

 

 

米国を信じる愚

 米国は約束を守らない事実が露見。1994年、ハンガリーのブタペストで開催された欧州安全保障協力機構会議での署名された政治協定書で、「ウクライナが攻められたら、米国、ロシア、イギリスの核保有国が軍隊を送って守る」と覚書に署名した。それでウクライナに核兵器を放棄させた。

 しかし米国は、今回のロシアのウクライナ侵攻で、軍隊を送らず、協定書を守らなかった。非常時に米国は守ってくれないのだ。だから日米安保条約で本当に米国が日本のために米国の若者の血を流すかは疑問である。米国議会が反対するだろう。

 

国連を信じる愚

 国連は、戦後77年経ても、いまだ日本は連合国の敵国扱いである。

 国連は守ってくれないのだ。今回のロシア軍事侵攻を国連で非難決議を決めても、ロシアの拒否権発動で、非難決議が通らない。国連は無力である。

 中国は、ロシアと同じく拒否権を持っている。中国が尖閣諸島、沖縄に侵攻しても国連は守ってくれない。非難決議案も中国が拒否権を発動する。

 

平和を信じる愚

 プーチンはヨーロッパの生殺与奪の権を握っている。プーチンは狡猾である。いざとなれば、ロシアがドイツ等への天然ガスパイプラインを止めれば、ドイツや欧州は全土が停電となり、工業生産は止り、国民は凍る。だからEUはロシアに非難声明だけで行動せず、及び腰である。だから軍事行動はとれない。それをプーチンは見越している。天然ガスという「武器」を持った国は強いのだ。

 認知症が進むバイデン大統領は、オオカミ少年のようにウクライナの危機を吠えていたが、軍事侵攻が起きても動かなかった。

 欧州のあほな再生エネルギー政策盲進で、原発はなくなり、石炭石油発電もなくなり、この機を狙ったように猛烈な寒波が襲来して、太陽光発電、風力発電がダウンし、電力不足が欧州を襲っている。それで石油の値段が上がり、資源国のロシアは経済的に復活したのだ。

 

常識と正義が通じると信じる愚

 戦後77年経った平成4年現在、こんな横暴な侵略は起こらないと思う方がノー天気である。独裁者が軍事力をもって他国を軍事力で攻める現実が正しいのだ。中国にはプーチン以上の独裁者がいるのだ。

 

国内の敵をのさばらせる愚

 日本国内で、一部の外国住民が、住民の意思だと日本から独立を宣言して、ロシアや中国が北海道や放れ小島で軍事侵略をすれば、今のウクライナと同じと状態になる。米国が軍事行動をしなければ、日本の一部は、ウクライナのようにロシア、中国に占領される。

 戦後77年経つが、戦争中と状況は変わらない。のんきに非武装中立、軍備拡大反対というのは、敵国の回し者と同じである。獅子身中の虫である。その非常時には憲法9条など何の役にも立たない。日米安保条約も、その時に通用するかどうか保証の限りではない。今のウクライナ情勢が正しいのだ。が今は、認知症と噂されるバイデン大統領が政権を握っているのだ。

 いくら正論を国際社会で掲げても、敵の実行支配には国際機関も動かない。それは韓国に強奪された竹島の例を見れば歴然としている。

 

我々に出来ることは、国賊の議員に投票しないことだけだ。

 立憲民主党、国民民主党、共産党、公明党と自民党内の媚中議員は、中国の横暴を非難しない。彼らは媚中派の議員達である。裏でハニートラップされたか、金をもらって言いたいことが言えないとしか思えない。国賊議員達である。国の危機を増長させる議員達だ。

 毎日、尖閣諸島の近辺に中国共産党の武装漁船がうろうろし、戦闘機が領空侵犯をするのは、毎日、強盗する気の男が刃物をもって自宅の回りをうろうろしていると同じである。それに立憲民主党、国民民主党、共産党、公明党は何も言わない。媚中派の議員は、ウイグル族のジェノサイド非難決議も潰してしまった。北京オリンピックのボイコットも妨害した。国防の増強には媚中議員は大反対である。一体どこの利益を守りたい議員なのだ。

中国の民衆殺戮

 20世紀の民衆殺戮の中では中国共産党による民衆殺戮3,870万2千人はソビエト連邦による6,191万1千人に次ぐものであり、ナチスの2,200万人より多い。中国国民党による民衆殺戮1,021万4千人がこれに続き、日本の軍国主義者による第二次大戦中の民衆殺戮(中国以外の地域での民衆殺戮を含む)は589万人である[2]。

  [2] :a b ラムル 2008, p. 31

 原題: China's Bloody Century: Genocide and Mass Murder Since 1900)は、1900年の義和団の乱(義和団事変)以降、1989年の天安門事件まで、中国で起きた政治暴力を網羅的に記述し、犠牲者数の推計を行ったアメリカ合衆国ハワイ大学教授R・J・ラムル(Rudolph Rummel)の研究書。

 原著はアメリカで1991年に出版され、日本語版が2008年4月に出版されている。

 中国の民衆殺戮 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 共産党の最終目的は、天皇陛下の首を切ることである。私有財産の制限と共有化である。言論統制である。共産党幹部の独裁である。それは中国の現状を見れば、一目瞭然である。先進国で、共産党が認められているのは、日本だけである。他国は、共産党の存在が法律違反である。そんなことを党是とする党に投票する人の気がしれない。今の日本の危機状態は、我々の認識不足である。我が国を滅ぼすのは、国外の敵ではなく、そんな党に投票する身内が敵なのだ。

 

前職の会社の危機

 その昔、当時起きた世界的経済危機が発生し、当社が経営的に苦しくなり、社長が親会社のトヨタに泣きついたら、最高の援助をもらった。それは「自分の城は自分で守れ」との助言だけであった。下手に援助だけをすれば、相手に自助力がつかない。流石にトヨタである。金をかけない素晴らしいアドバイスである。まず身を正そう。

 

自分の街の危機

 自分の都市の政治に無関心だから、独裁長期政権の市長は、増税、無策の施策にやりたい放題になるのだ。議員の発言、市民を苦しめる法案へに賛否投票を観察して、次に選挙では落とすべき議員に投票しないようにしないと、都市の政治が良くならない。それを放置したから、大垣市は没落した。異常な政治家を放置した大垣市民にも責任がある。

 

自分有限会社の危機

 今の自分の危機は、自分の体に対してのサイレントインジェクション(静かなる侵略)である。甘い宣伝言語で、美味しいものをこれでもかこれでもかとテレビコマーシャルで放映される。洗脳教育である。甘いもの(糖分、添加物、防腐剤)、毒としての酒、たばこ、過剰な医薬品、無駄なワクチンが氾濫している。自制心をなくせば、飽食になり、病気になるのは、自然の理である。自分の体を守るのは、自分である。ウクライナより、自分の体の危機を見つめよう。

 

2022-02-26 久志能幾研究所通信 2316号  小田泰仙

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2022年2月24日 (木)

大垣駅強盗事件 激安ITで汚職? 大垣は天下退弊

 

強盗傷害事件

 2022年14日13:05ごろ、養老鉄道大垣駅で、職員休憩室に男が潜んでいて(入室した)職員が突然、刃物で切り付けられ、犯人は逃走した。男性職員(32)が左腕に軽いけがを負った。男は徒歩で南方向に逃げたとみられ、大垣署が男の行方を追っている。

 大垣署によると、男は身長165センチほどでやせ型。黒い目出し帽をかぶり、上下とも黒色の服を着ていた。駅構内や周辺で刃物は発見されず、男が刃物を持ったまま逃げているようだ。

 職員休憩室は駅の改札を入ってすぐの構内にある。休憩室は駅員ら職員の出入りが頻繁にあるため普段は非施錠である。

 男性職員は同日午後0時50分ごろ、清掃作業のために職員休憩室に一人で入り被害に遭った。盗まれた物はない。養老鉄道のダイヤへの影響はなかった。

 当時は、大垣市内を白バイ、パトカーが走り回り、騒然としていた。

 2月25日現在、10日も経つのに犯人は見つかっていない。

  養老鉄道大垣駅の1日の平均乗降客数は7687人、昼間は一時間に1本の列車と超ローカルの第三セクターの路線である。そこで事件など想定外である。

 

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 養老線大垣駅 

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 養老線大垣駅の目に前に交番がある。犯人は大胆だ。

 

疑問点、問題点

 なぜ、金のない場所に強盗がはいったのか。私は、どう考えてもやらせではないかと、一瞬思ったほどだ。強盗殺人事件の最高刑は、死刑である。そんな罪を犯す価値がある場所でも内容でもない。この事件の1時間ほど後に、駅近くのお店で事件を聞かされた時、私が思いついたことである。警察の防犯訓練にはよい訓練であったと私は推察した。それで多くの問題点が露見した。

 

問題点

1 なぜ大垣商店街に事件の通報がなかったか。犯人は南方向に徒歩で逃走したようだ。商店街の店主達は、この事件をテレビや親戚知人から知らされて、自治会の通報網では連絡がなかったという。警察も商店街に通報も聞き込みにも来なかったという。

 

2 なぜ白バイ、パトカーが多数走り回ったのか。私がこの事件の1時間ほど後に、駅近くのお店で事件を聞かされた時、目の前の道路を白バイ、パトカーが多数走り回っていた。徒歩で逃走した犯人を白バイ、パトカーで捕まえられるのか。

 

3 なぜ多数ある監視カメラが機能しなかったのか。大垣駅前商店街には100台程の監視カメラが設置されている。県と国から補助金をもらい大垣商店街協同組合が設置した。

 この設置計画が出されると、店主達は「私の店に前にも」と声を上げ、結局この小さな商店街エリアに100台近い防犯カメラが設置された。総予算は限られているから、防犯カメラの性能を落として、劣悪な安価な防犯カメラに変更したようだ。

 なぜ僅か1キロ長ほどの大垣駅前商店街で多くの商店が「私の店に前にも」と声を上げたのか。嘘だろう。なにも、大垣駅前商店街の8割が店をシャッターを下ろしている状態で、なぜ100台の監視カメラが必要なのか。故意に数を水増ししたとしか思えない。

 その意図は補助金の水増しで、総額が大きくなれば、手配する側がピンハネの余地も増える、であると私は推定した。

 事件が起きるまで、その性能が露見することはない。事件や事故が起きなければ、闇のなかだ。ピンハネした方は完全犯罪である。

 

 この強盗傷害事件の非常時に、性能の悪いカメラでは、犯人の特定も困難だったようで、10日経った今でも、犯人が捕まらない。

 

 安物買いの銭失いである。しかしリベートは多いのだろう。そんなお粗末な根性で、危機管理能力もなく、大垣商店街組合を運営するから、駅前商店街が衰退・消滅寸前になるのだ。自業自得である。大垣商店街組合の前理事長の小倉利之が無能さで利権に溺れて長年居座るから、商店街が消滅した。そんな場所に100台も設置したのは、汚職がらみを疑われても致し方あるまい。なにせその防犯カメラのメーカは聞いたことのない三流メーカであったのだ。

 それを連想すれば、2017年11月4日に起きたドローン墜落傷害事件でも、事件を起こした業者は、名も知られない超零細業者であった。大垣市役所に責任があるのに、うやむやにされて幕引きをされてしまった。何か裏取引でもあるのかと勘ぐってしまう。

 東京でこんな事件が起きれば、防犯カメラですぐ犯人が検挙される。ところが性能の悪いカメラでは、画像の質が悪く、犯人の特定が難しいのだ。画素数がお粗末であるからだ。ドライブレコーダーでも安い製品ではナンバープレートの番号を判別できないが、普通以上の製品ならそのナンバープレートの番号が判別できる。それと同じである。

 その防犯カメラの仕様や価格、価格交渉経過を公開すべきである。もとはと言えば、我々の税金での補助金である。当時の調達責任者には説明責任がある。

 大垣駅前商店街は天下退弊である。今回の事件は、それを明らかにするためのお芝居ではないかと、私は勘ぐっている。

 天網恢恢疎にして漏らさず

 

P1130675s 大垣駅前商店街の防犯カメラ  2020年4月7日撮影

 如何にも安物といったカメラの外観

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2022-02-24 久志能幾研究所通信 2314号  小田泰仙

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2022年2月23日 (水)

お茶のカテキンは避妊薬? 私は毒を飲まない

 

 全ての種は種族を守るため、子孫を残すため、その身に毒を持っている。人間に食べられたいと思っている植物や動物はいない。その防止策としての毒である。

 酒は蓄積毒、発癌性物質である。「酒は百薬の長」は嘘である。少量でも毒である。お茶も毒である。空腹時、緑茶だけを飲むと吸引障害、低血糖を起こす恐れがある。

 ブロッコリースプラウトなどの「植物の芽」だけを毎日食べ続けていると痛風なる恐れが高い。

 同じようにキャビア、明太子等の卵を、毎日、多量に食べると痛風になる恐れがある。卵を多量に食べられてしまっては、種が滅んでしまう。それを防ぐための毒が、卵に仕込まれている。鶏卵は大きく食べる数が少ないので、その恐れは少ない。

 同じように植物の成分は、その種の保存、子孫繁栄のために、「毒」の成分が備えられている。

 

天敵対策

 ハマキガの幼虫は大食漢で、発育も旺盛、大好物がお茶の葉である。お茶にとっては、種の保存の危機的問題である。だから天は、お茶の葉にハマキガの幼虫が消化吸収障害を起こさせる「毒」を備えさせた。その毒はタンニンである。お茶の渋みのもととなるのは、ポリフェノールである。タンニンを取得するとハマキガの幼虫は発育できなくなってしまう。

 

人間も天敵

 お茶っ葉を摘む人間もお茶にとって天敵である。その葉に含まれるタンニンを空腹時に摂取すると、同じように消化吸収障害が起きる。満腹時にタンニンを摂取すると、血糖値が下がってすっきりする。それが過食に溺れた人には、肥満防止、痩身作用となる。不自然な形で肥満防止の効果を出している。しかし宇宙根源の理には合っていない。どこかで体を痛めている。

 だから濃いお茶を飲む場合は、必ず食事と一緒に摂る事。育ち盛りの子供や病人は、濃いお茶を避けるべきだ。

 

 この項、南雲吉則著『実年齢より20歳若返る』PHP文庫を参考に記載

 

 濃いお茶を摂ると、どうしても甘いものが食べたくなる。それを防ぐため、お茶を飲まなければよい。お水が一番である。

 

 だから私は、お茶を飲まない。私が飲むのは水か白湯かブラックコーヒである。私は健康管理として、起床したら必ず白湯を一杯である。コーヒではない。熟睡のため、18時以降はコーヒを取らず、白湯だけである。

 

天敵より怖い拝金主義者

 生物や動物の持つ毒は、種の防衛のためで可愛いものだ。ところが金儲け、自己の利権拡大のため、毒になる添加物や防腐剤、砂糖、脂分を多量に入った嗜好食品を販売している食費品業界、宣伝マスコミ、それの認可官僚は悪質である。そのために癌で年間約37万人が死んでいる。40年前の4倍に激増しているのに、マスコミも役所も騒がない。その死者は、新型コロナウイルスでの犠牲者数どころではない。毎年、インフルエンザで1万人が死んでいる。新型コロナウイルスではそれ以下の死者数である。医療費が43兆円も使われれば、国が成長できなくて当然だ。それらを食いつぶしている毒虫が政府やマスコミ、食料産業に巣くっている。奴らは口裏を合わせて、癌死の多さを新型コロナウイルス騒動で隠している。

 

自分の城は自分で守れ

 自分の身を守るため、「毒」の食品を食べないことだ。毒の医療を受けないことだ。その知識を持つことだ。洗脳教育のテレビを見ないことだ。政府を信じないことだ。毒議員に投票しないことだ。自分の城は自分で守れ。

 

2022-02-23 久志能幾研究所通信 2313号  小田泰仙

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2022年2月21日 (月)

日本人として恥 歴史が恥を記録する

 

 自分の城は自分で守る。自分達の誇りや恥を忘れると、日本という城も消滅する。恥を忘れた日本人は、日本人ではない。日本人は卑しくなってしまった。日本人として誇りを胸に心して、世の動向を観察したい。

 

企業の恥、日本人の恥、悪魔のサイクル

 ユニクロも無印良品も新疆ウイグル自治区の新疆綿の使用に対して、ノーコメントで通している。要は、彼らは人権よりも金儲け最優先なのだ。日本の経営者は金儲けの才覚は一流だが、倫理観は最低レベルである。ユニクロや無印良品の経営者を名経営者として褒め称えるビジネス雑誌は下劣である。

 多くの日本人はそれを知っていながら、製品ボイコットもせず、その製品を使い続けている。恥である。

 安い製品は、日本人の雇用を減少させて、日本人を貧しくしている。この30年間、日本人の給与は上がっていない。他の先進諸国は2倍にもなっている。我々は知らないうちに我々は悪魔のサイクルのスパイラル降下である。我々が何故そうなったかを考えないからである。そういう政治を許し、そういう政治家を選んできたのだ。

 

静かなる侵略

 C国の安い外国製品は、日本を没落させるサイレントインベーション(静かなる侵略)である。それが日本の繊維産業が消滅したことで、明確である。私を育ててくれた父が勤めていた会社(繊維産業)が消滅させられた。私が小さい頃の昭和40年頃、大垣市の基幹産業は繊維産業であった。しかし現在、消滅して影も形もない。あるのは跡地に建った新興住宅地だけである。

 

マスコミの恥

 マスコミは、東京オリンピックでは事前に大反対のキャンペーンを張っていたが、オリンピックが始ると、賛美報道一色になった。今回の冬季オリンピックでは、C国への気兼ねか、反対報道はなくなり、冬季オリンピックが始ると、前回の東京オリンピック同様に賛美一色となった。マスコミは人権無視で、金儲けに忙しいのだ。本来のオリンピック開催の趣旨からかけ離れた現実である。

 

政府の恥

 冬季オリンピックに対しても、橋本聖子は元閣僚の一人として、冬季オリンピックに政府代表として出席して、ボイコットは実現しなかった。彼女はボイコット運動の真っ最中、C国からの接待ゴルフの興じていて、篠原常一郎氏から「彼女の脳味噌は筋肉」とまで酷評されている。彼女の倫理観のなさで、同じ日本人として恥ずかしい。

 そういう政府を選んで、抗議の声を上げない我々は恥である。我々が媚中派の議員に投票するのは、国賊行為である。

 

スポーツマンシップの恥

 オリンピック選手が技能優秀で、人格も優秀とは考えるのは間違いである。これは誹謗中傷ではない。世界の多くの先進国が、C国のジェノサイドに声を上げているのに、媚中派の日本政府が、ジェノサイド国を後押ししている。橋本聖子は、その非難の嵐の中での冬季オリンピックの政府代表である。

 我々日本人は、後世の歴史から非難されない態度を取りたい。それに反した政府や企業が出現したら、抗議表明をすべきだ。それが人間としての尊厳である。

 

GAFAの恥

 最近のYouTubeでは、ある禁止ワードと特定人物の発言で、AI判定されて、その動画が頻繁にブラックアウトされるという。いつからこの世は、戦前の恐怖政治、検閲社会になったのか。だれも止めることが出来ない恐怖社会になったのだ。

 LINEでは、そのデータはK国やC国に筒抜けになっているとか。

 最近はコロナ対策で、各施設で体温を自動で測定する装置が設置されている。それも必ず、顔を撮影して自動表示である。体温測定だけなのに、なぜ顔写真を撮るのか。その顔写真データがAI判定されて、データ蓄積され、個人情報として某国に流れているという。最先端の技術が人を不幸にすることに悪用されている。

 

人類への罪

 1945年11月20日にニュルンベルク裁判(ナチスのユダヤ人虐殺への裁判)が始まり、ジャクソンは検察を代表して論告を行った。

 我々が批准し、罰しようとしている悪行は、極めて計画的であり、文明世界はこれを見逃すことはできません。もしその悪行が繰り返されれば、文明世界が存続し得ないからであります。

   ロバート・ジャクソン (法律家)

 

 ロバート・ホウアウト・ジャクソン(Robert Houghwout Jackson, 1892年2月13日 - 1954年10月9日)は、アメリカ合衆国の法律家。訴務長官(1938-1940)、司法長官(1940-1941)、最高裁判所判事(1941-1954)を歴任。ニュルンベルク裁判の主任検事も務めた。

 

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 馬場恵峰書 

2022-02-21 久志能幾研究所通信 2311号  小田泰仙

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2022年2月18日 (金)

児童が死ぬまで待とう、大垣市は事故になるまで放置

 

 大垣市は、児童生徒の通学路に命の危険があっても、事故で児童が死ぬか怪我をしないと動かない。未必の殺人傷害事件になる恐れがあっても、法律的にも不備があっても、大垣市は動かない。それでも公僕の役人なら、子供たちのために何とかすべきだ。何が「大垣市は子育て日本一」だ、ブラックジョークである。役人の世界は、事故が起こらないと動かない魔界である。

 

危険家屋

 近くの通学路の横に非常識な家が建っている。今月、連日、大雪が降り、その問題点が露見した。この家の屋根の雪が通学路に落ちるし、屋根から落ちそうになった雪が氷となってぶら下っている状態が長く続いた。その雪は時間が経ち、氷の塊になっているので、通学時の児童生徒の上に落ちれば、怪我か死亡事故となる。

 

 またその家の前の通学路はこの10年間、一度も除雪をされたことがない。屋根も雪止めがなく、雪が積もれば、そのまま通学路に落ちる設計となっている。前は老夫婦が住んでいたが、今は空き家状態である。自治会にも登録されておらず、詳細は不明だ。その子供たち(成年)が週に2,3日滞在しているようである。

 

たらい回し

 児童生徒に危険であるので、大垣市に相談した。街づくり推進課、道路課、学校教育課のそれぞれに2回も足を運び、対策を相談に行った。担当部署をたらい回しされ、結論は「法律的に行政として動くことが出来ない」が、結論であると電話で先日、通告が来た。なぜ傷害事故が起きるのが確定的なのに、行政は動けないのか。

 

 それで今日(2月18日)は大垣警察署に相談に出向いた。「未必の殺人傷害罪」になるのではと相談したが、そういう罪では認定が難しいとのこと。事件が起きれば、警察は動くが、現時点では動けないという。弁護士に相談して欲しいという。要は門前払いである。

 

 明白に事故発生が予見されるにも関わらず、行政も警察も、児童生徒が怪我をするか、死亡事故とならないと動かない。現実の日本の行政の恥部である。これは事故の前の危険状態の責任を問う法律に不備がある。

 

 熱海の土石流事故(2021年7月3日)と同じように、死亡事故が起きないと、行政は動かないのだ。事前に事故を予想しても、行政が動かないのでは、危機管理になっていない。これは日本の行政・法律の恥部である。

  

落雪による傷害事故の責任は建物の所有者にある

 屋根からの落雪により人に傷害や死を与えた場合、事故の責任は建物の所有者が負う。これは、民法第717条1項に定められている。

 これで児童が死亡すれば、数千万円の損害賠償をされるだろう。12年間、危険な状態を放置したのだから、重過失である。

P10806871s ‎  2022‎年‎2‎月‎8‎日、8:13

 凍った状態の屋根の雪が落ちれば、子供が死ぬ。下校時、一人で歩くと、子供だからから、ぶら下った雪をいじって事故になる恐れがある。子供たちの行動は予測不能である。通学路を除雪しないと、それを避けて車道を歩かねばならず、車との接触の危険性がある。

 P1080723s

 通学の児童達 毎日260名の児童が通る 2020年2月17日、7:36

 この日は、雪が少なく良質の雪だったから、雪を踏みしめて歩けたが、2月7日の大雪に時は、児童生徒は、通学路が除雪されていないので、車道を歩いた。通勤時で車の往来が激しく危険であった。
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真因1

 東日本大震災の原発事故でも、事前に津波での電力遮断が予想されたが、実際に事故が起こるまで、政府は動かなかった。そんな事例が日本には山積である。なぜ、事故発生が確定的なのに、行政は動かないのか。それは役人世界が縦割り社会化、自己保身の強化、利己主義の蔓延、減点主義の評価制度が蔓延して、日本人の人間性が劣化したのが真因である。拝金主義の蔓延、グローバル経済主義の崇拝が、それに輪をかけた。修身教育が無くなって、人間性が劣化したのだ。要は利己主義の人間が増えたのだ。

 

真因2

 もう一つの真因が、親の劣化と親からの教育の劣化である。この家の以前に住んでいた両親はキリスト教信者で、異常な性格であった。町内会の行事には参加しない。草取り行事にも参加しない。地蔵盆祭りのおさがりを班長さんが持って行くと、それを「うちはキリスト教だ」と班長さんにそれを投げつけて返した。投げつけられた班長さんが泣いていた。当番の地蔵の当番も拒否で、その当番代行も、自分では行かず、自治会長に押し付けであった。

 条例で禁止されたたき火を頻繁にする。利己主義だから大垣市の条令禁止事項など知ったことではないのだ。火事になる恐れなど、頭が回らないのだ。家の建て方も利己主義そのままで、燐家に目一杯に寄せて家を建てている。家の上空で屋根が燐家に領地を犯している。車の駐車でも排気ガスが周りに迷惑をかける止め方を平気でする。注意しても逆に反論してくる有様である。

 そういう親の後姿を見て育てられた子供(成人)がどうなるかは、自明である。それが今回の屋根の雪の落下危険放置、通学路上の除雪放棄が起きた原因である。要は、親の教育で、利己主義の極みになった大人の恥行なのだ。 

 

親の後姿の教育

 親の後姿での教育の間違いが、今の日本社会を襲っている。以前はなかった凄惨な事件が頻発である。死にたいから無差別殺人をして死刑になりたいなど、おぞましい事件の氾濫である。なぜそうなったのか。こういう事件で、週刊誌で報道される家庭環境は劣悪である。起こるべくして起きた事件である。

 

 女優・三田圭子が子供の教育を放棄して、金だけ与えれば教育だと勘違いをした例もある。それは日本社会の縮図である。芸能人だけの問題ではない。それで子供が覚せい剤事件を起こした。母が「うちの子には月々50万円もお小遣いをあげているから、不良なんかになるわけがない」と警察に怒鳴り込んだのは、お笑いである。

 

30年間の教育の集大成

 KK問題の不祥事も、親の教育が30年後に集大成として顕在化しただけである。だからいまだに、その教育の不備が不祥事を連発させ、週刊誌、ネットで炎上している。いくら971庁が強圧的に報道を押させ込んでも、煙が止まらない。火にないところに煙は立たない。その根本原因は、親の教育である。その根本問題を解決しないから、問題事件が次々と起きる。元を断たなきゃ、ダメなのよ。

 社会の試練を受けないと、ヒトは人間には成長しない。人と人との間と書いて「人間」である。人と人の間の関係を構築できないのは、人間以下である。人の周りの状況を理解しないのも人間ではない。

 

対策

 自分の城は自分で守れ。もう無責任な大垣市には頼らない。自分達で対策を考え、自分達で実行することにした。

 

 

2022-02-18 久志能幾研究所通信 2308号  小田泰仙

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