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2022年4月 2日 (土)

「日本列島がん病棟」 治療と真因の模索(4)

 

 2018年12月25日に河村義子先生ががんで亡くなり、私はそれで胸騒ぎを覚え、2019年1月にがんの検診を受けた。それで私にガンが見つかり、愛知県がんセンターで2月に手術を受けた。そこは河村義子先生が入院されていた病院である。先生の家族の紹介で愛知県がんセンターに決めた。「大垣市民病院は野戦病院と同じ」と言われたのが決め手となった。20年前の父のがん手術での大垣市民病院の嫌な思い出も決め手となった。

 

余命宣告

 がんの手術後、担当医師からステージが進んでいて5年後の生存率51.6%と宣告された。同じ病気の人が5年後までに、半分が死ぬのだ。不思議なことに、がんを宣告され、余命宣告されても、冷静に受け止めることが出来た。よく言われるように、頭が真っ白になることはなかった。癌の進行状況はかなり進んでいるが、まだ転移もないため、術後の正しい処置をすれば出直せると思ったためだ。

 

理系の対応

 それからやるべきことは、理系の人間として、ガンの再発防止とその発生原因の追究と恒久対策を考えるだけである。

 まず緊急対応として、手術をして患部を除去した。その後、再発防止を施し、真因を探し、恒久対策をする。今まで仕事で経験してきたトラブル処理法を準拠したまでである。

 「ああ、体という機械が故障したのだ。しかし心までは壊れていない。手遅れではない。その発生した原因を探り、根本原因を除去すれば直る」である。トヨタ生産方式である。

 それを医師の余命宣告を信じると、それが洗脳教育となり、本当にその期間で死んでしまう。私はそんなことで死んでたまるか、と智慧を使ってしのぐことにした。闘うのではない。起きた自然現象を受け入れ、その対応を考えたまでである。今まで仕事で何度も機械の故障や体の不調のトラブルでその対処をしてきたので、正しく処置をすればよいと考えただけだ。

 結果として再発防止の治療を受けている間に、良き先生と出会い、真因を見付け、恒久的な再発防止を施せた。

 

情報収集

 本を読み漁り、情報を探し、よき医師を探して、がん再発防止を研究した。分かったことは、癌専門医でもまだがんは分からないという現実である。癌に関しては百家百論が溢れていた。癌専門医でもがんで倒れている現実である。

 

抗がん剤治療

 まずやるべきことは、間違った治療の阻止である。今まで得た知識で、抗がん剤はダメだと認識していたので、愛知がんセンターの薬剤医師と喧嘩別れをして、抗がん剤治療を拒否した。「命の保証はしない」と脅かされたが、それでも抗がん剤治療は拒否をした。その治療は対処療法の最たるものだ。

 

癌の原因探し

 担当医師は、「手術後の生活は、今までと同じ生活スタイルで良い」という。20年前、父が癌になり、その後の対処方法を医師に聞いたが、それと同じ回答であった。それではおかしいと思い、再発防止をネットや書籍で探しまくった。癌になったのには、因果応報で、がんになった原因があるはずだ。それを見付けないと再発する。なんでも元を断たなきゃダメなのよ。

 判明した結論は、狂った生活習慣、狂った食生活習慣が原因であった。がんは生活習慣病であった。原因さえわかれば、解決策は簡単である。

 

2022-04-01  久志能幾研究所通信 2349号  小田泰仙

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2022年3月31日 (木)

「日本列島がん病棟」勤勉に癌生産で世界一に(3)

 

 日本人の平均寿命は84歳で世界トップだが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけ。日本だけ、ガンが死因の第一であるのは、日本人の特質の真面目さで「お仕事(癌を増産)」に取り組んだ結果である。そのため日本だけが、がんによる死亡率が増加し続けている。

 因果応報で、原因がない結果はない。その事実から目を逸らさず、真因を探して対策を打つべきだ。そうしないと日本が衰退する。日本の危機なのだ。

 

人間の進化・退化

 人間の精神能力は2000年前と変わらない。それは2000年前の偉人の著書を読めばよくわかる。むしろ現代の人間は、2000年前より精神的に劣化していると言える。その状態で情報や人間関係がより複雑になり、人間の脳がその負荷に耐えられなくなり、ストレスでガンになっているようだ。

 余りに物質文明に毒されて、取ることばかり考えるから、精神的に病むのだ。その末路が癌である。もっと利他の精神を取り入れれば、人間関係のギスギスがなくなり、ガンが減ると思う。体よりも心の教育が必要だ。何のために生きるのかを見失うから、強欲の世界に堕ちて、癌になる。

 私が学生の頃の60年前は、がんで死ぬ人など稀であった。それが今では、2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ。それだけ日本の精神状態が悪化したのだ。それさえわかれば、対策は打てる。

 

愚人は部分最適に全力

 日本人は真面目で会社の為の必死に働いている。会社の利益のために働いても、それが癌を誘発する食品の売り込みではブラックジョークである。日本人は会社の為として、知恵を絞って働くのだ。そうやって一時期は高度成長を成し遂げ、結果として公害大国になっていった。経済を追い求めすぎた結果、自殺大国、交通事故大国になっていった。やっとそれが解消されたら、今度はがん大国になっていた。現在の姿は、そんな歴史を踏んできた結果である。木を見て森を見ない国民性の為である。

 

汚役人は利権まみれ

 役人たちは、防腐剤、添加物を国民の為として、認可を進めてきて、欧米の10倍以上の薬品を認可してしまっている。それが癌の遠因になっているが、自分達の成果を追い求め、国民の健康は二の次になっている。認可を緩くすれば、自分達の天下り先や、利権で自分達にそれが返ってくるからだ。

 

成果主義でヒイヒイ

 商業精神旺盛なマスコミはテレビ局の社員は、社の売り上げ増大の為、清涼飲料水、酒、たばこ、油製品、菓子類をCMで宣伝しまくっている。一般社員は成果主義、上からの圧力でやらざるを得ない。それが癌の拡大につながっている。欧米の成果主義の導入の果てである。

 

製薬会社のジレンマ

 製薬会社も売り上げ重視で、対処療法の薬を開発にしのぎを削る。その薬が効かなくなると、またその改訂版の薬を出す。昔からの安心できる薬は利益率が低いので、販売中止である。その薬ががんを招く。

 私は20年来、降圧剤を飲んでいたが、記憶力低下をきっかけに高血圧の原因を追究し、その対策をして降圧剤の服用を止めた。降圧剤は血圧を下げるので、血液が全身の末端まで回りにくくなり、大事な免疫酵素も全身に回らなくなる。それが癌の遠因となると推定される。

 

日本人の繊細さ

 最近は悲惨な事件が多いが、その原因としてサイコパスな人が増えたと言われる。サイコパスとは共感性の低い性格のことである。サイコパスの割合は、米国人が4%ほど、日本人は1%ほどと言われる。その分、日本人は他人の痛みや悲しみを感じる割合が大きい。その分、イジメや上からの圧力に弱く、メンタルで倒れる人が多い。その精神的ダメージががんを発生させる。

 グローバル経済主義で成果主義が蔓延し、メンタルで病む人が増えた。当然、ガンも増える。日本には長年の伝統で年功序列が適しているが、グローバル経済主義に染まった企業は、それを許してくれない。

 物でも壊れそうになったら、その使用を止める。精神を壊されそうになったら、逃げればよいのだ。何もブラック企業の奴隷になることはない。

 

人間関係

 日本は世界でも自殺率が高い国である。自殺率の高さで世界7位である。その分、国民は精神を病みやすく、癌になる確率も増える。日本社会がギスギスしだしたのも原因である。

 

タバコの規制がザル

 夫がタバコを吸うと、妻の癌になる確率が激増する。夫は肺がん等で当然に癌になるが、妻がそのとばっちりを受けるのだ。多くは乳がんを発症して、それが原因で死んでいる。乳がんはこの40年で4倍に増えた。

 東京オリンピックを機に、法律が整備され飲食店での喫煙が制限されたが、ザル法で効果が少ない。国会議員がやることがいい加減なのだ。なにせ国会議員の喫煙率は高い。喫煙者の議員に投票する国民の責任である。

 

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 馬場恵峰書

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2022-03-31  久志能幾研究所通信 2348号  小田泰仙

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2022年3月30日 (水)

「日本列島がん病棟」癌育成の生産性は世界一(2)

 

 「世界保健統計2015」によると、日本人の平均寿命は84歳で世界トップだが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけだ。日本だけ、ガンが死因の第一位である。他国と隔絶している。なぜ日本ではがんによる死亡率が増加し続けているのか、それにはワケがある。

 

 もっとがんになる真因と現実に目を向けて、自分の城は自分で守ろう。国も病院も製薬会社も自分の命は守ってくれない。彼らは自分達の利権で忙しいのだ。お花畑の時代は終わったのだ。

 ウクライナ戦争を見ても分かるように、国連も、米国も、WHОも守ってくれない。自分の体は、自分で守らねばならぬ。

 がんになってから、慌てて名医を探すよりも、がんにならない生活を送るのが大事である。健康こそ最大の幸せである。

 戦争になって華々しい戦果を上げるより、戦争にならない防衛準備をした方が、トータルでお得なのだ。侵攻され、占領されてからでは遅いのだ。

 刃物を持って家の回りをうろうろするヤクザでも、こちらが備えを完全にすれば、襲ってこない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいないのと同じだ。

 体の免疫力を上げて、正しい生活をすれば、がんになることはない。

 

ガンになる要因

 日本の医療機関も政府もマスコミも食品会社も、日本人ががんになる確率を高めて(生産性向上)、がんで死ぬ人を増やしている。だから日本では癌になる人が増えて、がんで国民を殺すという「生産性」で世界一になった。無為無策では、世界一になれない。日本ががん発生の世界一になったのにはワケがある。ナチスのガス室大量殺人のように仕掛けがある。

 その組織の全員が、真面目に全体を見ず、自分の業務に真面目に励むから、日本人の癌が増加するのだ。日本人は、真面目に個別最適の追及を徹底的にしたので、世界一のがん発生になった。

 

ガンの量産

 日本では年間約98万人のがん患者が量産されている。2018年に新たに診断されたがんは980,856例(男性558,874例、女性421,964例)。

 日本列島では工場で部品が生産されるが如く、毎分1.8人のペースでガン患者がライン生産をされている。そして年間で約37万人(毎日1,013人)のがん患者が死んでいる。

 

 

病院の「がん標準治療コース」はガンの増産(病院は儲かる)

 日本のがんセンターでは「がん標準治療コース」で、検診、がん発見、手術、回復療養、抗がん剤治療(放射線治療)が設定されている。

 その抗がん剤治療を患者が拒否すると、「抗がん剤治療をしないと命の保証はしない」と脅迫される。大抵の人はそれに従って抗がん剤治療を受け入れる。それで体が衰弱して、死期が早まる。

 私はそう脅迫されたが、抗がん剤治療を拒否した。医師とけんか別れである。だから今の命がある。病院の言いなりでは、殺される。

 抗がん剤治療ではがんが治らない。製薬会社だけが儲かる。抗がん剤はがんを攻撃するが、同時に健康な組織も攻撃して、体の免疫力を低下させる。人は癌では死なない。癌患者は免疫力が低下して、肺炎等を併発して死んでいる。抗がん剤は逆に命を縮めている。

 

術後の処置、対処療法

 私はがんの手術後、どういう生活をすればよいか医師に聞いたが、「今まで通りの生活で良い」という。

 医師は対処療法でしか、ガンの治療をしない。なぜ癌になったか、どうすれば癌が再発しないかには関知しない。なにせ担当医もそこまで分かっていないからだ。

 

科学とは

 医学は科学である。科学とは事象を細分化して分析する手法である。細分化に細分化を繰り返し、全体像が見えなくなっているのが最先端の医学界である。外科医は手術をするだけ、薬剤医は抗がん剤治療を投与するだけ、と業務が細分化されており、ガンの担当医師は再発防止は関知しない。

 

父の死

 私の父も85歳で胃癌が発見され、医師からは「切れば治る」と保証され、私は手術を了承した。父の手術は成功したが、その半年後、肝臓に転移が発見され手術の1年後に他界した。結果は、父を苦しめただけの処置となり、私は後悔の山であった。医師は木を見て、森を見ていなかったのだ。医師を盲信した私がバカだった。

 肝臓への転移が発見された後、私は父の手術も抗がん剤治療も、父を苦しまるだけだから、拒否をした。ところが大垣市民病院は、「治療を受けないなら、市民病院から出て行け」である。つくづくと現代医療の冷たさを思い知った。現代の保険制度では、治療をしない患者は、病院の置いておけないという。それから緩和ケア病院を探すのに大騒ぎであった。

 

日本では癌が死因の第一位、世界と違う。日本だけ異常

【日本人の死因(2019年)】

1位 悪性新生物(腫瘍) 27.3%

2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.0%

3位 老衰 8.8%

4位 脳血管疾患 7.7%

5位 肺炎 6.9%

6位 誤嚥性肺炎 2.9%

7位 不慮の事故 2.9%

8位 腎不全 1.9%

9位 血管性及び詳細不明の認知症 1.5%

10位 アルツハイマー病 1.5%

 

【世界の死因(2019年)】

1位 虚血性心疾患

2位 脳卒中

3位 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

4位 下気道感染症

5位 新生児固有の状態

6位 気管・気管支・肺癌

7位 アルツハイマー病を含む認知症

8位 下痢性疾患

9位 糖尿病

10位 腎臓病

   WHO(世界保健機関)のレポート

 

 

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2022-03-30  久志能幾研究所通信 2347号  小田泰仙

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2022年3月29日 (火)

「日本列島がん病棟」がん生産工場の実績(1)

 

がん患者生産ライン

 日本では年間約98万人のがん患者が量産されている。(2018年に新たに診断されたがんは980,856例(男性558,874例、女性421,964例)(*性別不詳があるため男女の合計が総数と一致しない)。

 日本列島ではベルトコンベヤーで部品が生産されるが如く、毎分1.8人のペースでガン患者がライン生産をされている。そして年間で約37万人(毎日1013人)のがん患者の死が量産されている。

 

P11204821 愛知県がんセンターの資料

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 ガンの推移  日経ビジネス 2016年2月8日号より

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太平洋戦争の死者数に匹敵

 1937年から1945年の8年間の太平洋戦争で日本は軍人・民間人で総計310万人が死亡した。年間換算で38万人の死者である。現在のがん死亡者数は、それに匹敵する。日本はがん戦争中なのだ。

 1970年代、交通戦争で年間1万人の交通事故死で大騒ぎをしたのに、なぜ現在がんで年間37万人も死んでいるのに騒がないのか。

 

がん患者生産の支援

 マスコミや食品会社、役人たちの陰謀で、日本人ががんになる状況を作っている。発癌性が明白なのに、煙草も酒も宣伝し販売し放題である。発癌性の疑いのある添加剤や防腐剤も清涼飲料水も野放しのようである。添加剤や防腐剤の政府からの認可数は欧州の10倍以上である。役人の利権が明白である。

 毎年、癌患者は減るどころか、増加の一途である。今や2人に一人ががんになる時代である。日本人の3人に一人ががんで死んでいる。何かおかしい。

 

日本列島ガン病棟

 私も2019年1月に癌が見つかり、2月にがんの手術を受けた。そして余命宣告された。5年後の生存率は51.6%だと。5年後は、同じ病状の人が半分は死ぬのだ。その治療の過程で日本列島のガン病棟の異常さとその実態を目の当たりにした。

 昨今、新型コロナウイルスの為、この2年間で27,945人(3月28日現在)が亡くなったが、がんではその同じ2年間でその27倍の約740,000人が亡くなっている。政府やマスコミは口裏を合わせるが如く、新型コロナウイルスの報道は大々的だが、癌の報道は報道規制があるが如くほとんどない。

 

日本のがん治療

 日本人ががんになっても、日本の医療機関は、対処療法の医療処置はするが、根本治療はせず、薬漬け、手術漬けで、放射線療法で、医療機関が金もうけの対象としている。それは議員も役人も薬品行政等で、その端くれでその行為を担いでいる。

 こんな状況なので、がん患者は増える一方で、減る兆しさえない。癌患者は40年前の4倍に増えた。医療費も4倍に増え、43兆円を超えた。これを、日本列島を「がん患者生産ライン」の増産計画と見れば、納得できる。

 

『ガン病棟』、『収容所群島』

 この件で、旧ソ連のアレクサンドル・ソルジェニーツィン著の『ガン病棟』や『収容所群島』を思い出した。氏はノーベル文学賞を受賞したが、共産ソビエトから反政府の犯罪者として追放され迫害を受けていた。もう50年以上昔の共産ソビエトの時代の小説だ。当時、私が高校生の頃、話題になった本である。その状況を見ると、現代日本も同じだと思わせられる。検討使の岸田首相がロシアやC国に甘いのにはワケがあるようだ。要は、彼は日本人の命をなんとも思っていないのだ。媚中派で周りを固めた彼は共産党からの侵略も、ガンの侵略に能天気である。このままでは日本人の命が危ない。

 

 続編(2)では、私のがん手術後の療養生活で、医師の反対を押し切り、自分でガンの再発防止に取り組んだ内容を紹介します。

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

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2022-03-29  久志能幾研究所通信 2346号  小田泰仙

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2022年3月28日 (月)

未必の殺人者が毒を盛る

 

がんの死亡者 

 日本では新型コロナが原因でこの2年間で27,845人が亡くなった(3月28日現在)。がんが原因でこの2年間で、約740,000 人が亡くなった

  がんで新型コロナの27倍も日本人が死んでいる。その原因となる食品の特集記事でがんに誘い込むマスコミは未必の殺人者である。

 

がん新薬の記事

 今日(2022年3月28日)の日経記事「がん新薬、いつまで待てば」を読んで呆れた。がん新薬が日本ではなかなか認可されず、患者が困っている現状が報告されていた。いわば未必の殺人者が、問題をすり替え、商売の不調を嘆いているようだ。

 がんは生活習慣病である。その治療を薬に頼りより、まずその狂った生活習慣、食生活を正すのが先なのだ。

 

Dsc09359s  日本経済新聞 2022年3月28日

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日経はがん蔓延を謀る未必の殺人者

 ところが日本経済新聞社は、日本経済最優先で、がんを蔓延さえる元凶の一味になっている。日本経済新聞社は、薬品問題、新薬認可に問題点をすり替えている。日本経済新聞紙上では、土曜日の特集紙面で、焼酎、ウイスキー、ショートケーキ、レモンケーキ、バウムクーヘン、グルメ食品特集等で、がんに要因になる食品の記事が満載なのだ。酒ががんの原因なのは既定の事実である。過剰な糖分や脂分もがんになる要因である。

 マスコミは薬の問題よりも生活習慣の問題点、食生活の問題点を挙げるべきだが、それをするとマスコミへの広告収入が減るので、やらないだけである。マスコミは日本人の命より、金儲けが大事なのだ。それはテレビ等のマスコミも同じである。

 

元を断たなきゃ

 ゴキブリ駆除でもトイレの匂い防止でも、病気の断絶でも、元を断たなきゃダメなのよ。狂った生活、狂った食生活を正さない限り、新薬でがんが治ってもまた再発する。それを前面に出すと、日経を筆頭としたマスコミへの広告収入が減るのでやらないだけだ。日本の企業はいつからここまで拝金主義の浅ましさにまみれたのか。

 自分の体という城は、自分で守らないと誰も守ってくれない。

 

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 馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

2022-03-28  久志能幾研究所通信 2345号  小田泰仙

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2022年3月25日 (金)

「面倒くさいからヤル」で人生、国、都市を守る

 

 面倒くさいことを面倒だとしてやらないと、認知症にまっしぐらだ。「使わない器官は退化する」は生物の鉄則。生きるのが面倒になった人が自殺する。脳死である。

 面倒くさいことをやるから、もっと簡単にできないか、そこに無駄はないかと考えるから、頭が活性化する。それで科学技術が発達する。それこそが認知症防止である。

 

カルシウム放出

 ある実験で、立ったまま歩哨をする兵士グループと、寝たままで監視をする兵士グループに分けて実験をした。その1日半後に尿を分析したところ、寝たままの兵士の尿中に出てくるカルシウムの濃度が2倍になっていた。わずか1日半だけ寝ているだけで体は、「骨はどうもいらなくなったのだな」と判断してカルシウムを放出するのだ。

 

使わない器官は退化

 同じように、生物は使わない器官、能力はどんどん退化させていく。生物は厳しい生存競争の中で、生きていくのに必要な器官に特化して機能を高めている。

 だから歩くこと、座らないこと、エスカレーターに乗らないこと、が老いて寝たきりの生活になることを防ぐ。

 使わない器官や機能となれば、それは窓際族扱いで左遷である。会社も生存競争が厳しいので、お荷物の社員は窓際である。生物も会社も同じである。

 

 若い頃に流さなかった汗は、苦労に耐える性格を堕落させ、老いて流す涙となる。老いれば汗腺も涙腺も枯れ、生きる力も枯れ、朽ち果てるだけになる。

 

自国を守る

 国を自衛するのは大変な労力を要する。面倒な業務である。それを米軍に任せて放置すると、平和ボケ認知症になる。そうなるように身内の敵が仕向けている。自衛力の増強を反対している。獅子身中の虫である。癌細胞である。

 尖閣諸島が盗られ、沖縄が占領され、北海道が侵略されてから気が付いても遅いのだ。自分の国を守るという意識を常に持たないと、認知症の国になり、占領される。すでに竹島と北方領土が盗られたままだ。相手は凶器を持った盗人である。ロシア共産党は人民を6000万人、中国共産党は人民を4000万人を殺戮した殺人集団なのだ。隙あらばと虎視眈々と日本を狙っている。

 面倒くさいことである自国を守ることは、自分でしなければ、同盟国でも守ってくれない。条約など紙切れですぐ反故にされる。それが今回のウクライナ侵攻で明らかになった。

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行政という生き物

 政治問題で不条理なことがあっても、声を上げず黙っていると、生物としての行政は、市民の声を吸い上げる能力を低下させ、横暴になっていく。大垣市民が声を上げず、大垣市長の小川敏の無為無策の政治を黙認したから、20年後に大垣市の思考能力、行政能力が衰退して、大垣市が没落した。当たり前の自然現象である。

 市の行政を批判する目をつぶると、見えるものも見えなくなる。だから増税されても気が付かなくなる。市民としてご臨終である。

 

体力低下を実感

 最近のコロナ禍で、つい自宅で過ごす時間が長くなってしまった。最近やっと散歩を再開したら、てきめんに体力が落ちていた。歩くのが面倒くさいと思っても、散歩を欠かしてはダメである。

 右手に志、左手に算盤を持ち、背中に我慢を背負い、足を引っ張るもう一人の怠惰な自分を引きずり、前を向いて歩こう。人は歩くことを止めたら、死がある。生涯現役のためにも、歩き続けることだ。

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 馬場恵峰書

 

2022-03-25  久志能幾研究所通信 2342号  小田泰仙

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2022年3月23日 (水)

「脱炭素」に反抗、「浸炭素(炭風呂)」を楽しむ

 

 炭素は地球上の不可欠な存在である。石炭や石油は動植物の死骸が経年変化で炭化して出来た宝物である。人類はそれと共存して生きて行けばよい。何事もバランス、常識ある行動である。

 それを放置したままにすれば、地球上が不用品に溢れてしまい、逆に環境が悪くなる。自然の循環を阻害することになる。それを「脱炭素」を御旗に騒いで、金もうけしている輩が跋扈している。それに洗脳されてはならない。

 

私の脱炭素

 当たり前に省エネに取り組む、無駄なエネルギー消費を止め、環境に優しい生活を送ればよい。モノを大事に長く使えばよい。無駄なものを買わず、テレビも見ず、必要以上に食べない。私は完全禁酒だから燃費最高値の体である。禁煙なのは当たり前。病気にならないように健康管理オタクである。それこそが脱炭素に貢献する。病気になるのが、最大の脱炭素に反する行為である。現在の日本の医療費は42兆円越えである。なにかおかしい。どこかでバケツの底に穴が明いている。その隠れた犯人はマスコミと汚役人である。

 だから自宅では太陽光発電もしないし、電気自動車もハイブリッド車も買わない。愛車は現在、23年目のガソリン車である。最大の安全運転で省エネ運転を心がけている。市外に出かける時は、必ず電車である。だからガソリン補給は2か月に一度である。

 

P10702501s   馬場恵峰書

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私の「浸炭素」生活

 私は健康管理で、浸炭素生活として炭風呂を楽しんでいる。変な化学製品の入浴剤を使うより、自然な素材の炭を使って入浴したほうが、健康によい。健康維維持こを最大の脱炭素である。

 炭風呂には、炭のミネラルと遠赤外線効果で、お湯をまろやかにして体をぽかぽかと温めてくれる効果がある。私はもう10年間程、炭風呂を愛用している。

 お風呂を沸かすのも、深夜電力を使うエコキュートである。ガスを使うより安い。

 

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  お風呂の入れた炭(洗濯ネット内に炭が入っている)

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脱炭素泥棒

 現在、「脱炭素」を御旗にその利権を漁っている輩が横行している。太陽光パネルの利権である。民主党時代に、太陽光発電補助金の名目でその電気代を全家庭に負担させている。明確な利権事業、脱炭素泥棒である。民主党時代の負の遺産である。中国の太陽光発電のパネル生産で、小泉ファミリー、河野ファミリーが法外な利益をむさぼっている。またその「脱炭素」に扇情されて、米国が新規の石油開発を止めたのが遠因となり、愚かな戦争まで始まっている。我々はもっと真実に目を覚ますべきだ。

 

ぐれた偶像

 ぐれた少女が、環境保護の御旗の元、うまく利用されて環境破壊に貢献している。わざわざ地球エネルギーを余分に使い、大西洋をヨットで横断して環境会議に参加してそれをアピールしている。その事前準備で大の大人が数人、旅客機で数回大西洋を往復しているとか。それらの表の行動だけをNHKが賛辞する番組で日本人に洗脳教育をしている。余りに偏った思考回路である。税金の無駄遣いである。

 

ドイツの偏狭行動

 ドイツはその民族性のせいで、何事も極端に走り過ぎてきた歴史がある。それを見ると、ドイツ人は知識を溜め込むが、賢いとは言えない。環境保護の名目で原発を止め、ドイツ国内の全エネルギーを再生エネルギーに転換した。そのため、ロシアに頭が上がらない状況に自分で自分を追い込んでいる。その一方でフランスから原発の電気を買っている。思考の視野が狭いのか愚かなのか理解不能である。ドイツ国内の全エネルギーを再生エネルギーに転換など理論的に破綻している。それが今回のウクライナ戦争で露見した。

 ドイツは昔から極端に走り過ぎる傾向がある。ナチスへ盲信、ユダヤ人虐殺、排ガス不正、中国べったり、再生エネルギー一本鎗方針などで、血迷った行動ばかりである。第二次世界大戦前も、日本と条約を結びながら、その裏で中国に肩入れをして日本を裏切った国民である。

 最近はドイツはEUの盟主として遣りたい放題である。やればやるほどドイツの貿易黒字が増えて、ドイツが儲かる仕組みである。理想のEUという体制は、どこか無理がある。ドイツだけが得をするシステムである。富める国は、ますます富み、貧しい国は搾取され続ける。それが今のEUである。

 その生贄としてギリシャが捧げられた。EUからの仕打ちでは、自国で通貨の自由がないので、経済再生が難しい。通常の国は、関税や通貨の変動で国内企業を守って再生させるのだ。それがEUからの制裁で困難である。ドイツだけが輸出で大儲けである。

 

2022-03-23  久志能幾研究所通信 2340号  小田泰仙

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2022年3月22日 (火)

ウクライナ大統領の姿は、岸田首相の未来の姿

 

 国のリーダーの最大の責務は、国民の命を守ること。戦争は国民の命を奪う惨事で、絶対に避けねばならぬ。戦争をするのも、戦争を仕掛けられるのも、大罪である。そういう状況になったのは、リーダーの責任である。それを回避する政治をしなかったのだ。

 戦争になってからいくら勇敢に戦っても、後の祭りの政治活動である。それは手遅れの行動なのだ。

 孫子の兵法は、戦わずして勝つのが最高の兵法である。

 

平和な時代の終焉

 ロシアがウクライナ侵攻をして、平和な時代が終わり、弱肉強食の時代になた現実が露見した。国連など頼りにならない。国連の2大大国のロシア、中国が拒否権を行使すれば、軍事大国はやりたい放題の時代に逆戻りしたのだ。

 共産主義の狂人が権力を握ると、「力こそ正義」と核戦争も辞さない狂気を発動する。我々は自身で自国を守らねば、滅ぼされる。

 

どてっぱらに刃を突き付けらたら 

 ウクライナは地政学的にやばい場所で、ウクライナがNATOに入れば、ロシアから300キロほどの距離の場所にNATOが核ミサイルを配備する。そうるればプーチンが黙っているわけがないのは、理性ある政治家ならわかるはずだ。

  例えれば、中国に占領された京都に、東京を狙う核ミサイルを配備されるようなものだ。

 それをウクライナ大統領はNATO加入に走り回り、虎の尾を踏んだ。ロシアの侵攻の流れは政治の定石である。私がロシア大統領なら、侵攻はしないが、然るべき対応処置はするだろう。相手の立場になって考えれば自明のことだ。自分の国は責任者として守らねばならぬ。

 

キューバ危機

 同じことを旧ソ連の当時のフルフチョフ首相はキューバでやらかした。アメリカのどてっ腹にあるキューバに核ミサイル配備をしようとした。ケネディ大統領が激怒して、核戦争寸前のキューバ危機になったのは1962年のことだ。

 立場が変わり、ロシアがNATOの核ミサイルを配備される恐れが出たので、プーチンは行動しただけだ。ジェレンスキー大統領の政治がお粗末あっただけだ。ジェレンスキー大統領は歴史を知らなかっただけ。もっとうまく立ち回れたはずなのに。そういう大統領を選んだ国民にも責任がある。

 

日本有事

 ウクライナの姿は、明日の日本の姿である。中国とロシアは日本を虎視眈々と狙っている。中ロは連日、領海侵犯、領空侵犯をしている。学術学会に軍事スパイを送り込んでくる。マスコミも媚中派社員だらけである。中国は1900発のミサイルを日本に向けている。日本に対して領海侵犯する軍艦が2000隻もある。それに対してそれを守る日本の軍艦は500隻しかない。

 もし中国が日本に攻撃をしても、米軍は直ぐには反撃しないだろう。戦争になって、日本が火の海になってから、ゆっくりと軍事産業が武器を消費するため(金儲けするため)、米軍に大量に武器を送ってくるだろう。火事は大火になった方が、儲かるからだ。現在のウクライナ侵攻の状況を見れば、日本有事の際の米国の行動が予想される。米国は冷徹である。

 

ノー天気は犯罪

 今の岸田政権は、現在の危機状況に危機感を覚えず、「検討使」としてノー天気で過ごしている。責任者はやったことだけではなく、やらなかったことにも責任が問われる。岸田には、聞く耳はあっても、意思を表明する口も、行動する足もない。このままでは日本沈没である。そういう政治家を選んだ国民にも責任がある。もっと声を上げよう。

 

ジェノサイド大好き民族

 ロシアは人民を6000万人、中国は4000万人、アメリカは1000万人を虐殺した前科がある。そういう国に取り囲まれている自覚を持たないと、殺される。

 アメリカは武器産業を儲けさせるため、ウクライナには軍を送らず、手を出さないと公言して、ロシアを唆した。戦争が始まって、米国は武器を売り大儲けである。米軍事産業は大喜びである。なにせトランプ大統領時代は戦争がなく、米軍事産業は飢えていたのだ。ロシアも米大統領がしっかりしていれば、戦争などしかけない。バイデンは軽く見られたのだ。なにせ認知症が進んでいるようで、その言動が酷い。

 日本有事では、中国、ロシアに最初の攻撃をさせる画策をするだろう。その後、米国は武器を売って漁夫の利を得るのだ。それが現在のウクライナ侵攻の裏の姿から透けて見える筋書きである。

 

自衛隊は保険

 保険とは、最悪の状況にならないように費用をかけることだ。それで「事」が起きなければ、その費用は最大の費用対効果を上げたことになる。

 自衛力もその保険と同じである。保険があるから敵国は容易に攻めてこれない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない。それと同じだ。夜に寝る時、玄関に鍵をかけると同じである。その防衛力増強に反対する野党は、敵国の回し者である。その議員に投票する国民は、日本の癌細胞である。政党支持率を見ると、共産党の支持者たちは60歳以上の老人ばかりだ。全共闘の成れの果てのようだ。彼らはこの50年間、何を学んだのか。

 

がんの侵略戦争

 がんで年間37万人が死んでいる。人をがんにする要因である食品が、テレビ、マスコミ上で氾濫している。まるで毎日、自分への体への領海侵犯である。それに対してけしかけているのがマスコミだ。その食材や添加物・防腐剤を認可する汚役人たちである。汚役人たちは自分達の利権確保に忙しのだ。

 自分の体は自分で守らないと、誰も守ってくれない。そのために少し高い食材を買うのは「保険」である。美味しい食材(罠)を避けるのは危機管理である。それは自分の体を守る自衛隊の維持費である。

 

2022-03-22  久志能幾研究所通信 2339号  小田泰仙

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2022年3月20日 (日)

「うるせい、糞ばばあ!」 サイコパスにスカッとミサイル発射

 

 今まで我慢してきたうっぷんを、「うるせい、糞ばばあ!」スカッと快感ミサイルを鬼婆に発射して、スカっとした。半年前の町内草取り行事の時である。もっと早くミサイルを撃つべきだった。脳科学者の中野信子氏の話しをYouTubeで聞いて、サイコパス理論に納得した。

 

 その老婆は80歳超えの町内老人会のボスであった。私がこの町内に引っ越ししてきて12年目の出来事である。私がその老婆に出会って、朝の挨拶をしても、最初の1年間は完全に無視された。当初の1年間程、挨拶をし続けたが、無視され続けたので、それ以降、私も挨拶をするのを止めた。転居して数年間は、古参のボスから見て私は新参者なのだろう。

 しかし鬼婆が私に用がある時は、「おい〇〇、あれを」と完全な命令調で言ってくる。私は相手にするだけ無駄で、腹も立つだけなので故意的に避けた。

 半年ほど前、町内公園で草取り行事があり、その老婆が「おい〇〇、あれを」と近寄ってきたので無視したら、「あれ、あんた耳が遠いのかね」と大声で言ったので、「うるせい、糞ばばあ!」と言い返して返り討ちにした。

 

 過去、町内の皆さんがこの老婆の横暴に泣かされていたことを聞いていた。また、その権限を使って、老人会の費用を不適正に使っていることも判明したので、それも前提に、町内の人が大勢いる中で、わざと皆さんに聞こえるように大声での反撃である。老婆は、過去にそんな反撃を受けたことがなかったため、効果てきめんであった。

その後、公費の不正使用を暴き、大人しくさせた。来年度から老人会のボスの座を降りるという。20年間の君臨であった。

 

 この種の精神異常者は、厳しい対応をしないと、社会の為にならない。この老婆はサイコパスである。黙っていれば、調子に乗って町内の社会に害を流す。

 

問題あるボスとはサイコパス

 サイコパスとは、共感性の欠如した精神的な欠陥がある性格をいう。その性格を持った人物の事例は、比叡山焼き討ちを平然とした織田信長、親族を血祭りにあげた老年期の豊臣秀吉、現代の連続殺人犯、拝金主義に邁進して成果を上げる「名」経営者、不倫で不倫相手の夫を奪っても相手の妻の悲しみも恥も感じない女性議員、嫁いじめをする姑、いじめっ子、等である。

 要は、その行為をして相手がどれだけ悲しむかを考えることが出来ない性格である。悲しいことに、そういう人間だから、冷酷に首切り人事や金儲け経営に徹することが出来る。それ故、名経営者と呼ばれることさえもある。例えば当時の日産のカルロス・ゴーンである。

 大垣前市長もサイコパスの気があったようだ。今、振り返り、その行動に納得している。

 

サイコパスの10の特徴

表面上は口達者

利己的・自己中心的

自慢話をする

自分の非を認めない

結果至上主義

平然と嘘をつく

共感ができない

他人を操ろうとする

良心の欠如

刺激を求める

 

「サイコパス(精神病質者)の10の特徴と診断基準|実はあなたの周りに・・・?」 https://keiji-pro.com/magazine/10/

 

 そんな経営者の部下になったら、脱兎の如く逃げるのが最善の手である。その状況下でいくら抵抗しても無駄であるからだ。相手は組織内で権力を握っているからだ。その上司が裁きを受けるのは、20年後だから、それまで、権力のない下っ端が潰される。君子逃げるに如かず。その支配下で過労死など、哀しすぎる。

 

 私も一時期、そんな上司の下で働いたことがある。ひたすら暴言に耐えた日々であった。その対応は正しかった。私の1年後輩のD君は、その上司に逆らって海外の営業部に飛ばされ、病を得て50歳近くで世を去った。その上司はその後、常務まで上り詰めた。

 中野信子氏によると、サイコパスの人間は、米国では4%、日本では1%の割合で存在するようだ。サイコパスの経営者が会社の業績を上げる。だから米国企業は儲かり格差社会が出来ている。それが社会にとって幸せかどうかが別問題だ。

 日本はブラック企業度が世界4位である。私はそのビジネス戦争の中を生き延びたことを喜びたい。

 

2022-03-20  久志能幾研究所通信 2337号  小田泰仙

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2022年3月15日 (火)

「新型コロナ」報道対策で核兵器を使う? 

 

 最近は、ウクライナ侵攻のニュースがメインで、新型コロナウイルス報道の陰が薄くなった。今までが新型コロナウイルスに過剰報道で、痴呆的なタレントがワイド症でバカ丸出しの解説をしていた。私はそんな番組を見ないが、病院の待合室では、そういう類の番組が流されていて、嫌でも目に入り、不愉快極まりない。

 

 最近はウクライナ侵攻で、プーチンの核兵器使用の脅しが話題となっている。マスコミはその脅し発言に沸騰して、その新型コロナウイルスニュースは、以前よりも格段に少なくなった。それで正常なニュース報道になったようだ。そのため新型コロナ感染も実際に収まってきた。もともと普通の風邪のレベルまで感染力が激減したのに、今までが過剰報道が過ぎたのだ。

 コロナの伝染病指定を2類から5類に下げることもせず、2類のままに放置するから、医療施設がひっ迫する。政府もマスコミもマッチポンプである。それで政府もいかにもやっていますとの演技である。

 その間に、日本経済は壊滅的被害を受けた。それは政府のやらかした人災である。欧米に比べて、日本は後手後手の対応である。それで日本経済が大打撃である。

 要は、プーチンの核兵器使用の脅し発言で、新型コロナウイルス報道が雲散霧消したわけだ。日本の報道に自主性がなく情けない話である。

 

対策

 扇情的なワイドショーを潰すには、そんな番組を見ない事。それだけである。扇情的な報道が、日本を滅ぼす。それを見る国民の責任である。その番組の合間に癌の原因となる食品のCMを見せられ、ついそれに手を出してしまうのだ。流行り病が収まり、忘れたころの10年後に日本人のがん患者が激増するのだ。その真因は、亡国のマスコミ・テレビである。

 

静かなる核攻撃

 私は核兵器よりも、がんが怖い。日本では、がんで年間378,358人も死んでいる(2020年)。それも年々増加傾向である。日本人の3人に一人ががんで死んでいる。その恐ろしさは、自身ががん患者になってみないと分からない。

 がんは生活習慣病である。その生活習慣病にさせる要因の大きな一つが、テレビの食品CMである。

 テレビの食品CMで洗脳されて飽食して、その結果、がん以外に生活習慣病、循環器系の病気になり死亡する人が約30万人もいる(2020年)。

 65歳以上の15%が認知症になる現実が恐ろしい。日本には2020年現在、約602万人の患者と推定される。認知症は脳死と同じである。その原因もテレビの食品CMで洗脳されて食べてはいけないものを食べてしまうのが原因だ。例えばショートニングや添加剤、防腐剤、過剰な糖、脂、油、酒である。

 私はテレビの食品CMは、核兵器より怖しいと思う。サイレントニュークリアアタック(静かなる核攻撃)である。

 

 

2022-03-15  久志能幾研究所通信 2333号  小田泰仙

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