「日本列島がん病棟」癌育成の生産性は世界一(2)
「世界保健統計2015」によると、日本人の平均寿命は84歳で世界トップだが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけだ。日本だけ、ガンが死因の第一位である。他国と隔絶している。なぜ日本ではがんによる死亡率が増加し続けているのか、それにはワケがある。
もっとがんになる真因と現実に目を向けて、自分の城は自分で守ろう。国も病院も製薬会社も自分の命は守ってくれない。彼らは自分達の利権で忙しいのだ。お花畑の時代は終わったのだ。
ウクライナ戦争を見ても分かるように、国連も、米国も、WHОも守ってくれない。自分の体は、自分で守らねばならぬ。
がんになってから、慌てて名医を探すよりも、がんにならない生活を送るのが大事である。健康こそ最大の幸せである。
戦争になって華々しい戦果を上げるより、戦争にならない防衛準備をした方が、トータルでお得なのだ。侵攻され、占領されてからでは遅いのだ。
刃物を持って家の回りをうろうろするヤクザでも、こちらが備えを完全にすれば、襲ってこない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいないのと同じだ。
体の免疫力を上げて、正しい生活をすれば、がんになることはない。
ガンになる要因
日本の医療機関も政府もマスコミも食品会社も、日本人ががんになる確率を高めて(生産性向上)、がんで死ぬ人を増やしている。だから日本では癌になる人が増えて、がんで国民を殺すという「生産性」で世界一になった。無為無策では、世界一になれない。日本ががん発生の世界一になったのにはワケがある。ナチスのガス室大量殺人のように仕掛けがある。
その組織の全員が、真面目に全体を見ず、自分の業務に真面目に励むから、日本人の癌が増加するのだ。日本人は、真面目に個別最適の追及を徹底的にしたので、世界一のがん発生になった。
ガンの量産
日本では年間約98万人のがん患者が量産されている。2018年に新たに診断されたがんは980,856例(男性558,874例、女性421,964例)。
日本列島では工場で部品が生産されるが如く、毎分1.8人のペースでガン患者がライン生産をされている。そして年間で約37万人(毎日1,013人)のがん患者が死んでいる。
病院の「がん標準治療コース」はガンの増産(病院は儲かる)
日本のがんセンターでは「がん標準治療コース」で、検診、がん発見、手術、回復療養、抗がん剤治療(放射線治療)が設定されている。
その抗がん剤治療を患者が拒否すると、「抗がん剤治療をしないと命の保証はしない」と脅迫される。大抵の人はそれに従って抗がん剤治療を受け入れる。それで体が衰弱して、死期が早まる。
私はそう脅迫されたが、抗がん剤治療を拒否した。医師とけんか別れである。だから今の命がある。病院の言いなりでは、殺される。
抗がん剤治療ではがんが治らない。製薬会社だけが儲かる。抗がん剤はがんを攻撃するが、同時に健康な組織も攻撃して、体の免疫力を低下させる。人は癌では死なない。癌患者は免疫力が低下して、肺炎等を併発して死んでいる。抗がん剤は逆に命を縮めている。
術後の処置、対処療法
私はがんの手術後、どういう生活をすればよいか医師に聞いたが、「今まで通りの生活で良い」という。
医師は対処療法でしか、ガンの治療をしない。なぜ癌になったか、どうすれば癌が再発しないかには関知しない。なにせ担当医もそこまで分かっていないからだ。
科学とは
医学は科学である。科学とは事象を細分化して分析する手法である。細分化に細分化を繰り返し、全体像が見えなくなっているのが最先端の医学界である。外科医は手術をするだけ、薬剤医は抗がん剤治療を投与するだけ、と業務が細分化されており、ガンの担当医師は再発防止は関知しない。
父の死
私の父も85歳で胃癌が発見され、医師からは「切れば治る」と保証され、私は手術を了承した。父の手術は成功したが、その半年後、肝臓に転移が発見され手術の1年後に他界した。結果は、父を苦しめただけの処置となり、私は後悔の山であった。医師は木を見て、森を見ていなかったのだ。医師を盲信した私がバカだった。
肝臓への転移が発見された後、私は父の手術も抗がん剤治療も、父を苦しまるだけだから、拒否をした。ところが大垣市民病院は、「治療を受けないなら、市民病院から出て行け」である。つくづくと現代医療の冷たさを思い知った。現代の保険制度では、治療をしない患者は、病院の置いておけないという。それから緩和ケア病院を探すのに大騒ぎであった。
日本では癌が死因の第一位、世界と違う。日本だけ異常
【日本人の死因(2019年)】
1位 悪性新生物(腫瘍) 27.3%
2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.0%
3位 老衰 8.8%
4位 脳血管疾患 7.7%
5位 肺炎 6.9%
6位 誤嚥性肺炎 2.9%
7位 不慮の事故 2.9%
8位 腎不全 1.9%
9位 血管性及び詳細不明の認知症 1.5%
10位 アルツハイマー病 1.5%
【世界の死因(2019年)】
1位 虚血性心疾患
2位 脳卒中
3位 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
4位 下気道感染症
5位 新生児固有の状態
6位 気管・気管支・肺癌
7位 アルツハイマー病を含む認知症
8位 下痢性疾患
9位 糖尿病
10位 腎臓病
WHO(世界保健機関)のレポート
2022-03-30 久志能幾研究所通信 2347号 小田泰仙
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