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2022年4月21日 (木)

ウクライナ戦争、我々がすべき戦争阻止行動

 

 無知は人生に壁を作る。知識は力だ。戦争の実態に無知なのは、自国の自衛力の壁に穴を開けること。自殺行為である。まず正しい現状認識こそ、戦争防止の取り組みだ。今の日本には、それが欠けている。

 

 無法国家が暴れる現実は、80年前の第二次世界大戦の時となんら変わっていない。自分の城は自分で守らねばならぬ。

 プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない我々は心身ともに強くならなければならない。自分の身を守ることを他国に頼る弱虫であってはならない。

 軍事的に弱くても良い、我が国を攻めれば手痛い目に会うことを示せばよいだけだ。

 ウクライナは憲法9条が無かったから、ロシアに攻められたわけではない。ウクライナはロシア、米国、英国、フランスと条約を結び、他国に攻められたら4国が守るという条約を提示されたから調印した。それで核兵器を放棄したのだ。

 しかしロシアは核兵器がないから安心してウクライナ侵攻を決行した。米国がロシアを攻めても軍事介入しないと何度も誘いをかけたから、ロシアは安心してウクライナに侵攻した。しかし米国、英国、フランスの3国はウクライナを守ってくれなかった。戦争の前に条約など、「火の用心のお札」と同じだ。

 それどころか、長い間戦争をしなかったため疲弊していた米軍事産業は喜び勇んで武器と輸出した。ぼろ儲けである。バイデンは漁夫の利を得たのだ。これが現実の世界である。

 日米安保条約と平和憲法があるから、日本の平和が守られるというお花畑思想に洗脳された日本人は愚かなのだ。

 

現実に音痴なオジン達が日本を滅ぼす

 それがITに疎いオジンたちは、旧態以前たるマスコミ、テレビ報道に洗脳されている。ウクライナ侵攻の実態を認識できず、現実に実効ある反対などできない。

 それどころか共産党や媚中媚韓媚ロ党とその政策を支持さえしている。ネットを駆使する若い世代は、共産党は支持しないが、70歳以上のその昔に全共闘を支持したオジン達は、今でも共産党や反日野党を支持している。それは敵に塩を送るようなもの。だからそんな無知なオジンに師事された検討子の岸田内閣の支持率が高いのだ。

 

円安は世界の評価値

 世界が日本をどう見ているかは、円を見ていれば一目瞭然である。今や130円をうかがうまでに円安となっている。その分、世界が日本の愚劣な政策に呆れて、日本の信用が無くなっている。

 ウクライナ侵攻にも、中国のウイグル族人権問題にも明確な決断ができないのに呆れているのだ。岸田内閣は、媚中派議員の集団である。

 

日本がウクライナ侵攻に参戦

 ウクライナ侵攻で、日本政府はウクライナに防弾チョッキ、生物兵器用の防護服、ドローン、戦闘服、肘パッド等を送った。それは戦闘部材を供与したことで、戦闘行為をしたことだ。明確な憲法違反である。これは一大臣の許可で出来る内容ではない。検討子の岸田がそれを承認したのだ。日本が戦闘に参加したわけで、それらの戦争行為を黙って見ていれば、日本の平和など守れるわけがない。

 

 

戦争を起こさないための対策

政府を信用しない

 反対の声を上げる。声を上げないと、その政策が承認されたと勘違いしてしまう。

 

媚中議員を信じない、声を上げる、それを非難しないマスコミを破棄する

 中韓ロの回し者議員を支持しない。投票しない。毎日、刃物を持って自宅付近をうろうろすると同じ領海侵犯、領空侵犯をするヤクザのような国になぜ媚びるのか。それは敵国の回しもの議員だ。なぜそんな議員に投票をするのか。議員から落とせば、済む話だ。それを支持する講演会など、国賊者である。まずそこから戦争反対の行動を取ればよい。

 それを報道しないマスコミを排除(視聴しない、購読しない)すればよい。

 

スクランブル費用

 領空侵犯があれば自衛隊機がスクランブル発進する。それでジェット燃料代だけでも800万円程の費用がかかる。1機あたり300万円~400万円の燃料費がかかる。2機で飛んで行くので、1回の費用は600万円~800万円程かかる。それが年間1千回だ。それで80億円の国民の財産が奪われている。血税である。その他に人件費やレーダー探知機の設備費、保全費がかかっている。半端な金額ではない。その費用が奪われている。

 日本政府が少し逆らうと、C国内の日本企業を襲撃、焼き討ちを政府指導でやる。そんな国とまともに付き合う方が異常だ。

 

竹島問題

 やくざな隣国は、竹島を50年前の自衛隊が出来る超区全に無法占領して、返さない。泥棒国家である。

 

北方領土問題

 北方のヤクザ国家は、77年前、日本の敗戦直後、北方領土を強奪した。日本人ウクライナ侵攻を平気で行うヤクザ国家だから返す気などさらさらない。

敗戦後の武装解除し日本兵60万人をシベリア抑留させ、10万人をシベリアで死なせた。私の叔父もシベリアの土となった。

 

ミサイル威嚇問題

 K国は、ミサイル発射の実験をしまくっている。核ミサイルで脅迫している。日本人を誘拐・拉致して平然としている。その数1000人とも言われる。その調査を妨害する国会議員が跋扈している。その議員の投票する人は国賊だ。K国は、人さらい国家である。誘拐罪は、最高刑が死刑の極悪材である。

 

 日本はヤクザ国家に取り囲まれている。なぜ危機意識を持たないのか。それいうと、軍国主義と共産党は言う。無防備で殺されるように仕向ける共産党や野党がよほど非人道的である。そんな党に投票する人の気が知れない。

 

大垣の没落、日本の惨状

 大垣は前市長の独裁的な無為無策の政治を20年間も続けたので、没落した。大本営発表の「おおがき広報」、それを盛り上げる岐阜新聞の提灯記事、中日新聞のヨイショ記事で、市民は真実を知らされなかった。市民はそれに騙されて、目を向けようとしなかったので、大垣行政のやりたい放題の政治に歯止めがなく、大垣は衰退していった。

 このことが嘘でないことは、現実の公示地価の暴落、大垣駅前商店街の没落、を見れば、一目瞭然である。政治は結果が全てであるからだ。

 大垣の今日の惨状は、明日の日本の惨状なのだ。その二の舞を日本政治がされてはならない。

 

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政府 ウクライナに防護マスクやドローン追加支援へ

4/19(火) 11:52配信

 岸防衛大臣は、ウクライナへの支援として新たに化学兵器対応用の防護マスクやドローンなどを提供することを発表しました。

 岸防衛大臣:「民航機による輸送を念頭に調整中であります。準備が整ったものから順次輸送する予定です」

 政府は、これまで防弾チョッキなどの自衛隊の装備品を提供してきました。

 今回、ウクライナからの新たな要請を踏まえ、化学兵器などに対応する防護マスクや防護服に加え、ドローンを提供する方針で「防衛装備移転三原則」の範囲内で行います。

 また、自民党は自衛隊機でインドなどの備蓄倉庫から毛布などの救援物資をウクライナ周辺国へ輸送する実施計画を了承しました。

 政府が近く閣議決定する予定です。

テレ朝news

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae7759a4093c046e546af5946d7e380fa0e0b346

政府 ウクライナに防護マスクやドローン追加支援へ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

2022-04-20  久志能幾研究所通信 2365号  小田泰仙

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2022年4月20日 (水)

感動! ♪おむすびコロリ お家で腐って さあ大変♪

 

 いつも行くお店で握ってもらった「おむすび」を3日ほど忘れて、部屋で放置したら、痛んで食べられなくなっていた。最近、急に暖かくなって常温で放置したのが原因のようだ。それに感動である。それはその「おむすび」に防腐剤が入っていないことが証明されたからだ。

 

腐らない食品

 いつも大規模小売舗のテナントのご飯は、冷蔵庫に入れれば10日経っても腐らず大丈夫である。逆にいくら冷蔵庫に入れたとしてそこまで持つのが不思議であった。食品表示欄で確認しても防腐剤が入っていないが、前述のおにぎりの件と比較すると、防腐剤が密かに入っていると確信した。

 

食中毒事件の発生ゼロ

 このご時世で、これだけ大量の食品が売られていても、食中毒事件は聞かない。それだけ大量の防腐剤が入っているのだろう。食中毒事件が起きれば、そのお店は営業停止を喰らうし、大規模小売店舗から追放だろう。だから防腐剤非表示でも、防腐剤が使われているとしか思えない。だから日本のがんの発生が増える一方なのだと確信した。もう二度と、大規模小売店舗ではご飯を買わないと決心した。

 

危険な食品

 むろん、私は以前からコンビニではおにぎりなど絶対に買わない。ほっか弁店でも買わない。ほっか弁店では、油を使って炊飯しているからだ。そうすると炊いたお米の表面の艶が出て、美味しく見える。また海苔を付けた場合、べたつかず、商品価値を上げられるからだ。私には油はドクターストップであるから、食べない。

 

日本のがん増加の原因

 日本で使用されている添加物数は、1500種類以上あり、石油などから作られる認可された合成添加物の数は350品目以上ある。

 ところが欧米だとその数は30種程度である。その原因は、今の官僚が使命感を忘れて利権に走り、業界の意のままに添加物や防腐剤を認可しまくっているからだ。官僚はその業界への天下りを考えているのだ。

 2022年3月から、いままで「人工添加物」という表示が、単に「添加物」とだけの表示で良いように法律が改悪された。消費者が騙されやすい状況に、汚役人が法律を改悪したのだ。自分達の利権のためだ。

 

 それらの総合結末が、現在の日本だけガンが激増している現実である。日本のがんの原因は、役人の劣化である。大垣の役人の劣化が大垣の没落を招いたが、それが国家レベルとなると、日本人全体のガンの増加となり、日本人の消滅につながる。おそろしい話だ。

 

【世界の化学合成添加物認可数】

 日本    … 約350品目

 アメリカ…約130品目

 ドイツ …約 60品目

 フランス…約 30品目

 イギリス…約 20品目

 https://www.toyota-kenkou-seikatsu-center.co.jp/6269/

 

 汚役人の腐敗防止

 人の心が腐敗するのを防ぐのが修身教育だ。役人はお国の為、国民のためにノブレス・オブリージュの精神で尽くす必要がある。その覚悟が無ければ、役人になどなるべきではない。

 ところ今は役人が拝金主義に汚染されている。今の地方の役所ではコネで入る輩が増えているようだ。それで一般人の2倍に給与を貰っている。それで国民や市民の為に働かないのだから犯罪である。

 だから日本の経済停滞が改善できない。その元凶が政治家と官僚である。国民が声を上げないと日本が沈没する。大垣のガンのような惨状が日本全体に広がるのを防がねばならぬ。

 

身の回りは毒だらけである。自分の身は自分で守るしかない。

 

 2022-04-19  久志能幾研究所通信 2364号  小田泰仙

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2022年4月 6日 (水)

大垣市の町内菌が没落原因 石田市長へ退任勧告

 

 人間の腸内には、2兆個の免疫細胞がある。腸内には100兆個の腸内菌が存在する。その腸内菌(善玉菌)と免疫細胞が人の病気を防いでいる。その腸内菌が正常に働かないから、病気になるのだ。

 同じように都市の中には、各町内を守る腸内菌と同じ働きの町内菌(市役所役人、市内商店街組合役員、大垣中心街の自治会、市民)がいて、その運営を支えている。腸内菌には善玉菌と悪玉菌あるように、町内菌である担当者にも、善玉人と悪玉人があり、その働き次第で街の興亡が決まる。

 

大垣没落の原因

 大垣市は、その腸内菌の悪玉菌に当たる汚役人達が活発に動き、善玉菌が痛めつけられたので没落した。

 大垣駅前商店街組合は、前市長の大垣没落政策を裏で支えたので、この20年間で60%のお店がシャッターを下ろした。それに対して無為無策であった。小倉利之前理事長は、その有様を見て「こんなにも没落してしまって!」と嘆いていたが、小倉利之がその没落の原因を作った主犯の一人なのだ。

 その人間に、市民功労賞が授与されるのは、大垣市が狂っているからだ。

 典型的な愚策は、元気ハツラツ市行事の強引な推進で、商店街は営業妨害を受け、シャッターを下ろす店が続出した。大垣市も大垣駅前商店街組合もPDCAを回さず、愚策を続けた。たぶん利権があったのだろう。そうでないと理屈が合わない。

 実際、小倉利之は商店街振興組合の理事長の立場で、事前に市から再開発の情報を得てうまく立ち回り暴利を得ている。

 

大垣市観光課の汚役人 

 大垣市の観光課の汚役人は、他市から有名店の誘致に全く動かず、衰退を助長した。曰く「うちの部下に、有名店の誘致に走り回らせるような可哀そうなことはできない」と職務放棄をした。だから大垣市駅前商店街は崩壊した。

 岐阜市や長浜市では駅前の商店街に有名店を誘致するため、市の職員が全国を走り回って誘致しているから、繁栄している。大垣市と大違いである。

 

汚役人と駅前商店街組合役員の連携

 大垣市の観光課の役人と駅前商店街組合役員は、密室会議で元気ハツラツ市行事を強引に推進して、大垣の没落を推進した。その会議内容に反対するような意見を持つ組合員は最初から排除である。その運営の会計報告もしない。それをある女将さんがその会計報告の件で質問したら、あとで隅に呼び出されて、叱られたとか。これは犯罪と同じである。

 

自治会役員

 大垣中心街の自治会役員は、見て見ぬふりをして対策に動かなかった。役員として言うべきこと、やるべき行動を取らないのも職務放棄である。だから大垣の衰退が加速した。

 

大垣市長

 その町内の町内菌を支配するのが、大垣市長である。一国は一将によって興り、一将によって滅ぶ。それを前市長の小川敏は実証した。小川敏市政の20年間で、大垣駅前書店街は60%が店を閉め、大垣市公示地価は半値以下に暴落した。公示地価は市場が行政を評価する、神のごとき指標である。大垣市の回りの都市の地価は上がっているのだ。大垣市だけが暴落である。

 その衰退の主犯の小川敏に市民功労賞を贈るのはブラックジョークである。

 

大垣市民

 大垣市民は、東大出の市長だからと盲信したので、誰も反対の声を上げなかった。上げるべき声を上げないとどうなるかを大垣市民は学んだ。

 今の危機は、その同じ危機が、後任の大垣市長石田仁によって踏襲されていること。市民の為の街づくりと大嘘を言いながら、年間5千円の増税となるゴミ有料化を議決して、進めている。大垣市より財政が豊かでない岐阜市は、ゴミの有料化はしていない。

 

市長退任勧告

 市民と大垣市を大事にせず、市民に寄り添わない石田仁氏には3年後の選挙で、大垣市長を退任してもらうしかない。市民に寄り添わない市長は、A宮家と同じで世間から浮いている。何もしないことを「挑戦」だと言い換えし、前市長の大垣没落作戦を「踏襲」すると宣言するなど非常識だ。

 前市長のように、5期連続などとんでもない。そんなことになれば、大垣市が消滅してしまう。今でも全国で1799有る市町村のうち、2040年までに896の市町村が人口減で、消えると言われている。悪玉菌の町内菌は、今でも危機意識なく無為無策である。

 

 

2022-04-06  久志能幾研究所通信 2354号  小田泰仙

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2022年4月 5日 (火)

いじめっ子の貴方が病気の原因

 

 人間の腸内には、2兆個の免疫細胞がある。腸内には100兆個の腸内菌が存在する。その腸内菌(善玉菌)と免疫細胞が人の病気を防いでいる。その腸内菌をイジメる食品を取るから、病気になるのだ。

 

 腸内は、いわば国内の自衛隊基地である。それを自分の快楽の為、自衛隊基地内の自衛官を脅かす生活をするから病気になる。自衛隊基地には善玉菌(自衛官)が待機しているのだ。その自衛官が全身に出張して、外部からの病原菌と闘っている。

 だから大腸がんや他の臓器のがんは発症するが、小腸がんは存在しない。いわば自衛隊基地が日本を攻撃するわけがないと同じである。

 

身内の敵

 恐ろしいことに、日本国内では、共産党や立憲民主党が軍備の増強に反対している。まさに自衛力を弱めて共産国家からの侵略を助けるようだ。耳障りの良い言葉で国民を騙そうとしている。しかしウクライナ戦争が、いかに共産党が恐ろしかを教えてくれた。

 同じように、美味しいものを食べ過ぎて、体内免疫力が低下すると癌にもなり、新型コロナウイルスに対しても免疫力が低下してすぐ死んでしまうのと同じである。いかに免疫力が大事を認識させてもらった。

 

イジメの食事

 以上は、2022年4月4日、真島消化器クリニックで真島院長から、「善玉菌をイジメる食事をするから病気になる」と教えられて気が付いたことだ。

 体にいいと思って間違った考えの食事をするから、善玉菌をイジメることになる。例えばニンニクや酢は、殺菌作用があり、体に良いと信じられている。しかし多く食べるとそれらの食材は、善玉菌をイジメてしまう。それで逆に免疫力が低下する。酒やたばこ、添加物、防腐剤も同じである。肉や冷たいもの、甘いものは消化が悪く、善玉菌に負荷をかけてしまい、結果として免疫力を低下させる。また睡眠不足、過度なストレス、過食も同じである。だからガンが増加している。

 

60年間の成果?

 この60年間の狂った食生活や狂った生活が、アトピー、ガン、認知症を発症させたと思う。60年前の私の小中学校時代は、アトピー、ガン、認知症などほとんど聞かなかった。それが、今や日本人の2人に一人ががんになるなど狂っている現状である。日本だけが、他の先進国に比較してガンが増加している。その片棒を食品会社やマスコミが担いでいるが、それには口をつぐむ。

 癌になるのも、認知症になるのも、己が身内の善玉菌をいじめた結果なのだ。因果応報なのだ。ガン封じのお札を貼ろうが、癌の名医にかかろうが、善玉菌の恨みと復讐は怖い。なんでも元を断たなきゃダメなのよ。

 

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 馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

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2022-04-05  久志能幾研究所通信 2353号  小田泰仙

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2022年4月 3日 (日)

「日本列島がん病棟」ルネサンス、復活(6)

 

命の再生

 命とは、ご先祖から与えられた「この世で使える時間の総量」である。それが自己管理不備で、激減する危機にある。これは危機管理として、全力で立向かうべき人生の仕事である。

 その命を不養生に扱うとすぐ命はダメになる。命は露よりも儚い。それを病気という形で佛様は教えてくれる。有難いことに、病気になっても直ぐに死ぬわけではない。執行猶予として仏様が己を病気にするのだ。病気ですぐ死んでは、地獄である。しかしその病気の中でも、ガンは実刑に近い警告である。

 

 それで生活を改めればよいが、往々に生活スタイルを変えずに、やりたい放題だから、ガンが再発して死ぬのだ。因果応報である。タバコや酒が原因で病気になっても、禁煙も禁酒をしない人も多い。それで病気が再発すれば自業自得である。

 「酒は百薬の長」は大嘘である。酒は少量でも発がん性物質である。

 

組織を蝕む癌細胞

 工場生産でも、問題があれば原因を探して、対処する。その再発防止をしないからタカタや日産、三菱自動車等のように、倒産の危機に堕ちるのだ。身内のガンを放置するからリコール問題が発生するのだ。

 日産のカルロス・ガーンがガンの核となり、日産を蝕んでいった。がんを放置すれば、ガンは全身に転移するのだ。それを日産は証明してくれた。

 大垣の小川敏も無為無策で無責任・放漫行政をしたから、その体質が大垣行政マンの全員に転移して、大垣市は没落した。政治は結果が全てだ。大垣市の公示地価は小川敏市政の20年間で半値以下に暴落し、大垣駅前商店街の60%がシャッターを下ろした。ガンが大垣市の全身に転移したのだ。

 

汚役人の体質の伝承

 ガン体質の問題は、その時期だけではなく、次期政権や次期経営陣もそれに染まって癌細胞のようになることだ。小川敏の後任の石田仁政権は、大垣の財政が岐阜市より豊かなのに、ゴミ回収券の有料化を決めた。岐阜市はごみ回収券が無料なのだ。これで大垣市の母子家庭でも年間5千円の「増税」と同じことになる。何が子育て日本一なのか。何が「挑戦」なのか。石田仁市長は前任者の無責任さと市民無視を「継承」して、市民をイジメる市長であり、市民に寄り添わない市長である。市民の声は3年後の市長選挙で明白になるだろう。

 

自分は体の工場長

 自分は「自分有限会社」の工場長なのだ。自分の体の健康管理の総責任者である。問題が分かれば、それに真摯に対処しなければ無能な管理者である。大垣市の行政や日本政府の異常さに声を上げないと、住んでいる体(都市)が崩壊する。自分の体は世の象徴である。

 

看々臘月尽

 これは禅の言葉である。がんになって良かったことは、その命の儚さを思い知らせてもらったことだ。

 命は日々尽きていく。「臘月」は、12月の別名である。「看々」は、良く見なさいの意味だ。この言葉を解釈すれば「もう十二月も終わってしまう。月日の流れの早さをよく見よ」である。「臘月」は、12月を示すと同時に私達の人生も暗示する。12月があっという間に終わるのと同じく、人生もあっという間に終わってしまう。ぼんやり生きず、命の尽きる時をしっかり見なさい、と諭している。

 

癌になってよかった

 癌になって良かったことは、それを再認識して、命のルネサンス(再生)に取り組めたことだ。手を打たないと加速度的に命は尽きていく。それで人生の大事に気が付き、やるべきことが明確に意識された。日暮れて途遠しであるが、遅すぎるということはない。今からでも遅くない、人生の残業時間に挽回をしよう。

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   馬場恵峰書

 命尽きて、冥途への道を歩むとき、「生きている間はよくやった」と胸を張ってご先祖も元に行きたい。

 

2022-04-03  久志能幾研究所通信 2351号  小田泰仙

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2022年4月 2日 (土)

「日本列島がん病棟」リストラ、解雇(5)

 

癌の原因

 癌になった原因の究明とその結果は、再発防止の療養治療中に判明した。あくまで私の推理の結論で、真の正解は分からない。私の今までの研究開発時代に身に着けた問題解決方法での結論であった。それを信じて、いまでも邁進している。

 原因が分かれば、倒産寸前の「自分有限会社」をリストラをして、再建しなければならぬ。体に害を与えている社員を解雇である。まず体に怠惰な考えの古い自分を解雇である。

 

再発防止治療

 癌になったとは、自分有限会社が放漫経営であり、破産寸前になったのだ。その再建を早くしないとあの世行きとなる。何時かは行くあの世だが、まだこの世でやることがあり、逝くわけにはいかない。

 

 そのため、抗がん剤治療を拒否した代わりとして、代替医療を探した。それで別病院で高濃度ビタミンC剤の点滴と腹部を温める療法を受けた。当初はその種の病院をネットで探し当て、横浜まで足を伸ばし、検査を受けた。その後、地元でも対応できる病院の船戸クリニックが見つかり、そちらで再発防止の治療をうけた。

 

船戸クリニック

 院長の船戸先生は、ご自身が10年前にがんになり、患者の気持ちを理解して対応してくださり、信頼を置けて安心して治療が受けられた。今までの大病院の先生は、船戸先生に比べると冷たい感じがする。

 

保険外治療の費用

 代替医療での問題点は、その治療に保険がきかない事。毎回、3万円前後の治療費がかかった。それが週2回、それが半年ほど続いた。癌になると金がかかる。通常ではがんになると、2,3百万円の金がかかる。それ以外に見えない金が消えていく。しかし命の為、必要な金だ。

 

 国の標準治療では癌の再発防止にならないと判断した。国はがんになってからの医療に力を入れるが、がんにならない治療こそ大事なのだ。がんになってからでは遅いのだ。

 

ナグモクリニック

 同時期、NHK岐阜文化センターで南雲吉則先生の講座があり、そのご縁で南雲先生に検診を受けることになった。南雲先生はあのゴボウ茶で有名な先生である。実際は、南雲医師は乳がんの専門医である。そこでナグモクリニックで癌再発防止の知識とビタミン補給の治療を受けた。血液検査で、栄養状態を調べたら、ビタミンD不足とのこと。その栄養錠剤を服用して解消した。

 先生の著書から、ガンの原因は狂った生活習慣、狂った食生活だと教えられた。思い当たることが多々あり、その改善に精進を始めた。

 

真島消化器クリニック

 3年前から高血圧の治療のため大垣市から久留米市に年に数回、通っていた。大垣から久留米まで4~5時間の距離である。体の保全のためには距離のことなど言っていられない。

 長年の悪食のため血管内部にプラークが蓄積し、血流の流れが悪くなり血圧が上がる。その必要な血圧を降圧剤で下げるから、ガン等を防ぐ免疫酵素までも毛細血管の末端まで届かず、がんや病気になると推定した。

その高血圧も、真島先生の食事指導で改善した。薬は処方されず、食事指導だけである。なんでも薬に頼る現代の医師に比較して、古武士のような真島先生を信用した。

 しかし、高血圧の完治前にガンになってしまったが、今後のがん予防の恒久対策としては正解であった。

 

2022-04-02  久志能幾研究所通信 2350号  小田泰仙

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「日本列島がん病棟」 治療と真因の模索(4)

 

 2018年12月25日に河村義子先生ががんで亡くなり、私はそれで胸騒ぎを覚え、2019年1月にがんの検診を受けた。それで私にガンが見つかり、愛知県がんセンターで2月に手術を受けた。そこは河村義子先生が入院されていた病院である。先生の家族の紹介で愛知県がんセンターに決めた。「大垣市民病院は野戦病院と同じ」と言われたのが決め手となった。20年前の父のがん手術での大垣市民病院の嫌な思い出も決め手となった。

 

余命宣告

 がんの手術後、担当医師からステージが進んでいて5年後の生存率51.6%と宣告された。同じ病気の人が5年後までに、半分が死ぬのだ。不思議なことに、がんを宣告され、余命宣告されても、冷静に受け止めることが出来た。よく言われるように、頭が真っ白になることはなかった。癌の進行状況はかなり進んでいるが、まだ転移もないため、術後の正しい処置をすれば出直せると思ったためだ。

 

理系の対応

 それからやるべきことは、理系の人間として、ガンの再発防止とその発生原因の追究と恒久対策を考えるだけである。

 まず緊急対応として、手術をして患部を除去した。その後、再発防止を施し、真因を探し、恒久対策をする。今まで仕事で経験してきたトラブル処理法を準拠したまでである。

 「ああ、体という機械が故障したのだ。しかし心までは壊れていない。手遅れではない。その発生した原因を探り、根本原因を除去すれば直る」である。トヨタ生産方式である。

 それを医師の余命宣告を信じると、それが洗脳教育となり、本当にその期間で死んでしまう。私はそんなことで死んでたまるか、と智慧を使ってしのぐことにした。闘うのではない。起きた自然現象を受け入れ、その対応を考えたまでである。今まで仕事で何度も機械の故障や体の不調のトラブルでその対処をしてきたので、正しく処置をすればよいと考えただけだ。

 結果として再発防止の治療を受けている間に、良き先生と出会い、真因を見付け、恒久的な再発防止を施せた。

 

情報収集

 本を読み漁り、情報を探し、よき医師を探して、がん再発防止を研究した。分かったことは、癌専門医でもまだがんは分からないという現実である。癌に関しては百家百論が溢れていた。癌専門医でもがんで倒れている現実である。

 

抗がん剤治療

 まずやるべきことは、間違った治療の阻止である。今まで得た知識で、抗がん剤はダメだと認識していたので、愛知がんセンターの薬剤医師と喧嘩別れをして、抗がん剤治療を拒否した。「命の保証はしない」と脅かされたが、それでも抗がん剤治療は拒否をした。その治療は対処療法の最たるものだ。

 

癌の原因探し

 担当医師は、「手術後の生活は、今までと同じ生活スタイルで良い」という。20年前、父が癌になり、その後の対処方法を医師に聞いたが、それと同じ回答であった。それではおかしいと思い、再発防止をネットや書籍で探しまくった。癌になったのには、因果応報で、がんになった原因があるはずだ。それを見付けないと再発する。なんでも元を断たなきゃダメなのよ。

 判明した結論は、狂った生活習慣、狂った食生活習慣が原因であった。がんは生活習慣病であった。原因さえわかれば、解決策は簡単である。

 

2022-04-01  久志能幾研究所通信 2349号  小田泰仙

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2022年3月31日 (木)

「日本列島がん病棟」勤勉に癌生産で世界一に(3)

 

 日本人の平均寿命は84歳で世界トップだが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけ。日本だけ、ガンが死因の第一であるのは、日本人の特質の真面目さで「お仕事(癌を増産)」に取り組んだ結果である。そのため日本だけが、がんによる死亡率が増加し続けている。

 因果応報で、原因がない結果はない。その事実から目を逸らさず、真因を探して対策を打つべきだ。そうしないと日本が衰退する。日本の危機なのだ。

 

人間の進化・退化

 人間の精神能力は2000年前と変わらない。それは2000年前の偉人の著書を読めばよくわかる。むしろ現代の人間は、2000年前より精神的に劣化していると言える。その状態で情報や人間関係がより複雑になり、人間の脳がその負荷に耐えられなくなり、ストレスでガンになっているようだ。

 余りに物質文明に毒されて、取ることばかり考えるから、精神的に病むのだ。その末路が癌である。もっと利他の精神を取り入れれば、人間関係のギスギスがなくなり、ガンが減ると思う。体よりも心の教育が必要だ。何のために生きるのかを見失うから、強欲の世界に堕ちて、癌になる。

 私が学生の頃の60年前は、がんで死ぬ人など稀であった。それが今では、2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ。それだけ日本の精神状態が悪化したのだ。それさえわかれば、対策は打てる。

 

愚人は部分最適に全力

 日本人は真面目で会社の為の必死に働いている。会社の利益のために働いても、それが癌を誘発する食品の売り込みではブラックジョークである。日本人は会社の為として、知恵を絞って働くのだ。そうやって一時期は高度成長を成し遂げ、結果として公害大国になっていった。経済を追い求めすぎた結果、自殺大国、交通事故大国になっていった。やっとそれが解消されたら、今度はがん大国になっていた。現在の姿は、そんな歴史を踏んできた結果である。木を見て森を見ない国民性の為である。

 

汚役人は利権まみれ

 役人たちは、防腐剤、添加物を国民の為として、認可を進めてきて、欧米の10倍以上の薬品を認可してしまっている。それが癌の遠因になっているが、自分達の成果を追い求め、国民の健康は二の次になっている。認可を緩くすれば、自分達の天下り先や、利権で自分達にそれが返ってくるからだ。

 

成果主義でヒイヒイ

 商業精神旺盛なマスコミはテレビ局の社員は、社の売り上げ増大の為、清涼飲料水、酒、たばこ、油製品、菓子類をCMで宣伝しまくっている。一般社員は成果主義、上からの圧力でやらざるを得ない。それが癌の拡大につながっている。欧米の成果主義の導入の果てである。

 

製薬会社のジレンマ

 製薬会社も売り上げ重視で、対処療法の薬を開発にしのぎを削る。その薬が効かなくなると、またその改訂版の薬を出す。昔からの安心できる薬は利益率が低いので、販売中止である。その薬ががんを招く。

 私は20年来、降圧剤を飲んでいたが、記憶力低下をきっかけに高血圧の原因を追究し、その対策をして降圧剤の服用を止めた。降圧剤は血圧を下げるので、血液が全身の末端まで回りにくくなり、大事な免疫酵素も全身に回らなくなる。それが癌の遠因となると推定される。

 

日本人の繊細さ

 最近は悲惨な事件が多いが、その原因としてサイコパスな人が増えたと言われる。サイコパスとは共感性の低い性格のことである。サイコパスの割合は、米国人が4%ほど、日本人は1%ほどと言われる。その分、日本人は他人の痛みや悲しみを感じる割合が大きい。その分、イジメや上からの圧力に弱く、メンタルで倒れる人が多い。その精神的ダメージががんを発生させる。

 グローバル経済主義で成果主義が蔓延し、メンタルで病む人が増えた。当然、ガンも増える。日本には長年の伝統で年功序列が適しているが、グローバル経済主義に染まった企業は、それを許してくれない。

 物でも壊れそうになったら、その使用を止める。精神を壊されそうになったら、逃げればよいのだ。何もブラック企業の奴隷になることはない。

 

人間関係

 日本は世界でも自殺率が高い国である。自殺率の高さで世界7位である。その分、国民は精神を病みやすく、癌になる確率も増える。日本社会がギスギスしだしたのも原因である。

 

タバコの規制がザル

 夫がタバコを吸うと、妻の癌になる確率が激増する。夫は肺がん等で当然に癌になるが、妻がそのとばっちりを受けるのだ。多くは乳がんを発症して、それが原因で死んでいる。乳がんはこの40年で4倍に増えた。

 東京オリンピックを機に、法律が整備され飲食店での喫煙が制限されたが、ザル法で効果が少ない。国会議員がやることがいい加減なのだ。なにせ国会議員の喫煙率は高い。喫煙者の議員に投票する国民の責任である。

 

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 馬場恵峰書

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2022-03-31  久志能幾研究所通信 2348号  小田泰仙

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2022年3月30日 (水)

「日本列島がん病棟」癌育成の生産性は世界一(2)

 

 「世界保健統計2015」によると、日本人の平均寿命は84歳で世界トップだが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけだ。日本だけ、ガンが死因の第一位である。他国と隔絶している。なぜ日本ではがんによる死亡率が増加し続けているのか、それにはワケがある。

 

 もっとがんになる真因と現実に目を向けて、自分の城は自分で守ろう。国も病院も製薬会社も自分の命は守ってくれない。彼らは自分達の利権で忙しいのだ。お花畑の時代は終わったのだ。

 ウクライナ戦争を見ても分かるように、国連も、米国も、WHОも守ってくれない。自分の体は、自分で守らねばならぬ。

 がんになってから、慌てて名医を探すよりも、がんにならない生活を送るのが大事である。健康こそ最大の幸せである。

 戦争になって華々しい戦果を上げるより、戦争にならない防衛準備をした方が、トータルでお得なのだ。侵攻され、占領されてからでは遅いのだ。

 刃物を持って家の回りをうろうろするヤクザでも、こちらが備えを完全にすれば、襲ってこない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいないのと同じだ。

 体の免疫力を上げて、正しい生活をすれば、がんになることはない。

 

ガンになる要因

 日本の医療機関も政府もマスコミも食品会社も、日本人ががんになる確率を高めて(生産性向上)、がんで死ぬ人を増やしている。だから日本では癌になる人が増えて、がんで国民を殺すという「生産性」で世界一になった。無為無策では、世界一になれない。日本ががん発生の世界一になったのにはワケがある。ナチスのガス室大量殺人のように仕掛けがある。

 その組織の全員が、真面目に全体を見ず、自分の業務に真面目に励むから、日本人の癌が増加するのだ。日本人は、真面目に個別最適の追及を徹底的にしたので、世界一のがん発生になった。

 

ガンの量産

 日本では年間約98万人のがん患者が量産されている。2018年に新たに診断されたがんは980,856例(男性558,874例、女性421,964例)。

 日本列島では工場で部品が生産されるが如く、毎分1.8人のペースでガン患者がライン生産をされている。そして年間で約37万人(毎日1,013人)のがん患者が死んでいる。

 

 

病院の「がん標準治療コース」はガンの増産(病院は儲かる)

 日本のがんセンターでは「がん標準治療コース」で、検診、がん発見、手術、回復療養、抗がん剤治療(放射線治療)が設定されている。

 その抗がん剤治療を患者が拒否すると、「抗がん剤治療をしないと命の保証はしない」と脅迫される。大抵の人はそれに従って抗がん剤治療を受け入れる。それで体が衰弱して、死期が早まる。

 私はそう脅迫されたが、抗がん剤治療を拒否した。医師とけんか別れである。だから今の命がある。病院の言いなりでは、殺される。

 抗がん剤治療ではがんが治らない。製薬会社だけが儲かる。抗がん剤はがんを攻撃するが、同時に健康な組織も攻撃して、体の免疫力を低下させる。人は癌では死なない。癌患者は免疫力が低下して、肺炎等を併発して死んでいる。抗がん剤は逆に命を縮めている。

 

術後の処置、対処療法

 私はがんの手術後、どういう生活をすればよいか医師に聞いたが、「今まで通りの生活で良い」という。

 医師は対処療法でしか、ガンの治療をしない。なぜ癌になったか、どうすれば癌が再発しないかには関知しない。なにせ担当医もそこまで分かっていないからだ。

 

科学とは

 医学は科学である。科学とは事象を細分化して分析する手法である。細分化に細分化を繰り返し、全体像が見えなくなっているのが最先端の医学界である。外科医は手術をするだけ、薬剤医は抗がん剤治療を投与するだけ、と業務が細分化されており、ガンの担当医師は再発防止は関知しない。

 

父の死

 私の父も85歳で胃癌が発見され、医師からは「切れば治る」と保証され、私は手術を了承した。父の手術は成功したが、その半年後、肝臓に転移が発見され手術の1年後に他界した。結果は、父を苦しめただけの処置となり、私は後悔の山であった。医師は木を見て、森を見ていなかったのだ。医師を盲信した私がバカだった。

 肝臓への転移が発見された後、私は父の手術も抗がん剤治療も、父を苦しまるだけだから、拒否をした。ところが大垣市民病院は、「治療を受けないなら、市民病院から出て行け」である。つくづくと現代医療の冷たさを思い知った。現代の保険制度では、治療をしない患者は、病院の置いておけないという。それから緩和ケア病院を探すのに大騒ぎであった。

 

日本では癌が死因の第一位、世界と違う。日本だけ異常

【日本人の死因(2019年)】

1位 悪性新生物(腫瘍) 27.3%

2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.0%

3位 老衰 8.8%

4位 脳血管疾患 7.7%

5位 肺炎 6.9%

6位 誤嚥性肺炎 2.9%

7位 不慮の事故 2.9%

8位 腎不全 1.9%

9位 血管性及び詳細不明の認知症 1.5%

10位 アルツハイマー病 1.5%

 

【世界の死因(2019年)】

1位 虚血性心疾患

2位 脳卒中

3位 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

4位 下気道感染症

5位 新生児固有の状態

6位 気管・気管支・肺癌

7位 アルツハイマー病を含む認知症

8位 下痢性疾患

9位 糖尿病

10位 腎臓病

   WHO(世界保健機関)のレポート

 

 

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2022-03-30  久志能幾研究所通信 2347号  小田泰仙

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2022年3月29日 (火)

「日本列島がん病棟」がん生産工場の実績(1)

 

がん患者生産ライン

 日本では年間約98万人のがん患者が量産されている。(2018年に新たに診断されたがんは980,856例(男性558,874例、女性421,964例)(*性別不詳があるため男女の合計が総数と一致しない)。

 日本列島ではベルトコンベヤーで部品が生産されるが如く、毎分1.8人のペースでガン患者がライン生産をされている。そして年間で約37万人(毎日1013人)のがん患者の死が量産されている。

 

P11204821 愛知県がんセンターの資料

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 ガンの推移  日経ビジネス 2016年2月8日号より

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太平洋戦争の死者数に匹敵

 1937年から1945年の8年間の太平洋戦争で日本は軍人・民間人で総計310万人が死亡した。年間換算で38万人の死者である。現在のがん死亡者数は、それに匹敵する。日本はがん戦争中なのだ。

 1970年代、交通戦争で年間1万人の交通事故死で大騒ぎをしたのに、なぜ現在がんで年間37万人も死んでいるのに騒がないのか。

 

がん患者生産の支援

 マスコミや食品会社、役人たちの陰謀で、日本人ががんになる状況を作っている。発癌性が明白なのに、煙草も酒も宣伝し販売し放題である。発癌性の疑いのある添加剤や防腐剤も清涼飲料水も野放しのようである。添加剤や防腐剤の政府からの認可数は欧州の10倍以上である。役人の利権が明白である。

 毎年、癌患者は減るどころか、増加の一途である。今や2人に一人ががんになる時代である。日本人の3人に一人ががんで死んでいる。何かおかしい。

 

日本列島ガン病棟

 私も2019年1月に癌が見つかり、2月にがんの手術を受けた。そして余命宣告された。5年後の生存率は51.6%だと。5年後は、同じ病状の人が半分は死ぬのだ。その治療の過程で日本列島のガン病棟の異常さとその実態を目の当たりにした。

 昨今、新型コロナウイルスの為、この2年間で27,945人(3月28日現在)が亡くなったが、がんではその同じ2年間でその27倍の約740,000人が亡くなっている。政府やマスコミは口裏を合わせるが如く、新型コロナウイルスの報道は大々的だが、癌の報道は報道規制があるが如くほとんどない。

 

日本のがん治療

 日本人ががんになっても、日本の医療機関は、対処療法の医療処置はするが、根本治療はせず、薬漬け、手術漬けで、放射線療法で、医療機関が金もうけの対象としている。それは議員も役人も薬品行政等で、その端くれでその行為を担いでいる。

 こんな状況なので、がん患者は増える一方で、減る兆しさえない。癌患者は40年前の4倍に増えた。医療費も4倍に増え、43兆円を超えた。これを、日本列島を「がん患者生産ライン」の増産計画と見れば、納得できる。

 

『ガン病棟』、『収容所群島』

 この件で、旧ソ連のアレクサンドル・ソルジェニーツィン著の『ガン病棟』や『収容所群島』を思い出した。氏はノーベル文学賞を受賞したが、共産ソビエトから反政府の犯罪者として追放され迫害を受けていた。もう50年以上昔の共産ソビエトの時代の小説だ。当時、私が高校生の頃、話題になった本である。その状況を見ると、現代日本も同じだと思わせられる。検討使の岸田首相がロシアやC国に甘いのにはワケがあるようだ。要は、彼は日本人の命をなんとも思っていないのだ。媚中派で周りを固めた彼は共産党からの侵略も、ガンの侵略に能天気である。このままでは日本人の命が危ない。

 

 続編(2)では、私のがん手術後の療養生活で、医師の反対を押し切り、自分でガンの再発防止に取り組んだ内容を紹介します。

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

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2022-03-29  久志能幾研究所通信 2346号  小田泰仙

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