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2022年6月 3日 (金)

やっぱり「添加物」が「乳がん」の原因

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 昨日(6月2日)発売の『週刊新潮』6月9日号の紹介です。

 

 人工甘味料の摂取量の多い人は、がんリスク13%増加

 アスパルテームの摂取量の多い人は、乳がんが22%増加。

  肥満関連がんが13%増加

   肥満関連がん:

    大腸がん、胃がん、肝臓がん、口腔がん、

    咽頭がん、喉頭がん、食道がん、

    乳がん、卵巣がん、子宮膜がん、前立腺がん

  フランス パリ第13大学が今年3月に発表した論文より

 

 人工甘味料が使われている食品

  タブレット、飴、ゼリー、ゼリー飲料

  発泡酒、チュ―ハイ、マッコリ、ジュース

  カップ麺、加工肉、代替肉、惣菜、レトルトパック食品

  梅干し、卓上甘味料、ヨーグルト、ラクトアイス

 

 消費者庁の指導により、4月から「人工甘味料不使用」という表示が禁止されることとなった。だから人工甘味料を使った商品を探すためには、自分で原材料表示を見て探すしかない。

 以上は、『週刊新潮』 6月9日号(現在、発売中))記事から抜粋

 

 

 人工甘味料を多量に摂ることは、死亡率38.5%にも及ぶがんにかかる危険性がある。現在年間980,856人(2018年)ががんに罹患して、378,385人(2020年)ががんで死んでいる。それなのに、消費者庁の指導により、4月から「人工甘味料不使用」という表示が禁止されることとなった。これは未必の殺人行為であると私は思う。

 働き盛りの成人を含めて「がん」で、毎年約38万人が亡くなる。これは日本の人口減の大きな原因だ。

 新型コロナウイルス禍で、この2年間で亡くなられた方は、3万人なのだ。それに対して、毎年約38万人(2020年)ががんで死んでいる。しかしマスコミはコロナ禍ばかり報道して、がん死はほとんど報道しない。どうなっているのだ。

 

 新生児数は81万人(2021年)、全死亡者数は138万人(1,381,093人(2020年))である。死亡率38%のがんに罹る人が、約98万人は異常である。ところが、日本のマスコミは3万人が亡くなった新型コロナウイルス禍だけを報道している。それも感染者数だけを強調して報道している。新型コロナウイルスの死亡率は0.34%なのだ。

 コロナ感染者数 8,810,543人(2022年5月29日現在)

 コロナ死亡者数    30,582人(2022年5月31日現在) 0.34%

 

 この現象はマスコミと政府が日本の食品業界の闇を、国民から目を逸らそうとしているとしか思えない。厚生省汚役人は天下り先確保、利権確保で、国民を食い物にしている。それにマスコミが追及しない。

 我々は自分と家族の命を守るため、ガンの原因となる食品とガンの知識を増やし、声を上げるべきだ。

 

2022-06-03  久志能幾研究所通信 2397号  小田泰仙

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著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年5月30日 (月)

乳がんの原因 ケーキというステレス爆弾 

 

 女性が大好きな美味しいケーキには、添加物が多量に使われている。それが乳がんを誘発するステレス爆弾である。和菓子なら4種類の材料でできるが、美味しいケーキは30種類近い添加物、防腐剤がてんこ盛りである。美味しいものには毒がある。

 

 その毒とは、ガゼインナトリウム、カロテン色素、加工でんぷん、乳化剤、リン酸塩、膨張剤、マーガリン、ショートニング等の添加物である。

 乳化剤、リン酸塩、加工でんぷんには、遺伝毒性、発癌性が否定出来ないとして乳児向け食品に禁止している国がある。

 

 リン酸塩は過剰摂取すると骨格の形成に影響があると言われている。またリン酸塩は鉄分の吸収を妨げるという作用があり、貧血につながる。

 

 膨張剤とは、いわゆるベーキングパウダーで、材料にアルミニウムが使用されている。ケーキを一個、週に1個摂取しただけで、アルミニウムの過剰摂取になるという医学データがある。アルミニウムには神経系に影響がある。それはアルツハイマー型認知症の原因物質の一つである。子供には絶対に摂取させたくない添加物である。

 

 マーガリンもEUでは禁止されている。日本では、使用量が少ないからと、訳の分からない理由で使用許可が継続されている。

 

 ショートニングもEUや米国では禁止されている。ショートニングはパンやクッキーの食感をよくするために使われる。パンは生地をこねることでグルテン(タンパク質の膜)ができる。その間にショートニングが入り込み、生地の伸びが良くなり水分の蒸発を防ぐ。そのため、パンはふっくらと焼き上がり、次の日になっても堅くなりにくくふっくら美味しい状態を保てる。

 一方、クッキーやお菓子作りではサクサクした食感を出すために使われる。。水と小麦粉をねることでグルテンが生まれる。グルテンが多いとカチカチのクッキーになってしまう。グルテンの発生を抑えるためにはショートニングが使われる。

 ショートニングにはトランス脂肪酸が多量に含まれる。トランス脂肪酸は自然界には存在しない「トランス型」と言われる配置を持った脂肪酸である。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させる。その結果、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞など生活習慣病のリスクが高くなる。

 体に脂質は必要だが、トランス脂肪酸が脳神経などに使われると、脳の伝達神経組織を変形させると言われている。ショートニングやマーガリンなど、トランス脂肪酸が入った食べ物を大量に摂取し続ければうつ病、情緒不安定など神経症状が現れるといわれている。

 特に体が成長過程の小さな子供が、トランス脂肪酸たっぷりな食べ物を摂り続けると危険である。だからアメリカをはじめとした世界各国で規制されている。しかし日本の厚生省の役人は見て見ぬふりである。

 

自己防衛

 だから大手スーパで売られている安いケーキを絶対に買ってはいけない。子供にも絶対に与えてはいけない。手土産で、人にあげてもいけない。

 高級なケーキ専門店のケーキはそんなことはないが、スーパーで売られている大手菓子メーカが作るケーキは大量に添加物が入っている。流通過程で、防腐剤、添加物を大量に入れないと、流通が成り立たないからだ。

 

 そんな添加物だらけのケーキをいつも買っていれば、己が認知症になる前に、自分の子供が若年性認知症になってしまう。常識的に、毒に対する抵抗力は、男性よりも女性が、女性よりも幼児が少ない。そんな毒を喰らえば、人生劇場が、悲劇になってしまう。だから日本で女性の乳がんが激増している。

 

 美味しいケーキに入った添加物で、ガンや認知症になるのは、悲劇である。若年性認知症とは脳死である。母親が己の子供を脳死で殺すのは、銃で無差別殺人をすると同じである。それも銃声もしない姿もないステレス爆弾である。

 だから働き盛りの若い女性に乳がんが激増しているのには、ワケがある。此の世では、因果応報で必ず原因がある。その原因の一つが、日本の無制限な添加物の横行だと私は確信している。日本の官僚が添加物を欧米の10倍以上も無責任に認可したのが原因である。

  

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  働き盛りの女性に乳がんが激増 日経ビジネス 2016年02月08日号

1018

 日本経済新聞  2019年10月18日 
 

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 若い人のがんは女性が8割       岐阜新聞 2019年10月18日  

P11204821 

 この40年間で、乳がんが激増      愛知県がんセンターの資料  

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 29種の添加物の入った洋菓子

 

2022-05-30  久志能幾研究所通信 2394号  小田泰仙

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著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年5月26日 (木)

スィーツ決闘、乳がん大勝利 29対4 母親失格

添加物の少なさで勝負

 

 先日(5月23日)、若い母親に連れられて可愛い女の子が我家に見学に来た。そこで松本明慶大仏師の仏像と、オーディオ機器、ピアノ、私の仕事部屋、書庫を見せびらかし?をした。

 その時、女の子が、手土産で美味しそうな洋菓子を持参してきた。有難く頂戴したが、後でその成分表を見て、驚嘆した。

 その洋菓子は成分や添加物を含めて29種の食材・添加物で構成されていた。中にはマーガリン、ショートニングなど、欧米では法律で禁止されている添加物が堂々と入っていた。

 これは私がいつも食べる和菓子と大違いで、驚嘆である。和菓子の成分は、おおむね砂糖、寒天、米、小豆くらいである。私は添加物が入っていない商品を選択している。

 私が旅行をして知人にお土産を買ってくる場合でも同じ考え方で、なるべく添加物の少ない昔ながらの銘品を買ってきている。洋菓子はまず買わない。

  私が食べる和菓子の成分  悪い添加物はない

  最中  4種、

  羊羹  5種、

  おこし 4種、 

  栗煎餅 5種

 .

乳がんの原因

 洋菓子で、こんなに多種類の添加物の入ったお菓子を食べていれば、将来病気になるのは間違いない。添加物は腐敗や食中毒を防ぐ佛様の役割もあるが、体の組織に毒を盛る悪魔の役目もする。小さな女の子が、このお菓子をお土産として持ってきたとは、日頃、母子ともどもこの種のお菓子を食べているのだろうと推察した。彼女たちの未来が心配である。

 若い女性に、この40年間で乳がんが5倍に増えたのにはワケがある。

 私は、「日本では欧米より10倍以上も多く添加物が認可され、無制限に使われている。それと添加物だらけの食品の無制限なテレビ宣伝。それが日本人のがんと乳がんの原因の大きな要因の一つだ」と確信している。

 英国の添加物認可数20種、フランス30種、日本は350種。

 米国では未成年への人工甘味料が多量に入った清涼飲料水の法的制限がある。日本は無制限。

 こんな毒のようなスィーツを食べる習慣を小さな子が身につけて、後に癌やアレルギー性等の病気になる。その結果、後年、母親が乳がんで死んだら、どれだけ自分の子供が悲しむことか。それに考えが及ばないのは、悪魔に洗脳された証拠である。それが今の日本の現状で、連日、マスコミは金儲けだけでスィーツの宣伝に余念がない。官僚は利権、天下り先確保で、申請された添加物、防腐剤の認可で忙しい。その挙句、母親の乳がんの激増である

 食品添加物の無知、がんの原因要素への無知が、がんになる狂った生活習慣や狂った食生活に浸り、自分をガンにして、我が子を母なし子にしてしまう。それは残酷な子供への仕打ちである。

 日本では、がんの中で乳がんが一番多くて、94,519人が乳がんになった(2018年)。実に9人に一人が乳がんになる。そのうち14,935 人が乳がんで亡くなった(2019年)。女性は男性より外部からの毒に弱いのだろう。

 母親が生涯で生む子供数は平均1.33人(2020年)である。だから、毎年、約2万人の小さな子どもが、若い母親のがん死を突き付けられる。新型コロナウイルス禍で年間1万人の死者どころではない。新型コロナウイルスでの死者は持病のある高齢者が多い。乳がんは、働き盛りの若い母親なのだ。それも毎年増加の一途なのだ。その現実とその原因を母親も子供も認識すべきである。甘いものには毒があるのだ。

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母親の責務

 母親であるなら、子供に愛情があるなら、子供に食べさせるものには、心を鬼にして最大の注意を払うべきなのだ。それをしないのは、母親失格である。スィーツの誘惑に負けて、それを子供に与えるとは、子供を地獄に落とすことだ。

 私が小さい頃は、こんな洋菓子は滅多に見なかった。乳がんもほとんど聞いたことがなかった。がんも認知症もアレルギー性もほとんど聞いたことがなかった。それが今では、日本人の2人に一人ががんになる。私のピアノ先生も乳がんになり手術をされたが、その5年後、他に転移してがんで亡くなられた。2018年のことだ。そのご縁で、私にもがんが見つかり、2019年2月に手術をした。手遅れ寸前であったが、間に合った。仏様に感謝である。

 それ以来、私はがんの発生原因を調査している。

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母の想い出

 母は「親が食べさせるものは安心して食べてよい。親が子供の毒などは食わせない。」とよく言っていた。こんにゃくは毒消しだ、等の食事に関してよく教えてくれた。当時は、スィーツなどなく、せいぜいお祭り時にお饅頭である。実に健康的な食事をしていた。それと比較すると、現代は狂った食事である。

 当時、世間がテレビがあって当たり前の時代に、私の家にはテレビが無かった。そのため害のある食品コマーシャルを見る事もなく、過ごせたのは良かった。お陰で勉学に励めた。私が大学生になるまで、家にテレビはなかった。

 今は、母親が子供にスィーツや清涼飲料水を平気で与える。親が子供に毒を食わせているのだ。そのせいで、子供が糖尿病に罹る例が多発している。テレビが毒を喰わせるための洗脳宣伝を流している。それを痴呆的に子供が見ても、親が止めない。時代が変わったのだ。日本の未来が心配だ。

 

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  働き盛りの女性に乳がんが激増 日経ビジネス 2016年02月08日号

1018

 日本経済新聞  2019年10月18日 
 

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 若い人のがんは女性が8割       岐阜新聞 2019年10月18日  

P11204821 

 この40年間で、乳がんが激増      愛知県がんセンターの資料  

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 29種の添加物の入った洋菓子

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 あずき最中 4種  成分表

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 羊羹 5種  成分表

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 おこし 4種 成分表

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2022-05-26  久志能幾研究所通信 2391号  小田泰仙

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2022年5月13日 (金)

フリーセックスからの学び。PCデータバックアップ

 

スウェーデンのフリーセックス

 「フリーセックス」とは、無制限な淫乱の饗宴ではない。「フリー」の日本語訳は「自由」ではない。「フリー」とは、人間を縛る拘束からの解放である。男女の性の制約、人種の制約、年齢の制約などからの解放である。例えば「煙草フリー」とは、他人の迷惑な煙草の煙からの解放である。要は禁煙区域のことだ。だからフリーセックスとは、封建社会のように一方的に女性だけを虐げる制度からの解放である。

 

シングルマザーをバックアップ

 スウェーデンでのフリーセックスとは、このような性に代表されるしがらみからの解放で、無制限な性の謳歌ではない。人間だから当然男女間の間違いもあり、その場合は政府(社会)がそれをバックアップしましょう、である。

 ただしそのバックアップが行き過ぎて、若いシングルマザーの国からの補助金額が、妻子のいる人と同等になるのはおかしいとの批判もある。

 

宗教の縛り

 その代わり、スウェーデンでは厳しい宗教規律があるので、不倫は厳しくとがめられる。その点なら日本の方がよほど性に開放的である。日本なら金で男女関係は解決できる。しかしスウェーデンでは、不倫をすれば社会的に抹殺される。ポルノは自由だが、公的な場所では厳しく制限される。外国の業者がスウェーデンで金儲けをしようとポルノショップを開店したら、女性団体から抗議に押しかけられて、閉店を余儀なくされたという話である。

 

狂気?

 1985年、私は仕事でスウェーデンの自動車工場に機械納入で出張した。その時、機械のトラブルで徹夜近いことをした。また後続部隊も機械トラブルで徹夜をした。そうしたらスウェーデン人のスタッフから You are crazy. と呆れられた。「機械は壊れて当たりまえ。機械が壊れただけなのに、それを(人間性無視で)徹夜で修理しようとするのは、狂っている」という。スウェーデン人は人間性を最重要視するのだ。そのために整備された社会保障のバックアップがある。

 

私のPCのバックアップ体制

 以上のスウェーデン人のフリーセックス思想で、それを展開すれば、ハードディスクは壊れて当たりまえ、である。その前提で私はPCデータのバックアップをしている。

 過去に5回ほど、PCやビデオのハードディスクがクラッシュした。それに懲りての体制である。

 私の常用のPCデータは6テラである。写真データや動画が増えてから、データ量が一気に増えた。そのバックアップが悩みの種である。

 

 そのバックアップとして、4セット(4テラのハードディスク2台で、8テラで1セット)のハードディスクに毎月、順次バックアップを取っている。最長4か月前まで遡れる体制である。4セットにデータ保管を分散するから、その負荷も4分の1に減る。

 

 もし3台のデータに齟齬があれば、多数決でデータを選択できる。コンピュータだって間違えるのだ。

 

 6テラ分を一気にバックアップはしない。それはハードディスクに過剰な負担をかけるからだ。毎日少しずつバックアップである。ハードディスクは繊細な精密機器である。乱暴には扱わない。

 

 データを圧縮してはバックアップしない。過去に圧縮してバックアップをしたら、復元できなかった事例がある。それ以来、圧縮してはバックアップをしない。

 

 全自動でのバックアップをしない。確認しながら少しずつバックアップである。

 

 バックアップ用のハードディスクは、使う時だけ電源を入れている。ハードディスクは消耗品である。大事に使いたい。フリーソフトで、その使用状態、異常状態、寿命も監視している。

 

 ハードディスクも生き物である。命を大事にしよう。ハードディスクのヘッドをジャンボジェットの機体と例えれば、全長76メールの機体が地面から数cm浮いて高速で飛んでいると同じである。すこし振動を与えれば、クラッシュである。

 

 

2022-05-13  久志能幾研究所通信 2383号  小田泰仙

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2022年5月12日 (木)

お釈迦様を金儲けの釣り餌に。罰当たり

 

 新聞のテレビ欄の隅にお釈迦様の彫刻像の宣伝が出ていた。黄楊で全長27センチの立派な仏像だ。お顔も相応な荘厳さで彫られている。その値段を見て驚嘆した。3万円である。このレベルなら、今までの通販実績では20万円から30万円で売られている。それが3万円で驚嘆である。

 もしこの大きさで、黄楊で、松本明慶師の作品なら、300万円でも買えない。機械で自動彫しているから安いが、それでも安過ぎである。

 

 知人の専門業者に聞くと、それは客引きのおとり商品で、それにつられて買った客が、カモとして登録されて、後日、どんどん金を巻き上げられる仕掛けだという。この種のこんな仏像に3万円しか出さない思考回路を持つ人は、C国経由で金儲けをしている業者には涎の出る獲物である。だって見る目がないのだ。こんなものに手を出す人は、印刷物と本物の差が分からないのだ。簡単に騙せる。

 業者は、まさにお釈迦様を金儲けの釣り餌として扱っている。仏像造りに命をかける仏師への冒涜である。そんな業者が跋扈している現代である。世も末になったものだ。そんな業者に騙されないように注意を喚起したい。

 

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 中日新聞 2022年4月19日

 

2022-05-11  久志能幾研究所通信 2382号  小田泰仙

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2022年5月 7日 (土)

薬物パーティ?でダウン。薬物依存の末路⇒がん?

 

 先日、愛知県がんセンター(病床が500床の巨大病院)で定期検診を受け、その時の麻酔薬と造影剤(薬物パーティもどき)の影響で2日程、ダウンしてしまい、当ブログが更新できなかった。恐縮です。

 2日間もダウンしたのは、私の体がガン治療の影響と加齢で体力が低下して薬物(麻酔薬、造影剤)に耐えられなくなったようだ。回復まで2日間を要した薬物パーティでした。

 日本では、がんになると「がん治療標準コース?」に乗せられ、半年に1度のがん検診を強いられる。拒否しないと、抗がん剤治療も強いられる。その過程で多くの外部団体が利益を稼ぐ。そこで放射線と薬物(毒)を使用した検査が行われ、体が痛めつけられる。その「お陰」で日本のがんの罹患率は増加の一途である。闇の業界の笑いが止まらない。

 どこの世界に国民の半分がガンになる国があると言うのだ。日本国民の3分の一が癌で死ぬのだ。その人数は年間で約37万人である。新型コロナで亡くなる人は、この2年間で年間1万人もいない。新型コロナは大騒ぎをするのに、ガンの死亡には国もマスコミも故意に無視である。国もマスコミもやましいことがあるからだ。その死因の責任者の一人であるからだ。

 

ガン病棟風景

 2022年5月6日に愛知がんセンターに行って、回りの患者(がんセンターだから)を見て、来院者の全員ががん患者であることに感動である。その中に、若い女性が大勢いるのが異常である。それも若いガン患者の75%が女性である。

 

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 若いガン患者 女性75% 20歳~39歳で急増

 (国立がんセンターの報告書)

 日本経済新聞 2019年10月18日

 これは若い人たちが日頃食べている食品に含まれている薬物(添加物、防腐剤、人工甘味料、脂分、糖質)が原因だと思わざるを得ない。また副煙流の影響や飲酒の増加の影響も大きいだろう。

 

 酒もたばこも発癌性物質であることが明白なのに、政府もマスコミもそれを防ごうとはしていない。テレビやマスコミは日銭稼ぎで、毒の入った食品の宣伝に余念がない。この現実では、日本のがんが減るはずがない。

 

ガンの真因

 がんの原因は、多くの先生が多くの意見を唱えている。どれが真説か分からないほどだ。その中で私が信じれそうな説が、下記である。

 その中で私が最も怪しいと感じているのが、薬物(添加物、防腐剤、人工甘味料)である。日本政府が認可した添加物、防腐剤は350種類に上る。英国やフランスは精々20~30種類である。

 欧米のがん死亡率は10位のランク外で、日本の第一とは違う。日本では癌患者が増え続けている。2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ。何かおかしい。癌の原因が赤肉・加工肉とも言われるが、その食べる分量が欧米の10分の一以下である。いくら肉食が増えたと言っても、それがガンの主原因とは思えない。

 私は野放しの薬物(添加物、防腐剤、人工甘味料等)が原因だと信じている。例えば、コンビのおにぎり一個に30種類ほどの薬物(添加物、防腐剤、油分)が含まれているのが日本の現実である。その添加物表示も業界の圧力で、隠蔽される法の改悪が進んでいる。

 

南雲吉則医師が説く「がん原因説」

 1 狂った食生活、狂った生活習慣

 2 精製した糖質

 3 悪い油

 4 化学調味料 

 

船戸崇史医師が説く「がんを防ぐ方策」

 1 良眠生活

 2 良食生活

 3 加湿生活

 4 運動生活

 5 微笑生活

 

平島先生のYouTubeでのがん原因説

1 遺伝情報の誤コピー

2 それは加齢とともに増える

3 悪い食生活

    酒、たばこ

 

ドクター・カトー診療所のYouTubeでのがん原因説

1 赤肉、加工肉の多食

    世界がん研究基金、米国がん研究協会の結論

 

  日本の国立がん研究センターの報告では、日本人はそこまで大量に肉食をしないので、影響はないと結論。

   

   米国では日に500グラムの肉食

   日本人は日に平均63gの肉食(赤肉50g、加工肉13g)

2 酒

3 アフロタシイオンB1

4 ベータトロテン

 

世界の化学合成添加物認可数

 日本    … 約350品目

 アメリカ…約130品目

 ドイツ …約 60品目

 フランス…約 30品目

 イギリス…約 20品目

  https://www.toyota-kenkou-seikatsu-center.co.jp/6269/

 

日本では癌が死因の第一位、世界と違う。日本だけ異常

 

【日本人の死因(2019年)】

1位 悪性新生物(腫瘍) 27.3%

2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.0%

3位 老衰 8.8%

4位 脳血管疾患 7.7%

5位 肺炎 6.9%

6位 誤嚥性肺炎 2.9%

7位 不慮の事故 2.9%

8位 腎不全 1.9%

9位 血管性及び詳細不明の認知症 1.5%

10位 アルツハイマー病 1.5%

 

 

【世界の死因(2019年)】

1位 虚血性心疾患

2位 脳卒中

3位 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

4位 下気道感染症

5位 新生児固有の状態

6位 気管・気管支・肺癌

7位 アルツハイマー病を含む認知症

8位 下痢性疾患

9位 糖尿病

10位 腎臓病

   WHO(世界保健機関)のレポート

 

2022-05-07   久志能幾研究所通信 2379号  小田泰仙

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著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年5月 5日 (木)

ガンになったことに感謝

 

 2018年12月25日に河村義子先生ががんで亡くなり、私はそれで胸騒ぎを覚え、2019年1月初にがんの検診を受けた。それで私にガンが見つかり、愛知県がんセンターで2月12日に手術を受けた。自覚症状がなかったため、発見が遅れ、手遅れ寸前であった。手遅れ前に見つかり、仏様に感謝である。

 

 宇宙根源の原則では、宇宙の中はプラス・マイナスでゼロである。マイナスが大きければ、プラスも大きい。今回、癌になって人生の大きなマイナスを受けた。しかしそれに応じた大きな恩恵を受けて、今はがんになったことを感謝である。

 

がんになって命(時間)の有限性を再認識

 がんの自覚症状がなく、発見されたときは、ステージが進んでいて、余命宣告までされた。5年後の生存率は51.3%で、同じ病状の人の半分が死ぬ状態であった。

それでいつまでもあると持っていた命の有限性を再確認させられた。時間の大切さは常々意識していたが、それが更に強固になった。

 

自分の人生を考え直す時間

 愛知がんセンターの病室で、約1か月間、静かに考える時間を持てたことは、長い人生で良いことであった。病室はテレビも完備であったが、一度も電源を入れなかった。ひたすら読書をして過ごした。娑婆に居ると、回りの雑音に迷わされて、静かに考えることが少ない。

 

 弾の飛びかう生死の境の戦地では、俗世間のスキャンダルにも関心が向かない。窓の外からの眺めで、目の前には天白区の広大な墓地が広がっている。考えてしまう。

 

 がんになったため、人生の後始末も事前に出来て良かったと思う。戒名の拝受、葬儀の段取り、葬儀のお金の支払い、戒名の墓誌への刻字も済ませた。さあ後は死ぬだけとなると、覚悟が出来る。人は生れ、成長し、老い、病気になって死んでいく。それだけである。それ以外に、自分のやってきたことを残せれば、万々歳である。

 

回りの人の人格の真贋が露見

 がんになって周りの人の対応で、その人間性が露見して、人間観察の良き経験をした。その後の付き合い方を考え直すことが出来て、今後の人生を有意義に過ごせそうだ。そのため無為な付き合いをしなくてよい。

 それで縁を切った親戚や仲間もいる。人さまざまな対応に、人間模様を見るようで、よき人間観察の勉強になった。

 

 人は何になるために生きているか。人は「人に成る」ために生きて精進をしている。成人式とは「人」に成ったお祝いである。しかしそれは単に物理的に18歳になったから、「成人」というだけで、人間として、本当の「人」に成ったのではない。それが人の生死の境目の対応でその真偽が露見する。

 

 がんになり生死をさ迷い、入院生活をがんセンターで過ごすとは、人生の戦争なのだ。戦争の時、助けてくれなかったら、敵である。それは渡部昇一先生の言葉だ。 

 

地獄はあの世ではなく此の世にあり

 私はがんになっても、「ああこの人体部分が故障してしまった」と考えて、そんなにも焦ることはなかった。しかし故障なら、その対処と、その原因と再発防止をすればよい。その過程で日本のがんの実態を調べることが出来たのは幸いだった。自分が当事者にならないと、そこまで真剣にがんの研究をしなかっただろう。

 

 ある意味、地獄を見ることになったが、冷静に周りを見て、地獄とはあの世ではなく、この世の状況にパニックになることだと再確認した。

 30年前、母が脳梗塞になり、20年前、父がガンになり、その時の対応で地獄を見た。自分が癌になり、以前に地獄をみてきたので、今回はそれを正視して冷静であった。両親がそれを教えてくれたようだ。

 

狂った食生活、狂った生活習慣

 癌になった原因を調査して、その原因が、「狂った食生活、狂った生活習慣」であることを、南雲吉則先生と船戸先生から教えてもらった。原因が分かれば、対策は容易である。がんにならなければ、心筋梗塞、脳梗塞や別の病気でもっと早く死んでいたと思う。ガンになり、がんを研究することで、健康管理を見直して、長生きをできそうだ。

 今までのがん対策が、対処療法ばかりであって、日本人のガンが増加している原因だと確信した。もっと早くわかっていれば、父をがんで無くすことはなかったのにと、後悔である。

 その対処療法で、金儲けをしている軍団を知ることができた。日本人の劣化を見た。それは日本人社会の劣化を示す指標であった。

 

病院の真偽が露見した

 がんになって、がんの標準治療しかしない病院と真因を探してその対策をする病院の差を発見した。良き知見ができてよかった。

 対処療法で、逆に命を縮める抗がん剤治療を、担当医師と喧嘩別れをしてまで拒否をした。医師からは「抗がん剤治療をしないと命の保証はしない」と言われたが、よく拒否をしたと自分を褒めてやりたい。

 唯々諾々と医師の言うままにならない自分を発見して、良かったと思う。それも父の手術で、医師の言うまま決断した失敗があってのこと。亡き父が私の命を救ってくれた。

 

Img_63871s 馬場恵峰書

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2022-05-04 久志能幾研究所通信 2378号  小田泰仙

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2022年5月 2日 (月)

良く死ぬために、毎日を立食パーティで

 

 一日中、座りぱなしは、煙草を毎日数本吸うと同じくらい健康に悪い。それを知って、毎日、立って食べることにした。普通の立食パーティなら1~2時間は立ちずめである。それを思えば、食事の20分ほどを立って食べても苦にならない。

 

 立っていると頭の活性化になるようで、色んな事やアディアが湧いてくる。その思い出に家族やご先祖や恩師との会話がある。座って黙々と食べるより、頭が活性化するようだ。この数日、試しに立って食べても問題がなかったので、立食用のテーブルをやまじ工房の山路先生に製作してもらうことにした。

 

 体をよく使わないと、病気で苦しんで死ぬことになる。よく働き、体を使って生きれば、長生きすれば、枯れるように、苦しまずに死ねる。

 しかし若くして死ぬと、生木を割くように苦しむのだ。

 良く死ぬために、毎日を立食パーティをして、立って仕事をばりばりこなして、足腰を鍛えよう。

 そうしないと足腰が弱り、挙句に寝たきりになり、体中にチューブを入れられ、病院の金ヅルになってしまう。その結果が年間の医療費が40年前の4倍の42兆円越えである。

 

 

座らない

 長時間座り続けると知らぬ間に健康を損ないます。いわば「座り病」で、座った途端、足の筋肉で電気的活動がストップします。消費カロリーは1分当り1キロカロリーに低下し、脂肪燃焼を促す酵素の生産は90%減少します。

 2時間座ると、善玉コレステロールが20%減ります。

 デスクワーク中心の人は、心臓病を患いやすい。立ち仕事の人に比べて、心血管疾患の発生リスクは2倍になります。

         トム・ラス著『座らない』 新潮社  より

 

「座りっぱなし」3時間で余命が1時間縮む

 オーストラリアで25歳以上の男女8800人を対象にテレビの視聴時間とその後の死亡リスクを6.6年にわたり追跡調査した研究(*1)では、テレビを1日4時間以上見ている人は、1日2時間未満の人よりも総死亡リスク(あらゆる原因による死亡のリスク)が1.46倍高かった(図1)。心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)による死亡リスクに限ると、1.8倍にも増加していた。

 

 1日に4時間以上テレビを見ている人は、2時間未満の人に比べて死亡リスクが46%上昇していた。(出典:Circulation. 2010 Jan 26;121(3):384-91.)

 

 「このデータを基にした別の分析からは、『座りっぱなし』でテレビを1時間視聴するごとに平均余命が22分短くなるという結果(*2)も出ています。単純に計算すると、1日3時間テレビを見ていれば、1日1時間ずつ余命が短くなるということです」。岡さんはそう警告する。

*1 Dunstan DW, et al. Circulation. 2010 Jan 26;121(3):384-91.

*2 Veerman JL, et al. Br J Sports Med. 2012 Oct;46(13):927-30.

 日経Gooday より

https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/20/051100014/051400002/

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

  

2022-05-02 久志能幾研究所通信 2376号  小田泰仙

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2022年5月 1日 (日)

後悔 父を死刑台のエスカレータに乗せた

 

 2001年、大垣のM病院から電話がかかってきて、父の病気の件で来て来院してほしいという。慌てて病院に行くと、父に胃癌が見つかって、その治療についての説明であった。

 M院長は、「貴方のお父さんは85歳だがまだ体力もあるから、切れば治る」と保証した。M院長がそういうならと大垣市民病院で手術をすることが決まった。

 当時の私は、それを信じるしか知識も判断力も無かった。親戚からの懇願で、父にがんを告知できなかった。告知は可哀そうだ、という。

 今にして、告知しなかったのは間違いであったと後悔している。

 

 手術は成功したが、手術後、トレイに乗せられた全適の血まみれの胃を見せられて、すぐ手術に同意したことに後悔した。それが間違った判断であったことを瞬時に悟った。それでも何とか退院できて、半年ほど、父は平常な生活に戻れた。

 

 手術から半年後、定期検診で父に肝臓への転移が見つかった。肝臓のレントゲン写真を見せられて、素人でも手の施しようがないと判断できた。それで今後の手術や抗がん剤治療を拒否した。

 そうしたら病院側はやることがないので、「じゃあご勝手に。治療をしないなら、病院を出て行け」を宣告された。健康保険上の制度で、治療を行わないなら、病院に長期の滞在は、法律で出来ないとのこと。家族には冷酷な扱いである。病身の父を抱えて路頭に迷ってしまった。

 

 それから緩和治療をしてくれる病院を大騒ぎで探して、なんとか入院先を見付けた。

 父はそれから半年後に亡くなった。もし胃がんの手術で全摘をしなければ、手術で苦しめることもなく、もっと長生きできたはずと後悔であるが、後の祭りである。

 

 浴風会病院の剖検では、85歳を過ぎた人は、全員ガンがあるという(和田秀樹院長)。80歳を過ぎたら、手術をしない方が、長生きできると和田先生は言う。(和田秀樹著『80歳の壁』幻冬舎)

 

 現代医学は、対処療法の治療しかしない。癌が見つかれば、摘出、その後に抗がん剤治療である。それが工場ラインのように、それが標準治療工程として決まっている。大病院の医師もその標準工程から外れることが許されないようだ。

 

 それは死刑台のエスカレータである。それをすれば、ガンの再発は必至で、死への直行エスカレータである。抗がん剤治療では、ガン部だけでなく、正常な部位も痛めるので、免疫力が低下して、肺炎等で早く死ぬ。癌患者はガンでは死なない。免疫力が低下して、肺炎等の炎症を抑えられないのが死因である。

 

 ガンになった真因を見付けず、対処療法で幹部だけ取り除くだけだから、ガンも生きるために他の部分に転移をする。その再発防止の対策を医師は指導してくれない。手術後は、「今まで通りの生活で良い」としか言わない。それは20年前の父の手術の後の時も、今の私が2019年にがんの手術をした後の時でも同じであった。

 

後日談

 父の葬儀が終わり、父が療養中にお世話になった病院の先生方にお礼の挨拶に行った。ところが、その医師の中で、M病院のM院長だけからは、その面会を拒否された。推察するに、死亡した患者の遺族が来ることは、苦情を言われるのを恐れて拒否したとしか思えない。そういう事例が多いと推察した。M院長は85歳のがん患者を手術すれば、どうなるかを経験的に分かっていたはずである。そんなやましい気持ちがあるから、遺族のお礼の挨拶を拒否したのだ。

 

 このM病院は両親が50年間も家庭医としていた病院である。私も通院したことのある病院である。その病院に裏切られた思いである。その10年後、定年退職で大垣に帰郷したが、その病院には二度と行かないと決意した。

 

死刑台の結論

 父のガンでの死が、私に考える知恵を与えてくれた。それでガンを研究して今の私の生がある。無知は人生の壁をつくる。無知の壁は、80歳の壁より、大きな壁である。「医師を盲信してはならない。盲信すれば、死刑台のエスカレータに乗せられる」が私の得た智慧である。知識だけなく、その知識を賢さで判断せねば生きていけない。

 がんに関する結論は、「がんは生活習慣病である。今までの生活習慣を正さない限り、再発する。」である。

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

 

Dsc065661s 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像

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2022-05-01 久志能幾研究所通信 2375号  小田泰仙

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2022年4月23日 (土)

いつもニコニコ「一日一怒」、日本滅亡を防ぐ

 

 人生を前向きに生きるために、「一日一怒」をモットーにしよう。これは寺山修司さんの助言である。

今日もニコニコ元気で一日一怒、怒りが元気のバロメーター!

 しかし家族や隣人の過ちには大目に見よう。人間だもの。

 

社会を見る目

 何ごとにも怒らなくなったら、ボケの始まりだ。世の中は不条理のことばかり。それに気が付かず、怒らなくなったら、人間おしまいだ。「社会を見る目」が老化したら惚ける。不条理に怒り、アドレナリンを分泌させて体を活性化しよう。それが長生きに秘訣だ。使わない器官は退化する。ただし怒り過ぎはダメ。程よく嫉妬の炎のように怒りを燃やせ。一つ一つの炎は小さくても、その怒りが大勢集まれば力となる。

 

正義心

 世の正義を正すために、目を拭い、耳を洗って社会を見よう。正義感が身体を律してくれる。健康でないと、悪に立向かえない。

 悪に対して正しい復讐をしよう。公的な怒りと復讐なら、仏様も許してくれる。それが世の為、人の為。私は大垣行政、日本政府に毎日、一日一怒である。これで怒らなくなったら、大垣も日本も終わる。

 

ローマ滅亡。日本滅亡の危機

 ローマでは、為政者が「コロシアム」(殺し合う?)(西暦80年に建設)で毎日、野獣や囚人と殺し合いの見世物を催し、民衆が政治への関心を向けるの防いでいた。

 コロシアム(Colosseum)とは、古代ローマの円形闘技場コロッセウム(伊語:コロッセオ)の英語読みで、転じて円形闘技場一般や競技場を指す。

 民衆はコロシアムでの血の決闘に熱狂的に驚喜していた。そして民衆は政治に無関心になり、防衛は傭兵に任せて、毎日飽食に明け暮れていた。それで次第にローマは衰退していった。当時のコロシアムは現代のテレビだった。

 コロシアムを見ると、2000年も前の建造物なのに、その造りの豪華さに驚嘆させられる。それも人を殺す場面を見世物にするために作られた。狂気である。こんな帝国が滅びるのが当然だ。

 今のテレビ施設も同じように巨大な建設物である。それも愚劣な番組を全国放送するための施設だ。人のスキャンダルを暴くための見世物小屋の施設である。人を騙して(殺して)病気にする食品を宣伝する施設である。それは、2000年前のコロシアムと同じだ。

 

現代の殺し合い

 日本では毎日、テレビで芸人や皇族方を血祭りにあげて下劣な芸人が大騒ぎしている。そうやって国民を政治から関心を逸らしている。

 外の環境は激変している。日本の回りがヤクザ国家ばかりで、日々、やくざみいなのが、刃物を持ってうろうろしている。K国はミサイルまで打ってくる。C国は隙あらば、尖閣諸島を奪おうとしている。頻繁に領空侵犯だ。それを追い払うのに、スクランブルのジェット燃料代だけで毎回800万円も税金から使っている。そのスクランブル回数も年間1000回に近い。要は毎年、80億円をC国に強奪されていると同じなのだ。

 それでも検討死の岸田首相は、何も決断しない。決断しないから実行もしない。これでは日本滅亡も近い。明日は日本もウクライナと同じ運命だ。もっと怒って、日本の声を集約しよう。私は岸田首相に怒り心頭だ。

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  ローマ コロシアム 2011年11月11日 著者撮影

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2022-04-23 久志能幾研究所通信 2368号  小田泰仙

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