「面倒くさいからヤル」で人生、国、都市を守る
面倒くさいことを面倒だとしてやらないと、認知症にまっしぐらだ。「使わない器官は退化する」は生物の鉄則。生きるのが面倒になった人が自殺する。脳死である。
面倒くさいことをやるから、もっと簡単にできないか、そこに無駄はないかと考えるから、頭が活性化する。それで科学技術が発達する。それこそが認知症防止である。
カルシウム放出
ある実験で、立ったまま歩哨をする兵士グループと、寝たままで監視をする兵士グループに分けて実験をした。その1日半後に尿を分析したところ、寝たままの兵士の尿中に出てくるカルシウムの濃度が2倍になっていた。わずか1日半だけ寝ているだけで体は、「骨はどうもいらなくなったのだな」と判断してカルシウムを放出するのだ。
使わない器官は退化
同じように、生物は使わない器官、能力はどんどん退化させていく。生物は厳しい生存競争の中で、生きていくのに必要な器官に特化して機能を高めている。
だから歩くこと、座らないこと、エスカレーターに乗らないこと、が老いて寝たきりの生活になることを防ぐ。
使わない器官や機能となれば、それは窓際族扱いで左遷である。会社も生存競争が厳しいので、お荷物の社員は窓際である。生物も会社も同じである。
若い頃に流さなかった汗は、苦労に耐える性格を堕落させ、老いて流す涙となる。老いれば汗腺も涙腺も枯れ、生きる力も枯れ、朽ち果てるだけになる。
自国を守る
国を自衛するのは大変な労力を要する。面倒な業務である。それを米軍に任せて放置すると、平和ボケ認知症になる。そうなるように身内の敵が仕向けている。自衛力の増強を反対している。獅子身中の虫である。癌細胞である。
尖閣諸島が盗られ、沖縄が占領され、北海道が侵略されてから気が付いても遅いのだ。自分の国を守るという意識を常に持たないと、認知症の国になり、占領される。すでに竹島と北方領土が盗られたままだ。相手は凶器を持った盗人である。ロシア共産党は人民を6000万人、中国共産党は人民を4000万人を殺戮した殺人集団なのだ。隙あらばと虎視眈々と日本を狙っている。
面倒くさいことである自国を守ることは、自分でしなければ、同盟国でも守ってくれない。条約など紙切れですぐ反故にされる。それが今回のウクライナ侵攻で明らかになった。
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行政という生き物
政治問題で不条理なことがあっても、声を上げず黙っていると、生物としての行政は、市民の声を吸い上げる能力を低下させ、横暴になっていく。大垣市民が声を上げず、大垣市長の小川敏の無為無策の政治を黙認したから、20年後に大垣市の思考能力、行政能力が衰退して、大垣市が没落した。当たり前の自然現象である。
市の行政を批判する目をつぶると、見えるものも見えなくなる。だから増税されても気が付かなくなる。市民としてご臨終である。
体力低下を実感
最近のコロナ禍で、つい自宅で過ごす時間が長くなってしまった。最近やっと散歩を再開したら、てきめんに体力が落ちていた。歩くのが面倒くさいと思っても、散歩を欠かしてはダメである。
右手に志、左手に算盤を持ち、背中に我慢を背負い、足を引っ張るもう一人の怠惰な自分を引きずり、前を向いて歩こう。人は歩くことを止めたら、死がある。生涯現役のためにも、歩き続けることだ。
馬場恵峰書
2022-03-25 久志能幾研究所通信 2342号 小田泰仙
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