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2022年2月 4日 (金)

女性の人権無視、大垣市防災ハンドブック

 

 鳥取県や岐阜市の防災計画や防災ハンドブックには、非常時の備蓄品として水、食料、非常トイレと合わせて、上位の項目で生理用品が列挙されている。ところが「大垣市防災ハンドブック」にはそれが欠落している。女性無視の防災マニュアルである。

 

 東日本大震災の時、女性の生理用品の準備不足が問題となり、2016年の熊本地震の時はそれが反映された。当時の河野太郎防災担当相も2016年4月17日、熊本県の要請をうけて生理用品2.6万枚を搬入したとツイッターで明かした。そういう問題である。それも6年も前の大昔話である。 

避難所で「生理用品は不謹慎」だから配布されず? 3.11めぐる「うわさ」が浮き彫りにした価値観の差

https://www.j-cast.com/2016/04/19264491.html?p=all

  J-CAST ニュースより

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 ところが、東日本大震災の10年後、熊本地震の6年後(令和3年3月発行)、最新版の「大垣市防災ハンドブック」には、生理用品の備蓄の記述がない。つまり大垣市は士農工商の社会である。士農工商の社会では、女性の地位が低いのだ。大垣市のお役人の意識は、下には上から視線で、上にはヒラメ状態で、お偉いのだ。お役人は、20年間続いた独裁政権の影響で、バカ殿の顔色を見て、保身に汲々として過ごしてきた。だから市民や女性や児童生徒の人権など知ったことではないという伝統が続いている。過去20年間にしみ込んだ悪習は簡単には消えない。それが石田仁大垣市政に受け継がれている。20年かけて悪くなった悪習は、20年の時間がないと元にもどらない。

 その悪習が垂れ幕、大垣防災ハンドブックにじみ出る。一時が万事である。

  

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 ここに生理用品の記載はない。

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恥さらし垂れ幕

 だから大垣新市庁舎のビルに大きな垂れ幕で「私たち大垣市民は人権を尊重するまちづくりをすすめます」を公示する恥さらしをしている。「街づくりを進めます」ということは、大垣市は「人権を尊重する街づくりが、まだ出来ていない」との宣言である。

 また人権尊重をするのは大垣市民で、大垣の役人ではないと宣言している。大垣市の人権が守られていれば、こんなくだらない垂れ幕は不要である。現実に出来ていないから、垂れ幕で公示するのだ。

 他市の知人に聞いても、こんな恥さらしな垂れ幕など聞いたことがないという。

 この垂れ幕を作るにも多額の税金が投入される。税金の無駄遣いである。

 

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大垣新市庁舎 2021年‎‎10‎月26‎日撮影

特定企業のヨイショ宣伝の垂れ幕など恥さらし

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 大垣新市庁舎 2022年‎2022‎年‎1‎月‎31‎日撮影

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園児虐待

 大垣市の役人は、女性の人権を守る気がないから、当然、児童生徒の人権など知ったことはない。だから当時の市長小川敏の虚栄心を満足させるため、元気ハツラツ市行事で児童生徒を36度の炎天下のコンクリートの演台で躍らせて、児童生徒の頬を火傷させる暴力を振るったのだ。

 幸い、熱中症で死亡事故が起きなかっただけ、幸いである。その一か月前の豊田市で児童が校外授業で死亡事故が起きたばかりであった。当時、それを止めさせようと行事の前日、町内の自治会長に陳情するようにお願いした。その自治会長が某共産党議員に働きかけをしてくれたのだが、何の動きもなかった。

 児童生徒を元気ハツラツ市行事で踊らせるには、大垣市長名で各幼稚園に招集令状を出している。しかし一商店街の営利目的の行事に、児童生徒を駆り出すのは、モラル違反である。

 しかし大垣市の命令に逆らえない園長先生は、園児達を36度の炎天下のコンクリートの演台で躍らせざるを得なかった。女性の園長先生の人権など知ったことでないのだ。園長先生(女性)の人権は、人事権と予算で締め上げられている。園長先生は市長命令に抵抗できないのだ。

園児虐待の報告記事

20181220 ()

大餓鬼妖怪が園児を喰う(大垣妖怪)

2018930 ()

教育の「不易の原則」を放棄

20188 6 ()

園児をこき使い、金儲けする鬼

20188 4 ()

36度の灼熱地獄で園児を踊らせる「鬼の小川敏市長」


 

2022-02-04  久志能幾研究所通信 2294号  小田泰仙

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