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2021年6月 9日 (水)

欧米型の食事で乳がんになる

 

乳がんリスク

 欧米型に偏り過ぎると  リスク1.3倍

 喫煙          リスク1.9倍

 (夫の喫煙で      リスク1.4倍)(別資料で)

 (夫・息子の喫煙で   リスク2.0倍)(別資料で)

 大量飲酒        リスク1.8倍 (飲まない女性に対して)

 肥満          リスク上昇

 

 国立がん研究センターの研究グループは、1995~1998年の間に食生生活のアンケート調査をした。それに回答した45~74歳の女性49,552人を2012年まで追跡調査して、期間中に718人が乳がんと診断された。

 調査では、食生活を下記の3つに分類して、134品目の食品や飲料の摂取量を点数化して比較した。

 1 健康型  野菜・いも・大豆製品

 2 欧米型  肉類、パン、乳製品

 3 伝統型  ごはん、味噌汁

 

 以上は2016年6月2日、6月20日の日本経済新聞記事の要約である。国立がん研究センターは「欧米型の食事が乳がんを誘発する危険が高い」と警告している。その予防策として推奨しているのは、バランスの良い食事、禁煙、禁酒、運動、体形、感染防止の6項目である。周知の当たり前の対策である。それが現代人は守れない。

 

 それから5年経った現在で、状況はまるで変っていない。癌患者は増える一方である。がんは生活習慣病であることが明白である。

 その間に河村義子先生が亡くなり、私にがんが発見された。自分の狂った生活を振り返り、がんは生活習慣病である事実を認識した。

 食品業界もマスコミも、がん撲滅の取り組みを全く無視である。そんな品行方正な生活をされては、会社が儲からないからだ。マスコミはスポンサーの食品業界さま様である。迎合することはあっても批判は絶対にしない。マスコミは健康に悪い食品のCM放映、グルメ番組制作に狂騒している。日本経済新聞でさえ、酒やスィーツ等の宣伝や特集記事を頻繁に掲載している。日本人はここまで精神的に劣化した。日本のがんの激増の原因は、日本人の道徳心の衰退にある。

 自分の城(体)は自分で守れ。それしかない。

 

2021-06-09   久志能幾研究所通信 2054 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年6月 8日 (火)

乳がんの増加はカナリアの叫び

 

 女性は男性よりも体力的にも病魔の抵抗力に対して弱い。まるで炭鉱の異常ガスを検知するカナリアのようである。日本女性の乳がんの増加は、日本人全体に対するカナリアとしての警告である。この40年間で、乳がんは4倍に増えた。日本人の2人に一人が癌になる時代である。これは異常すぎる。

 40年前は、癌になる人などほとんど聞かなかった。

 私は河村義子先生のがん死によって、胸騒ぎを覚え、自分のガンを発見することが出来た。河村義子先生のがんはカナリアとしての警告であった。

 

真因

 現代社会は、食生活、生活習慣、精神文化が狂っている。それの自覚がないまま、飽食に流されて生きている。飽食が悪いと思っていても、誘惑が強すぎて、それに負けている。癌は生活習慣病である。

 日本中の拝金主義に染まった企業が、それを助長している。マスコミも広告費が欲しい為、真実の報道はしない。儲かれば、日本人の健康など知ったことではないのだ。食品企業もマスコミも死神である。

 

いじめの問題

 その狂った習慣とは、食べ過ぎ、運動不足、夜更かし、糖分の取り過ぎ、油分の取り過ぎ、防腐剤等の添加物の取り過ぎである。その全ての習慣が、自分の免疫細胞への「いじめ」である。自分の免疫細胞は必死に、己の体を脅かす敵と戦っている。悪習慣は、その味方の免疫細胞を、後ろから銃で撃つようなものだ。

P11204821

 愛知県がんセンターの研究資料より

P10702501s  馬場恵峰書

2021-06-08   久志能幾研究所通信 2053 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年6月 7日 (月)

タバコが原因で認知症になる

 

 歯を失うと、脳への刺激が薄れて認知症になる確率が増える。タバコは歯を失う確率を上げる。

 喫煙者は、近い将来、認知症の予備軍となるので、心して付き合おう。いつ何時認知症を発症して、その人がその人でなくなるかも知れないのだ。

 私はつい最近もその実例を体験した。あんないい人だったのに、が悔いの想いである。その人のためにやったことに対して、その人から煮え湯を飲まされたれた。どう考えても、認知症になったとしか考えられない。

 

歯を失うと認知症のリスクが2倍に

 厚生労働省は、噛む能力が弱く、かかりつけの歯医者がない人ほど認知症になる確率が高くなる研究結果を発表した。

歯が20本以上残っている人に比べて、歯が数本で入れ歯を使わない人の認知症リスクは1.9倍に、かかりつけの医院のある人に比べてない人の認知症リスクは1.4倍になる。

 さかした歯科医院のHPより(2021年6月6日)

 http://www.418888.jp/index.html

 

歯への害

 海外では、喫煙は歯を失う元凶として、早くから注目されてきた。

 歯科分野の専門家が喫煙を問題にするのは、それが歯槽膿漏を招き、歯が抜ける原因になるたらだそうだ。煙に含まれる物質のせいで、歯肉の血のめぐりが悪くなったり、唾液の分泌が減ったり、細胞が変化したりするためである。

 米国の歯科医師会は、「会員は、患者に対し喫煙の悪影響について助言し、若者には禁煙習慣をもたないように警告するように」との宣言を1963年に採択した。20年後に調査したら、会員の7割が患者に禁煙を助言するようになっていた。

 歯科医自身も、60年代には5割だったのが、今では1割にまで減っている。

             〔この項:『朝日新聞夕刊 1995.12.12「窓」〕

 

50年間で喫煙率は激減

 厚生労働省の国民健康栄養調査によると、日本人の喫煙率は、平成19年が24.1%で、平成29年には17.7%になり20%を切っている。男女別では、男性が平成19年が39.4%、平成29年が29.4%。女性が平成19年が11.0%、平成29年が7.2%と確実に減少している。

歯科医の喫煙率は一般以上

 歯科医の喫煙率については、奈良女子大学の高橋裕子さんの2020年の報告によると、日本歯科医師会員の喫煙率は、男性25%、女性3%と出ている。特に男性については、国民の平均喫煙率よりも高い。確かに、某歯科医師会の旅行中は、皆が平然と煙草を吸っているとの話を聞きます。まんざら嘘ではない話の様です。

【岐阜県土岐市・土岐内科クリニック】のブログ

https://brain-gr.com/tokinaika_clinic/blog/health/5-reasons-you-should-never-quit-dentist-smoking/

 

2021-06-07   久志能幾研究所通信 2052 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年6月 2日 (水)

タバコ狂シャイロックが赤子の肉を刻む

 

--タバコの煙は赤ちゃんの体重を100 g減らす--

             島本太香子医師(大阪府環境保健部)

 妊娠中にタバコの煙に囲まれていると、生まれる赤ちゃんの体重は、煙のない環境で暮らす場合に比べて小さく、平均で100 g以上の差が出る。妊婦が家族や同僚の煙に晒されると、日に3~5本吸うのと同じことになる。

 1992年から3年間、奈良県内の産婦人科で、順調に出産した妊婦を対象に調べた結果、下記のデータが得られた。

 妊娠中に喫煙した人はごくわずかだったが、家族や職場の同僚のタバコに晒されていた受動喫煙の人は全体で6割、約800 人いた。それを下記の4分類に分けて、赤ちゃんの体重の平均を取った結果、受動喫煙の妊婦の赤ちゃんほど、体重が小さいとの結果がでた。その差は平均で100 gである。

 

                     n= 1333 人

                     赤ちゃんの   体重差

   妊婦の状態           平均体重(g)(g)

○喫煙しない場合(ベンチマーク)        3,140   

①換気ない部屋にいて、周囲が10本以上喫煙 2,900  ▲ 240

②換気ない部屋にいて、周囲が 9本以下喫煙 2,900  ▲ 240

③換気ある部屋にいた            3,070  ▲ 70

④たまにしか煙に晒されなかった            3,170    30 

|                                        喫煙の平均  3,040  ▲ 100

 

 1996年4月9日の日本産科婦人科学会で報告(『朝日新聞 1996.04.09』)

 

 赤ちゃんの体重に対して100 gは、成人のそれの2Kgに相当する。これは可愛いわが子の肉を切り取っていると同じ。

 人生は劇場に例えられる。煙草中毒患者は『ユダヤの商人』のシャイロック* の役を演じる。タバコの煙で、生まれくるわが子の肉を切り削む。

 肉親愛豊かな?シャイロックが切り取ろうとしたのは、商売敵の肉で、わが子の肉ではない。(*;シェイクスピア劇『ユダヤの商人』のユダヤ商人)

 タバコの煙が我が子の肉を切り刻み、妻を乳がんにする。

 

2021-06-02   久志能幾研究所通信 2046 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年5月31日 (月)

良く死ぬために、やらないこと(1/6)健康管理

無駄な時間を使わない。

人生の戦略として無駄な戦いを略せ。

 

酒を飲まない

 酒は少量でも発がん性物質。

二次会に行かない。カラオケに行かない。

 私は宴席には顔をだすが、二次会には行かない。

 ましてやカラオケではうるさくて会話ができない。

タバコを吸わない

エスカレーターを使わない

エレベーターを使わない

車の運転で追い越し車線を走らない

夜更かしをしない

 成長ホルモンは22時から2時の間に一番よく出る。

睡眠時間を削らない

お風呂をシャワーで済ませない

 肩まで湯に10分間浸かる。体温を上げるのが、免疫力向上。

座らない

 長時間座るのは、タバコを吸うと同じくらい健康に悪い。

安い朝食を食べない

 安いものにはワケがある。健康最優先。

清涼飲料水を飲まない

牛丼を食べない

 普通の料理法では、あんな旨いものは作れない。おかしい。

スーパのパック寿司をたべない。

 防腐剤が一杯

回転すしを食べない

 ブロイラーの鳥扱いにされない。

ハンバーガーを食べない

 危険です。

恵方巻寿司をたべない

 商売人に踊らされるなんて、愚か。

 とはいえ、私は今まで、踊らされていた。

バレンタインチョコを食べない

グルメにならない

 美味しいものには毒がある。

延命処置もしない

 自然界の法則に従おう。

ワクチンは打たない

ガンにならない

 なってたら、生き方に間違いがありと仏様が教えている。生活を変える。

 多くの人は、癌になる生活習慣に浸かっている。

臓器提供はしない

 自然界で不自然である。死ぬべき時には死ねばよい。

薬は飲まない

 薬は基本的に毒。なぜ病気になったかを考えよ。

 

2021-05-31   久志能幾研究所通信 2041 小田泰仙

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2021年5月30日 (日)

タバコ飲み 妻殺し 親殺し 

 

 喫煙の夫を持つ妻は、副煙流で非喫煙の夫の妻よりも1.4~2倍の確率で乳がんになる。息子まで煙草を吸えば、2倍以上の発症確率である。

 多くの場合、乳がんを発症して、10年後に別の器官に癌が転移して死亡する。

 

 タバコ関連の死者は全世界で年間700万人である。

 日本ではタバコが原因で年間12~13万人が死ぬ。

 新型コロナウイルスでの死者数は、日本で年間4千人ほどである。

 タバコ関連の死者は新型コロナ死どころではない。JTが存在するから、マスコミも広告費欲しさであからさまに攻撃しない。国家汚議員に喫煙者が多いので、その対策も中途半端である。

 喫煙者を国会議員にしてはならない。喫煙者に近寄るべからず。悪縁を被る。相手は確信犯の人殺しである。

 

人殺し

 家族、特に子供への副流煙の影響を考えると、「喫煙は人殺し」が私の見解である。以前、JTは、ある民間人より「緩慢なる殺人罪」で訴えられていた。

 欧州連合(EU)では、タバコのパッケージに「喫煙は殺人」という警告の表示が義務づけられた。

 タバコの副煙流は、吸っている本人よりも周囲の人の方が、40倍も癌になる率が高くなる。実際、喫煙の旦那さんと非喫煙の奥さんの子宮癌になる確率は、非喫煙の旦那の奥さんのそれと比べて、7倍高いという統計結果が癌研究所からでている(*2)

  *2: 『IBM USERS 1994.11 号』丸山淳士著「働きざかりの健康管理」

 

 喫煙とは、周りの人に対する殺人行為です。受動喫煙により20人に1人が早死にする可能性があります。さらに、家庭内や職場内での受動喫煙より7人に1人が早死にするとされています。

 ただし、この殺人は法律上、罪には問われません。無罪、すなわち「合法的殺人」です。(くにちか内科クリニックHPより)

 

2021-05-30   久志能幾研究所通信 2039 小田泰仙

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2021年5月23日 (日)

認知症 惚けの情けは 悪女の深情け

認知症 医者も共に 惚けている

認知症 皆で惚ければ 怖くない

 

 惚(ぼ)けると惚(ほ)れるは、同じ漢字。恋は人を見る目を盲目にする。認知症は人生を盲目にする。惚れて盲目になった人は幸せだ。皇族の御方のように、周りが困るのだ。惚けて認知症になった方が得なのだ。しかし、家族は地獄である。

 医者だって認知症になる。がん専門医だって癌になる。その比率は一般患者と変わらない。医師だって、認知症や癌になる真因が分かっていない。

 

鬱病患者 囲い込んで 薬漬け

 鬱病は、医師が薬を投与してさらに症状が酷くなる。鬱病は薬では治らない。病院は、守秘義務を盾に患者の情報を会社(上司)にドアを閉ざす。私の部下が鬱病になって、その情報取集をしようとしても、医者は門を閉ざしたので困惑した。医師からの情報が何も入ってこないのだ。どうすればよいのだ。

 その私も会社の合併のドタバタで、人間関係の軋轢を受け、鬱症状になった。医者に行けば、間違いなく鬱病と診断される状態であった。医師は来る患者を拒まず、全て鬱病患者にしてしまう。その方が楽だし、誰からも非難されないし、儲かるのだ。

 無責任で無知な会社の保健婦は「小田さんは軽い鬱だから、薬を飲めばすぐよくなりますよ」である。

 私は鬱病の薬の害毒を知っていたから、病院に行かず、自分で治した。太陽に当たり、散歩をして、睡眠を十分にとり、体調を整えた。劣悪な職場環境から身を遠ざけた。それで今の私がある。

 

食べれない それなら胃瘻 金儲け

 胃瘻される本人は、意思表示ができない。体が受け付けないのに、無理やり栄養素を入れられるのは拷問である。私なら、それまでして生き永らえたくない。家族は、世間体で延命治療を強いられるが、胃瘻される本人は地獄である。生物は食べられなくなったら、自然死が一番楽だ。それを病院の金儲けで生かされるのは、地獄である。病院にとって胃瘻は、手間がかからず、楽に儲かり、利益率の高い医療処置である。

 

飲み代が 薬代に変わる 還暦後

 高齢者の25%が7種類以上の薬を飲んでいるという。それが原因で、食欲がなくなり、副作用で病気になる危険性が高い。

 薬局の店舗数はコンビニより多い。それも増え続けている。日本衰退の象徴である。薬局数約5万9千店、コンビニ数は約5万6千店。郵便局は約2万3千店。(2017年)

 大企業の健康保険組合は、若く、健康体の人が多いのでその保険料は安い。それに比べて、高齢で病気餓鬼の人の多い国民健康保険料は高い。己が高齢者になって知る世の不合理である。

 

病院で 病気をもらい 金払う

 「病院で 病気をもらい その治療費を払う」ことをトヨタでは「自工程完結」という。

 病院も経営しなければならぬ。だから必死に病気を探して、金を稼ぐ。並みの人間なら、体中をしらみつぶしに探せば病気の一つも見つかるもの。

 下手に病院の待合室に行けば、病原菌が浮遊する環境に身を置く危険がある。 病院に行く暇があったら、狂った生活、狂った食生活をヤメ、運動をして、自己免疫力を上げよう。病院は治療をしてくれるが、病気を治してはくれない。病気を直すのは己である。

 

2021-05-23   久志能幾研究所通信 2031 小田泰仙

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2021年5月22日 (土)

狂騒曲「高血圧 大事な金づる 治してなるものか」

生かさず 殺さず 高血圧患者

高血圧 基準値変えて 医者は大儲け

 

 殆どの医師は、高血圧症に対して、降圧剤を処方するだけ。私はそれで30年間、降圧剤を飲まされ続けた。それで高血圧症が治るわけではない。それは対処療法である。

 体は自律神経の働きで必要と検知して、血圧を上げて血を全身に送っている。それを降圧剤で下げると、白血球等の免疫酵素を含んだ血が末端に行き届かず、がん、認知症、脳梗塞等の遠因となる。

 私はそれが遠因で、白内障、記憶力減退、網膜剝離、網膜静脈閉塞症まで罹患した。網膜静脈閉塞症は血圧が正常になって治った。

 

医者の台所都合

 医者の台所都合で、高血圧症が簡単に治ってもらっては困るし、それでは儲からない。高血圧症患者は大事な金づるなのだ。一度、降圧剤を飲ませることに成功すれば、死ぬまで患者として縛り付けることが出来る。その奴隷の鎖から逃れる術を医師は口が裂けても言わない。医師も生活がかかっているからだ。

 私も父もその被害者であった。父は最後はガンで世を去った。私は、私と父の癌は降圧剤が原因と思っている。

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高血圧症患者を増産

 2000年、日本高血圧学会が高血圧の基準値を(160/95mmHg以上)から(140/90mmHg)以上に引き下げた。それにより、今まで高血圧と診断されなかった人たちが治療対象になってしまった。その数2,100万人。それまで高齢者の血圧値の基準は、(年齢+90)が基準であったが、若きも老いも一律に同じ基準値となった。なにかおかしいではないか。

 基準値を下げた理由も根拠が薄いようだ。高齢者は血圧が高い方が長生きで元気なのだ。血圧を下げると、寿命が縮むというデータさえあった。

 血圧を無理に下げると認知症にさえなる。頭に必要な血が行かないためである。血圧が高いと脳溢血の危険があると言うが、死に方の選択は本人がするべきで、何方を選ぶのは本人である。

 

 高血圧症の基準値を変えることで一挙に2,100万人分(日本人口の2割)の降圧剤の売り上げ増が出来た。一度、患者を高血圧症にしてしまえば、死ぬまでお客様である。だから医師は高血圧の真因を探さず、治さず、降圧剤だけを処方する。私は30年間、その呪いに縛られた。日本高血圧学会と製薬業界の癒着が疑われる。

 この項、「高血圧症 3千7百万人のからくり」(近藤誠著)(文芸春秋2001.4)のデータを参考に記述

 

真因解明

 私は高血圧になった真因を、ネットで探した。その過程で久留米の真島消化器クリニックをネットで見付けて診察予約をした。ところが予約で空いていたのは半年後であった。このクリニックは海外からも診察を受けにくる人も多いという。しかし先約のキャンセルがあり、3か月後に診察を受けることができた。

 それで、真島先生に検査をしてもらい、血管内に蓄積したプラークが、高血圧の原因だと突き止めた。

 その検査結果では、血管内部のプラークの蓄積厚みが2.7mmもあり、脳梗塞、心筋梗塞寸前の状態であった。滑り込みセーフで、真島院長の指導で食事療法に取り組み、2年がかりで高血圧症を治した。今、高血圧の薬は飲んでいない。

 やはり真因を突き止めないと病気は治らない。

 

2021-05-22   久志能幾研究所通信 2029 小田泰仙

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2021年5月21日 (金)

狂果臭 医界からカネ腐臭が漂う

医色同源

 「医は仁術」は遠いおとぎ話で、今は「医は算術」である。薬の開発、薬の宣伝費、診断機器の減価償却費、医師になるための費用、誤診の賠償のための保険金等で医者も金が要る。現代の医療業界は金に色気があり、算術ができないと商売ができない。

 この40年間で日本の医療費は4倍に増えて、ついに43.6兆円(2019年)に達した。国の税収は60兆円なのに、この金額である。それでいて患者は減らず、増える一方である。癌患者は4倍に増えた。なにかおかしい。無駄な医療が多すぎる。また医学界は対処療法ばかりで、医療費を減らす気がないためである。

 2007年、夕張市が破産して、市の公的医療機関が無くなった。それでも夕張市の病死者数も平均寿命も変わらない。病院は不要か?

 

ガン治療 対処療法 花盛り

 ガンはこの40年間で4倍に増えた。医療費も4倍に増えた。医学界はガンを治療することばかりの金を使っている。しかし何故かガンになった原因追及とその対策費には金を使わない。それをやると医療業界が儲からないからだ。ガン治療は売上高が多くドル箱なのだ。癌になれば平均で400万円が消える。

 ガンの再発を防ぐには、対処療法ではなく癌になった真因を見付け、それを絶たなきゃダメである。危機管理とは、事故が起きないようにする学問である。病気は人体の事故である。予防医学こそが最大の健康管理である。死んでもいいから、健康管理である。

 

抗がん剤 癌は死なず 患者死ぬ

 抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な細胞も攻撃する。それで免疫力が低下して、肺炎等で死ぬ。ガンでは患者は(すぐには)死なない。樹木希林さんも全身がんになりながら、直前の1か月程は寝込まれたが、最期まで現役で過ごされた。

 抗がん剤で何故髪の毛がぬける? 体は抗がん剤を毒物として認識し、緊急非常事態として、必要のないものを捨てている。それが脱毛である。

 高齢の私は抗がん剤に耐える体力がないと判断して、医師から標準治療として強要された抗がん剤治療を拒否した。結果として薬物担当医師とけんか別れをした。それで今の私の命がある。

 

甘いもの 癌の大好物 身の破滅

 癌は糖質を栄養に増殖する。ガンは体に入ってきて余った糖分を栄養とする。若い女性のがん発生が急増している。若い癌患者の75%が女性である。スィーツの摂り過ぎがその一因である。

 私は愛知県がんセンターに定期的に検診にいっているが、そこで多くの若い女性を見る。若い癌患者の75%が女性であることを実感する。

 

美肌宣伝 化粧品の陰謀 がんの元

 日本人は太陽光で皮膚がんにはならない。それより白い美肌のためとして、太陽光を避けた「狂った生活」を送るとビタミンD欠乏症となり、癌を誘発する。ビタミンDには癌を防ぐ力がある。過去を検証すると化粧品会社が美肌宣伝を始めてから、乳がんが急増した(南雲先生の分析)。白い美肌宣伝は化粧品会社の金儲けの陰謀である。

 私も南雲先生から、ビタミンD欠乏症と診断され、治療を受けている。

 

とりあえず 薬を出して お茶濁す

 薬は基本的に毒である。とりあえず薬をだすような、いい加減な医師からは離れるのが得策。お陰様で私は現在、薬は一切飲んでいない。

 大垣に転居して、市内のW病院で高血圧症で初診で診察を受けたら、「とりあえず降圧剤をもう一種類追加しましょう」というので、即、その病院を去った。

 当時、必死に減量して、降圧剤の量を少なくしようと取り組んでいるときであった。そんな安易に薬を出す医師は信用が出来ないと結論した。

 

酒は百厄の頂

 「酒は百薬の長」は、酒メーカの戯言。酒に適量はない。酒は少量でも発がん性物質を飲むことになる。

 ワイン1本で、男性はタバコ5本分、女性はタバコ10本分の癌発症リスクがある。私は4年ほど前から完全禁酒にしました。

 

2021-05-21 久志能幾研究所 2027   小田泰仙

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2021年5月14日 (金)

餌に釣られたカナリアは下痢をする

 

 カナリアは空気の異常を過敏に反応するので、炭鉱の中でガス検知センサーとして、重宝される小鳥である。地下鉄サリン事件後の1995年3月22日、警察が国道5号線沿いの富士山麓のオウム真理教サテアンに突入する時、小鳥籠を同行させた。警察もサリンガスが怖かったのだ。

 ルート5 富士山麓に オーム鳴く

 √5=2.23620679 と受験勉強で覚えたことが記憶に蘇える。

 

巻き寿司で下痢

 最近、つい病みつきになって間食としてスーパーの398円巻き寿司を4日連続で食べたら、3日連続で、外出途中で下痢のためトイレに駆け込む羽目になった。これはおかしいと、翌日からその巻き寿司を食べるのを止めたら、その下痢症状はピタリと止った。私は食い意地が張ったカナリアであった。少々恥ずかしい。

 今日(5月14日)その巻き寿司の成分表を確認したら、数種類の防腐剤名が列挙されていた。

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 私はまるで防腐剤の検出カナリアであったようだ。今までスーパーの巻き寿司をたまに食べるだけであったので、問題が起きなかったが、連日食べたので、「毒素」の効果が劇的に現れたようだ。私は癌の手術をしているので、免疫力が低下して、その影響が顕著に出たようだ。

 普通の健康体の人なら問題がないようだ。しかしそれが長期にわたっての食用となると、ガンなどの病気の一因になるのではないか。防腐剤や添加材が健康には良くないことは自明である。

 

カップ麺の前科(?)

 私は44年前に胆石の手術で、胆のう摘出手術を受けた。その後、カップ麺を食べると、必ず下痢である。カップ麺の油が悪さをしているようなので、この44年間は全くカップ麺を食べずに過ごしてきた。胆のうは油分が体に入ってくると、消化液を濃縮して貯めてある胆のうから放出する。私の場合、その胆のうがないので、油分の消化効率が悪いのだろう。ある意味、私は悪い油分を検出するカナリアであった。結果として、健康には決して良いとは言えないカップ麺を食べずに過ごせたので、幸せであった。

 

恩を仇で返す「匂い」を感知

 長く生きていると、恩をあだで返されたことを多く経験する。人の行動には胡散臭い匂いがある。その匂いに腐臭を感じたら早めに縁を切ることだ。腐臭を感じながら付き合っていると、恩を仇で返される。その経験が数知れずである。

 人生の成功は、縁の腐臭を敏感に感じるカナリアたれ、君子危うきに近寄らず、である。

 腐臭ある縁の人には、食品の添加剤や防腐剤のように、小手先の手練手管が感じられて、人間性に素直さが感じられない。人間は素直でないと、見るものも歪んで見える。

 早め早めに悪縁を切ることが、縁ありて花開くことになる。腐臭ある縁からは花でなく仇花しか開かない。よき縁から良き花が開き、恩有りて実が結ぶ。腐臭ある縁からは、後悔と時間の浪費しか生まれない。腐臭ある縁と付き合うと、良きご縁と付き合う時間が弾き飛ばされてしまう。人生の時間は有限で、総量は決まっている。時間も縁も命なのだ。

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2021-05-14 久志能幾研究所通信 2019  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。