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2021年5月22日 (土)

狂騒曲「高血圧 大事な金づる 治してなるものか」

生かさず 殺さず 高血圧患者

高血圧 基準値変えて 医者は大儲け

 

 殆どの医師は、高血圧症に対して、降圧剤を処方するだけ。私はそれで30年間、降圧剤を飲まされ続けた。それで高血圧症が治るわけではない。それは対処療法である。

 体は自律神経の働きで必要と検知して、血圧を上げて血を全身に送っている。それを降圧剤で下げると、白血球等の免疫酵素を含んだ血が末端に行き届かず、がん、認知症、脳梗塞等の遠因となる。

 私はそれが遠因で、白内障、記憶力減退、網膜剝離、網膜静脈閉塞症まで罹患した。網膜静脈閉塞症は血圧が正常になって治った。

 

医者の台所都合

 医者の台所都合で、高血圧症が簡単に治ってもらっては困るし、それでは儲からない。高血圧症患者は大事な金づるなのだ。一度、降圧剤を飲ませることに成功すれば、死ぬまで患者として縛り付けることが出来る。その奴隷の鎖から逃れる術を医師は口が裂けても言わない。医師も生活がかかっているからだ。

 私も父もその被害者であった。父は最後はガンで世を去った。私は、私と父の癌は降圧剤が原因と思っている。

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高血圧症患者を増産

 2000年、日本高血圧学会が高血圧の基準値を(160/95mmHg以上)から(140/90mmHg)以上に引き下げた。それにより、今まで高血圧と診断されなかった人たちが治療対象になってしまった。その数2,100万人。それまで高齢者の血圧値の基準は、(年齢+90)が基準であったが、若きも老いも一律に同じ基準値となった。なにかおかしいではないか。

 基準値を下げた理由も根拠が薄いようだ。高齢者は血圧が高い方が長生きで元気なのだ。血圧を下げると、寿命が縮むというデータさえあった。

 血圧を無理に下げると認知症にさえなる。頭に必要な血が行かないためである。血圧が高いと脳溢血の危険があると言うが、死に方の選択は本人がするべきで、何方を選ぶのは本人である。

 

 高血圧症の基準値を変えることで一挙に2,100万人分(日本人口の2割)の降圧剤の売り上げ増が出来た。一度、患者を高血圧症にしてしまえば、死ぬまでお客様である。だから医師は高血圧の真因を探さず、治さず、降圧剤だけを処方する。私は30年間、その呪いに縛られた。日本高血圧学会と製薬業界の癒着が疑われる。

 この項、「高血圧症 3千7百万人のからくり」(近藤誠著)(文芸春秋2001.4)のデータを参考に記述

 

真因解明

 私は高血圧になった真因を、ネットで探した。その過程で久留米の真島消化器クリニックをネットで見付けて診察予約をした。ところが予約で空いていたのは半年後であった。このクリニックは海外からも診察を受けにくる人も多いという。しかし先約のキャンセルがあり、3か月後に診察を受けることができた。

 それで、真島先生に検査をしてもらい、血管内に蓄積したプラークが、高血圧の原因だと突き止めた。

 その検査結果では、血管内部のプラークの蓄積厚みが2.7mmもあり、脳梗塞、心筋梗塞寸前の状態であった。滑り込みセーフで、真島院長の指導で食事療法に取り組み、2年がかりで高血圧症を治した。今、高血圧の薬は飲んでいない。

 やはり真因を突き止めないと病気は治らない。

 

2021-05-22   久志能幾研究所通信 2029 小田泰仙

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