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2021年8月25日 (水)

78年前は学徒出陣、今はコロナ戦線に生徒出陣、政治屋の犠牲に

 

 現在の新型コロナ戦争で、政治屋はオリンピック開催の正当化のため、「学校連携観戦プログラム」の虚名錦旗を掲げ、参加拒否の抵抗できない児童生徒をパラリンピックに集団観戦に強要している。新型コロナ戦争の最前線に生徒出陣である。感染爆発が起きている時の集団観戦は、コロナ戦場で集団感染への危険性がある。東京都を始め各地に非常事態宣言を出し、不要不急の外出を控えろと叫んでいるくせに、パラリンピックへ児童生徒の強制観戦である。何時からこんなに政治は劣化したのだ。

 オリンピックは無観客と決定したのに、なぜ児童生徒を動員するのか。なぜ韓国みたいにゴールポストを動かすのだ。ダブルスタンダードである。

 小池知事も菅総理も狂っている。危機管理とは、非常事態を想定して、行動を変えること。それを無視して猪突猛進とは、墓穴への道だ。

 子供は民族の宝なのだ。それを自分の人気取りの道具に使い、子供の命を危険に晒すとは、政治家の風上にも置けない。亡国の輩である。

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2021-08-25   久志能幾研究所通信 2131  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年8月21日 (土)

「母の死」 その教えの自戒と自壊

 

10年前の自戒(2010年)

 私は母を42歳のときになくした。享年69歳、平均寿命からいえば早すぎる死であった。母は太っていて、私が健康上から、もっと痩せろと口すっぱく言っても、母は「食べたいものを食べずに、長生きなどしたくない」と聞く耳を貸さなかった。

 

 結果的に肥満からくる高血圧で、脳内出血で倒れ、その一年後、脳梗塞になり亡くなった。

 1992年のお盆に大垣市民病院に入院して、そのまま意識が薄れて行き、亡くなる前の5ヶ月間は、食物人間状態で、12月初に眠るがごとく逝ってしまった。

 この間、私は就業後の深夜、刈谷から大垣市民病院まで(80kmの距離)車を飛ばして通ったのだが、意識のない母を見舞うほど、辛く情けないことはない。面会しても意識のない母の顔を見るだけ。全く反応がない。看護していた父はもっと辛かったろうと今にして思う。こんな見舞い甲斐のない、辛い見舞いはない。見舞いに行っても母の反応があれば、まだ慰めがあるのだが、全く反応のない母の顔を見るのは辛いものでした。そんな姿を家族には見せてはならないとの教えであった。

 

 親としての健康管理は家族・子供に対する責務である。特に肥満は発病の大きな原因の一つで、突然死や脳溢血の発生率が数倍に跳ね上がる。だから肥満の解消と健康管理は、親としての責務なのだ。

 親の早死にほど、子供にとって不幸なことはない。還暦を過ぎて、両親が健在の友人をみると羨ましくなる。親として子供がかわいければ、自分が健康管理をして、長生きしてあげるのが、最大の「孝行」である(「孝」の字は、大人を意味する「老」と「子」から構成されている)。子供に残して喜ばれるのは、財産よりも親の健康と長生きである。親を失って初めて、また還暦の歳を迎えてその価値がわかる。でも、その時には遅いのだ。(2010年12月9日 記)

 

現在の自壊(2021年)

 母の死から約20年経って私が定年退職になった。それから多くの病気が噴き出して対応に追われた。加齢により免疫力も低下して、体の各所が壊れてきたのだ。その真因を探ると、全て己の食生活、生活習慣の悪さがなせることだった。

 今、母の歳まで生きて、多くの気付きを得た。何とか母親の歳以上に生き長らえられたのを喜ぼう。5年前の中学校の同窓会では、同じクラス仲間が20%も亡くなっているのを知らされ愕然とした。明日は我が身なのだ。

 

母の教え

 母の死の教えは、「あんたも何時かは病気になって死ぬのだよ。私の死に方を見て、生活せよ」であったようだ。子供は親と同じような生活習慣で生きている。同じような病気になって死ぬのも当たり前である。

 母の死は、生活習慣、食生活の間違いを明確に教えてくれていた。幸い、意識して危機管理として健康管理をしてきたので、大事に至らなかったが、加齢で体力が落ち(免疫力の低下)、病気が表面化した。会社勤めの激務で、その対策が十分ではなかったようだ。母の死がなく、無為に健康に無頓着に過ごしていれば、今頃、死んでいたと思う。

 その対策は不十分であったことを、定年後に思い知った。長年の狂った生活の咎は10年後にくる。定年後7年が経ってやっと病気頻発の真因が見つかり、それから対策を打って現在、4年目でやっとその効果が出て生きたところである。

 

真因

 その原因は、狂った食生活、狂った生活習慣による血管の劣化であった。それが原因で、血管内部にプラークが溜まり、それが原因で各種の病気を起こしていた。高血圧になり、白内障になり、網膜静脈閉塞症になり、癌になり、もう少しで脳梗塞、心筋梗塞で死ぬ寸前であった。幸い、久留米の真島消化器クリニックの真島先生の診察で真因が見つかり、食事療法指導で、快方に向かっている。

 何ごとも元を絶たなきゃダメなのよ。それが分かるまでに長い年月を要した。人は愚かな存在だと、つくづくと思い知った。

 

エピソード

 知人の奥さんが、私の見立てでは、まさに血管内プラークが溜まり、怖ろしい病気になる寸前であると推察した。それで久留米の真島消化器クリニックに行くことを助言した。しかし忙しいとかで、半年たっても検査に行ってくれない。人は痛い目に会わないと、足が動かないようだ。私の母はそれで命を落とした。

 それが人の習性だ。多くの人は、私だけは大丈夫と思っている。検査を受けるのも、子供の為と思えば動けるはず。病院に行く意味を考えよう。健康で長生きすれば、子供が喜ぶのだ。それが親の生きる功徳である。健康に長生きして、一人でも喜んでくれる人がいるだけ、生きる価値がある。

 

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 馬場恵峰書 2006年

2021-08-21   久志能幾研究所通信 2127  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年8月 8日 (日)

墓石の吸水率、心の悪縁吸収率をゼロに

硬い石を選択して吸水率をゼロに。

心を強靭にして悪縁の吸収率をゼロに

 

 日本の御影石は一般的に高価だが良質である。しかしもっと安価でより良質の石材がインド産にあり、今回の選択とした。その理由は、硬い石は水を吸わず、凍結等での石の劣化を防止できるから。高価な国産のブランド石でも、柔らかい石では水を吸う。吸水率で石の種類を見ると下記の差がある。今回選定したインドグリーンブラック(M-1H)は吸水率ゼロである。

 

          圧縮強度 kgf/cm2    吸水率(%)

 花崗岩(御影石)     1,500        0.25 

 安山石         1,000         2.5

 凝灰石               90                  17.2

 砂石             450                 11

各石材の吸水率比較

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Photo 石の素材

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 石を叩けば、その音で硬さがわかる

 

 石材は自然天然材のため、同じ産地の石でもばらつきが大きい。公表データからおおよその傾向は分かるが、最終判断は、サンプル石材を叩いて、音を自分の耳で確認するのが良い。硬い石は甲高い音が、柔らかい石は低い音がする。私は松居石材商店でこれを教えてもらい、自分の耳で確認をして納得した。

 

 同じ御影石でも前表のように、その硬度や吸水率にはばらつきが大きい。同じ御影石を使った碑でも、単に価格だけで御影石を選定すると、質の悪い御影石が提供される場合がある。下図の碑はある公共団体の祈念碑の例である。この碑を手配した担当者も、請け負った商社も、石材のことを知らないで入札方式で、コストだけで見合う御影石を選定して製作した。その結果がわずか15年後に、水を吸い冬季に凍結してヒビが入ったみすぼらしい姿の晒しである。個人の碑ならともかく、多くの人が目にする公共の碑には相応の石材を選定しないと、子や孫の世代に金をケチったことが露見して恥をかくことになる。

 石材の経年変化は50年後でないと分からない。墓石の素材の選択の責任を子孫がとることになる。そのため、私は石屋さんの勧めで一番硬い石を選択した。

 

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築15年でヒビが入った御影石(某記念碑)

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水を吸っている御影石(某慰霊碑)

11 風雪で傷んだ墓石(築80年)

2 風雪で傷んだ墓石(築80年)

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風雪で傷んだ墓石(築52年)

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悪縁に対する剛性さ

 石も人も叩かれてその真価が分かる。そして長い歳月がその本質を明らかにする。墓石に対して吸水率が問題になるように、自分の心の吸縁率が問われる。自分の心がしっかりとしていないと、寄ってきた悪縁を吸い込んでしまう。それが人生の長年の風雪の試練で、心の破壊が起きる。人格の破壊、鬱病の発症、悪くすると自殺である。

 血に飢えた拝金主義の企業が、スマホを使って誘惑をしている。ゲームにのめり込み、スマホ脳に侵されれば、廃人への道をまっしぐらである。

 また悪縁に対して心が弱いと、拝金主義の宣伝に騙されて、食べてはいけないものを食べてしまい、体がボロボロになり、ガン、糖尿病、認知症にもなってしまう。

 ボロボロになった墓石をみて、自信の体内の血管がボロボロになっている姿を想像して恐ろしくなった。私の高血圧症、網膜静脈閉塞症、網膜剥離、白内障、記憶力低下の症状は、狂った食生活で、悪い縁(食材)を吸い込み過ぎたため、毛細血管の内部ばボロボロになったためであった。

 墓石は、自家のお墓が遠方にあれば、年に数回しか目にしない。その痛みに気が付くのが遅くなる。体の異常でも同じである。

 

2021-08-07   久志能幾研究所通信 2113  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年7月22日 (木)

誘惑を退け、健全な「ノーパン生活」を

 

 大垣の大規模小売店舗店に店を構えるパン屋で「ガーリックマーガリンをふんだんに塗り」と宣伝する新製品が販売されていた。

 マーガリン(トランス脂肪酸)は健康に悪影響があるとして、欧米では使用量が規制されている。それを堂々と「ガーリックマーガリンをふんだんに塗り」と宣伝する神経が異常である。以前もこのお店の葡萄パンにショートニングが使われていることが分かり、それ以降、このお店でパンを買うことを止めた。他のパンも「毒物」の含有表示はしていないが、どれだけ使われているか不明である。

 これを機に私はパン食を止めた。パンは好きだが、健康には代えられない。パンを食べない、つまり「ノー・パン」生活である。

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 大規模小売店舗店に店を構えるパン屋の店頭で 2021‎年‎6‎月‎13‎日

 

パンの害

 パンの糖質は腸内で細菌がガスを米の10倍も発生させ、腹痛等の症状を生じせしめてパンを食べた人を苦しめる。

 小腸内には約10万個の細菌が生息している。それがパンを食べるとガスを異常に発生させる。その結果、小腸内細菌増殖症という病気を作る。日本には1200万人の患者がいると言われている。

 

食物別ガス発生量(単位:ppm)

      お米  小麦  トウモロコシ

摂取直後  15   18  18

4時間後  10   15  35

8時間後   7    65  20

   Levitt MD(ジョセフ・レイビット博士の論文より)

  (数値はグラフより読み取ったので、概算です)

 

 私もパンを食べると胃が持たれる不快な感触をいつも抱いていた。ジョセフ・レイビット博士の論文で納得がいった。

 かの坪内逍遥はパン食が好きで、それが原因で小腸内細菌増殖症になって逆流性胃炎に苦しめられ、それが原因で死亡している。彼は戦時中のパン食のできなかった時期は、胃腸病で苦しむことはなかった。日本には小腸内細菌増殖症の患者が推定で1200万人もいると言う。

 

小麦はアレルギー物質

 小麦はアレルギー物質に指定されている。その成分はグルテンで、各種の悪さを起こす。そのため現在、多くのグルテンフリーの食材が売られている。 

 

輸入小麦粉には農薬が一杯

 日本では認知症の患者が急増している。役人の農薬の許可基準、添加物許可基準が欧米に比較して大甘である。私は、それも認知症の患者が急増の一因だと思う。

 

マーガリン

 かつて植物油から作られるマーガリンは、動物性脂肪であるバターよりも健康に良いというような印象が持たれていた。しかし近年では逆に、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が健康被害を与える可能性が指摘されている。トランス脂肪酸は心臓疾患などの一因である可能性が指摘されており、アメリカ合衆国では既に、食品中に含まれるトランス脂肪酸の量の表示義務や使用規制が行われている。

 

 WHO / FAOの2003年のレポートで、トランス脂肪酸は心臓疾患のリスク増加との強い関連が報告され、また摂取量は全カロリーの1%未満にするよう勧告されている。トランス脂肪酸の摂取量の増加に伴って認知機能が低下していることも観察されている。

 

 水素添加によって作られる通常のマーガリンはトランス脂肪酸を7%前後、ファットスプレッドは5%前後含む。過度なトランス脂肪酸批判のためメーカーが使用を低減させたことにより、逆に飽和脂肪酸の使用量が増加しており、飽和脂肪酸での健康被害(肥満、動脈硬化など)が危惧されるという主張もある。

 

2 011年10月1日にデンマークでは、肥満の原因となる飽和脂肪酸の多い食品への課税を世界で初めて導入している。飽和脂肪酸も心臓疾患との関連からWHO/FAOはトランス脂肪酸の10倍の許容量である10%を上限とし、どちらも低減を目標とすることが示されている脂肪酸である。

 

 2011年4月28日、アメリカ食品医薬品局 (FDA)、アメリカ疾病予防管理センター (CDC)、アメリカ合衆国農務省 (USDA)、連邦取引委員会(FTC) の4機関は、肥満増加の対策として子供に販売する飲食品の指針として、加工食品1食品あたりの上限を、飽和脂肪酸1グラム、トランス脂肪酸を0g、砂糖を13g、ナトリウムを210mgとした。

 

 2015年6月16日、FDAは「加工食品中に使われる工業的に生産されたトランス脂肪酸の主原料である部分硬化油(PHO: Partially Hydrogenated Oil)が人間の食品に使われても安全だとする一般的な合意はない」として、3年の猶予期間の後、部分硬化油を加工食品に用いることを禁止することを最終決定。2018年6月18日から実施される。

 

 2021年1月年現在、日本では、日本人のトランス脂肪酸摂取量が十分少ないという調査結果に基づいて、トランス脂肪酸を含む、不飽和脂肪酸、飽和脂肪酸、コレステロールの食品中の含有量を表示する義務や、濃度に関する基準値の規制は定められていない。

 この項、wikipedia 2021/07/22より

 

2021-07-22   久志能幾研究所通信 2097  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年7月10日 (土)

どんな死に方をしますか?

 

死とは人生で、最大のプロジェクトである。現代日本では、

 2人に一人ががんになる。

 4人に一人が脳卒中になる。 

 5人に一人が認知症になる(65歳以上)

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脳卒中は4人に一人が寝たきりになる。

  要は、日本人の100人中6人が脳卒中で寝たきりになる。

  寝たきりは廃人と同じで地獄である。

 

認知症は、脳死である。

 本人は何も分からず幸せだが、家族が地獄の苦しみを味わう。

 

がんは日本人の死因の30%である。

 がんは正しく治療をすれば、最後の1ヶ月まで正常な社会生活が送れる。樹木希林さんが全身がんになったが、最後まで社会生活を送られた。死の後始末が自分で出来るから、始末がよい。

 認知症では自分の後始末が出来ない。幸いなことに癌になる人は認知症になりにくいという統計がある。

 

対策

 自分の意志で死に方は選ぶべきだ。最低でも、認知症で死なないために、降圧剤を飲まないことだ。まずガンで死ぬほうを選ぶべきだ。脳卒中か認知症で死ぬよりはましだろう。それは本人の選択である。

 脳卒中の予防は、降血圧(降圧剤を飲むのではない)、減脂肪、禁煙、禁酒、適切な運動である。それはガン予防、認知症予防にもなる対策である。つまり良く死ぬために、健康管理である。

 

 喫煙が原因で年間、全世界の483万人が死亡している。死因の12%を占める(2000年)。日本酒毎日3合で癌の発生率が1.8倍に増える。

 (厚生労働省調査 日本経済新聞 2004年12月25日付け)

 ワイン一本でタバコ3~5本を吸うと同じ危険性がある。

 座りぱなしは、煙草を吸うより危険性が高い。

 お家タイムでテレビの前に座り、清涼飲料水とポテトチップスばかりでは、認知症にまっしぐらである。

 精神衛生上で人を喰うのは良いが、食われるのでは癌になる。癌発症の原因の大半はストレスで、自己免疫力が低下して発病する。私のがん発症も会社時代のストレスの後遺症だと思う。日本企業がグローバル経済主義病、成果主義病に犯されて、ギスギスしだしたのが原因である。

 

  しかしどんなに頑張っても、120歳までも生きられない。だから私は生前葬の準備を始めた。大事な人と会えるうちに、食事をしながら楽しく昔の話をすればよい。師ならば年功序列で必ず先に逝かれるのが普通。食事会が生前葬だ。

 若い相手でも、自分より先に死ぬかもしれない。人の明日は分からない。私はその場でこれからの20年間の計画をぶち上げて相手を煙に巻いている。今から恵峰先生の書の出版もせねば、音楽ホールも作らねばならぬ。死を意識すると、やることが山積である。棒ほど願って針ほど叶う。だからこそ、大法螺を吹けばよい。だれもそれの責任を取れとは言わない。

 生前葬を失念して先に逝かれた師とは、いつかは会えると信じて、今日一日を精一杯に生きる。それが両親、師への供養である。

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2021-07-09   久志能幾研究所通信 2084  小田泰仙

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2021年7月 4日 (日)

駅員さんの嘔吐物処理に感銘・感謝

 

 7月1日、外食の後、気分が悪くなり、帰宅中の電車の中で発車を待っていたら、むかむかして吐きそうになった。発車直前の電車を降りホームに出て、胃の中身を全て嘔吐である。電車の中でなくてよかったとひとまず安堵である。

 さすがにホーム上の嘔吐物を放置できず、自分では掃除もできず、駅員さんに知らせて処理してもらった。その処理手順を見て感銘を受けた。

 てっきり、嘔吐物をそのまま水で線路上に流すかと思いきや、手順が想定とは違った。駅員さんはポリバケツ、ブラシ、手袋、注意看板を持ってきて、処理を始めた。まず凝固剤を撒いて吐しゃ物を固め、それから塵取りで取ってから、ホーム上を水とブラシで掃除である。私はすっかり恐縮である。

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後始末

 その処理が終わったのを確認して、私は駅員さんにお礼を言ってから、次の電車に乗って帰宅をした。疲労困憊である。

 翌日、菓子折りをもって、養老線大垣駅にお詫びに行った。逆に駅の責任者が恐縮していた。まあよくあることのようだ。

 

学び1

 しかし酒も飲まず、食べただけで気分が悪くなって吐くのは、体力が落ちている証拠である。心して、自分の体の現実を見なければならぬ。なぜ吐いたかの原因も追究が必要だ。

 

学び2

 命の限界を感じて、生前葬のプロジェクトも開始した。会える時に、会っておかないと、何方かが逝ってしまう事態となる。嘔吐はその兆しである。

 

学び3

 駅員さんが吐しゃ物に凝固剤を掛けて、回収する実演を見て感心した。現在、町内の防災対策を考えている。その対策の一つに防災トイレの計画がある。それの実演を見せてもらった気になった。早々にその実現に向けて動きたいと思う。

 熊本地震の時のアンケート調査で、3時間以内にトイレに行きたくなった人は約4割、6時間以内になると7割に達するという。非常食よりも生理現象の方が、災害時には問題である。

 防災トイレでは、用を足した後、パウダー状の凝固剤を降りかけると約10秒から20秒でゲル状に固まり、1時間後は大腸菌の生菌数がほぼゼロに、24時間後にアンモニア産生菌がほぼゼロになるという(まいにち株式会社「マイレット」の場合)。このコロナ禍の折、衛生管理は重要な要素である。

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防災トイレの宣伝記事例(まいにち株式会社 週刊ダイヤモンド2019/03/16)

 

学び4

 この話を駅前商店街の店主に話したら、そのお店はあまりはやっていないので、その店主の営業方針に問題があるという。だからそのお店で出す食品の生鮮さに問題があったかも、という。それで以後、そのお店で食べることを禁止されてしまった。納得できる話で、よき勉強になった。流行っていないお店での食事は要注意である。

 

体の自己防衛機能

 嘔吐とは、体の自衛作用で、異常な食物が体に入ると、毒物を外に出す自己防衛機能である。下痢は、体に入った毒の作用を薄める為、消化器全体が水分を大量に出して薄める作用をする。その結果として、下痢となる。正常な自己防衛機能の発揮である。下痢したら、食べたものをチェックすべきである。

 前回、398円の巻きずしを4日連続で食べて、3日連続で下痢したのも、正常な体の機能であったようだ。

  

2021-07-04   久志能幾研究所通信 2079  小田泰仙

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2021年6月28日 (月)

ワクチン接種報道の何故?なぜ?

 

 ワクチン接種の目的は何か。なぜ、その目的にあうアウトプットを報道しないのか。ワクチン接種率の推移は報道しても、肝心の目的であるコロナ感染率の低下の結果がなぜリンクして報道されないのか。

 

 一つのグラフには一つの伝達目的がある。その伝達目的が分かれば、ワクチン接種の意図が露見する。

 本来、ワクチン接種の推移と感染率の推移グラフを公開すべきである。それが全く報道されない。そこには隠れた意図がある。欧米から見れば、日本は非常事態を解除してもよいレベルなのだ。

 ワクチン接種の推移グラフから読み取れるのは、ワクチン接種の目的がワクチンの販売拡大であると推定される。来年度も変種のコロナ菌のため、新たにワクチンを接種せねばならぬ。その結果、ワクチンの売上高が上がり、製薬会社はウハウハである。それで欧米の開発したワクチン接種を推進したお役人の地位も安泰である。

 

ファクターX

 しかしそれは対処療法である。なぜ日本の感染率が低いのか、なぜ欧米の感染率が高いのか、その真因(ファクターX)を見つけないと、対処療法のドタバタばかりとなる。高血圧症に降圧剤を処方すると同じである。西村秀一氏(国立病院機構仙台医療センター ウイルスセンター長)は、その著書『もうだまされない 新型コロナの大誤解』(幻冬舎)で、欧米の3密の生活習慣がファクターXだと断定される。日本のコロナ感染が少ないのではなく、欧米が異常に多いのだと。

 欧米の開発したワクチン接種を推進するのは、心血を注いでイベルメクチンを開発した大村智博士の功績を踏みにじるものだ。ノーベル賞を創ったノーベルも草葉の陰で嘆いているだろう。

 

マスコミ報道

 以下の図は、中日新聞 2021年6月19日掲載のワクチン接種人数と接種率のグラフである。新聞報道が間違っているわけではない。しかし報道すべきことを報道せず、故意に読者の欲しい情報を隠しているのだ。騙されてはいけない。

 

 戦前のドイツでは天才的な洗脳演説で、ヒトラーは国民をユダヤ人が悪の根源だと信じ込ませ、ユダヤ人を迫害し、第二次世界大戦に人類を巻き込んだ。

 

 戦前の日本では満州がバラ色の天国だとの報道が広まり、それが日本の生命線だとして、大挙して中国に進出していった。そして中国との泥沼の戦争となり、太平洋戦争につながった。その景気の良い新聞報道(洗脳報道)を日本人は信じたのが間違いであった。

 戦後の朝日新聞は北朝鮮が天国だと報道して、多くの日本人が騙されて北朝鮮に渡った。朝日新聞には虚偽のDNAがあるから慰安婦誤報事件を起こしたのだ。

 戦後の日本も、中国が大消費地を宣伝されて、多くの日本企業が中国に進出していった。日本のマスコミは中国の悪口は決して報道しなかった。今でもウイグル族虐殺問題では、日本のマスコミは報道をしない場合が多い。欧米の報道が盛んになり、いやいや報道しているようだ。

 この世に真実はない。あるのは各人の価値観に基づいた解釈の違いだけである。だから日本のマスコミは自分の利益に反することは報道しない。

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2021-06-27   久志能幾研究所通信 2072  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年6月26日 (土)

新型コロナワクチン、命の選択と決断

 

 新型コロナワクチン、打つか打たないか、人生の選択である。

 それが今までの人生の岐路での選択を象徴している。

 

結論

 私は新型コロナワクチンを打たないと決断した。人と接触する機会の多い職業なら、ワクチン接種が正解である場合もあるだろう。どちらが正しいかどうかは、問題ではない。その決断プロセスが問題である。人によって選択肢の正解が違う。自分が正しいと思ったら、非難されてもその選択を進める勇気が必要だ。

  

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人生の決断と過去の惨劇

 人生は選択の連続である。多くの選択肢の中からその一つを選んだら、決断して実行しないと、何も始まらない。決断しないと他人の選択に流されて、自分の時間と命を失う。

 選択には、多くのデータと自分の経験知から自分の結論をだすことだ。

 自分の頭で考えないから、ヒトラーの宣伝に乗せられドイツ国民はユダヤ人を迫害した。

 戦前の朝日新聞社等の戦争賛美の記事に乗せられて日本国民は戦争に追いやられた。 

 オイルショックの時、マスコミの過剰報道に踊らされてトイレットペーパーの買い出しに走ったのだ。

 狂った社会党を選ぶから、阪神淡路大震災で危機対応ができない政府に煮え湯を飲まされることになるのだ。狂った民主党を選択するから、福島原発事故で右往左往するのだ。

 狂った朝日新聞を購読するという選択をするから、慰安婦報道に騙されるのだ。

 正しい議員に投票せず、選挙投票で棄権をするから、日本の道を誤まらせる国賊議員が跋扈するのだ。その議員を選んだのは国民である。だから日本は基礎研究に金を出さない政治体制が続き、失われた時間30年間が生まれ、衰退した日本を生んだのだ。それが今の国産ワクチン開発での敗戦になった。

 今回が新型コロナワクチン接種問題である。

 その選択が、誰かの利益のために躍らせれていないか確認すべきだ。

 自分で考えて結論を出さないと、痛い目に会う。それは歴史が証明している。

 

決断を下した根拠

事実1

 日本のコロナ感染者、死者数は欧米の100分の一程度。

 欧米の生活習慣(ファクターX)が、日本の生活習慣と違うので、欧米で感染者が激増していると考えられる。(西村秀一氏説・国立病院機構仙台医療センター ウイルスセンター長)

 日本のコロナ死亡者は4千人、例年インフルエンザで1万人が死んでいる。 私はマスコミが騒ぎ過ぎると断定した。なぜ? 扇情的に報道すれば、視聴率が上がり、儲かるから。

 

事実2

 新型コロナウイルスでの死亡者数と他が原因の死亡者数を冷静に比較観察しよう。(下記概算値)

 なぜ、マスコミが酒やタバコでの害を追求せず、新型コロナばかり報道で攻めるのか。酒やタバコや清涼飲料水の後ろには、宣伝の大スポンサーがいる。口が裂けてもそのスポンサーを非難はできない。私はそんな記事を見たことがない。

 

 新型コロナの年間死亡者数   5千人

 交通事故死亡者数       3千人

  交通戦争時代は死者が1万人を超えていた。

 例年のインフルエンザ死亡者数 1万人

 糖尿病の死亡者数      1.4万人

 お風呂での死亡者       2万人

 自殺者数           3万人

 酒での死亡者数        3.5万人

   (全世界で300万人が酒の原因で死亡 WHО発表)

 誤嚥の死亡者数        4万人 

 タバコでの死亡者数     12万人

 癌での死亡者数       30万人

 日本の死亡者数、生誕者数  100万人

 

事実3

 大村智博士が開発したイベルメクチンは、インドでは劇的な効果があった。WHОは欧米のワクチンを強制して効果のなかったため、インド政府はWHОを訴訟で訴えている。

 イベルメクチンの値段は600円だが、欧米のワクチンは数万円である。製薬会社は実績があっても儲からないイベルメクチンを売りたくない。新ワクチン開発にかけた金を回収せねばならぬからだ。製薬会社は慈善事業ではなく、拝金事業なのだ。

 政府の役人も既に欧米のワクチンを手配すみなので、今更変更はできない。自分の保身に影響するからだ。減点主義の役所では、変えたくても変えられない。どうせ無知な国民は気が付かないと高級官僚は思っている。

 

事実4

 新型コロナ用のワクチンで、9,759,770人の内、5月30日時点で139人が死亡。(2021年6月26日現在) 

   新型コロナ用のワクチンで7万人に一人が死亡する確率である。

  15万人の中堅都市の全員が接種で、1~2名が死亡と同じ。

 インフルエンザ用のワクチンの死亡率は1千万人に一人。

  (52,511,510人が接種して3名死亡。平成30年度)

  1千万人の人口の東京都で全員接種で、一人が死亡と同じ。

 

 新型コロナ用のワクチンは、まだ安全性が確認されていないようだ。自動車部品開発に携わった技術者として言えることは、新開発部品の安全性が従来品よりも100倍も悪化すれば、人の命に影響する車には搭載できない、ということだ。

 

事実5

 マスコミが発表するグラフは接種数の変化で、接種率と感染状況の変化と連動したグラフは決して出さない。コロナ感染の恐怖を煽り、接種数の増加を過度に報道して、摂取させようとしているとしか思えない

 

事実6

 ワクチン接種の目的は、ワクチンの販売であって、新型コロナウイルスの収束ではない。ワクチン接種拡大に成功すれば(製薬会社にとって)、来年以降も変種ウイルス対策として、継続してワクチンが売れる。

 独ビオンテック、今年のワクチン売上高1.6兆円の見通しである。ファイザー製薬は3.8兆円である。 (日本経済新聞2021年5月11日)

 

事実7

 新型コロナをエボラ熱相当の疫病と指定した厚生省が間違い。だから大騒ぎとなった。前提が間違っている。

 新型コロナの死亡率は2%。エボラ熱の死亡率は50%。それなのに同じ扱いにするから、異常事態となる。病床がひっ迫する。その指定を変えて問題が出れば、役人の出世に影響がでるから、保身主義のエゴ役人は、指定を決して変えようとはしない。ここに現代日本の閉塞状態の真因がある。

 

事実8

 ワクチン接種をしても新型コロナ感染のリスクが下がり、重症化するリスクが下がるだけである。ワクチン接種で、コロナ感染が無くなるわけはない。ワクチン接種をしても再度、感染した人も多い。それは単に、ワクチン接種をしたからと、油断して感染予防を怠っただけのことである。

 

事実9

 私は自営業で、日頃、多くの人と会うわけではない。ほとんど自宅で仕事をして過ごしている。外出も控えている。外出時はマスクをして、3密を避けるようにしている。人に迷惑をかける頻度は少ないのでワクチン接種は、そのメリットデメリットを考えるべきだと判断した。

 

事実10

 ワクチン接種にはコロナに負けない体力がないとダメである。疾患持ちで、血栓ができやすい人が接種して196人が死亡している。7万人に一人の割合である。

 私は高齢で、体力も弱っていて、癌の後遺症に苦しんでいるので、私にはワクチン接種の耐力がないと判断した。利害を総合的に考えて、私はワクチン接種をしない決断をした。

Dsc09255s 馬場恵峰書

 私は書斎で、このコップを筆立てとして使用して、毎日眺めている。

 馬場恵峰先生に感謝である。

 命に係わる事項の決断は、智慧を出し、賢く判断したい。そう思って私は、いつも文殊菩薩と普賢菩薩に手を合わせ祈っている。そうすると不思議と冷静になれる。

 命はこの世に役だつものを遺すため、何時も輝いている。輝かせねば、ご先祖に申しわけない。己の愚かな判断でそれを無に帰せてはなるまい。

Dsc06572s 松本明慶大仏師作 文殊菩薩

Dsc065661s  松本明慶大仏師作 普賢菩薩

2021-06-26   久志能幾研究所通信 2071  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年6月21日 (月)

ドクター酢トップ

 

 酢は健康に良いと昔から言われてきた。酢は殺菌効果もあり、寿司や酢のものにも使われている。江戸時代の冷蔵庫の無かった時代、ファーストフードで日持ちのある寿司に使われた。

 酢は殺菌効果で細菌の繁殖を抑制する。しかし同時に、自分の体内の免疫酵素まで影響を及ぼし、体内の免疫酵素の生息状態のバランスを崩す恐れがある。

 それが原因で、4日連続でスーパーの398円の巻きずしを食べたら、3日連続で下痢をしたが、それが原因のようだ。寿司の酢も本物ではなく、合成の酢であったようだ。

 人間の体内は微妙なバランスで腸内細菌や免疫酵素が生息している。その環境を悪食で壊して駄目である。

  

酢が治療の妨げ

 普通の健康な人は、問題ないようだが、がんを患い半病人の私には良くなったようだ。三杯酢を多飲したら、血管内のプラークを減少させる治療が滞ってしまった。その結果から、真島消化器クリニックの真島先生より、三杯酢はドクターストップである。

 酢は健康体の人には好いが、半病人には毒であった。

 常識として良いと言われてきた食材も、よく吟味しないと毒になる場合がある。

 同じ理由で、梅干しもドクター指示で週に一個に制限である。

2021-06-21  久志能幾研究所通信 2066  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年6月15日 (火)

損子の兵法、餓鬼は新型コロナ菌に敗れる

 新型コロナ対策で2500年前のワクチンを打つ

 孫子の兵法に曰く、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」「敵を分断せよ」

 孫子は紀元前500年頃の兵法である。2500年前のワクチンを打つとは、孫子の兵法を応用した新型コロナ対策の戦術である。

 

 アルコールで消毒とは、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」である。まず敵を知らねば戦えない。新型コロナ菌は王冠のように突起物が周りを覆っている。新型コロナ菌はこの突起を使って、体内の細胞に侵入して感染する。この突起物の成分はタンパク質である。だからアルコールで突起物のタンパク質が溶けるから、それを無くせば新型コロナ菌は無力となる。だからアルコール、石鹸で手を洗えば、効果が高い。ついでに悪縁から手を引き、足を洗うともっと効果が高い?

 

 「3密を避けよ」とは、「敵を分断せよ」の兵法である。自分の体内には免疫酵素が外からの外敵を防いでいる。大量に敵が侵入すれば、いくら免疫酵素が戦っても、負けて発病する。しかし3密を避け、マスクをし、手を洗い、換気をすれば、免疫酵素も少数の敵と戦うだけとなり、侵入した新型コロナ菌に勝てる。

 マスク着用で外からの菌の侵入量が、10分の一、手を洗って10分の一、室内換気をして10分の一に減る。これで来襲するコロナ菌が1000の一になる。これなら自己免疫酵素で敵に勝てる。

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図は下記から引用

新型コロナウイルスの感染経路で明らかになっていることを解説します(写真:Pepino/PIXTA)

「新型コロナ「武漢より前に世界拡散」の衝撃事実」 石 弘之 2021/03/04 13:00

 東洋経済HPより

 

マクロファージは身体の自衛隊

 マクロファージは白血球中の免疫酵素である。この免疫酵素が外敵から体を守っている。マクロファージは白血球の約5%前後を占める単球が変身した“寿命のある生き物”である。

 このマクロファージが、外敵(コロナ菌、血管内部のプラーク、癌細胞等)を食べて殺している。

 マクロファージは24時間、死ぬまで自分の命を守り続ける生き物達である。白血球の数は、正常値なら約5,000/μl前後など表現する。

 マクロファージは血液の1μl(マイクロリットル)1/1,000cc中に、白血球は5,000匹いる。(思考できる細胞で自分の意思で動き回れる。)

 白血球は骨髄で造られる。白血球の約5%が単球だが、血液中に約2日間生活し、その後は血管の外に出てマクロファージに変身すると言われている。マクロファージの元の単球の数は 約250匹(5,000x0.05)/μlである。つまり1ccの血液中に約25万匹(250x1,000)も住んでいる。

 人体の血液量は、60Kgの人体なら、体重の1/13として約4.6Kg=4.6リットル(4,600cc)が血液量となる。つまり、ヒトの体内には約11億5千万匹(250x1,000x4,600=1,150,000,000匹=)の単球(マクロファージ予備軍)が住んでいる。

 

 この単球の数は流血中だけの数で、プラークの中に潜って貪食中の現場に張り付いているマクロファージや、癌組織をやっつけている最中のマクロファージ達、肺胞で雑菌やウイルスを貪食しているマクロファージ達、肝臓の組織に住んでいるクッパー細胞、石灰化したプラークを食べて減らしてくれている“破骨細胞”などを含めない。

 

 プラーク等の外敵を“たっぷり”食べたマクロファージは、リンパ管からリンパ節へ移動し、“あそこにはおびただしいプラークがあるぞ・・手が空いている同僚は集合して手助けしてほしい!”旨の情報を発信している。

 この免疫細胞が活性化される主な場所が腸管である。腸の長さは7~9mもあり、この広大なスペースの環境が改善されれば、免疫細胞の活性も劇的に改善する。

 この項、真島消化器クリニックのHP情報を編集加筆(「脳梗塞・心筋梗塞にならない食べ方&プラークを低下させるための要件(RAP食)」

https://majimaclinic22.jp/

真島消化器クリニック

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因果応報

 免疫酵素は、自分の体内の自衛隊である。それが血液中のマクロファージである。その味方の自衛隊を後ろから鉄砲で撃つから、コロナ菌に感染する。「自衛隊」が住む環境を破壊する行為、つまり後ろから味方を鉄砲で撃つような行為が、狂った生活習慣、狂った食生活である。

 だから、狂った生活習慣、狂った食生活をしてきて、疾患持ちになった患者の死亡率が高い。冷たい言い方だが、因果応報である。狂った生活習慣・狂った食生活をしてきた人が、病気になり日本の医療費を高騰させ、新型コロナ菌の感染爆発で、医療体制を崩壊に導いている。

 狂った生活習慣、狂った食生活をしている人は、真面目に健康に留意して生活をしてきた人に、税金を高くする迷惑をかけている。その人に、その自覚がないのが罪である。拝金主義を信仰する宗教団体「グローバル経済主義狂」に洗脳された敵は巧妙なのだ。

 

狂った生活習慣、狂った食生活

 狂った生活習慣、狂った食生活とは、飽食、暴飲暴食、タバコ、酒、夜更かし、運動不足、糖分、油分、添加物、薬のとりすぎである。

 日本の生活スタイルがこの40年間で激変した。だからこの40年間で、日本の医療費が4倍に増え、43兆円にまで増えた。税収は60兆円しかない。日本国の財政を家庭で例えれば、年収600万円のひとが、医療費に430万円を使っている。何かおかしい。足らない分は借金(赤字国債)である。日本の再建は、まず自らの健康管理からである。自分の体が管理できないのに、国や企業の管理など出来まい。

 

自由の謳歌と咎

 欧米と日本の感染者数・死亡者数の差が100倍近くある。これは日本人が真面目にマスク等の対策を守っているからと推定される。フランスなど欧米諸国は、自己主張が強すぎて、政府からのお願いを自由が侵害されたとして、政府から感染対策依頼を無視するようだ。自業自得である。

 

2021-06-15   久志能幾研究所通信 2060  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。