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2021年5月10日 (月)

がん専門医の余命宣告を信じるな

高血圧専門医の言うことを信じるな

「がん」という名の仏さまを信じよう

「体」という名の仏さまを信じよう

自分を信じ、安易な余命宣告の医師に怒れ。

そんなことで死んでたまるか。

真因を追及して行動しよう。

 

 がん専門医は、診断・治療はするが、病気を治してはくれない。がん専門医は、標準治療として手術後、抗がん剤治療を押し付ける。「抗がん剤治療をやらないと命の保証はしない」と脅す。

 私のがんのステージはⅢで、5年後の生存率は51%と宣告された。つまり統計上、5年後、同じ症状の人の半分は死ぬことになる。私は抗がん剤の弊害を知っていたので、抗がん剤治療を拒否して、医師とけんか別れをした。抗がん剤治療でがんが治るわけではない。抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な細胞も攻撃し免疫力を低下させる。高齢の私に抗がん剤は、体への負荷が大きすぎる。人はガンでは死なない。抗がん剤で免疫力が低下して、肺炎等を起こして、それで死ぬ。

 医師もがんになる。その確率は、一般の人と変わらない。医師もがんが分かっていないのだ。

 

素直でない私

 私は、がんになった真因を調べて別の対応をした。私は素直ではなかった。そんなことで死んでたまるか反骨心に燃えた。

 医師から「余命2年」と宣告されると、素直な人は、それを信じてその通りに亡くなるという。

 

 イギリスの大学病院キングス・カレッジで乳がん患者の気持ちの持ち方が延命にどう影響するかを調査した。同程度の症状の患者に、術後3か月の心理状態を確認すると、大きく4つに分かれた。

・絶望している人

・冷静に受容する人

・(がんであることを)否認する人

・闘争心を持つ人

そういう分類をして、13年後まで追跡調査をした。

一番長生きをしたのは、闘争心を持った人であった。日本人は冷静に受容しようとする人が多いのですが、そうするとわりと早く死にます。絶望している人も、もちろん長生きできません。

(「医師のがん告知を冷静に受け入れると早死にする」 PRESIDENT 2015.8.3 P19)

 

 

何故なぜを5回繰り返し

 統計によれば、日本人の2人に一人はガンになる時代である。がんは自分の組織が変化した現象である。なぜがんになったかの原因を見つけないと、いくら治療をしても再発する。トヨタ生産方式で、「何故なぜを5回繰り返し」て、真因を見つけないと、がんは治らない。がんの発生原因は、単に狂った生活、狂った食生活が原因である。私は生活の全てを変えた。

 高血圧症も同じである。医師は降圧剤を出すだけで、治療をせず、高血圧症になった真因を教えてはくれない。私は30年間、医師から降圧剤を飲まされ続けた。私は、目覚めて久留米の真島先生を訪ねて、その真因を見付けて2年がかりで高血圧症を直した。治療方法は食事療法だけであった。

 

がんは仏さま

 がんも高血圧症も、それは己の不摂生を教えてくれる仏さまなのだ。因果応報で原因のない事象はない。がんや高血圧症になった原因を、仏さまは病気という形で教えてくれている。高血圧症もがんの遠因である。それをガンと闘うとして、対処するから、がんに勝てず、死んでしまう。がんとは共存しないと駄目である。臭い匂いもがんも、元を断たなきゃだめなのだ。

 

2021-05-10 久志能幾研究所通信 2015 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年5月 8日 (土)

飽食は死場腐の匂い

隣の死場腐はアホく見える(隣の芝生は青く見える)。

隣の客はよく喰う客だ

 

 先日、某カレーチェーン店でカレーを注文した。注文した商品が来るまで、私の隣のカウンターに座った若い女性客を見るとはなしに、観察して呆れてしまった。

 まず私と食べる量が違う。食べる種類が違う。食べるスタイルが違う。体格が違う(彼女は太り気味。だから必要エネルギーが違う)。

 これでは、彼女は加齢なる肥満神に恋されて、早晩、死場に送られる。肥満は万病の元である。現代人は飽食で、食べ過ぎである。彼女は飽食に魅せられた子羊であった。

 

死神の攻勢

 食品業界は、もっともっと食べろと、あの手この手で攻めてくる。敵の担当者も成果主義に攻められて、真地目にやらないと担当者はクビになる。だから敵も必死である。

 飲食店は、お客の健康など知ったことではなく、一番儲かる売り方で、客に食品を提供する。儲かるなら、客の健康を度外視して、必要以上の分量を標準分量として設定する。

 そうすれば客の体が大食漢になって、より多く食べてもらえるようになる。それが敵の付け目である。

 その昔、味の素が利益を上げる方法を社内で募集したところ、瓶の注ぎ穴の大きさを大きくするという案が採用されたという噂があった。それが食品メーカの体質を象徴した寓話である。

 

自分の城は自分で守る

 それ故、自分の城は自分で守らないと、食の業界から病気にさせられる。最大の自分の城とは己の体である。私が癌になったのも、この40年で日本人の癌が4倍に増えたのも、医療費が4倍になったのも飽食が一因である。

 飽食は肥満に繋がり、高血圧、糖尿病、癌、認知症等の多くの病気を招く。食べ足りなくて病気になった人はいないが、食べ過ぎで命を落とした人は多くいる。

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 馬場恵峰書

 

 それでも利益第一主義の業界は、その暴走が止まらない。それを止めるのは、己の自制心である。私は癌になって死線をさまよい、やっと目が覚めた。人は痛い目に会わないと、目が覚めない。

 

彼女との差 分量

 そのカレー屋では、標準のお米の分量は300gである。私が食べるお米の量は通常100gである。そのカレー屋では最低の分量が150gなので、仕方なく150gのスモールサイズで注文している。

 お米は糖質の塊である。それが300gもあるカレーは、食べ過ぎである。温かいご飯は食が進む。だから私は家では、なるべく「冷やし飯(冷めたご飯)」で100gに限定している。そうすれば摂取カロリーも20%も減る。

 

 私は癌の手術をしてから食事量が約4割減った。体重は25キロ減である。それからいくら食べても体重が増えず、この1年間ほど平衡状態である。それでも普通に生活ができているので、今までが食べ過ぎなのだ。

 

食べる種類

 彼女の選択は、トンカツと唐揚げをトッピングしたカレーであった。

 私の選択は、海の幸と野菜のトッピングのカレーである。私はドクターストップで油分の塊であるトンカツはご法度である。唐揚げもご法度である。

 この食生活では彼女は将来、高血圧、癌、心筋梗塞になる恐れがある。

 

食べ方

 彼女はスマホで動画を見ながらイヤホンで音を聞いて、黙々と食べていた。ゆっくりと咀嚼するのではなく、食べ物を流し込んでいるようであった。それではどれだけ食べたかが、自覚なく大食いしてしまう。体から満腹のサインが出る前に、完食してしまうからである。それが肥満の原因となる。現在の太った体が、日頃の生活ぶりを表していた。

 私は食べることに専念して、ゆっくりとよく咀嚼して食べた。意識しないと、カレーは流動食のように早く食べれてしまう。よく噛まないと、頭への刺激がなく、認知症になりやすい。

 

親の教え

 食事は真面目に、食べさせていただく命に感謝して、ゆっくりとしっかり咀嚼をして食べよう。

 2年ほど前、恵峰先生宅で食事をして、私はいつものようなペースで食べたら、恵峰先生から「小田さんは、食べるのが早すぎる。一口一口、感謝して、ゆっくりと食べなさい」と叱られてしまった。我々は他の命を食べないと生きていけない。そのため、他の命を頂くことに感謝が必要だ。そんなことで叱ってくれる人は親も同然である。恵峰先生のよき思い出である。

 

2021-05-08  久志能幾研究所通信 2013 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年4月29日 (木)

スィーツ行列に並び、10分1000円加算で命を削る

 

 2021年2月の愛知県がんセンターの検査で、肺がんの疑いが指摘されたので、4月22日に再検査、4月27日、その再検査の結果を聞きにがんセンターに出向いた。その途中の名古屋駅コンコースにある売店で長蛇の列に出くわした。見れば、行列人はスィーツの販売店の外側に沿って並んでいる。看板を見れば、私から見て、何で並んでまでして買わねばならないのか、そんな希少価値があるとは思えない商品であった。

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行列コスト

 私の時間コスト感覚は1分100円である。行列を見ると、約10分間の行列である。それで10分×100円でスィーツの価格に1000円が上乗せされる計算になる。

 今日、がんセンターで肺がん宣告さるやも知れぬ身には、俗世間のあほみたいな行列に見えた。たかがスィーツ1個を買うのに10分も使うとは、命の無駄遣いである。

 知人に聞くと、希少価値のあるお土産なら、30分も並んでも平気だという。価値観の差に愕然とした。

 

癌細胞もスィーツは大好物

 癌細胞は、スィーツ等の糖分が大好きである。癌細胞は、主に糖分を使った代謝で生きている。糖分は人間が生きるために必要な栄養素であるが、取り過ぎると、癌細胞にどんどんと栄養が流れ込む。

 若い女性の癌がこの40年間で4倍に増えたのは、スィーツの消費が増えたのと無関係ではあるまい。

20160208scan01751    日経ビジネス2016年-02月08号-

 

時間は命

 いつまでもあると思うな、親と金。己の命も同じである。命は一刻一刻と尽きていく。「時間は命」である。スィーツを買うために、行列までして時間を殺すのは愚劣である

 

2021-04-29 久志能幾研究所通信 2003 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年4月27日 (火)

古新聞ガミをお宝に変える

 

 やっと時間の余裕ができてきたので、10年前に溜まっていたゴミ扱いの新聞ガミを整理して、「お宝」に変えた。

 新聞ガミとは、2006年~2014年の英字新聞(”International Herald Tribune” (週刊版), ”New York Times”(週刊版)である。読売新聞社や朝日新聞社発行の英字新聞でないところがミソである。

 英語を学ぶのに英字新聞を読めとよく言われるが、日本語を英訳した新聞ではダメである。日本の新聞社が発行する英字新聞は、日本人が書いた原稿を英訳した版で、日本語臭さがプンプンで、表現が英語らしくない。考え方も日本人の論点で記載されている。おかしな英語(日本語の候文のような)もよく使われている。

 だから私の英語の師である後藤悦夫先生からは、欧米で発行された英字新聞を読めと指導されてきた。その中でも、”International Herald Tribune” (週刊版), ”New York Times”(週刊版)がよいと推奨されていた。両紙は、印刷は両紙と提携している朝日新聞社が、日本で印刷するが、原稿はフランス、ニューヨークで書かれている。

 

英字新聞の利点

 後藤悦夫先生がこの新聞を推奨するワケは、英語の文体がテクニカルライティングの手法に則って書かれていて、英語の論理的な表現の勉強になるからだ。

 

 また欧米の新聞は、日本の新聞とは視点が全く違って、同じ事件でも記事内容が全く異なる。欧米社会の観点を学ぶだけで価値がある。欧米人は何方かというと、大局観から記事を書いている。日本の新聞は視野が狭い感じがする。

 日本の記事と比較すると、いかに日本のマスコミが偏向しているかが分かる。

 15年前の事件を今の眼で、当時の記事の論旨を俯瞰することは、ものの見方の勉強にもなる。

 

 また発行も1週間に1度なので、継続がしやすい、と当時は思った。しかし1週間に1度のことなのに、すぐ読んでない新聞が溜まってしまったことが度々であった。当時の己の仕事の進め方の不手際が、情けない有様であった。読んでない新聞が山積みに溜まっても、購読を中止せず8年間も続けたのは、我ながらエライ、と褒めてやりたい。当時、奈良のK市(人口12万人)に居住したが、その都市で、”International Herald Tribune”を購読していたのは、新聞販売店の話では、私だけだったという。

 

認知症防止

 今は時間がある。タイムカプセルのような記事が満載された昔の紙面は刺激的である。当時の新聞紙面には、オバマ大統領、湾岸戦争、シリア問題等が掲載されている。まさにタイムカプセルである。

 己のボケ防止に、英語の再勉強は良いと思う。バイリンガルは認知症になりにくいというデータもある近い将来、英語の本を出すのが私の夢である。そのための第一歩でもある。「千里の道も一歩から」を実行する。

 

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2021-04-27 久志能幾研究所通信 2001 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年4月22日 (木)

初めに言葉あり。煩悩ありて病気あり (磨墨智152)

 

 『新訳聖書』の『ヨハネによる福音』の最初の文字が「初めに言葉ありき」。

 言葉は言霊というように、魂が籠っている。その言葉が時間を創る。時間とは命である。言葉が人生を創り、人を育てる。

 私は馬場恵峰先生の書かれた、古今の名言の揮毫の書を眺めて、その謦咳に触れた気がする。それが私の成長の肥やしとなった。

 人との出会いがご縁である。言葉との出逢いもご縁である。しかしよき出会いがあっても、欲望に惑わされ、煩悩に迷い、その言葉に背く生き方をするから、人生で躓き、病気にもなる。

 

病気というご縁

 病気との出会いもご縁である。病気にであい、日本中の名医の戸を叩き、自分の非を知ることになった。病気に出会わなければ、自分の非に気がつかなかった。また同時に、現代の日本医療の実情を知ることができたのも、仏様の慈観の目から出た賜物である。

 病気は誰のせいでのない、己の不摂生が病気を招いた。その長年の不摂生で体が悲鳴を上げ、37兆個の細胞が力を合わせて病気を発症させた。37兆個の細胞が早く間違いに気づいてくれ、その不摂生を止めてくれ、と行動を起こしたのが病気である。

 それを傲慢にも「病気と闘う」と言っては、対応が間違ってしまう。それで薬を飲み、手術をして誤魔化そうとするから、病気が再発する。それは対処療法である。医療関係者だけが儲かる。それでは一時的にしか治らない。

 人生では最高の事しか、起こらない。病気になるような生活を送ってきたから、最高の因果応報の結果として、病気になったのだ。それに気が付かず、俺は運が悪いと多くの人は間違った処置をする。

 

癌を睨む不動明王

 癌(他の病気も同じ)の発生も同じである。己が癌になるような、狂った生活習慣、狂った食生活を送ってきたのが真因である。それを医者任せ、手術任せだけで治そうとするから、治らない。医者は治療をするが、病気は治さない。治すのは己の力である。仏様は、狂った生活習慣、狂った食生活を直せと、迫っている。

 不動明王は、怒りで病気に迫る。己の煩悩(狂った生活習慣、狂った食生活)を宝刀で断ち切ろうと迫る。その悪癖を直せば、左手でもった羂索で、癌の地獄界から救ってくださる。生活を改め行いを正し、怒りの不動明王の懐に飛び込めば、慈悲に満ちた眼で衆生を見つめてくださる。

 

 文殊菩薩は、同じように右手の宝刀で、迷える煩悩を断ち切る。不動明王は怒りで衆生を導くが、文殊菩薩は智慧で衆生を導く。

 迷える煩悩とは、間違った健康知識である。人生を運ぶ運搬車(体)の正しい取り扱い説明書を読まねばならぬ。その運搬車に過度に負荷をかけるから、壊れてしまう。正しい取り扱い方法、健康知識こそ、煩悩(病気、破損)を遠ざける知恵である。知らないことほど、罪の大きいことはない。無知は人生に壁を作る。文殊菩薩様は、左手に経典の巻物(データベース)を持ち、衆生を教え導く。衆生は導かれるより、自分で学ばねばならぬ。それが仏教の教えである。

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 松本明慶大仏師作 不動明王

 本写真は松本明慶仏像彫刻美術館の掲載許可を得ています。

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 松本明慶大仏師作 文殊菩薩

 

039a15511s  馬場恵峰書

2021-04-22   久志能幾研究所通信 1997 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年4月13日 (火)

人生経営での命(時間)儲け。金儲けは二の次。

 

会社経営

 会社経営で必要なことは、利益を上げるために売上高を多くすることではない。売り上げがいくら多くても、一部門が赤字の垂れ流しでは、赤字転落である。経営の最優先課題は、利益を阻害する要因(赤字要因)を無くすことだ。

 

赤字の垂れ流し

 前職の会社でも、欧州に作った現地法人が赤字を垂れ流し、日本で稼いだ利益の大半を帳消しにしていた。それが長年続いたが、当時の社長がその会社の閉鎖を決められなかった。エリートの社長が優柔不断であった。その会社は政府の関係があり、会社の解消に支障があったが、社長に決断力がなかった。

 エリートと言われた社長以下の経営陣は、赤字になると真っ先に人材育成費を削った。愚かな経営陣は、人件費をコストとしか見ていなかった。そうしている間に、累積赤字で会社の耐力を失い、それが後年に競合会社に吸収合併される悲劇を招いた。無能で優柔不断の経営者が、会社を潰した。

 

宮仕えの智慧

 私の同僚が上司とのそりが合わず、その海外の現地法人の営業に飛ばされた。そこで心身とも苦労したようで、帰国後、すぐ病没した。享年54歳。

  私が別用件で現地に出張して会った時、かなり疲れた表情をしていた。彼が技術者で営業には不向きが明白なのに、そこにその上司が彼を飛ばしたのは、推定殺人だと仲間内では噂をした。宮仕えとは残酷なものだ。上司に嫌われた場合の悲劇である。

 私はその上司には面従腹背を通して、嫌われないように保身をしたので、その災難を逃れられた。また両親がその上司に盆暮れの付け届けを欠かさなかった。それは宮仕えの智慧であった。だから命を守ってくれた両親に感謝である。命が一番大事なのだ。

 

自分有限会社の経営 

 人生経営で必要なことは、自分の人生経営を阻害している要因を除くことだ。金儲けよりも、阻害要因を排除することが最優先である。

 いくら金儲けの才能があっても健康でないと、人生は大赤字である。 

 安いからと激安飲食店を選んで、それが原因で病気になっては人生経営の命が赤字となる。安いものにはワケがある。

 安いからと遠くの店に足を運んでは、時間ロスで人生経営の命が赤字となる。

 食べ過ぎて病気になっては、人生経営の命が赤字となる。

 安く美味いからと「毒」入り食品を食べて、病気になっては人生経営の赤字となる。

 安いからと激安商品を選んで、それが原因で人格が下品になれば、人生が貧困になる。それで奴隷労働で作った製品ばかり買えば、日本の雇用がなくなり、日本経済が病気になってしまう。安いものにはワケがある。

 せめて小さな心掛けで日本経済の足を引っ張ることは止めよう。

 儲けのためにプラスすることばかり考えず、マイナス要因を排除することが最優先である。時間は命なのだ。

P10409731s  馬場恵峰書

 

2021-04-13 久志能幾研究所通信 1987  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年4月 4日 (日)

テレビに洗脳されると認知症へ

テレビ洗脳支配の手口

 

 TVのバラエティ番組、グルメ探索番組、お笑いバラエティ等を集中して見続けることは、市庁舎を痴呆症にする洗脳教育と同じである。テレビの痴呆的番組と距離をおき、自分と家族を理知的、理性的な世界に置きたかったら、テレビ番組は見ないことだ。テレビ局は、痴呆的番組で国民を洗脳し、CMで嗜好品の中毒状態にして、視聴者を食い物にしている。

 

視聴者をバカにするためのマニュアル

 下記のマニュアルは玉木正之氏出演したテレビトーク番組の台本である。『時事英語研究』1994年1月号で紹介された。

 これを見ると、テレビ局はテレビを見ている人間に考えさせないようにしているようだ。その手管に嵌れば、無意識にCMの製品に手が出て、その結果益々テレビ局の売上が増大する。 

 自然界には「使わない器官は退化する」という大原則がある。現在のテレビ番組は視聴者から思考能力を抹殺するようにしている。テレビのばかばかしい番組を見ることはとは、ばかになる練習をすることだ。

 

某トーク番組の台本 

 『○△(番組名)をより面白くするために』

 ・正論  より 本音

 ・抽象的 より 具体的   ←抽象的に考えるのが成長。その逆

 ・理論的 より 体験的   ←論理が人生を正しく導く。その逆

  ・考える より 遊び感覚  ←これではバカになる

 ・重い  より 軽い

 ・泣き  より 笑い

 ・悲観的 より 楽観的

 ・隠す  より 顕す(露顕)

 ・流れ  より 飛躍    ←論理の破綻である

 ・じっくり より ざっくり ←バカになる練習だ。

  *意見、反論は指名がなくてもドシドシご発言ください

  

酒を飲んで放送

 1970頃の私がまだ大学生のころ、東海テレビの「ナイトショー」で風刺コントの特集番組があり、私に「かたえくぼ」の常連として出演依頼が来た。そのリハーサル後、本番前の小1時間ほどの間にスタジオ内のバーカウンターで、酒を飲まされた。ディレクター曰く「皆さんにリラックスして喋ってもらうためです。多少顔が赤くなっても、ライティグで目立ちません」。なんといいかげんなことかと感じた。上記の台本を見てテレビの本質を悟った。

 

2021-04-04   久志能幾研究所通信 1972 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年4月 2日 (金)

ゆでガエル洗脳病をぶっ飛ばせ(8/11) スマホ脳病

「スマホ脳病」をぶっ飛ばせ

 スマホは人を奴隷にする。スマホがないと落ち着かない人は、スマホ奴隷となっている。一日に2600回以上もスマホを触り、一日に4時間もスマホに拘束され(若者の7割は7時間もスマホ漬けになっている)、10分に一回はスマホ画面を見ないとやって行けない。それは立派なスマホに洗脳された奴隷である。

 そのため人生の生産性が落ちている。学習能力も落ちている。学校の成績も下がっていく。人間性も落ちている。IQ値も下がっている。

 人間性とは共感性、他への配慮心であり、感受性、思考性である。要は廃人への道を歩いている。だから貧乏になっていく。その分、GAFA に利益が転がり込む。

 

スマホの害

 人間として、人間性を向上させずして、幸せにはなれないし、お金も集まらない。スマホを捨てて、人生の荒野を目指せ。人の歩かない裏道、荒野に金塊が埋まっている。

 スマホに洗脳されると、成功報酬(ドーパミン)に扇情されて、短期的欲望に支配されて、長期的な目標が達成しづらくなる。学業の成績は下がり、対人的配慮感情が劣化して、人生の成功には程遠くなる。小さな画面だけが、全世界の情報と勘違いして、思考が劣化する。

 

ドーパミンの罠

 脳内の成功報酬システムに、ドーパミンというモルヒネ作用がある。脳内の成功報酬システムは何百万年もかけて発達してきた。そのモルヒネ作用を使い、人類が生き延びて遺伝子を残せるように人間を突き動かしてきた。つまり食料、他人と交流、セックス等によってドーパミンの量が増える。食べる楽しみ、他人との付き合いでの生存情報の共有、セックスで快楽を得ることで、人類が生き延びてきた。

 同じ原理で、スマホもドーパミンの量を増やす。それがメールの着信音で、スマホを見たい衝動に駆られる理由である。脳は常に新しいものを求める。それは周囲の環境を理解するほど、生き延びられる確率が増えるからだ。だから人は常に新しい情報を求めて、スマホをクリックする度、脳がドーパミンを放出する。だから人はますますスマホが手放せなくなる。

 

天才ジョブス

 スマホを創ったアップルのジョブスは、その害を熟知しており、自分の子供にはスマホもiPadも与えなかった。

 「うちでは、子供たちがデジタル機器を使う時間を制限している。

    スティーブ・ジョブズ(アップル社創業者)

    (アンデシュ・ハンセン著『スマホ脳』新潮社p170)

 

ビル・ゲイツ

 ビル・ゲイツは自分の子供が14歳になるまで、スマホは持たせなかった。現在、スウェーデンの11歳児の98%がスマホを持っている。ビル・ゲイツの子供は、スマホを持たない2%に属していた。(『スマホ脳』p82)

 

携帯電話(スマホ)の非携帯

 恥ずかしながら、私がスマホを持ったのは70歳を超えてからだ。ずっとガラケーで不便を感じなかった。最近、半強制的に、いやいやスマホに変えさせられた。最近は、その害に気がついて、出かける時はスマホの非携帯を実行している。特別の連絡があれば帰宅後、固定電話かスマホに着信履歴が残る。それから対応しても、問題がある事象はほとんどない。

 

2021-04-02  久志能幾研究所通信 1969 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年4月 1日 (木)

ぼけない五ヶ條

 

(1)仲間がいて、気持ちの若い人

(2)人の世話をよくして、感謝のできる人

(3)物をよく読み、よく書く人

(4)よく笑い、感動を忘れない人

(5)趣味の楽しみを持ち、旅の好きな人

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 以上は、馬場恵峰先生宅のトイレの壁に貼ってあった書である。これを守っていたから、馬場恵峰先生は93歳まで、馬場三根子先生は88歳までぼけずに現役で活動されていた。

 

仲間がいて、気持ちの若い人

 孤独はいいが、孤立してはダメ。考える時は、群れてはダメ。孤独になって自分を見つめよう。ネットワークを活かして、全国の友と連携しよう。友とは、共に魂の成長を錬磨する戦友である。成長に取り組んでいる友の足を引っ張るなかれ。

 

人の世話をよくして、感謝のできる人

 利己主義ではダメで、利他の精神で活動しよう。与えたモノが、人生の晩年に倍返しで返ってくる。それが返って来なければ、吝嗇の人生を歩んだのだ。 

 

物をよく読み、よく書く人

 読書だけでなく、実際に手を動かすことが、頭の活性化になる。10遍読むより1回書け、である。

 

よく笑い、感動を忘れない人

 しかめっ面では、玄関にドクロを飾るようなもの。それでは誰も近寄らない。笑顔こそが頭と心の活性化である。

 

趣味の楽しみを持ち、旅の好きな人

 足こそが自分の意志を表す。動けなくなったら人生の終わりである。旅をして全国の友を訪ねよう。

 

必ず惚ける6條(ああ無情)

(1)孤独で友がなく、気が老いた人。

  群れてワイワイと宴会に参加は良くする。しかし表面的には、楽し気に過ごしているが、虚しい孤独感に襲われている。宴席で能力や人格が向上するわけではない。

 

(2)人の世話など知ったことではない。

  己のことで精いっぱい。

 

(3)読書はしない。

 スマホ、テレビの情報は受け流しだけで、頭の活性化にならない。自分が発信しなければダメ。ネットメールは短文ばかりで、思考を深めない。ネットの情報はゴミ情報ばかり。小さい画面で、大事な情報が洗脳のために故意に削り落とされている。

 本を読まない人は、認知症予備軍になる。読書をして、考えることをしなくなるからだ。生物の大原則、使わない器官は退化する。

 

(4)威厳を保つため、いつも渋い顔

  脳に刺激がなく、人が寄り付かず認知症への道をまっしぐら。

 

(5)趣味無し

  会社の仕事以外したことがない。起きたけど寝るまで特に用もなし。

  コロナ禍で、妻から足止めをくらい、家でゴロゴロ。出歩いて刺激を受けないと、惚ける一方である。

 

(6)狂った食事ばかり

  安ければよいと惚ける要素の食事ばかりで過ごす。油分が多い食事、糖分の多い甘いもの、乳製品・肉の多い食事である。その結果、血管内にプラーク(コレステロールのじゅくじゅくした粕状の壁)が出来て、血管内の血が正常に流れない。脳の毛細血管の末端まで栄養が行き届かないので、脳内細胞が死ぬ。それが認知症の原因。

  

2021-04-01   久志能幾研究所通信 1968 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月31日 (水)

スマホに洗脳された狂母、コロナ菌をばらまく?

 

 スマホに洗脳されると、己がコロナ菌をばらまく狂人・狂母になったことにも気が付かない。いつから日本女性はここまで愚かになったのか。

 今日(2021年3月31日)、大規模小売店舗アピタ大垣店の食品売り場で遭遇した事件である。

 スマホで喋りながら、生鮮食品の陳列物を至近距離から覗き込んで、スマホで話している若い狂母がいた。どうも家族とその食品を見ながら、買うかどうか相談しているようだ。まるで魔女が、コロナ菌を食品に吹き付けている様な風景である。

 マスクをしていても、喋れば唾気が飛んでいる。不衛生極まりない。まるでスマホに洗脳されているが如きである。この事象を最近、アピタの食品売り場で頻繁に見る。

 思い余って私が注意をすると、その女はプイとあちらを向き、向こうの食品コーナに行ってしまった。しかしその狂母は、私を無視するが如く、スマホでの会話は止めなかった。このご時世、このスマホ洗脳病にかかった女は、飛沫感染を考えず、人への迷惑など眼中にない狂人である。この女は衛生観念が希薄だから、子供への教育もお粗末で、家族がコロナに罹る確率も高いと推定される。

 

 マスクは呼気に含まれるウイルスを外に出すのを少なくするもので、効果が薄いとされる。サージカルマスクでも80%の効果しかなく、手作りの布マスクは、50パーセント以下と言われる。それでマスクをしていても、喋れば唾液に含まれるウイルスの飛沫は膨大である。だからその場合は、マスクは全く意味がない。だから商品の陳列してある食品の前で喋り続けるなど言語道断である。それを注意しても聞かないので、狂人である。

 

飛沫状況の実験

 スーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションでのマスクありの吐きだし飛沫量を計算すると

 マスク無しを100%とすると

 不織マスク   20%

 布マスク    18~30%

 ウレタンマスク 50%

         国立大学豊橋科学技術大学の発表

観察事項

 JRの構内でも頻繁に「歩きながらのスマホ禁止」を放送している。早々に、アピタのインフォメーションコーナに行って、食品売り場内でのスマホ禁止を放送してくれるように依頼した。

 人の命に係わる問題である。アピタがどれだけ真剣に対応してくれるか、観察する予定である。それでそのお店のレベルが分かる。

 

2021-03-31   久志能幾研究所通信 1967 小田泰仙

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