欧米型の食事で乳がんになる
乳がんリスク
欧米型に偏り過ぎると リスク1.3倍
喫煙 リスク1.9倍
(夫の喫煙で リスク1.4倍)(別資料で)
(夫・息子の喫煙で リスク2.0倍)(別資料で)
大量飲酒 リスク1.8倍 (飲まない女性に対して)
肥満 リスク上昇
国立がん研究センターの研究グループは、1995~1998年の間に食生生活のアンケート調査をした。それに回答した45~74歳の女性49,552人を2012年まで追跡調査して、期間中に718人が乳がんと診断された。
調査では、食生活を下記の3つに分類して、134品目の食品や飲料の摂取量を点数化して比較した。
1 健康型 野菜・いも・大豆製品
2 欧米型 肉類、パン、乳製品
3 伝統型 ごはん、味噌汁
以上は2016年6月2日、6月20日の日本経済新聞記事の要約である。国立がん研究センターは、「欧米型の食事が乳がんを誘発する危険が高い」と警告している。その予防策として推奨しているのは、バランスの良い食事、禁煙、禁酒、運動、体形、感染防止の6項目である。周知の当たり前の対策である。それが現代人は守れない。
それから5年経った現在で、状況はまるで変っていない。癌患者は増える一方である。がんは生活習慣病であることが明白である。
その間に河村義子先生が亡くなり、私にがんが発見された。自分の狂った生活を振り返り、がんは生活習慣病である事実を認識した。
食品業界もマスコミも、がん撲滅の取り組みを全く無視である。そんな品行方正な生活をされては、会社が儲からないからだ。マスコミはスポンサーの食品業界さま様である。迎合することはあっても批判は絶対にしない。マスコミは健康に悪い食品のCM放映、グルメ番組制作に狂騒している。日本経済新聞でさえ、酒やスィーツ等の宣伝や特集記事を頻繁に掲載している。日本人はここまで精神的に劣化した。日本のがんの激増の原因は、日本人の道徳心の衰退にある。
自分の城(体)は自分で守れ。それしかない。
2021-06-09 久志能幾研究所通信 2054 小田泰仙
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