乳がんの増加はカナリアの叫び
女性は男性よりも体力的にも病魔の抵抗力に対して弱い。まるで炭鉱の異常ガスを検知するカナリアのようである。日本女性の乳がんの増加は、日本人全体に対するカナリアとしての警告である。この40年間で、乳がんは4倍に増えた。日本人の2人に一人が癌になる時代である。これは異常すぎる。
40年前は、癌になる人などほとんど聞かなかった。
私は河村義子先生のがん死によって、胸騒ぎを覚え、自分のガンを発見することが出来た。河村義子先生のがんはカナリアとしての警告であった。
真因
現代社会は、食生活、生活習慣、精神文化が狂っている。それの自覚がないまま、飽食に流されて生きている。飽食が悪いと思っていても、誘惑が強すぎて、それに負けている。癌は生活習慣病である。
日本中の拝金主義に染まった企業が、それを助長している。マスコミも広告費が欲しい為、真実の報道はしない。儲かれば、日本人の健康など知ったことではないのだ。食品企業もマスコミも死神たちである。
いじめの問題
その狂った習慣とは、食べ過ぎ、運動不足、夜更かし、糖分の取り過ぎ、油分の取り過ぎ、防腐剤等の添加物の取り過ぎである。その全ての習慣が、自分の免疫細胞への「いじめ」である。自分の免疫細胞は必死に、己の体を脅かす敵と戦っている。悪習慣は、その味方の免疫細胞を、後ろから銃で撃つようなものだ。
愛知県がんセンターの研究資料より
2021-06-08 久志能幾研究所通信 2053 小田泰仙
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