2017年8月31日 (木)

飽食という名の認知症

 その昔、学校で悪さをすると、罰として水の入ったバケツ2杯(約10kg)を持たされ廊下に立たされた。それが今は、長年の飽食の罰として、肥満になると天の罰として、バケツの水と同重量・脂肪の塊(10kg)が身につけさせられ、働かされる。肥満になれば、高血圧、糖尿病、脳梗塞、ガン、通風等の病気になるのは自然の理である。飽食が万病の元である。その結果、医療費も高騰の一途をたどり、40年前に総額10兆円であった日本の医療費は、現在、40兆円を超えている。医学が発達しても患者は増えている。これは人の食生活が贅沢になり、本能のまま旨いものばかりを求め、心の修養を怠った結果である。その罪悪の履歴(閻魔帳の記録)が体に付いた脂肪の重さで「情報公開」される。誰でも閲覧可能な情報である。見れば分かる。閻魔帳はあの世に無い。今の己の体が閻魔帳である。

 

飽食の連鎖(food slave chain)

 テレビでは連日、グルメの番組、料理番組、行列のできる飲食店の特集、絶品食品の宣伝、スイーツ・ジャンクフードのCMが目に付く。締めくくりとして胃腸薬の宣伝を大々的に展開する。ここに「飽食の連鎖」で食い物の奴隷に成り下がった現代人を垣間見る。食い物を食い物にして、金儲けに走る企業の戦略が透けて見える。

 図1の製薬メーカの広告ページを見ると、情けなくなる。日本の恥さらしである。この広告ページは、日本人の心の鏡なのだ。食い意地のはった醜い己の姿が写っている。こんな下品な広告ページを他国の雑誌でも見たことがない。製薬メーカにとって、飽食の我々はカモなのだ。それに気が付かず、嬉々としてこんな広告ページを見ているのが情けない。この広告ページを作るにもお金がかかっている。全て商品に上乗せされている、雑誌の値段に上乗せされている。餌に飼いならされた日本人は、それさえ気が付かない。

 

痴呆的グルメ番組の氾濫

 現在のテレビは痴呆的グルメ番組がオンパレードである(図2)。それを見る人がいること自体が情けない。己の子孫が、後年この出演者を見たら先祖を軽蔑するだろう。これこそ河原こじきの仕事である。その昔、芸人は河原こじきと呼ばれた。神が創造した生物の命を粗末に扱うのは、神への冒涜である。

 

肥満者が30%を超え

 その結果が、日本の男性の40代~50代で肥満者が30%を超えている。20年前に比べると3割も増加である。肥満は病気である。この結果が、医療費40年間で、4倍への肥満化である。現代社会は病気製造の片棒を金儲け主義の企業が担いでいるといえる。更に製薬会社と医療産業まで金儲けで目の色が変わっている。人の命をネタに金を稼ぐのは、吸血鬼ビジネスである。その誘惑に負けた食い意地の履歴が、己の肥満として閻魔帳に記録される。美味しいものには毒がある。何のために生かされた命かを自問しよう。

 

足るを知る

 満腹したライオンは、目の前をウサギが通っても襲わない。それが自然の摂理である。ライオンでも本能として「足るを知る」のである。ところが現代人は、満腹でもあるだけ食べてしまう。テレビも食べろ食べろとグルメ番組の氾濫である。これでは、人間様も犬畜生にも劣る存在に落ちぶれる。その罰を糖尿病、高血圧、ガン、認知症として受けている。世の中では最高のことしか起こらない。ガンでさえ、己の細胞の「火事」を最小限に防ぐために命が起こす自衛活動である。病気になるのも、み佛からのメッセージである。それに聞く耳を持たないのが現代人である。

 「足るを知る」を忘れ、自然との共生を忘れ、己の利益だけを追求するグローバル経済主義の影響で、食品業界が人の健康は無視して、少しでも多く食べさせて売上を高めることに奔走する。飽食と食品CMの氾濫に踊らされている現代から見ると、中世の貴族の食事を笑えない。人間は恵まれ過ぎると不幸になる。金持ちになり、美食を漁り、食べ過ぎ、生活習慣病になる。グルメと飽食を追求した結果は、毎日が辛い・・・とまるで悪魔のサイクルである。それなら生活信条を「足るを知る」に変えると、我慢もいらないし、生活習慣病にもかからない。毎日を楽しく過ごし、認知症にも罹らず長生きすることができる。現代の医療費の異常な膨張は、天からの警告である。認知症に罹った身内を見て反省しない人間が、同じように認知症の道を歩む。

 

 飽食は 足るを忘れた 認知症

 病院通い 通える幸せ 胸に秘め

  突然死、下流老人、寝たきりでは、皆で仲良く病院通いもままならぬ。

 認知症 貸した金だけは 忘れない

   受けた恩まで忘れたら、犬畜生以下の存在である。

 クラス会 病気の話に 花が咲き

 

図1 製薬メーカの広告

図2 グルメ番組

 己の子孫が、後年この出演者を見たら先祖を軽蔑するだろう。これこそ河原こじきの仕事である。その昔、芸人は河原こじきと呼ばれた。人が食べているところを見て何が楽しいの?

 

2017-08-31

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2017年8月30日 (水)

親の死の予兆  自分の死の予感

 私が42歳の時、母を1992年に亡くした。享年69歳。死因は脳梗塞である。脳溢血になり、手術をして幸運にも退院でき、一時は歩き回るほど元気になったのであるが、それが遠因となって半年後に69歳の若さで亡くなった。親がかかるであろう深刻な病気に対して、その前兆の知識を得ておくことは、子供の務めである。私にはそれができなかった。

 最初は頭が痛いとかで寝ていた。病院ぎらいの母である。普段も高血圧気味で、肥満気味の傾向にあった。私が口を酸っぱくして、「もっと痩せなくては」と言っていたのだが、母は、「無理な生活や、食べたいものが食べられない我慢までをして長生きはしたくない」と、生活態度を変えてくれなかった。そんなある時に、頭が痛いと言って寝ていた。病院嫌いの母は、寝ていれば直るとかで、なかなか病院に行ってくれなかった。それが脳溢血の前兆であった。

 

悔い

 親が高齢になり、高血圧、肥満気味といった状況下で、親の死を想定し、その危機状態に陥る前の兆しとその対応を考えておくべきである。家族の健康管理を認識することこそ家庭の主としての勤めである。何事にも前兆がある。それを早い時点で処置すれば、最悪の事態は避けられる。あの時に、もし、あと1週間でも、あと1日でも早く病院に連れて行っていれば、との悔いが今でもある。それによる延命は僅かであったかもしれないが、最善の対応を出来なかったのは事実である。たまたま親戚にもそんな事例がなく、私に予備知識がなかったのが災いした。

 見舞いに行っても意識なく反応のない母を見るのは辛い。そばで看護をしていた父はもっと辛かったと思う。子供にとっても、親を早く亡くすというのは悲しいもの。食生活を注意してそれが防げるなら、子どもや多くのファンに対する思いやりとして、健康管理が責務である。世にはお金では買えないものがある。そんな大事な対象に対しては、最大の危機管理をすべきである。

 

親の最期の教え

 人間として理想的な死に方は老衰である。しかし、そんな幸せな死に方を迎えることができる人は、たったの2.4 %(22,809人/1999年度)である。ガン、脳卒中、心臓病、生活習慣病が原因の死亡者は、年間 600,000人にも達する。これは全死亡者数( 900,000人)の66%である。だから、その兆しが想定される病気に対してだけでも、予備知識を持つのが親孝行である。それよりも、それを防ぐ生活姿勢、食生活が必要である。

 母の死は25年前のことであるが、今は自分がその当事者になっていることに気づき愕然とした。親の最期の子供への教えが「あんたも何時かは死ぬのだよ」である。子供は、親と共に暮らして、親と同じ生活姿勢、食生活が、沁み込んでいるため、親と同じような病気になる確率が高い。親の病気と死因を、親の最期の教えてとして学び、それを防ぐ生活姿勢を取り入れたい。

 

親の老い 己の行く末 教えられ

妖精と 呼ばれた妻が 妖怪に

妻肥満 介護になったら 俺悲惨

ほれ込んだ えくぼも今や 皺の中 

 

2017-08-30

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さようなら僕らの「赤頭巾ちゃん」

ご縁とカネと血液は流さなければ腐る

  悪い食生活を続けると血管内部にコレステロールのカスや外部にプラークが発生して、血流の流れを阻害する。それが高血圧(結果)という症状になる。血液がうまく流れないため、血の巡りが悪く認知症になる。血液の流れが阻害されるから高血圧になり、結果としてガン、脳梗塞や心筋梗塞、加齢黄斑変性症に罹る。高血圧は現象であって、病気の真因ではない。

 現代医学は、対処療法が主流である。高血圧だからと降圧剤を処方するのは対処療法である。世界一の神の手による手術を受けても、画期的新薬を飲んでも、真因を取り除かないと、病状は良くならないし、再発する。現代医学は、往々にして細分化された分野で極到の医療技術を誇る場合があるが、その病気の根本原因には目を向けない傾向がある。木を見て森を見ていない。科学の原則とは、細分化である。「科」とは禾遍に秤の意味のつくり(斗)で構成された漢字である。科学とは物事を細部の分解をして、その根本を究明する学問である。分解しすぎて本質を見失ったのが、現代科学、現代医学ではないか。

 血液には自己防衛機能としての白血球や免疫要素が含まれている。肥満になり、それに比例して血管内部にコレステロールのカスやプラークが発生して、血液がうまく流れないと、がん細胞が増殖しやすくなる。大腸がんなどのがん細胞の発生は、その免疫力が低下した証であると推定される。

 

ピアニスト中村紘子さんの訃報

 ピアニストの中村紘子さんが大腸がんで亡くなられた(2016年7月26日)。その追悼番組で中村紘子さんのピアノリサイタルを視聴して真っ先に目がいったのは、肥満した体であった。それを視て肥満と洋風の食生活が大腸がんの遠因だと確信した。その映像に、記憶にある妖精のような中村紘子さんの姿はない。中村紘子さんは最期までピアノの弾ける状態を最優先にした闘病生活をされた。ファンとしては、理想のアイドルとして健康管理にもピアノと同じような情熱を注ぎ込んで、老いてもそのスタイルを保って欲しかった。さようなら僕らの永遠の『赤頭巾ちゃん 気をつけて』。ご冥福をお祈りします。

 中村紘子さんのように、多くのファンを持ち宝石のような才能に恵まれたのなら、多くのファンを泣かせないために、自身の健康管理は責務であった。『赤頭巾ちゃん気をつけて』の主人公は東大紛争で東大入試中止(1969年)の被害を被った受験生で、私と同じ境遇であった。中村紘子さんに何かご縁を感じた。

 

フードトラップ

 「赤頭巾ちゃん」を食べたのは、拝金至上主義の食品業界の狼達である。その狼達は、消費者の健康は眼中になく、美味しすぎる毒餌で、フードトラップ(至福の罠)を仕掛け、油断した獲物を捉えて喰っている。獲物は至福のまま死んでいく。

 

 “パッケージは子供が喜ぶようにデザインされている。広告には、買わないという我々の理由づけを覆すべく、あらゆる心理トリックが使われている。味も強力だ。売り場を通りかかって、つい手に取ったが最後、我々は次回もその味をしっかり覚えている。そして何より、加工食品の原材料とその配合は、熟練の科学者や技術者たちが計算しつくしたものだ。知っておくべき最も重要なポイントは、食料品店の店頭に偶然の要素は一つもないということである。”

(マイケル・モス著『フードトラップ』(日経BP社)の「エピローグ」より)

 

 健康を保つには、何を食べるかではなく、何を食べないかである。よき人生を送るには、良き縁を探す前に、悪い縁を避けるようにするのが原則である。世の中は悪手、悪食、悪縁が満ちている。お金も水も、溜め込むと腐ってくる。お金、ご縁、血液を流さないから、病気や不運になる。お金はお足である。足止めされれば、お金もお友達を連れては来られない。気持ちよく感謝を込めてお金を送り出すと、お金はお友達のお金を連れて帰って来てくれる。それがお金の本性である。ご縁も同じである。良きご縁が更なる良きご縁を招く。

 

2017-08-30

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仕事の目的

 仕事とは、生きる目的と生きる糧で構成される。松本明慶先生曰く「私は、みほとけを謹刻することによってのみ生かされている」

 アウシュビッツやシベリアの極限状態では、生きる目的を持った者だけが生き延びた。生き延びるとは、ご先祖から頂いた命を全うすること。私の父もシベリア抑留から生き延びて帰国した。それで今の私の生がある。零下30度の極寒労働地、極貧の食事、劣悪な極酷の労働条件。朝,目を覚ますと若い戦友が隣のベッドで冷たくなっている。半分の戦友がシベリアの土に消えた。アウシュビッツでは20人に一人しか生き延びられなかった(致死率95%)。シベリア抑留開始の初期は、ロシア側の準備不足があり、致死率は80%にも達した。最終的には10%の致死率である。しかしその極限条件下でも生き延びた人達がいる。下記はドイツ強制収容所から生還し、その体験を記した『夜と霧』の著者(心理学者)、ヴィクトル・E・フランクルがとった行動である。

 

◇ 働ける体であるように見せる   働けなければ、自動的にガス室行き

  常に若く見えるように、立ったり歩いたりする時は背筋をピッと延ばしていた。

  若く見えるように髭を毎日剃った。

  最後のパン一切れを人に与えても、ガラスの破片で髭を剃ってもらった。

   病気にならない           病人になれば、自動的にガス室行き

◇ 常に未来を信じる   将来、講演会で自分が演説している姿を思い浮かべた。

◇ 収容所でのしみは意味があると認識 無意味だと生きる価値が無い

◇ 愛する人との魂での会話

◇ 感動を失わない                 沈みゆく太陽の夕焼けの風景に感動

◇ ユーモアを失わない             自分を見失わない魂の武

 

 現代でも、経営者の判断ミスで経営不振に陥り、リストラをする企業が氾濫する。リストラをしないと会社が倒産する。その時、中間管理職としてトップの指示で誰の肩を叩くかの選択に迫られたとき、上記の項目に当てはまらない部下が目に付くのではないか。アウシュビッツもシベリア抑留も決して過去の話ではない。今、リストラされれば、中高年者では、再就職は困難を極める。そうなれば年収200万円の貧困層に落ちぶれる。

 

仕事の意味とは

 下記資料は新人教育講座「修身」の一部である。この講座は2002~2005年、私が思いを込めて開設をして、講義を続けた。若い人に、我々が生み出すべき付加価値は何か、何のために働くのか、等の日本人として当たり前の価値観を自覚してもらうためである。しかし2006年、会社が対等合併(実質は吸収合併)となり、合併相手会社の出身の上司が成果主義・拝金主義に染まっていたため、この講座の実施が禁止された。「(金儲けに関係ない)余計なことは教えるな。時間の無駄だ」である。エゲツナイ体質が伝統の合併相手先会社の事業部は、私が会社を去った2年後、業界カルテル問題が露呈して、欧米へ多額の課徴金を支払うことになった。

 

2017-08-30

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2017年8月29日 (火)

命の確認

 自分の命を一番身近で確認できるのは、自分の目である。目の老化を認識すると、また目の病気をすると、つくづくと命の限度を認識させられる。動物では、目が見えなくなったら、餌を捕れなくなるため、それは即、死を意味する。私のエサは本やPCからの情報である。目からそのエサが得られないことは、私にとって死を意味する。幸いなことに、人間はまだ助かる機会が与えられている。現代は医学が進歩してそれを支援してくれる。本来それに感謝をすべきだが、そうでない人は、人としての驕りがある。

 

我々の役目

 芸術家としての人間が、自分の命の限界を感じるとき、そこに表す作品は極めて精神的なものとなる。人の寿命はせいぜい百年だが、仏像や大理石の像の寿命は千年、二千年にも及ぶ。己の作品を千年、二千年後まで残そうと芸術家のDNAが、永遠に続く作品(子)として残そうと意識するのはごく自然である。我々の役目は「生き続けること」ではない。「自分のDNAを残す」、「後進を育てる」、「後生を育てるための作品を残す」ことである。生物の生きる目的が、「生き続けること」ではないのは、地上に出てから7日間しか生きられないセミの姿を見ると良く分かる。

  91歳の馬場恵峰師が、今だ現役で、毎日、深夜まで作品を書き続けているのも、後生を育てるためのお手本の作品を残すためであるという。師を見ていると「どげんして、そげん元気かばってん?」と思うが、その気力が師を長生きさせているようだ。

 

ロンダニーニのピエタ

 人が自分の寿命を意識するのは、人生も後半になり体のあちこちに支障が出てきて、目も見えにくくなってからである。今まで意識が薄かった死が現実に見えるときである。ミケランジェロも死の6日前まで、目がほとんど見えなくなった状態でも手探りで「ロンダニーニのピエタ」を彫り進めた。ミケランジェロは1554年2月18日永眠、89歳。生涯、ピエタを彫り続けた一生であった。このピエタの仕上がりの姿から彼の精神的な高揚の鬼気迫る姿が伝わってくる。天性の能力が全開した時(34歳)に彫ったピエタ(サン・ピエトロ大聖堂に展示・1499年製作)と、「ロンダニーニのピエタ」(1554年)の姿を比べると、あまりの差に驚ろかさせられる。

 ミケランジェロは老人性白内障に罹患して目が見えなくなっていたと推定される。それでも89歳まで現役で彫り続けたのは、当時の平均寿命から見て驚異である。神が与えた長寿と言う才能である。現代は白内障手術で人工の水晶体を入れることで、元の視力を回復することができる。医学の進歩の恩恵を私も頂き、感謝している。

 

人の使命

 認知症になれば、自分の目の衰えも認識できない。命に相当する「見えること」が分からなくなるとは、その症状が脳死である。頂いた命を、後世に何を残すかが問われている。どんな人には老いは迫りくる。生き永らえているだけの状態になるまでに、やらねばならぬことをやろう。それが、動物ではなく、人として生まれたものの「命の使い方」である。

 

 以上は、NHKBSプレミアム「旅のチカラ ミケランジェロの街で仏を刻む~松本明慶・イタリア~」を見ての感想です。著作権の関係で、画像の掲載が不可なので、オンデマンドでご覧になるか、「ロンダニーニのピエタ」でネット検索をしてください。

 

2017-08-29

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トヨタ式ダイエットで14kg減(5/7) 睡眠(改定)

・良質な睡眠をとる

    労働基準法で、休息時間が決められている。内臓にも休息を。

  22時、遅くとも23時までに就寝しよう

  良く働いた一日は、安らかな眠りを誘う。

 良く働いた一生には、安らかな永眠が贈られる。

 若くして死ぬから、生木が割かれるような苦しみを味わう。

 天寿を全うすれば、枯れ木が自然に倒れる様に楽に死ねる。

 

 我々は人生銀河鉄道で、冥土に向かって走っている列車である。終着駅の冥土には一日ではつかない。何十年もかけて冥土に向かって走る。24時間運転でもない。睡眠中の深夜には、体内の鉄道保守部隊が、37兆個の細胞からなる佛様としての体の保守をしてくれる。痛んだ細胞を治し、覚えた記憶を定着させてくれる。毒物を肝臓で解毒処理をしてくれている。良き睡眠は、その日の嫌な出来事を消してくれる。翌朝の気持ちいい一日の出発と安全運行を保証してくれる。気持ちよく冥土に己を運んでくれる。終着駅は死である。人生鉄道レールの上を過搭載でなくスムースに運ばれて行こう。肥満という過搭載では、睡眠もままならぬ、睡眠が浅くなる。悪循環である。

 

・睡眠計を使って熟睡の状況を把握する(図3、図4)

 オムロンや各社が販売している睡眠計は優れものです。どれだけ熟睡したかをグラフで示してくれる。PCにデータを落として解析もできる。

 図4の左は悪い睡眠状態で、右は良い睡眠状態である。私は毎朝、このグラフを見て、よりよい睡眠になるように真剣に睡眠に取り組んで、PDCAを回している。「睡眠道」を究めるのも修行です。よき睡眠が、良き人生を創る。ダイエットはその手段であって、ダイエットが目的ではありません。あくまでも理に合った体重で人生経営をする、です。睡眠は人生の30%を占める大事業です。睡眠計は健康器具ではなく、経営のツールなのです。

 ただし、この睡眠計の液晶表示が明るすぎて、眠るときに目の網膜に反応して、安眠の邪魔になる。しかたがないので、寝る時は表示部を手作りのカバーで塞いで使っている。

 

 米国の研究によると、睡眠不足での運転の危険性は、飲酒運転によるそれとあまり変わらない。2時間の睡眠不足は、推奨される睡眠時間を1~2時間下回っただけで事故のリスクがほぼ倍増する。「2時間の睡眠不足、自動車事故のリスク倍増 米研究」(www.cnn.co.jp/fringe/35093335-2.html

 その気になって新聞記事を読むと、睡眠不足が原因の事故が多い。寝不足になって車を運転するのは、犯罪行為である。そういう状況に社員を追い込む経営者こそが犯罪者だ。経営者が睡眠不足で会社方針を決定するのは、飲酒運転で経営すると同じである。自然の理にあっていない経営だ。仕事が多いのではない。来た仕事を正しく回す力が不足している。要は、社長の経営力がない。ガリ勉のような力任せの経営ではなく、正しく寝て、知恵が出てくるような経営をしないと、押し寄せてくるグローバル経済主義社の魔の手に堕ちる。経営者には家族のある多くの社員の生活がかかっている。10年後の会社存続率は5%です(国税庁資料)。

 

 睡眠不足で、頭が回らず営業成績不振、その後始末でさらに忙しくなり、さらに深夜勤務では、悪魔のサイクルに陥る。睡眠不足は、鬱病の大きな原因の一つでもある。それで人身事故でも起こせば、人生の終わりです。会社で一番の財産は人財です。その人財の補充はすぐにはできない。最近は人が集められなくて倒産する事例も多い。

 

将来、睡眠不足による交通事故にも飲酒運転と同じ罰則が適用と推定。

 道路交通法:運転者に対する罰則

 状態          刑罰 

 酒酔い運転        5年以下の懲役又は100万円以下の罰金

 酒気帯び 0.25mg以上   3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

 0.15~0.25mg      3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

 

 私が大学受験をした昭和44年当時は、団塊の世代で受験地獄と呼ばれて、四当五落伝説(4時間睡眠なら合格、5時間も寝たら落ちる)が蔓延していた。それを信じたわけではないが、毎日、深夜の2時3時まで机に向かったが、成績は振るわなかった。今になってその愚かさに気が付いた。

 その最終結果は振るわなかったが、今にして思うと、よく頑張ったねと自分の頭をなでて上げたい。私が大学入試を受けた1969年に東大で安田講堂事件が起こり、東大入試が中止になった。さらに受験戦争が激化した。私が東大にいける学力があったわけではなく、東大に行く人が京大に、京大に行く人が東北大にとドミノ倒し現象で、当初は二期校にスレスレで受かるはずが、国立大学受験は全て失敗した。父の定年の関係で、浪人は許されなかった。そこで滑り止めに受けた愛知工業大学に入学した。国立に行けなかった悔しさがあり、両親に金銭負担を強いたこともあり、特待生を目指して勉強したら、3年生から特待生になって、前職の会社に学校推薦で入社できた。国立大学に行ったら成績も中くらいで前職の会社に入社できたか疑問である。なにが幸いするか分からない。全ては縁で回っていることに思い至った。

 今 にして、あの学園騒動は何であったのかと思いを馳せる。学生の本分を忘れてゲバ棒を振るった人たちのその後は悲惨である。学生の役割は勉強である。それを放棄してゲバ棒を振った報いである。世間が見えるようになってから行動すればよい。還暦を迎えないと、天の織りなす縁の絡み合いに気が付かない。人間は狭い視野の中で蠢いているのを、天はただ眺めているだけだ。全ての責任は己の選択・決断ある。

私が受験に失敗して病気の縁を頂いたので、このエッセイが完成した。 

 

良質な睡眠がダイエットの基本  成長ホルモンが必須

 成長ホルモンは、子供の背を伸ばすだけではなく、成人の体では、日中動いて傷んだ筋肉の修復を促している。また、成長ホルモンは、脂肪の分解やたんばく質の合成を促し、炭水化物、骨、水分や電解質などの代謝を調節し、体のバランスを一定に保つ役割を果たしている。成長ホルモンは脂肪の分解を促すので、これが不足すると太り、老化を加速させる。

 成長ホルモンは夜、入眠した30分後くらいから始まる深い眠りに入ってから約2時間の間に分泌される。成長ホルモンを分泌させるには、質の良い眠りを得ることが必要。

 加齢とともに成長ホルモンは減るので、意識して分泌を良くする対応が必要です。「寝る子が育つ(縦に成長)」のは思春期の若者だけ、成人は食べて寝ると太り(横と前に拡張)ます。これは成長ホルモンの生涯分泌パターンと泌筆時間帯のグラフが根拠を示す。成長ホルモンの分泌を良くするためは、体をよく動かす、食事面では夕食時に良質な蛋白質を摂取し、炭水化物は、活動する朝と昼で取り、夜は少なめにする、である。

 

・寝室は真っ暗にして眠る(良い生産のために良質な睡眠を)

 良質な睡眠のために照明を全て消して眠る。目の網膜が光を感知しなくなると、睡眠を促すメラトニンというホルモンが出る。しかし、小さな常夜灯を点けておくと、網膜はかすかな光にも反応してしまうため、メラトニンが分泌されず、睡眠の質が落ちる。

 ホテルの枕元のデジタル時計で、その表示が明るすぎる例が多い。私は、その表示に応急的なモノで蓋をして、睡眠の邪魔になるのを防いでいる。(図5)

 

・二重の遮光カーテン、遮光カーテンレールカバーを

 夏の早朝、射し込む朝日で早すぎる目覚めにならないために必要である。ホテルでも、この遮光カーテン、遮光カーテンレールカバーの有無で、ホテルの良しあしが決まる。私はこの設備が貧弱なホテルには、二度と泊まらない。ホテルの最大の使命は良き睡眠を提供する、である。

 2013年、国家試験受験のため1週間、「メルパルク名古屋」に泊まったら、カーテンの遮光が不十分で睡眠不足になった。ホテ」ルに改善を申し入れ、総支配人が改善を約束したが、翌年も全く改善されていなかった。対応の不誠実さで、そのホテルとは断交して、翌年からANA系ホテルに変更した。元政府系の伝統を受け継ぐホテルはお役人的根性で、客を客とも思っていない。ホテルの最大の商品は、信用と安心安全で良質な睡眠だ。受験生はこのホテルには泊まるべきではない。受験前日の睡眠不足は、受験生の一生の問題に発展する。この総支配人の名刺には、ブライダルマネージャー、チャペルディレクター、レストランサービス技能士1級等と記載があるが、ホテルマンとして睡眠の重要性の認識がなくホテルマンとして失格である。またビジネスマンとして信用がないと判定した。悪いものは悪いと言わないと、世の中が良くならない。多くの人が被害を受ける。あえて記述した。

 

・寝る前の入浴

 良質な睡眠のためには体温を上げるのが有効で、寝る前の入浴が効果的です。寝る前のぬるめのお湯のお風呂は、神経をやすらげ、入浴後に体温が穏やかに下がるので、眠りにつきやすい。体温が下がってくると睡魔が襲う。そのため寝る前の入浴が効果的です。

 良質な睡眠は、永眠のための訓練?です。一日は一生の縮図なのだ。

 「一日一生、一瞬一生」

 

・毎日10分間入浴する。(40k㎈)

 お風呂の時間管理(消費カロリー計算上と体温を上げるため)で防水タイマーか防水時計をお風呂に設置する。

・シャワーだけの入浴は禁止

 シャワーだけではカロリー消費ができない。シャワーは、入浴よりも多く塩素の毒を浴びることにもなる。昔は、私も忙しさにかまけて、シャワーだけ、入浴してもカラスの行水がほとんどであった。大腸ポリープの手術を機に、体を温めると、病気に対する抵抗力がつくことを本で知り、シャワーから10分間入浴に切り替えた。

 

 死んでもいいが、病気になってはダメです。生死は神仏の管轄、病気は己の管轄範囲です。なかなか死にたくても死ねないが、己の不摂生で簡単に病気になれる。病気になるのではなく、病気になるような生活をしてきただけだ。それで病気にならなければ、病気担当の佛様が困ってしまう。佛様を困らせてはいけません。

 病気になり、医師から余命半年と宣告され、「金はいくらでも出すから助けてくれ」と泣きつき医師から拒否されて「お前はヤブか」と食ってかかっても遅いのです。病気になった原因は、全て己の悪行なのです。

 

・体温を上げる為、就寝15分前に腹筋や腕立て伏せの軽い運動を

 眠られないのは、体が疲れていないから。眠られない時は、軽い疲れとカロリーを消化するためにも、腹筋等の軽い運動を少しする。

 

・サーキュレータを寝室に設置(図8)

 エアコンの冷気が直接体に当たらないように、熟睡を助ける。

・寝室に空気清浄機を設置

 光が入らないように襖を閉めて寝るので、空気の清浄が必要である。

・寝室の枕元の時計は、音声目覚まし時計に

 就寝中に目が覚めて、時間を見るため電灯を点けると覚醒してしまい再度の寝こみが妨げられる。暗闇でも手探りでボタンを押せば、音声で時間を告げてくれるのは優れものです。自宅では、2世代目の音声目覚まし時計が稼働中。

 

 

図1 成長ホルモンの分泌

出典:山内有信著「運動・栄養・健康」(三恵社)

図2 成長ホルモンの生涯分泌パターン

出典:鈴木 博夫(薬学博士)(㈱クラウディアのHPより)

図3 睡眠計

図4 睡眠計の表示  睡眠状態が示される

   この状態は明るすぎる

図5 ホテルの枕元の時計表示

図6 二重の遮光カーテン、遮光カーテンレールカバー

図7 メルパルク名古屋の遮光カーテンの早朝の状況(朝4:48)

   もっと寝ていたかったが漏れてくる朝日で目が覚めてしまい睡眠不足となった。

図8 サーキュレータ(DCモータで騒音がほとんどなく就寝への妨げ無し)

 

2017-08-29

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カテゴリー「大垣を良くする階」を新設

 現在、大垣市は、駅前がシャッター通り化しつつあり、駅前に大型マンションを建てて、商業施設の面積を減らし、予備校が林立していくようでは、大垣市の街としての発展は終わっている。市政は長期政権にあぐらをかき、ヒラメ役人が市長を取り囲み、市民の声に耳をふさぐ。このままでは大垣市は衰退の危機を迎える。このブログでは、身近なことで気が付いたことに対して、建設的な提案をして、市民の皆さんの力で、少しでも大垣を住みやすい街に変えて、大垣を良くしたいと思う。大垣に帰郷して、この7年間の大垣の変化を見続けて、情けない思いである。

 「階」は、道、道筋、はしごをかける、たより、拠り所、因縁、導く、導き、てびき、の意味を有します。

 

 

2017-08-28

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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人生の局を奏でる ~カナデノワコンサート

 2017年8月20日、第1回から第3回までのカナデノワコンクール入賞者によるカナデノワンサートが開催された。ゲストに石原佳世・岡崎章ご夫妻を迎えて、ピアノデュオ演奏も披露された。

 

人生で己の局を奏でる

 このコンサートでは、小学1年生から中学生、高校生、大学生、プロまでが出演する。出演者を見ると、人の成長を象徴した人生の縮図である。出番が来たら、黙って縁台の上がり、演奏して舞台を降りる。前回の大垣フォーラムホテルの音楽会が、身内のお披露目とすると、今回の大垣市音楽堂でのコンサートは、実社会でのお披露目の場である。カナデノワコンクールでの厳しさが、今後の人生を歩む上で大きな経験となる。コンサートへの出演は、自分の意思で決めて、その技を披露する。それでお金が儲かるわけではない、今まで培ってきた己の技を披露するだけである。それが己の肥やしとなる。それがお金以上の価値である。

 

曲から局へ

 人生の課題の当たり前を、当たり前にこなす。それが人生だ。己の小さな「曲」を血のにじむまで練習する。そして、その鍛錬をもとに大きな人生舞台で、デュオ演奏としての仕事が「局」なのだ。これで学んだ喜びを糧として、社会の大局を目指して人生を歩んで欲しい。

 

人生のアンサンブル演奏

 カナデノワコンクールは、出場者の演奏技術の向上を目指すだけでなく、アンサンブルを通して人との協調性を育み、 音楽を楽しむ心を育て、参加過程そのものが豊かな人格形成になることを目的としている。審査では、「お互いの音をよく聞いて演奏しているか」「演奏者同士がそれぞれ協力して意欲的なアンサンブルをしているか」「音、歌に心が込められていてそれを伝えようとしているか」等を主眼点としている。より豊かな音楽表現の競演が望まれている。やっつけ仕事では人を感動させられない。心を込めて仕事をしたい。その人生の局は、一人では奏でられない。自分の思いを仕事に込めて、世に問う。多くの仲間、パートナーとの協業があってその努力の成果が2倍にも3倍にもなる。人と人との間で奏でるのが人生の仕事である。その小さな第一歩が、この舞台でのアンサンブル演奏なのだ。

 

一番喜んでくれる人

 人生の晴れ舞台を身内の人が一番喜んでくれる。親は勿論、祖父祖母が見に来てくれる。コンサート用晴れ舞台の服装の準備も大変だ。自分が大きくなった時、親になって、子供のために演奏会用の服を作ってやる時、昔の親の恩に感謝の念が沸き起こる。きっと祖父祖母もその援助をしたはず。その時、親や祖父祖母が生きていれば幸せであるが、往々にその時には親はいない。

 

カナデノワコンサートの生い立ち

 カナデノワコンクールでは、ピアノの独奏だけではなく、連弾や「こどものうた」も対象である。主催者の河村義子先生の「子ども達には音楽を仲間と共有できる楽しさ知って欲しい」という思いからである。30年以上、ピアニスト、ピアノ教師をしてきた経験から、音楽教師仲間や同窓生、教え子らと今回のプロジェクトが実現した。

 河村義子先生は中学の時、作曲家高木東六氏らが審査員を務めた大垣市芸術祭での演奏で入賞した。発表会や演奏会とは違うコンクールの厳しさ、気構え、緊張感が脳裏に刻まれたという。当時は楽譜のコピーも録音もなく、自分の演奏をゼロから作っていった。大学生や熟年世代に音楽を教え、ボランティアでも音楽活動をしながら、自分が受け継いだ教え方や、音楽の価値を次世代に伝えたい思いが、今のカナデノワコンクールで形となった。「音楽界の環境が激変している。一人で弾くピアノ演奏だけでなく、仲間と奏で合い、感じ合うことで音楽が何倍も楽しめて、相手と心が通い合う感動を味わって欲しい」との思いでこのコンクールとコンサートと企画した。「コンクールという厳しさも経験も必ず人生で生きてくる。そのきっかけになれば」と。第一回から第3回までのコンクールで、約200名がステージに立った。そのうちに30名余が今回のコンサートで腕を披露した。

 今回の演奏会は、名目的には市と教育委員会の後援とパンフレットには記載してあるが、実質的に支援はゼロである。市の実質的な支援を要望したい。当面は期待できないので、市民の草の根運動でこういう活動を支えて、大垣の文化を維持してくしかない。私も支援させていただいた。いつの時代も行政は、後追いである。市民の草の根運動で、行政を指導していくしかない。

 

音楽堂とは

 環境的に、大垣市スイトピアセンター音楽堂は、優良ホール100選に選ばれている。スタインウェイとベーゼンドルファーのどちらかを選んで出場できるコンクールである。ベーゼンドルファーのピアノは、前大垣市長の小倉満氏の尽力で導入された。素晴らしい大垣の音楽堂を広く知ってもらい、地域活性化に繋げていきたいという思いも込めている。

 

石原佳世・岡崎章のピアノデュオ演奏 「春の祭典」

 「春の祭典」はストラビンスキー作曲のバレエ音楽で、古代ロシアの春を迎える儀式で、いけにえの少女が息絶えるまで踊り続けると言うシナリオである。作曲者自身の手によって、連弾用に編曲がされている。パリで初演された時、不協和音の連続で、5拍子、7拍子、11拍子という不思議なリズムに観客は大ブーイングをしたとか。そんな初演から100年経った今は、革新的なかっこいい音楽として20世紀を代表する名作となっている。クラシック歴の浅い私には、石原佳世・岡崎章のピアノデュオ演奏は、激しいジャズの様で、真似して弾きたくとも弾けない高度な技の連続であった。私のレベルではついて行けない。100年前にパリで初演された時に観客が感じた心境が理解できた。

 

 

カナデノワとは

【奏でのわ「輪・和・羽」】を意味し、アンサンブルを通して、心の・輪、響の・和を大切にしながら豊かな心で大きく・羽ばたいて欲しい、という願いを込めた。ピアノは一人で演奏することの多い楽器であるが、連弾や歌とピアノなど、誰か共演することで、楽しさが倍増する。家族やお友達同士など音楽を愛する仲間が、ともに感じること、共に表現することの新たな喜びを分かちあい、さらに絆を深めるきっかけとなること祈念して名付けた。

 

カナデノワ:kanadenowa シンボル&ロゴ

「音符」「人」をモチーフに、人と人、心と心、歌やメロディー、ハーモニーを奏でてつながって羽ばたいていく様子を音符のイメージに見立てたデザインとした。グリーンを基調としたカラーは、音符から若葉が育っていくことを彷彿とさせ、先進的ながらも、協調性、芸術性の願いが込められている。

 

河村義子

 大垣市出身。名古屋市立菊里高校から愛知県立芸大、同大学院でピアノを専攻。演奏活動の傍らシルバー世代や子どもたちの音楽活動などを支援する。現在、岐阜聖徳学園大と大垣女子短大で講師を務める。家族は夫と息子。

 

図1 大垣市学習館音楽堂

図2~8 出演者達

図7、8 石原佳世・岡崎章のピアノデュオ演奏

図8 全員で記念撮影 

図6 皆の記念撮影を横でおばあちゃんが見守る姿は微笑ましい

 

2017-08-29

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2017年8月28日 (月)

行政が文化に無理解

 現在の大垣市は、芸術関係の文化振興には金を出さない。予算も取っていない。現在は、市民の持ち出しによるボランティアで文化芸術活動が行われている。音楽等の文化支援部門が、お金がないとの一点張りで、全く支援をしない。予算を取ろうとしない。なければ予算を作って大垣を活性化するという民間企業的な発想が全くない。行政の長にお願いに行っても「自分たちの仕事が増えるのが嫌だ、予算を取るのが大変だ」という後向き回答で、お役人根性が透けて見える。ボランティア活動での音楽会でも、名目的には、「大垣市後援、大垣教育委員会後援」と記載してあるが、実質的な金銭的支援はゼロである。特定の市民だけの活動に支援ができないとかの理由で、未来の子供達のための情操教育に投資をしない。お役所的な怠慢で、「教育の大垣」の伝統を破壊している。芸術文化に理解のあった前小倉満市長時代と隔世の感がある。官僚的に頭がいいだけでは、文化は発達しない。大垣が見栄えは良くなっても、下品になるばかりだ。

 奥の細道むすびの地記念館建設に大金を使ったのに、安普請にしか見えない貧相な出来栄えとなっている。他市の皆さんの多くから、「歴史の重みがあるはずの看板建屋が貧相だね」と言われて恥ずかしい。誰かピンハネしたのか。立派な市庁舎建設に金を使うのに、それに対して市の生命線の街の活性化には長年にわたり無策である。ここ数年、大垣駅前のシャッター通り化が進んでいる。駅前の活性化で、レストランを開店しても、市からは何の補助もない。他の市ではそうではない。そのため、16万人都市としては、貧弱な飲食店インフラである。商店街は市の無策に、「今の市長は何もしてくれないね」と怨嗟の声が満ちている。地域のボスがその声を封じている。駅前の一等地に大型マンションを建てること自体、市の活性化の方策が間違っている。駅前にマンションや予備校が林立するようでは、大垣の街の未来は終わっている。そうなれば住民の皆は、名古屋に買いものに行く。ますます大垣の商店街が錆びれてシャッター通り化が進む。悪魔のサイクルである。

 

2017-08-28

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磨墨智 278.偏向新聞を読まない(2/2)

週刊誌の表紙に見る偏向報道 

事例3 偏向偏執報道  

 最初から偏向した考えがあると編集時、表紙にそれが表れる。政権交代時の表紙を観察すればその答えは明白である。偏らない報道の義務を放棄した偏向偏執集団は、その本音が週刊誌表紙に浮かび上がる。週刊誌表紙を飾っている鳩山氏と安倍氏の顔の面積が25倍も違う。表紙を踊る文言に、安倍首相が大嫌いという心が見える。国民が総選挙で、国益に反した政策を乱行した政党を、国民が落第と審判した。その結果を認めない、国益に反する偏執報道である。この表紙紙面の作成に、恣意的な偏向を感じなければ、不感症である。現代社会は、痴呆者の生き血を吸うため死鬼衆が虎視眈々と狙う。情報の真偽に不感症では現代の生存競争を生き延びれない。

 

政権交代直後の週刊朝日の表紙比較

・2009年の総選挙で     |  ・2012年に民主党が大敗

民主党が政権を獲得した時  |   自民党が圧勝した時

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  民主党革命     |   自民圧勝 

  日本が変わる               |   安倍政権の不安

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  鳩山氏の顔写真           |   安倍氏の顔写真

                                           |   (鳩山氏の顔面積の1/25)

  上向き視線              |  下向き視線

  明るい背景              |  暗い背景   

  (フォントサイズと色で週刊誌の表紙を表現しました)

 

事例4 CNNのフェイク記事

 アメリカの主要ニュースネットワークのCNNは『クリントン・ニュース・ネットワーク』と揶揄されている。クリントン氏が有利という調査結果を連日流して、クリントン氏陣営に有利な報道を流し続けた。グローバル経済主義の被害として裕福な中間階層から貧困層に没落した白人たちが、トランプに投票した。その実情を米マスコミは報道しなかった。その後も、CNNはトランプ大統領に不利な偽情報を流していたが、嘘がばれて、フェイクニュースを流した偏向記者3名を2017年6月26日、解雇せざるを得ない事態に追い込まれた。CNNは偏向報道を認めた。

 

マスコミの洗脳教育

 偏向した記事を読み続けると、頭が偏向したままになる。自分の考えが赤に染まり自分で考えられなくなる。自分が自分でなくなるとは、自分の命の喪失である。中国、韓国での反日教育という洗脳教育を小学校から大学までされ続けるとどうなるかは、現在の中国、韓国の対日感情の調査結果を見れば明らかである。韓国は70%以上が日本嫌いである。アジアの80%の国が、日本に好印象を持っているのに、中国、韓国のみが日本に悪感情を抱いている。それは中国、韓国の両政府が自分の体制を守るために、日本をスケープゴートにして、洗脳教育をしている結果に過ぎない。小学校から大学まで反日の教科書で教育されれば、どうなるかの大実験の結果である。その両国民は幸せであろうか。その大きな部分を朝日新聞の偏向記事が支えている。

 

偏向新聞報道はヒ素の如し

 直ぐ効く毒は、誰でも気がつくが、新聞記事で少しずつ砒素の毒のようにまぶされると気がつきにくい。頭脳が洗脳されるほど、恐ろしいことはない。それは長年築き上げた自分と言う命を無くすこと。それはオウム真理教の事件を見ても明らかである。ナチスに洗脳されたドイツ国民がユダヤ人に何をしたか。文化大革命で洗脳された中国の学生達が何をしたか。それを絶賛した記事を掲載したのが朝日新聞である。北朝鮮の拉致問題を否定し続けた社会党がなぜ消滅したか。答えは歴史が明らかにしている。慰安婦問題、南京虐殺問題、靖国参拝問題等は全て、朝日新聞が後ろで糸を引いて問題を大きくしている。国民の時間を奪っている犯人である。

 殺人事件は、その人の命を奪う犯罪ではあるが、対象は一人だけである。しかし洗脳犯罪は、多くの人の人生や国の運命までも狂わせる重犯罪である。嫌日マスコミが日本に跋扈しているのは異常である。今も毎日少しずつその毒がマスコミから流され続けている。Wikipedia では「アサヒる」と言う言葉が、朝日新聞の偏向ぶりの言葉として定義されている。世間の公認の事実であるようだ。

 

「「とにかく安倍をたたけ」の大号令」という狂気

 2017年8月26日「産経抄」によると、“作家の門田隆将さんは最近、知り合いの毎日新聞記者から「いま、毎日新聞社内は安倍首相を叩くためなら、どんなことでもするという空気になっている」と聞いたという。(月刊誌『Hanada』10月号)。朝日新聞記者にも同様のことを言われたという。学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐり、内閣支持率が下落した安倍内閣を、この機に打倒しようと盛り上がっているという。民進党を離党した長島昭久元防衛副大臣も5月に、自身のツイッターに「昨日たまたま話した朝日新聞のある幹部の表情には、社運を賭けて安倍政権に対し総力戦を挑むような鬼気迫るものがありました」と記す。記者から、「上司に『安倍なんか取材しなくていいから、とにかくたたけ』と号令されたという。”

 このような公正を欠いたマスコミ報道が跋扈するようでは、日本が亡ぶ。それを防ぐのは、冷静な国民の目である。そんな偏向した新聞は読まないに限る。

 

親の洗脳教育

 子供は親の言うことは聞かない。親のやっていることを真似する。一番恐ろしい洗脳教育である。いかに親が責任を持って、背中で子供を教えることができるかが問われている。子供に対して躾教育を放棄した親が、今の世情の乱れを作っている。親が子供の命(時間)を左右している。親の怠惰な後ろ姿が、子供を非行に走らせる。国を滅ぼす。子供の時間泥棒の極悪人である。

 最近、近くの住職から聞いた話で、分家した新家では墓参りさえしたことがない檀家が増えたという。その檀家も、自分がそのお寺の檀家である意識が無いと言う。そんな親の後ろ姿を見て育った子供が、ご先祖を敬うはずがない。墓参りに行くわけがない。恐ろしい洗脳教育である。

 

図5 「週刊朝日」の政権交代直後の表紙比較

図6 アジア諸国の対日印象

   出所:ビュー・リサーチ・センター 2015 spring Global Attitudes Survey

 

2017-08-28

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