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2017年8月28日 (月)

磨墨智 278.偏向新聞を読まない(2/2)

週刊誌の表紙に見る偏向報道 

事例3 偏向偏執報道  

 最初から偏向した考えがあると編集時、表紙にそれが表れる。政権交代時の表紙を観察すればその答えは明白である。偏らない報道の義務を放棄した偏向偏執集団は、その本音が週刊誌表紙に浮かび上がる。週刊誌表紙を飾っている鳩山氏と安倍氏の顔の面積が25倍も違う。表紙を踊る文言に、安倍首相が大嫌いという心が見える。国民が総選挙で、国益に反した政策を乱行した政党を、国民が落第と審判した。その結果を認めない、国益に反する偏執報道である。この表紙紙面の作成に、恣意的な偏向を感じなければ、不感症である。現代社会は、痴呆者の生き血を吸うため死鬼衆が虎視眈々と狙う。情報の真偽に不感症では現代の生存競争を生き延びれない。

 

政権交代直後の週刊朝日の表紙比較

・2009年の総選挙で     |  ・2012年に民主党が大敗

民主党が政権を獲得した時  |   自民党が圧勝した時

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  民主党革命     |   自民圧勝 

  日本が変わる               |   安倍政権の不安

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  鳩山氏の顔写真           |   安倍氏の顔写真

                                           |   (鳩山氏の顔面積の1/25)

  上向き視線              |  下向き視線

  明るい背景              |  暗い背景   

  (フォントサイズと色で週刊誌の表紙を表現しました)

 

事例4 CNNのフェイク記事

 アメリカの主要ニュースネットワークのCNNは『クリントン・ニュース・ネットワーク』と揶揄されている。クリントン氏が有利という調査結果を連日流して、クリントン氏陣営に有利な報道を流し続けた。グローバル経済主義の被害として裕福な中間階層から貧困層に没落した白人たちが、トランプに投票した。その実情を米マスコミは報道しなかった。その後も、CNNはトランプ大統領に不利な偽情報を流していたが、嘘がばれて、フェイクニュースを流した偏向記者3名を2017年6月26日、解雇せざるを得ない事態に追い込まれた。CNNは偏向報道を認めた。

 

マスコミの洗脳教育

 偏向した記事を読み続けると、頭が偏向したままになる。自分の考えが赤に染まり自分で考えられなくなる。自分が自分でなくなるとは、自分の命の喪失である。中国、韓国での反日教育という洗脳教育を小学校から大学までされ続けるとどうなるかは、現在の中国、韓国の対日感情の調査結果を見れば明らかである。韓国は70%以上が日本嫌いである。アジアの80%の国が、日本に好印象を持っているのに、中国、韓国のみが日本に悪感情を抱いている。それは中国、韓国の両政府が自分の体制を守るために、日本をスケープゴートにして、洗脳教育をしている結果に過ぎない。小学校から大学まで反日の教科書で教育されれば、どうなるかの大実験の結果である。その両国民は幸せであろうか。その大きな部分を朝日新聞の偏向記事が支えている。

 

偏向新聞報道はヒ素の如し

 直ぐ効く毒は、誰でも気がつくが、新聞記事で少しずつ砒素の毒のようにまぶされると気がつきにくい。頭脳が洗脳されるほど、恐ろしいことはない。それは長年築き上げた自分と言う命を無くすこと。それはオウム真理教の事件を見ても明らかである。ナチスに洗脳されたドイツ国民がユダヤ人に何をしたか。文化大革命で洗脳された中国の学生達が何をしたか。それを絶賛した記事を掲載したのが朝日新聞である。北朝鮮の拉致問題を否定し続けた社会党がなぜ消滅したか。答えは歴史が明らかにしている。慰安婦問題、南京虐殺問題、靖国参拝問題等は全て、朝日新聞が後ろで糸を引いて問題を大きくしている。国民の時間を奪っている犯人である。

 殺人事件は、その人の命を奪う犯罪ではあるが、対象は一人だけである。しかし洗脳犯罪は、多くの人の人生や国の運命までも狂わせる重犯罪である。嫌日マスコミが日本に跋扈しているのは異常である。今も毎日少しずつその毒がマスコミから流され続けている。Wikipedia では「アサヒる」と言う言葉が、朝日新聞の偏向ぶりの言葉として定義されている。世間の公認の事実であるようだ。

 

「「とにかく安倍をたたけ」の大号令」という狂気

 2017年8月26日「産経抄」によると、“作家の門田隆将さんは最近、知り合いの毎日新聞記者から「いま、毎日新聞社内は安倍首相を叩くためなら、どんなことでもするという空気になっている」と聞いたという。(月刊誌『Hanada』10月号)。朝日新聞記者にも同様のことを言われたという。学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐり、内閣支持率が下落した安倍内閣を、この機に打倒しようと盛り上がっているという。民進党を離党した長島昭久元防衛副大臣も5月に、自身のツイッターに「昨日たまたま話した朝日新聞のある幹部の表情には、社運を賭けて安倍政権に対し総力戦を挑むような鬼気迫るものがありました」と記す。記者から、「上司に『安倍なんか取材しなくていいから、とにかくたたけ』と号令されたという。”

 このような公正を欠いたマスコミ報道が跋扈するようでは、日本が亡ぶ。それを防ぐのは、冷静な国民の目である。そんな偏向した新聞は読まないに限る。

 

親の洗脳教育

 子供は親の言うことは聞かない。親のやっていることを真似する。一番恐ろしい洗脳教育である。いかに親が責任を持って、背中で子供を教えることができるかが問われている。子供に対して躾教育を放棄した親が、今の世情の乱れを作っている。親が子供の命(時間)を左右している。親の怠惰な後ろ姿が、子供を非行に走らせる。国を滅ぼす。子供の時間泥棒の極悪人である。

 最近、近くの住職から聞いた話で、分家した新家では墓参りさえしたことがない檀家が増えたという。その檀家も、自分がそのお寺の檀家である意識が無いと言う。そんな親の後ろ姿を見て育った子供が、ご先祖を敬うはずがない。墓参りに行くわけがない。恐ろしい洗脳教育である。

 

図5 「週刊朝日」の政権交代直後の表紙比較

図6 アジア諸国の対日印象

   出所:ビュー・リサーチ・センター 2015 spring Global Attitudes Survey

 

2017-08-28

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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