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2021年11月

2021年11月20日 (土)

株で儲けるには

 

 自分がこの世で儲けるには、自分株式会社の株価を上げるのが基本である。

 自分株式会社が成長すれば、その価値が上がり、結果として儲かる。

 

会社の成長力(強さ)Fは下記で表される。

 F=(利益+投資額+減価償却費)÷売上高

 他と比較して、F値が大きい程、その会社は成長する。

 多くの会社は、不景気になると投資を減らしてしまう。人がやらない時に投資する会社が成長する。雇われ社長はこれが出来ない。私の前職の会社もこの法則で成長が出来なかった。最後は、市場から消えてしまった。「人の教育(投資)が大事だ」と全ての社長は言うが、それを実際に実行する社長はほとんどいない。前職の会社でも、不景気になると、真っ先に教育費を削った。当然、投資額も削減である。その結果が30年後に市場からの退場であった。

 

人の成長力(強さ)FHは

 FH=(稼ぎ(利益)+自己投資額+減価償却費)÷年収(売上高)

 

 人生の成功は、自己投資と減価償却費の大きさで決まる。人生の成功は単純明快である。学んで、学んで、自己投資を継続するしかない。

 

 社員が成長する会社こそが、株価が上がる会社である。そういう住宅メーカから家を買いたい。今、住宅メーカ展示場で多くの営業マンの言動を観察している。そこでその人のレベルが分かり、会社のレベルが分かる。

 

2021-11-20  久志能幾研究所通信 2214  小田泰仙

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2021年11月19日 (金)

「床暖房が標準」の住宅メーカを候補から外す

 

 I社の住宅は、床暖房設備が標準である。私の検討結果から、現在の高密度、高断熱の家屋では、床暖房は不要と判断した。床暖房が標準仕様では、建てる家のメーカの候補会社から外さざる得ない。床暖房を設備から外すことができないのでは、問題外である。

 

 床暖房は、体に対して過剰な甘やかしと思う。それでは体の抵抗力が劣化する。人間、年中ぬくぬくしているのは、私の信条にあわない。四季の変化があってこそ、日本人だと思う。

 

 床暖房は、低温火傷の危険性がある。若いときは良いが、高齢になると温度への感覚が鈍くなっている。高齢者は、低温火傷になるまで気が付かない。幼児でも同じである。幼児はそれを表現できないので危険である。

 

 床暖房は、10年後にその装置のメンテナンスコストが生じる。技術者である私の方針・シンプルイズベストから外れる。家の部品が増えれば、故障(トラブル)の原因となる。特に床暖房設備は家に埋め込みなので、故障時は厄介なのだ。

 

 その床暖房の製造メーカがC社である。私はその社に何か違和感を覚えていた。そこでその社の社是を調べてみると、「社憲 会社は絶えずよりよい製品を作り、之を広く普及することに努力し、以って社会文化の向上に寄与しよう。」である。これは違和感を覚える社是である。「社是を見ればその会社が分かる」が私の持論である。

 なぜ動詞が「~しよう」なのか。ひとごとの文章である。社是の文言なら決意として、「~します」とすべきだ。社是で「努力」とは、お笑いである。努力とは「努力をしました、結果はダメでした」という場合に使う文言である。他人が評価して「努力」と言うのは良いが、自分で言ってはお笑いである。

 また従業員が1300人の企業である。規模で少々不安に思う。

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 現在の暖房状況

 現在の私の住まいの居間の暖房はエアコンである。その居間と台所と仕事部屋と書庫(計42畳)は、襖や戸を取っ払い、一続きの間として畳敷きにしている。それで冬でもそんなに寒いとは思わない。床の材料に、住宅メーカ推奨の杉の無垢材を使うか、畳敷きにすれよいと判断した。畳の熱伝導率は杉の熱伝導率とほぼ同じかそれ以上である。だからその温かさは、杉の無垢材使用の床の場合と同じと診断した。

 以上の理由で、床暖房は不要で、エアコンで十分だと判定した。それを強制的に標準設備として押し付けてくる住宅メーカは、候補から外すしかない。

 

検討資料

室内暖房の比較

 1案 床暖房     合板床材+床暖房 +光熱費+保守費用

 2案 エアコン暖房  無垢床材+エアコン+光熱費+保守費用

 3案 エアコン暖房  畳   +エアコン+光熱費+保守費用

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床の材質の差で断熱比較

   畳の熱伝導率  0.08

 杉の熱伝導率  0.12

 合板の熱伝導率 0.16

 コンクリート  1.0

 ガラス     0.7

 

2021-11-19  久志能幾研究所通信 2213  小田泰仙

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2021年11月18日 (木)

我家の防災対策、人生の防災対策

 

カセットコンロ

 防災への対策として、今回、カセットコンロを整備した。電気が止まった場合の非常用加熱道具としてカセットコンロとガスボンベを整備した。

 ガスボンベは、一人一日0.5本として7日分を備蓄した。ガスボンベは賞味期限が7年であるので、1年に1本(約200円)を使っていき、その都度補充することにした。

 この情報は防災アドバイザー・髙荷智也氏のYouTubeの動画を参考にした。

 

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以下は準備スミである。

 水1週間分  2ℓ 10本 10日分

 インスタントお粥    3日分

 防災トイレ       3日分

 

他の防災・耐震対策

 自宅は築50年の日本家屋で、当初は耐震強度0.5であった。

  10年かけ耐震補強をして、耐震強度を1まで上げた。

 土付き瓦屋根を、土なし瓦に改築して、上部の重い土を除去した。

 災害時の復旧時間の短さを考え、ガスを止めてオール電化とした。

  また災害時の火の始末も考えてのオール電化である。 

 耐震ブレーカに取り換え

  地震がおさまって、再通電すると火事になる危険性がある。

  これを再通電しない機能付きのブレーカに変えた。

 耐震、防犯上で、ブロック塀を撤去した。

 2階に有った重いもの(本等)を1階に下ろした。

 

緩慢なる熱衝撃対策

 現代日本で人の寿命が延びたのは、暖房器具が進歩して、また気密性の高い家が増え、室温が上がったのが大きな要因である。室温が2度上がると、健康寿命は4歳延びると言われる。

 だから自宅では、全窓を二重ガラスにして、更に二重ガラス内窓を付けて、断熱性のよい家に改築した。

 参考文献 笹井恵里子著『室温が2度上げると健康寿命は4歳のびる』光文社新書

 

人生の防災

 人生での災害時の備えをしよう。人生は山あり、谷ありの波乱万丈である。人生を歩く場合の携帯する考えを軽くしたい。深刻に考えず、自然体で考えよう。物事に囚われると、行動が鈍くなる。囚われず、偏らず、貯めこまず、止まらず、で人生を歩みたい。人生を襲うエイリアンにまともにぶつかると倒れてしまう。柳のように、柔構造でしなやかにやり過ごしたい。人生の激震で自分を見失わないようにしよう。

 人生の戒めの言葉こそ、己の防災準備である。一寸先は闇なのだ。自分自身の燈明を持って、暗夜を行こう。

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 馬場恵峰書

2021-11-18  久志能幾研究所通信 2212  小田泰仙

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2021年11月17日 (水)

社長の後姿、会社の基礎、人生の基礎

 

 先年、一緒にMK経営塾の研修を受けた仲間が、脳内出血で倒れてしまった。下記は、その人をお見舞いに行ったら、人生模様のお経にであった。人間は行動すると、人だけでなく、お経にも出会う。

 「経」とは糸偏に、機織り機の意味のツクリから成る。糸偏は面々と続くご先祖からの歴史の流れである。機織り機は、この世の人生模様を織りなす創造者である。

 そのお経が良いか悪いかは、織りなした基礎の出来不出来に依存する。

 

脳出血の原因

 彼の会社は、大層威勢が良い会社で急成長を遂げていた。彼を研修中に身近に見た感触では、彼が倒れた原因は、食べ過ぎによる高血圧、だらしなさ(不摂生)からくる歯と眼の不調、タバコ、酒等に見られる不健康生活からきたのは明白である。

 社長は全従業員の生活に責任を負っている。そのために社長自身の健康管理は責務なのだ。

 社長がいくら高尚な経営理念を唱えても、己の体の経営さえ出来ない社長では、会社の経営が出来るとは部下は信じない。社員は社長の後姿を見つめている。「己の体の放漫経営のため病気で倒れたあんたに、そんなことは言われたくない」が社員の本音である。

 

己を支える基礎細胞

 だれのお陰で37兆個の細胞が己を還暦まで生かしくれたのか。だれが会社を支えてくれたのか。誰のお陰で今日があると思うのか。その感謝の意識が薄いことが、社長自身が冒頭で発言するイケイケドンドンの社報から伝わってくる。

 後日、山本賞の式典会場で彼の姿を見た。車椅子姿で痛々しいが、病から回復して、威勢は元のように元気になったようだ。しかし彼の会社発行の社長通信から見ると、己を支える基盤(身体、社員、社会)への感謝の意識が薄く、生かされていることに認識不足があるようだ。前のめりで高尚な言葉を会社通信に列挙しているが、足元が固まっていない。土台から崩れるのではと危惧している。

 

手抜き工事

 大地震が起こると土台基礎工事の手抜きが発覚する。阪神淡路大震災時に、ビルや市内高速道路が倒れてしまったのは、その基礎が不出来か、もしくは手抜き工事であったためだ。その証拠を消すため、十分な調査もせず、大慌てで残骸を撤去してしまったのは、後世への汚点である。まるで中国の新幹線事故で、早々に事故列車を埋めてしまったと同じだ。我々は中国を笑えない。

Photo

 阪神淡路大震災で傾いたビル

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/9/9c/

 

会社の実態

  この会社から定期的に宣伝メールが届く。以上の経過で、内容が信用できないので、うっとおしく配信停止を連絡した。しかし全くそれが通じず、メール配信は止らない。仕方がないので迷惑メールに自動振り分けすることにした。その一件でも社長の経営方針が分かる。頭隠して尻隠さず、である。

閻魔帳への中間報告

 この社長とは研修時の席が隣り合うご縁もあったので、東京以遠の土地で、駅からも遠い病院へタクシーを飛ばしてお見舞いに行った。しかし元気になっても礼状一つ来ない。再会しても、礼一つ言わない。

 彼が脳出血で倒れた原因を見れば、人間性が分かる。あとは押して知るべし、である。良き人間観察の勉強ができたと思うべきだ。人生の周りでは声なき経が聴こえている。その経を自分に当てはめて考えるかどうかである。

 

 ご縁の貸借対照表に人生の歩みが表われる。縁の残高が少ない経営者が人生で躓く。人は山には躓かないが、小さな蟻塚に躓く。佛様は全てを閻魔帳に記載して、己の体の病気を通して閻魔帳の中間報告をされる。その時が人生の岐路である。多くの人が佛の御心も知らず、地獄への近道へ足を向ける。人生曼荼羅には全てが描かれている。人生経営での学びである。他人様は自分の鏡である。心しよう。

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 馬場恵峰書

 

2021-11-17  久志能幾研究所通信 2211  小田泰仙

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2021年11月16日 (火)

家と人生の設計 基礎がないと砂上の楼閣

 

 いま、私は家を建てる計画をしていて、各ハウスメーカの基礎の考え方を比較研究している。その住宅メーカの基礎への取り組み姿勢で、その会社のレベルが分かる。

 

砂上の楼閣

 基礎のできていない家に住んだら、いくら基礎の上に立つ家が立派な作りでも、住めたものではない。地震が来たらひとたまりもない。それこそ砂上の楼閣である。

 人間でも、人としての基礎のできていないと、人間社会でいくら金儲けをできても、まともには生きていはいけない。また、なにか障害が起きれば、すぐ潰れてしまう。

 この考えは、全ての事象に当てはまる。学校の教育、科学技術の発展、文書の構成、芸事の修行、人間関係、機械の設計、オーディオアンプ等の全てに当てはまる。

 

忖度・不正

 学校の教育でも、基礎教育ができていないのに、上の学校に裏口入学しても、授業についていけない。

 基礎の実力がないのに、忖度で昇進しても実社会では通用しない。忖度が通用しない国家の司法試験は受からない。それをKKの実例で証明されたのは、反面教師の例として価値があった。

 

基礎研究

 技術文明国家では、基礎研究ができていないと、応用技術が発達しない。その成長に限界が出てくる。お隣の国のように。

 基礎がないとノーベル賞が取れない。蓮舫氏の戯言のように、「二番ではだめですか」と言うようではダメなのよ。死に物狂いで一番を目指して、やっと一流の下っ端になれる。

 歴代の政権が、この基礎研究に金をケチるから、科学技術立国の日本が衰退しているのだ。

 

意思表示の基礎

 論文でも、日本語の基礎とテクニカルライティングの基礎知識がないと、まともな論理的な文書はかけない。私が懸賞論文で最優秀賞をもらったのは、このテクニカルライティングの知識があったのが、大きな要素である。欧米の文化が支配する自然科学分野の論文では、日本の阿吽の呼吸や、「後はよろしく」などの曖昧な表現は許されない。インターネットを介した多民族・多価値観社会では、自分の意志をきちんと伝えるための基礎教育が必要だ。

 

芸事と技術

 芸事でも基礎ができていないと、発展はない。「守破離」の守は基礎のことである。宝塚出身の人が芸能界で長く活躍できるのは、宝塚学園で徹底的に、人間として基礎を躾けられるからだ。「宝塚学園で習得したのは精神面だけだ」と小柳ルミ子さんは証言している。人間としての基礎の上に、職能の技術が映える。

 技術の世界で機械設計でも、基礎がしっかりした構成にしないと、加工精度に影響をあたえる。

 

センチュリー

 車の設計でも、シャーシがしっかりしていないと、限界速走行時に問題がでる。先年発表された御料車(センチュリー)は、前モデルのレクサスLS460のシャーシがベースとなっている。共通化・軽量化された最新鋭レクサスLS500用シャーシではないのだ。御料車に前モデルのシャーシが採用されたのは、然るべき意味がある。なにせコスト度外視の御料車である。コストパフォーマンスは二の次である。天皇陛下をお守りする車だからだ。超が付くほどの最高が求められるからだ。センチュリーは、一般庶民が乗る(?)レスクスLSとは別格である。トヨタもメンツがかかっている。

 私には本来縁がないはずだったが、2年間の短い間でレクサスLS460とご縁が出来て、馬場恵峰先生ご夫妻の送迎に使えたのは幸せであった。

 

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  レクサスLS460のシャーシ(トヨタ自動車のカタログより) 

 質実剛健な造り

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   レクサスLS500のシャーシ(トヨタ自動車のカタログより) 

 

営業マンの基礎

 家を売る営業マンも、人間としての基礎ができていないと、信用されない。家の性能以前の問題である。家だけでなく、全ての営業マンに通用する話である。我々は世のために何を売るのか。自問しよう。

 

2021-11-16  久志能幾研究所通信 2210  小田泰仙

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2021年11月15日 (月)

YouTube をぶっ飛ばせ

 

 最近、YouTubeを良く見ているが、見ていてイライラする動画が多い。下記のような動画は、論理構成も、視聴者の都合を全く考えていないので、私はそれを時間泥棒であると断じた。その内容も相応にお粗末であると分かったので、題名を見て、閲覧の可否を判断している。時間節約のためである。

 文書だと一目瞭然で内容の優劣が分かるが、動画では数分は見ないと判別できない。下記の特徴がある動画は、見る価値がなく、すっ飛ばすのが良いと判断した。時間は命なのだ。

 

 タイトルの件をすぐ説明しない動画

   論理構成がなっていない記事である。

   タイトルに騙されれた、と思ってしまう。

 

 タイトルにtopicとpurposeが入っていること

  その動画が何を伝えたいか、タイトルで分からないとダメ

 

 タイトルで「〇〇」とある動画

  タイトルに肝心なことが書いて無い。最後まで見ないと分からない。

  下品なワイドショーの手口である

 

 「大変だ、大変だ」のように過剰な言い回しをする動画

  下品な週刊誌の手口である

 

 トップ5を下位から説明する動画

   時間稼ぎのじらし作戦である。大事なことは最初に言うべきだ。

   こんな動画はサッサと切り替えたほうがよい。

 

 動画で話している人物が、あまりに下品な人物の動画

   会ってみたくもないような人物が顔出し!

   動物等のキャラクターで下品極まりない話しぶり。

   だから私は、その人のチャンネルを二度見ない。

 

 YouTubeの動画を見ているとついだらだらと見てしまいがちである。なにせ考えなくてもよいので、安易に見てしまう。それで読書の価値を再認識した。読書は自分の意思で読まないと読めない。

 その人の動画を見るとは、自分の残り少ない時間(命)を、動画を作った人に捧げるのだ。だからこそYouTubeを厳選して自分の命を大事にしよう。

 

2021-11-15  久志能幾研究所通信 2209  小田泰仙

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2021年11月14日 (日)

がん死は太平洋戦争死の1.5倍、洗脳攻撃、忖度敗戦

 

 1945年8月15日の終戦までの15年間、太平洋戦争で日本人は310万人が命を落とした。年間で20万人の死者である。

 金儲けに血迷い、マスコミや政府に洗脳された現代日本では、がんで年間33万人が命を落としている。15年間で504万人のがん戦死者数である。それは15年間だけを機械的に計算しただけで、今もその戦争はまだ続いていて、死者は増加し続けている。太平洋戦争の死者数どころではない。新型コロナウイルスの死者数どころではない。これは「がん」との戦争だ。日本がん戦争である。

 

洗脳教育で目を逸らさせる

 マスコミ、テレビCM、政府は、がん利権業者(医療関係者、煙草業者、酒業者、食品業者)に忖度して、国民の目を逸らそうとしている。

 現在、マスコミは新型コロナウイルス報道一色だが、新型コロナでの死者は、年間約5千人である。年間33万人が死亡する「がん死」と比べて、新型コロナの報道ぶりが異常である。それでもっと大事な報道がスルーされている。大事な報道とは、がんの死亡者数や国際情勢である。これが洗脳教育である。

 我々は、もっとその現実を注視しよう。子供たちの命も危ないのだ。自分の城は自分で守れ。

 癌になってから医者にかかっても遅いのだ。がんになる原因の元を断たなきゃダメなのよ。

 

日本がん戦争死

 15年間のがん死亡者数合計 504万人(15年間の単純計算)

 日本の年間死亡者数は 1,108,334人

 年間がん死亡者数    336,468人

    H19 厚生労働省人口動態統計

 

太平洋戦争死 

 15年間の太平洋戦争での死者 310万人

 軍人の死亡者  230万人

 民間人の死者   30万人

 空襲での死者   50万人

  合計     310万人

 

 太平洋戦争の死者の発生は、昭和20年8月15日で終わったが、日本がん戦争はまだ続いている。死者も増え続けている。

 自分の命は、自分で守れ。

 

2021-11-14  久志能幾研究所通信 2208  小田泰仙

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2021年11月13日 (土)

ん億円の豪邸!? 何故仏壇がないか?

 

 YouTube のお家探索ツアー動画で、多くの家を見て新家建設の研究している。そこで発見した事実が、金持ちの大邸宅には仏壇がない家が多いことだ。大手住宅メーカのモデルルームにも仏間がない、である。

 知人に美術品を商う人がいる。その人の話では、訪問した豪邸でも仏壇のない家が結構あるそうだ。美術品を買うのだから、その家は裕福なはずだが、仏壇がないのだ。

 

 中にはゴルフ練習機械まである豪邸があった。大スクリーンの映画が鑑賞できる部屋は許せるが、リビングルームにバーカウンターまであるのは、やりすぎだ。それでいてご主人の書斎や書棚がないのだ。それでその人の知性が分かる。その人のご先祖様に対する考え考えが分かる。要は成金そのものなのだ。

 

 本来、家の外の娯楽設備を家に持ち込めば、子供の教育上で良くないだろう。そんな家で育った子供が心配だ。子供は親の言う事は聞かない。子供は親の背中を見て育ち、親のやっていることを真似る。金遣いの荒い家からは、金遣いの荒い子供が育つ。金持ちの家が三代続かないのには、理由がある。

 

墓参り

 話題のKK母子のニュースで、KK氏がこの2か月程、日本に一時帰国したが、その間で実父の墓参りに行かなかった。これは母親のKK氏が墓まいりや法事をやっていなかったため、息子のKK氏にそういう発想が起きなかったと思われる。K家にはそういうご先祖や亡くなった親を祀る習慣がないようだ。

 

薫習

 KK氏が母親の日頃の振る舞いに影響を受けないはずがない。30年間、薫習として徳のない振る舞いの影響を受けていたはずだ。そうでないとあれだけの非常識さも生まれない。あれだけのバッシングには、普通の神経では耐えられない。

 霧の中を歩めば、自ずと衣が濡れる。黒い霧の中を歩めば、心身共に黒く染まる。だから、子供を正しく躾けるには、親がしっかりしていなければ、ダメなのよ。今の日本の衰退は親の責任である。

 

不良の家庭環境

 不良になった子や考えがいじけた子供の家には、間違いなく仏壇や神棚がないようだ。見えないものを敬う精神が、人を不幸から遠ざける。此の世はプラスマイナスゼロの世界である。プラスが大きければ、相応したマイナス(見えない世界)がある。富豪の家に潜む見えないサムシングは、普通の家より大きいだろう。それを考えないと、ドツボに嵌る。

 

2021-11-13  久志能幾研究所通信 2207  小田泰仙

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2021年11月12日 (金)

釈迦の教え、オダ仏教の解釈

 

 お釈迦様の教えと曹洞宗道元禅師の教えを、私(オダ仏教)は下記に勝手に解釈した。人生で現れる事象に事実はない。解釈があるだけである(There are no facts, only interpretations. ニーチェ)。目の前の現象や先人の教えをどう解釈するかだけである。その解釈は人によって、みんな違う。みんな違ってみんな良いのだ。

 

原因と結果

 何ごとも因果応報である。原因のない事象はない。自分の存在こそが原因であり、結果である。それを脅迫的に表現したのが「因果応報」で、文学的に表現したのが「天網恢恢疎にして漏らさず」である。それを対処療法でやるから間違える。すべての原因は己である。郵便ポストが赤いのも自分の責任である。自分が郵政大臣になれば、ポストの色だって変えれるのだ。自分が生きているから、自分に問題が起こる。

 自分が死んでも、自分は何も困らない。困るのは自分の周りの人たちである。私に仕事を依頼した人が、私の突然の死で困るだけである。本人は死んで、知ったことではない。

 どうせあと50年も経てば、関係者はみんな死んで全ては解決である。そう思えば何事も大した問題ではない。大した問題ではないからこそ、全力でやれば、来世で良いことがある。因果応報である。

 真因を見ないから迷う。対処療法でやるから袋小路に入る。真因を探せば全ては解決する。全ては空。空は色である。それを目に見える事象だけで右往左往するから、道に迷う。

 

ものは要素からなる。

 道元禅師が中国で学んだ最大のことは、「ものは一二三」である。その一つ一つの要素を押さえれば、人生は大往生である。

 人には生があり、老があり、死がある。一二三である。

 人生は前世があり、現世があり、来世がある。全て因果因縁で繋がっている。一二三である。風が吹けば桶屋が儲かるのだ。

 学校も、一年生、二年生、三年生と一二三である。

 家は基礎土台があり、家屋本体があり、屋根がある。一二三である。

 物語は、序論があり、本論があり、結論がある。一二三である。

 オーディオアンプでも、シャーシがあり、内臓回路があり、外装がある。一二三である。

 

悩みは無くならない

 生きているから、悩みが生まれる。「他人と比較しない」がお釈迦様の教えである。比較するから悩みが生まれる。

 仏さまでも悩んでいる。それを悩みのないような仏の顔になるのが修行である。観音菩薩様でも真の佛になるために、仏道を修行している。人生も死後の世も全て、修行である。だから修行で苦労話をしてはならない。

 おだ仏教(自分教)を信じよ。唯我独尊、そう思えば優雅独尊、優雅に人生を独尊で過ごせる? 他人に振り回されるから、悩みが出る。自分だけの世界を創れば、悩みは消える。自分は教祖様なのだ。教祖様は悩みがないようなフリをせねばならぬ。自分を騙せば、自分も周りの人も幸せになれる。自分が幸せな顔をすれば、回りの人も幸せにできる。仏頂面に、幸せはやって来ない。

 

今を生きよ

 あの世も、明日のことも考えてはならぬ。今を生きよ。明日があると思うな。明日は明日の風が吹く。明日の朝、目が覚める保証はない。

 あの世が有ると思うな。あると思ったほうが幸せなら、思えばよい。お釈迦様でもあの世のことは、何もおっしゃられなかった。ただ「精進せよ」とだけ言い残されて寂滅された。

 どう思おうと、今を精進して生きればよい。それが前後裁断。

 利己で生きても幸せにはなれない。利他で生きよ。

 

日々に生きる作務が修行である  

 料理を作るのも、掃除をするのも全て修行である。これは曹洞宗の教えである。

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 馬場恵峰書

2021-11-12  久志能幾研究所通信 2206  小田泰仙

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2021年11月11日 (木)

高がセコム、去れどセコム、セコィではないか? 

 

 数年前、家の保安上で、セコムのホーム・セキュリティの導入を検討した。月5,000円の費用で自宅の安全が守られること。ところが、実際に泥棒に入られて被害が出た場合の補償が、どれだけ被害額が大きくても「見舞金 百万円」だけだという。あまりにセコイではないか。

 なぜセコムが英国の保険会社に保険に入って、もっと実情にあった保証をしないのかと疑問に思った。

 セコムでは、泥棒が侵入している現場にセコム警備員が急行しても、手出しをせず、警察が来るのを待っていて、見ているだけだ。セコムには警察の捜査権と泥棒を捕まえる権限がない。セコムも法を犯してまでは、警備をしない。

 たまにはセコムの社員になったつもりで考えよう。安い給与なのに、凶暴な泥棒と対峙して、「命を危険に晒してでも顧客の財産を守れ」では酷である。セコムの現場警備員の年収の中央値は450万円である。その給与で命を張って警備先を守ってくれるとは思えない。警備員だって命が惜しいのだ。警備員にも家族があり、守るべき生活がある。警備員は、国民の命を守る使命がある警察官ではない。

 

 それを知って、セコムのホーム・セキュリティーの導入をやめた。それで自分で考えて、家のセキュリティ対策をすることにした。

 

自宅のセキュリティ対策

 (セキュリティー上で全部は公開できない)

 家の周りの塀を撤去

  塀があると、塀の陰に泥棒が潜んでも、外から目に止まりにくい。

 玄関灯の設置

 玄関の上に人感センサー、複数台のカメラ設置

 窓ガラスを防犯ガラスに取り換え。

 一部の窓に鉄柵を追加

 郵便ポストを大きなサイズに変更

  小さいポストでは、郵便物がポストから溢れて留守が分かる。

  長期不在の時は、新聞を一時的に止める。

 

 自分の城は自分で守れ、がトヨタの鉄則である。

 

2021-11-11  久志能幾研究所通信 2205  小田泰仙

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