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2021年11月11日 (木)

高がセコム、去れどセコム、セコィではないか? 

 

 数年前、家の保安上で、セコムのホーム・セキュリティの導入を検討した。月5,000円の費用で自宅の安全が守られること。ところが、実際に泥棒に入られて被害が出た場合の補償が、どれだけ被害額が大きくても「見舞金 百万円」だけだという。あまりにセコイではないか。

 なぜセコムが英国の保険会社に保険に入って、もっと実情にあった保証をしないのかと疑問に思った。

 セコムでは、泥棒が侵入している現場にセコム警備員が急行しても、手出しをせず、警察が来るのを待っていて、見ているだけだ。セコムには警察の捜査権と泥棒を捕まえる権限がない。セコムも法を犯してまでは、警備をしない。

 たまにはセコムの社員になったつもりで考えよう。安い給与なのに、凶暴な泥棒と対峙して、「命を危険に晒してでも顧客の財産を守れ」では酷である。セコムの現場警備員の年収の中央値は450万円である。その給与で命を張って警備先を守ってくれるとは思えない。警備員だって命が惜しいのだ。警備員にも家族があり、守るべき生活がある。警備員は、国民の命を守る使命がある警察官ではない。

 

 それを知って、セコムのホーム・セキュリティーの導入をやめた。それで自分で考えて、家のセキュリティ対策をすることにした。

 

自宅のセキュリティ対策

 (セキュリティー上で全部は公開できない)

 家の周りの塀を撤去

  塀があると、塀の陰に泥棒が潜んでも、外から目に止まりにくい。

 玄関灯の設置

 玄関の上に人感センサー、複数台のカメラ設置

 窓ガラスを防犯ガラスに取り換え。

 一部の窓に鉄柵を追加

 郵便ポストを大きなサイズに変更

  小さいポストでは、郵便物がポストから溢れて留守が分かる。

  長期不在の時は、新聞を一時的に止める。

 

 自分の城は自分で守れ、がトヨタの鉄則である。

 

2021-11-11  久志能幾研究所通信 2205  小田泰仙

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