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2020年10月

2020年10月31日 (土)

人生目標達成のために、何をすべきかを探し求める  磨墨知26

 

 今すぐ、その回答が見つからなくてもよい。死ぬまでそれを探し求めればよい。今の仕事にわき目も振らず精進すれば、その回答が何時かは見つかる。仏様がその答えと知らせてくれる。寄り道が一番の時間ロス。

 仕事への精進が人生を創る。

 三年の達磨偉大なり、九年菩薩なり、50年神技なり

 

2020-10-31 久志能幾研究所通信 1808  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年10月30日 (金)

離陸をしたら目的地まで着陸しない  磨墨知29

 

 私が過去に設計業務に従事した時、DR(デザインレビュー・設計審査)で、全員の合意の基、やり方を決めて製品をラインに乗せようとしたら、後から文句を言われても、設計変更をさせられることが多かった。その原因は、その部品が少量多品種生産で、そのDRが真剣でなかったためであった。

 要は、真剣でない設計審査であったので、離陸しても再度着陸しなければならなくなったのだ。

 ところが自動車の部品の開発では、状況が変わる。自動車の部品の種類は、約4000種類、約3万点の部品から構成される。その生産量も、一部品で年間数十万個である。その部品の一点にでも問題が起これば、人の命にも影響することもある。リコール問題ともなれば、会社が倒産する危険性も出てくる。だから自動車の部品設計のDRは真剣である。

 

設計とは命の営み

 だからDRの後に、文句を言うのはルール違反である。いまさら時間を巻き戻して設計変更をするのか? それは一度離陸した飛行機が再着陸をして装備をやり直す事と同じである。

 真のやり直し策は、DRのやり方を見直すことだ。その製品の設計を直す話ではない。それは対処療法である。

 

トラブルの真因

 トラブルの真の対策は、DRのやり方である。意見を仰ぐ師の選定の問題である。その経営判断をするトップ(師)が間違えればオシマイである。運命の女神は、雑音で右往左往する意志薄弱な者には微笑まない。己の人生経営の責任者は己である。100人いれば、100の意見がある。その中から、「人生設計の設計審査」に真の意見を言ってくれる師を探さねばならぬ。

 

人生の師

 人生のやり直しがないように、人生設計を慎重にしよう。そのDRをしよう。その指導をしてくれる真の師がいますか? 私も師だと思って仕えたら、その人は単なる水先案内人であって、痛い目に会ったことがある。

 だからこそ、3年かけて師を探せ、である。

 人生二度なし、良き師の指導が必要だ。

Img_43851s  馬場恵峰書

2020-10-30 久志能幾研究所通信 1807  小田泰仙

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2020年10月29日 (木)

私の夢 ミニ音楽堂の建設

 

 私の夢は自宅にミニスタジオ(音楽堂)を作り、そこで世界の一流の音楽家に、リハーサル会場の提供やミニコンサートを開催することだ。

 現在、コンサートホールで演奏する音楽家は、そのリハーサル会場に困っている。正規のホール会場を1日借りると、賃料で30万円は取られる。大垣に来る音楽家は、宿泊先のホテルで、「近くにリハーサル会場はないか」と必ず質問する。

 

ドレスデントリオの想い出

 2018年1月13日、河村義子先生がドイツからドレスデントリオを呼んでコンサートを開催した。そのリハーサルは、金山駅近くのマンションの一室で行った。その部屋で、河村義子先生も一緒にリハーサルをされた。

 その部屋は、ピアノの先生が個人のピアノレッスン用に借りている。その部屋は完全な防音設備がないので、気兼ねして練習をするようだ。

 私は、そのその場に同席して、リハーサル風景を撮影させてもらった。休憩時、一緒にお菓子を食べながら楽しくお喋りをした。それが良き想い出である。それを自宅で出来れば幸せと、自宅にミニ音楽堂の建設を夢見ていた。

 

大人のおもちゃ

 私はそれの実現のため、今年の初めに「大人のオモチャ」(家)を買った。それはこの8年ほど探し回っていた要件にピッタリであったので即決した。それも朝、物件を見付けて夜に買うことを不動産屋に報せた。我ながら狂気である。

 それで、まず第一歩として、ミニ音楽堂の入れ物は準備が出来た。今すぐには改造工事費が工面できないので、手が付けられないが、近い将来、そこにミニ音楽堂を完成させるのが夢である。ミニ音楽堂の建設と言っても、防音工事費がかかるし、コンサートピアノも家庭用のピアノの数倍と高価である。これからの資金繰りが大変だ。でもそれも生き甲斐の糧になる。

 この歳で、新しい家を買ったので、友からは狂気の沙汰だと呆れられている。人は狂気の時こそ、大きな仕事できる。まともな神経では、プロジェクトは進められない。だから医師からの余命宣告通りには、死ぬわけにはいかない。医師を信じれば、余命宣告通りに死ぬことになってしまう。

 

 「人間は本質的に狂の部分を持っている。

  狂っているときが一番正常で健全だ」

      ギリシャの哲学者セネカ

P1040203s

 ドレスデントリオの練習風景  2018‎年‎1‎月‎8‎日、

 

2020-10-29 久志能幾研究所通信 1806  小田泰仙

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2020年10月28日 (水)

切腹の覚悟 生きる為に食うか、食う為に生きるか?

 

 自分が、生きるために食うか、食うために生きるか、何方を選択しているか自問しよう。腹を切る覚悟で考えよう。

 

Go To 淫豚

 先日、己は食うために、生きる豚になってしまった。友に誘われて、「Go To イート」で昼飯を食べに、大垣から隣の街まで足を伸ばした。当初、20分くらいで行けると思っていたが、実際は渋滞があり45分もかかってしまった。往復で1時間半の浪費である。時間価値を1分100円として、9,000円の人生負担である。たかが1600円のしゃぶしゃぶ食べ放題を味わう為、残り少ない人生時間をそんなに浪費しても良いものか、考えてしまった。

 しゃぶしゃぶの食べ放題は、牛ちゃんを必要以上に殺すこと。我々を霊長類として生を授けて頂いた仏様に申し訳ない気がする。利他少欲の教えに反することだ。

 食べるものが、美味しくなくてもよい、安くなくてもよい。たくさん食べられなくてよい。労働をして働いてお腹が空けば、何でも美味しい。私は残り少ない人生時間内で、無意味な殺生を止め、無駄な時間を使わないようにしたい。仏様は、その反省材料を提供してくれた。

 

行列は罪

 だから私は行列のできるお店には行かない。10分間、行列で待つとは、食事に1,000円も余分に払うことになる。行列とは、理に合わない異常事態なのだ。トヨタ生産方式では、生産の平準化が基本である。おカネの問題ではない。その時間分、人生でやるべきことが出来なくなるのだ。それで病気になるとは、残業をすることだ。

 

切腹

 食べるとは、生きて仕事をするために食べるのだ。それを食欲に身を委ねては、食べ放題で食べ過ぎるのは、罪である。それでは食べる意味が、「食べるために生きる」になってしまう。それは人として恥ずかしい。それは将来、罰として病気の元になる。近い未来に自分で自分の腹に、手術用メスを入れて切ることになる。切腹である。私は去年に経験すみである。二度と腹は切りたくない。

 

P10702501s  馬場恵峰書

2020-10-28 久志能幾研究所通信 1805  小田泰仙

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腐ったリンゴを捨てる iPad-pro

 

 iPad-proを立ち上げる度、毎回、「バックアップに失敗しました。バックアップエリアが足りません。クラウドのデータエリアを広げて下さい。(金を払え)」とアップル社は画面で通告してくる。煩わしいたらありゃしない。

 

対処

 仕方なく、煩わしさ解消のため、写真データを削除して使用メモリを100Gから60.4Gまで削減したら、このメッセージは出なくなった。

 所有のiPad-proはメモリ128Gである。その半分以上のメモリを使うと、上記のメッセージが毎回出る。つまりフルにiPad-proを使いたいなら、「クラウドのストレージ使用料金を払え」、である。何のための128Gメモリを買ったのだ。私はバックアップを勝手にして欲しくない。クラウドストレージを使う気がない。

 iPad-proはモバイルのメイン機にする意図で購入したが、使い勝手が悪いのでNECのノートパソコンに変えて、腐ったリンゴiPad-proを第一線から退けることにした。それでストレスが無くなり、快適である。

 iPad-proはあくまでネットを使うのが大前提のシステムで、オフラインではWindowsPCとのデータのやり取りに制限があり使いづらい。

 私が使用した感想は、アップル製品はあまりの横暴で、融通性がなく、金儲け至上主義である。製品自体と操作は快適で素晴らしいが、それだけでは消費者は付いてこない。私はもうリンゴは食べたくない。スマホも後日購入したが、アップル製品は最初から候補から除外した。性能の問題ではないのだ。アップル製品は、こちらが媚びて接しないと、性能を発揮しないようだ。使い方にこだわりがある私には使いづらい。

 

切り捨て

 「日本の部品メーカ・島野製作所が、アップルからの度重なる理不尽な要求に堪忍袋の緒が切れて、特許侵害、契約違反、外注イジメでアップルを訴えた(2014年)」という記事を読んで、納得して腐ったリンゴを切って捨てた。

 「総額100億円アップル社を訴えた!日本の中小企業島野製作所「下請けだからって、ナメるなよ」(週刊現代)」

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/41036

 残念ながら、アメリカで行われた裁判では敗訴である。

 

経営理念

 アップルの企業理念は、挑戦と創造で、お客様は置いてきぼりのような感じがする。独善的な感じも受ける。私には違和感を覚える。

 

アップルの企業理念

FORWARD THE FUTURE

 私達アップルは、海外の人々と喜びを分かち合いながら、お客様と社会からの信頼を築きあげることに価値を見出し、夢の実現に向けグローバルに自動車関連ビジネスを展開してまいりました。

 これからも私達アップルは、人へ社会へ、そして新たな価値を創造し続けることに挑戦し、新しい未来を切り開き、社会の発展に貢献してまいります。

  

2020-10-28 久志能幾研究所通信 1804  小田泰仙

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折衷案はとらない  磨墨知25

 

折衷案は2つの案より高くつき時間ロスを生む。

そのプロジェクトのクライテリアはなんですか?

その折衷案で当初の目的は達成するのですか?

 

九州新幹線

 例えば新幹線建設での目的は、最短時間で目的地に到達する線路を引くこと。そのために山があれば、迂回するのではなく、トンネルを掘ってでも真っ直ぐに線路を引くのが御正道である。その目的が曖昧だと、折衷案や妥協で迂回路を計画する愚を犯す。

 九州新幹線で、長崎ルートの建設で問題となったのが、在来線の狭軌と新幹線の広軌兼用の車輪幅変更の装置を開発したことだ。狭軌、広軌の併用を目指したが、結局、その開発が頓挫して、長崎線開通に余分の時間を要した。

 私が長崎大村市の馬場恵峰師宅に行くのに、今でも博多駅から在来線特急つばめで、諫早駅まで単線の鉄路を走る。その道中の途中で、上りのつばめとすれ違う為、単線のため5分ほど、待機をしなければならぬ。今の時代、情けない話だ。

 新しい道を走るには、新しい道を創って走るべきだ。新しい道には新しい世界が生まれる。

 

障子の向こうの世界

 豊田佐吉翁は「障子を拓けてみよ、世界は広いぞ。」と息子の豊田章一郎に語った。豊田章一郎は繊維産業の世界から、新しい自動車産業の世界に走った。その障子を開けて新しい道を創ったから、今のトヨタがある。

 

 「道」とは、古代中国で、城砦に囲まれた城から、外に出る時、生首をぶら下げて歩いた。古代人は城の外は魑魅魍魎の世界と恐れていた。それで異国人の首を切り、その首を魔除けとしてぶらさげて、恐る恐る歩いたという。その歩いた跡が、道となった。それが象形文字「道」の起源である。シンニュウは十字路を表す。「首」は人間の首である。

 

残り時間

 目的達成の為、障害があれば山をよじ登り、壁に穴を開けて壁をブチ壊さないと、妥協の人生となってしまう。妥協の人生は、回り道の人生だ。やるべきことが完成しない。人生は時間が勝負なのだ。

 若い新入社員でも、定年まで40年間しかない。平均寿命80歳から言っても後60年も生きられない。還暦をはるか昔に過ぎた己も、後何年生かされるのか、保証の限りではない。サラリーマンなら、コロナ騒動で、明日からリストラされるかもしれない。明日、病魔が襲い、心筋梗塞で倒れるやも知れぬ。

 

金は死の前では無力

 10月25日に死去されたサムソンの総帥李健煕でさえ、72歳の時、急性心筋梗塞で倒れ、6年間も意識不明でベッドに横たわった。韓国一の大金持ちで数兆円の金があっても、病魔の前では無力である。彼は78歳が享年であるが、実質的に72歳で人生を終えた。残ったのは遺族の財産争いの醜態だけである。

 だから、我々貧乏人(?)は、折衷案の悠長なことはしていられない。だから私は、身辺整理をして死に物狂い(?)で健康管理に没頭している。

 貧すれば貪す。貧すれば鈍す、ではない。時間は何時も赤字である。人は時間貧乏なのだから、貪欲に時間を管理せよ。健康を管理せよ。病気こそ、人生最大の寄り道である。

 

2020-10-27 久志能幾研究所通信 1803  小田泰仙

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2020年10月26日 (月)

夢を見て、実現させる智恵を出せ  磨墨知24

 

 叶えようとする今の思いが夢である。その夢を実現させようとする行動こそが、時間創出の智恵である。実現可能な夢だから見られる。全く実現不可能な夢なら、思いもつかない。

 夢には時間(命)が詰まっている。実現できないのは、金がないからではない。智恵と努力が足りない、情熱が足りないからだ。祈りが足りないからだ。

 

偉大な予言者

 夢を本気で見るなら、「自分教」を立ち上げ、信者を巻き込み、資金と協力を集めよう「悪いことをするのでなければ、金は何とかなるものだ」(トヨタ生産方式を作った大野耐一の言葉)。自分が予言者となって、それを実現してしまえ。おだ仏教教祖は偉大なり??

 「それはできない」と言ったら、大野耐一にド叱られる「お前は、やりもしないうちから、出来ないとは何事だ。お前は何時から占い師になったのだ!」と。

 

夢への「ルート5」

 歌を忘れたカナリアは小鳥ではない。大飯食い小動物である。夢を忘れた人は人間ではない。ルート5富士山麓オオム鳴く。2(ふ).2(じ)3(さん)6(ろく)0(おう)6(む)7(な)9(く)。夢を持ち富士山の頂上を目指して、割り切れない思いを断ちきり、「できる」とオウムのように繰り返そう。

 目的が邪悪過ぎて最悪であったが、学歴もない盲目の麻原彰晃が富士山麓にオウム真理教のサティアンを作ったこと自体、素晴らし夢の実現だ。目的さえ正しければ、夢の実現である。

 

夢の実現

 人は生きていれば夢を見る。夢を語れない人は、生き永らえているだけの屍だ。脳死である。認知症の人は、夢など語らない。夢を見れない人は、呆れて反対するだけだ。そんな人と会話をしていると、気が滅入る。

 夢の前にある障害はよじ登らねばならぬ。障害がない夢は夢ではない。単なる雑事である。自分の夢の実現で、人をモチベートできないのでは、自分が本気でないのだ。自分がモチベートされていないのだ。

 目の前の「血の海(レッドオーシャン)」も泳いで渡ろう。そこは知恵を出して、「青い海」に変えればよい。生きている限り、夢を繰り返し語ろう。夢が人生を創る。熱い思いが実現の為の時間を創る。

4k8a93701  馬場恵峰書

P10504112s 木だって美しい花を咲かせたい夢を見る

 藤城清治「花の夢」

 

2020-10-26 久志能幾研究所通信 1802  小田泰仙

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「大垣、住みここち全国195位」が暴くマスコミの嘘

 

 大東建託が実際に住んでいる人に街の住居満足度を聞いた「すみここちランキング2019」の全国版では、大垣市は195位である。

 だから大垣市長の小川敏が自慢する「東洋経済新報社が発表した「住みよさランキング2020」に、全国の812市区のうち、岐阜県内から大垣市が27位に入った」とは、大嘘である。

 今年の「住みここちランキング2020」の東海版では、大垣市は岐阜県下で昨年と同じ順位2位であるので、全国区での順位は不明だが、流れから見れば、同程度の順位であると推定される。もしくは大垣市は昨年よりも住み難くなっているので、更に全国区の順位は落ちていると推定される。

 マスコミや行政が発表するランキングは、意図して調査され、確信犯としてランキングが発表される。心してそのデータを見ないと地獄に落ちる。それを信じて転居して家を買ったら悲劇である。

 

データ捏造

 この種のランキングは、評価基準のさじ加減でいくらでも操作できる。その評価基準の重みづけを変えればよいのだ。だからこれは大本営発表である。

 大東建託は55項目を5段階評価して、ランクを決めた。それに対して東洋経済新報社の評価項目はたった20項目である。そこには、都合の悪い評価項目は排除されている。そこには、大垣市の危機管理ゼロ状況も人権侵害問題も、長期独裁政治の弊害も、買い物難民の話しも、公示地価暴落の悲劇の話もない。

 大東建託は、賃貸住宅建設の大手である。住宅に関してド素人の東洋経済誌とは違い、実際の住民の声を反映して調査している。だから私は東洋経済新報社を信用していない。

 

マスコミは利権で偏向、信用できず

 最近の例では、米国大統領選挙でも、10月22日の2回目のTV討論会が終わった時点での世論調査では、反トランプ派のCNNの報道では、バイデン候補53%、トランプ候補39%と、バイデン候補が優位であった。ところがFOX社の世論調査では、トランプ候補が62%で、バイデン候補は38%と、真逆の結果である。前回の米国大統領選挙でも、ヒラリー候補が優位との報道で、多くの人が騙された。

 現代のマスコミほど信用できないものはない。マスコミも利益追求志向の営利団体である。マスコミはスポンサーの顔を見て忖度し、自社の利害関係で、報道内容が変わる。その社の論説委員も裏でカネが動いているのだろう。それを見極めて、報道を観察すべきだ。

 今でも尾を引いている朝日新聞の慰安婦捏造問題が記憶の新しい。朝日新聞は太平洋戦争前、戦争を煽動した。その後も捏造記事が絶えない。

 大垣の話題でも、岐阜新聞は完全なる大垣市の御用新聞である。眉唾で紙面を読まねばならぬ。

 情報を見るには、相手のDNAを見極めて、信用できるかどうか判断しないと、自分が地獄に堕ちる。嘘をつく体質の報道機関は、永遠に嘘をつく。世の中はフェイクニュースだらけである。

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 中日新聞 2019年12月20日

 

2020-10-26 久志能幾研究所通信 1801  小田泰仙

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2020年10月25日 (日)

物事を数値化しよう  磨墨知22

 

 時間を創るため、数値化しにくいものほど数値化をして目標を決めよう。そして年度別の相対比較で成長を見よう。目標達成の時間が短縮できる。

 例えば、数値化しにくいものでは、己の人格度、悟り度、心の豊かさ度、慈愛度、忍耐力の高さ、心の酸化度、等である。その答えは、自分が知っている。考えることが時間創造だ。それから目を背けるから、時間を無駄にして、人生を堕落させる。見たくないものを見なければ、自分は変わらない。見えないものを数字化して「視える化」しないと、改善はできない。

 

命の数値化

 自分が余命宣告され、もし金さえ出せば、後1年間、寿命が延びるなら、いくら金を出すから命の価値を計算する。

 医師に「金はいくらでも出すから助けてくれ」と言っても限度がある。その1年間の寿命延長の費用を5,000万円と仮定すると

  50,000,000÷(60分×16時間×365日)=142円/分

 つまり自分は、命に一分142円(一時間8,561円)の価値を認めていることになる。

 

見えないものの価値

 自分の人格を高めるために、どれだけの時間を投資したか、その時間量が「人格度」の数値化である。自分は今まで、そのために時間を投じて研修を受け、本を読み、師を探して歩いてきた。その時間という対価は、一生の間の持ち時間(467,200時間=80年×365日×16時間)中から差っ引かれる。その自己投資に時間を費やせば、その分、他へ使う時間が削られる。時間の使用方法は、ゼロサムの計算である。

 だから時間は命なのだ。息を引き取るまで人間は時間と闘わねば、犬畜生に堕ちてしまう。諦めたら負けなのだ。時間という敵は、待ったをしてくれない。残された時間は少ないのだ。酒を飲んだり、魚釣りをしている暇はないのだ。

 

 人間の時間価値は、

  何に時間を投じて、

  何に金と労力を投じて、

  誰に会って、

  何を生み出したかで、その価値が決まる。

039a34211s  馬場恵峰書

2020-10-25

久志能幾研究所通信 1800 小田泰仙

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2020年10月24日 (土)

認知症、癌、心筋梗塞、白内障の原因は、血管内の錆

 

 認知症、癌、心筋梗塞、脳梗塞、白内障、EDの老化が原因で発生する病気は、血管内が錆びて(老化)細く、柔軟性を失い、栄養素が各細胞に回らなくなくなったのが真因である推定される。要は血管が錆びで詰まって、末端の細胞に栄養が行かなくなり、細胞が失調状態になるのだ。

 それで脳細胞が死んで、認知症になる。癌も栄養素を運ぶ血管が老化して、末端まで免疫酵素が入った血液が流れず、癌が繁殖すると推定される。同じように、目の水晶体に栄養素が回らず、白濁化して白内障になる。

 人は還暦までは体力があり、免疫力が高いから癌はおとなしくしている。しかし、還暦を過ぎ、加齢とともに免疫力が低下して癌が急増する。

 

私の病状

 私は還暦後、白内障、癌になり、その前に心筋梗塞寸前、記憶力低下で認知症寸前まで行って病気のデパートになってしまった。体の異常に気が付いて、対処療法ではなく、真因を探して生活習慣、食生活を改善して対処した。それをしていなければ、今頃、鬼門である。くわばらくわばら!

 末尾に掲載したAGE(終末糖化産物)を含む食品を、私は過去に多く食べた。それは私の大好物であった。それが原因で病気にデパートになったようだ。因果応報で、何事にも原因がある。その真因を探して対策を打つべし。

 

血管の錆

 血管内の錆とは、AGE(終末糖化産物)という老化物質で、これが血管内に溜まると、老化を速め、病気を促進させる。

 AGEはタンパク質と糖と熱の3つの要素で作られる。タンパク質の熱が加わると、その回りのコブのような糖が多数くっつく。これが「糖化」である。高濃度の糖に長時間さらされるとAGE(終末糖化産物)という老化物質に変化する。

 AGE(終末糖化産物)を含む食品には特徴がある。それは高温で加熱処理をされた食品である。ホットケーキやステーキのこんがりした焼け目には、多量のAGEが含まれている。

 AGEは料理方法が1000度を超えると一気に増加する。それに対して、蒸す、茹でる、煮る等の料理方法では、水の沸騰点の100度を超えない。そのため、AGEの発生を防ぐことが出来る。

 その点で、電子レンジは最悪である。特に業務用の高出力の電子レンジは厳禁である。コンビニでお弁当を温めるとは、AGEが増え、老化に加速度が加わる。

 食品内に水分があれば、糖とタンパク質の間に水分が入って二つはくっつきにくくなる。その点で、天婦羅は食品内の水分を飛ばしてしまうので、天婦羅やかつ丼はAGEが多量に発生する。それで老化が進む。

 

 徳川家康は、珍しい献上品の天ぷらを食べて病の床についた歴史的事実がある。それが原因で病気になったわけではなく、死因は胃癌だとの説が有力だが、なにか象徴的な出来事である。

 私は天婦羅等の揚げ物は食べない。電子レンジもフライパンも家に置いてない。

 

食品別「AGE」の量   単位 exAGE

 カルボナーラ        27,033

 サーロインステーキ 26,843

 ミックスピザ         21,783

 カツカレー            17,337

 トンカツ     13,308  

 天婦羅盛り合わせ  12,619

 春巻き(2本)      15,650

 えびのチリソース  14,388

 うな重                14,193

 カツ重                12,078

 ハンバーグ          11,170

 たこ焼き(6個)    9,418

 ぶりの照り焼き      7,412

 揚げ出し豆腐         6,063

 焼きそば     3,628

 海鮮丼       350

 かけそば                 106

 かけうどん                71

 ごはん        16

 「食べると、どんどん老化が進む食べ物60」『週刊現代 2019.3.2』を編集・加筆

 

高温調理のリスク

 南カリフォルニア大学の研究グループの研究によると、フライパンや直火など高温でウェルダンに焼き上げた肉の摂取は、前立腺癌リスクを上昇させるらしい。

 対象者1096人、早期前立腺癌患者717人、進行前立腺癌患者1140人の3グループで比較した結果、豚肉や牛肉など赤身肉を週に1.5回以上、フライパンでこんがり焼いて食べる男性は進行前立腺癌のリスクが30%も上昇した。また、直火焼きなど高温調理の赤身肉を週2.5回以上食べると、リスクが40%まで上昇するという。

 高温調理では、タンパク質から発生する「HCAs」、また脂身のコゲ部分や調理の煙に含まれる「PAHs」という強力な発癌物質が関係しているようだという。

 日本人の前立腺癌患率が米国の10分の1以下なのは、食生活の差にあるようだ。

井手ゆきえ著「調理方法でリスクが変わる」 『週刊ダイヤモンド 2012/09/29』

 

心の錆

 最近の日本で、凄惨な事件が頻発するのは、心への経路が錆びて心の栄養が行かないからだ。スマホで代表されるIT化で、人と人との交流が減っている。無機質な栄養素で心が満たされれば、人間は荒んでくる。

 一時的な怒りで、心を焼き、身を焦がし、怒り、戦うから、心に老廃物が溜まる。エネルギー一定の法則で、瞬時に怒れば、その一時的にエネルギーは膨大となり、心に火傷を負わせる。怒るなら静かに怒りを持続させ、10年後に復讐しよう。臥薪嘗胆こそ、長生きの秘訣。私は恨みを執念深く、静かに煮つめる(?)のが好きだ。

 人情と志」は一生をかけて、じっくりと温めるものだ。急速加熱では、急速に冷めてしまう。

 

Img_64141s   馬場恵峰書

2020-10-24 久志能幾研究所通信 1798  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。