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2019年4月11日 (木)

ガン・マフィアに魂を売った日本のマスコミ

 日本の全マスコミが、大スポンサーの広告主に気兼ねをして、報道すべきガン死の予防に関する報告書を、口裏を合わせて報道しなかったのは、マスコミの自殺行為である。それも日本人の生死に関する情報なのだ。マスコミは利権者を守っても、民衆は守らない。

 1977年、アメリカでマクガバン報告書が発表されたが、日本の全マスコミは報道しなかった。1985年、これをもとに米国議会で、抗がん剤、放射線療法、手術ではガンは治らないことが証言され、これを機に、アメリカはガン治療の方針転換をして、ガン死が減ることになる。この報道すべき事実を日本のマスコミは報道しなかったから、この事実を知る日本人は少ない。日本ではその事実が隠蔽されたので、ガン死者が、米国と対照的に急増することになる。世界の先進国の中で、日本だけがガン死が急増である。なぜ、マスコミはこれを追及しないのか? マスコミはガン・マフィアに広告料として金ヅルをにぎられているので、追及できるはずがない。

 

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ガン・マフィアの圧力

 この数年、日本のマスコミを賑わす抗がん剤論争に、下記の重要な10の報告、論文は全く登場しない。なぜなら、この真実が明らかにされたら、ガン患者どころか病人が激減してしまう。それでは製薬会社、医療機関等のガン・マフィアの利益が激減してしまう。だから、強力な圧力で、全世界のマスコミに圧力をかけ、大衆には知らせないようにしたのだ。

 

1.1977年 マクガバン報告

2.1985年 デヴュタ報告

3.1985年 ADG

4.1985年 東海岸レポート

5.1988年 NCI報告

6.1990年 ОTA報告

7.1990年 チェコ・リポート

8.2005年 チャイナ・スタディ

9.2009年 ウィスコンシン大報告

10.2010年 南アフリカ大報告

 

1977年「マクガバン報告」:

 米国人の食生活は間違いで、肉好きの大腸がん死は5倍。食事の改善で、ガンの発生も死亡も20%減らせる。心臓病の発生も死亡も25%減らせる。糖尿病も50%減らせる。

 この報告書は、民主党のマクガバン上院議員が指揮して取りまとめた。しかし、畜産業界、医療業界、マスコミの猛反発で、闇に葬られた。大統領候補でもあった有能なマクガバン上院議員も、業界の圧力で政治生命を絶たれた。

 

1985年「デヴュタ報告」:

 「抗がん剤は無効である」と米国立ガン研究所長のデヴュタ所長が、米国議会で証言した。

 

1985年 同証言「ADG(アンチ・ドラッグ・ジーン)」

 抗がん剤の毒性が、がん細胞の遺伝子ADGを変化させ、抗がん剤への耐性を獲得させ、更に繁殖力を強くさせていく。つまり凶悪化する。

 

1985年「東海岸レポート」:

 米国東部の20近い大学・医療機関の合同研究報告として、「抗がん剤の効果を決定的に否定」した。

 複数投与群の副作用死は単独投与の7~10倍。抗がん剤を多剤投与するほど早死にする。

 がん治療で、生存期間が一番長かったのは、放射線治療を一度も受けなかった患者たち。放射線治療もがん患者の生命を殺いできた。

 

1988年「NCI報告」:

 抗がん剤は強力な発がん物質であり、投与されたガン患者の別の臓器、器官に新たなガンを発生させる。

 

1990年「ОTA報告」:

 米国政府も抗がん剤を中心とする「通常医療(抗がん剤、放射線医療、手術)」の無効性・危険性を公式に認めた。

 「抗がん剤治療は、効果が極めて小さく、副作用リスクは極めて大きい・通常療法で治らないとされた末期ガンが、代替療法で沢山治っている。議会はこの療法を調べ、国民に知らせるべき」と勧告している。この勧告以降、アメリカのがん患者は、毎年、数千人の勢いで減り続けている。(日本は増加の一途)

 

1990年「チェコ・リポート」:

 ガン検診を受けた人ほど、早死にする。

 発ガンの最大犯人はX線被爆である。CTスキャンは胸部X線撮影の300倍の被爆。

 

2005年「チャイナ・スタディ」:

 米国研究機関と中国政府との合同研究。

 アメリカの男性の心臓発作による死亡率は、中国人の17倍、アメリカ女性の乳がん死亡率は、中国女性の5倍。動物タンパク質は、史上最悪の発ガン物質であった。

 この研究は『チャイナ・スタディ』として発刊され、全米で150万部超えの大ベストセラーとなった。

 

2009年「ウィスコンシン大報告」:

 腹7分のサルは、ガン発生率が半分以下。

 カロリー制限こそが、ガン予防と長寿の決め手。

 

2010年「南アフリカ大報告」:

 断食がガンを予防するベストな方法。

 これは医療関係者と食品メーカにとって、悪夢のような報告書である。

 

エピソード

医者と喧嘩別れ 

 私はガンになり、愛知県がんセンターで、ガン摘出手術後、医師から転移防止で抗がん剤治療を勧められた。「それがその病院の「標準治療」で一番効果があり、1割ガン再発のリスクが減る」と説明されて、納得して、その治療を受けることになった。

 しかし、抗がん剤治療開始の直前、情報収集をして抗がん剤のデメリットを船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』で知り、怖ろしくなった。その治療は、2剤の抗がん剤を使う。複合の抗がん剤を使うと、その副作用での死亡者数は7~10倍になる分かり恐ろしくなり、担当薬物医師に治療の拒否を申し出ると、嫌がらせと脅しをされた。曰く「今後、ガンが再発したら助からない。是非抗がん剤治療を受けるべきだ」と。

 

嫌がらせと脅し

 予約の10時30分に受付に行って、抗がん剤治療の断りを言って、待っていたが、後から来る人が先にドンドン先生に呼ばれて診察室に入るが、その人は2時間も待たされて、午前の最後の最後に回された。それは嫌がらせ以外の何物でもない。

 その診察で、延々と標準治療について説明され、何度も抗がん剤拒否の撤回を聞かれた。日本ガン学会の推奨治療で、抗がん剤の数千の事例で、10%の延命効果があると説明されるので、その学会の臨床統計データを見せてと申し出たら「それは見せられない」と拒否されたので、腰を抜かした。学会で公認しているデータがなぜ見せられない? 捏造したデータではないか。

 

論文のデータねつ造

 日本のガン学会の論文はデータねつ造が多くて、海外の学会では受け付けてもらえないという噂がある。知人は、それを納得したという。ガン患者が死にそうになると退院させ、その母数から削除する。病院で死なれては困るのだ。

 直らなかった患者は、母数からどんどん省いて生存率を計算する。つまり、なかったことにするという。そういうごまかしが横行しているとの噂である。すべて、医療機関の儲け確保と製薬会社の抗がん剤の売上向上のためである。

 

私の父の死

 私の父も胃がんになり、胃の全摘手術を受けた。手術後の半年後、再入院して肝臓への転移が判明し、私が、高齢の父をこれ以上苦しめたくないので、手術もその抗がん剤治療も拒否すると、大垣市民病院から「病院としてもう治療することがない。(出て行け)」として強制退院させられた。私はその後の父の入院先を探すため、大垣市内の病院を走り回った。なぜこんなことで走り回らねばならぬのかと怒りが出た。父はその別の民間病院で亡くなった。救いは、苦しまず安らかな死であったことである。

 本記事のデータは船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房 2018年)から引用した。

 

2019-04-11  久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年4月 9日 (火)

広目天が、発ガン性物質を拒否

 高野山の中門の四方に、四天王が中門を通る悪鬼を防ぐため、守りの姿勢で睨みを聞かせている。中門の中の御本尊を守るためである。佛の世界にも、悪鬼が跋扈している。それと同じように、高野山の中門に相当する目、鼻、耳、口、舌で、己の体に入る毒の食品の侵入を防がねばならぬ。それなのに、人間の贅沢で怠惰な本性が、毒の情報を得ず、美味なら毒でも平然と取り入れている。だから病気が絶えない。ガン死が激増しているのだ。

 筆と巻物を持った広目天は、世の毒の知識を得て、悪魔侵入を防ぐため中門を守っている。己も広目天になりきって、世の毒物(発がん性物質)の記載された巻物を読み、自分の食生活を記録して、自分の体を俯瞰して、自分の城(体)を守らねば、ガン・マフィアに殺される。

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高野山 中門 広目天  大仏師松本明慶先生作

 

河村義子先生の訃報

 2018年12月25日に河村義子先生がガンで亡くなられて、師を殺した原因への怒りから、そのガンを発病する原因を調査している。下記はその途中結果である。

 太古の昔は、ガンで死ぬ人はなかった。1830年の産業革命当時でもガン死は2%である。アメリカの1900年代でも4%である。ところが、現在の日本では30%の人がガンで死ぬ。それだけ食事が贅沢になり、知らないうちに毒が盛られたことになった。特に日本は戦後、食生活が欧米化で大変貌を遂げた。それが、日本でガンが増加した最大の要因であると推定される。

 

ガンの本質と間違った治療

 ガンとは、血液の浄化装置である。悪い食生活や生活習慣で出来た「体毒」を一カ所に集めて血液を浄化し、最悪の敗血症を避けるためにできた自己防衛の装置である。それを食生活や生活習慣を改めず、患部だけを手術等で除去すれば、体は自己防衛として、別の場所のガンを作るのは自然の理である。

 ガンは、体の外からきたウイルス等ではなく、自分自身の細胞が変身した存在なのだ。「ガンが突然変異でどんどん増殖していく」という説では、寄生先(己の体)を殺しては、ガン自体も死んでしまうことになり、自然界の法則に反する。ガン患者が死ぬのは、ガン自体で死ぬのではなく、抗がん剤や放射線治療、手術等で体の免疫力が弱まり、肺炎や合併症等で死ぬ割合が80%である。だから、ガンを治すのは、食事と生活習慣を直さねば治らない。

 だから、抗がん剤や放射線療法、手術ではがんは治らない。それは厚生省・抗がん剤の担当技官が「抗がん剤でガンを治せないのは常識です」と断言している。

 厚生省保険局の医療課長・麦谷眞里氏が「・・・抗がん剤について、(健康)保険で支払う必要はない! なぜなら、いくら使っても効果がないからです」2005年10月20日、『医療経済フォーラム』にて)

 

抗がん剤の原料

 抗がん剤が効かないことが分かっていながら、業界(製薬会社、医療機器メーカ、医療機関)の利権保護の為、現在もガン治療として使われ続けている。なにせ莫大な利益を生む金の卵だから。抗がん剤は、第一次、二次大戦で大量に使用された大量殺戮兵器のマスタードガスを原料とし、作られている。大戦後、平和になって毒ガス兵器が大量に余ってしまった。その在庫処理として使われたのが、抗がん剤の原料である。戦争の狂気は、戦後、医療の狂気に変身した。これはブラックジョークではなく、悪魔の本音である。それで金を稼いでいる業界が存在する。それがガン・マフィアである。彼らは、ガン患者が増えれば、喜ばしいのだ。だから、日本のガン死が減らない。

 

日米の差

だから日本は1970年以降、ガン患者が急増している。なにせがん患者を減らそうとは、日本政府の官僚も製薬会社も医療機関も思っていないのだ。アメリカの政府は、正しいがん撲滅の取り組みをして、ガン患者は年々3000人ずつ減ってきている。日本の比例的急増と対照的である。すべて政府の方針の差である。

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発がん性食品を調査

 その発がん性食品を、船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』を元に下記にまとめた。食品の発がん性が明白でも、国もマスコミもそれには目を背け、利権団体を守るが如く、臭いモノには蓋をするが如く、積極的には啓蒙活動をしない。明らかに業界と癒着して、業界の利益を損なわないようにしている。それこそが現代社会のガン組織である。

 

肉と腐乱

 肉は最強の発がん性物質である。お肉を常食する人間の大腸がん死亡リスクは、5倍に跳ね上がる。

 「五臓六腑にしみわたる」という言葉があるように、六腑とは内部が空白の臓器のことで、つまり消化器である。「腐」という漢字は、消化器に肉が入ると腐ると警告をしている。

 その臓器の中で一番腐敗しやすい場所が大腸で、そこには善玉菌、悪玉菌、日見菌が大繁殖している。悪玉菌は動物性食品を好んで食べて大繁殖する。そのとき、インドール、スカトール等の有害物質を排出する。これが強力な発がん性物質で、それが腸膜を刺激して、大腸がんが5倍も多発する。肉自体に毒があるわけではないが、腸内に入ると、強烈な発がん性物質に変身する。

 肉の多食によるガン発病の問題の以前の問題として、アメリカ男性の心臓発作による死亡率は、中国人の17倍、アメリカ女性の乳がん死亡率は中国女性の5倍である。つまり動物性たんぱく質は、ガンを誘発し、心臓発作等の死病を作る。日本では、この40年間で、ガン死2倍、乳がん死が4.7倍である。この異常値は、明確な原因があることを示している。

 

加工肉は最強の発がん性物質

 WHОは2015年にハム、ソーセージ等の加工肉は、5段階評価で最強の発がん性物質であると発表した。それでもマスコミはその扱いを、大スポンサーに遠慮して、大きくは扱わない。マスコミは、ガンマフィアに気兼ねをして、偏向して報道しているのが明白である。マスコミは、国民の命を守らない。

 

牛乳も強力な発がん飲料

 牛乳タンパク(カイゼン)は、小麦タンパクのグルテンに比べると8倍の発がん性を持つ。

 牛乳を4倍飲むと20倍の発がん性が現われる。全食品中に占める牛乳タンパクの割合を、10%から20%に増やした場合のガン細胞の増加率を見た実験で、ガンは11倍に激増した(コリン・キャンベル博士)。

 実験動物ラットに強力な発がん性物質アフラトキシンを投入して、さらに牛乳タンパク、カイゼンを5%から20%と4倍に増加させて、ガンの増加率を調査した。カイゼンを5%では発がん性物質の投与にも関わらず、ガンは横ばいで増加しない。ところが、カイゼン摂取を4倍にすると、ガンは20倍に激増した。牛乳は史上最悪レベルの発ガン飲料であった。

 

 お酒は少量でも発がん性物質である。先年、英国の学会がそのことを研究成果として発表した。「酒は百薬の長」は嘘である。食物は胃で「消化」されるが、お酒のアルコールは、肝臓で薬物と同じ工程でしか「分解」されない。その過程でアセトアルデヒドが作られるが、これが発がん性物質である。WHОは、お酒を「薬物」と認定している。だから普通の宴会は、薬物パーティである。だから私は、2年前に完全禁酒とした。

 その昔、私も歓迎会で無理やり酒を飲まされて、嘔吐したことが度々ある。それこそ、野蛮な殺人リンチである。今、思い起こすと怒りが湧き起こる。

 新聞、テレビ等でお酒の宣伝が大氾濫である。いかにマスコミが視聴者、国民の健康に気を使わず、スポンサーに顔ばかり向けているかの証明である。だから私はマスコミを信用しない。

 

タバコ

 説明するまでもなく、発癌性物質である。それを知っていて煙草を吸う人を私は信用しない。私の付き合う人で喫煙者は、一人の例外以外に居ない。それが私の一番尊敬する師なので、悩みが尽きない。

 

砂糖

 ガン細胞は糖分が大好物なのだ。だからガン治療で断糖療法がある。

 ガンになりたくなければ、スィーツ等の砂糖たっぷりのお菓子は避けるべきだ。

 

ストレス

 現在の成果主義、拝金主義、グローバル経済主義狂の氾濫で、サラリーマンは過激なストレスに晒されている。100%完璧主義の人が自律神経が侵されて、免疫力が低下して、ガンになると推定される。もっと人間らしい生活を送るべきなのだ。成果主義で金を稼いで、ガンになって早死にしたら、ブラックジョークである。

 締め切りがあると2日も3日も徹夜をしてやり遂げる「真面目な」人がガンなる。NHKの「プロジェクトX」中でも一番の頂点に立つ人が、ガンで死んでいる。100%完璧主義の仕事ぶりでは、過酷な条件に体の自律神経が耐えられないのだ。

 

抗がん剤

 抗がん剤は、強力な発がん物質で、ガンの増進剤である。抗がん剤では、ガンは治せない。それは厚生省・抗がん剤の担当技官が「抗がん剤でガンを治せないのは常識です」と断言している。

厚生省保険局の医療課長・麦谷眞里氏が「・・・抗がん剤について、(健康)保険で支払う必要はない! なぜなら、いくら使っても効果がないからです」2005年10月20日、『医療経済フォーラム』にて)

 

治療用放射線

 放射線も、ガンの増進剤である。放射線では、ガンは治せない。

 検査用の放射線もガンを発生させる。CT検査では、その10%は、浴びた放射線が原因でガンになったと推定される。

 CT検査は、通常のレントゲン撮影の600倍の放射線を患者に浴びせる。それを年間2回受けると、年間許容放射線容量を超えてしまう。医師はそんなことは、一言も言わない。

 

 本記事のデータは船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房)から引用・編集した

 

2019-04-09   久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年4月 6日 (土)

社会ガン組織が、日本人を皆殺しにする 2/2

第二部:原因と結果

 グローバル経済主義狂の氾濫で、食品メーカが金儲けの為、至福のポイントの開発にしのぎを削り、人の健康など無視して暴走している。そうなったのも、日本人の精神が劣化して、拝金主義、成果主義に染まり、顧客の健康など知ったことではないというレベルの人格に劣化したのだ。

 昭和20年、太平洋戦争終結後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)は、War Guilt Information Program(WGIP)を、日本占領政策の一環として行った。それは「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」である。日本が二度と米国に立ち向かってこないように日本人に戦争罪悪感を植え付ける洗脳教育である。それで日本人の精神が崩れ、利他から利己的になった。その悪影響が、今になってボディーブローのように効いてきたのだ。世の中は、最高の事しか起こらない。その最高の結果が、日本人のガン患者の急増である。

 

ガン・マフィアの存在

 総額40兆円の医療費の内、20兆円が抗がん剤関係で使用されると推定される。日本人がガンになれば、ガン・マフィアは儲かって仕方がない。ガン・マフィアにとって、日本人のガン患者が増えることは喜ばしいことだ。だからこの40年間、ずっとガン患者は増えてきてホクホクであった。ガン・マフィアとは、医療業界、製薬メーカ、大学関係、医療機器メーカ等である。

 ところが、1977年に米国でマクガバン報告書が出て、肉類の過剰摂取がガンを誘発する、抗がん剤、放射線療法ではガンを治せない、との結論が出て、米国のがん治療の方針が変更された。米国は代替療法と食事の改善に向かい1994年以降にガンは減ってきて、ガンマフィアには死活問題である。ガン・マフィアにとって、日本は残された稼ぎ場所なのだ。だから日本は、ガン・マフィアがガン治療の変更を邪魔しているので、いつまでたってもガン患者は減らない。減らないどころか、急増である。

Photo_3  日米のがん死の推移

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政府の問題

 米国政府は、マクガバン報告で米国人の食生活の改善を提案して、その対策に国を挙げて取り組み、その効果が上がってきて、アメリカではがん患者は減っている。ところが、日本の官僚は、国民の命を軽視して、日本食の欧米化に走り、がん患者が急増中なのだ。悪いことに、厚生労働省が農薬、添加物、公害廃棄物の規制を緩く放任をして、事態を悪化させた。日本では、トランクス脂肪酸の規制なしが典型的な失敗事例である。サリドマイド事件、イタイイタイ病、森永ヒ素ミルク事件、カネミ油事件もその派生事件である。

 要は、役人が国民の命を守らなくなったのだ。国民の知る権利を妨害して、情報を隠蔽する輩に落ちぶれた。日本の精神の崩壊である。

 

お役所仕事

 日本人の木真面目さが、会社の効率化のため、せっせと農薬や添加物の申請を増やした。業界と癒着したお役所が、そのまま認可して、世界一の農薬、添加物使用の天国となった。ドイツ、英国では認可された添加物数は30種前後、アメリカでも130種程度だが、日本では、1500種前後と、桁違いの数である。役人は業界と癒着して、己の天下り先を確保している。官僚は日本社会の最大のガン組織である。厚生省のデータねつ造事件等が続き、日本人の劣化が止らない。

 

抗がん剤メーカの問題

 金を生む抗がん剤を売るために、業界が医療関係者を取り込んで、他の有効な療法を排除している。薬事委員会の理事は、薬品メーカの紐付きばかりである。医師も業界の掟には逆らえない。他の療法では、健康保険が利用できず、ガン患者は路頭に迷っている。製薬メーカだけが、笑いが止まらない。なにせ、抗がん剤市場は20兆円とも言われる巨大産業である。当然、その利権がすさまじい。薬剤メーカの営業マンは、成果主義で、国民の健康など考えず、抗がん剤の売り込みに忙しい。この種の製薬会社も営業マンも国のガン細胞である。

 

テレビ局、マスコミの問題

 テレビ局は、大食い大会、グルメ番組をどんどん流すが、食品メーカが大スポンサーなので、それに逆らう報道はご法度である。2015年にWHОが加工肉に発がん性があると発表したが、その後のCMで、それが制限されたような雰囲気は感じられない。なにせスポンサー様がアメリカファーストよりも「ファースト」なのだ。

 木真面目に視聴者に受けるため、グルメ番組が氾濫するのは、ナチスが生真面目に強制収容所で、人殺しを生真面目に超効率的に遂行したのとよく似ている。その実行者は、どこにでもいる普通のドイツ人であった。現在の日本人とよく似ている。本人は少しも罪悪感が無いのだ。がんは外から来たウイルスではなく、己の組織が異常分裂した結果なのだ。木真面目にグルメ番組を推進するテレビマンも、日本国のガン細胞なのだ。

 

ファーストフードショップ、外食産業

 売るために、ファーストフードには至福のポイントを極めるため、添加剤、人工調味料がふんだんに使われている。それが消費者の健康に影響あるかどうかは、検討対象外なのだ。拝金主義に染まった外食産業も、国のガン細胞である。

 

個人の問題

 家の崩壊、道徳、モラルの崩壊で、食、セックス、娯楽に溺れて日本人は退化した。そのため虚楽的なグルメ、大食いの氾濫で病気になるのも、自然の流れである。昔は、お米は88回の手間をかけて作られるとして、米粒ひとつも粗末にしなかったのに。今は粗末にし過ぎである。これは個人のモラルの問題である。

 

ほとけの警告

 官僚、マスコミ、テレビ、食品メーカ、外食産業、製薬メーカが拝金主義、成果主義に走り、各人の虚楽主義、モラルの欠如の総合作用が、現在の日本の病状を招いていると推定される。個人ではなく、日本の組織全体が、がん細胞に犯されている。

 再度、欧米のガン死のグラフを掲載する。現在の日本では33%がガン死である。現在、日本はガン死が世界一なのである。このままの傾向が続けは、120年後に日本人は全員がガン死となる。本来、文明国の理想的な死は老衰である。その老衰は数%しかいない。一人一人が意識をして、この危機に立ち向かわないと、このままでは、日本は滅びる。敵は中国や北朝鮮ではない。国内の身内に敵が居る。最大の敵は、危機意識無き、美食に目の無い己である。 

一燈を掲げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め。

               言志晩録第13条

Photo  欧米と日本のガン死の推移

4k8a18761  馬場恵峰書

 2019-04-06   久志能幾研究所 小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年4月 5日 (金)

社会のガン組織が、日本人を皆殺しにする 1/2

第一部:飽食という名の臭癌症

 現在、日本人の二人に一人がガンになり、脳梗塞、心筋梗塞が死因の一位、ガンの死因が3人に一人で2位の状況で、この40年間、医療費は増大の傾向が続き、ガンも減るどころか、増加の一途である。実に日本人の99万5千人がガンに罹患する。ガンに罹患すれば、「強制収容所としての」ガン病棟に収容される。その数は日本の新生児とほぼ同じ数である。欧米ではガンは減っているが、先進国で日本だけがガン患者が急増である。このままでは、日本人全員が癌になる。何かおかしいのだ。異常な現象があれば、必ず原因がある。その原因をこのブログで探りたい。

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   欧米と日本のがん死亡者数の比較

 船瀬俊介著『あぶない抗ガン剤』共栄書房 2018年 より

 なぜ、アメリカは1994年以降にガン死亡率が減る傾向になり、日本は、どんどんガン死亡率が増える傾向なのか?

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バケツ2杯の罰

 その昔、学校で悪さをすると、罰として水の入ったバケツ2杯(約10kg)を持たされ廊下に立たされた。それが今は、長年の飽食の罰として、肥満になると脂肪の塊(10kg)が身につけさせられる。天からの罰として、バケツの水と同じ重さを持って働かされていると同じである。

 肥満になれば、高血圧、糖尿病、脳梗塞、ガン、通風等の病気になるのは自然の理である。飽食が万病の元である。その結果、医療費も高騰の一途をたどり、40年前に総額10兆円であった日本の医療費は、現在、40兆円超えまで増えている。医学が発達しても患者は増えている。がん患者は2倍に増え、乳がんは4.7 倍に増えている。

 これは人の食生活が贅沢になり、本能のまま旨いものばかりを求め、心の修養を怠った結果である。それをテレビが煽っている。その罪悪の履歴(閻魔帳の記録)が体に付いた脂肪の重さで「情報公開」される。誰でも閲覧可能な情報である。見れば分かる。閻魔帳はあの世に無い。今の己の体が閻魔帳である。

 現代人は、飽食という病気に罹り、一億総痴呆、一億総玉砕にまっしぐらである。このままでは日本は滅亡である。

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 この宣伝ほど人を馬鹿にしたものはない。この会社は日本人が節操がなく、餓鬼にように食らう人種だと見下している。この製薬会社にとって、日本人はカモなのだ。

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 この種の番組ほど、日本人を愚弄したものはない。我々はこんな痴態を世間様に見せる程、劣化したのだ。

 

飽食の連鎖(food slave chain)

 テレビでは連日、グルメの番組、料理番組、行列のできる飲食店の特集、大食い番組、絶品食品の宣伝、スイーツ・ジャンクフードのCMが目に付く。締めくくりとして胃腸薬の宣伝を大々的に展開する。ここに「飽食の連鎖」で食い物の奴隷に成り下がった現代人を垣間見る。食い物を食い物にして、金儲けに走る企業の戦略が透けて見える。

 

日本人の肥満

 その結果が、日本の男性の40代~50代で肥満者が30%を超えている。20年前に比べると3割も増加である。肥満は病気である。この結果が、医療費40年間で、3.7倍への肥満化である。現代社会は病気製造の片棒を金儲け主義の企業が担いでいるといえる。更に製薬会社と医療産業まで金儲けで目の色が変わっている。人の命をネタに金を稼ぐのは、吸血鬼ビジネスである。

 その誘惑に負けた食い意地の履歴が、己の肥満として閻魔帳に記録される。美味しいものには毒がある。何のために生かされた命かを自問しよう。

 

足るを知らない

 満腹したライオンは、目の前をウサギが通っても襲わない。それが自然の摂理である。ライオンでも本能として「足るを知る」のである。ところが現代人は、満腹でもあるだけ食べてしまう。テレビも「食べろ食べろ」とグルメ番組の氾濫である。これでは、人間様も犬畜生にも劣る存在に落ちぶれる。その罰を糖尿病、高血圧、ガン、認知症として受けている。世の中では最高のことしか起こらない。ガンでさえ、己の細胞の「火事」を最小限に防ぐために命が起こす自衛活動である。病気になるのも、みほとけからのメッセージである。それに聞く耳を持たないのが現代人である。

2019-04-05   久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年3月31日 (日)

大垣スィーツグランプリが、脳を破壊する

侵しなお菓子な誘惑で、子供が病気になる

 私は、危険なトランス脂肪酸の入ったお菓子類を食べない。日本では、それが野放しで日本人は大量消費させられている。

 トランス脂肪酸の有害性が明白になり、特に幼児の脳の発展に影響があるので、欧米では使用が禁止されている。ところが、日本の厚生省の怠慢で、日本では規制がされていない。

 日本の良心的な菓子メーカは、幼児用ビスケット(不二家)に、トランス脂肪酸(ショートニング、マーガリン)を、使っていない。しかし同じビスケット類でも、大人用のビスケット(森永製菓)には堂々とショートニング、マーガリンが入って売られている。

 

大垣スィーツグランプリの愚

 大垣市が主催する元気ハツラツ市で、菓子コンテストを開催して、最優秀賞にグランプリを贈っている。しかし、そのグランプリを取った製品には、ショートニング、マーガリンがたっぷり入っている。大垣市は、大垣市民の子供の健康をどう思っているのだ。大垣市の将来を担う子供たちの脳が壊されれば、大垣は滅亡だ。こんなことでは、大垣市と大垣駅前商店街が衰退するのも故あること。

 

子供への犯罪

 行政も子供の健康を考えて、グランプリの選定をして欲しい。スィーツでグランプリを設けても、大垣の未来に何の貢献もない。逆に大害である。美味しいものには毒がある。大垣スィーツグランプリを選定しても法律的には問題なくても、世の動向からは外れており、大垣市行政の子供への「犯罪」である。国の政策が間違っているのだ。せめて地方行政が正さねばならぬ。お役人ももっと勉強すべきである。お役人の頭が悪いのは致し方ないが、子供たちの脳は大事にせねばならぬ。子供は日本の宝である。

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元気ハツラツ市で大垣スィーツグランプリの表彰式 2018年3月4日

  入賞作品は、ショートニング、マーガリンが大量に使われている。

  責任者の大垣市長には、やったことは当然として、やらなかったこと(規制しなかった)にも責任が問われる。

 大垣市長として、やるべきもっと大事なことがあるだろう。こんなことに時間をかけているから、大垣市が衰退するのだ。

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トランス脂肪酸は脳にダメージを与える危険性あり

 良い油が不足すると、代わりにトランス脂肪酸が脳神経の構成材料として使われやすくなる。使われたトランス脂肪は脳の伝達神経機能を変形させる。そして、この状態が何年も繰り返されると、ADHD、情緒不安定、うつ、集中障害などの脳の重要な機能低下を招く恐れがある。特に、発達途上にある子供の脳の発育、人格形成に与えるダメージはかなり大きいと考えられる。その他にも、トランス脂肪酸の害は数知れない。LDL(悪玉)コレステロールを増加させ、HDL(善玉)コレステロールを減少させる働きがあり、冠動脈性心疾患に繋がる恐れがある。冠動脈性心疾患により、突然死・糖尿病・内臓脂肪の蓄積(メタボ)・高血圧・高血糖になるリスクが高まる。アトピーなどのアレルギーを誘発する可能性など、たくさんの体への悪い影響が報告されている。

この項、「全米が禁止したトランス脂肪酸が悪い理由。子供の脳は大きいダメージを受ける!マーガリン、ショートニングは要注意!」より

https://shichida-life.co.jp/magazine/life0033/

 

以下、各国の規制を記す

(1)デンマーク

 2003年から国内で販売されるすべての食品の油脂中におけるトランス脂肪酸の含有量を2%以下に制限。違反者には最高2年の禁固刑が科される。

(2)カナダ

 2018年からマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどによく使用される部分水素添加油脂(合成油脂)を食品に使用することを禁止。輸入も禁止。

(3)韓国

 2007年からトランス脂肪酸の使用表示を義務づけ。

(4)アメリカ

 2006年から食品中のトランス脂肪酸量の表示を義務づけ。併せて総脂質量、飽和脂肪酸量、総コレステロール量の表示を義務づけ。

(5)ニューヨーク市

 2008年、飲食業者は一人前当たり0.5g以上のトランス脂肪酸を含む水素添加油脂(合成油脂)、ショートニング、マーガリンを含む食品を保管、使用、または提供してはならないと厳しく規制。

(6)中国

2011年よりトランス脂肪酸の表示を義務化。

 

★日本で

このように世界的に規制の動きが広まるなか、日本ではなんの規制もない。厚生労働省の見解は「我国と欧米諸国とでは食文化が異なる。したがってトランス脂肪酸に関して規制する必要はない」との見解である。

以上は2019.03.20小薮浩二郎著「「食品の闇」中国ですら表示義務化の危険なトランス脂肪酸、日本では野放しで日本人は大量消費」より https://biz-journal.jp/2019/03/post_27174.html

 

 防腐剤、農薬の規制が世界で一番緩いことを誇る厚生省の役人のいう事など信用できない。欧米では10年以上前から規制しているのに、日本では全く規制なしである。これでは、認知症やガンが増えるはずだ。やはり、自分の健康は自分で守るしかない。食品を買う時は、成分表を眺めて、トランクス脂肪酸が入っていないか、確認して購入すべきである。このトランクス脂肪酸の過剰摂取が、認知症や多くの病気の原因だと私は思う。

 

2019-03-31   久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年3月30日 (土)

食の大当たりで、命の危機を見る

 2019年3月24日、イオンで買った麻婆豆腐の総菜」ツナのサンドイッチ」、アピタで買ったオニオンスープのレトルトパック」糖質0%のうどん」を食べたら、どれが当たったか、もしくは複合作用でかは不明だが、体調不良の体がそれを受け付けず、昼から深夜0時まで、吐き続けて悲惨な目に逢った。横になっても、吐き気が収まらず、ベッドに横になりながら、嘔吐を繰り返して、地獄の苦しみの体験をした。その嘔吐物は、茶色の胃液に混じった、麻婆豆腐とオニオンスープのようであった。

 

札付きのお店

 知人に聞くと、イオンの総菜は質が悪くて買うものではないという。あるお店に奥さんは、その昔、そのお店で買った野菜炒め弁当を買って、3回も当たって下痢をしたという。そのご主人は、そこのショッピングモールで出店をしていて、知り合いの若者が、決してそこでは、お弁当を買わないので、訳を聞いてみたら、若者はそのお弁当を作るのが業務で「あれだけ大量の添加物・防腐剤を振りかけられたお弁当など怖ろしくて、食べられない」という。当の本人がお弁当に大量の添加物、防腐剤を掛けるのが仕事であったのだ。

 最近の日本人は、死亡後、腐敗しなくなったという。昔は死亡後、ドライアイスで冷やしまくっていたのに。それだけ食品から、防腐剤をいつの間にか取り入れているのだ。

 

麻婆豆腐の成分

 その成分表を眺めると、怖ろしいほど、多くの添加物が入っていた。

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 オニオンスープの成分

 オニオンスープの成分を調査したら、油で炒めたオニオンを使っていることが判明した。私は油分のある食品は、絶対に食べないので、その点で選択をミスしたようだ。その昔、胆石症で胆嚢摘出をしているので、変な油分の食品を食べると、必ず下痢をする。そのオニオンもどんな油で炒めたのか不明である。だから、それも当たった原因の一つだろう。また多くの添加物が入っていた。

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    オニオンスープのレトルトパック

 

糖質0%のうどん

 糖質が体に悪いという本を読み、早々に目についた糖質0%のうどんを購入して食べたわけである。その後、その成分表を眺めて背筋が寒くなった。普通のうどんは、「小麦粉+食塩+pH調整剤」だけの成分であるが、糖質0%のうどんは添加物がオンパレードであった。これを見ると、とても食べる気にはなれない。

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     糖質0%のうどん

 

ツナ入りサンドイッチ

 ツナの成分もマヨネーズや添加物が多く入っているようだ。いつもはツナ入りのサンドイッチなど食べないが、今回は疲れで魔が差したようだ。

 

日本人の集団自殺

 大手スーパーマーケットは、食中毒さえ起きなければ良いと、事なかれ主義の金儲けで運営されている。店子のテナント料が高いので、店子は素材をケチるか、外国産の食材を使うか、添加物で味をごまかして売るしか、生きていけない。店子も食中毒等の事故が起きれば即、営業停止、そのショッピングセンターから追放だから、防腐剤、抗生物質を多量に使わないとお店が成り立たない。

 こんなに大量の食材が売られて、全く食中毒が起きないのはおかしい。自然界の法則に反している。食材が、人が食べてはいけないものに変質しているのではないか。

 だから日本人のガンや脳梗塞、心筋梗塞、認知症が増えていると推定される。

 

日本の農薬、添加物の異常さ

 日本人は農薬を年間6キロも食しているという。世界国別農薬使用量比較では、日本は英国、フランスの2.5倍なのだ。アメリカの7.1倍である(単位面積当り)。

 以上のデータは「農業と食事」より

 https://ameblo.jp/lovejapanmuch/entry-12399794989.html

 

 食品添加物の使用認可種類は他国と比較すると、けた違いの多さである。何かおかしくないのか。

 日本の食品添加物数(2007年8月時点)

  • 指定添加物:約400種類
  • 既存添加物:約400種類
  • 天然香料:約600種類
  • 一般飲料物添加物:約100種類

 合計すると『1500種類前後』の数字となる。

 (※石油合成添加物は約351品目)

 ◎他国の食品添加物の認可数・・・

 アメリカ・・・133品目

 ドイツ・・・・・64品目

 フランス・・・・32品目

 イギリス・・・・21品目

 海外では国民を守るため、危険性があるものは採用しない。アメリカや欧米で「国家が摂取を禁止している添加物」が日本では野放しである。

 以上のデータは「日本ヤバい!食品と添加物について」より

http://simpleplan1010.com/satake/question/freemailmagazine/

  

日本人の集団自殺

 だから、日本人の遺体が腐敗しにくくなったのだ。それで、乳がんはこの40年で4.1倍に増えた。がんは2倍に増えた。日本人の2人に一人がガンになる。認知症は、65歳以上の人の15%が罹患する。昔は認知症など聞いたことがない。アレルギーも話のタネに登らなかった。何かおかしい。日本人全体が金儲け主義に走り、食材の安全・健全さを放棄して集団自殺しているとしか思えない。厚生省の役人は業者と癒着して、農薬、添加物天国を実現させ、我々の健康を守ってくれていないのではないか。

 口にする食材を注意して選別しないと、殺される。自主防衛しか手がない。今回は、身にしてみてその恐ろしさを体験した。

 

2019-03-30   久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年3月19日 (火)

アンパンマンのビスケットに首ったけ

 最近、体調を崩して食欲がないので、消化のよい食材をと探したら、知人のアドバイスでビスケットが良いとの話があり、スーパーに買いに行って新しい発見をした。

 スーパーの店頭にはビスケット類は、大手菓子メーカの製品が多く並んでいた。しかしそのビスケットの成分表を眺めたら「毒物」の添加物だらけで、病気を誘発する物質が盛り込まれていた。それに対して幼児用の離乳食のビスケットは、変な添加物が少なくて、味は大手菓子メーカのそれとそん色がないのである。私はアンパンマンのビスケットに首ったけとなった。

 

トランス脂肪酸を含む加工油脂は禁止

 2015年、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、トランス脂肪酸を含む加工油脂の食品使用を2018年6月までに全廃すると発表した。つまり全米の食品から排除すべき有害物質だという見解を示した。アメリカではそれ以前からも、加工食品トランス脂肪酸の含有量の表示義務があり、ニューヨーク市やカリフォルニア州では飲食店での使用を禁じていた。

 トランス脂肪酸は脳にダメージを与える可能性が大きい。良い油が不足すると、代わりにトランス脂肪酸が脳神経の構成材料として使われやすくなる。使われたトランス脂肪は脳の伝達神経機能を変形させる。そして、この状態が何年も繰り返されると、ADHD、情緒不安定、うつ、集中障害などの脳の重要な機能低下を招く恐れがある。特に、発達途上にある子供の脳の発育、人格形成に与えるダメージはかなり大きいと考えられる。

 その他にも、トランス脂肪酸の害は数知れない。LDL(悪玉)コレステロールを増加させ、HDL(善玉)コレステロールを減少させる働きがあり、冠動脈性心疾患に繋がる恐れもある。冠動脈性心疾患により、突然死・糖尿病・内臓脂肪の蓄積(メタボ)・高血圧・高血糖になるリスクが高まる。アトピーなどのアレルギーを誘発する可能性。など、たくさんの体への悪い影響が報告されている。

 以上「七田式食学サイト」より編集加筆

 https://shichida-life.co.jp/magazine/life0033/

 

 加工油脂とは、ショートニング、マーガリンが含まれる。ところが日本では、野放しである。政府の食品の管理が無策なので、欧米はがん患者が減っているのに、日本だけは、がん患者が増えている。

 自己防衛として、食に注意して、頂いた命を大事にしよう。

 

成分比較

幼児用のビスケット    一般のビスケット

アンパンマンビスケット  ビスケット マリー

(不二家)         (森永製菓)

 小麦粉          小麦粉

 牛乳           牛乳

 砂糖           砂糖

 でん粉          トウモロコシでん粉

              ショートニング

              マーガリン

 バター          バターオイル

 植物油脂         植物油脂

 全粉乳          全粉乳

 異性化乳糖        ぶどう糖果糖液糖

              食塩

              タンパク質ホエイパウダー

              膨張剤

 香料           香料

 乳化剤          乳化剤(大豆由来)

 ビタミンE

 ビタミンB1

 ビタミンB2

 ビタミンD

 

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1p1120556 上図は不二家   下図は森永製菓    「ビスケット マリー」

2019-03-19 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年3月15日 (金)

肉なしサンドイッチを探し回って八百里

ソーセージ、ハムなどは「確実な発がん物質」

 2019年3月12日、お江戸に行ったとき、ハムなしのサンドイッチを食べたいと弁当売り場に行ったが、それが無いのである。名古屋駅の新幹線弁当売り場でも、新幹線車内販売でも、東京駅コンコースの弁当売り場でも商品がないのである。最後の最期に、新宿駅西口のパン売り場でやっと一種類だけ、卵と小エビのサンドイッチを見付けて購入できた。他の大多数のサンドイッチは、カツとかハムとかベーコンとか、必ず肉類が入っている。

 

日本の食の安全性は?

 これで日本の食の安全性を考え込んでしまった。食べる食材の知識を持ち、自己防衛しなければ、我々は食品メーカに殺される。

 1975年からこの40年間で、ガンは3倍に増え、乳がんは4倍に増えた。年間で、日本人の99万5千人が、ガンに罹患する。昨年度の日本の新生児は94万人、死亡者は137万人である。99万5千人とは、ほぼ年間の新生児の数に相当する。

 河村義子先生は、日本の食の安全性不備で殺された。

 

加工肉は確実な発がん物質

  世界保健機関(WHO)が、2015年10月、ベーコンやソーセージ、ハムなどの加工肉は「確実な発がん物質」であると発表した。その確実性はタバコやアスベストと同じ程度の確実性としている。これらを何年もたくさん食べていると、大腸がん、膵がん、胃がん、乳がん、などのリスクが上がる。世界保健機関は、赤肉についても「恐らく発がん物質」だろうと指定している。

 

赤肉も「恐らく発がん物質」

 加工肉と赤肉の摂取は動脈硬化症や糖尿病との関連もある。動脈硬化症は脳梗塞、心筋梗塞、下肢の動脈閉塞、大動脈解離、動脈瘤などの最も多い原因である。オックスフォード大学の試算では、加工肉と赤肉の摂取が原因となって起こる人々のがん、動脈硬化症、そして糖尿病などを世界全体で試算すると、2020年には2850億米ドル(約28兆円)もの経済損失となるだろうと指摘している。損失分のうち、約3分の2は加工肉である。

 

啓蒙活動の怠慢

 日本人の死亡原因の1位はがん、2位は心臓病である。こういう「確実な発がん物質」や心臓病の遠因となる食材を食べないように啓蒙活動することは、政府や報道機関の役目だと思うが、政府はメーカに気兼ねをして、マスコミは食品メーカに気兼ねをして、そんなことは、さらさら考えていないようようだ。なにせ食品メーカは、広告収入の大スポンサーなのだ。メーカも己の利益追求が最優先で、人の命など知ったことではないのだ。これが拝金主義経済、グローバル経済主義である。

 

以上は、「加工肉は「確実な発がん物質」の衝撃。医師が「加工肉税」を提唱 2019.03.06 by ドクター徳田安春『ドクター徳田安春の最新健康医学』」を参考にしました。

https://www.mag2.com/p/news/382858/2

 

2019-03-15 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年3月 7日 (木)

魔法の薬入り牛丼は美味い、だから禁止

「佛は牛丼を我慢する」(2017/6/4)を改定

 誰が河村義子先生を殺したのだ?

 

ファーストフード禁止令

 ロワジールホテル大垣の料理長・齋藤さんは修行時代に親方から「牛丼、カレー、ホンだし入りの味噌汁は食べてはいけない」と指導された。牛丼が世に出回り始めた頃の話である。

親方曰く「牛丼はあまりに美味しすぎて味覚が麻痺するので、料理人として食べてはならない」普通の料理方法では、あれだけの魅力的な味は出せないという。魔法の調味料(味覚を麻痺させる化学調味料)を多量に入れてあるからだという。だから味覚も確実に劣化する。多量に食べ続ければ、何時かは体がおかしくなる。またそんな美味しいものが280円で食べられることが異様である。安いものにはワケがある。

 

牛丼の添加物の発がん性

牛丼が美味く、安いのには訳があった。その牛丼のタレには粘り気を出すために増粘剤が使われている。その増粘剤には、発癌性が疑われているものもあるという。増粘剤の一部は、EUが幼児用食品に禁止している。なおかつ、スーパー等で売られている食品はその成分の表示が義務付けられているが、食品表示法において、外食事業者は使用する添加物を明らかにする義務がない。

「週刊現代」の編集部が、外食産業にその添加物の内容を聞き込み調査しても、殆どの外食産業は回答を拒否したという。各企業は他社との価格競争に打ち勝つために、料理の質を向上させるよりも、コストダウンが最重要課題である。外食産業は人手不足で、人件費は高騰している。また魚などの原材料費が値上がりしている。だから各企業はコストを下げるために、添加物で味をごまかしている。(この項、『週刊現代 「あの有名牛丼屋でも発がん性物質が使われていた」2019316日号』をもとに記述)

 

ガン患者の急増の怪

牛丼が世に出回り始めた40年前の日本の医療費総額は、10兆円ほどであったが、現在は40兆円を超える。医療費総額の最高額の更新は12年連続である(20159月現在)。医療が発達しても患者は増え、医療費は増える一方である。最近はガン、認知症、糖尿病の急増である。今では若年性認知症まで蔓延している。当時は、認知症など話題にも上らなかった。何かおかしい。その医療費の増加は、日本のファーストフードの普及の歴史と重なる。ファーストフードに含まれる、糖分、劣悪油、添加物、抗生物質や成長ホルモン、女性ホルモン(牛や鶏の餌に含まれる)を多量に日本人が摂取しはじめたせいではないかと私は推定している。

河村義子先生は、10年まえに乳がんを患い、それは完治したが、5年まえに腹部にガンを発症させ、2018年12月25日に亡くなられた。日本の食品に含まれる添加剤、抗生物質、成長ホルモン、女性ホルモンが原因だと私は思う。これは、行政の規制の怠慢である。全て利権につながっているので役所も及び腰だと思う。これは日本のガンである。

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乳がんの激増

 1975年から2018年で、乳がんが21人から98人(10万人あたりで)に増加である。実に4.7倍の増加である。子宮がんは2倍、大腸がんも2倍の増加である。(愛知県がんセンター調査)。何かおかしい。それは1970年頃からの高度成長期、急速に進んだ食の欧米化で、乳製品、肉類の消費量増加が原因と推定される。特に女性ホルモンの混入した乳製品を消費しだしたのが原因と私は推定している。大腸がんの増加も食の欧米化で野菜類の消費が減ったのに起因する。

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カップラーメンの怪

私は若いころ、胆石症を患って、胆のう摘出手術を受けた。その後、カップラーメンを食べると、てきめんに下痢をするようになり、カップ麺を食べなくなった。油を消化する酵素を濃縮して出す胆嚢がないので、体がカップ麺の油を受け付けないようだ。つまり、カップ麺には人間の体に合わない油を使っているようで、私の抵抗力のない体が正直に反応したようだ。お陰で、この40年間、カップ麺とは縁のない生活をしている。

 

カップラーメンは毒?

当時、カップ麺を食べた後、そのカップを後から容器として使おうと流しの水に漬けて置いたら、いつの間にか大きなムカデがそのカップに入って死んでいて、気持ちが悪く、ぞっとした記憶がある。要は、カップ麺のカップに残った汁を吸って、ムカデが死んだのだ。それは人間にも、体に良いわけがないと悟った。

 

体の門番

とは口という門から入る食物を毒見する六根の一佛である。六根とは六織を生ずる六つの感官(眼・耳・鼻・舌・身・意)の称である(佛語)。そのお役目は体の防衛である。しかし化学調味料はその六根の門番さえも騙してしまう魔物である。

 

 カレーは、いつ何処で食べても美味しく食べられるので、味覚が麻痺させられる。カレーには香辛料が多く入っている。香辛料とは胡椒等の本来の味を誤魔化す調味料である。胡椒とは保存技術の無い中世ヨーロッパで、腐りかけた肉を少しでも美味しく食べるために、腐臭を誤魔化すために使った調味料である。腐った肉が体に良いわけが無い。その腐臭を誤魔化すための香辛料も体に良いわけが無い。

胡椒が宝石のように高価なインドの特産品であったので、奴隷商人のコロンブスは、胡椒の新しい運搬航路を求めて新航路を探す旅に出て、新大陸を発見した。その後、アメリカ原住民のインディアン600万人が、アメリカ人(イギリス人)により虐殺された。カレーとは、そんな曰くつきの料理である。

 

ホンだしも化学調味料であるので、同じ理由で不可である。齋藤さんがある土地でメチャウマのラーメンに出あった。その料理をするところを見ていたら、小さじ一杯の白い粉を汁に入れていた。白い粉は、味の素に相当する化学調味料の何かであったようだ。

 

我慢とは煩悩である

我慢とは七慢の一つである(佛語)。七慢とは、過慢、慢過慢、我慢、増上慢、下劣慢、邪慢を言う。慢とは「忄」(心)+「曼」〔音〕で、「心が伸びたるんで怠る」を意味する。「我慢」の意味は、①我をよりどころとして心が高慢であること、②我を張ること、③じっと耐え忍ぶこと、である。当初の意味の「自分自身に固執する」ところの①の意味から②に転じ、さらに③の意味となった。

 七慢は人が持つ煩悩である。その煩悩を断ち切るのが不動明王の持つ宝剣である。佛法、佛像を作り出した古代の賢者は、人の持つ慢心を知っていた。慢心を持つ人の本質は、2千年前から少しも変わっていない。それが、今でも不動明王が現役で活躍する所以である。

 

2019-03-07  久志能幾研究所 小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年3月 3日 (日)

「飽食の罠」が日本人をガン集団自殺化へ

シベリア抑留での食事量を示されると、現代日本の「飽食の罠」に思いを馳せざるを得ない。病気になるのも、全て、食べすぎ飲みすぎ、薬漬けが原因であると私は確信している。

 

食物罠で、日本列島ガン収容所化

 テレビではグルメ番組の氾濫、食い物のCM、行列のできる飲食店の探求番組ばかりである。これでは国民が肥満になり、病気になるも故あること。己を諌める四天王が薬物で麻痺させられている。

 私は、現代の金儲けに重点を置いた商業ベースの食の生産体制が、ガンの増加を招いていると確信している。この40年間で、医療費は4倍に増えたが、ガン患者は減るどころか、逆に3倍に増えた。

 今日本人の99万5千人がガンに罹患する。年間に100万人が生まれ、100万人が死んでいく日本で、99万5千人がガンに罹患するのは異常である。いわば日本人全員がガンになるのだ。日本人の死因の半数がガンである。40年前と死因が激変している。

原因推定 

 この40年間で激変したのが、食生活である。生活環境は良くなっているのにガンが増えている。労働環境の激変で、ストレスが急増している。それもガン発生の一要因であろう。それだけでは、この急増は説明できない。

 このガンの急増を推理すると、食の急激な欧米化に、日本人の2000年かけて培った体のDNAが対応できていないために、体が悲鳴を上げ、体の組織が反抗してガンが急増したと推定される。西洋では2000年来、オリーブ油が使われているが、日本では油料理が普及しだしたのは、明治以降である。特に戦後の食生活の欧米化は急激であった。まるで草食動物の馬が、急に肉食生活をさせられたたようなものだ。それがガン増加の原因と思う。

 

対処療法の限界

 日本政府は、ガン治療の対処療法に力を入れているが、その真因の根本対策を放棄している。それには利権が絡んで、政府も及び腰である。まるで日本人全員が、ネズミの集団暴走で海へ突撃して集団自殺するように、ガンという死の海に猛進しているようだ。

 

肉の生産での発癌物質

 金儲けの為、過密状態で飼育される牛や豚、鶏には、病気を防ぐため、過剰な抗生物質が投与される。効率的な飼育の為、成長ホルモンが投与され、それが牛乳や肉に入り、人間の体に入り込む。牛には仮想妊娠として女性ホルモンが投入され、それが牛乳に入り込む。それは乳がんを誘発させる。日本女性の乳がんの増加の一因と言われている。

 

至福のポイントの罠

 人の健康は度外視して、売れるために「至福のポイント」を人工甘味料、糖分、脂分、油分等で味付けした食品が氾濫している。「止められない、止まらない」と食べ過ぎが誘発される。「うまい安い早い」で、わずか280円で牛丼が提供される。家庭でどう逆立ちしても、あんなうまい牛丼は出来ない。それには、怖しい人工調味料が多量に使われている。それが体にいいわけない。肉は上記の状況で飼育されている。劣悪工場のような畜舎で、大量生産される肉には、自然放牧のような良質の肉は存在しない。防腐剤も多用される。

 

糖分、脂分、油質分の殺人幇助罪

 お饅頭やてんぷら、スィーツ等の御馳走は、その昔は盆暮れお正月くらいしか食べさせてもらえなかった。当時はがん患者も少なく、認知症も少なく話題に上らなかった。

 私はその間接原因を、糖分、脂肪分、脂分だと思う。これらの成分が、血液を汚し、血管内部にプラークと呼ばれる壁膜を作り、血液の流れを阻害する。血液がうまく流れないので、体は自己防衛本能で血圧を上げる。これが高血圧の仕組みである。それを対処療法で降圧剤を飲むから、流れるべき血液が流れなくなる。血液には免疫酵素が含まれ、それがガン細胞等の病気の繁殖を防いでいる。

 だから、私は断糖、断油、断脂の食事療法で、高血圧症を治した。だから私は、禁「お饅頭」です。つらい!です。世の鉄則、美味しいものには毒がある。

 

タバコの発癌性

 タバコがガンの誘発要因であることは明白なのに、喫煙者の国会議員がその対策を妨害している。売国奴である。ヘビースモーカの橋本氏が首相になったのは、日本が健康意識の後進国の象徴なのだ。有権者が、喫煙者の候補者に投票するから、日本列島のガン化が収まらない。自分で自分の首を絞めているのだ。

 2015年には、JTカナダ子会社などに計1.4兆円超の賠償命令がカナダ裁判所から下された。喜ばしいことだ。

 

酒の発癌性

 昨年、英国で、酒には発癌性があるとの論文が発表された。アルコールは体内に入ると、肝臓で薬物と同じように分解処理をされ、アセトアルデヒドに変換される。そのアセトアルデヒドに発癌性がある。普通の食物は胃で消化されるが、アルコールは肝臓で分解される。だから酒は少量でも毒である。「酒は百薬の長」は酒のみがほざいた戯言である。世界保健機構(WHО)は酒を薬物に分類している。だから通常の宴会とは、薬物パーティなのだ。がん患者が増えて当然である。

 飲酒は、喫煙よりも社会損失額が大きい。政府はもっと酒に関して規制をすべきなのだ。喫煙は4兆円、飲酒は6.6兆円の社会的損害である(厚労省調べ)。

 そんな有害物質なのに、マスコミの宣伝では大きな顔をしている。政府が酒の宣伝を規制するべきだ。禁酒法とはいかないまでも、何らかの規制が必要だ。スェーデンでは、17時までアルコールの販売が法律で禁止されている。

 私は2年前から完全禁酒とした。

 

農薬の被害

 お米の生産には農薬を大量に使われ、欧米の3倍の農薬が残留する。日本人一人当たり6キロの農薬を浴びている。

 最近は、日本人は死んでも腐らなくなったという。それは防腐剤や農薬が体に入っているからなのだ。だからガンが増えたと推察される。

 

精神の荒廃というガン細胞

 そして異常な事件が起こるのも、昼間から刑事ドラマで殺人事件を頻発させ、人殺しが日常茶飯事のように映像で流れ感覚が麻痺させられている。視覚、思考感覚の麻痺である。テレビゲームでは殺し合いがゲームとなり、死んでもリセットすればゲーム再開。これでは実社会で殺人事件が起きても不思議ではない。そんな鬼の社会を我々は目指してきたのだろうか。

 

仕事の目的

 仕事とは、生きる目的と生きる糧の獲得である。松本明慶先生曰く「私は、みほとけを謹刻することによってのみ生かされている」

 アウシュビッツやシベリアの極限状態では、生きる目的を持った者だけが生き延びた。生き延びるとは、ご先祖から頂いた命を全うすること。私の父もシベリア抑留から生き延びて帰国した。それで今の私の生がある。零下30度の極寒労働地、極貧の食事、劣悪な極酷の労働条件。朝,目を覚ますと若い戦友が隣のベッドで冷たくなっている。半分の戦友がシベリアの土に消えた。アウシュビッツでは20人に一人しか生き延びられなかった(致死率95%)。シベリア抑留開始の初期は、ロシア側の準備不足があり、致死率は80%にも達した。最終的には10%の致死率である。しかしその極限条件下でも生き延びた人達がいる。下記はドイツ強制収容所から生還し、その体験を記した『夜と霧』の著者(心理学者)、ヴィクトル・E・フランクルがとった行動である。

 

◇ 働ける体であるように見せる

   働ける状態でなければ、自動的にガス室行き。仕事をするには健康が必須。

◇ 常に未来を信じる   未来になすべき仕事を天命と信じて。

◇ 収容所での苦しみは意味があると認識  仕事のための試練と受け止める。

◇ 愛する人との魂での会話

◇ 感動を失わない     良き仕事は感動する心が必要。          

◇ ユーモアを失わない            

 

 現代は、飽食と痴呆的な環境が蔓延し、遅延性の毒として脳を蝕み、現在、65歳以上の15%が認知症となっている。生きる目的と仕事を放棄した結果である。

 

食品業界の「業」

 仕事は、世のためになってこそ仕事である。仕事とは「事」に「仕える」のだ。「事」は世のためになるものである。現代の商品業界は、拝金主義に侵され、金儲けが主目的になり、消費者の健康を害している。食品業界のそれは、「仕事」ではなく作業で、人間の「業」を「作って」いるのだ。

 その命を無視する経営が、日本を滅ぼしかねない。中国の侵略の脅威より、北朝鮮の核ミサイルよりも怖ろしいのが、日本人の精神の荒廃である。金儲けのためなら、売る商品で日本人の健康を害しても知ったことではないのだ。その結果が、ガン患者の急増である。私は、河村義子先生は食品業界に殺されたのだと思う。

 

日本人の集団自殺

 その添加物、抗生物質、防腐剤、農薬等の「毒」の使用を自社だけ止めれば、自社製品が高くなり、自社だけが売れなくなり、倒産してしまう。だから自社だけでは、「毒」の使用が止められないのだ。まるで集団自殺をする小動物「レミング」のように、日本人全体が、死の海に向かって暴走しているようだ。

 これは政府が全食品業界を指導して法律で規制しどうしない。その政府も議員が業界の利権に取りつかれて、規制に動かない。マスコミも食品業界の広告費が大きな割合を占めるで、真実を報道できない。だから日本の集団自殺の暴走が止らない。

 

2019-03-03  久志能幾研究所 小田泰仙

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