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2019年3月19日 (火)

アンパンマンのビスケットに首ったけ

 最近、体調を崩して食欲がないので、消化のよい食材をと探したら、知人のアドバイスでビスケットが良いとの話があり、スーパーに買いに行って新しい発見をした。

 スーパーの店頭にはビスケット類は、大手菓子メーカの製品が多く並んでいた。しかしそのビスケットの成分表を眺めたら「毒物」の添加物だらけで、病気を誘発する物質が盛り込まれていた。それに対して幼児用の離乳食のビスケットは、変な添加物が少なくて、味は大手菓子メーカのそれとそん色がないのである。私はアンパンマンのビスケットに首ったけとなった。

 

トランス脂肪酸を含む加工油脂は禁止

 2015年、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、トランス脂肪酸を含む加工油脂の食品使用を2018年6月までに全廃すると発表した。つまり全米の食品から排除すべき有害物質だという見解を示した。アメリカではそれ以前からも、加工食品トランス脂肪酸の含有量の表示義務があり、ニューヨーク市やカリフォルニア州では飲食店での使用を禁じていた。

 トランス脂肪酸は脳にダメージを与える可能性が大きい。良い油が不足すると、代わりにトランス脂肪酸が脳神経の構成材料として使われやすくなる。使われたトランス脂肪は脳の伝達神経機能を変形させる。そして、この状態が何年も繰り返されると、ADHD、情緒不安定、うつ、集中障害などの脳の重要な機能低下を招く恐れがある。特に、発達途上にある子供の脳の発育、人格形成に与えるダメージはかなり大きいと考えられる。

 その他にも、トランス脂肪酸の害は数知れない。LDL(悪玉)コレステロールを増加させ、HDL(善玉)コレステロールを減少させる働きがあり、冠動脈性心疾患に繋がる恐れもある。冠動脈性心疾患により、突然死・糖尿病・内臓脂肪の蓄積(メタボ)・高血圧・高血糖になるリスクが高まる。アトピーなどのアレルギーを誘発する可能性。など、たくさんの体への悪い影響が報告されている。

 以上「七田式食学サイト」より編集加筆

 https://shichida-life.co.jp/magazine/life0033/

 

 加工油脂とは、ショートニング、マーガリンが含まれる。ところが日本では、野放しである。政府の食品の管理が無策なので、欧米はがん患者が減っているのに、日本だけは、がん患者が増えている。

 自己防衛として、食に注意して、頂いた命を大事にしよう。

 

成分比較

幼児用のビスケット    一般のビスケット

アンパンマンビスケット  ビスケット マリー

(不二家)         (森永製菓)

 小麦粉          小麦粉

 牛乳           牛乳

 砂糖           砂糖

 でん粉          トウモロコシでん粉

              ショートニング

              マーガリン

 バター          バターオイル

 植物油脂         植物油脂

 全粉乳          全粉乳

 異性化乳糖        ぶどう糖果糖液糖

              食塩

              タンパク質ホエイパウダー

              膨張剤

 香料           香料

 乳化剤          乳化剤(大豆由来)

 ビタミンE

 ビタミンB1

 ビタミンB2

 ビタミンD

 

2p1120558

1p1120556 上図は不二家   下図は森永製菓    「ビスケット マリー」

2019-03-19 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

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