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2019年4月 9日 (火)

広目天が、発ガン性物質を拒否

 高野山の中門の四方に、四天王が中門を通る悪鬼を防ぐため、守りの姿勢で睨みを聞かせている。中門の中の御本尊を守るためである。佛の世界にも、悪鬼が跋扈している。それと同じように、高野山の中門に相当する目、鼻、耳、口、舌で、己の体に入る毒の食品の侵入を防がねばならぬ。それなのに、人間の贅沢で怠惰な本性が、毒の情報を得ず、美味なら毒でも平然と取り入れている。だから病気が絶えない。ガン死が激増しているのだ。

 筆と巻物を持った広目天は、世の毒の知識を得て、悪魔侵入を防ぐため中門を守っている。己も広目天になりきって、世の毒物(発がん性物質)の記載された巻物を読み、自分の食生活を記録して、自分の体を俯瞰して、自分の城(体)を守らねば、ガン・マフィアに殺される。

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高野山 中門 広目天  大仏師松本明慶先生作

 

河村義子先生の訃報

 2018年12月25日に河村義子先生がガンで亡くなられて、師を殺した原因への怒りから、そのガンを発病する原因を調査している。下記はその途中結果である。

 太古の昔は、ガンで死ぬ人はなかった。1830年の産業革命当時でもガン死は2%である。アメリカの1900年代でも4%である。ところが、現在の日本では30%の人がガンで死ぬ。それだけ食事が贅沢になり、知らないうちに毒が盛られたことになった。特に日本は戦後、食生活が欧米化で大変貌を遂げた。それが、日本でガンが増加した最大の要因であると推定される。

 

ガンの本質と間違った治療

 ガンとは、血液の浄化装置である。悪い食生活や生活習慣で出来た「体毒」を一カ所に集めて血液を浄化し、最悪の敗血症を避けるためにできた自己防衛の装置である。それを食生活や生活習慣を改めず、患部だけを手術等で除去すれば、体は自己防衛として、別の場所のガンを作るのは自然の理である。

 ガンは、体の外からきたウイルス等ではなく、自分自身の細胞が変身した存在なのだ。「ガンが突然変異でどんどん増殖していく」という説では、寄生先(己の体)を殺しては、ガン自体も死んでしまうことになり、自然界の法則に反する。ガン患者が死ぬのは、ガン自体で死ぬのではなく、抗がん剤や放射線治療、手術等で体の免疫力が弱まり、肺炎や合併症等で死ぬ割合が80%である。だから、ガンを治すのは、食事と生活習慣を直さねば治らない。

 だから、抗がん剤や放射線療法、手術ではがんは治らない。それは厚生省・抗がん剤の担当技官が「抗がん剤でガンを治せないのは常識です」と断言している。

 厚生省保険局の医療課長・麦谷眞里氏が「・・・抗がん剤について、(健康)保険で支払う必要はない! なぜなら、いくら使っても効果がないからです」2005年10月20日、『医療経済フォーラム』にて)

 

抗がん剤の原料

 抗がん剤が効かないことが分かっていながら、業界(製薬会社、医療機器メーカ、医療機関)の利権保護の為、現在もガン治療として使われ続けている。なにせ莫大な利益を生む金の卵だから。抗がん剤は、第一次、二次大戦で大量に使用された大量殺戮兵器のマスタードガスを原料とし、作られている。大戦後、平和になって毒ガス兵器が大量に余ってしまった。その在庫処理として使われたのが、抗がん剤の原料である。戦争の狂気は、戦後、医療の狂気に変身した。これはブラックジョークではなく、悪魔の本音である。それで金を稼いでいる業界が存在する。それがガン・マフィアである。彼らは、ガン患者が増えれば、喜ばしいのだ。だから、日本のガン死が減らない。

 

日米の差

だから日本は1970年以降、ガン患者が急増している。なにせがん患者を減らそうとは、日本政府の官僚も製薬会社も医療機関も思っていないのだ。アメリカの政府は、正しいがん撲滅の取り組みをして、ガン患者は年々3000人ずつ減ってきている。日本の比例的急増と対照的である。すべて政府の方針の差である。

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発がん性食品を調査

 その発がん性食品を、船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』を元に下記にまとめた。食品の発がん性が明白でも、国もマスコミもそれには目を背け、利権団体を守るが如く、臭いモノには蓋をするが如く、積極的には啓蒙活動をしない。明らかに業界と癒着して、業界の利益を損なわないようにしている。それこそが現代社会のガン組織である。

 

肉と腐乱

 肉は最強の発がん性物質である。お肉を常食する人間の大腸がん死亡リスクは、5倍に跳ね上がる。

 「五臓六腑にしみわたる」という言葉があるように、六腑とは内部が空白の臓器のことで、つまり消化器である。「腐」という漢字は、消化器に肉が入ると腐ると警告をしている。

 その臓器の中で一番腐敗しやすい場所が大腸で、そこには善玉菌、悪玉菌、日見菌が大繁殖している。悪玉菌は動物性食品を好んで食べて大繁殖する。そのとき、インドール、スカトール等の有害物質を排出する。これが強力な発がん性物質で、それが腸膜を刺激して、大腸がんが5倍も多発する。肉自体に毒があるわけではないが、腸内に入ると、強烈な発がん性物質に変身する。

 肉の多食によるガン発病の問題の以前の問題として、アメリカ男性の心臓発作による死亡率は、中国人の17倍、アメリカ女性の乳がん死亡率は中国女性の5倍である。つまり動物性たんぱく質は、ガンを誘発し、心臓発作等の死病を作る。日本では、この40年間で、ガン死2倍、乳がん死が4.7倍である。この異常値は、明確な原因があることを示している。

 

加工肉は最強の発がん性物質

 WHОは2015年にハム、ソーセージ等の加工肉は、5段階評価で最強の発がん性物質であると発表した。それでもマスコミはその扱いを、大スポンサーに遠慮して、大きくは扱わない。マスコミは、ガンマフィアに気兼ねをして、偏向して報道しているのが明白である。マスコミは、国民の命を守らない。

 

牛乳も強力な発がん飲料

 牛乳タンパク(カイゼン)は、小麦タンパクのグルテンに比べると8倍の発がん性を持つ。

 牛乳を4倍飲むと20倍の発がん性が現われる。全食品中に占める牛乳タンパクの割合を、10%から20%に増やした場合のガン細胞の増加率を見た実験で、ガンは11倍に激増した(コリン・キャンベル博士)。

 実験動物ラットに強力な発がん性物質アフラトキシンを投入して、さらに牛乳タンパク、カイゼンを5%から20%と4倍に増加させて、ガンの増加率を調査した。カイゼンを5%では発がん性物質の投与にも関わらず、ガンは横ばいで増加しない。ところが、カイゼン摂取を4倍にすると、ガンは20倍に激増した。牛乳は史上最悪レベルの発ガン飲料であった。

 

 お酒は少量でも発がん性物質である。先年、英国の学会がそのことを研究成果として発表した。「酒は百薬の長」は嘘である。食物は胃で「消化」されるが、お酒のアルコールは、肝臓で薬物と同じ工程でしか「分解」されない。その過程でアセトアルデヒドが作られるが、これが発がん性物質である。WHОは、お酒を「薬物」と認定している。だから普通の宴会は、薬物パーティである。だから私は、2年前に完全禁酒とした。

 その昔、私も歓迎会で無理やり酒を飲まされて、嘔吐したことが度々ある。それこそ、野蛮な殺人リンチである。今、思い起こすと怒りが湧き起こる。

 新聞、テレビ等でお酒の宣伝が大氾濫である。いかにマスコミが視聴者、国民の健康に気を使わず、スポンサーに顔ばかり向けているかの証明である。だから私はマスコミを信用しない。

 

タバコ

 説明するまでもなく、発癌性物質である。それを知っていて煙草を吸う人を私は信用しない。私の付き合う人で喫煙者は、一人の例外以外に居ない。それが私の一番尊敬する師なので、悩みが尽きない。

 

砂糖

 ガン細胞は糖分が大好物なのだ。だからガン治療で断糖療法がある。

 ガンになりたくなければ、スィーツ等の砂糖たっぷりのお菓子は避けるべきだ。

 

ストレス

 現在の成果主義、拝金主義、グローバル経済主義狂の氾濫で、サラリーマンは過激なストレスに晒されている。100%完璧主義の人が自律神経が侵されて、免疫力が低下して、ガンになると推定される。もっと人間らしい生活を送るべきなのだ。成果主義で金を稼いで、ガンになって早死にしたら、ブラックジョークである。

 締め切りがあると2日も3日も徹夜をしてやり遂げる「真面目な」人がガンなる。NHKの「プロジェクトX」中でも一番の頂点に立つ人が、ガンで死んでいる。100%完璧主義の仕事ぶりでは、過酷な条件に体の自律神経が耐えられないのだ。

 

抗がん剤

 抗がん剤は、強力な発がん物質で、ガンの増進剤である。抗がん剤では、ガンは治せない。それは厚生省・抗がん剤の担当技官が「抗がん剤でガンを治せないのは常識です」と断言している。

厚生省保険局の医療課長・麦谷眞里氏が「・・・抗がん剤について、(健康)保険で支払う必要はない! なぜなら、いくら使っても効果がないからです」2005年10月20日、『医療経済フォーラム』にて)

 

治療用放射線

 放射線も、ガンの増進剤である。放射線では、ガンは治せない。

 検査用の放射線もガンを発生させる。CT検査では、その10%は、浴びた放射線が原因でガンになったと推定される。

 CT検査は、通常のレントゲン撮影の600倍の放射線を患者に浴びせる。それを年間2回受けると、年間許容放射線容量を超えてしまう。医師はそんなことは、一言も言わない。

 

 本記事のデータは船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房)から引用・編集した

 

2019-04-09   久志能幾研究所 小田泰仙

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