ma_健康管理 Feed

2019年2月25日 (月)

死望校を死計する

 大学という世界に行くときに志望校の選定があるように、あの世という世界に行くときは、死因となる病の学ぶ校舎を選ぶ行為があってしかるべきである。志望校に受かるには、それ相応の努力が必要であった。一生で一回だけのあの世の門をくぐる入試に、希望する「死病」になるには、然るべき努力は必要である。その準備をしないから、悲惨な死を迎える。己の死に方は、仏様が試す入死試験なのだ。

 

死とは生きること

 死に方(死計)を決めるとは、人生を最大に生きること。就活も婚活も終活も、必死にやらねば成果は得られない。まして一生で一回限りの死なのだ。構えなければ、野垂れ死にである。あらかじめ死計があれば、死に接しても逍遥として、死を迎えることが出来る。死計が明確であれば、余命宣告を受けても、慌てることはない。

 

万物すべて活き物(佐藤一斎著『言志録』242

(万物には活きた道理が存在しているから)万物は初めから活きた物である。だから世事も総て活物である。(その道理からすると)生は勿論のこと死も活物と言える。(久須本文雄訳)

 

理想の死は老衰

 理想の死に方は、老衰である。しかし老衰で死ねる人は1%しかいない狭き門なのだ。せめて死の1週間前までは現役で活動して、1週間ほど体調を崩して寝込み、死ぬのが理想である。

 スイスの法学者ヒルティは、朝、いつものように散歩をして、帰宅後、少し疲れたといってベッドに寝て、妹が温かいミルクを持ってきたら、亡くなっていた。心臓麻痺で77歳の死である。彼は前日の夜まで執筆活動をして、現役での死で、理想的な死である。彼が亡くなったのは1909年で、現在に換算すれば90歳近い年齢であった。

私は、認知症、心筋梗塞・脳梗塞、糖尿病では、絶対に死にたくない。そのために、私は死にもの狂い(?)の取り組みをしている。

 

認知症

 現在、日本の65歳以上の人の15%は認知症である。認知症は脳死である。自分が自分で無くなるという悲惨な死に方である。認知症になると、本人は何もわからないから良いが、その家族は悲惨である。

 警察署長や校長先生は、認知症になりやすいという。気ばかり使って、頭を使わず過ごしてきたからだ。一日中、痴呆的なテレビ番組を見て過ごせば、認知症になりやすいだろう。

.

脳梗塞、心筋梗塞

 この病魔に襲われると、ほぼ即死状態である。死後の準備が何もできない。それだけは避けたい病気である。私はその防止で、4か月に一度、大垣市から久留米市の真島消化器クリニックに通院している。その真島院長の指導のお陰で、高血圧が改善し、この病気で倒れる危険性は減った。

 

糖尿病

 糖尿病にかかり失明でもすれば、私にはもう生きていく望みがない。目が見えない世界など想像できない。私は本を読み、書くことに生きがいを感じている。失明は致命傷である。

 糖尿病で人工透析に身になれば、1週間のうち3日の半日が、ベッドで透析を受けることになる。白い天井を見ながら半日を過ごす。命の時間が無為に過ぎていく。その費用も年間500万円という。保険がるので自己負担額はそんなに多くないが、多くの人の健康保険金を使うことになる。それが10年間も続く。国の財政を圧迫する罪である。

 

緩慢なる自殺という死計

 煙草を吸えば肺がんのリスクが上がるのは常識である。酒を飲めば、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解される。これは発癌性がある物質である。酒を飲み過ぎれば、肝臓がんや他のガンになる確率が増える。暴飲暴食をすれば、体の臓器に負担をかける。それが長年続けば、病気になるのは自然の摂理。

 世には人の健康は知ったことではない食品業界が跋扈している。止められない止まらないと、人の食欲を煽る嗜好品が氾濫している。人工甘味料、添加物、合成調味料を食べ続ければ、病気にならないのが不自然である。その嗜好品の誘惑に負けると、自分の死計が狂ってしまう。

 例えば、格安牛乳なら、狭い牛舎で密集して育てられ、病気予防で抗生物質、成長ホルモン入りの餌で、強制妊娠として女性ホルモンが多量に出た牛から、搾乳された牛乳が出回っている。その牛乳には抗生物質、成長ホルモン、女性ホルモンが含まれている。それがガンを誘発する原因となる。だから日本人にガンが増加している。他の食品も、人の健康は度外視して、効率化、金儲けのためだけに生産される。それが体にいいわけがない。

 

危機管理

人間の体は自転車操業である。歩くの止めれば倒れてしまう。適度な運動が病気を防いでくれる。

定期検診をさぼれば、病気が進行し、手遅れとなる恐れがある。どれだけ注意をしても、病気は避けられない。せめて早期発見、早期治療が緩慢なる自殺を防ぐ手段である。

 病気に対する知識を学ぶことが、緩慢なる自殺を防ぐことになる。それは危機管理としての死計である。自分の城は自分で守れ。トヨタの鉄則である。

Photo_2

馬場恵峰書『佐藤一斎著「言志四録」51選訓集』(久志能幾研究所刊)より

 

2019-02-25  久志能幾研究所 小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年2月11日 (月)

身体の保全と危機管理、がん増加の真因

日本は「農薬大国」で、年間約60万トンもの農薬が生産されている。農薬は主に殺菌剤、除草剤、殺虫剤として使われる。これらの中には、発がんリスクの高い猛毒を含む。我々は普段の食事で、体によいと思って食べている野菜や果物と共に、そのような毒物も摂取している恐れがある。日本人の体内脂肪から有機塩素材(農薬)の残留量が世界平均の3倍も検出されたというデータもある。

 日本の年間約60万トンの農薬を一人当たり年間に換算すると、6kgの農薬を「浴びて」いる計算になる。輸入される外国の農産物に使われる農薬や防腐剤を含めると、我々は恐ろしい量の「毒」を浴びている。

 

ガン患者の増加

1975年の医師数が約13万人、がん死者数は約13万人だった。その後の40年間で、医師数は約3万人増加し、がんに関する研究や治療は格段に進歩したのに、2014年のがん死者数は36万人を越えた。

1970年代の日本の総医療費は10兆円であった。2010年代に総医療費は40兆円までに拡大したが、がん患者は減るどころか3倍に増えている。

 1950年から2010年までの60年間でみて、肉の摂取量9.8倍、卵6.3倍、牛乳・乳製品が18.2倍と著増し、米が半分、芋類は10分の1と激減した。つまり、肉・卵・牛乳・バター・マヨネーズなどに代表される「高脂肪」の欧米食が現代日本人のがん増加の原因の一つであると推定される。その証拠として、以前多かった胃がんや子宮頸がんなどの日本型のがんは減少して、肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食道がんなどの欧米型のがんが著増している。

 畜産品は、利益最優先で牛、豚、鶏の成長を早めるため、成長ホルモンが投入されている。畜舎の中に過密状態で育てるため、伝染病の予防で多量の抗生物質が飼料に投入され無理に飼育されている。そうやって育った肉や乳製品を多く食べれば、病気にもなるのは「理」に合っている。「理」に適わない食品が体に毒になる。それは「宇宙根源の理」に反した食物である。

 ハムや加工肉を日に50g以上食べ続けると大腸がんになる確率が18%増加するとWHOから報告があった。ハムや加工肉は、防腐剤や添加物が多く入っている。そんな肉を長年食べれば、病気になるのが必然である。

2000年も前から漢方医学では「食は生命」としている。贅沢な欧米型の現代食生活を謳歌すると、20年後に病気と言う悪魔のサイクルのご縁を頂く。因果応報である。がんという病気を対処療法で治しても、その根本原因である食生活を直さないと病気は治らない。気づいた時には遅いが、遅くても、一日でも早く食生活を正すのが、ご先祖へのご恩返しである。

データは2016年当時。 『書天王が描く世界』(全246頁)p220より

 

2019-02-11   久志能幾研究所 小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年2月 6日 (水)

終活 「棺」を新調

 人は朝まで、死んだように熟睡するのが、健康の秘訣である。それも22時か遅くとも23時には、床に入るのが熟睡の秘訣である。幸いなことに私はまだ、夜にトイレで起きることなく、朝まで熟睡である。

 人生では、人は毎夜、死んだように眠る。翌朝、人生の目が覚めて、一日がスタートする。その長い人生で、たった一回だけ、目が覚めないときがあり、その時は、そのベッドが棺になる。だから毎日、我々は棺に寝ているのだ。人生の3分の1を過ごす場所だからこそ、多少は贅沢をしたい。熟睡が体の保全と翌日の活動の栄養素となる。いつ死んでもいいが、死ぬまでは健康を保って生きていきたい。

 

「棺」布団の新調

 河村義子先生の年末の逝去もあり、思うところがあり、今回、羽毛の布団を新調した。人には「羽毛の棺」を買ったと冗談で言っている。普通の綿布団に比べて本当に暖かく、軽く、体に負担をかけずに熟睡できる。体を冷やすから健康を害するのだ。それを防ぐのが危機管理である。完全にはその危機を防げないが、その確率を減らすことは、僅かな投資で可能である。羽毛布団の価格は、健康を考えれば安いと言える。実際、羽毛布団は、結構なお値段がしたが、健康を考えれば満足である。考えてみれば、人生の3分の1を過ごす場所である。

 

羽毛布団業界は二重価格業界

 何事も経験すると世の中の仕組みが分かってくる。今回の知見は、この羽毛布団の業界は二重価格制になっていることだ。その裏事情を知らないと、定価上は高価な羽毛布団を、値引き率が大きいと見せかけて買わされる。

 今回、馴染みの業者にそれを教えてもらい、安く買うことが出来た。羽毛の産地は、片やポーランド製、もう一方はドイツ製であった。製造・販売の会社は、何方も日本の一流メーカで同一である。競合の店は、私をカモだと見て、吹っ掛けたようだ。今回、ほぼ同一レベルの製品を10万円以上も安く買うことができた。

 

2019-02-06  久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年1月30日 (水)

死刑台へのエスカレータから降りよう

 私は健康管理の点で、エスカレータは使わない。それを1回使えば、その分、歩く機会が減り、寿命が1分短くなると私は信じて行動している。つまりエスカレータを使うと、死刑台への階段が自動で送られてしまう。その分、早く昇天である。あるいは、それは地獄への下りエスカレータかもしれない。

 せめて死ぬ時くらい自分の足で歩いていきたい。人は全員が死刑台のエスカレータに乗っている。せめて、そのエスカレータから降りて、自分の足で歩き、体力をつけて、1分でもご先祖から預かった体の寿命を延ばしたい。自然界の原則では、使わない器官は退化する、である。

 できれば、下りエスカレータを全力で駆け上がる元気が欲しい。

 

2019-01-30 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年1月19日 (土)

日本人のほとんど全員がガンになる

「ガン患者が99万5千人」は異常

ガン患者数

 「厚生労働省は16日、2016年に新たにがんと診断された患者数が延べ99万5132人だったと発表した。大腸がんがトップで、胃、肺と続いた。今回は16年施行のがん登録推進法に基づき、がん患者を診察した全ての病院と都道府県指定の診療所に報告を義務付けた「全国がん登録」に基づく初の公表データとなる。

 がんは日本人の死因第1位。公表された統計によると、16年に新たにがんと診断されたのは男性が約56万6千人、女性が約42万8千人で、合計で年間延べ100万人近くに上った。」(日本経済新聞2019年1月17日)

 

日本の出生数

 2017年の出生数は、過去最少94万6千人で、人口の高齢化を反映して死亡数は134万433人と戦後最多。

 

異常だと報道しないマスコミ

 99万5千人とは、およそ日本の生まれてくる人の数と同じ。なにかおかしい。つまり日本人のほとんどの人がガンになるという事実である。この40年間で医療費は4倍に増え、ガン患者は2倍に増えた。厚生労働省発表のガン患者数からいえば、日本人のほとんど全員がガンになるということだ。昨年、私は二人の師を亡くした。その一人の河村義子先生の死因はガンであった。

 

推定有罪

 私の推定では、その原因は現代の食生活と現代社会がギスギスしたストレス社会であることだと思う。食生活は、食品産業の利権が大きく、マスコミでの宣伝の大スポンサーになっているので、体に悪い食品でも、スポンサーに遠慮してマスコミも深くは追求しない。私は加工食品の氾濫ががんを引き寄せていると信じている。

 戦後、アメリカは太平洋戦争での日本の強さに恐怖して、二度と米国に立ち向かわないようにと、日本の精神文化を破壊する戦略で戦後を統治した。いま、その影響がボディブローのように出てきたのだと思う。それが原因で、利己主義、虐めの氾濫や、拝金主義万能の世界観を若い人に染めさせ、ストレスだらけの社会を作った。私はそれもガンの一因と信じている。

 我々は食生活の見直しと、日本古来の精神文化の大事さを見直したい。このブログでは、その危機感を背景に記事を書いている。

 

2019-01-18 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2018年11月22日 (木)

チンはしない、チンチンもしない

 電子レンジに私は健康上の疑問を抱いている。だから私は15年前から電子レンジで、チンはしていない。一膳めし屋に行っても、料理済みの魚や煮物等を電子レンジで温め直しはしない。しかし最近、周りの知人の聴いても、この件は危険との認識が全くないようで、驚いた。それで改めて再考のためこのブログで記載する。

 

技術者の目

 この件は、ネット上でも賛否両論が氾濫して判断がつきにくい。昔の上司に、この件を話したら笑われたが、私は持論を通した。その上司はお酒を電子レンジでチンして毎晩、晩酌をしている。それもそのチンの仕方を滔々と述べて、自慢して美味しいという。私は晩酌する人間を評価しない。私は今までの技術者の経験と常識的判断と経済関係の考察、危機管理の点で、電子レンジの使用は問題ありと判断して、電子レンジの使用を15年前に止めた。それで、世の中は理論通りには動かないことを再確認した。

 

電子レンジ危険論(以下はネット情報を整理して記載)

電子レンジの原理

 電子レンジは「マイクロ波」を使用して料理する。マイクロ波は、まっすぐに進み、水を含むものに吸収される性質がある。電子レンジは、熱効率が最高の2.45ギガヘルツ(24億5千万ヘルツ)のマイクロ波が使われている。食品の中の水分子は、マイクロ波によって激しく動かされ、熱が発生する。それで料理される仕組みである。

 

電子レンジで指摘される問題点

 この問題点は、下記3点である。

(1)食べ物の栄養の破壊、(2)発がん作用、(3)マイクロ波と電磁波

 

 1991年、電子レンジで人肌に温めた血液を輸血したら、米国女性の患者が死亡して、オクラホマ州で裁判が起こった。

 水分が熱を産むほど「激しく動かされる」ことは、温めると同時に何かしらの組織が破壊されたと考えられる。このアメリカ・オクラホマの医療事故の裁判は、血液の中の水分を激しく動かしたことにより「血液中の成分が破壊された」証明であると推定される。組織を超超高速で動かせば、組織の中のものは傷つき、もしくは壊れるのは当然のこと。それは例えば栄養分であったり、生の酵素であったりする。

 

(1)栄養素の破壊

 毎秒24億5千万回もの超高速振動による摩擦熱の調理では、食品の分子・原子レベルで深刻な破壊がおき、栄養素が壊され、体内では代謝できない構造に変性する。ビタミンは破壊されている。ビタミンが破壊された野菜は、分子レベルで破壊が起こり、野菜ではなく、自然界に存在しない異物に変質する。残っているのは、外見は野菜で、中身は野菜ではない。

 また、調理法の違いによる野菜のファイトケミカル(フラボノイド)の変化は、ゆでた場合は66%、圧力釜では47%、蒸した場合には11%しか失われない。しかし、電子レンジで調理したものは、97%も失なわれる。

 

(2)発がん作用

 米オレゴン州、アトランティス・レイジング教育センター出版のロシア実験研究の論文集の中に、「電子レンジの実験対象となった食べ物全てに、発がん物質が生じた」と発表されている。肉類にはDニトロソディンタノラミンという発ガン物質が発生している。さらに活性酸素も大量に作られ、発がん作用があると推定される。

 

(3)マイクロ波と電磁波

 この電子レンジからマイクロ波が漏れ出ると、その発熱効果が人体を襲うことになる。事実、電子レンジが使われ始めた初期には、主婦の間で白内障が多発し、社会問題になった。現在は、その対策はされたようだ。

 電磁波の問題点は、この項では割愛する。問題は食品の変質であって、マイクロ波と電磁波の問題ではない。これは物理的に防げるのだ。

 

以上は下記等の記事を参考にした

電子レンジで人肌に温めた血液を輸血し死亡。アメリカの医療事故が証明 ...

https://macrobiotic-daisuki.jp/densirenji-134661.html

電子レンジが危険!? 使って良いのか悪いのか、必須家電にまつわる噂を大 ...

https://macaro-ni.jp/36680

 

電子レンジは絶対に使ってはいけない!人体に極めて危険!栄養素を全部 ...

https://biz-journal.jp

 

電子レンジは安全か

https://www.facebook.com/notes/minoru-ishigaki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%81%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%8B/331080936979237/

 

電子レンジ調理は危険

http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-112.html

 

 ネットで「電子レンジ  危険」で検索すると、以上を含めて多くの情報が出てくるので、それを見て、皆さんで判断してください。

 

状況証拠

 40年前に10兆円だった日本の医療費は、現在40兆円を超える。それなのに、なぜ40年前に比べてガン患者が3倍に増えたのか。40年前は話題にもならなった認知症患者、鬱病患者が増えたのか、なぜ、すぐキレる子が増えたのか。

 なぜ、シャープは電子レンジより不便なヘルシオを開発したのか。ヘルシオは高温蒸気で食品を温める調理器である。調理時間が電子レンジよりはるかに長くかかり、値段もド高い。

 電子レンジは日本の産業界で売り上げに貢献している。経産省もそれをつぶす訳にはいかない。冷凍食品業界も、電子レンジがなければ成り立たない。食品産業も、マスコミの大きなスポンサーで、それが故にスポンサーに弓を射る電子レンジ批判はマスコミにはタブーのようだ。

 

私の判断 

 常識的に、毎秒24億5千万回も振動で痛めつけられた食物細胞が、加熱前と同じとは思えない。我々は、戦後に出てきた食品、食品加工手段に警戒をすべきだと思う。敵は添加物だけではない。当初、安全だと言われた人工甘味料も後日発癌性が発見され、禁止された。料理器具も警戒すべきである。我々は便利さと引き換えに、悪魔の食べものを手に入れたのかもしれない。その結果がガン患者、認知症患者、キレる子の氾濫ではないか。電子レンジで料理されたものは、なぜか不味い。それをごまかすため、添加物の氾濫ではないか。

 確証はないが、君子危うきに近寄らずで、正式の結果がでるまで、手を出さない方が良いと思う。今の利害関係者から、まともな回答は出まい。正式の回答をする方(政府)も、経済産業省では、電機業界や冷凍食品業界に慮って、まともな調査結果が出るとは思えない。調査さえしていないのが現状である。

 

私は冷や飯食い

 私はご飯をチンせず、冷えたままで食べている。まったく苦にならない。駅弁でもチンなどしないではないか。強いて食べる場合は、お茶づけか、シャープのヘルシオで、高温蒸気を使って温めて食べている。ヘルシオに電子レンジ機能があるが、使っていない。

  

チンチンをする岐阜新聞、中日新聞

 どう考えても、常識的に、論理的にも、道徳的にも、世のコンプライアンス上からも、小川敏大垣行政のやり方が異常である。しかし、岐阜新聞、中日新聞、議会、大垣財界は、小川敏市政に媚びを売り、チンチンである。岐阜新聞、中日新聞は、大垣市の利害や批判に関係することは、絶対に記事にしない。ヨイショ記事ばかりである。マスコミの電子レンジの危険性の取り扱いと同じである。腐敗分子が超高速で、行政と地方紙の中を走り回っている。

 19年間にわたりカルロス・ゴーンにチンチンしてきた日産の幹部が目覚めて、ゴーンの悪行を調査して、警察に売った。2018年11月19日、ゴーンは逮捕された。そのやりたい放題の腐敗ぶりを報道で見て、当時からおかしいと感じていた己の感性が正しかったことに安堵した。この逮捕は日産の夜明けとして喜ばしいこと。

 18年間も続く大垣市の独裁的暗政に夜明けを期待したい。条例で、自分達の行事費用の使用用途をマル秘にするなんて、ゴーンと同じレベルである。長期政権は、かならず腐敗する。それは歴史が証明している。

 私は、権力者に媚びを売って、チンチンなどしたくない。良識ある目で、世の中を見て、自分の生活と大垣を守りたい。

 

2018-11-22 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2018年11月11日 (日)

美食の罠、飽食のツケ

ガン治療の話題が新聞、テレビに取り上げられない日はない。しかし、本当に必要なことは、治療ではなく、ガンにならない生活の方法の追及である。マスコミも病院も己を守ってくれない。自分で自分の体を守るしかない。

 

問題と課題

ガンになるのは問題である。問題は対処療法で直せばよい。ガンにならない生活を目指すのが課題である。あるべき姿と現状の差が課題である。その課題を無くすために、私は、今は食事に最大限の注意を払っている。私は、自分の体の病気の履歴から、食生活がガンや目の病気、生活習慣病を誘発したと確信した。

私の病歴:胆石症、大腸ポリープ、白内障、緑内障、網膜静脈閉塞症、網膜剥離、高血圧、記憶力低下、肥満、

(腹黒? 最近は食えん人が多すぎて食い過ぎたため?)

 

私は、真島消化器クリニックの真島先生の指導で食事療法により、油、脂肪、砂糖、合成調味料、酒、を断つ食事を続けている。美味しいものには毒がある。だからドクターストップで、食べない。ウナギやノドグロなど涎が出そうだが、ドクターストップで食べられない。それでも病気になるより、はるかに幸せである。

真島消化器クリニックHP     majimaclinic22.webmedipr.jp

 

マスコミの裏切り

ガンを誘発する食料品の宣伝にマスコミは忙しい。マスコミは決してスポンサーの都合の悪い報道はしない。マスコミは美味しいファーストフードの宣伝をする金もうけが忙しい。飽食の番組や料理番組が氾濫である。体に悪いことが分かっているのに、それの原因追及もせず、体に悪い食材のCMを垂れ流している。

40年前の日本の医療費総額は10兆円である。それが今では40兆円を超える。それでいて、ガン患者は増える一方である。なにかおかしくないか。それはガンの根本療法でなく、対処療養をしているからだと思う。

40年前は認知症など話題にも上らなかった。これもガンの原因と同根だと私は信じる。

 

がん患者最多86万7千人 大腸がんが胃がんを抜き1位に

 国立がん研究センターは14日、平成26年に新たにがんと診断された人は867千人で、過去最多を更新したと発表した。高齢化に伴って増加し、30年は1014千人になると予測している。部位別で最も多かったのは大腸がんの134千人で、25年に1位だった胃がんを抜いた。(中略)

 大腸がんは、食の欧米化が要因の一つとされ、増加傾向にある。(中略)部位別では、男性は胃が最も多く87千人、次いで肺、大腸、前立腺、肝臓。女性は乳房が最多で76千人、大腸、胃、肺、子宮が続いた。(2018.9.15 産経ニュースより)

 

2018-11-11  久志能幾研究所 小田泰仙

  著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2018年7月26日 (木)

脳梗塞・心筋梗塞・高血圧の真因

 私は高血圧症で、それが遠因と推定される網膜静脈閉塞症になり、視力が低下した。その原因を機械エンジニアの視点で考えて、真島院長(真島消化器クリニック)が唱える理論に納得した。それでこの1年半ほど、4か月に一度の頻度で真島先生の治療を受けている。そのお陰で、網膜静脈閉塞症もよくなり、高血圧症も小康状態になり、降圧剤の服用を止めることができた。7月に診察を受けた時、真島先生著の血管の病状の解説本が出版されたのを知り購入した。それを紹介する。

 私は、真島院長がバラの栽培を通して自然現象を観察し、人間も自然の一部だとして、トヨタ生産方式のなぜなぜを何回も繰り返して、10年間の研究でこの成果を得たことに感銘を受けた。何事も真因を突き止めないと、問題は解決しない。

 

要約『脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因』

 真島康雄著   幻冬舎 1100円+税 2018年刊 新書版 全239頁  

1

2

 動脈硬化とは、その漢字から、動脈がかたくなった状態だと思われ思われるかもしれませんが(p28)、動脈硬化とは、血管壁の内側に超微粒子の脂肪滴が堆積し、血管が肥厚した状態です。血管壁が内側に厚くなるために血管内腔が狭くなり、血流が悪くなり、酷い場合は、血流が途絶えてしまったりします。(p73)

 (血管内プラークは、)川底をイメージしてください。物理の法則に従えば、川底の砂のように、比重が重い超微粒子の脂肪滴ほど血管壁のなかへ堆積しやすい。(p77)

 脂肪滴というのは「油(油脂)」のことです。台所で料理や洗い物をするとき、シンクに油をたくさん流すと、やがて排水管の内側に油汚れがへばりつきます。それと似た状態が血管にも起こっているわけです。(p81)

 甘い物の食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎは、血管内皮細胞間隔を広げます。そのため血液中の超微粒子の脂肪滴だけでなく、それよりもサイズの大きい中小の脂肪滴まで入り込むため、プラークがどんどん形成される。(p86)

 動脈硬化はあっても静脈硬化はない。微粒子の脂肪滴が血液の高水圧(正常血圧)流に擦られ、次々と正常な血管内膜・中膜へ溜まり、これがプラーク(動脈硬化)となります。静脈は動脈より桁違いに血圧が低いので、静脈プラークが形成されないのです。(p86)

 こうした過程において、(血液がプラークに阻害されて正常に送られず)組織が低酸素状態のなると肩こりやこむら返りが生じたり、さまざまなガンが発生したりすることも。(p90)

 脳梗塞は「脳血管のある場所にプラークの一部が頸動脈から剥がれて飛んできて脳梗塞になる」という仮説よりも、「ある部分の脳動脈にプラークが堆積し、その部分において脳動脈が狭くなり、その部分で血液が流れなくなって脳梗塞になる」と考える方が自然です。(p167)

 2001年発表の日本の疫学調査で「ハム、ソーセージ、レバー、揚げ物が好きな女性は肺がんになりやすい」という結果が得られている。油いためで、キッチンで調理する人の気管支も油まみれになります。私は女性の肺がんの一部は、キッチンで揮発した食用油を頻繁に吸い込むために起こっているのだと考えます。戦前の日本には、そもそも油を使った料理の習慣がありませんでした。そのお陰だと思うのですが、戦後しばらくは認知症も稀で、脳梗塞、心筋梗塞も少なかったのです。(p215)

 

私の家族の病歴

母の死

 母は高血圧で、それが原因で脳溢血となり、手術で一時は回復したが、その後、脳梗塞を発症して、4か月ほど意識のないまま、69歳で亡くなった。これは真島先生の理論でいう血管内壁のプラーク堆積が原因で、脳梗塞になったと推定される。母は肥満体で美味しいものを食べていた。

 

父の死

 父は85歳で初期の胃ガンになり、胃の全摘手術を受けて、胃ガンは完治したが、その1年後、肝臓にガンが転移して世を去った。父は高血圧の薬と睡眠薬を常用していた。つまり血管内部にプラークが溜まり、必要上で血圧が上がっていた。それを降圧剤で下げると、血の栄養素と免疫機能がある白血球の循環に障害となる。体の自律神経は、必要だから血圧を上げている。高血圧の真因を放置して、現象の高血圧を下げる対処療法なので、ガンを発症したと推定した。

 両親は私に、己の死をもって病魔を防ぐ術を教えてくれた。合掌。

 

私の病気、死の前兆

 自分の体の不調(高血圧症、肥満、心房細動、網膜静脈閉塞症、記憶力低下)は、40年間来の食生活の乱れで、血管内壁に堆積したプラークが真因であると推定した。それで真島先生の指導で、油の多い料理、菓子類、肉類、乳製品、酒類を避ける食事療法に取り組んだ。

 私の身の回りには油、糖分、添加物だらけの美味なる食品が激安で氾濫している。しかしその食品には、遅延性の毒が盛られている。それはフードトラップ(食品に仕掛けられた至福の罠)である。

 

降圧剤の弊害

 高血圧症の場合、一般的に降圧剤が処方される。しかし高血圧症は、血管内部が狭くなり、血が全身に回らないので、自律神経の機能で心臓のポンプ作用を上げているに過ぎない。降圧剤で血圧を下げると、必要な血が全身各部や脳に回らなくなると、認知症、ガンの発症率も高くなると推定した。血液には免疫酵素が含まれており、種々の病気の発症を防いでいる。その血流が、降圧剤で妨げられれば、病気にもなる。それが、自然の理である。基本的に薬は毒である。

 

真島消化器クリニックでの治療

 私は4ケ月に一度、真島消化器クリニックで診察を受けている。この医院では、看護婦からの事前問診が20分(初診)、真島院長によるエコー検査が20分、資料説明が10分、エコー検査の写真8枚と食事療法の資料40頁を渡される。全身8か所の血管のプラーク厚みを測定する医院は全国で、ここだけである。診察は予約が必要です。私の時は半年待ちでした。

 真島消化器クリニックでは8カ所の血管エコー検査を行うのが、そのうちの3カ所分の検査には保険請求ができず、時間もかかり、かなりの実質収入減となるという。それでも真島院長は、使命感で血管内プラークに起因する病気の撲滅に取り組んでおられる。金儲け主義では、これはできない。

 

真島消化器クリニック

真島康雄院長 福岡県久留米市野中町1483-4 TEL:0942-33-5006)

http://majimaclinic22.webmedipr.jp/

  血管プラークに関する研究情報が随時更新して公開されている。

 

2018-07-26  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年7月22日 (日)

親の死からの学び

 昨日の2018年7月21日、父の17回忌、母の27回忌の法要を彦根の菩提寺で行った。最近の都会では、親の法要は、7回忌迄くらいで、後の法事を行わないご時世である。それなのに親の27回忌法要を行えるは、ありがたいことだと思う。親を偲ぶ法要は、子としての義務だと思う。法要を行うことで、親のご恩を思い出し、自分のこれからの生き方に光を与えてこそ、故人が喜ぶ法要だと思う。

 

鱗介の族は水を虚と為し、水の実たるを知らず

  佐藤一斎 言志四録 後六53

 現代訳:人間という奴輩は、空気があることを意識もせず、感謝もせず、金儲けに熱中して走り回っている。今自分が有るのは、親、ご先祖があってのこと。それを忘れて大きな顔をしているのは、最大の親不孝である。

 

法要でのご利益

 日頃、疎遠になっている親せきと顔を合わせ、近況報告をしあって、自分の立ち位置を確認する。まだまだやれる自分を確認することは、うれしいことだ。

 前回の法要の時に顔を出していた親せきが、死亡や加齢で出られなくあり、一人、一人と姿を消していく様は、寂しい限りである。人生の有限を教えてくれる行事でもある。

 この酷暑の中、3時間も車を飛ばして彦根まで来てくれる親戚に感謝である。

 

ボケの目覚め

 連日の酷暑のせいでの疲れか、加齢によるボケか、認知症か、お供えをお店に取りに行くのを忘れて、高速道路に乗ってしまった。それに気が付いても高速道路上なので逆走もできず、結局、次のインタチェンジで降りて23キロもの回り道をして、40分ほど遅れてお寺に到着した。余裕をもって出たので、法要開始時刻には間に合ったが、私が法要の主催者なので、失態ではある。大きな行事を運営することは、己の事務処理能力の現状把握ができる。今日の法要は1敗1勝であった。まだまだやれる自分と己の老いの発見である。

 

親の背中の教え

 人は何のために故人の法要を行うのか。そういうことを、両親から背中で教えてもらっていないと、その意味を考えることもないようだ。私は両親から、法要をして当たり前、仏壇に手を合わせて当たり前として育ったので、法要をすることに何の疑問も感じない。

 そうでない親戚を見ると、本人は認識していないようだが、人として最大の不幸せを見る。残念ではあるが、その親戚とは距離を置かざるを得ない。さらに悲劇なのは、それに相手は気が付かないのだ。

 

ご先祖を軽視の世代

 しかし最近、「今後、両親の法要をする気はありません」と7回忌以降の法要なしをお寺さんに宣告する遠戚を見ると、考えてしまう。法要はおろか、お墓参りも数十年、ご無沙汰のようでは先祖を思う心は、その子供に伝わるまい。その子供の子も同じである。

 そういう輩が世にはびこるから、「誰でもよかった」という無差別殺人事件が起きるのだ。ご先祖からの脈々とした血のつながりを見れば、人殺しなどできるわけがない。人殺しを犯した人の家には、仏壇・神棚はないものだ。

 

親の歳までは生きる

 若いころは体の弱かった自分が、現在は健康で、母の歳まで生きてこられたことに感謝である。それを実感するのが法要である。同期の仲間はすでに2割が他界している。親孝行として、せめて親の歳までは生きたいと思う。できれば親の50回忌を勤めてあげたい。92歳で現役の馬場恵峰先生を模範とするとまんざら、実現性がないではない。死んでもいいから(?)、健康管理ファートで生きている。

 

酷暑

 当日の酷暑で、本堂でのお経が終わり、お墓の前でのお勤めでは、酷暑の日差しでクラクラしそうであった。お寺さんが、ここで皆さんに倒れてもらっては困ると、短時間でお経を切り上げ、無事に法要が終了した。聞けば、お墓の前でのお経上げ時、倒れる人も出ているとか。酷暑の日本で法要にも影響が出ている。異常な暑さである。

 

両親の最期の教え

 法要からの教えは、両親の死因からの生き方である。両親と同じ生活習慣を持っている己は、両親と同じ病気にかかる確率が高い。それを教えてくれるのが親の死である。それを再度、法要で認識させられる。親は、「貴方も何時かは死ぬのだよ。せめて私と同じ病気では死なないで。私の死から学んでくれ」が親の最期の教えであった。

 

父の死からの学び

 父は85歳で初期の胃ガンになり、胃の全摘手術を受けて、胃ガンは完治したが、その1年後、肝臓にガンが転移して世を去った。そのことを法事のたびに考える。父は85歳の高齢なので、本来ならガンの進行も遅く、他への転移の確率も小さかったはずだ。父はシベリア抑留を生き延びた体である。

 父は高血圧の薬と睡眠薬を常用していた。私も20年来の高血圧で、その対策を模索していた時、真島消化器クリニックの真島先生の説に出会い、機械設計者として、油圧回路設計もした経験から納得した。つまり血管内部にプラークが溜まり、必要上で血圧が上がっている。それを降圧剤で下げると、血の栄養素と免疫機能がある白血球の循環に障害となるとの説である。体の自律神経は、必要だから血圧を上げているのだ。高血圧の根本原因を放置して、現象としての高血圧を下げる対処療法をするから、別の病気が出てくるのだ。ストンと納得できる説であった。

 それから、血圧が上がる原因である血管内プラークの低減として食事療法に取り組んで、2年弱で降圧剤の服用をやめることができた。父親の死からの学んだ最大の教えである。

 

2018-07-22  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年7月17日 (火)

私が「飲むウツ買う」をやめたワケ

薬を飲むのをヤメ

 私は高血圧症で、20年来、降圧剤を飲み続けていて、最近は医師からもらう薬代が、月に1万円を超えるまでに、赤ちょうちんの飲み代より多くなってきた。それが、今回、治療の効果が出て薬を飲まなくても済むようになったのだ。

 今日、2018年7月17日、午前中でも36度もある酷暑の中、かかりつけの病院に行ってきたが、行くだけで病気になりそうな気温であった。それでも医師と最近の血圧データと投薬の状態資料を見せながら相談して、20年来飲んでいた高血圧症治療薬の降圧剤の服用を、中止とすることができた。これは嬉しい限りである。一般的に降圧剤は、飲み始めると死ぬまで飲み続けるといわれている。この詳細は後段で述べる。

 

鬱病にされるのをヤメ

 宮使えで中間管理職は辛い立場である。上と下からの突き上げで、部下よりも管理職本人が鬱病にかかることが多い。

 「鬱」とは、木に葉が鬱蒼と茂り過ぎた状態を表す漢字である。その木が支えられる許容を超えた葉っぱが、木に茂りすぎた状態を表す。要は、その人の能力以上の仕事を抱えて、頭がオーバーヒートした状態を鬱病という。治療は簡単である。かかった負荷を減らせばよいのだ。それを現代医学は、薬で治療しようとするから、さらに悪化して自殺などになってしまう。薬の投与は、金儲け主義の製薬メーカーの陰謀である。鬱病は薬では治らない。病院に行けば、全員、鬱病と診断される。医師もそのほうが楽なのだ。

 その昔、私も鬱症状になったことがある。医師にかかれば鬱病と診断されるのは確実であった。私の部下に鬱病に罹った人が多くいたので、管理職としての立場で鬱病の研究をしていた。鬱病は、投薬では治らずかえって悪くなることを知っていた。なにせ開発部隊の管理職は、開発部隊よりも管理部署なら楽だろうと、その管理職が鬱病になるまで追い込んだ若人を私の部署に異動させて来るのだ。

 だから私が職場で追い詰められて鬱症状になったとき、医者にかからず自分で治した。それで今の自分がある。

2p1090240   うつ病を研究した時の書籍

 

高く買っていたのをヤメ

 私は定年後、大垣に帰郷して、大垣の風光明媚な環境に目覚めて、小川敏大垣市長を高く買っていたが、最近になって、大垣を衰退させた諸悪の根源は大垣市長自身だと分かり、大垣市長を高く買っていたのをやめた。詳細はカテゴリー「大垣を良くする階」を参照ください。

3p1000841   住吉燈台  大垣市

 

高血圧症という現象

 高血圧症は病気ではない。そのまま放置すると、深刻な病気になるよとの体が発する警告である。降圧剤で血圧を下げても、根本治療にはならない。それは対処療法である。むしろ体には悪影響を与える。血管が異常になり、血圧を上げないと正常に血を全身に送れなくなったので、心臓のポンプとしての機能で流体の圧力を上げているに過ぎない。それを降圧剤で下げると、血液に含まれる栄養素と免疫酵素が細胞の末端まで送られず、ガンや認知症の発病となってしまう。

 

私の治療対策

 私は、降圧剤を飲まなくてもよい状態に戻す根本的治療を探していた。ご縁があって2016年10月14日に久留米の真島消化器クリニックの真島康雄先生に巡り合い、それから先生の指導で根本治療に取り組みだして、紆余曲折はあったが、1年半の取り組みで、降圧剤の服用を中止できた。

真島消化器クリニック http://majimaclinic22.webmedipr.jp/

 1p1080429   真島消化器クリニック 2016年10月14日

高血圧の原因を知らなければ、治療はできない。一般的な医師は診察をして、パソコン画面を睨んで、「管理職としてのストレスでしょう、太りすぎです、加齢現象です、薬を出しておきます」で終わりである。その間、せいぜい数分間である。どうしたら高血圧を治せるかの指導はしてくれない。せいぜい「体重を落とせ」である。

 

高血圧症の原因

 高血圧の原因は、血管内部に蓄積したプラーク(脂肪の粕)が血管内部の内径を狭めて血流の流れを阻害しているためである。血管が実質的に細くなっているから、血を送る圧力を上げないと血液を正常に送れないので、自律神経の作用で血圧を上げているに過ぎない。それを降圧剤で下げるから副作用が出るのだ。私の記憶では、40年前は、病気の原因にガンも認知症も話題にも上らなかった。

 

高血圧症の治療

 まず、現状把握として、全身の血管にたまったプラークの状態を調べなければならない。そのため、全身8か所の血管のプラーク層の厚み測定がある。それは現在、真島消化器クリニックでしか実施していない。普通の病院では採算があわないのだ。そのうえで予防処置としてこれ以上、血管内部にプラークが蓄積しないように正しい食事療法の指導がある。その上で、たまったプラークを減らす治療を指導される。

 

治療の結果

 その治療と指導を真島消化器クリニックで受けて、1年半の取り組みを経て、今回、降圧剤の服用を中止できたのだ。そのために私は岐阜県から、福岡県久留米市まで、4か月に一度の頻度で、診察に出かけている。交通費が勿体ないではない、死んでもいいから(?)健康管理である。健康管理は己の責任、生死は神仏の管轄である。

 真島院長の診察は、一人30分である。真島先生は採算を度外視して、血管プラークの削減を使命として戦っている。まるで古武士の雰囲気である。海外からも診察にくる患者も多いと乗ったタクシーの運ちゃんは言う。初診の予約では、半年待ちである。こういう先生とご縁ができたのはありがたい。

 

大垣市は高血圧症

 大垣市は、お上から流れる悪性の汚泥のカスが大垣市行政のパイプに蓄積して、様々な病状が出ている。言い換えれば脂ぎった汚濁した資金が流れているのだ。市政100年記念行事で、3億円余を散財しても、それが適正でないのが明確でも、行政の仕組み上では、誰も止められない。裏金があると思われても、使用明細も領収書も非公開と条例で自ら定めているので、部外者は誰も監査ができない。大垣行政の自律神経を、市長、行政、市議会、マスコミが故意に麻痺させている。市議会もマスコミも一蓮托生で、誰もそれを阻止しない。だから行政マンは獲得した予算を使い放題である。想定される事態は、突然死である。怖ろしい大垣都市伝説は生きている?

 

2018-07-17  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。