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2019年4月 5日 (金)

社会のガン組織が、日本人を皆殺しにする 1/2

第一部:飽食という名の臭癌症

 現在、日本人の二人に一人がガンになり、脳梗塞、心筋梗塞が死因の一位、ガンの死因が3人に一人で2位の状況で、この40年間、医療費は増大の傾向が続き、ガンも減るどころか、増加の一途である。実に日本人の99万5千人がガンに罹患する。ガンに罹患すれば、「強制収容所としての」ガン病棟に収容される。その数は日本の新生児とほぼ同じ数である。欧米ではガンは減っているが、先進国で日本だけがガン患者が急増である。このままでは、日本人全員が癌になる。何かおかしいのだ。異常な現象があれば、必ず原因がある。その原因をこのブログで探りたい。

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   欧米と日本のがん死亡者数の比較

 船瀬俊介著『あぶない抗ガン剤』共栄書房 2018年 より

 なぜ、アメリカは1994年以降にガン死亡率が減る傾向になり、日本は、どんどんガン死亡率が増える傾向なのか?

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バケツ2杯の罰

 その昔、学校で悪さをすると、罰として水の入ったバケツ2杯(約10kg)を持たされ廊下に立たされた。それが今は、長年の飽食の罰として、肥満になると脂肪の塊(10kg)が身につけさせられる。天からの罰として、バケツの水と同じ重さを持って働かされていると同じである。

 肥満になれば、高血圧、糖尿病、脳梗塞、ガン、通風等の病気になるのは自然の理である。飽食が万病の元である。その結果、医療費も高騰の一途をたどり、40年前に総額10兆円であった日本の医療費は、現在、40兆円超えまで増えている。医学が発達しても患者は増えている。がん患者は2倍に増え、乳がんは4.7 倍に増えている。

 これは人の食生活が贅沢になり、本能のまま旨いものばかりを求め、心の修養を怠った結果である。それをテレビが煽っている。その罪悪の履歴(閻魔帳の記録)が体に付いた脂肪の重さで「情報公開」される。誰でも閲覧可能な情報である。見れば分かる。閻魔帳はあの世に無い。今の己の体が閻魔帳である。

 現代人は、飽食という病気に罹り、一億総痴呆、一億総玉砕にまっしぐらである。このままでは日本は滅亡である。

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 この宣伝ほど人を馬鹿にしたものはない。この会社は日本人が節操がなく、餓鬼にように食らう人種だと見下している。この製薬会社にとって、日本人はカモなのだ。

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 この種の番組ほど、日本人を愚弄したものはない。我々はこんな痴態を世間様に見せる程、劣化したのだ。

 

飽食の連鎖(food slave chain)

 テレビでは連日、グルメの番組、料理番組、行列のできる飲食店の特集、大食い番組、絶品食品の宣伝、スイーツ・ジャンクフードのCMが目に付く。締めくくりとして胃腸薬の宣伝を大々的に展開する。ここに「飽食の連鎖」で食い物の奴隷に成り下がった現代人を垣間見る。食い物を食い物にして、金儲けに走る企業の戦略が透けて見える。

 

日本人の肥満

 その結果が、日本の男性の40代~50代で肥満者が30%を超えている。20年前に比べると3割も増加である。肥満は病気である。この結果が、医療費40年間で、3.7倍への肥満化である。現代社会は病気製造の片棒を金儲け主義の企業が担いでいるといえる。更に製薬会社と医療産業まで金儲けで目の色が変わっている。人の命をネタに金を稼ぐのは、吸血鬼ビジネスである。

 その誘惑に負けた食い意地の履歴が、己の肥満として閻魔帳に記録される。美味しいものには毒がある。何のために生かされた命かを自問しよう。

 

足るを知らない

 満腹したライオンは、目の前をウサギが通っても襲わない。それが自然の摂理である。ライオンでも本能として「足るを知る」のである。ところが現代人は、満腹でもあるだけ食べてしまう。テレビも「食べろ食べろ」とグルメ番組の氾濫である。これでは、人間様も犬畜生にも劣る存在に落ちぶれる。その罰を糖尿病、高血圧、ガン、認知症として受けている。世の中では最高のことしか起こらない。ガンでさえ、己の細胞の「火事」を最小限に防ぐために命が起こす自衛活動である。病気になるのも、みほとけからのメッセージである。それに聞く耳を持たないのが現代人である。

2019-04-05   久志能幾研究所 小田泰仙

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