2021年5月22日 (土)

自分は仕事以外に何が出来るのか?

 

 会社を定年になり、会社を離れて自分は仕事以外に何が出来るのかを、自身に問うべきである。だから第二の人生で何が出来るのかを、会社に勤めている間に道を探すべきなのだ。会社に勤めている間に、その道を歩く準備に一日の時間の1割を割いて学ぶべきだ。そうしないと、定年後、やることがなく認知症になり、早く死ぬ。

 仕事は生活の糧である。それを卒業した後が、本当の人生なのだ。家のローンも終わり、子育ても終り、これからが人生の収穫期である。それなのに、やることがないなんて、惨めすぎる。それは社畜の人生だ。

 第二の人生でやることが、魂の糧となる。己は会社生活38年間で、何をするために生まれてきたかを、悟るべきだ。

 

利己主義

 下手でもいい、何かを取り組むべき。最初は下手で当たり前。字書き恥かきというように、恥をかかないから、何事もうまくいかない。

 身の回りで問題があっても「言わぬが花」と黙っている人は、保身主義者である。自分が可愛いのだ。自分が傷つきたくないのだ。それは今まで世間様から育ててもらった御恩を忘れた畜生の行為である。

 「学びしことを人に教えざるは、借金をして返さざる如し」と福沢諭吉は説いた。今まで多くのことを人から学んできた。そのお陰で智慧ある年長者に成長したのだから、それを人に教えないと、知識泥棒になってしまう。教えないから、認知症になる。「俺には関係ない」と利己主義を出すから、認知症になる。日本では、65歳以上の15%は認知症である。グローバル経済主義の氾濫で利己主義者が増えたのも原因の一つである。

 

人に教える

 「情報」とは情けの知らせである。それを自分の頭の中で、その流れを止めるから、頭の中で腐ってくる。溜めずに、人に話してその考えを流すから新しい発想や別の情報が入り、生まれてくる。

 それはお金も同じである。お金は財産ではない。経験を得るための回数券である。それを溜めるから、有効期限切れになって腐ってしまう。若い時に使うべき経験のチャンスは、年老いてからでは有効期限切れで使えない。私も若いときにやっておくべきことが出来ず、後悔してことが多々ある。

 お金を世間に流せば、利子をつけて帰ってくる。その利子とは経験から生まれる智慧である。馬場恵峰先生は、自費で260回以上も中国に旅された。その経費は約8千万円で、お金は消えたが、それから得た智慧とご縁は消えない。得たご縁は限りない。2019年12月13日から、馬場恵峰先生は最後の中国旅行をされた。それは人生最後のお別れの挨拶回りという。実際にそうなってしまった。何ごとも永遠に続くわけではない。

 

宗教の教え

 会社生活でしみ込んだ自己中心主義を止めないと、定年後の第二の人生は寂しいものになる。仏教もキリスト教も「自己中心主義を止めなさい」が基本の教えである。欧米の企業が害毒を振りまいたグローバル経済主義、拝金主義、利己主義が日本人の心を破壊している。宗教はそれとは反対の教えである。

 己の第二の人生で、人を祈る気持ちがないと、神仏の加護はない。今の成果主義、利己主義の権現のままでは、社会に受け入れてもらえない。

 

学び

 何のために学ぶかというと、己の感性を高めるためである。感性とは教養の事。それは学習しないと身に付かない。そのために「温故知新」、「温故創新」が必用だ。

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             「修身」2004年

2021-05-22 久志能幾研究所 2028   小田泰仙

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2021年5月21日 (金)

狂果臭 医界からカネ腐臭が漂う

医色同源

 「医は仁術」は遠いおとぎ話で、今は「医は算術」である。薬の開発、薬の宣伝費、診断機器の減価償却費、医師になるための費用、誤診の賠償のための保険金等で医者も金が要る。現代の医療業界は金に色気があり、算術ができないと商売ができない。

 この40年間で日本の医療費は4倍に増えて、ついに43.6兆円(2019年)に達した。国の税収は60兆円なのに、この金額である。それでいて患者は減らず、増える一方である。癌患者は4倍に増えた。なにかおかしい。無駄な医療が多すぎる。また医学界は対処療法ばかりで、医療費を減らす気がないためである。

 2007年、夕張市が破産して、市の公的医療機関が無くなった。それでも夕張市の病死者数も平均寿命も変わらない。病院は不要か?

 

ガン治療 対処療法 花盛り

 ガンはこの40年間で4倍に増えた。医療費も4倍に増えた。医学界はガンを治療することばかりの金を使っている。しかし何故かガンになった原因追及とその対策費には金を使わない。それをやると医療業界が儲からないからだ。ガン治療は売上高が多くドル箱なのだ。癌になれば平均で400万円が消える。

 ガンの再発を防ぐには、対処療法ではなく癌になった真因を見付け、それを絶たなきゃダメである。危機管理とは、事故が起きないようにする学問である。病気は人体の事故である。予防医学こそが最大の健康管理である。死んでもいいから、健康管理である。

 

抗がん剤 癌は死なず 患者死ぬ

 抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な細胞も攻撃する。それで免疫力が低下して、肺炎等で死ぬ。ガンでは患者は(すぐには)死なない。樹木希林さんも全身がんになりながら、直前の1か月程は寝込まれたが、最期まで現役で過ごされた。

 抗がん剤で何故髪の毛がぬける? 体は抗がん剤を毒物として認識し、緊急非常事態として、必要のないものを捨てている。それが脱毛である。

 高齢の私は抗がん剤に耐える体力がないと判断して、医師から標準治療として強要された抗がん剤治療を拒否した。結果として薬物担当医師とけんか別れをした。それで今の私の命がある。

 

甘いもの 癌の大好物 身の破滅

 癌は糖質を栄養に増殖する。ガンは体に入ってきて余った糖分を栄養とする。若い女性のがん発生が急増している。若い癌患者の75%が女性である。スィーツの摂り過ぎがその一因である。

 私は愛知県がんセンターに定期的に検診にいっているが、そこで多くの若い女性を見る。若い癌患者の75%が女性であることを実感する。

 

美肌宣伝 化粧品の陰謀 がんの元

 日本人は太陽光で皮膚がんにはならない。それより白い美肌のためとして、太陽光を避けた「狂った生活」を送るとビタミンD欠乏症となり、癌を誘発する。ビタミンDには癌を防ぐ力がある。過去を検証すると化粧品会社が美肌宣伝を始めてから、乳がんが急増した(南雲先生の分析)。白い美肌宣伝は化粧品会社の金儲けの陰謀である。

 私も南雲先生から、ビタミンD欠乏症と診断され、治療を受けている。

 

とりあえず 薬を出して お茶濁す

 薬は基本的に毒である。とりあえず薬をだすような、いい加減な医師からは離れるのが得策。お陰様で私は現在、薬は一切飲んでいない。

 大垣に転居して、市内のW病院で高血圧症で初診で診察を受けたら、「とりあえず降圧剤をもう一種類追加しましょう」というので、即、その病院を去った。

 当時、必死に減量して、降圧剤の量を少なくしようと取り組んでいるときであった。そんな安易に薬を出す医師は信用が出来ないと結論した。

 

酒は百厄の頂

 「酒は百薬の長」は、酒メーカの戯言。酒に適量はない。酒は少量でも発がん性物質を飲むことになる。

 ワイン1本で、男性はタバコ5本分、女性はタバコ10本分の癌発症リスクがある。私は4年ほど前から完全禁酒にしました。

 

2021-05-21 久志能幾研究所 2027   小田泰仙

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老いて知る人生の結論

天網恢恢疎にして漏らさず

 

 いくら年老いても、今からでも遅くない。人生の結論に気が付いた時から、改めればよい。改めたことだけ、確実に残り人生が豊かになる。

 残り人生38年になって(?)やっと人生の結論を得た。

 

親類はあてにならない。

 長年の友もあてにならない。

 長年の友も経年変化をする。無常である。

 勿論、国なんかあてにならない。

 頼るのは自分だけ。そう思えば強くなれる。

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 終活で断捨離なんて大間違い

 記憶こそ人生だ。その記録を捨てるとは、人生を捨てること。

 断捨離は死後、カネさえ出せば、業者がやってくれる。

 想い出の品で人生を振り返り、反省して今から新しい人生を創るのだ。

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嫌な上司や陰険な年寄りは気にするな

 必ず、先に死んでいく。上司など一過性の付き合いだ。

 

失敗、左遷、孤独になった時が成長の時期である。

 置かれた場所で咲けばよい。

 長い人生で、たかが一過性の事象である。

 挫折を知らない奴ほど、上の仕事ができない。

 学校の成績など、50年前の記憶力テストだけのこと。

 記憶力だけ良くても、実の仕事ができるわけがない。

 東大出だからといって、仕事が出来るわけではない。

 そいつが20年間も市を君臨して故郷が没落した。

 知識は陳腐化する。知恵は熟成する。

 

師の偉さは取り巻き次第

 以前に師と仰いだ人の死後、取り巻きに煮え湯を飲まされた。

 それで師に幻滅したことが数知れず。

 師が後進や取り巻きまでを教育できてこそ、真の師である。

 それは師の死後にしか判明しない。

 

定年後、やることがない奴ほど、付き合えない。

 そういう人間は、日々、陳腐化していく。

 老いても日々成長している人と付き合いたい。

 心が青春の人と付き合うべし

 

人生は思った通りになる。日頃の口癖が人生を創る。

 どうせ俺の人生なんて、と言っていると、その通りになる。

 後ろ向きの言葉を吐く人を避けよ。副悪縁流の被害を受ける。

 

若い時に流さなかった涙は、老海で後悔の涙になる。

老いても心を若くして、世のために苦労をしよう。それが人の華。

 

3歩前進、3歩後退でよい

 結果が伴わなくてもよい。どうせ死が目的地だ。

 動けば経験知、智慧は増えている。決してゼロではない。

 

若さにかまけた暴走のツケは、老いて病気というツケを払う。

 暴飲暴食、タバコ、夜更かし、

 タバコによる肺の損傷は、老いてからくる。肺の組織は再生しない。

 狂った生活、食生活はガン、認知症の最大原因である。

 

降りかかる事象に対処療法で胡麻化していると、後日、痛い目にあう。

 何故なぜを5回繰り返して、真因を探せ。

 病気も悪縁も同じである。なぜそんな悪縁に巡り合うか考えよう。

 

見えない世界に目を向けよう

 この世は正の世界と負の世界で成り立っている。

 とかくエリートは目に見える世界ばかりに力を入れる。

 だから見えない世界の精霊に足をすくわれる。

039a34431s  馬場恵峰書

 

2021-05-21 久志能幾研究所 2026   小田泰仙

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2021年5月20日 (木)

恵峰先生を偲ぶ会(4)夢見佛の借金地獄

同じ夢見る弟子佛  異床同夢

 

 馬場恵峰先生は60歳(1988年)の時、私財を投じ日中友好親善と社会奉仕活動の一環として日中文化資料館を建設された。建設費用(1億円)は銀行からの借入で、350坪の敷地に、日中文化資料館と図書館が建てられた。

 実家の家屋敷を担保に入れ、知人達に保証人になってもらい、多額の生命保険をかけての銀行からの借入れであった。

 今ではそんなことは銀行が許してくれない。恵峰先生は良き時に良き決断をされた。

 

借金地獄

 並みの人間には還暦の身で1億円の借金を背負うのは地獄である。生命保険料が高いとこぼされながら、再婚するなら相手は保険金目当てだろうとご夫婦で冗談を交わすユーモア精神で地獄を乗り越え、24年間の年月をかけて、御歳84歳(2010年)にその借金を完済された。完済時には、先生も若先生と手を取り合って感涙されたという。

 

弟子への影響

 その影響を受けてか、2014年、延岡市の山崎さん(65歳)が自動車整備事業で1億円の投資で新しい特殊車両整備事業を宮崎市で立ち上げた。同じ2014年、盛岡市の齋藤明彦氏(64歳)も今の電線工事事業の1億円の新規投資として仙台市に進出して新事務所を立ち上げた。これは夢見佛の恵峰先生の後姿を見ての因果であろう。両氏とも、2006年以来、ずっと恵峰先生から薫陶を受け続けてきた社長達である。師の後姿は、弟子に大きな影響を与える。84歳の先生がやれたなら自分も負けてはいられないと。

 

利他の心

 借金地獄でも、利己のためでなく世の為なら苦労が励みとなる。それが先生をして93歳まで現役のバリバリの書家として佛様が活躍させておられるのだろう。

 

 「悪いことに使うのでなければ、金は何とかなるものだ(トヨタ 大野耐一の言葉)恵峰先生は、その模範を示してくれた。

 私はそれを信じて頑張っている。私には、「忍法踏み倒しの術」の奥の手のがある? それを信じて、大きな夢を見ている。この世で人間が起こしたことは、人間界で解決できる。私も今、1億円のプロジェクトを実行中である。だからおちおち死んでなんかいられない。夢なき人生は墓場の人生だ。老人よ、若人よ、大夢を抱け。夢が人生を創る。今からでも遅くない。死ぬまでが挑戦の人生だ。

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1   日中文化資料館

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日中文化資料館内に中国古代の石器も並ぶ。模造品だが、今はそれも手に入らないほど貴重品。

恵峰先生の後姿が大きい   2011年4月2日

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図書館の2階   恵峰先生は84歳

水谷英二氏と齋藤明彦氏  衝立は千文字経。机の上は「奥の細道全集」

  2011年4月2日

 

2021-05-20  久志能幾研究所 2025     小田泰仙

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2021年5月19日 (水)

狂歌臭 日本餓鬼道をブッ飛ばせ

日本はどうなってしまったのか 

 

五輪、誤倫と ごり押し開催 金亡者

コロナ禍の ハードル狂技 死屍累々

  常識で考えれば東京オリンピックの開催は無理。

  なぜ菅総理はオリンピック開催に固執するのか。

  何かに囚われると、見えるものも見えなくなる。

  当たり前を当たり前に考えられなくなれば、餓鬼道に堕ちている。

  菅総理はなぜ国民の命を考えて、決断できないのか。

  中国冬季五輪を意識して、東京五輪が中止できないとの噂は本当か?

  管総理を指導者失格の他山の石として観察しよう。

 

Go to Go to 二回も 吠える

 二階建ての利権トラブルが邁進だ。全国旅行協会さえ儲かりゃそれでよい。

 (二階幹事長は全国旅行協会のドン)

 食べろ食べろと、いつからこんなに日本人は下品になった? 食欲を刺激するのは、一番畜生に相応しい刺激である。

 ゴーツウトラベルとゴーツウイートで、コロナ菌が拡散した。疫病の基本的拡散対策で、正反対のことを二階は二回もやった。国賊者だ。

 

後手後手 コロナ対策 菅る相手は 中国か

  なぜ日本が先進国中で一番ワクチン手配が遅れているのか

  管の対策は非情似宣言

 

 

刃物持ち 家の前 国賓狙い うろうろと

  連日96日間、武装集団が領海侵犯と領空侵犯を繰り返する国のドンを国賓で招待するの? まるで刃物を持ったヤクザが家の周りをうろうろしているようなもの。それに対して二階一回も文句を言わず、ドンの国賓扱いに固執。

  尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で19日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは96日連続。 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。(産経ニュース 2021年5月19日 より)

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金バラまき 尻ぬぐい コロナ増税 ニンマリと

  議員も財務省も、コロナ支援金を出しても懐は痛まない。

  役人はコロナ禍でも減収なしで、特別給付金のお手当だ。

  後から、国民はその尻ぬぐいで増税される。

  災害には災害国債を発行すればよいものを、どさくさに紛れて増税である。

  国債は一時的だが、増税は永久である。対策がまちがっている。

  正しい経済政策は、減税である。増税が念願の財務省官僚はニンマリだ。

  先の東日本大震災でも同じ手口で増税をした前科がある。

  こうなった原因は財務省官僚の劣化である。

  役人は「公僕」であるべきが「慌僕」に成り下がった。

 

2021-05-19 久志能幾研究所 2024 小田泰仙

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2021年5月18日 (火)

恵峰先生を偲ぶ会(3)希望という事業計画

 

 「恵峰先生を偲ぶ会」で紹介された師の教育功績が下記である。

 師は中国に自費で260回以上も渡航しておられる。中国は、馬場恵峰先生の尽力に対して正当に評価している。

 それに比べると日本政府の対応が情けない。長崎県は叙勲を何度も申請したが、叶わなかった。日本では政治のコネがないと叙勲は難しいようだ。日本の叙勲の基準は、公的役職在任の得点の加算できまる。大学学長を〇〇年やって何点、公的委員会の役員をやって〇〇点、とその合計値で叙勲のランクが決まる。加算されるのは、単に在職の事実だけで、実績で世に貢献した話しではない。馬場恵峰先生は、そういう公的な役職を避けてきた。

 日本の役人が「上から視線のお役人仕事」しかしなくなったので、日本の衰退が始まった。心の問題、使命感の問題である。日本に修身教育が必要だ。

 

渓流希望諸学校の建設

 中国の浙江省でダム建設により、その土地の学校が水没した。学校の建設計画ミスで学校に行けなくなる子供たちが出た。当時、まだ貧しかった中国政府は各国に「希望」という名の事業計画で学校建設に寄付を募った。

 

1993年、その資金集めに尽力したのが、恵峰先生であった。恵峰先生が私財から必要資金の1/3を寄付し、それと同じ額を有志の方たちから集めた。中国政府が残り1/3を出して希望小学校が完成した。

1993年、恵峰先生は、その功績で初代の希望小学校の校長になり、以降、名誉校長を拝命した。

1997年 馬場恵峰訪中七十回記念で、北京中国美術館で個展開催

 北京中国美術館は中国一の美術館で、そこで個展を開催できるのは半端な力量ではない。

2000年12月、中国杭州浙江省博物館にて個展を開催。

 そのおり、人口4230万人の浙江省の名誉市民賞を授かった。浙江省は昔から文化人たちの憧れの地であり、現在でも文化の中心地である。

2002年 大村市より書の文化功労賞を授与。

2003年 浙江工業大学江学院の客員教授として招聘された。

2004年 中国桐蘆県より教育功労賞を授与された。

2012年 大村市国際交流活動表彰

     長崎県波佐見町民表彰

2013年 長崎県民功労賞受賞(祖父、父、恵峰 三代県民表彰)

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2021-05-16 久志能幾研究所 2023 小田泰仙

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2021年5月17日 (月)

大垣市の警句臭 大餓鬼死病をブッ飛ばせ

大垣市は死病に至る。日本政府も同じ症状。

大垣市民は未来のために行動して、未来を創ろう。

座視しているだけでは、ゆでガエルである。

長の首のすげ替えだけでは、長年の腐臭体質は変わらない。

だから大垣市の没落は続き、日本経済の停滞は改善されない。

真因を追及して、大垣と日本を改革しよう。

 

 

死病の症状

老人が餅を詰まらせて死んでも「知ったことか」

  当時の市長も主催者の小倉利之理事長もダンマリ。知らんふりで済むから大垣行政は狂っている。小倉利之理事長と松本正平副理事長が、今年の2月、大垣市の後援で駅前商店街のイベントとして無料の駅前餅つき大会を実行した。そこで老人が餅を喉に詰まらせて死亡した。誤嚥が頻発する老人に餅を振舞うのは、準殺人行為である。それの責任があるのに3人は弔問にもいかない。

 市長への寄付は大々的に報道するのに、岐阜新聞はこの件でだんまりを決め込んでいる。報道の風上にも置けない。

  

児童虐待日本一でも「子育て日本一」の掛け声を止めず

  一商店街の金儲け行事に児童生徒を炎天下の早朝から駆り出し。

  教育委員会もそんなこと知ったことかと、無視をする。

  36度の炎天下で児童の頬が火傷でも知らんふり

  大垣市役所に「大垣市は人権擁護都市」と垂れ幕で大笑い

  大垣市は「子育て日本一」を目指すと自慢するが、実体は児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である(現在)。学校のエアコン設備率が2.1%で県下最低だったのだ(2018年当時)。他市はほとんど100%であった。当時、豊田市で児童が熱中症で死亡して、大騒ぎになっていた。

人身事故、責任は業者に押し付け、オレ知らん

  大垣の役人はオレオレ詐欺より悪質だ。

  ドローン墜落墜落人身事故で、大垣市は業者に責任を丸投げ。

  大垣市が金を出し、企画をして、前日に大垣市が立ち会ってドローン業者を試験飛行で指導しても、大垣市に責任なし? 大垣市の役人はドローンと雲隠れ。

市民の命は大事とほざいても、治水を放置で知らんふり

  排水ポンプの保守放置でアンダーパス水没し、その改善報告なし

  説明責任放棄

大垣のエリートが歩んだ道は、旧日本軍と同じ道

  PDCAなんか「知ったことか症状」が蔓延。

  元気ハツラツ市行事は10年間、同じ過ち、大失敗。

  変わる兆しなし。実行部隊が変わらない。

  この20年間で、公示地価が半値以下に暴落

  大垣駅前商店街は80%が死滅、玉砕 

 

計画・実行

総論賛成、各論反対、利権横行、金儲け

 大垣市駅前商店街の再開発をこの20年間、全く着手しなかった。

 神の手が、カネの手に変わる大垣市

計画だけは、ご立派です。

  まず格好だけを作ろう、でお茶濁す。

  その結果がこの20年間で、公示地価が半値以下に暴落

住みやすさ350位を27位に捏造しておお威張り

  評価項目を細工すれば、どうにでもなる小手先手品。

計画の数値目標をぼやかそう

  後で追求されないために

  大垣中心市街地活性化の目標値がバカらしい。

  活性化達成の指標が、休日の歩行者数でカウントなど大笑い。

  なぜ売上高でないのか

IT化、業者に丸投げ、無駄遣い

  園児の知能にも劣る市庁舎案内ロボットがお昼寝中

  (私は今だかって動いている姿を見たことがない)

  窓口ロボット イライラで横から職員 手を差し伸べ

 IT化、ハンコは別に必要です

役人根性蔓延し、前例のないことできません

 役人根性、縄張り根性、ことなかれ主義が3密

 制度がこうなっています症状で熱がある

 「慣例です」とマスクで根性隠して言い訳ばかり。

市民の省エネ活動、減らした分だけ、カネを巻き上げる

  資源ごみを削減して、その買い入れ価格をカットとした。

  大垣市はキロ6円であった資源ごみ報奨金を4円に下げた。市民は資源ごみ削減の取り組みの意欲が減退した。

 

体質・退臭

もうやめて慇懃無礼な役人文書

  下々よ、黙って寄付の金を出せ。俺の天下り先の金が要る。

  今では役人の年収は市民の2倍以上の年収である。

  大垣市予算の寄付金依存度は、県下一。税金は県下一高い?

もうやめて、役人は豪邸、市民はボロ屋

  大垣市の新市役所建設費は、市民一人当たり負担額で県下一高い。

  大垣駅前商店街には築50年以上の古びた建屋が並ぶ。

寄付強要 売名行為で金念撮影、新聞宣伝大氾濫

行事の会計報告、マル秘ですと市議会で大威張り

  市制100年記念行事は大盤振る舞い3億5千万円。市長は大威張り。

  夜の飲み屋に担当者徘徊、汚職さえ疑われ

  それでも翌年も公示地価は下落した。

  市制100年記念行事が無駄遣いであったことを市場は評価。

過保護で育つ大垣役人

  「お代官様、大垣駅前商店街の活性化の為、他市の有名店の誘致活動をお願いします」「そんな大変な仕事は、可哀そうで部下にやらせません」と観光担当の責任者

出る杭を、叩いて上司 平目使い

  上を向いて作業をしよう、で平目病

  役人は作業をするが仕事はしない。仕事とは付加価値を付ける事

  役人の世界は、市場原理が働かない極楽

内線で、あちらは何処のお殿様。たらい回しで元の課に

文化活動、稟議書書くのが大変やりません。貴方も分かるでしょ

  これは山本教育長の言葉。私が陳情で面会したらそう言って拒否。

  大垣市は文化芸術の不毛地帯になった。

甘い汁、他人に渡してなるものか

  市からの補助金で運営の大垣商店街連合組の人事は密室できまる。利権を持っている仲間だけで次の理事長が決まる。理事になったら絶対に辞めない。美味しいから。ある女将が会計報告を会合で求めたら、あとで隅に呼ばれて叱られた。「そんなこと皆の前で質問するものではない」と。

 

P10104401s  馬場恵峰書

 行動しなければ、春は来ない

2021-05-17    久志能幾研究所 2022  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年5月16日 (日)

森羅万象を師としよう (磨墨知408)

 

 自然現象を含めて時間の師は回りにいっぱいある。自然は声なき経を読経している。

 

 雨が降っても何時かは上がる。雨が降ったら傘をさせばよい。

 夜がいくら暗い状態でも、何時かは日が昇る。昇った太陽も何時かは沈む。自然は春夏秋冬、生老病死のサイクルを繰り返している。焦らず、奢らず自分を見つめて、自己充実させればよい。

 欠けたお月様も何時かは満月になり、まんまるのお月さまも次第に欠けてくる。無常の世界である。勝者必滅の定理でもある。失敗や左遷も、人の評価や噂は三月三日。じたばたせず達観すればよい。

 いくら新型コロナウイルスが猛威を奮っても、何時かは収束する。今まで人類が科学技術を武器に金儲けで暴走しすぎたので、自然が待ったをかけただけだ。長い人類の歴史で100年に一度はお休みが必要だ。しばし休息して人生を振り返ればよい。

 

風が吹くまで

 不遇の時には、あがいても無駄なエネルギーを使うだけ。風が吹かない時は自分を充電する時間にしよう。次の風が吹いた時、充電したエネルギーが時間を圧倒する。

 首相を務める能力のある広田弘毅が左遷をさせられ、閑職としてオランダ公使に飛ばされた。彼もその時期は辛かったようだ。彼はオランダ公使赴任中、本を読みまくっていたという。そこで詠んだ句が

 風車 風が吹くまで 昼寝かな

 

 ある時期、私も閑職に飛ばされて仕事のない悲哀を体験させられた。鬱症状もでて自殺も考えたこともある。でも意思を持って病気を治し、復帰をした。それで今の自分がある。負けていたら、今はない。

 その経験があるから仕事をする意味が理解できる。お金があっても仕事がない状態は地獄である。人は失ってみて始めてその価値に気づくもの。

 仕事のない死んだ時間を、次のチャンスのための準備時間にしょう。明けない夜はない。それは神様が与えてくれた黄金の時間。勉強し放題である。

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2021-05-16 久志能幾研究所 2021 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年5月15日 (土)

自分を見る目

 

 下記は馬場恵峰先生89歳(2015年)の時のエピソードである。

 

 恵峰先生は、原田観峰師より「自分を外に放り投げて、自分を外から眺められる人間になれ」と指導されたという。自分を客観的に見つめることの難しさは、己に欲がある限り困難を極める。

 

 高野山開山1200年の年に納佛された四天王は、その中門を通ると、上から自分を睨みつける四天王の目つきに圧倒される。そんな目で、自分の行動を見つめるのも、道を誤らない方法であろう。

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 松本明慶大仏師作 広目天  高野山中門 2015年4月25日撮影

 

自己への問い

 欲に任せて生きていけば、利己の花しか咲かない。縁ある花は開かない。欲無くして生きては、花も咲かないし、実も結ばない。欲を無くしたら、人間ではない。せめて良き欲を持とう。

 「花を開かせたなら、実を結ぶ人間になれ」と恵峰先生は耳にたこができるほど毎回、力説される。

 

 自分を外から見て、上から観て、次のように問いかけられたらどう答えるか。

 「あんたは何のために生きているのか? 何の花を咲かせたいのか? どんな実を結びたいのか? あんたいくら若くても、何時かは(50年後?)あなたも死ぬ身だ。今からどう生きるのだ。死ぬとき、今のままで悔いはないのか?」

 

自分の過去の境遇

 私の家のお墓を作る過程で、自分とご先祖と回りの親戚の葛藤や軋轢に接することが多くあった。なぜ、あの親戚達は愚かな行動を取るのかが不思議であった。家系図を頭の隅に置き、自分を離れて客観的にその状況を観察すると、彼らの生い立ち、生まれ育った環境、現在に状況が見えてきた。そして自分がよき親、よき師、恵まれた環境で生かされてきた状況が分かった。両親ご先祖に手を合わさずにはおられない。還暦を過ぎ、お墓を作って新たに得た感慨である。

 

恵峰先生の最後の言葉

 その恵峰先生の言葉で最近多いのが、「私も89歳で、何時までも皆さんにお話が出来るわけではない。だからこそキツイ言葉も吐くが許して頂きたい」である。当日の午前中に国立病院で定期診察に行かれて、異常なしとの診断を受けての言葉である。89歳の御歳で血圧も正常との驚異的な健康体である。それでも80歳の時に初めてお会いしたときの若さに比べれば老いられた。

 

 「何時までもあると思うな、親と金」は、全ての森羅万象に通じる。万年の寿命と思われたお墓にも100年ほどの命しかないことを、今回のお墓つくりで思い知った。ましてや生身の人間の命は儚い。だからこそ今の命を大事にして生きるべきだとの思いを強くした。少しでも恵峰先生から多く学んでおきたいと思う。

 2015年12月14日、恵峰先生宅を墓開眼法要のお礼挨拶と先生の書の写真撮影、書道教室参加のため訪問した。その夜が月書会の忘年会があり書道教室はお休みとのことで、急遽、忘年会に参加をさせていただいた。その忘年会での恵峰先生の挨拶で、上記の原田観峰師の話を聞かされ上記に思い至った。

 

  次図の歌の意味は、「月松会に集う皆さんは鶴と亀なんだ。心技を修めて、体の栄養だけではなく、頭の栄養を永久の壽の糧として欲しい」である。

 この歌を当日の朝、忘年会に参加するお弟子さんのため15枚の色紙に自作の和歌を揮毫された。15枚の色紙は全て書き方が異なって書かれた。

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   恵峰先生宅で見つけた色紙  2015年12月14日

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  忘年会での挨拶   2015年12月14日   「天新」にて

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やまざとに 

集う月松 

鶴亀は 

心技おさめて 

永壽の糧たり

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忘年会で色紙の説明をされる恵峰先生  20151214

2021-05-15  久志能幾研究所通信 2020 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年5月14日 (金)

餌に釣られたカナリアは下痢をする

 

 カナリアは空気の異常を過敏に反応するので、炭鉱の中でガス検知センサーとして、重宝される小鳥である。地下鉄サリン事件後の1995年3月22日、警察が国道5号線沿いの富士山麓のオウム真理教サテアンに突入する時、小鳥籠を同行させた。警察もサリンガスが怖かったのだ。

 ルート5 富士山麓に オーム鳴く

 √5=2.23620679 と受験勉強で覚えたことが記憶に蘇える。

 

巻き寿司で下痢

 最近、つい病みつきになって間食としてスーパーの398円巻き寿司を4日連続で食べたら、3日連続で、外出途中で下痢のためトイレに駆け込む羽目になった。これはおかしいと、翌日からその巻き寿司を食べるのを止めたら、その下痢症状はピタリと止った。私は食い意地が張ったカナリアであった。少々恥ずかしい。

 今日(5月14日)その巻き寿司の成分表を確認したら、数種類の防腐剤名が列挙されていた。

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 私はまるで防腐剤の検出カナリアであったようだ。今までスーパーの巻き寿司をたまに食べるだけであったので、問題が起きなかったが、連日食べたので、「毒素」の効果が劇的に現れたようだ。私は癌の手術をしているので、免疫力が低下して、その影響が顕著に出たようだ。

 普通の健康体の人なら問題がないようだ。しかしそれが長期にわたっての食用となると、ガンなどの病気の一因になるのではないか。防腐剤や添加材が健康には良くないことは自明である。

 

カップ麺の前科(?)

 私は44年前に胆石の手術で、胆のう摘出手術を受けた。その後、カップ麺を食べると、必ず下痢である。カップ麺の油が悪さをしているようなので、この44年間は全くカップ麺を食べずに過ごしてきた。胆のうは油分が体に入ってくると、消化液を濃縮して貯めてある胆のうから放出する。私の場合、その胆のうがないので、油分の消化効率が悪いのだろう。ある意味、私は悪い油分を検出するカナリアであった。結果として、健康には決して良いとは言えないカップ麺を食べずに過ごせたので、幸せであった。

 

恩を仇で返す「匂い」を感知

 長く生きていると、恩をあだで返されたことを多く経験する。人の行動には胡散臭い匂いがある。その匂いに腐臭を感じたら早めに縁を切ることだ。腐臭を感じながら付き合っていると、恩を仇で返される。その経験が数知れずである。

 人生の成功は、縁の腐臭を敏感に感じるカナリアたれ、君子危うきに近寄らず、である。

 腐臭ある縁の人には、食品の添加剤や防腐剤のように、小手先の手練手管が感じられて、人間性に素直さが感じられない。人間は素直でないと、見るものも歪んで見える。

 早め早めに悪縁を切ることが、縁ありて花開くことになる。腐臭ある縁からは花でなく仇花しか開かない。よき縁から良き花が開き、恩有りて実が結ぶ。腐臭ある縁からは、後悔と時間の浪費しか生まれない。腐臭ある縁と付き合うと、良きご縁と付き合う時間が弾き飛ばされてしまう。人生の時間は有限で、総量は決まっている。時間も縁も命なのだ。

039a15511s     馬場恵峰書

2021-05-14 久志能幾研究所通信 2019  小田泰仙

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