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2020年5月11日 (月)

私の「人生哲学と仕事の掟」

 

1.自分の天命を知る

 何のために生きているかを考える。

 何の為になら死ねるかを知る。

 人生のスタートはそこから。

 

2.健康が最優先

 健康管理が最優先。生死は神仏の管轄範囲。

 

3.三年かけて師を探せ

 師なくして、人生は歩めない。

 恩返しとして、師を超えよ。

 

4.「人生とは仕事」と認識せよ

 人生の中で一番多くの時間を占めるのが仕事である。

 仕事が楽しく、有意義でないと、人生はつまらない。

 そうでなくては、生きていく価値がない。

 

5.事に仕えて、人に仕えるな

 世のためになる「こと」に身を捧げよ。

 人生は与えたことが、自分に返ってくる。

 集めた物ではない。集めた物は、あの世に持って行けない。

 

6.人生とは使える「持ち時間」と認識せよ

 時間は命なのだ。

 だから自分の時間は当然として、人様の時間も命として扱え。

 

7.人生は人生劇場

 自分はどんな仮面を被って演技をするのか。

 自分の人生劇場の役割を認識せよ。

 舞台に上がるまでも人生である。修行時代。

 舞台を降りるまでも人生である。死ぬ間際まで。

 

8.選択と決断をせよ

 決断をしないから、やったことが無意味になる。

 二択の選択で迷ったら、エイヤで決めろ。

 何方を選んでも差がない。迷うだけ時間の無駄。

 即決は不要だが、早期に決めよ。社長の仕事は決めること。

 選んだ方を最高に持っていくのが己の仕事である。

 社長の仕事は、50.1対49.9の選択肢を決める。

 

9.自分の行動の目的を明確にせよ

 何のために、それをやるのか、自省せよ。

 

10.目的達成の為、危機管理を徹底

 強大な堤防も蟻の一穴から崩壊する。

 

11.関心のあるテーマにも春夏秋冬あり

 自分の成長に合わせて、関心あるテーマも変わる。

 自分の商品(売りもの、能力)も変化する。変化させよ。

 万物は流転する。般若心経の神髄は無常である。

 

12.なんでもいいから、一番を取る

 私は大学で特待生、総代で卒業証書を頂いた。

 それがその後の人生の支えになった。

 会社創立60周年記念行事で、論文で一番を取った。

 それが論理構成で人を説得する自信となった。

 私は49歳で科学工業英語検定1級に合格した。

 この制度の20年間で389番目である。(英検1級合格者は数万人)

 会社では英語は私が一番だった。それで日本語がうまくなった。

 

13.買うものを一流品にする

 モノを買うとは、自分を買う事。

 良いものは高くても、長く使える。結局お得。

 100金ショップには近づかない。

 100金品は、日本の正規の労働者に失礼である。

 後日、それの復讐を受ける。だから日本のデフレが解決しない。

 

14.値切らない

 値切るとは自分をディスカウント(安売り)すること。

 買うお店を決めるのは当然だが、そのお店の店員を決めておくと、「負けろ」と言わなくても、相手が勝手に最大限の値引きをしてくれる。私は、負けろと言ったことがない。

 

15.孤独を恐れない

  人と群れない。人に迎合して生きない。

  自分に自信がないと、人と群れたがる。

 

16.経営のカンを養うため、多くの経験(失敗)をせよ

 失敗しないと智慧が付かない。

 再発防止をしないと智慧にならない。

 

17.身に降りかかる問題や事件は、神様からの啓示と見よ

 じたばたしない。沈むときは底まで沈め。

 沈んだら、後は浮かぶしかない。

 春の来ない冬はない。冬は自己充電の時期。

 人生で全戦全勝はあり得ない。それでは却って不幸をまねく。

 

18.現地現物で

 何ごとも自分の目で確認せよ。

 問題が解決するまで、現場を動くな。

 たとえそこが遠方でも飛んでいけ。

 私はニューヨークもミシガンもウィーンにも飛んだ。

 

19.何故なぜを5回繰り返せ

 対処療法ではなく、真因を見付けて根本対策を打て。

 

20.本とは智者の命である。

 著者が体験した同じことを自分がするなら、膨大な時間が必用だ。それが1000円チョットで読める。そう考えて、本代をケチらない。

 

21.戦略と戦術を区別せよ

 戦わなくても勝てる手段を考えよ。戦いを「略」せよ。

 

22.遠きを計って、近きを計らず

  遠きを計る者は富み、近くを計る者は貧す。

 10年後を考えて、手を打て。目先の利益に囚われるな。

 人生で最大の投資先は、己の教育

 人は常に学びながら歳を取る。

 One does grow old ever learning.

   G.KINGSLEY WARD

   

23.アイデアとは、財産である

 他人のアイデアには対価を払え。

 対価を払わないレベルの人たちとは縁を切れ。

 それは価値観の違う世界に住む人たち。

 

24.事件に対して、「自分が当事者なら」と考える癖をつけよ

 常に第三者の目を持て

 

25.悪縁を見破れ

 一度でも裏切った人とは縁を切れ。一度あることは二度三度と続く。

 仁義礼智信のある人と付き合え。

 「ビジネスは壊れやすい花瓶に似ている。無傷であればこそ美しいが、一度割れると二度と元の形には戻らない。」

    Business is like a fragile vase - beautiful in one piece, but once broken,   damn hard to put back together again to its original form.

   “Letters of a businessman to his son" by G.KINGSLEY WARD

 

26.価値観を固定するな

 状況が変われば、価値観も変わる。それに固執すると身の破滅。

 戦争になれば、正義のために人殺しをせねば、己と家族が殺される。

 会社で不正を強いられたら、不正をしないと家族が路頭に迷う。そういう会社に縁があった己の因縁を除去するのが真の対策である。

 学生時代、勉学をさぼったから、そういうレベルの会社・部署しか入れなかったのが原因である。だから黙って悪縁の場から去るのも手である。己の能力がないから、そんなレベルの仕事を与えられた。それの真因を探って、能力を向上させて運命を良くするのが解決手段。「親の因果が子に報い」の意味をかみしめよ。

 

27.朝令暮改をせよ

 状況は一刻一刻と変化する。自分も成長して、価値観が変わる。それに合わせて、決断を変えよ。君子豹変でよい。

 

28.物事を数値化して、判断せよ

  数値化できない話は、眉唾と思え。

  ミニ「ヒトラー」の演説に騙されるな。

  それが嘘でも100回も聞かされれば、洗脳されてしまう。

  日本は、政府とマスコミの嘘で太平洋戦争に追いやられた。

  この30年、日本は政府とマスコミの嘘で経済敗戦を迎えた。

  大垣市は、小川敏と御用新聞に騙されて没落した。

  私の母は日本政府、日本銀行を信用していなかった。

  祖父は1946年の新円切り替えで、退職金の全てを失った。

 

29.優先順位を考えよ

 食品の食べる順番でさえ、それの順番を変えると人生(健康)が変わる。ましてや人生でやるべきことの順番は、人生を左右する。人生で一番大事なことは何かを考えよ。文章ではそれをトピックセンテンス(核文)という。人生のトピックイベント(核事)を見極めろ。人生の一大事をするため、不要不急のことは後回しである。

 

30.「後は野となれ山となれ」が信条

 どれだけやっても、死後100年経てば、此の世から己の痕跡は消える。此の世の栄華を誇った天下人も同じ運命であった。ゆく川の流れは絶えずして、元の水にあらず。祇園精舎の鐘の音、勝者必滅の条理あり。

 だから私は昨年の癌の手術前に、葬儀と死後50年間分の法要の費用を払い、死後の段取りをしてから、「心安らかにして」手術に臨んだ。墓は5年前に改建した。

 だからやれるだけのことを精一杯やって成仏しよう。それがオダ仏教の教義。死に際で、やり足らなかったと後悔をしないために。悪いことでなければ、人生はやったモノ勝ちである。私は神仏を信じている。

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  馬場恵峰書

2020-05-11 久志能幾研究所通信 1581   小田泰仙

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