ma_時間創出1001の磨墨智 Feed

2017年9月13日 (水)

磨墨智 544. 「何時間必要か」ではない、

「1時間で終わらせるには?」で考える

 時間は有限という危機意識が効率を高める。仕事をやるに必要な時間は、積み上げでなく、最初に時間を決めて、取り組もう。トヨタ生産方式では、価格はお客様が決める。原価は積み上げなく、下記式で決まる。

  原価=価格(お客様が決める)-利益

 この考えて同じで、処理時間はお客様(後工程、上司、依頼人)のニーズから割り出そう。そこから智慧が生まれる。

  処理時間=要求時間-余裕時間

 どれだけかかるかではなく、いつまでにと自分を追い込もう。

納期の決めない仕事は仕事ではない。

 いつまでにと、訓練として少し短めに、自分で決めよう。

スピードがお客様に感動を与える。それが自分の付加価値。

 時間がないのではない、処理時間を短くする智慧がないのだ。

 時間が足りないではない、能力がないのだ。言い訳が上手いだけ。

 お金がないのではない、お金を作る能力と気がないだけだ。

 人がいないのではない、己に人を集める能力がないのだ。

後工程はお客様。前工程は神様。自分は仏様。

 自分の工程を、観音菩薩(仏様)になった気で取り組もう。

 お客様の声なき声(本音)を観よう。そうすれば良き仕事が出来る。

 

2017-08-13

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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2017年9月 4日 (月)

磨墨智 435-7.待っている間も勉強しよう

何所でもドア、どこでも学習室

 下の写真は図書館の学習室で勉強するため、9時の開館前に、寸時を惜しんで玄関前の広場で参考書を広げて勉強をしながら開館を待つ高校生の姿である。

 勉強に励む姿勢が、世の中の道にあるドアを開ける鍵となる。そのドアを開ける鍵は、本人の意思と精進の真摯さである。どんなドアでも、真摯さないと神様の鍵穴と合致せず開かない。

 この子達が日本の将来を担ってくれる。日本の未来の時間を創ってくれる。我々もこの高校生をお手本に、若い時の情熱を思い出して精進しよう。そこに忘れていた昔の自分の姿がある。認知症や徘徊老人にならないように精進すれば、日本の未来は明るくなる。

 

図1 大垣市立図書館前で開館を待つ高校生  2012年9月30日08:52

 

『時間創出1001の磨墨智』より

2017-09-04

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2017年8月28日 (月)

磨墨智 278.偏向新聞を読まない(2/2)

週刊誌の表紙に見る偏向報道 

事例3 偏向偏執報道  

 最初から偏向した考えがあると編集時、表紙にそれが表れる。政権交代時の表紙を観察すればその答えは明白である。偏らない報道の義務を放棄した偏向偏執集団は、その本音が週刊誌表紙に浮かび上がる。週刊誌表紙を飾っている鳩山氏と安倍氏の顔の面積が25倍も違う。表紙を踊る文言に、安倍首相が大嫌いという心が見える。国民が総選挙で、国益に反した政策を乱行した政党を、国民が落第と審判した。その結果を認めない、国益に反する偏執報道である。この表紙紙面の作成に、恣意的な偏向を感じなければ、不感症である。現代社会は、痴呆者の生き血を吸うため死鬼衆が虎視眈々と狙う。情報の真偽に不感症では現代の生存競争を生き延びれない。

 

政権交代直後の週刊朝日の表紙比較

・2009年の総選挙で     |  ・2012年に民主党が大敗

民主党が政権を獲得した時  |   自民党が圧勝した時

  ―――――――――――――✛――――――――――――――

  民主党革命     |   自民圧勝 

  日本が変わる               |   安倍政権の不安

  ――――――――― ――――✛――――――――――――――

  鳩山氏の顔写真           |   安倍氏の顔写真

                                           |   (鳩山氏の顔面積の1/25)

  上向き視線              |  下向き視線

  明るい背景              |  暗い背景   

  (フォントサイズと色で週刊誌の表紙を表現しました)

 

事例4 CNNのフェイク記事

 アメリカの主要ニュースネットワークのCNNは『クリントン・ニュース・ネットワーク』と揶揄されている。クリントン氏が有利という調査結果を連日流して、クリントン氏陣営に有利な報道を流し続けた。グローバル経済主義の被害として裕福な中間階層から貧困層に没落した白人たちが、トランプに投票した。その実情を米マスコミは報道しなかった。その後も、CNNはトランプ大統領に不利な偽情報を流していたが、嘘がばれて、フェイクニュースを流した偏向記者3名を2017年6月26日、解雇せざるを得ない事態に追い込まれた。CNNは偏向報道を認めた。

 

マスコミの洗脳教育

 偏向した記事を読み続けると、頭が偏向したままになる。自分の考えが赤に染まり自分で考えられなくなる。自分が自分でなくなるとは、自分の命の喪失である。中国、韓国での反日教育という洗脳教育を小学校から大学までされ続けるとどうなるかは、現在の中国、韓国の対日感情の調査結果を見れば明らかである。韓国は70%以上が日本嫌いである。アジアの80%の国が、日本に好印象を持っているのに、中国、韓国のみが日本に悪感情を抱いている。それは中国、韓国の両政府が自分の体制を守るために、日本をスケープゴートにして、洗脳教育をしている結果に過ぎない。小学校から大学まで反日の教科書で教育されれば、どうなるかの大実験の結果である。その両国民は幸せであろうか。その大きな部分を朝日新聞の偏向記事が支えている。

 

偏向新聞報道はヒ素の如し

 直ぐ効く毒は、誰でも気がつくが、新聞記事で少しずつ砒素の毒のようにまぶされると気がつきにくい。頭脳が洗脳されるほど、恐ろしいことはない。それは長年築き上げた自分と言う命を無くすこと。それはオウム真理教の事件を見ても明らかである。ナチスに洗脳されたドイツ国民がユダヤ人に何をしたか。文化大革命で洗脳された中国の学生達が何をしたか。それを絶賛した記事を掲載したのが朝日新聞である。北朝鮮の拉致問題を否定し続けた社会党がなぜ消滅したか。答えは歴史が明らかにしている。慰安婦問題、南京虐殺問題、靖国参拝問題等は全て、朝日新聞が後ろで糸を引いて問題を大きくしている。国民の時間を奪っている犯人である。

 殺人事件は、その人の命を奪う犯罪ではあるが、対象は一人だけである。しかし洗脳犯罪は、多くの人の人生や国の運命までも狂わせる重犯罪である。嫌日マスコミが日本に跋扈しているのは異常である。今も毎日少しずつその毒がマスコミから流され続けている。Wikipedia では「アサヒる」と言う言葉が、朝日新聞の偏向ぶりの言葉として定義されている。世間の公認の事実であるようだ。

 

「「とにかく安倍をたたけ」の大号令」という狂気

 2017年8月26日「産経抄」によると、“作家の門田隆将さんは最近、知り合いの毎日新聞記者から「いま、毎日新聞社内は安倍首相を叩くためなら、どんなことでもするという空気になっている」と聞いたという。(月刊誌『Hanada』10月号)。朝日新聞記者にも同様のことを言われたという。学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐり、内閣支持率が下落した安倍内閣を、この機に打倒しようと盛り上がっているという。民進党を離党した長島昭久元防衛副大臣も5月に、自身のツイッターに「昨日たまたま話した朝日新聞のある幹部の表情には、社運を賭けて安倍政権に対し総力戦を挑むような鬼気迫るものがありました」と記す。記者から、「上司に『安倍なんか取材しなくていいから、とにかくたたけ』と号令されたという。”

 このような公正を欠いたマスコミ報道が跋扈するようでは、日本が亡ぶ。それを防ぐのは、冷静な国民の目である。そんな偏向した新聞は読まないに限る。

 

親の洗脳教育

 子供は親の言うことは聞かない。親のやっていることを真似する。一番恐ろしい洗脳教育である。いかに親が責任を持って、背中で子供を教えることができるかが問われている。子供に対して躾教育を放棄した親が、今の世情の乱れを作っている。親が子供の命(時間)を左右している。親の怠惰な後ろ姿が、子供を非行に走らせる。国を滅ぼす。子供の時間泥棒の極悪人である。

 最近、近くの住職から聞いた話で、分家した新家では墓参りさえしたことがない檀家が増えたという。その檀家も、自分がそのお寺の檀家である意識が無いと言う。そんな親の後ろ姿を見て育った子供が、ご先祖を敬うはずがない。墓参りに行くわけがない。恐ろしい洗脳教育である。

 

図5 「週刊朝日」の政権交代直後の表紙比較

図6 アジア諸国の対日印象

   出所:ビュー・リサーチ・センター 2015 spring Global Attitudes Survey

 

2017-08-28

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磨墨智 278.偏向新聞を読まない(1/2)

新聞の第一面に見る偏向報道 

  間違った価値観に染まると、正しい判断ができなくなる。己の人生時間を無駄にする。人は一番多く見た情報に左右される。新聞もその一つである。

 「人は見たものではなく、見たいものしか見ない」とはシーザーの言葉である。マスコミは、自分たちが報道したいことしか、目に入らない。現代のマスコミは(真実でない)報道したいことだけを報道している。最近のその典型的な事例が、トランプ大統領当選の予想記事である。ほとんどの米国、日本のマスコミは、トランプ大統領当選の予想を外した。マスコミは、大資本に握られているし、大スポンサーは大企業なのだ。それの意向を反した記事を書けるわけがない。それを意識して、新聞を読まないと、自分の人生が殺される。

 

嘘も100回言えば

 テクニカルライティングでは、重要なことを最初に書くのが原則である。それを抹消的な事項や思い込みの自己主張を最初に書くと、科学工業英語検定試験に受からない。ビジネス戦争の場で問われるのは、何が一番重要な論点か、である。それをあえて避けて、己の偏狭思想を伝えたい狂団は、大事な論点をぼかして自分の意見ばかり主張する。それを見抜いて、偏論を排除しないと、自分の会社の経営判断が狂ってしまう。その手法は、オウム真理教の洗脳教育に似ている。間違ったことを何回も繰り返し繰り返し伝えるである。嘘も100回言えば、本当のように聴こえる。間違った情報で洗脳された民を、正しい情報で伝えても信用しないのが心理学の論理である。人は最初の言われた事(嘘でも)を信じてしまう。あとからそれを否定するのは大変な労力がかかる。まるで白い布に赤いインクをこぼすと、簡単にはその汚れは落ちないのと同じだ。そこに冤罪という悲劇が発生する。そんな嘘を伝える宗教団体まがいのマスコミと距離を置かないと、国が亡ぶ。己の会社が倒産する。自分で判断する能力を付けなければ、己の人生が狂う。

 

事例1 2013年の堺市長選挙

 2013年の堺市長選挙で橋本陣営が敗北した。その記事を2013年9月30日付朝刊で、朝日新聞だけが第一面のトップに据えている。よほど橋本陣営の敗北が嬉しかったようだ。他紙と比べるとその異常さが、一目で分かる。既に前回の参議院選挙で党の趨勢は分かっているのに、わざわざ第一面のトップで、他紙の3倍もの分量の報道するような話ではない。当日は特別の大ニュースの無い、平穏な日であった。その日の第一面のトップに据える記事は何か、それが編集会議で問われるはずである。そこにその新聞社の本音が表れた。自分の人生が偏向思想に汚染されないように、マスコミは色眼鏡で見るべし。異常な新聞は見ないに限る。この紙面の異常さは、私が図書館に通っている時、たまたま7紙の比較を新聞コーナで閲覧して、気が付いたのである。単独で家庭で新聞紙面を読んでいれば、気がつかない事象であった。

 

2013年9月30日付朝刊トップ記事

朝日新聞  堺市長、維新敗れる(毎日新聞、読売新聞の3倍の分量

毎日新聞  98入試問題外注 (左隅に、維新敗北)

読売新聞  サイバー攻撃  (左隅に、維新敗北)        

日経新聞  世界初の大型水素基地 (堺市長選記載なし)

中日新聞  練習なし伝統をつなぐ (堺市長選記載なし)

産経新聞  スパコン京でインフラ診断 (堺市長選記載なし)

岐阜新聞  グアム移転協定改定   (堺市長選記載なし)

 

英字新聞を読もう

 ある時期、中日新聞を購読していた。名古屋市長の広告記事拒否事件で思想的な偏向が激しいことが判明して購読を中止した。すぐ新聞販売店の係長が飛んできたので、その理由を説明して見解を求めたが、後は無しのつぶてである。その後は、日本経済新聞とInternational Herald Tribune紙を購読していた。その後、International Herald Tribune紙の日本印刷が中止になったので、The New York Times紙を購読していた。英字新聞といっても週刊8頁で購読料は月1,000円である。日本の新聞社が発行する英字新聞よりも、記事の視点がグローバルで、何よりも貴重なのはテクニカルライティング的な論理構成の英文であることだ。日本の新聞社が発行する英字新聞には、記事項目は日本の新聞と同じで、その英訳には日本語の臭いがする。それでは世界のメディアが、何を報道しているかが分からない。また、本当の英語が学べない。その後、The New York Times紙も偏向思想が激しいことが判明して購読を中止した。

 

事例2 森友学園問題、加計学園問題の報道

 今の国の最優先課題は何かが、どっかに行ってしまっている。最近のマスコミ、国会審議は、森友学園問題、加計学園問題オンパレードである。もっと大事な問題であり、我が国の存亡に影響する北朝鮮のミサイル威嚇問題や経済政策の議論が隅に追いやられている。民進党党首も揚げ足取りで抹消的な議題しか国会で質問をしない。自身の党首二重国籍問題は避けて、である。よもや北から金をもらって意図して国を危うくしているのではと、疑ってしまう。その民主党は、共産党と共闘をしている。自由主義社会で共産党が存在するのは日本だけである。民主党は、日本を共産主義国家にしたいのか。そんな党が国会を混乱させている。とりもなおさず、税金の無駄遣いだ。国民がその党に投票するように洗脳されたからだ。

 

 同じようにテレビ報道番組もある意図をもって報道しているので偏向している。“30番組で「加計問題」を扱った8時間44分59秒のうち、「初めから加計学園と決まっていた」という前川氏の発言を放送した時間は、何と2時間33分 46秒もあった。これに対し、「(前川氏の主張は)まったくの虚構だ」という国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員は2分35秒、「岩盤規制にドリルで穴を空けた」という加戸氏は6分1秒だった。(「放送法遵守を求める視聴者の会」のウェブサイトより)

前川氏は衆参両院に呼ばれ、原氏は衆院だけ、加戸氏は参院だけという違いはあるが、正反対の意見が披露されていながら、前川氏の放送時間が、加戸氏の25倍以上というのは尋常ではない。報道各社の世論調査で、加計問題をめぐる政府側の説明に「納得できない」という意見が6〜7割あるが、こうしたテレビ報道も影響しているのではないのか。(産経ニュース 2017.8.23 11:20)“

 

 民進党の前身の社会党のオタカ氏も、北朝鮮による日本人拉致の真相を知っていて、被害者団体の陳情にも知らぬ存ぜぬとシラを切り、陳情団を冷たくあしらった。左翼のマスコミは知っていてそれを報道しなかった。そして社会党は消滅した。

 日本のマスコミの偏向した報道の影響で、政府の支持率が大きく影響される。簡単に洗脳されやすい国民になっているようだ。長年のマスコミによる偏向教育の成果である。私の英語の師からは、「外国の英字新聞を読め」と指導をされた。その視点が全く違うからだ。日本の新聞社発行の英字新聞は、日本の新聞社発行の新聞の翻訳なのでダメである。英字新聞の第一面と日本の新聞を比べると、その対象の論題があまりに違うのに驚かされる。英字新聞をみれば、世界の今の問題は何かが分かる。せめてニューズウィーク等の日本語版で比較をするとよい。

 

図1 2013年9月30日付朝刊 朝日新聞、毎日新聞 第一面

図2 2013年9月30日付朝刊 読売新聞、日本経済新聞 第一面

図3 2013年9月30日付朝刊 中日新聞、産経新聞 第一面

図4 2013年9月30日付朝刊 岐阜新聞 第一面

 

2017-08-28

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2017年8月24日 (木)

磨墨智 410.ムッとした言葉を書き取ろう

それがあなたの成長課題としての学び。

それを克服せずして時間は創れない。

ムッとしたのには、訳がある。

そのワケを解明せずして、己の成長はない。

それが己の弱点である。

立場を代えて、自分の言葉が、どれだけ相手を傷つけるか考えよう。

言葉は武器にも凶器にもなる。己を守る楯にもなる。

言葉には魂が宿る。言霊である。

 

 たったの一言が人の心を暖めるもの。

 タッタのひとことが人の心を傷つけたりする。ご用心ご用心。(馬場恵峰)

 

『時間創出1001の磨墨智』より

2017-08-24

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2017年8月12日 (土)

磨墨智 574. 自分の時間価値を認識する(改定)

1分100円、1時間6,000円と認識しよう。

一般的に会社では1秒1円と言われているが、そんなに安くはない。

自営業なら、一時間0,000円と考えよう。

余命1年と宣告されたら、一時間00,000円と考えよう。

 

 自分の時間価値を知るのは、時間を生み出すのに必要である。この金額を基準として、自分の行動(タクシー移動、待ち時間価値、距離の時間価値)を評価できる。例えば、ある場所に行くのにタクシーで1,000円かかるが、それは価値があるのかないのかが、判断できる。ある場所に行くのに10分間を短縮できれば、タクシーを使う価値がある。

 

自分の時間価値=〔年収〕/〔自分の自由時間〕

 決して、時間価値 =〔年収〕/〔労働時間〕ではない。

 

〔自分の自由時間〕=〔365日×24H×60分〕

           -〔睡眠時間〕

           -〔食事・洗面・入浴等時間〕

           -〔会社・家庭での拘束時間〕

           -〔通勤時間〕

 

奴隷の時間

 自由時間の少ない人ほど、その時間価値が高い。自由時間ゼロなら、無限大の時間価値である。言い換えれば、時間の奴隷になっていて、人間ではないこと。なんの為に働いているかが分からない人である。過労死など、奴隷の生活である。

 スクール(school)とはラテン語で暇(スカラー)から発した言葉である。学校で学ぶには、暇でないと学べない。学者(scdolar)も暇でないと研究できない。ギリシャ時代は、奴隷が労働をして、学者、哲学者は暇を使って学問をした。奴隷と学者の一人二役の我々は、奴隷時間の割合をいかに少なくするかである。自由時間を作るために、奴隷の如く、知恵を使って働け、である。現代は、奴隷として働いている時間が長すぎるようだ。自分の奴隷時間を少なくするために、知恵を使うことが時間創造である。これが本書の目的である。

 

余命宣告

 余命半年と言われたら、その価値は、

 自分の時間価値=〔持てる財産〕/〔残り人生で使える自由時間〕

 その時は、体の自由がきかず、自由時間がゼロに近い。その時の時間価値が無限大となる。老いれば、お金も時間も使えなくなる時がくる。それを踏まえて、使える時にお金を使え、である。使えなくなるのは明日かもしれない。お金を使えば知恵がつく。その知恵で時間創出をせよ。使わない器官は退化する。お金を使わかくなったら、時間も使えない。智慧も出せない。そうなったら認知症にまっしぐらである。

 

『時間創出1001の磨墨智』より

2017-08-12

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2017年8月11日 (金)

磨墨智 435c.「みんなが 寄ってたかって 私を幸せにしてくれる」と思へ

耳中常聞逆耳之言 

耳には常に痛いことばかり。それが自分を鍛えることになる。甘い言葉で褒められるのは、遅延性の毒を盛られるようなもの。(洪自誠著『菜根譚』)

 

 自分に厳しいことを言ってくれるのは、私を育てようとしてくれている。辛口の批評は、自分の行動の何所がいけないのかを教えてくれる。試験の成績が悪いのは、今のやり方が間違っていると親切に教えてくれている。私を幸せにしようと思わない相手は、無視をする。愛の反対は憎悪でなく、無視なのだ。

                                                                                          

愛の言葉、地獄への言葉

 人が甘い言葉をいい、お世辞やおべんちゃらを言うのは、自分をKY(空気の読めない人)に育てるための罠である。厳しいことを経験しないと、実社会ではやっていけない。KYになっては、出世など夢の話。せいぜい主任停まり。正規社員にもなれない。厳しい叱責で研鑽を積み自分の能力、精神力、人を見る目が養われる。皆さんが私のために、能力向上のため、幸せになって欲しいと鍛えてくれている。どうしようもない人には、誰も何も言わない。私も何も言いたくない。自分に向けられる厳しい言葉を、自分を鍛える愛の言葉と解釈をしよう。そう思うとき、神仏もよってたかって幸せにしてくれるご縁を恵んでくれる。それを恨むから、幸せになれない、強くなれない。それに感謝をすべきなのだ。

 松下幸之助さんのためならと、皆が頑張ってくれた。それが松下電器を大きくした。松下幸之助さんは病弱で学歴もなく、人の任せるしかなかった。それでも皆が「寄ってたかって」幸之助さんを幸せにしようとしてくれた。そういう人徳を身につけよう。そうすれば、多くの人の時間を頂ける。助けてもらえる。一人では何もできない。仲間が己の至らぬ所を教えてくれる、補ってくれる。人を金で釣っても、金がなくなれば人は去っていく。

 あなたを地獄に落とす贈賄側の人間は、甘言で誘いノーパンしゃぶしゃぶ接待に連れて行くのです。それは苦労をしていない高級官僚が、簡単に堕ちる罠なのです。あ~、私も誘われたい……

 

車の更新を計画

 耳に逆らう言葉とは、人生道の運転ナビゲーションシステムなのだ。衝突しそうになったり、道を外れたりすると警告音で教えてくれる。良き師は、迷ったとき諫言で叱ってくれる。誤った道に進むのを防いでくれる。有難い存在である。どんな人間でも老いは免れぬ。最近、車の運転をしていて小さなミスが多くなった。それがきっかけで、最新のナビゲーションシステムを購入しよう計画している。これを買うと、おまけ?で新車が付いてくるとか。17年間乗ってまだ現役のバリバリの車であるが(走行距離11万キロ)、買い替えの時の様だ。体が丈夫でも、頭と運動神経の衰えは如何ともしがたい。最新の技術でそれが補えるなら安いものだ。人生も車の運転も、安全走行が最優先である。

 

『時間創出1001の磨墨智』より

2017-08-11

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2017年8月10日 (木)

磨墨智 503.定年まで大過なく過ごさない(改定)

 定年の挨拶文の決まり文句「大過なく過ごす」とは、「作業」をして「仕事」をしてこなかったこと。作業とは、決まったことを、決まった通りにロボットのごとくに、業務をこなすこと。今、貴方が辞めて、会社が困りますか? 貴方がいなくては困るという存在ですか?

 

忍耐とは

 仕事とは、付加価値を創造すること。「仕事」をすれば波風が立つのです。仕事とは、課題を乗り越えて、問題を解決すること。仕事をするとは、対象を殺すこと。その無駄を殺せ。会社に殺されると「波風立てずに大過なく過ごせる」。「仕事」とは「作業」の効率化をすること。波風も立てず、上役にヒラメの如く媚びを乞い、息も殺してサラリーマン生活を送ってどうするの? それでは人生で価値ある時間は創れない。

 時間とは命の刻み。その命を何に使うか(使命)が、己の心に向けられた刃である。それに向かって血まみれになって働くのが「忍耐」である。首に縄を付けられて、羊の如く定年まで過ごすまい。命をかけて狼の仕事をしたい。殺されても、新しい新天地で生き返ればよい。仏さまが骨を拾ってくれる。その血まみれの経験という財産は、だれも盗めない。己が血まみれの仕事レベルまでには、到達できなかったのが悔やまれる。自己採点で60点である。

 

組織の定年

 どんな組織の長にも暗黙の定年がある。普通の組織の長の任期は3年である。就任1年目は、その組織の現状把握と改善点の開発である。2年目は、改善案の実行である。3年目はその成果の確認と後進の育成である。長はその期間の間に、「仕事」を行う。長が「作業」をして時間を過ごすのでは、その組織の長の地位に就く価値がない。その組織の長の定年まで、大過なく過ごしてはなるまい。上司は、貴方にどんな期待をして長として選んだのか。己は組織の長として、どんな付加価値を生むのか。それを自問したいもの。その長に出世するために、上役にゴマすりをするのでは、人生の目的が本末転倒である。人生の定年を迎える前に、佛は己に何を期待しているのか、何のために生まれたのかを考えたい。

 

第一の人生の反省

 私の定年の挨拶状に、ついこの項を忘れて、「大過なく」の文言を入れてしまったのを、今になって反省している。会社の定年が過ぎても、第二の人生の定年、第三の人生の定年が待ち受ける。今度こそ、前の失敗をしないようにしたい。若い人には、この意識を持って仕事をして欲しいと願っている。

 

 あるOBの銀行マンは、支店長時代に上司から「お前の代わりはいくらでもいる。預金目標額を達成するまで、死ぬまで働け!」と罵声を浴びせられたと言う。今にして、私は幸せな職場で働けたと思う。仕事はお金のためではない。私の経験した職場は付加価値を生める仕事があった。

 

『時間創出1001の磨墨智』より

 

2017-08-10

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磨墨智 23.フーワーユー (改定)

上記は私が前職の時、よく周りの人の言っていたジョークです。

“Who were you? ”ではなく「不和 are you?」なのです。

「こんなにまで遅くまで会社にいて、貴方の家庭は家庭不和ですか?」

「家庭を省みず、自分の体を無理させてまで働くあなたは誰?」

「あなたは何のために働いているの?」

 

 この意味を直ぐに理解できる人は頭がいい、もしくは後ろめたいので、すぐ真意を理解してくれる。家庭不和の状態では、家族の幸せの時間は創出できないのだ。遅くまで会社で働いているのは、時間の使い方が下手なだけだ。家族を思う気持ちが少ないだけだ。仕事も家庭も両方大事なのだ。両立させてこそ、初めて時間創出がマスターできたと言える。

 

運命の流れ

 遠戚の叔母の子息が常務に昇進したのだが、その子息に大腸ポリープが見つかった。町医者では対応できないほど大きさの為、日赤病院で削除手術を受けた。その組織を調べたら大腸がんと診断された。それを聞いて、健康に関する私がまとめた資料を叔母に送った。私が8年ほど前に大腸ポリープで手術をした折、大腸ガンになる恐怖から、その病後の対策で、各種の本を読み漁り、それの要点をまとめた資料である。それに沿って健康管理を行って、現在は大腸ポリープに関しては健康である。その資料を叔母に郵送して、息子さんに渡して欲しいと託した。1週間ほどして、その感想を聞いたら、まだその資料を息子さんに渡していないという。今、息子は常務に昇進したばかりで忙しく、それどころではないので、渡せなかったという。命にかかわることなので、急いで送ったのに、この有様で、息子にしてその親ありである。人生の優先順位を間違えている。なんのために働いているのか、それを教えるのが親の勤めである。命を犠牲にしてまで働いて、どうするのかである。運命の糸の縺れ、他人には強制もできず、如何とも致し方ないことを悟った。病気になるのは、病気になるような躾と環境で育ったためである。親と嫁が、子息の運命の流れを変えるべき責務があると思うのだが……。私の家のお墓を改建したとき、お墓の開眼法要でその子息にも声をかけたが、出席はなかった。その時に会っていれば、面識ができたので、連絡もつくのだが、それが叶わない。運命はご先祖様が握っていることを悟った次第である。

 

健康になる要点

 下記は自分が大腸がんになる恐怖心から、健康に関する図書を読み漁りまとめた資料の要約である。その詳細は、健康関係の図書一覧で参照ください。

  1. 水を1日に1リットルを飲む。
  2. 体を冷やさない。お風呂に毎日、10分間入る。
  3. 睡眠を十分にとる。部屋を真っ暗にして眠る。
  4. 食べるより出すことが大事。
  5. ファーストフードを食べない。
  6. 洋風の食事から、和風の食事に。
  7. 乳製品、肉類を少なく。

 下記の健康関係図書一覧は、知人に送付した書き抜きの資料です。各資料A4で3~10頁ほど。著作権の関係で、ブログでは公開できませんが、興味があれば個別で相談に乗ります。メールで連絡ください。

 

健康関係の図書一覧

1.『メイ牛山のもっと長寿の食卓』メイ牛山著

  情報センター出版局 2002年 1400円

【要旨】メイ牛山91歳8か月。現役の美容家が実践する、「イキイキ・楽しく・美しく長生きする」秘訣集。今日食べたモノが、明日のきれい・元気の素になる。長寿の食卓を実践する生活レシピを満載。食事の大事さが、91歳の現役という事実で実証される。生きるとは、食べること。今の体は、過去の食生活の結果です。(2010/03/29 小田)

 

2.『酵素で腸年齢が若くなる!』鶴見隆史著 2008年 青春出版社 1400円

【要旨】全身のリンパ組織の80%が集中する腸を、若返らせるのは酵素である。人間の体の免疫システムの要は腸内環境で、腸内環境が悪化すれば、老化がはじまり、健康を損ねる原因になる。その腸内環境を左右するのが、「酵素」で、酵素を毎日の食事で多く摂り、体内酵素をムダづかいしない生活姿勢が、いつまでも若くて元気に生きられるポイントである。酵素と腸は密接な関係にある。酵素食のレシピとファスティングによって、若返りと健康を作る。(2010/2/7 小田)

 

3.『病気にならない生き方1~3』 新谷弘実著   サンマーク出版

2010/01/10  小田

 

4.『10歳若返る心身活性法』樋口芳朗著  徳間書店 1983年 680円

【まえがき】自分にあったものを、断固継続せよ! 健康法についての情報は世にあふれています。ここで、骨身に徹して自分に言い聞かせなければならないのは、本当に大事なことは、情報を集めたり、ちょっぴりやってみるなどということではなく、洪水のような情報の中から、長続きしそうで、自分にあったものを選択し、一たん決めたら断固してある期間継続することなのです。この本では、自分がやってみて本当に確かめたもの、とくに還暦の身で、毎日実行している健康法を主として述べました。極端に各論的ですが、健康法などというものは具体的でなければ無意味であると割り切りました。(2010/07/04  小田)

5.『なぜ「粗食」が体にいいのか』帯津良一・幕内秀夫著  

三笠書房 2004年  ¥560  2010/06/23 小田

 

6.『温泉に入ると病気にならない』松田忠徳著 PHP選書 2010年 760円

【要旨】なぜ日本人は昔から温泉が好きなのか?―近年、予防医学の立場から、病気にならないために体温を上げろと指摘する声が高まっている。では、塩素づけの水道水を沸かした家庭の風呂やシャワーで事は足りるのか。それよりも、還元力のある“生きたお湯”につかったほうが安全。体も温まりやすく冷めにくい。日本人にとって温泉は、くつろぎの場であるとともに、免疫力を高めるもっとも身近な健康管理の場だったのだ。病院に行かなくてもいい健康な心身はホンモノの温泉で十分。その活用術を温泉教授が伝授。(e-hon HPより)(2010/5/3 小田)

 

7.『体温を上げると健康になる』齋藤真嗣著 サンマーク出版 2009年1400円

【要旨】「体温が1度下がると免疫力は30%低下する」と著者は警鐘を鳴らす。米国・EU・日本で認定されたアンチエイジングの専門医が教える体温アップ健康法。最近、平熱が36度以下という、いわゆる低体温の人が増えている。その影響で様々な病気が発生している。その対策として、1日1回、体温を1度上げることを推奨し、体温を恒常的に上げていくことで健康な体を手に入れることができる「体温アップ健康法」を提唱している。「病気の人は健康に、体調のすぐれない人は元気に、健康な人はより美しくなる」と。(2010/03/06 小田)

 

8.『腸の健康革命』 新谷弘実著 日本医療企画 (2005年) 1524

【要旨】胃腸内視鏡の第一人者が、「出すことは食べることよりもっと大事である」ことを説く。腸内に老廃物、毒素、異常発酵物をため込んだり、硫化水素、活性酸素等の有毒物質を発生させないためには、食べたものを12~24時間以内に出してしまうのが理想です。(2010/02/14 小田)

 

9.『病気にならない人は知っている』ケビィン・ドルドー著 幻冬舎2006年1,470円

【要旨】ハンバーガーを食べるな!日焼け止めは塗るな!水道水は飲むな!歯磨き粉は使うな!牛乳は飲むな!電子レンジは使うな!風邪薬・抗生物質をのむな!ダイエット食品を食べるな!ひとつやめれば体調がよくなり、全部やめれば長寿になる。(2010/06/12 小田)

【おすすめコメント】添加物まみれの食品や土壌汚染が、私たちの体を蝕む。医学界や製薬業界、食品業界が明かさない、健康に生きるためにしてはいけないことを解説した全米900万部のベストセラー日本上陸。(e-hon HP)

 

10.石原結實著      

①『体を温めると病気は必ず治る』三笠書房 2003

②『おなかのすく人はなぜ病気にならないのか』プレジデント社 2006    

③『病気は自分で見つけ自分で治す!』KKベストセラーズ 2006 

④『老化は体の乾燥が原因だった!』三笠書房」 2007    

⑤『50歳からの病気にならない食べ方・生き方』海竜社 2009

⑥『病気にならない生活のすすめ』渡部昇一・石原結實著 PHP文庫 2006

【要旨】病気は、体の低体温化、食べ過ぎ、運動不足、によって起こる。

低体温化を防ぐため身体を温めることが大事です。身体の中心のお腹を温めることが大事で、腹巻はその手段として最高。入浴は体温を上げる大きな手段。また発熱作用は自然治癒の手段である。食べるより出すほうが大事である。動物は病気になると食べない。断食は排せつ機能を高める手段としてメスのいらない手術とも言われる。運動は基礎代謝力を上げ、身体を温める。(2010/04/11 小田)

 

『時間創出1001の磨墨智』より

 

2017-08-10

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

メール:yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2017年8月 9日 (水)

磨墨智 528.いい日旅立ち

 いい日でなくても、まず旅立ちをして「旅立った日」をいい日にしよう思ったったら、すぐに動こう。そうすれば、その日がいい日になる。計画と実行を速やかにする。仏滅、先負等の人が少ない日に旅たちをして、スピードを上げよう。

 

日々是好日

 今いる自分を最大限に生かしていこう。その心が、一日一日をかけがいのないものにする。毎日が大切でよい日。(馬場恵峰)

 

百花香至為唯開

 何の為にという問いを捨てて、いただいた命を無心に生きる。まずそこから始める事。(馬場恵峰)

 『時間創出1001の磨墨智』より

2017-08-09

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。