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2017年8月12日 (土)

磨墨智 574. 自分の時間価値を認識する(改定)

1分100円、1時間6,000円と認識しよう。

一般的に会社では1秒1円と言われているが、そんなに安くはない。

自営業なら、一時間0,000円と考えよう。

余命1年と宣告されたら、一時間00,000円と考えよう。

 

 自分の時間価値を知るのは、時間を生み出すのに必要である。この金額を基準として、自分の行動(タクシー移動、待ち時間価値、距離の時間価値)を評価できる。例えば、ある場所に行くのにタクシーで1,000円かかるが、それは価値があるのかないのかが、判断できる。ある場所に行くのに10分間を短縮できれば、タクシーを使う価値がある。

 

自分の時間価値=〔年収〕/〔自分の自由時間〕

 決して、時間価値 =〔年収〕/〔労働時間〕ではない。

 

〔自分の自由時間〕=〔365日×24H×60分〕

           -〔睡眠時間〕

           -〔食事・洗面・入浴等時間〕

           -〔会社・家庭での拘束時間〕

           -〔通勤時間〕

 

奴隷の時間

 自由時間の少ない人ほど、その時間価値が高い。自由時間ゼロなら、無限大の時間価値である。言い換えれば、時間の奴隷になっていて、人間ではないこと。なんの為に働いているかが分からない人である。過労死など、奴隷の生活である。

 スクール(school)とはラテン語で暇(スカラー)から発した言葉である。学校で学ぶには、暇でないと学べない。学者(scdolar)も暇でないと研究できない。ギリシャ時代は、奴隷が労働をして、学者、哲学者は暇を使って学問をした。奴隷と学者の一人二役の我々は、奴隷時間の割合をいかに少なくするかである。自由時間を作るために、奴隷の如く、知恵を使って働け、である。現代は、奴隷として働いている時間が長すぎるようだ。自分の奴隷時間を少なくするために、知恵を使うことが時間創造である。これが本書の目的である。

 

余命宣告

 余命半年と言われたら、その価値は、

 自分の時間価値=〔持てる財産〕/〔残り人生で使える自由時間〕

 その時は、体の自由がきかず、自由時間がゼロに近い。その時の時間価値が無限大となる。老いれば、お金も時間も使えなくなる時がくる。それを踏まえて、使える時にお金を使え、である。使えなくなるのは明日かもしれない。お金を使えば知恵がつく。その知恵で時間創出をせよ。使わない器官は退化する。お金を使わかくなったら、時間も使えない。智慧も出せない。そうなったら認知症にまっしぐらである。

 

『時間創出1001の磨墨智』より

2017-08-12

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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