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2017年9月13日 (水)

磨墨智 544. 「何時間必要か」ではない、

「1時間で終わらせるには?」で考える

 時間は有限という危機意識が効率を高める。仕事をやるに必要な時間は、積み上げでなく、最初に時間を決めて、取り組もう。トヨタ生産方式では、価格はお客様が決める。原価は積み上げなく、下記式で決まる。

  原価=価格(お客様が決める)-利益

 この考えて同じで、処理時間はお客様(後工程、上司、依頼人)のニーズから割り出そう。そこから智慧が生まれる。

  処理時間=要求時間-余裕時間

 どれだけかかるかではなく、いつまでにと自分を追い込もう。

納期の決めない仕事は仕事ではない。

 いつまでにと、訓練として少し短めに、自分で決めよう。

スピードがお客様に感動を与える。それが自分の付加価値。

 時間がないのではない、処理時間を短くする智慧がないのだ。

 時間が足りないではない、能力がないのだ。言い訳が上手いだけ。

 お金がないのではない、お金を作る能力と気がないだけだ。

 人がいないのではない、己に人を集める能力がないのだ。

後工程はお客様。前工程は神様。自分は仏様。

 自分の工程を、観音菩薩(仏様)になった気で取り組もう。

 お客様の声なき声(本音)を観よう。そうすれば良き仕事が出来る。

 

2017-08-13

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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