i-修身 Feed

2021年5月19日 (水)

狂歌臭 日本餓鬼道をブッ飛ばせ

日本はどうなってしまったのか 

 

五輪、誤倫と ごり押し開催 金亡者

コロナ禍の ハードル狂技 死屍累々

  常識で考えれば東京オリンピックの開催は無理。

  なぜ菅総理はオリンピック開催に固執するのか。

  何かに囚われると、見えるものも見えなくなる。

  当たり前を当たり前に考えられなくなれば、餓鬼道に堕ちている。

  菅総理はなぜ国民の命を考えて、決断できないのか。

  中国冬季五輪を意識して、東京五輪が中止できないとの噂は本当か?

  管総理を指導者失格の他山の石として観察しよう。

 

Go to Go to 二回も 吠える

 二階建ての利権トラブルが邁進だ。全国旅行協会さえ儲かりゃそれでよい。

 (二階幹事長は全国旅行協会のドン)

 食べろ食べろと、いつからこんなに日本人は下品になった? 食欲を刺激するのは、一番畜生に相応しい刺激である。

 ゴーツウトラベルとゴーツウイートで、コロナ菌が拡散した。疫病の基本的拡散対策で、正反対のことを二階は二回もやった。国賊者だ。

 

後手後手 コロナ対策 菅る相手は 中国か

  なぜ日本が先進国中で一番ワクチン手配が遅れているのか

  管の対策は非情似宣言

 

 

刃物持ち 家の前 国賓狙い うろうろと

  連日96日間、武装集団が領海侵犯と領空侵犯を繰り返する国のドンを国賓で招待するの? まるで刃物を持ったヤクザが家の周りをうろうろしているようなもの。それに対して二階一回も文句を言わず、ドンの国賓扱いに固執。

  尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で19日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは96日連続。 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。(産経ニュース 2021年5月19日 より)

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金バラまき 尻ぬぐい コロナ増税 ニンマリと

  議員も財務省も、コロナ支援金を出しても懐は痛まない。

  役人はコロナ禍でも減収なしで、特別給付金のお手当だ。

  後から、国民はその尻ぬぐいで増税される。

  災害には災害国債を発行すればよいものを、どさくさに紛れて増税である。

  国債は一時的だが、増税は永久である。対策がまちがっている。

  正しい経済政策は、減税である。増税が念願の財務省官僚はニンマリだ。

  先の東日本大震災でも同じ手口で増税をした前科がある。

  こうなった原因は財務省官僚の劣化である。

  役人は「公僕」であるべきが「慌僕」に成り下がった。

 

2021-05-19 久志能幾研究所 2024 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年5月18日 (火)

恵峰先生を偲ぶ会(3)希望という事業計画

 

 「恵峰先生を偲ぶ会」で紹介された師の教育功績が下記である。

 師は中国に自費で260回以上も渡航しておられる。中国は、馬場恵峰先生の尽力に対して正当に評価している。

 それに比べると日本政府の対応が情けない。長崎県は叙勲を何度も申請したが、叶わなかった。日本では政治のコネがないと叙勲は難しいようだ。日本の叙勲の基準は、公的役職在任の得点の加算できまる。大学学長を〇〇年やって何点、公的委員会の役員をやって〇〇点、とその合計値で叙勲のランクが決まる。加算されるのは、単に在職の事実だけで、実績で世に貢献した話しではない。馬場恵峰先生は、そういう公的な役職を避けてきた。

 日本の役人が「上から視線のお役人仕事」しかしなくなったので、日本の衰退が始まった。心の問題、使命感の問題である。日本に修身教育が必要だ。

 

渓流希望諸学校の建設

 中国の浙江省でダム建設により、その土地の学校が水没した。学校の建設計画ミスで学校に行けなくなる子供たちが出た。当時、まだ貧しかった中国政府は各国に「希望」という名の事業計画で学校建設に寄付を募った。

 

1993年、その資金集めに尽力したのが、恵峰先生であった。恵峰先生が私財から必要資金の1/3を寄付し、それと同じ額を有志の方たちから集めた。中国政府が残り1/3を出して希望小学校が完成した。

1993年、恵峰先生は、その功績で初代の希望小学校の校長になり、以降、名誉校長を拝命した。

1997年 馬場恵峰訪中七十回記念で、北京中国美術館で個展開催

 北京中国美術館は中国一の美術館で、そこで個展を開催できるのは半端な力量ではない。

2000年12月、中国杭州浙江省博物館にて個展を開催。

 そのおり、人口4230万人の浙江省の名誉市民賞を授かった。浙江省は昔から文化人たちの憧れの地であり、現在でも文化の中心地である。

2002年 大村市より書の文化功労賞を授与。

2003年 浙江工業大学江学院の客員教授として招聘された。

2004年 中国桐蘆県より教育功労賞を授与された。

2012年 大村市国際交流活動表彰

     長崎県波佐見町民表彰

2013年 長崎県民功労賞受賞(祖父、父、恵峰 三代県民表彰)

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2021-05-16 久志能幾研究所 2023 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年4月12日 (月)

「百俵の米」精神でコロナ対策を

 

のぞみ号満席!

 2021年4月11日、馬場恵峰先生の「偲ぶ会」に参列後の帰路でのこと。17時38分博多発のぞみの自由席1号車に乗って驚嘆した。日曜日とはいえ、ほぼ満席なのだ。広島からは満席で、デッキに立ち客までいる。

 2月27日、馬場恵峰先生の四九日の法要に列席の為、博多行きの新幹線と特急かもめに乗ったが、グリーン車は2,3名で、ほぼ貸し切り状態であった。指定席も一車両に4,5名程度しか乗っていなかった。それが今回は状況が激変である。これでは感染者が増えるわい、と感じた。

 

 その自由席車両でも、隣に座った2組の若夫婦と子どもの6名は、マスクもせず、2人の子供は騒いでうるさい状態である。後方でも子供が騒いでうるさいこと。若い親が少しも子供を叱らない。これが現代の日本の姿だと、情けない思いをした。

 

 博多行きの新幹線ではグリーン車を利用したが、そこに認知症まがいの老女が乗車してきた。老女の身に着けた鈴が頻繁にチリんチリんと大きな音で鳴り、遠くからも響き、耳障りであった。老女は「自分だけ幸せになりますように、チリんチリん」である。本人は高齢で耳が遠く、その音が他人迷惑となっていることに気が付かない。老女まで利己主義に染まり、世も末だ。

 

コロナ禍の状況

 マスコミがコロナ禍を煽り過ぎ、一般市民が、非常事態宣言に対して我慢の限界を超え、国内旅行に出歩き始めたようだ。

 日本のコロナ感染者、死亡者は、欧米の1/50~1/100である。ドイツなら、非常事態宣言を解除するレベルなのに、政府もマスコミも対応が異常である。

 

狂った政治

 トランプ大統領時代のアメリカは、減税をして景気がよくなり、企業の業績が良くなり、税収が増えた。景気の好循環であった。

 ところが、日本は逆に増税をして景気を冷え込ませ、増税の増加以上に、企業からの税収が減った。愚かとしか言えない。

 今回のコロナ禍でも、その対策が頓珍漢で、超特定の業界だけに補助金(GO TO予算)をバラまき、財政を緊迫させた。それで潤ったのは、日本旅行業界のドンである二階幹事長だけだ。それで景気は回復せず、財政だけが緊迫したので、来年度、コロナ増税をするという。増税すれば、ますます景気が悪くなる。狂っている。

 30年前から、日本の政治家は愚かな政策しか、打ち出せない。政治家も官僚も利権にまみれているからだ。政治家も官僚に利他の精神が失われ、利己主義ばかりになっている。

 

狂った産業界

 産業界でも、グローバル経済主義で、拝金主義が横行している。ウイグル族の民族大虐殺が明白で、欧米が非難しても、厚顔無比に、知らぬ存ぜぬとユニクロも無印良品も、その奴隷労働で作った製品の商売を止めない。情けない日本人である。

 

真のコロナ対策

 政治家、官僚が国の為に利他の精神で働かないと、いくら金をバラまいても利権に群がる阿修羅に負ける。人間としての修養の教育が必要である。50年間の学校の成績だけで、行政の長になるから、日本は衰退した。

 日本には、修身、心の教育が必要だ。百俵の米の精神を呼び戻そう。利他の心が薄くなり、利己主義が大きくなったから、日本は衰退した。

 

 「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育に充てれば明日の一万、百万俵となる」(長岡藩・小林虎次郎)。

 

 その大事な財源を、大垣市の役人どもは教育に回さず自分達のために「喰って」しまった。大垣の子供たちの未来を喰ったのだ。人食い人種である。

 小川敏市政20年間で、大垣の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低となり、大垣市の役人の年間給与が岐阜県下最高になった。これでは大垣が衰退して当然である。

 同じことを日本政府もやっている。日本の公的な教育投資は先進国中でいつも最低である。小役人が私腹を肥やしているから、日本の失われた30年が起きた。企業も拝金主義に染まり、人へ投資をしなくなったためだ。

 日本を代表するソニーも東大卒の社長が君臨するようになると、没落した。大垣と同じである。

 

2021-04-12   久志能幾研究所通信 1985 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年2月24日 (水)

武器を使いこなそう PC、ペンは我が命(磨墨知143)

 

 侍の刀は武士の命、カーボーイのライフルも開拓者としての命である。命だからこそ彼らは全て自前で揃えていた。

 現代のビジネスとは、生き残りをかけた顧客創造戦闘である。闘うためには、良き武器が必要だ。現代ビジネスマンの刀は、パソコンである。会社のお仕着せではなく、自前で揃えよう。これで仕事でもつかえるし、人の首でも切れるのだ。これで時間を切ろう。スマホでは力不足だ。

 私はこれで大垣市長の6選を切り捨てた。そのPCでの情報伝達には、エビデンスと論理構成と市の未来を思う志が柱であった。

 エビデンスと論理構成を支えたのはテクニカルライティングの技術と危機管理である。志を支えたのは修身の精神であった。

 

PC使いこなし

 ブラインドタッチ、文章力、読解力、パソコン使いこなし力、ソフトの使いこなし、パソコン更新資金力、があって、初めて武器が生きる。最新の武器だってすぐ陳腐化する。ネットを眺めるだけでは、傍観者である。発信をしないとフェイクニュースに洗脳され、認知症になってしまう。

 PCはあくまで道具であって、高性能だから仕事が出来るわけではない。名刀を持ったから、真剣勝負に勝てるわけではないと同じだ。

 そのビジネスの前提は、読み書きそろばんである。日本語の基礎ができていなければ、仕事でPCは使いこなせない。読むとは外国語も読めること。書くとはテクニカルライティング手法で、論理的に簡潔に記述が出来なければ、オーディエンス(読手)を説得できない。そろばんに相当する統計計算ができなければ、現代ビジネスでは通用しない。幸いなことに、Excelが出来れば、その統計計算を簡単にやってくれる。

 

手書き武器

 PC全盛期の今でも、手書きの手紙は強力な武器である。それも毛筆なら最高だ。下手でもいいから手書きの真心のこもった手紙で、相手の心を切り拓こう。私が礼状を送るときは、毛筆です。馬場恵峰先生から、よく巻物の毛筆のお手紙を頂いた。その返礼に、ワープの手紙では済まない。

 私は毛筆の手紙を書くために、毛筆で写経をしたことが役立った。恵峰先生の教えは「書道の上達には、写経するとよい。一日2行で良い。」と。

 

思考は手書きメモで

 全てパソコンでやるのが良いわけではない。思考の基本は手書きメモである。そのアイデアがまとまったら、一気にパソコン入力である。最高のワープロは、手書きメモである。

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2021-02-24 久志能幾研究所通信 1930 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年12月30日 (水)

日本人の劣化と陰湿化 ―― 弱きをくじき、権力に迎合

 

 怒る人間の数の多さが、大垣市の未来を決める。大垣市の未来を考えることに真剣な人間が、小川敏の失政に怒るわけだ。怒るのも大垣市のことを思っているからだ。何も考えていない人間は無視である。

 正規に行動して怒る相手は、権力者や立場が上の強い人間たちである。新型コロナ対策で、日本政府の失政を怒る人間が、政府を批判するのだ。

 

 ところが、SNSで批判する輩は、権力者にでなく、弱者の個人を攻撃する。弱きをくじき、強者にヨイショである。だから日本はおかしくなった。

 卑怯者は匿名をよいことに、無責任なコメントを私のブログに寄こす。こういう人間が、子供のいじめの元凶の類だ。こういう親が子供をおかしくする。子供は親の後ろ姿を見て育つ。だからSNSでの誹謗・中傷が氾濫し、生徒達に自殺者、鬱病者、登校拒否者まで生んでいる。

 人は外出自粛でも、親の死に目に会うために遠方に旅せねばならぬ時もある。無神経に誹謗だけする人間には、そんな憶測さえできない冷たい血が流れている。

 誹謗とは。感情的に、理性で判断せず、目下だと思っている人間を見下して、「人を非常識だ」と非難する。自惚れていて、人を見下し、理性で判断できない批判者が一番非常識で狂っているのだ。

 

国家破滅への道

 社会に匿名の密告者がはびこり、そういう人間が烏合の衆となり、社会を愚民化して、ナチスという亡霊を生みだした。その亡霊が覇権軍国主義を煽り、第二次世界大戦で約8,000万人の死者を生んだ。

 日本でも新聞社が扇情記事で国民を煽り、太平洋戦争へと世論を導いた。新聞社は戦争の景気の良い話題が欲しいのだ。それで正論を言いたくても言えない社会風潮になっていった。ナチスを選んだのは、民主主義の元、善良なドイツ国民であった。ナチスに熱狂した民衆が、正論の世論を封殺した。日本が太平洋戦争に巻き込まれたのは、正常な意見を封鎖した国の空気であった。正論を言う人間を「非国民!」の一言で殺した。その元凶と同じムジナの一人が、今回のような匿名の卑怯者である。

 そういう無責任なSNSの匿名の誹謗で、つい最近、若きプロレスラーの木村花さんが自殺した。

 

私のブログで言いたいこと

 私のブログ記事「コロナ対策で、青酸カリを薄めて飲む?」で言いたいことは、コロナ対策として、自分の身を守るため、政府が推奨している正規の方法を徹底的にやると宣言しただけだ。その原則は自分の健康管理だと書いただけである。健康管理こそ、社会への貢献であるとの主張である。

 それを私への誹謗者は、それを医療関係者に話題を逸らして、鬼の首を取ったように私を非難している。個人的な事情で旅行をしたことを、論理の飛躍で非難している。九州に4回も行くとは、非常事態である。好きで行っているわけではない。それに対する憶測が出来ない冷血漢なのだ。人の親が死んでも知ったことではないのだ。

 これは日本の野党の攻撃手法そのものである。論理のすり替えなのだ。口先だけの民主党が政権を取り、2011年の東日本大震災での狂った対応で、日本を国家存亡の危機に際に追い込んだ。

 同じ穴のムジナが、自分は匿名という要塞に籠って正論を攻撃している。卑怯者なのだ。こんな親が子供をイジメの加害者に育てる。だから学校でいじめが増大している。

 

 それなら、なぜ小川敏と小倉利之が、36度の炎天下で子供達を踊らせる狂行に抗議しないのか。大垣市が主催の餅つき大会で、老人が誤嚥して死亡した事件を、小川敏と小倉利之が隠蔽したことを非難しないのか。なぜコメントを出さないのか。

 これらの誹謗者は、この話題から逸らすための大垣市の回し者としか私には思えない。

 

匿名は無意味

 いくら匿名でも受信者側は送信者のIPが明示される。それで犯人が割り出され、若きプロレスラーの木村花さんをSNSで誹謗して死に追いやった卑劣な犯人が逮捕された。

 

 記事「コロナ対策で、青酸カリを薄めて飲む?」に対するコメント

IP:133.106.254.41 匿名

医療従事者がどれだけ必死で対応してくださってるのか少しは考えて発言してください。無責任すぎます。

投稿: | 2020年12月29日 (火) 00時57分

 

 

IP:59.86.40.185 匿名

〇〇分の一という数字は、何か根拠がおありなんでしょうか?

1ヶ月で4回も九州に出かけるなんて、”常識的範囲”を超えていると思います。

それに、対策は万全と言われたって、迎える側としては、遠方からの来客を望まないでしょう。

いくら自分が発症しなくたって、ウィルスを運んでしまうことはあり得るでしょう。

遠方への移動など、もっと自粛されるべきだと思います。

投稿: | 2020年12月29日 (火) 06時06分

 

 

IP:182.251.244.12  匿名

息子達には正月に帰省しないように言い、従いますが、決して奴隷ではないですよ。

投稿: | 2020年12月29日 (火) 20時04分

 

2020-12-30 久志能幾研究所通信 1878  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年12月10日 (木)

中国品を買うと子孫が不幸になる。

人件費が安いので日本企業が中国に工場を作り、日本に製品を輸出。

 ↓

安い製品が外国から洪水のように氾濫する。

 ↓

日本企業は太刀打ちできないので、日本での生産を止める。

 ↓

日本の雇用が減少する。

 ↓

日本人の給与が下がって、安い中国製品しか買えなくなる。

 ↓

このサイクルで日本人の給与はこの30年間下がりっぱなし。

 ↓

雇用の機会が減り、給与水準が下がったので、若者が結婚できない。

 ↓

ますます少子化となり、人口が減り、外人労働者を雇う。

 ↓

外人労働者を雇うので、それに引きずられて日本の給与水準が下落。

 ↓

親が貧乏で子供に高等教育をしてやれない。

 ↓

だから子どもは良い会社に行けない。

 ↓

子どもは安い給与で雇われる。安いモノしか買えない。

給与下落の地獄のスパイラルで、このサイクルで冒頭に戻る。

 

これでは経済成長できない。日本人は自分で自分の首を絞めている。

日本のGDPの80%は国内生産である。わずか20%の輸出産業を優遇するために、海外に生産を移転したのは、貧富の差を拡大させる政策である。拝金主義の輸出優先企業が儲かり、国内産業が衰退した。日本に拝金主義が蔓延した。日本の心の教育が疎かになったせいだ。

 

中国はウイグルとかモンゴル人の奴隷労働で安く製品を作っている。

日本や米国の技術を盗んで製造するので、安く作れる。中国は開発費が不要なのだ。

これでは、日米はまともでは太刀打ちできるわけがない。だからトランプ大統領は、中国と経済戦争を始めた。

日本を守るため、日本品を買おう。子供に高等教育を与えよう。

政治を動かし、日本の生産体制を変えよう。心の教育を大事にしよう。

 

2020-12-10 久志能幾研究所通信 1857 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2020年11月 9日 (月)

「トヨタの片づけ」で人生を片づけ隊

 

 トヨタは5Sで世界一になった。5Sとは整理・整頓・清潔・清掃・躾である。

トヨタの片づけ格言

◆きれいにするのがゴールではない

 最終目的は、仕事の効率化、利益確保、人の育成、理念の達成である。

 見た目がきれいに整頓されていても、整理されていないと使えない。

 整理とは、何時でも使える状態に管理すること。

◆人を責めるな、仕組みを責めろ

 片付かなくなってしまった仕組みを改めよ。

 片付かないと、自身が損の痛みを直接感じる仕組みを作れ。

◆ムダという宝を探せ

 無駄の中に、改善のネタが埋まっている。

 それを一つ一つ改善すれば、業界でトップになれる。

 小さな改善の積み重ねでトヨタは世界一になった。

◆捨てるのが「もったいない」「いつか使う」は諸悪の根源

 「いつか」という時間には、高いコストがかかっている。

 期限の無い、「いつか使う」は、無駄の最たるもの。

◆ものを持つことはコストになる

 モノを持てば、減価償却が発生する。

 モノには場所も税金も人工もかかる。

◆指導者は桃太郎たれ

 部下をキビ団子という報酬を掲げ、結束して力を合わせよう

 

人生の片づけ

 これを自分の「人生の片づけ」に当てはめて、人生をオダブツ教の6Sで人生を乗り切るべし。

 6Sとは、整理・整頓・清潔・清掃・躾・創造である。創造(智慧)こそ時間創造の基本である。整理・整頓・清潔・清掃・躾・創造があれば、人生を歩むスピードが上がる。

 知識ばかりあっても、整理されてないと情報のゴミとなり、使えない。情報を智慧のレベルに上げよ。

 

目的地

 綺麗ごとの人生では、人生の最終目的に到達できない。泥だらけ、傷だらけの人生であっても、人生の目的を全うすればよい。遅くてもよい、着実に早く決断をすること。即決でなくてよい、早い時期に決める。歩む速度が遅くても、早く決めれば、敵よりも早く目的地に着く。敵とは優柔不断なもう一人の己である。何処へ行くかを早く決めるべし。

 いくら頑張っても、あと50年は生きられない。自分の人生をどう片づけるのか。癌になってもその片づけはできるが、認知症になってしまえば、片づけが出来ない。

 

システム構成

 こんな私に誰がしたと嘆かないで、自分の人生は自分で片づけるべし。

 人生のお荷物はAI付きブルドーザーを使って片づけよう。

 

無駄こそお宝

 人生で無駄なことは一つもない。病気も不遇も事故も全て自分の成長にために必要な事象である。人生が総て思い通りに行けば、鼻持ちならぬ人間になってしまう。

 病気をするから体の限度が分かり、体を大事にする。人の痛みが分かる。

 会社での冷遇も、自分の至らなさを教えてくれる仕組みである。仏様が頑張れと言っている。

 小さな事故が自分の危機管理の至らなさを思い知らせてくれる。それは仏様からの啓示である。そのまま突っ走れば、大事故に遭い死亡である。

 先日も、事故寸前となる事象に遭遇したので、仏様からの啓示と思い、ドライブレコーダーを前後2カメラ方式にすることにした。危機管理である。

 体で体験しないと智慧にならない。それが格物致知である。

 

「いつか」などは永遠に来ない

 今しかない。今使わないものは、永遠に使わない。捨てるべし。

 必要な時に、必要なものを買えばよい。

 モノを溜めるのが習性であった母は、日用品を大量に保存していた。昔の人は皆同じである。私は母の死後、その処分のため時間とお金を使った。今はモノを処分するのにお金がかかる。保管場所も土地代という金がかかる。

 

所有コスト

 モノを持てば、減価償却費がかかる。友人、知人を多く持っても同じだ。何時かはそれらが陳腐化する。知人友人が自分と同じように成長してくれればよいが、波長が合わなくなると別れがくる。

 教育も知恵も経験も維持しないと減価する。現代は知識も陳腐化の速度が速い。そのための訓練、練習の保持活動が必要だ。それにはお金がかかる。自分はどんな能力を持つのか。費用を考えてその能力を持とう。

 変な宗教思想を持てば、お布施という金ばかりを教団に貢ぐことになる。正しい思想を持とう。思想には所有コストがかかる。正しい思想は一つあれば十分だ。正しい宗教には、お金はあまりかからない。

 人生のお荷物は早く下ろせ。

 

モノを持つとは

 そのモノを持って、自分の人生を助けてくける存在のモノを持つべきだ。そのものと心中する気で、棺桶まで持って行く覚悟がなければ手に入れないことだ。

 モノを買うとは自分を買うことだ。安いものを買えば、自分の人生を安物扱いすることになる。大事な人生が、ぞんざいに扱われてしまう。すぐゴミ箱行きとなる。モノを多く持てば、自分の持つ資源がぼやけてしまう。自分の資源を整理整頓清潔清掃にして、世の中で活用しよう。

 

自分というお荷物

 自分が、認知症になり、粗大ゴミ同然になればその片づけコストが大変だ。人様に迷惑をかける。今後、日本は老人大国となり、その社会的負担が増加する。

 自分が、そんな存在になるなら、沖縄のきれいな海にドボンした方が、世の為かもしれない。だからこそ人間として、存在付加価値のある人物になるべきだ。人として世の中に貢献してこそ、生きている価値がある。そうすれば仏様と社会が生かしておいてくれる。自分は生きているのではない、生かされているのだ。仏様が世の中で不要と判断すれば、死が訪れる。世の中で不用品にないように学び続けなければならぬ。

 

人は学ばないと、人間ではなくなる。

学ばないと宿命的存在、つまり動物的、機械的存在に成り下がる。

学ぶことで運命的存在、つまり人間的存在になる。

よく学問修行をすると、自分で自分の運命を創っていくことができる。

              安岡正篤

 

鬼退治

 人生の片づけとは、自分の内に存在する「鬼」を退治すること。後ろ向き、劣等感、僻み、等の自分をディスカウントする負の潜在意識が「鬼」である。外の敵は容易に退治できる。しかし内なる鬼は強敵である。それを退治しないと、人生は片づかない。鬼を退治して、人生目標を目指して、菩薩になろう。菩薩とは佛になるために修行をしている。それが生きる意味だ。私は毎日、馬場恵峰師の書を見て自分の人生を確認している。

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    「魂(オニ)」は松本明慶大仏師作、「不動心」は馬場恵峰書

P10400341s  馬場恵峰書

2020-11-09 久志能幾研究所通信 1818  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年10月20日 (火)

愛すべき「108人の敵」

 

 人間は108の煩悩を持つ身内の敵を抱えている。その敵が無くなった時が成仏であるが、それでは人間でなくなってしまう。欠点があっても、精神の浄化があれば、その欠点が人間味となる。

 人間だもの、欲に駆られて思いっきりその方向に振れればよい。その振れに気が付いたら、自制心で元に戻せばよい。その欲をプラスのエネルギーに変換すればよい。

 それが出来なくなったのを、老いという。できないのが餓鬼、小人である。青春であれば、煩悩を正のエネルギーに変換できる。煩悩を負のエネルギーに倍増するのを老いの醜態という。

 

 人間が総て神・佛ばかりでは、ドラマも小説も生まれない。脚本家が失業である。批判家が失業である。私も路頭に迷う。

 自分が美しいと自惚れないと、美人コンテストでも優勝できない。驕り自惚れてこそ、美しさが磨かれる。いくら美人でも、私は美しくないと思い陰気な表情では、美人コンテストで優勝できない。

 人をうらやむから、それを凌駕しようと努力するから成長する。

 人に劣っていると劣等感を抱くから、学ぶのだ。しかし人が学ばないと、人は人間ではなくなる。人は動物界に堕ちていく。

 嫉妬心でも、こんがり焼けば、味が出る。それでこそ人間だ。

 色欲がなければ、人類が滅んでしまう。それでは世間が味気なくなる。

 生きる欲が無くなれば、死んでしまう。

 人間は、欲を適宜、制御して自省しながらうまく活用して成長すればよいのだ。人間は完ぺきな状態(神、佛)を目指してはならない。神になれば、人ではない。人でなしだ。そうなれば誰も酒を飲もうと誘ってくれない。友達もできない。

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108の煩悩

1 苦締貪   執着心

2 苦締瞋   怒り

3 苦締癡   道理が分からず愚痴を言う

4 苦締慢   おごり、高ぶり

5 苦締疑   正しい事を疑う

6 苦締有身見 身体への執着

7 苦締辺執見 極端な思考

8 苦締邪見    因果応報を知らない

9 苦締見取見   間違いを正しいと思い込む

10 苦締戒禁取見 誤った考えを信じ込む

11 集締貪    欲望

12 集締瞋    憎しみ

13 集締癡    悪行を行う

14 集締慢    他人に誇りたがる

15 集締疑    真実を疑う

16 集締邪見   果報は無いと思う

17 集締見取見  自分が最も優れている

18 滅締貪    激しい欲求

19 滅締瞋    いら立ち

20 滅締癡    無知による行い

21 滅締慢    傲慢

22 滅締疑    正しいことが信じれない

23 滅締邪見   因果関係を認めない

24 滅締見取見  誤った見解を信じ込む

25 道締貪    何かを求める心

26 道締瞋    怒りで心が安定しない

27 道締癡    愚かな行為

28 道締慢    自慢したがる

29 道締疑    真実を信じれない

30 道締邪見   自分の行いに果報は無いとする心

31 道締見取見  間違った考えに執着する

32 道締戒禁取見 誤った決り事を信じ込む

33 色界苦締貪  魂からの欲望

34 色界苦締癡  愚かな行為

35 色界苦締慢  自身こそが凄いと宣伝したがる

36 色界苦締疑  正しい教えを疑う

37 色界苦締有身見 身体への執着

38 色界苦締辺執見 極端な考え方

39 色界苦締邪見  因果応報は無いとする

40 色界苦締見取見  自分だけが正しい

41 色界苦締戒禁取見 間違いを正しい事と勘違いする

42 色界集締貪    必要以上に欲する心

43 色界集締癡    愚かな行い

44 色界集締慢    他者に誇りたがる気持ち

45 色界集締疑    正しい事を信じられない

46 色界集締邪見   善悪の果報があることを認めない

47 色界集締見取見  自分が正しく他が間違っている

48 色界滅締貪    湧いてくる欲

49 色界滅締癡    愚行

50 色界滅締慢    優越感

51 色界滅締疑    なにも信じない

52 色界滅締邪見   因果応報を認めない

53 色界滅締見取見  誤った教えに執着する

54 色界道締貪    精神的な欲求

55 色界道締癡    悪い考え

56 色界道締慢    他人に自慢したがる

57 色界道締疑    真実を疑う

58 色界道締邪見   善悪の果報は無いとする心

59 色界道締見取見  自分が正しく、他が間違っている

60 色界道締戒禁取見 間違った教えに執着する

61 無色界苦締貪   精神的な欲望

62 無色界苦締癡   怒りからの憎しみ

63 無色界苦締慢   自分が優れている事を知らしめたい

64 無色界苦締疑   正しい道を信じれない

65 無色界苦締有身見 心身を思い通りにできる

66 無色界苦締 辺執見 バランスを欠いた思考

67 無色界苦締 邪見  因果応報は無いとする

68 無色界苦締 見取見 誤った見解を正しいと思い込む

69 無色界苦締戒禁取見 誤った見解に固執する

70 無色界集締貪   魂からの激しい欲望

71 無色界集締癡   愚かな行為

72 無色界集締慢   慢心

73 無色界集締疑   真理を疑う

74 無色界集締邪見  自分の行いが自分に帰ってくることを信じない

75 無色界集締見取見 自分は正しいが、皆が間違っていると思う心

76 無色界滅締貪   無意識に生まれるの欲求

77 無色界滅締癡   真理に対する無知

78 無色界滅締慢   己の凄さを誇りたがる

79 無色界滅締疑   正しい教えに疑問を持つ

80 無色界滅締邪見  罪・公徳による果報を信じない

81 無色界滅締見取見 間違いを正しいと信じ込む

82 無色界道締貪   欲求

83 無色界道締癡   悪行

84 無色界道締慢   悪意

85 無色界道締疑   疑心

86 無色界道締邪見  所行が自分に帰ってくると知らない

87 無色界道締戒見取見  間違いに執着する

88 無色界道締戒禁取見  妄信

89 修惑欲界貪      生来持っている欲求

90 修惑欲界瞋      生来持っている怒り

91 修惑欲界癡      生来持っている悪行

92 修惑欲界慢   生来持っている慢心

93 修惑色界貪   自制しがたい欲望

94 修惑色界癡   自制しがたい愚行

95 修惑色界慢   自制しがたい慢心

96 修惑無色界貪  抑えられない欲

97 修惑無色界癡  抑えられない悪行

98 修惑無色界慢  抑えられない慢心

99 十纏無慚    自分に対して恥じる心が無い

100 十纏無愧    他者に恥じ入る事が無い

101 十纏嫉      ねたみ・嫉妬

102 十纏慳     物惜しみ

103 十纏悔     後悔

104 十纏眠     身体が自由に動かない

105 十纏掉挙    心が騒がしく、静まらない

106 十纏惘沈    心が滅入ってふさぎ込む

107 十纏忿     憤怒

108 十纏覆     罪を隠そうとする

  

2020-10-20 久志能幾研究所通信 1793  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年10月 1日 (木)

時間とは何か  磨墨知590-2

 

 人生は言葉の定義で生き様が変わる。言葉をどのように解釈して行動に移すのか、それによって人生の歩き方が変わる。解釈の仕方は国や民族の人生観そのものである。人生をつまらないものと定義すれば、つまらない人生を送る。価値あるものと定義すれば、価値を作るための生き方をする。

 それ故、時間を「量」と捉えるか、「命」と捉えるかでは、生き様に大きな差が出るはずである。

 辞書での解説とは、辞書の各編集者の解釈にすぎない。解釈が同じでないことは下記の辞書例を見れば一目瞭然である。辞書は、あくまで個人的見解である。自分の人生を創る為に、自分で時間を定義しよう。

 ODA佛教の辞書では「時間とは与えられた命である」。

 

リース物件

 その命は、必ず死ぬことが確定のリース物件である。それも仏様から授かったリース物件である。そのリース期間中に、どけだけ自分の命を輝かせられるかを問われる。リース物件だから期限が来れば、仏様に返さねばならぬ。リース満期前でも、使い方が間違っていると、仏様から強制的に没収される。

 

生存的地盤か生命的地盤のどちらで生きる?

 人は生存的地盤で生きると、単なる我欲だけで生きることである。己が死ぬことを考えず物欲、金欲、権利欲に執着して生活し、何時までもそれが続くと思ってしまう。金を持てば更に金が欲しくなる生活となる。権力の座に就けば、何時までもその座を離さない。まるで大垣市の小川敏のような存在である。

 それを生命的地盤で生きると覚悟すると、命は生と死を含めた存在であることを意識して生きる。己も何時かは死ぬ身であることを意識して生きる。だからこそ生命体として己の命を輝かせて生きることが出来る。

 

真のおとなになる

 道元禅師『正法眼蔵』に曰く「諸仏は大人なり」。仏教で佛になるとは、大人(だいにん)になるの意味である。小人(しょうにん・ガキ・こども)で生まれて、修行をして、本当に意味の「大人」になる事を、佛になるという。今の世は、あまりに大人になっていない未熟児が多すぎる。それは佛(真のおとな)になる修行をせず、生存的地盤だけで生きるからだ。

 今の日本社会が停滞している原因は、西洋の個人主義、利己主義、拝金主義、刹那主義、欲望主義に侵されたためである。だからこそ、命が生死を含む存在であることを認識して生きることだ。

 

命の寿命

 どんなモノにも命がある。モノにも命があり、職位にも命がある。大統領、市長なら4年、社長なら2年である。その職位の命が尽きるまでに、その使命をどれだけ全うできるかが問われる。頑張って成果を上げれば、2期目もあるかもしれない。その覚悟がないと、無為無策の任期を務めることになる。

 モノも大事に使えば、その寿命を全うして、自分の道具として一生使える。私は高いモノを大事に長く使っている。

 人間の命のリース期間は、平均で80年である。そのリース期間中で、自分の体を大事に使って、与えられた使命をどれだけ果たすかである。

 幸いなことに、リース物件の己の体を大事に使えば、そのリース期間延長は仏様からご褒美で授けられる。だから死んでもいいから(?)、健康管理が必要なのだ。天才ではない凡人の我々は、長生きすることだ。

 

各辞書での「時間」の定義

 0 時間とは与えられた命である。(ODA佛教の辞書) 

 だから時間にも死がある。時間とは、あくまで自分の命の刻みである。一刻一刻、命は尽きていく。それに対して、他人の時間は止まっている。それを早退性原理(相対性原理?)という。己は皆に見送られ「早退」して、あの世に逝くのだ。だから、その前にやるべき使命を果たすべく、定時(寿命)まではこの世に留まるように精進すべきだ。

1 A continuous measurable quantity forum the past, through the present, and into the furture (Longman)

 過去から現在を通して未来に向って連続的に数えられる量

2 What is measured in minutes, hours, days, etc. (Oxford Adbanced Learner’s Dictionary)

  分、時、日等で測定できるもの 

3 the quantity that you measure using a clock (Macmillan Egnilish Dictionary)

  時計を使って計測する量

4 the part of existence which is measured in seconds, minutes, hours, weeks, months, years, etc. (Cambridge Adavanced Learner’s Dictionary)

  秒、分、時、週、月等で計測される存在の一部

5 a quality that goes on and on without end, separating things that happened before from those that will happen. (The Lincolm Writing Dictionary)

   起こってしまった事象を起こるであろう事象を分離する終りなき継続する品質

6 the past, present, and future; every moment that has ever been or ever will be (Webster’s New World Children’s Dictionary)       

 過去、現在、未来;  継続するか継続するであろう各瞬

 7 The past, present, and future measured in seconds, minutes, hours, and so on.(Scholastic Children’s Dictionary)      

 秒、分、時、等で計測される過去、現在、未   

8 Indefinite, unlimited duration in which things are considered as happening in the past, present, or future; every moment there has ever been or ever will be. (Webster’s New World Dictionary)           

9 A nonspatial contimuum in which events occur in apparently errebersible succession form the past through the present to the future.(The American Heritage Dictionary)

10 System of distinguishing events; a dimension the enables two identical events occurring at the same point in space tobi disitinguished, measured by the intervalbetween the events. (Encarta World English Dictionary)

11 A period during which something(as an action, process, or condition) exists or continues; an interval comprising a limited and continuous action, condition, or state of being; measured or measurable duration. (Webster Third International Dictionary)

12  A rasional system in which events, following from one to another, can be measured; the passing of minutes, hours, days, or years (Randoum House Webster’s Intermediate English Dictionary)     

13 A certain point in the day or night, that you say in hours and minutes/ all the seconds, minutes, hours, days, weeks, months and yeaes. (Oxford Elementary Learner’s Dictionary)

14 Time is what we measure in minute, hours, days, and years. You use time to ask or talk about a specific point in the day, which can be stated in hours and minutes and is shown on clocks. (Collins COBUILD New Student’s Dictionary) 

15 The passing of hours, days, years,etc. measured by clocks./ the passing of time/yeas,/ the process of time/ the years happnening and becoming past of the past. (Larousse English Dictionary(france))

2020-10-01 久志能幾研究所通信 1769  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年9月21日 (月)

心の垢を落とそう

 人が活動すれば汗をかく。人は毎日、お風呂でその汚れを落とす。動かなくても生きていれば、体に垢も溜まる。お風呂で、たわしで、タオルで、石鹸で、その垢を落とす。それが清潔な人間としての身だしなみの生活である。しかし心に溜まった垢を落とす人は少ない。

 人として生きていれば、欲があり、他人と衝突して、怒りが起きる。その怒りが心を垢で汚す。心に邪念が起きると、素直な心に垢がつく。

 素直な心で、感謝して生きれば、心に垢は溜まらない。それが幸せの基である。その呪文が「ありがとう」である。

人は使命を持って生まれてくる。最大の使命が、この世で、最低一人の人間を幸せにする責務がある。その最初の一人が己である。それを期待してご先祖は、己をこの世に遣わした。

 

3大排泄

 人は動物として、皮膚からの排泄(汗、垢)、腸からの排泄(便)がある。それに対して、人間は霊長類として、心があるから、3つ目の排泄として、心の浄化が必用である。その排泄をやらないから、畜生の欲望だけの、堕落した存在から脱却できない。

 動物ではない人間は、一生かけて魂を浄化するのが、人間が人間たる責務である。

 

心を汚す「欲」

 人は成長するごとに、色んな欲が増えてくる。生存欲、食欲は勿論、青年になり色気づくと女が欲しくなり、金が出来ると更に二号さんまで欲しくなる。それは限度がない。

 欲とは、「谷」底に突き落とされても、「欠」けないと書いて、「欲」である。生きている限り欲は無くならない。生存欲が無くなれば、死んでしまう。だから人間として、生きていくために良い欲を持つべきだ。認知症になれば、それがなくなるから、それは脳死である。

 金も集めれば集めるほど、限度が無くなり、守銭奴・餓鬼道への道をまっしぐらである。幸いに、多くの人はそれほど能力がないので、自然と世間からその限度を思い知らされて、諦める。まともに働けば、大金は手にできない。過剰な金には強欲の汚れが付いて回る。

 権利欲・名誉欲も一度手に入れた利権、権力の座は、決して手放さない強欲に包まれる。その欲からはどす黒い垢が生まれる。

 

人は死ぬ

 多くの汚濁にまみれた金満家、色欲魔、権力欲魔の人間に、忘れていることがある。人を何時かは死ぬのだ。金も地位も女もあの世には持って行けない。人は裸で生まれて、裸で死んでいく。無垢な赤ん坊で生まれて、汚濁に満ちた人生を歩み、痴呆の老人になって、垢まみれで死んでいく。痴呆になったとき、その垢も消える。

 

旅立ち

 私は痴呆症になって、人に笑われて心の垢が火葬場で焼かれるよりも、最期まで正常な意識で、心の垢を落として、旅たちたいと思う。

 長く生きると、ものも増え、しがらみも増え、心のわだかまりも増える。それは、人生の山を下山する時は、全て不要なモノだ。死ぬ前に少しずつ、それを捨てていくのが、人間としての心の浄化である。

 たまには心を空にし、広い場所で、高い場所で、清楚な神社で、静かなお寺で、自分を見直すのも良き心の掃除である。私は飛行場で飛行機の離着陸を眺めていると、俗世間の憂さを忘れて心が清らかになる。それも俗世間からの旅立ちである。

 

心の富者の家

 金持ちの家は、不要なモノがなく、すっきりしている。貧乏人の家はモノだらけで混沌としている。それでは幸せとは言えない。心の豊かな人は、心のしがらみもこだわりも少なく、幸せである。心の金持ちを目指そう。

 それが出来ないのは、比較3原則(非核三原則?)で、他人と比較し、過去の自分と比較し、親と比較して、欲を出して人モノかねを集めるからだ。それは自分の心の惨めさの表れである。心に綺麗な人は、ものに拘らない。

 

非欠惨原則

 仏教の3つの教えの一つは、他人との比較を禁じている。他と比較すれば、必ず優越感や劣等感を抱き、それが心の汚れの原因となる。それが自分を苦しめ、自分で自分を無くしてしまう。所詮、死ぬ時には意味のない比較3原則である。何時か、必ず死ぬ身には、その比較は大したことではない。人は裸で生まれて、裸で死んでいく。

 

そうは言っても

 そうは言っても、私はまだ成仏も悟りもしていないので、人間として欲望のオンパレードである。私は聖人君主ではない。その欲が無くなれば生きている意味がない。私はまだ金も女もモノも名誉も欲しい。美味いものも食べたい。修行中の身として、今はその整理途中ではある。

 人に説法するのと、現実の自分の行動とは別である。私も人間だもの、理想に燃え、理想を語っても、その実行は難しい。それが出来ていれば、今頃は仙人である。だから、私は死ぬまでが修行として、夜間飛行を続けている。夜間飛行でも、北極星の方向が分かれば、目的地を見失う心配はない。そうやって心の垢の汚れを落とすこと心がけている。

 

角熟

 私は円熟でなく、角熟、欠く熟、書く熟を目指している。人間として欠点を持ったまま、人格を熟するのだ。そうすれば、欠点が人間味となる。人は神、如来の完璧さを求めては、人でなくなる。「人でなし」である。菩薩とは、仏道を修行する仏様の姿である。

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  馬場恵峰書

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2020-09-20 久志能幾研究所通信 1756  小田泰仙

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