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2021年11月24日 (水)

「変態」賛歌、老いの克服

 

ダーウィンの法則

 生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。

 それは、変化に最もよく適応したものである。

     - ダーウィン -

 

自分は時代に合わせて「変態」をしてきたのだろうか、振り返りたい。

 

企業の変態

 最近の勝ち組の企業は、業態の「変態」を成し遂げた企業群である。2000年頃のウォールストリートジャーナル紙に、1900 年当時の新聞紙に米国の有力企業を100社ピックアップした記事に対して、その100年後、現在も残っている企業の調査記事が出た。その結果、残っている大企業は2社のみであった。その2社でも業態が変わっていて、そのまま業態の企業は無かった。

 

 その一社はGEで、当時は電灯製造会社であった。GEはエジソンが発明した電灯が元になっている。そのGEも現在は、金融業が大きなシェアを占めた企業となっている。

 100年間を生き延びた大企業は、業態を「変態」させて、社会の変化に適応したから生き延びたのだ。

 

 50年前、世界最大のフィルムメーカとして世を謳歌したコダックは、その業態の変態がうまくできず、2012年、衰退して130年の歴史を閉じた。

 

 当時、最大の複写機メーカのゼロックスは、その特許の独占で業績を謳歌していたが、最近業績不良で、富士フィルムに買収を提案されるまでに落ちぶれた。

 それに対して、日本の富士フィルムは、昔のフィルムメーカから、精密機器メーカ、医療機器メーカ、医療品メーカに、業態の変態を遂げて超優良企業に変身している。

 

 トヨタ自動車の親会社である「豊田自動織機」は当初は、繊維の自動織機を製造する会社であった。しかし今の業態は自動車の組み立てやフォークリフトの製造会社である。繊維部門は数パーセントを占めるだけになっている。

 

 多くの大企業は社会の変化に対応できず、自滅していった。今の日本が衰退しているのは、変化(変態)を拒否して、「昔はよかった」と回顧しているからだ。

 生き延びたのは、その変化に最もよく適応したものである。ダーウィン

 

 

私の変態

 だから人間として老いを迎え、更に活力を持って生きるためには、人は日々変わらねばならぬ。そう思って、老いても私は日々新し事に取り組んでいる。それの打開策の一つとして、退職後の10年間、新しい資格・知識を取得に取り組み、個人事業者として新しい事業を起こして活動してきた。やってよかったと思う。

 次の10年間の目標として、家を新築することにして、新たな気分で頑張っている。何かを目標として頑張れば、日々新しい発見がある。家の完成が目的ではない。その過程で生まれる自分の成長が目的である。新しいことに挑戦すると、変態した新しい自分が生まれる。老いて何もせず朽ちるのが一番哀れである。

 

 自虐的に自分の人生を振り返ると、昔は周りの状況に合わせて、変化せざるを得なかった歴史が分かる。当時の自分の苦労が偲ばれる。よく頑張ったと自分で自分を褒めてやりたい。有森裕子さんの気持ちがよくわかる。

 

青年期  受験地獄をさ迷う餓鬼の行動

      頑張ったのに、東大入試中止で大混乱に巻き込まれた。

     就職地獄をさ迷った阿修羅の行動

       オイルショックで就職難が発生

若手社員時代 3Kの奴隷労働者

        バブル期ではなく、会社に入れてもらった境遇

        頑張らざるをえなかった。

中堅社員時代 社畜としてワークホリック労働者

        バブル期と重なり、仕事中毒になる。

        残業60時間、実際は残業100時間が当たり前

中年     宮仕えで上と下からの圧力に挟まれる中間管理職

        うつ病寸前まで追い込まれた。

        労働組合は管理職を守ってくれない。

定年後   「時給が牛丼店と同じ待遇」なので拒否して帰郷。

        定年延長は年収が1/3になり、その減収分の補填で年金がある。

        個人事業主として新しい道を歩く

 

 定年延長の嘱託として働くと、年間2000時間を拘束され、増加年収を時間で割ると牛丼店のアルバイト時給と同程度である。自分より能力の劣る昔の部下の下で働くのは、自尊心の崩壊である。ばからしくなり、自分で事業を起こすことにした。

 

変態できない理由

 定年延長せず辞めると言うと、引き留められたが、辞めると「決断」して正解であった。自分の人生を「変態」するには決断こそが、唯一の方法である。変わりたいと決断しなければ、何もかわらない。

 みんな「変わらなきゃ」と言いながら、少しも変わらない。変わらない原因は、なぜそうなったかの真因を見付けず、日々の習慣に流されるからだ。変わるには変えようという意思が必要だ。変えるという「決断」をしないからだ。決断しなければ、永遠に人生は変わらない。決断をしよう。

 

ニュートンの運動第一法則

 静止あるいは等速度運動中の物体は、外力が加わらないかぎりその状態を続ける(慣性の法則)

  (止っているものは永遠に止まっている。)

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 馬場恵峰書

 

2021-11-24 久志能幾研究所通信 2218  小田泰仙

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2021年11月23日 (火)

KK母子にそっくり、鼻につき縁を切る

 

 その昔、その人から頼まれて、彼女の息子のイベントでの写真とビデオを撮影した。しかしその人にも息子にも、それが当然の如く扱われ、一言の礼もなかった。礼どころか、その写真の出来に文句を言ってきた。それは不可抗力の問題であり、私が苦情を言われる筋合いではなかった。息子はそのイベント中で非常識な言動があった。プロとしてあるまじき行為であった。知人もそれに同感であった。

 彼女からは、私はお人好し人間に見えたのだろう。だから彼女からの要求が多かった。私は金儲けのため、写真を撮ったわけではない。彼女にお金を請求したわけではない。それで後味が悪かったので、それ以降、私は彼女との縁を疎遠にした。

 

 知人も、そのKK母そっくり氏の金への執着心が鼻につき、好感を持っていなかった。知人は仕事のため義理で付き合っているという。

 

 彼女は、私が癌の手術をしたことを聞いて、「今度、お見舞いに行く」と電話口で言ったが、3年弱経ってもなしのつぶてである。

 

 その彼女が、先日、3年ぶりに電話をかけてきた。とりとめのない話をして、電話口で3年前に見舞いに行けなかたことを詫び、その「話のついで」で、私の施設を貸して欲しいという話を始めた。ああ、それが今回の電話の目的なのかと合点がいった。事情を話してその件は断ったが、彼女は私が疎遠にしたいという空気を読めなかったようだ。人との機微には鈍い人なのだ。

 

 彼女はご主人と離婚している。彼女の振る舞いを見ていると、なぜそうなったかが分かる気がする。息子の言動でもそれを感じる。まるでKK母子のようである。なにせ子供が人生で一番影響を受ける人が、母親である。母親の影響は大きい。人生は母親次第である。

 彼女は若い頃は結構な美人であったようで、ちやほやされたのだろう。ちやほやされると、人は成長しない。それが人の心を読むことが疎くなっている原因だと私は推察した。

 

感染防止

 君子危うきに近寄らず、である。そういう人と付き合うと、自分の運も悪くなる。運も金も吸い取られる。悪縁は伝染する。臭に交わると臭くなる。悪の薫習である。付き合う人の異臭さに気が付いたら、早め早めに縁を疎遠にしよう。それが危機管理である。

 KK母の婚約者も、早く彼女の異常さに気が付けば、あそこまで泥沼には嵌ることもなったのにと、残念に思う。世間知らずのお嬢様なら、騙すのは簡単だ。赤子の手をひねるようなものだ。

 

第六感

 自分の第六感を信じよう。今まで生きてきて体験した経験智から生み出された第六感は正しい。それは体得した賢さである。私はその賢さゆえに今も生きている。此の世で降りかかる悪縁災難を避けて生き延びるのは大変なのだ。自分の城の外は魑魅魍魎の世界である。

 

母の鞭

 私の母は私に常々「男は家の外に出れば、7人の敵がいる」と言い続けた。しかし周りの知人に聞いても、そんな指導を息子にした母を聞いたことがない。子供を溺愛する親は多い。私は一人息子で甘やかされて当然であったが、そうはならなかった。それをこのような厳しい言葉で教育したのは、それ以上の愛情だと思う。母に感謝である。

 

 今一番思うことは、人生で最大の敵とは、自分に潜む怠惰な自分である。危険が分かっていてそれを安易に考える自分である。己を滅ぼすのは外の敵ではなく、内なる自分自身という敵である。

 

Dsc065661s 普賢菩薩像 松本明慶大仏師作

 賢くありたいと毎日、手を合わせている。

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 馬場恵峰書「佐藤一斎著「言志四録 51選」」 久志能幾研究所刊

2021-11-23  久志能幾研究所通信 2217  小田泰仙

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私の脱石油・脱都市ガス、省エネ活動

 

 私はこの冬から石油ファンヒーターとオイルヒータの使用を止めた。その理由は、脱炭素政策ではなく、単に、健康上の理由と熱効率を考えた経済的な観点での処置である。そういう小さな取り組みが、地球環境改善に貢献するのだ。

 石油ファンヒーターはすぐ温かくなる暖房機で捨てがたい器具である。しかし、燃焼後の排気ガスが、室内を汚し、体に悪い影響がある。欧米の価値観から言えば、とんでもない暖房システムである。だから1時間ごとに換気が必要だ。

 脱ガス(都市ガスの廃止)は安全上の対応である。ガスの消し忘れが怖いからだ。また地震等の震災後の復旧時間が、ガスは電気より長い。だから自宅はオール電化にした。

 

熱効率を考えて暖房機器を選択

 暖房の効率を表す指数としてCOPがある。

 暖房COP=暖房能力(kw)÷暖房消費電力(kw)

 

 要は、入力に対して、どれだけの出力(暖房能力)が有るかを示す指標である。ここから導かれる暖房器具のベストはエアコンである。短時間に温かくなる暖房機は多くあるが、それはCOPが1の暖房機である。それは熱効率が悪い。投入したエネルギーだけが、そのまま熱になる暖房機である。それはヒートポンプの恩恵を受けないので、熱効率が悪い。環境のために暖房機はエアコンが推奨される。

 

         COP       単価(円)

エアコン     2~4   7~34(深夜3.3~6.5)

灯油ファンヒーター 1   7~11 

ガスファンヒーター  1   13.3

オイルヒータ    1   28

電気ストーブ    1   28

 

 上記データはYouTube「暖房器具別燃費ランキング」松尾設計室より

 

温暖化フェイクニュース

 今の反温暖化の動き、脱炭素の流れは、フェイクニュースの一種である。それは、利権団体と政府内の利権政治家がまき散らしているフェイクニュースである。それをNHKも便乗してそのニュースをまき散らしている。おどろおどろしい特集番組で、「このままでは温暖化で地球が滅亡だ」と脅している。それは過去数10年間のデータに基づいて、都合の良い部分だけ切り出して、如何にも本当のような脅し番組である。実際の200年単位のデータでは、地球の温暖化の気配はない。どんなデータでも、意図して都合の良いように加工は出来る。それを洗脳教育と言う。それを税金で運営されているNHKがやるから、怒りが出る。

 参考文献:杉山大志著『「脱炭素」は嘘だらけ』産経新聞出版

 

反太陽光発電、反風力発電

 今の風潮は、石化エネルギーを全廃して、再生エネルギーだけで、消費エネルギーを回そうとしている。それは狂気である。太陽光、風力発電だけで、日本のエネルギーは全て賄えない。常識で考えればわかる。それをNHKやマスコミは国民を愚民化して、暴走報道をしている。

 それは、ダイエットのために、糖質・脂質ゼロのような食事制限をすることのようだ。地球の環境を考えてエネルギーの消費と、人間の体のエネルギー摂取は、バランスが大事である。偏った摂取(偏食)は、病気を招く。日本経済の破綻を招く。

 それを脅迫のネタに、C国は、太陽光発電や電気自動車で、法外な利益を得ようとしている。C国は、太陽光発電パネル生産で、世界の80%のシャアを占めている。電気自動車の電池のレアメタルのシェアで世界の過半のシャアを握っている。両方とも、C国の重要な戦略物資である。要は世界覇権のための武器である。

 先年、C国が日本にレアメタルの輸出制限をかけてきたことは、記憶に生々しい。レアメタルが手に入らなければ、電池生産が出来ないのだ。電気自動車やハイブリッド車の生産が出来なくなるのだ。

 

何事も急激な変化は、地球環境、人間の体に悪い影響を与える。 

それで恐怖を煽って、誰が儲けているか、よく観察しよう。

当たり前の省エネを地道に推進しよう。

 

2021-11-22  久志能幾研究所通信 2216  小田泰仙

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2021年11月18日 (木)

我家の防災対策、人生の防災対策

 

カセットコンロ

 防災への対策として、今回、カセットコンロを整備した。電気が止まった場合の非常用加熱道具としてカセットコンロとガスボンベを整備した。

 ガスボンベは、一人一日0.5本として7日分を備蓄した。ガスボンベは賞味期限が7年であるので、1年に1本(約200円)を使っていき、その都度補充することにした。

 この情報は防災アドバイザー・髙荷智也氏のYouTubeの動画を参考にした。

 

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以下は準備スミである。

 水1週間分  2ℓ 10本 10日分

 インスタントお粥    3日分

 防災トイレ       3日分

 

他の防災・耐震対策

 自宅は築50年の日本家屋で、当初は耐震強度0.5であった。

  10年かけ耐震補強をして、耐震強度を1まで上げた。

 土付き瓦屋根を、土なし瓦に改築して、上部の重い土を除去した。

 災害時の復旧時間の短さを考え、ガスを止めてオール電化とした。

  また災害時の火の始末も考えてのオール電化である。 

 耐震ブレーカに取り換え

  地震がおさまって、再通電すると火事になる危険性がある。

  これを再通電しない機能付きのブレーカに変えた。

 耐震、防犯上で、ブロック塀を撤去した。

 2階に有った重いもの(本等)を1階に下ろした。

 

緩慢なる熱衝撃対策

 現代日本で人の寿命が延びたのは、暖房器具が進歩して、また気密性の高い家が増え、室温が上がったのが大きな要因である。室温が2度上がると、健康寿命は4歳延びると言われる。

 だから自宅では、全窓を二重ガラスにして、更に二重ガラス内窓を付けて、断熱性のよい家に改築した。

 参考文献 笹井恵里子著『室温が2度上げると健康寿命は4歳のびる』光文社新書

 

人生の防災

 人生での災害時の備えをしよう。人生は山あり、谷ありの波乱万丈である。人生を歩く場合の携帯する考えを軽くしたい。深刻に考えず、自然体で考えよう。物事に囚われると、行動が鈍くなる。囚われず、偏らず、貯めこまず、止まらず、で人生を歩みたい。人生を襲うエイリアンにまともにぶつかると倒れてしまう。柳のように、柔構造でしなやかにやり過ごしたい。人生の激震で自分を見失わないようにしよう。

 人生の戒めの言葉こそ、己の防災準備である。一寸先は闇なのだ。自分自身の燈明を持って、暗夜を行こう。

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 馬場恵峰書

2021-11-18  久志能幾研究所通信 2212  小田泰仙

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2021年11月17日 (水)

社長の後姿、会社の基礎、人生の基礎

 

 先年、一緒にMK経営塾の研修を受けた仲間が、脳内出血で倒れてしまった。下記は、その人をお見舞いに行ったら、人生模様のお経にであった。人間は行動すると、人だけでなく、お経にも出会う。

 「経」とは糸偏に、機織り機の意味のツクリから成る。糸偏は面々と続くご先祖からの歴史の流れである。機織り機は、この世の人生模様を織りなす創造者である。

 そのお経が良いか悪いかは、織りなした基礎の出来不出来に依存する。

 

脳出血の原因

 彼の会社は、大層威勢が良い会社で急成長を遂げていた。彼を研修中に身近に見た感触では、彼が倒れた原因は、食べ過ぎによる高血圧、だらしなさ(不摂生)からくる歯と眼の不調、タバコ、酒等に見られる不健康生活からきたのは明白である。

 社長は全従業員の生活に責任を負っている。そのために社長自身の健康管理は責務なのだ。

 社長がいくら高尚な経営理念を唱えても、己の体の経営さえ出来ない社長では、会社の経営が出来るとは部下は信じない。社員は社長の後姿を見つめている。「己の体の放漫経営のため病気で倒れたあんたに、そんなことは言われたくない」が社員の本音である。

 

己を支える基礎細胞

 だれのお陰で37兆個の細胞が己を還暦まで生かしくれたのか。だれが会社を支えてくれたのか。誰のお陰で今日があると思うのか。その感謝の意識が薄いことが、社長自身が冒頭で発言するイケイケドンドンの社報から伝わってくる。

 後日、山本賞の式典会場で彼の姿を見た。車椅子姿で痛々しいが、病から回復して、威勢は元のように元気になったようだ。しかし彼の会社発行の社長通信から見ると、己を支える基盤(身体、社員、社会)への感謝の意識が薄く、生かされていることに認識不足があるようだ。前のめりで高尚な言葉を会社通信に列挙しているが、足元が固まっていない。土台から崩れるのではと危惧している。

 

手抜き工事

 大地震が起こると土台基礎工事の手抜きが発覚する。阪神淡路大震災時に、ビルや市内高速道路が倒れてしまったのは、その基礎が不出来か、もしくは手抜き工事であったためだ。その証拠を消すため、十分な調査もせず、大慌てで残骸を撤去してしまったのは、後世への汚点である。まるで中国の新幹線事故で、早々に事故列車を埋めてしまったと同じだ。我々は中国を笑えない。

Photo

 阪神淡路大震災で傾いたビル

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/9/9c/

 

会社の実態

  この会社から定期的に宣伝メールが届く。以上の経過で、内容が信用できないので、うっとおしく配信停止を連絡した。しかし全くそれが通じず、メール配信は止らない。仕方がないので迷惑メールに自動振り分けすることにした。その一件でも社長の経営方針が分かる。頭隠して尻隠さず、である。

閻魔帳への中間報告

 この社長とは研修時の席が隣り合うご縁もあったので、東京以遠の土地で、駅からも遠い病院へタクシーを飛ばしてお見舞いに行った。しかし元気になっても礼状一つ来ない。再会しても、礼一つ言わない。

 彼が脳出血で倒れた原因を見れば、人間性が分かる。あとは押して知るべし、である。良き人間観察の勉強ができたと思うべきだ。人生の周りでは声なき経が聴こえている。その経を自分に当てはめて考えるかどうかである。

 

 ご縁の貸借対照表に人生の歩みが表われる。縁の残高が少ない経営者が人生で躓く。人は山には躓かないが、小さな蟻塚に躓く。佛様は全てを閻魔帳に記載して、己の体の病気を通して閻魔帳の中間報告をされる。その時が人生の岐路である。多くの人が佛の御心も知らず、地獄への近道へ足を向ける。人生曼荼羅には全てが描かれている。人生経営での学びである。他人様は自分の鏡である。心しよう。

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 馬場恵峰書

 

2021-11-17  久志能幾研究所通信 2211  小田泰仙

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2021年11月14日 (日)

がん死は太平洋戦争死の1.5倍、洗脳攻撃、忖度敗戦

 

 1945年8月15日の終戦までの15年間、太平洋戦争で日本人は310万人が命を落とした。年間で20万人の死者である。

 金儲けに血迷い、マスコミや政府に洗脳された現代日本では、がんで年間33万人が命を落としている。15年間で504万人のがん戦死者数である。それは15年間だけを機械的に計算しただけで、今もその戦争はまだ続いていて、死者は増加し続けている。太平洋戦争の死者数どころではない。新型コロナウイルスの死者数どころではない。これは「がん」との戦争だ。日本がん戦争である。

 

洗脳教育で目を逸らさせる

 マスコミ、テレビCM、政府は、がん利権業者(医療関係者、煙草業者、酒業者、食品業者)に忖度して、国民の目を逸らそうとしている。

 現在、マスコミは新型コロナウイルス報道一色だが、新型コロナでの死者は、年間約5千人である。年間33万人が死亡する「がん死」と比べて、新型コロナの報道ぶりが異常である。それでもっと大事な報道がスルーされている。大事な報道とは、がんの死亡者数や国際情勢である。これが洗脳教育である。

 我々は、もっとその現実を注視しよう。子供たちの命も危ないのだ。自分の城は自分で守れ。

 癌になってから医者にかかっても遅いのだ。がんになる原因の元を断たなきゃダメなのよ。

 

日本がん戦争死

 15年間のがん死亡者数合計 504万人(15年間の単純計算)

 日本の年間死亡者数は 1,108,334人

 年間がん死亡者数    336,468人

    H19 厚生労働省人口動態統計

 

太平洋戦争死 

 15年間の太平洋戦争での死者 310万人

 軍人の死亡者  230万人

 民間人の死者   30万人

 空襲での死者   50万人

  合計     310万人

 

 太平洋戦争の死者の発生は、昭和20年8月15日で終わったが、日本がん戦争はまだ続いている。死者も増え続けている。

 自分の命は、自分で守れ。

 

2021-11-14  久志能幾研究所通信 2208  小田泰仙

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2021年11月11日 (木)

高がセコム、去れどセコム、セコィではないか? 

 

 数年前、家の保安上で、セコムのホーム・セキュリティの導入を検討した。月5,000円の費用で自宅の安全が守られること。ところが、実際に泥棒に入られて被害が出た場合の補償が、どれだけ被害額が大きくても「見舞金 百万円」だけだという。あまりにセコイではないか。

 なぜセコムが英国の保険会社に保険に入って、もっと実情にあった保証をしないのかと疑問に思った。

 セコムでは、泥棒が侵入している現場にセコム警備員が急行しても、手出しをせず、警察が来るのを待っていて、見ているだけだ。セコムには警察の捜査権と泥棒を捕まえる権限がない。セコムも法を犯してまでは、警備をしない。

 たまにはセコムの社員になったつもりで考えよう。安い給与なのに、凶暴な泥棒と対峙して、「命を危険に晒してでも顧客の財産を守れ」では酷である。セコムの現場警備員の年収の中央値は450万円である。その給与で命を張って警備先を守ってくれるとは思えない。警備員だって命が惜しいのだ。警備員にも家族があり、守るべき生活がある。警備員は、国民の命を守る使命がある警察官ではない。

 

 それを知って、セコムのホーム・セキュリティーの導入をやめた。それで自分で考えて、家のセキュリティ対策をすることにした。

 

自宅のセキュリティ対策

 (セキュリティー上で全部は公開できない)

 家の周りの塀を撤去

  塀があると、塀の陰に泥棒が潜んでも、外から目に止まりにくい。

 玄関灯の設置

 玄関の上に人感センサー、複数台のカメラ設置

 窓ガラスを防犯ガラスに取り換え。

 一部の窓に鉄柵を追加

 郵便ポストを大きなサイズに変更

  小さいポストでは、郵便物がポストから溢れて留守が分かる。

  長期不在の時は、新聞を一時的に止める。

 

 自分の城は自分で守れ、がトヨタの鉄則である。

 

2021-11-11  久志能幾研究所通信 2205  小田泰仙

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2021年11月 9日 (火)

人生舞台道具 腕時計占い、ちょん髷占い

 

人生劇場

 持ち物にその人の人格が総て現われる。人生舞台で、自分はその主人公である。その舞台道具で、家の家具も、家の造りも、買い物も、食事も、名刺も、自己紹介の資料も、身だしなみも、車も、すべてその人の演技を際立たせる舞台道具である。

 その演技の結果は、子供や親や奥さんを見れば、その人の育ちと人格が透けて見える。

 人を観るなら、目を見開いて、耳をほじくって人生劇場の役者とその舞台道具を観察しよう。それをみれば危険信号が見える。観察力が自分の身を守る。

 

大きな腕時計

 家を建てるため、住宅メーカの展示場を回っていた時、そこで会ったある若い営業マンの腕に、大きな腕時計が目を引いた。人生は何ごともバランスである。分不相応で、バランスの取れた身だしなみから見て、その時計の大きさは異常に見えた。

 私はその事象を、営業マンの一点豪華主義の誇示だと判定した。そうしないと自己表現ができないのか。何か薄っぺらな印象を受けた。人は第一印象である。それで人格の8割が現れる。そう思って大きな間違いはない。

 それで実際と違っていれば、その人とはご縁が無かったのだと思えばよい。実際にどうかは別にして、そう思われたら営業マン失格である。自分がどう思うかではなく、相手がどう思うかである。あくまで決定権は相手にある。

 

家を見れば人生が分かる

 知人の多くの家を見せてもらって、その人の人生が見えた。その家に書斎があるかを見れば、その人の生き方が分かる。その家で、一番偉いご主人の書斎がない家が多くあった。それでその人の限界が見えた。書棚を見れば、その人の考えが分かる。その人は自宅の生活から醸し出した生き方を世間に晒して、人生を歩いているのだ。

 

世間の目

 マスコミを騒がしているKK氏問題でも、ポニーテール髪型が、世間にどう思われるか、それだけの問題である。たかが髪型、されど髪型である。その人は、その価値判断が、自分ファースト、自分基準なのだ。それがどういうインパクトを相手に与えるかを考えれば、営業マンの大きな腕時計の異常さが分かるはずだ。日本社会は閉鎖的で保守的なので、極端を避けるのが、密集した社会を生きる知恵なのだ。日本は欧米とは違うのだ。郷に入っては郷に従え、である。

 

オーディエンス

 テクニカルライティング技法でも、読み手がどう受けるかを考えて、文書構成と論理構成を組み立てる。決して、自分中心ではない。テクニカルライティングでは、読者をオーディエンスという。文書を書いて、オーディエンスに分かってもらわねば、書き手が非常識、伝達能力なしとみなさる。

 

がんの演技

 がんも同じである。自分が欲望のまま生きれば、体が悲鳴を上げて、体はがんに助けを求めて、その狂った生活を阻止するために、自分の体はガンを発症させる。人生はあくまで体ファーストである。たまには体のことを考えて暴飲暴食を見直そう。ご先祖から頂いた体を大事にしよう。

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馬場恵峰書

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2021-11-09  久志能幾研究所通信 2203  小田泰仙

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2021年11月 7日 (日)

環境問題と人権問題で、太陽光発電設備を拒否

 

 私は新しい家に太陽光発電装置は付ける予定はない。その理由は。今の太陽光発電システムが環境破壊装置となり、少しも環境に優しくないからだ。

 

環境破壊の犯罪

 現在の太陽光発電システムのパネル生産の世界的シェアは、80%が中国製である。そうなった原因は、環境問題に真面目に対処して生産すると、コスト的に中国製に勝てないので、先進国では採算が合わず、生産できないためである。中国では、環境を破壊して、公害を垂れ流しても生産できるので、採算があう。日本企業が他の業種で中国に大挙して進出したのは、この公害の規制が緩いのが大きな要素である。

 中国はウイグル族の人権問題を抱えたまま生産を強行している。

 なぜ太陽光発電パネル生産世界一の中国で電力不足、停電騒ぎが起こっているのか。聞けば、電気自動車の充電のため、石炭を燃やして発電していると言うではないか。本末転倒である。

 

敵に塩

 今では、太陽光パネルが中国の戦略物質となっている。だから敵に塩を送る必要はあるまい。太陽光発電を推進するとは、中国の覇権が膨張し、小泉ファミリーや河野ファミリーが儲かるだけだ。

 中国の脱炭素問題で、太陽光発電推進に推進している政治家は信用できない。だれがそれを推進して暴利を貪っているか、目を見開いて探そう。

 

日本の環境破壊

 日本のように狭い国土で、山林を切り開いて太陽光発電所を造らねばならないのでは、無理がある。それは環境破壊犯罪である。先日の熱海市土砂崩れ事故で、それが明らかになった。

 

公害物質

 太陽光発電パネルには水俣病・イタイイタイ病の原因となったカドニウム等の公害物質が含まれている。先進国では、生産時にその対策費が膨大となるので、低コストでは生産が出来ない。また今後、10年後に廃棄する場合に廃棄問題が顕著化する。無料では廃棄パネルを処理できない。今後は、高額の廃棄費用が施行主にのしかかってくる。

 

反自然現象

 太陽光発電システムは、自然の変化に影響されるので、安定的に使うには、蓄電池の設置が必要となる。その分だけコストがかかり無駄である。

 太陽光発電に国から補助金が出るが、補助金を出すこと自体がおかしい。不自然である。太陽光発電装置を持っていない人から税金を取って、補填している。それが続くはずがない。

 

地震対策

 太陽光パネルは屋根の上に設置するので、重い材料が天井に乗りかかることになる。地震対策上で不利である。

 私の家では、築50年の日本式家屋の屋根を、地震対策で、土ぶきの瓦を、土なしの瓦ぶきに改築した。それと同じ重さの太陽光パネルを載せるなど、狂気の沙汰である。

 

感電対策

 また万が一火事になっても、太陽光パネルは発電が止まらないので、消防士の感電死の危険性が出てくる。アスクル工場の火事が1週間も鎮火しなかったのは、工場の屋根に太陽光パネルがあったためである。

 

近所迷惑

 また住宅地では太陽光パネルが鏡となって、その反射熱でご近所に迷惑をかける。

 どっかのバカが、住宅地に大規模な太陽光発電システムを設置して、その反射熱で夏の隣の住宅の室温が50度を超え、裁判沙汰になっているという。狭い日本の住宅環境では、太陽光発電システム設置は無理があるのだ。

 

装置の脆弱性

 太陽光発電パネルは、たとえ100枚あっても、そのうち1枚でも汚れたり、傷がつくと、全てのパネルの発電効率が同時に下がる。だからその維持管理が大変である。屋根の上では、簡単に維持管理ができない。

 

シンプル イズ ベスト

 家に太陽光発電装置を付ければ、家の構造が複雑になる。複雑になれば故障の原因である。

 

結論

 以上の理由で私の家新築計画では、太陽光発電は導入しない。以上を知っていて太陽光発電を勧める住宅メーカは、信用できない会社とみなすことにした。

 

2021-11-07  久志能幾研究所通信 2201  小田泰仙

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2021年11月 5日 (金)

新型コロナと戦闘中、後から刺される

 

 私は新型コロナウイルス対策で、最大の注意を払って生活をしている。それが巣ごもり生活に浸っていたら、下側前歯の後ろ側が虫歯菌に攻撃されてしまった。要は前ばかりを注意していたら、後ろから刺されたのだ。巣ごもり生活で、甘いものを少々食べ過ぎたようだ。

😿

 

 昨日(11月4日)、2ヶ月ごとの歯の検診に歯科医院に行ったら、前歯の奥に小さな虫歯が発見された。前からは見えず、後ろ側の歯ブラシで磨きにくい場所であったので、歯医者さんも前回の診察で、見落としたようだ。即座に治療をしてもらった。その大ショックで心が折れてしまい、昨晩はブログの更新が出来なかった。恐縮です。

 

麻薬

 甘いものは「真綿首を締め麻薬」である。糖質の依存性は、モルヒネ等の麻薬と同じ程度の依存性がある。気を付けよう、甘い言葉と甘いお菓子。

 ちなみに私は、モルヒネを「露骨麻薬」、煙草・酒を「忖度麻薬」と命名した。

 

3千万円の設備 

 虫歯になるとは、人体の中で一番高価で大事な装置が故障したのだ。歯医者さんによると、歯一本の価値は104万円という。歯の総数28本で、約3千万円の価値がある装置である。口の中に天皇陛下が乗られる御料車やロールスロイスが鎮座しているのと同じなのだ。歯を大事にし過ぎても罰は当たらない。

 歯が無くなると、美味しくものが食べられなくなる。内臓に負荷をかけることになり、寿命にも大きく影響する。また認知症にもなりやすい。

 歯を大事にしよう。人生で不祥事に噛みつけなくなったら、認知症にまっしぐらである。批判こそ世を良くする薬である。批判が出来なかったら、共産独裁国家である。

 

対策

 対策として 「糸みがき」を買ってきた。

 しばらくこれを使って様子を見ようと思う。

 私の人生の鉄則は、問題が起これば、必ず再発防止策を打つである。

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  下側の前歯の後に虫歯

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2021-11-05  久志能幾研究所通信 2199  小田泰仙

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