o-大垣を良くする階 Feed

2017年12月31日 (日)

「大垣市中心市街地活性化基本計画」の絵空事

 この計画書(平成27年~33年)は、大垣市長が新市庁舎建設を正当化するための言い訳書であると思われる。この計画書の裏から透けて見える大垣市長の本音は、新市庁舎建設を建て、そこに座りたい、である。中心市街地活性化などは、どうでもいいのだ。お役人が、大名屋敷のような豪華な新市庁舎に居座りたいがため、予算を消化するため。鉛筆を舐めなめ作った「お作文」の計画書である。

 この計画書を念頭に今まで大垣市活性化政策を進めた結果、小川敏市政17年間で、大垣市は36%衰退した。商店街は消滅し続け、このままの傾向が続けば、あと20年弱で大垣市の駅前商店街は消滅する(年率2.6%の衰退速度)。下記のデータは平成11年から24年の13年間の変化であるので、実質的に半減近くに衰退したと言ってもよい。新市庁舎建設だけは計画通り、オリンピック工事で資材が高騰のおりにも関わらず、着々と進んでいる。以下は平成11年から平成24年のデータ(大垣市公表データ)。小川敏氏は大垣市長に平成13年より就任。それから急激に衰退が始まった。大垣市衰退の責任を取って欲しい。

 

大垣市の惨状  (平成11年 → 平成24年)

駅前商店街の店舗数  560店 → 361店    36%減

駅前商店街の従業員数 2,440人 → 1,901人  23%減

駅前商店街の売上   34,656 → 18,048千円  48%減

駅前商店街の売場面積  59,108 → 37,819 m2 36%減

空き店舗数      44 → 36店(嘘)

           「かくれ空き店舗」が集計に入っていない。

           現在、シャッターを下ろしたお店61%

公示地価の下落   152千円 → 135千円   12%下落

 高屋町1丁目53番地(平成21年~平成26年)資料岐阜県(p14)

             

駅前商店街の商店主へのアンケート調査では5年前に比べて

 顧客数が増えた   3.7%

 顧客数が減った  60.2%

 売上が増えた    3.7%   

 売上が減った   63.0%

 市民の買い物調査では、中心地に買い物に行く頻度が増加したのは36.5%である。つまり残り63.5%は、中心部に買い物に行かなくなった。

(p17~19、36)

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「中心市街地の変化」の欺瞞

 「にぎわいが創出された」とあるが、結果は上記のように惨憺たる没落の結果である。それの反省が全くない。その没落の原因の大きな要素が「元気ハツラツ市」の開催である。それに対してPDCAが回っていない。市の行政の経営者として失格である。

 通行量は目標達成とあるが、目標項目自体が、詐欺まがいである。それよりも経済効果で、どれだけ、売り上げが増え、税収が増えたかを目標値とすべきある。

 

目指す中心市街地像

 「歩いて楽しめるともに住みやすい便利な「大垣らしい」魅力と」あるが、大垣駅前商店街のお店が壊滅状態で、さらにシャッターを下ろす店も増える一方で、立ち寄る店もなく、トイレは日本一汚いし、商店街が寂れて、高齢者の買い物難民が氾濫しているのに、「便利な」とは詐欺まがいのいい草である。地元が潤わない「元気ハツラツ市」では、市の中心部が車の乗り入れ禁止で、買いものにも来られない。市の市街地中心地の住民が買い物をするのは3割である。他の7割はそれ以外から来訪するが、「元気ハツラツ市」では市街地中心部が車の乗り入れ禁止で、売り上げが落ちて、便利とはかけ離れた状態である。それによって中心市街地に大渋滞も巻き起こしている。市役所はそんなことは知ったことではないのだ。大垣市中心市街を寂れさせる愚行は、大垣市長の確信犯なのだ。

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「にぎわいの創出」のまやかし

 元気ハツラツ市で、商店主の63%が、売上減少とアンケートで答えているのに、その問題点の解消のためのPDCAを回さず、強引に「元気ハツラツ市」を7年間も強行して、だれかうまい汁でも吸っているのかと疑ってしまう。「元気ハツラツ市」で大垣への来訪者が増えても、地元の商店街に潤わず、外部の露天商や下請け芸能プロダクションだけが儲かるのでは、市街地の活性化にならない。その会計報告もなく、不正が疑われる。

 休日の歩行者・自転車通行量が目標値に達したと誇っているが、それより市街地の活性化の指標なら、商店街の売上、税収の増加を指標にすべきである。「中心市街地活性化基本計画書」で、「各商店の売上向上を図る」と明記しているのだから、その売り上げの増加比率を目標値にすべきである。それなら誰が見ても疑問の余地がない。今は、いくらでも誤魔化しができる目標項目を掲げているので、疑惑だらけある。

 売上高増加比率のほうが経済性で数値が明確である。それが、なぜ通行量が目標値なのか。通行量が増えても売り上げ増に寄与するわけではない。これは詭弁の目標値である。

 

新市庁舎建設が市街地の活性化の疑問

 またなぜ、新市庁舎建設が市街地の活性化になるのか。私も多くの市を訪れたことがあるが、いまだかって市庁舎を観光のため見に行ったことはない。市庁舎は仕事をする場所で、観光施設ではない。これは詭弁の計画である。

 

広場整備事業

 駅前広場の周りにお店が消滅した状態で、誰が広場に集まるのか。商店街を無くしてマンションを建てても、肝心のぶらつくべき商店街が無くなっていれば、お笑いである。駅前の再開発ビルにマンションを買った人も、ビル前のヤナゲン店の食料品売り場のB館が取り壊されて、その利便性が無くなってしまった。住民はその利便性でマンションを買ったのに、詐欺に合ったようなものである。

 

「まちなか住居の推進」のまやかし

 街全体で賑わいを「創出」しても、賑わいで大垣市を訪れる人がお金を落としてくれなければ、それは大垣経済の活性化にはつながらない。街中の住居の推進をするとその分、商店街が減ってしまい、大垣市の活性化の逆の効果となる。 駅前にマンションと予備校が林立し始めたら、それはその街の衰退の始まりを象徴する」は、世の常識である。市長に世の常識は通用しない。

 

 目標値で空き店舗の減少とあるが、現実に61%のお店がシャッターを下ろしている状態で、数値がねつ造されている。駅前の通りだけでも68軒がシャッターを下ろしている(2017年9月)。多分に「かくれ空き店舗」が集計に入っていない。お店によっては週に1度しか開店していないお店もあるという。現実は、お昼の稼ぎ時に閉めている飲食店も多い。この「大垣市中心市街地活性化基本計画書」が、いかにいい加減かが、よくわかる。

 

「空き店舗の減少」のウソ

 空き店舗は増加中である。それを胡麻化している。かくれ空き店舗が増大中である。現実に大垣駅前商店街だけで138軒中で68軒の61%が、シャッターを下ろしている(2017年9月現在)。

 

「まちゼミ」の愚策

 「まちゼミ」をして、だれが喜ぶのか。実務を知らないお役人が書いて絵空事である。「まちゼミ」への参加総人員256名で、どれだけ売り上げが増えるのか。現在の残存店舗数71店舗で割れば、1店舗あたり3.6名が参加の「まちゼミ」で、成功裏に終わったと自画自賛の解説がある。それで、どうして売り上げが増えないのか。何故大垣市が衰退し続けているのか。そんな方策で商店街が活性化すると信じているのか。計画自体が、「絵にかいた餅」が明白である。「まちゼミ」開催には大垣市民の税金が投入されている。顧客は魅力ある商品・店舗を求めているが、現実は大垣市長の愚策のため魅力ある店舗が皆無に近くなった。顧客は、中心街の印象についてのアンケートで、12項目中の最下位の項目で「魅力ある商品・店舗」として4.3%の回答しかない。それだけ商店街に魅力がないのだ(p37)。

 

「p37」等の数値は、「大垣市中心市街地活性化基本計画」(全153頁)の掲載ベージである。

 

添付資料 活性化基本計画 181.pdfをダウンロード  

 

2017-12-31

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2017年12月27日 (水)

墓標から見える指導者の人徳(改題)

石田退三氏の墓所参拝

 作成した自家の家系図を眺めるほどに、ご先祖に不幸が多いことが気になり、2015年7月7日、ご先祖供養として総諷経を長松院で上げていただいた。その日の午後、松居店主の案内で多賀町(彦根市の隣町)の石田家の墓所を参拝した。石田家の墓は1尺2寸の竿石の大きさで立派な佇まいである。華美ではなく品のある厳かなお墓であった。三河の牛岩石を使い、威風堂々としたお墓であった。この時、松居店主が気づいたのが、石田退三氏の法名であった「豊光院釈精進」とあり、「豊田を光らせた釈迦のような精進をした者」と表現された法名である。お釈迦様の最期の言葉が「精進せよ」であった。法名はその人の生前の威徳を偲ぶ名前である。トヨタの大番頭と呼ばれた石田退三氏に相応しい法名である。

 

石田退三氏の人柄

 「石田退三氏はきわめて腰が低く、私どものような人間にも対等にお話をして頂いた」と先代の松居店主が回顧されている。6代目の現松居店主は、直接に石田退三氏と話したことはないが、奥様やその子孫の皆さんとお話をする機会が多くあり、その人たちも偉ぶらず誰とでも対等のお話をされるという。やはり石田退三氏の後姿が、家風として奥様や子孫に伝わっているようだ。

 腰が低くても、トヨタの大番頭として、やるべきことをやるべきときに決断をして、トヨタを大きく成長させた。その前提として徹底した節約で金を貯め、トヨタの戦後の危機を乗り切り、貯めた金を設備投資に回した。児玉一造氏から薫陶を受けたDNAがあったからだ。

 「自分の城は自分で守れ」が信条であった。私の前職の会社も一時期、左前になって親会社のトヨタに援助を仰いだら、「自分の城は自分で守れ」とのありがたいお言葉だけの援助を頂いた。確かに自助努力をしないのでは、企業は生き残れない。単なる金の援助だけでは、一時しのぎの援助となり逆効果である。

 松下幸之助翁は、石田退三氏を師と仰ぎ、松下電器の役員はたびたび石田氏のところに行って話を聞くのが通例となっていた。

 

エピソード

 以下、先代の松居店主が石田退三氏から直接聞いた話である。石田退三氏がまだ児玉商店に奉公をされていた頃、児玉一造氏の家に豊田喜一郎氏が訪ねてきた。その時、児玉氏は外出しており、いつ帰るか不明であった。石田退三氏が喜一郎氏に「上に上がってお待ち下さい」と何度言っても、豊田喜一郎氏はじっと土間でかなりの時間、待っていたという。豊田喜一郎氏は児玉一造氏に、自動車造りのために資金の援助をお願いに来たのだ。帰ってきた児玉一造氏は、豊田喜一郎氏から話を聞き、細かい取り決め無しで資金を用立てたという。それを見て石田退三氏は、児玉さんが豊田さんに対して全幅の信頼を持っておられる姿に感動されたという。その後、石田退三氏は児玉一造氏の薫陶を受けて、経営手腕が磨かれた。それがトヨタが倒産の危機に瀕した時、そのトヨタを再興するために、それが役立ったようだ。後年、石田退三氏は児玉氏から言い含められてトヨタに経営を助けるために派遣された。本人はトヨタなどには行きたくなかった(?)とかいう噂もある。それでも石田退三氏は、児玉氏が全幅の信頼を寄せていた豊田喜一郎氏に誠心誠意、尽くしてトヨタを大きくした。それで今のトヨタがある。

 児玉一造氏を師と崇めていた石田退三氏は、お墓も児玉家墓所のデザインを踏襲して、少し小さいサイズのお墓を建てた。それが、私が参拝したお墓である。

 

近江絹糸の因縁

 それと対照的なのが彦根で繊維会社を創業した夏川嘉久治社長である。近江絹糸(後のオーミケンシ)は1917年に滋賀県彦根市で創業された。私の父が勤めた会社である。その夏川嘉久治社長は、いかにも大企業の社長であるような態度で業者に対応したという伝聞がある。謙虚さが無く、驕りで頭が高ったのだ。その会社は3代続かなかった。子孫は彦根を離れ、近畿に住まいを移して、そのお墓もお参りがされてないようで、荒れていた。いくら立派なお墓でも、手入れがされていないとお墓も荒れる。住まいを遠方に移すとは、そのご先祖のお墓も置いて去るということである。墓参りも疎かになりがちである。諸行無常を夏川さんのお墓を見て感じた。

 同じ時代に生きた石田退三氏と夏川嘉久治社長の因果が興味深い対照を見せる。トヨタは世界的な企業に成長し株価8,116円であるのに、その近江絹糸の株価が74円の会社に没落した現状は、鮮やかな対比である(株価は2015年7月7日現在)。それがお墓の現状の姿に冷酷に投影されている。我が家の家系図での歴史に照らして、考えさせられる因果応報である。

 繊維業界の環境が激変したのは事実であるが、東レや帝人のように炭素繊維や医療品分野等の最先端技術で、現在でも世界に羽ばたいている会社も存在する。すべてトップの人徳と先見性と指導力次第である。 

 私の家族の生活を支え、育ててくれたオーミケンシにはご恩を感じるが故に、その夏川社長の会社経営としての顛末に忸怩たる思いがある。

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 壊される直前のオーミケンシ大垣工場 2010年

3img_2918   家族と父の定年まで過ごした社宅・大井壮 2010年

  壊される直前の姿

墓石の品質の差

 石田家のお墓は昭和37年に建立されている。傷みも無く立派な佇まいのままである。それに比較して昭和38年に建立した我が家のお墓の石(並松(なんまつ))に、綻びが目立つことに思い至った。石田家の墓石は三河の牛岩石で、今は稀少石材になってしまい、1尺2寸もの大きな竿石の石材は枯渇して入手不能という。あっても小さい材料しか手に入らない。高いものにはワケがある。それを石田家のお墓が53年の年月で実証した。高価で高品質と安価で低品質の石の差は、年月が明らかにする。

 

ダーウィンの法則

 強いもの(企業)が生き延びるのではない。いかに素早く環境に適応したものだけが生き延びる(ダーウィン)。それには組織を指導するリーダが、謙虚に素直にものごとや時代の流れを見極めて経営判断をしないと、没落・滅亡である。一人の指導者の如何で組織は繁栄もするし、滅亡もする。組織のリーダの配下には、多くの部下、従業員、家族がぶら下がっている。それに責任があるリーダの頭が高くては、判断に誤りが出る。

 

大垣市の墓標

 今の小川敏大垣市長には、頭が高く人の話を聞かないという噂がある。それが遠因で小川敏市長の行政17年で、大垣市は衰退し、大垣駅前商店街の61%がシャッターを下ろしたという現実がある。下した商店のシャッターとは、大垣商店主達の墓標である。大垣市商店街の墓標である。シャッターには、商店に伝わる歴史がある。シャッターを下ろすとは、その商店の死である。

 大垣市を久しぶりに訪れる人が「大垣はずいぶん寂れたね」という声をよく聞く。すべて小川敏大垣市長の愚政が原因である。なにせ最高学府を出たという意識があるようで、人の話を聞かない。大垣の活性化には逆の効果となる政策ばかりに17年間も執着して、経営の基本のPDCAを市の経営で回さず、滅亡に向かって盲進している。先を見る眼が無く、100年先の計画も無く、目先のカンフル剤のようなイベントばかりに力を注ぐ。その挙句が、ドローン墜落人身事故である。頭は良くても経済音痴である。大垣が衰退するのも故あること。

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  大垣駅前商店街のシャッター通り

  お昼時の商店街で誰も歩いていない。2017‎年‎9‎月‎8‎日(木)‏‎14:03 

1201709221  大垣駅前商店街 赤はシャッターを下ろしたお店  2017年9月現在  

2017-12-27

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2017年12月22日 (金)

大垣市の衰退の兆(3/5)・治水怠慢

 大垣市の行政を観察すると、政治の根幹の治水を放棄して市政100年の宴に熱中しているようだ。天災は忘れたころにやってくる。組織図に見る危機管理体制の欠落、室村町アンダーパス水没事故顛末、大垣駅前地下道の長期閉鎖の恥等での大垣市行政の治水の軽視は目を覆うばかりである。

 水を治める者は国を治めるという。昔から政治を預かるものの務めとして、河川の整備が最大の仕事であった。それができなければ、国は洪水に悩まされ、干ばつに苦しめられ、飢饉になり、年貢は徴収できず、民衆が領土から逃げ出し、国が亡びる。

 現代では、経済の水路である道路行政が治められなければ、経済活動が衰退して、企業はその都市から逃げ出す。

 

1.治水は火葬場の下?

 本来、大垣市の治水に責任を負うべき部署は、大垣市行政機構図(平成29年4月1日現在)を見ても、組織上で火葬場管理の下に置かれている。行政の根幹の治水を総合的に監査する部署は、組織の上位にあるべきだ。大垣市にはその部署がない。大垣市は市民の安全管理部署が火葬場管理部署の下にあるから、事故が起きたら、葬儀は迅速に執り行いますとのブラックユーモアである。

 大垣市の組織では、市民全体の命と安全を取り仕切るの「生活安全部」がなく、日常生活を見る「生活環境部」の一部署の生活安全課しかない。またその部署の位置付けが、かがやきライフ推進部、上石津や墨俣の一地区の下なのだ。組織図の作成で、論理構成欠落で、重要性の優先順位が理解されていない。テクニカルライティングでは、重要な事項から書く。組織図でも同じである。

 大垣市行政機構図を見ても、大垣市民の安全を統括管理すると思われる組織が、末端の組織の中に「生活環境部 生活安全課(防災政策、防災安全、交通安全、公共交通、駐車場、消防防犯)」があるだけである。これは治水に関する部署の重要性が低いとの意思表示である。「(防災政策、防災安全、交通安全、公共交通、駐車場、消防防犯)」の文字も一番小さいフォントで印刷されており、まるで読んで欲しくないとの意思表示のようである。

 

新市庁舎建設が市民安全よりも、16段階も大事

 組織図上で、生活安全課の記載された16階も上部に、「庁舎建設推進室」の部署が記載されている。大垣市行政機構図に、大垣市長の市民に対する思惑が透けて見える。市長が治水をなおざりにして新市庁舎に熱を上げるのは、政権の末期症状なのだ。組織図で見る限り、大垣市長は、治水には重きを置いていない。それよりも新市庁舎建設が大事なのだ。

1p1030854  大垣新市庁舎完成予想図

2.室村町アンダーパス水没事故での本音露見

 2017年11月1日付『広報おおがき』では、10月24日の台風被害での室村町アンダーパスの水没事件の原因が、建設以来62年間も水没に対する対策を放置した行政怠慢を反省せず、今後の再発防止策も報道していない。それが、大垣市が積極的な水防活動をしたとして、大垣行政の怠慢が美談に化けていた。適正な事前の防災対策があれば、こんな活動は不要である。記事では単に、市長と国会議員が視察をして防災に力を入れているポーズを見せているだけである。

 広報誌には「市として、今後その再発防止として治水対策に何をするか」が未記載である。まるでひとごとの様な記事である。過去62年間、大雨が降れば、室村町アンダーパスと林町アンダーパスの水没は頻繁である。大谷川周辺の浸水対策工事も必要なのに、それを放置して、大垣市長は後追いの視察をしたと大威張りである。まるで某国の将軍様の視察報道である。自己宣伝には忙しいが、対策には頭が回らない。浸水の不手際よりも、「ロボフェス大垣2017」の広報で忙しい『広報おおがき』である。その天罰が、そのロボフェス大垣2017」での人命軽視で起きた「ドローン墜落人身事故」なのだ。正に「天網恢恢疎にして漏らさず」で、神仏はよく見ている。天罰である。

 不手際の恥の上塗りで、当日の朝の通勤時ラッシュ時の水没現場には、交通整理の下請け業者は手配をしたが、当事者の担当市職員は誰もいなかった。それが大垣市と大垣市長の本音を露骨に表している。天も呆れ果てて、「ドローン墜落人身事故」を下したのだろう。

 『広報おおがき』が市民に対する情報伝達である以上、市民に対して付加価値がある情報でないと、広報紙の無駄使いである。読む方にも時間と人件費というお金がかかっている。情報とは、「情けの報せ」なのだ。

2scan0165   広報おおがき

3.室村町アンダーパス水没事故の原因

 噂によると、室村町アンダーパスの水没事故は、水門側に設置したセンサーが増水を検知できず、ポンプが動かなかったようだ。センサーの確認が、増水した状態にならないと確認できないシステムであったという。非常時の事前確認ができない「安普請」の構成になっていた。かなり値切っため、業者が相応の設備にしたようだ。出すべきところのカネを掛けないケチの体質が、今回の事故である。業者との癒着にも考えが及んでしまう。17年間の長期政権に胡坐をかいた咎としか思えない。仏様からの天罰であろう。

 

4.大垣駅前地下道の長期閉鎖の恥

 2017年10月24日の台風22号被害で、大垣駅前高屋町交差点の地下道の配線が浸水でダメになり、封鎖となった。それが2か月も経った12月22日現在も封鎖で、開通の目途さえ立っていないようだ。看板を見ると来年の春まで修理ができないようだ。この近辺は、低い土地で大雨が降れば、浸水するのは長年の常識である。それが分かっていて、浸水したら配線関係がダメになる設備を施行した。ダメになっても、すぐ修理・交換できるような設計になっていないのだ。いかに手抜をした設計であるかが明白である。多分一番安い入札で、決めたのだろう。利権や癒着があったかもしれない。必要な機能を無視して、安いだけの工事をするから、このような恥さらしの事態となる。水害への危機意識が全くない大垣市政である。

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 大垣駅前高屋町交差点の地下道

 

大垣の治水課題 

 室村町アンダーパスから僅か西630m距離の木戸町アンダーパスは、今回の大雨でも水没はしなかった。それは大雨に対して適正に排水設計がされているからだ。既存の大垣市経済活動の基幹道路にあるアンダーパス(室村町と林町)に同様な改修工事もせず、「節約」と称して何も手を打たないのは、市長として市民に対する裏切り行為である。新市庁舎に大金を投じて建設するより、大雨が降るといつも冠水する地区の治水工事が緊急課題である。それが理解できなければ水の都の大垣市の市長の資格はない。時間がなかったのではない。時間は62年間もあった。「平成29年度 大垣市予算主要事業一覧表」を見ても、「国道・県道の整備促進」の項目でも本件の改善予算の項目はない。

 それはまるで下記2000年前のシナの居酒屋火事の故事の如く、消火活動に当たった人だけを褒めて、火事の危険を事前に指摘した人を無視した愚かさである。今の市長は2000年前の故事に出てくるシナの居酒屋主人にも劣る。

 

真の恩人はだれか

 昔のシナのある国でのお話し。ある国で居酒屋を経営していた店主に、客の老仙がそのお店の囲炉裏の傍に火事になる危険性がある状況を指摘して注意を喚起した。しかしその店主は、「分かった分かった」と言ってそれを無視して商売を続けた。あるとき指摘通りに火事が起こり、その場にいた客が大騒ぎをして火を消し止めた。店主はそれに感激してその客に過分なるお礼をしたという。その危険性を教えた老仙には礼一つ言わなかったという。

 

真の対策とは

 火事が起きたら火を消す対策ではなく、火事が起こらないような体制にする。大雨が出ても水没、冠水、浸水しないような対策をするのが真の対策である。

 人生の師は、我々が歩む道先での事故を耳にタコができるほど繰り返し忠告して正しい道を示してくれる。本当に礼をすべき人は、自分のことを心配して、口が酸っぱくなるほどに諫言をしてくれた師なのだ。昔も今も人間の本質は変わっていない。諫言に耳を塞ぐのは誰か。今の大垣市長は頭が高く、人の話や諫言を聞かない、と言う噂がある。事実がどうかは不明だが、そういう噂を立てられること自体が不名誉で、不徳である。大垣市の不幸である。

 

地獄界と極楽界を現世から観る

 政治とは、そのまま放置すると庶民が地獄に堕ちる世界を極楽に導く手段である。極楽のあるべき姿と現状の乖離を無くする仕事が行政である。無為に過ごせば水害や災害にあいやすい西濃地区を、災害の心配のない生活環境を実現するのが行政の責任である。昔から三大河川が頻繁に氾濫する西濃地区は、輪中という堤防で自分達の村を守ってきた歴史がある。災害に強い国作りと産業の衰退を防ぎ、新しい産業の誘致・振興を援助する役目が行政である。災害が起きたらそれを修復するのは、単なる対処療法である。火事が起きたら消火をする、発熱に解熱剤を飲むのと同じである。根本原因は何も解決していない。その前に対策を打つのが知恵ある行政マンである。アンダーパスが冠水したから通行止めにする、消防団が出て警戒する、では未来の解決策にはならない。それは後追いの対処療法である。大雨が降れば被害が出ることが明白なのに、市長がしゃしゃり出て視察をして、防災をやっていますとの誇示するのでは恥である。消防団が出て警戒しなくてもよい環境、市長が視察に行かなくてもよいような治水環境整備が市長の役目である。

 今の大垣市長には、来年の市政100年の宴に頭が一杯で、足元の市民の安全には気が回らない。

5img_63911  馬場恵峰書

2017-12-22

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2017年12月18日 (月)

大垣市の衰退の兆(1/5)・責任逃れ

ドローン墜落人身事故の責任は大垣市

真因の推定と疑問点

 2017年11月5日にロボフェス大垣2017で起きたドローン墜落人身事故で、12月6日、国土交通省大阪航空局国交省が業者に厳重注意をしたとの報道があった。それで一件落着である。しかし、以下の疑問が残り、大垣市、国交省、警察署・業者との談合・癒着があったのではとの疑惑が残る。

 大垣市と同じである大垣観光協会が企画をして、指示をして、お金まで出して、現場立ち合いをして、そのイベントで起きた事故である。ドローン会社だけが告発されて、大垣市役所が刑事訴訟の対象にならないのはおかしいし、道義的責任は逃れられないはずだ。大垣市に大半の責任があると推定される。こんな責任逃れが許されていくようでは、大垣市民の命の安全はどうなってしまうのか。

 

事故の状況

 2017年11月4日、大垣市で開催中の「ロボフェス大垣2017」でドローン墜落事故が起きた。午後2時5分ごろ、上空から来場者に菓子をまいていた小型無人機「ドローン」(直径約85cm、高さ約55cm、重量約4kg)が約10mの高さから落下し、5~48歳の男女6人が額や肩を擦りむくなどの軽傷を負った。当時周辺には子供約100人とその家族ら計約600人がいた。このニュースは全国ニュースだけでなく、全世界にも発信された。

 ドローンは大垣観光協会側の委託を受けた各務原市のドローン製作会社「合同会社 空創技研プロペラ」代表櫻井優一氏(37)が操縦していた。櫻井氏は、国土交通省大阪航空局で今回の飛行許可を事前に得たと説明しているが、申請書類と実際のドローンは別の機体であったことが後で判明した。ドローンの飛行では、上空からモノをばらまいたり、大勢が集会している催し会場上空の飛行は禁止である。

 

ドローン運用ガイドライン

平成27 年11 月17 日 制定(国空航第687 号、国空機第926 号)。航空法第132 条の3の適用を受け無人航空機を飛行させる場合の運用ガイドライン(国土交通省航空局)。

飛行させる場所に関わらず、無人航空機を飛行させる場合には、以下のルールを守ることが必要です。

日中(日出から日没まで)に飛行させること

目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること(目視外飛行の例:FPV(First Person’s View)、モニター監視)

第三者又は第三者の建物、第三者の車両などの物件との間に距離(30m)を保って飛行させること

祭礼、縁日など多数の人が集まる催し場所の上空で飛行させないこと

爆発物など危険物を輸送しないこと

無人航空機から物を投下しないこと

※航空法に定めるルールに違反した場合には、50万円以下の罰金が科せられますので、ご注意ください。

 

状況証拠

(1)大垣市観光協会の位置づけでの大垣市の責任

大垣観光協会は大垣市の外部団体である。その職員の多くは大垣市役所からの出向者であり、予算は大垣市から出ている。つまり、大垣観光協会は大垣市に人事権と予算を握られた民間企業的に言えば、連結決算に含まれる子会社なのだ。だから大垣観光協会の職員は、大垣市役所職員と同じである。だから大垣観光協会の職員は大垣市の市長の顔色をみて仕事をしている。大垣市に対して成果を上げなければならないプレッシャーがあるはずだ。その仕事での人身事故が、大垣市に責任がないわけがない。

(2)大垣市の管理監督責任

 当日の事故があった午前中に、業者はドローンを使って4回も菓子まきをしている。テスト飛行も10回もしている。それには大垣市関係者も立ち会い、。目撃もしたはず。ドローンでの菓子まきが違法であるので、それを止めさせる義務が立ち合い者責任者にある。中学生でも分かる話である。

 大垣市に提出したはずの飛行申請書のドローンと実物が違っていたのを、担当者はチェックしないのは、業務遂行の怠慢である。業者がいいわけしているような「勘違い」のレベルではない。大垣市の入智慧による書類偽造も疑われる。このイベントは人の命に係わる業務である。業務上過失傷害罪である。管理監督不行き届きである。

(3)大垣市の宣伝記録からみた責任

 「ロボフェス大垣2017」の大垣観光協会のHPで、「菓子まき」を宣伝している。大垣市某高官が「大垣市が業者に菓子まきを指示するわけがないだろ。業者が勝手にやってんだ」と関係者にわざとらしく言い訳をしている。しかし、大垣観光協会のHPで菓子まきを宣伝している以上、大垣市が菓子まきを指示、もしくは承認していないとは、否定はできまい。大垣市の責任は免れない。行事の主催者の大垣市は、その行事に全責任を負うのが社会の常識である。

 ご丁寧に、菓子まき用のケースを取り付けたドローンの全景写真をHPで掲載している。それを知らない大垣市某高官は愚かである。こんな人に大垣市民の命を預けていいのか。

 その宣伝文章にある「伝統の”菓子まき”がドローンと結びついたユニークなアトラクション!大垣公園にて開催。」との文言は大垣市と違い、その伝統のない各務原市の業者は考えつかないはずだ。これは大垣の伝統を踏まえた大垣観光協会でしか思いつかない。

 このHPの中止案内でも、「都合により」とあくまで責任逃れの文体である。伝統ある菓子まきを機械にさせる発想が貧困である。神仏への冒涜である。

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 図1 ロボフェス大垣2017のHP(大垣観光協会)

(4)業者への指示という犯罪

 マフィアのドンがある人物の殺害を手下に指示したら、その犯罪責任は、ドンにある。同じように、お上からみたら「手下の」業者に菓子まきを命令して、人身事故が起きたら、大垣市に責任があると同じである。零細企業の業者が勝手に、莫大な費用の掛かる装備を発注して、ボランティアとして菓子まきをするわけがない。ドローンで菓子まきをする業務にも業者の人件費がかかっている。だれが負担するのか。大垣観光協会である。つまり大垣市役所である。

(5)ホームページの履歴 

ドローン業者は全面降伏で、平謝り状態であるが、そのホームページに菓子まきに宣伝ページをそのままで、その履歴は残ったままにして、法律違反の菓子まきの受注活動をしていたとの証拠をホームページに残したままにしている。【今後の出演】「現時点では特に予定はありません」との表示は意味深長である。あえて行政に対して大垣市が注文したという証拠を残すため、抗議として残していると私は解釈した。つまり、菓子まきは正規の業務として、大垣市から受注して、正規の料金を受け取っていた証拠である。大垣市が違法であることを知りながら、菓子まきを発注して、ドローン業者に市民税からのお金を払ったとしか考えられない。超零細企業のドローン会社が、無償で菓子まきをするわけがない。それでは会社経営が成り立たない。

(6)ドローン製造会社から見た大垣市の責任

 業者は菓子まき用のドローンの下に取り付けるボックスを特注して設計、製作している。そのボックスを付けたために荷重が増加したので、プロペラも新設計・新作をしている。膨大な製造コストである。依頼者に費用を負担してもらわねば、超零細企業の合名会社「空創技研プロペラ」が遂行できるわけがない。

 菓子まき用のボックスを金属で造ると、重量が増えるのでプラスチックで造っているようだが、その設計費、金型費用は半端ではない。百万単位のお金がいる。事故を起こした超零細企業のドローン製造会社が慈善事業でやるわけがない。大垣市の指示、費用負担があって初めて運営できる。その菓子まきをするため、ボックスの蓋を遠隔操作で開閉する仕掛けを作る必要がある。そのテスト費用を含めても膨大な費用がかかっている。ドローンを改造して、遠隔操作で蓋を開閉して菓子を落とす仕掛けには、精巧な仕掛けのボックスと操作のソフト、操縦装置も作らねばならない。業者が勝手に「善意」で、無償(多大な経費)でやれるようなレベルの仕事ではない。市の費用負担と命令があってしか設計も制作も、菓子の購入も、それをまくという作業は、大垣市の許可がないとできるはずがない。それも事故前の午前中に4回も菓子をまいている。その時、大垣市の職員が立ち会っている。違法なのに何故、大垣市職員は黙認したのか。だから大垣市の関与は否定できない。その責任は発生する。

(7)「広報おおがき」での大垣市、市長の言い訳

 大垣市広報で「けがを負われたかたが出たようです」、「今後は安全に努めてまいります」と付け足しのように言い訳をしている。以上から最低でも道義的責任があるのに、あまりに無責任な発言である。完全に責任逃れをしている。責任が全くないなら、ドローン墜落事故への言及の必要はない。

(7)マスコミ報道に見る大垣市の関与

 なぜ地元の新聞では「空創技研プロペラ」の名が表に出ないのか。なぜマスコミでは大垣市の責任が全く表に出ないのか。なにか裏で情報操作されていると勘ぐってしまう。朝日新聞の慰安婦事件のねつ造や、CNNのフェイクニュース、TBSの偏向報道に見られるように、私にはマスコミが信用できないのが今の心境である。

(8)マスコミ報道内容の疑惑

 今回のドローン墜落人身事故の記事で、岐阜新聞、中日新聞、日本経済新聞、読売新聞、産経ニュース、朝日新聞、毎日新聞、北海道新聞、名古屋テレビ、yahooニュース、の各記事を調査した。

 不思議なことに、大垣観光協会や大垣市役所の責任を問う記事が一つもない。業者の社長が、申請書類を間違えたことばかりに焦点が当たっている。裏でなにか情報操作をしているとしか思えない。

(9)大垣市役所内の記者室の背景

 大垣市役所内に、大垣市長室のすぐ近くに「記者室」がある。そこで記者が控え、休息をしているようだ。常識として大垣市役所からお茶くらいはでるだろう。新聞記者は、大垣に関する記事の情報も、秘書室からもらわねば、記事が書けない。情が移らないと言えば嘘になるだろう。地元紙を見ていると、ヨイショ記事としか思えない内容の記事が目に付くことが多い。もっと市民の命に係わる問題を見て欲しい。

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図2 記者室のすぐ向うが大垣市長室(大垣市庁舎)

 

(10)業者の業務遂行レベル

 この会社の自治体向け業務宣伝のHPの紹介文を見る限り、レベルの高い会社ではない。この社長の紹介文書は、論理的でなく、お粗末な子供の文章である(空創技研プロペラのHPを参照)。テクニカルライティング的には落第の文章である。社長の顔写真を見ると、お人よしの憎めない人相である。きっと警察に追及されれば、簡単に罪を認めてしまい、大垣市の責任までを抗弁する能力はないと見られる。警察に誘導尋問されて、全て自分で罪を認めてしまったのだろう。警察も落としやすい程度の人間であったはずである。まんまと大垣市は、ドローン製造会社の社長に罪を全て押し付けてしまったと推定される。

(11)各務ヶ原、大垣市の企業の癒着の疑念

 事故を起こした業者の会社の所在地は、岐阜県各務原市テクノプラザ1丁目1番地「VRテクノセンター3F」内とある。この団体は各務ヶ原市の管轄のようだ。大垣市や関連企業と連携して、暗黙の圧力をかけたかも知れない。事後の経過を見ると、それさえ疑われる。

 「VRテクノセンター」の出資会社 (38社)は、岐阜県、独立行政法人中小企業基盤整備機構、各務原市、中部電力(株)、 (株)十六銀行、セイノーホールディングス(株)、川崎重工業(株)、 大日本土木(株)、富士通(株)、三菱電機(株)、(株)大垣共立銀行、岐阜信用金庫、(株)トーカイ、富士変速機(株)、シンクレイヤ(株)、(株)市川工務店、カヤバ工業(株)、岐阜県金属工業団地協同組合、岐阜車体工業(株)、(株)Japanエアロ インスペクション、 レシップホールディングス(株)、シーシーアイ(株)、三井住友海上火災保険(株)、清水建設(株)、ソニーイーエムシーエス(株)、太平洋工業(株)、(株)インフォファーム、天龍ホールディングス(株)、(株)アシストエンジニア、(株)トーエネック、(株)ナベヤ、(株)丸順、武藤嘉商事(株)、山崎建設(株)、(株)セガ、川崎岐阜協同組合、大日コンサルタント(株)、中部事務機(株)である。

 「VRテクノセンター」の出資会社は、大垣市の企業や大垣市に関係する企業も多く、何らかの圧力をかけやすい状況と思うのは、考え過ぎだろうか。事故を起こした会社が、今後の仕事をしていくうえで、関係会社から言い含まれ、大垣市の責任が及ばないように全ての責任を受けるため、何らかの取引があり、見返りがあったかもしれない。その圧力はかけやすいし、ありうる事態だと私は推定した。証拠はなく、あくまで推定の域である。推定有罪である。

・論理式での判断

 論理とは数学である。考えられる項目を足し算して、その結果の総合判断で、その事実の善悪を判定する。それが論理構成での思考である。

 

 観察事項1 大垣観光協会の位置づけ       ×

 観察事項2 大垣市の管理監督責任        ×

 観察事項3 「ロボフェス大垣2017」HPから見た関与 ×

 観察事項4 「伝統の菓子まき」との文面     ×

 観察事項5 大垣市高官の関与否定の虚偽発言   ×

 観察事項6 業者への菓子まきのイベント指示   ×

 観察事項7 業者のホームページの履歴      ×

 観察事項8 菓子まきの装置の開発、資金提供   ×

 観察事項9 「広報おおがき」の大垣市長の言い訳 △

 観察事項10 マスコミの報道の偏り        ×

 観察事項11 大垣市役所内の記者クラブから見て  △

 観察事項12 ドローン業者のレベル        × 

 観察事項13 各務原市と大垣市の繋がりと癒着疑惑 △

------------------------------------------------------------  

+)    結論「大垣市に責任がある」

 

論理から導かれた結論

 大垣市役所のドローン墜落人身事故に対する責任は、免れられない。一歩譲っても、道義上の責任はある。某大垣市高官のように、責任がないと知らん顔をするのが異常である。大垣市として全く謝罪がないのは、大垣市民を愚弄している。業者に全ての責任を押し付ける大垣市役所は狂っている。

 2017年12月15日付「広報おおがき」の「市長のかがやきメール」でも、大垣市長は、本件からひたすら逃げ腰である。本件の総責任者である大垣市長のお詫びも謝罪もないのが異常である。責任を全て業者に押し付けているようだ。

 大垣市民の人命軽視の行事を頻繁に強行している現状の大垣市政は、近い将来に死亡事故を起こす恐れがある。大垣市役所を統括する今の大垣市長に大垣市民の命は預けられない。

 取るべき責任を放棄する政治が横行すると、モラルハザードを招き腐敗と堕落の行政に落ちぶれて、ますます大垣の衰退が進む。破れ窓理論の展開となる。大垣市役所の誰も責任を取らない今のままでは、無責任な行事が続き、いつかは死亡事故が起きる恐れがある。それを私は一番恐れる。

 2017-12-18

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2017年12月17日 (日)

ドローン墜落事故が啓示する大垣行政の退廃(総括)

 2017年11月5日にロボフェス大垣2017で起きたドローン墜落人身事故は、大垣行政の退廃を象徴する事件であった。これは大垣行政の退廃の事象を示す氷山の一角で、このままでは大垣市は衰退の一途から急落・没落への道に転げ落ちる。ドローン墜落人身事故は、その前兆として天が下した天啓である。至急、対策を打たねば大垣が滅びる。結論は大垣市の方向を指揮する人の問題に尽きる。以下、下記4部構成で本件を論じる。

 

大垣市の衰退の兆・事故顛末(1/4)

 ドローン墜落人身事故は大垣市の責任

 事故の状況証拠

 結論としての大垣市の責任

大垣市の衰退の兆・危機管理(2/4)

 大垣市は危機管理意識が希薄

 組織図に見る大垣市の危機管理の不備

 室村町アンダーパス水没事故

 大垣駅前地下道の長期閉鎖の恥

 ロボフェスおおがき2017での人命軽視状況

 元気ハツラツ市での人命軽視状況

大垣市の衰退の兆・倫理人道(3/4)

 大垣市幹部は人の道に外れている

 ドローン墜落人身事故の責任逃れ

 神事で居眠りごとき

 トイレの汚さ

 やるべきことを後回しで新市庁舎建設

 小学校のエアコン設置率が県下最低(相応の市の中で)

 子育て日本一の嘘 

 文化に金を出さない

 人を育てない

 子供を金儲けのダシに使い

大垣市の衰退の兆・経済政策(4/4)

 大垣市衰退の原因の政策

 治水の怠慢

 経済の血路の放置

  トンチンカンな商店街振興策

 カメの池より大事なことは?

 商店街見殺し作戦?

以後、順次このブログで掲載します。

2017-12-17

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2017年12月16日 (土)

ドローン墜落事故は、大垣市長が示す外道の鑑

 20171215日付の大垣市の「広報おおがき」で小川敏市長の「市長のかがやきメール」を見て哀しくなった。ここまで人の道に外れて、羞恥心もなく、小賢しい表明を16万人市民の目に晒すことができるものかと、呆れもした。市民は小賢しい行政を求めてはいない。もっと市民の人命を考えた血の通った大垣市政を求めている。法律的責任はおろか、道義的責任さえ取らない小川敏大垣市長である。人の道から外れている。こんな市長に大垣市の市民の命を預けてよいのか?

 

事故の状況

 ドローン事故をたとえ話で言うと、自分の息子が金を出して「いかがわしい業者」にラジコン機を大勢集まった上空で飛ばさせて、違法な曲芸飛行をするように指示した。それが原因でラジコン機が墜落して、人の子に怪我をさせた、である。

 自分とは、小川敏大垣市長で、息子とは大垣観光協会、いかがわしい業者とは超零細企業のドローン製造会社、ラジコン機はドローン、曲芸飛行とは「違法な菓子まき」と置きなおすと、今回の事態が良く見える。

 「市長のかがやきメール」で「催しの中では、けがを負われた方が出てしまいました。」とまるでヒトゴトの言い分である。まるで見物客が勝手に怪我をしたと言わんばかりである。まともな人の親なら、責任はともかく、まずお見舞いを、「冒頭で」述べるのが筋である。そのお見舞いも陳謝も一つもない。小川市長に常識はないのか。血も涙のないのかと勘ぐってしまう。「今後は、これまで以上に安全で楽しめるイベントづくりに努めてまいります。」とあるが、「努める」とある表現が無責任である。つまり努力をする意味で(『日本語語感の辞典』)、務める(役目をこなす(『日本語語感の辞典』)に比べて、より無責任な表現である。努力とは、「努力はしました、でもダメでした」となる文脈である。責任逃れの最たる表現である。

 この文章には反省も再発防止もない。当然、将来、もっと大きな事故が起きることを暗示させる。なにせ大垣市は、今回の事故に何の責任もないと宣言しているのだから。

 

物事の順序

 葬式の焼香者の順序でもそれを間違えると、大問題になるのが世の中である。公式の行事の挨拶者の順序でも、それを間違えると大問題である。最初に焼香するする人、行事式で最初に挨拶する人が一番、重要である。テクニカルライティング的にも、重要な事項から順次記載するのが原則である。それから見て、大垣市長のドローン事故への言及は5段落ある文中で、やっと4段落目で、「そういえばドローン事故が合ったね」といやいやながら言及している。この文章には、いかに大垣市民の命を重要視していないことを示している。いかにこの件から大垣市は責任逃れをしようとしているかが露骨に現れている。文章構成に大垣市長の胸の内が全て露見している。

 

無責任姿勢は変わらず

 20171115日付「広報おおがき」でも同じである。文章の末尾に、「そういえばドローンの墜落事故があったね」という扱いの記事なのだ。大垣市長にとっては、大垣観光協会は子供と同じ、子が子なら、親も親である。「子は親の背中を見て育つ」を示している。この1215日付「広報おおがき」の「市長のかがやきメール」では、ドローン墜落人身事故には全く言及がない。市長にとって、そんな些細な事故は知ったことではないのだ。小川敏大垣市長の人命軽視行政が問われている。

 

「ロボフェスおおがき2017」の主役は誰か

 「市長のかがやきメール」の原稿を裏方が書いたのは間違いないが、それの最終チェック者、最終責任者は大垣市長である。裏方は、弁護士と綿密に相談して、一語一句、大垣市に責任が飛ばないように、慎重に言葉を選んで「作文」をしたようだ。その文責として朱を入れる責任が市長にはある。大垣市長とは、行政の全責任の行き止まりの役職である。人間として、道義的責任もある。それが、ロボットの如く、裏方に指示されて盲目的に承認のハンコを押して、「広報おおがき」に上記コメントが掲載されたのだろう。「ロボフェスおおがき2017」の主役は、ロボットとして、裏方に操られているがままになっている小川敏大垣市長自身である。それで大垣市民の安全が確保されるのか。こんなことで大垣市の未来が築けるのか。

 

添付ファイル 広報おおがき1115日(1/220171115.PDFをダウンロード    

添付ファイル 広報おおがき1115日(2/220171115_2.PDFをダウンロード    

添付ファイル 広報おおがき1215日 20171215.PDFをダウンロード  

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2017-12-16

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2017年12月11日 (月)

リース佛件の告知

 己の体は、ご先祖様、佛様からのリース物件なのだ。リース契約とは、リース期間が終れば借りた品物を全て返却するのが原則である。一般のリース物件は耐用年数でその期間が設定されている。耐用年数後は廃棄処分されるようにリース期間が定められている。リース期間中に使用者の誤使用や酷使で毀損したら弁償するかリース解約となる。

 

人間の体は仏様からのリース佛件

 人間の体は平均80年リースの貸借品の佛件である。借り物だから、大事に使わないと大家さんがこれ以上酷使されてはたまらないとリース終了前に物件を引き上げてしまう。リース契約の破棄通知とは、己の体の放漫経営からくる病気の宣告である。大家さんという佛様が体の使用状況をみていて、37兆個の細胞の直訴により、閻魔帳を見て審判を下し、佛剣でリース契約書を叩き切る。それを「何で私だけが」、「運が悪い」、ではリース会社社長の佛様は困惑である。全て自業自得であるのに。

 

リース期限の告知

 自分の体は自分のものと思って酒池肉林で漫遊するのは不遜である(その誘惑に駆られるのは生きている証し?)。社長なら、数10人、数百数千人の社員、家族がぶら下がっている。己の体調不良が原因で経営判断を誤れば、社員が路頭に迷う。中小企業の起業10年後の生存率は5%である。社長の一秒一刻の判断ミスが、会社の命取りとなる。不健康な体では、まともな経営判断は出来ない。

 体の不調は、佛様からのリース終了の通告なのだ。二重顎、肥満、物忘れ、組織トップの座への執着心、聞く耳を持たない傾向、尊大な姿勢は、その症状なのだ。通常は2期の任期の座に5期もしがみ付くには、その典型的な症状である。自分では認知できないので、人からの助言だけが頼りである。しかしその助言が聞こえなくなるのが、この業病の特徴である。この病気は第三者からの強制的な引退勧告しかない。時には死神がその役を演じる。

 大垣市長の職は激務である。そばから見ていて気の毒になる。なにもそんな座にしがみ付かなくても、とは思う。既に先代2人の市長が、現役で倒れた。

 

天之機緘不測

 「天之機緘不測」(菜根譚)、天が人間に与える運命のからくりは、人知では到底はかり知ることはできまい。「だからこそ、日々を大切に、己の体を大切に、生き活かされる人生を大切に、与えられた運命を正しく生きよ」と佛は諭す。

 今日、12月11日は、東日本大震災から6年9か月目である。死者不明者2万2000人超の大震災であった。下図の衝立は、東日本大震災で倒壊した神社の再建で端材となった桧を使って、大工新立広美さんが作られた。それに馬場恵峰師に揮毫をお願いした。当時、私は年金生活者になったばかりであったが、岩手県の齋藤明彦さんとご縁ができ、この震災の被害に遭われた山田町と日本赤十字に計50万円を寄付した。この衝立とのご縁は、仏様からのお返しと思い手を合わせている。合掌。

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2017-12-11

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「おおがきマラソン2017」が照らす光と陰

宴に酔い痴れて

  陰とは、釈尊が56億7千万年先から光を照らして、暗黒に闇の中に浮かび上がる真実の後ろにできる陰影である。今回のマラソン大会で、大垣市の抱える闇の部分が明らかになった。

 

 この大垣マラソン大会の趣旨は「近年の健康志向の高まり等によりマラソンランナーが増加する中、市民だけでなく県外からも多くのランナーにエントリーしてもらえるような大垣らしい魅力のあるハーフマラソン大会を開催し、市民の健康増進をはじめ、中心市街地活性化や交流人口増加による地域活性化を図る。」である。

 ハーフマラソンの部は、大垣駅通りをスタートとし、旧揖斐川橋梁、墨俣一夜城、ソフトピアジャパン、奥の細道むすびの地記念館を経由し、大垣駅通り(大垣城東門前付近)をフィニッシュとするコース。ランニングの部[2.5km]、ウォーキング・ジョギングの部[2.5km]は、大垣駅通りをスタートとし、奥の細道むすびの地記念館を経由し、大垣駅通りをフィニッシュとするコース。

 

 しかし、その実態は、健康増進はともかく、「中心市街地活性化や交流人口増加による地域活性化」には程遠いものであった。人・モノ・金を過度に節約しすぎて、見栄だけだけで、運営していた。今の大垣市には、背伸びしすぎの分不相応な大会であった。まず足元を固めよと言いたい。

 

ランナーの評価

 ランナーのみんなの満足度評価点は、一回目の昨年は44点(100点満点、2016年、293人)で、2回目の今回、やっと79.2点(2017年、292人)になったに過ぎない。揖斐川マラソンの満足度は87.6点(2016年、393人)と大きな格差がある。ランナーの評価は正直である。

 https://runnet.jp/report/race.do?raceId=165533

 

死のカンフル剤

 この種のイベントは、大垣市がシャカリキに取り組んでいる元気ハツラツ市と同じ発想の行事である。まるで瀕死の病人に、カンフル剤を投与して、一時的には元気になったように見えるが、実態は、ますます病状を悪化させている。今必要な対策は、一時的な客寄せではなく、恒常的に観光客が寄り集まる市街地整備である。今の政策では、イベント当日だけは賑わうが、他の日は、誰も歩いていない死の街に落ちぶれさせている。「大垣マラソン2017」の宴に酔い痴れている場合ではないのだ。

 今回のマラソン大会の目的は、「中心市街地活性化や交流人口増加による地域活性化」のはずが、街には活性化の陰も形もない。買い物客も、応援で出かけてくる歩行者も見かけず、商店街は死の街である。なにせ市の中心部と各所が全面交通止めで、買い物の市民は市の中心部に近寄れない。他のイベントなら、歩行者が買いものに商店に顔をだすが、マラソン大会ではそれがない。ランナーは誰も商店に近寄らない。走るのが忙しくて、それどころではないのだ。走った後も放心状態で、それどころではない。マラソン大会で市の活性化などという目的が本末転倒である。市の経済活動を破壊している。

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誰も歩いていないスタート・ゴール近くの商店街 201712101022

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 日曜日は、一番賑やかな商店街の一等地に誰も歩いていない

 2017年12月10日11:10

イベントを行う資格

 マラソン大会で「中心市街地活性化や交流人口増加による地域活性化」という発想が幼稚である。マラソン大会は、豊かな市が社会へ行う貢献活動で、営利目的ではないのだ。発想が貧困な大垣市が、やる行事ではない。マラソン大会を開催するなら、大垣市としてまず市街地の活性化を成功させてから、有徳の余裕として、社会奉仕活動の一環として行う行事である。「おおがきマラソン」は、その発想が本末転倒で、多忙な餓鬼道の行事に成り下がっている。先にやるべきことがあるだろう、が一市民の声である。

 

まともな飲食店がない

 「走った後に多めに金を出してもいいから、食事をしたいと思っても、お店が無い」(ネット上でランナーの声)。なにせ、この17年間の小川敏大垣市長の悪政のため、商店街・飲食店の多くがシャターを下ろし、駅前商店街は壊滅状態である。

 揖斐川マラソンでは、沿道に多くの屋台やテントが並び、飲食を提供するという。今回のイベントでは、わずかに大垣市の2つのテントと1カ所で味噌汁とぜんざいを提供していたに過ぎない。そのため、長蛇の列である。なぜ、歩道に屋台を誘致しないのか。大垣市はやることがお粗末すぎる。

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トイレがない

 公式サイトではスタート、フィニッシュ地点で臨時のトイレを設置とあるが、その地点で臨時のトイレは見かけなかった。大嘘である。日本一汚いという噂の既存トイレに、長蛇の列になっていた。揖斐川マラソンでは、仮設トイレが50台程も並ぶという(昨年走った知人の情報)。節約志向が旺盛で有名な大垣市長の元、そんな気配りがないようだ。大垣の恥部である。

 

大垣城武徳殿の無駄使い

 着替え室として遠くの大垣城ホールが提供されたようだが、もっと近くに大垣城敷地内に、放置された大垣城武道館を活用すれば、ランナーに利便性が高いと思うが、そんなことは、節約精神旺盛な大垣市長の頭にも浮かばない。市の施設を放置して、無駄遣いをしている。いまは、先人が心身を鍛えた神聖な場所が、ごみ屋敷同然のもの置きに成り下がっている。そんな行政の姿勢では、市街地の活性化の達成は無理である。

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小川敏氏の顔は「大垣の顔」として恥ずかしい

 小川敏大垣市長の顔を今回、近くから見つめる機会があった。その顔には汚い歯が並び、二重顎の肥満体で、醜い姿であった。一大垣市民として、大垣市長の顔は「大垣市の顔」として恥ずかしい思いである。リンカーン大統領は「40過ぎたら、己の顔の責任を持て」といった。人の顔は人生の履歴書である。それまでの生活や思想の履歴が顔に表れている。米国では、歯並びは会社社長として、手入れが必須の経営案件である。社長はいつも顧客に顔を見せねばならない。タレントでも清潔感をアピールするために、歯の手入れは怠らない。そうでないと顧客やファンから信用されない。

 旨いものを沢山食べて、体を自己管理できない生活をすれば、肥満になるし、二重顎にもなる。肥満のせいで大事な神事でも居眠りのような姿をさらす顛末となる。米国ビジネス社会では、肥満体の人間は、管理職になれない。自分の体が管理できない人間に、組織の管理はできないという論理である。

 大垣市長は公人である。大垣の顔として、まともな顔と体を保つ責任がある。それが、みすぼらしく汚い歯、肥満、二重顎では、大垣の恥である。小川敏大垣市長の顔は、市長の椅子にしがみ付いている老体の醜態を、もろに表している顔だと感じた。健康に不安のある市長に行政は任せられない。

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久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2017年12月10日 (日)

ドローンと隠遁した大垣市役所

ドローン墜落人身事故に大垣市は道義的責任

本来は大垣市が主犯であると思われる。

 

 2017年11月5日にロボフェス大垣2017で起きたドローン墜落人身事故で、12月6日、国土交通省大阪航空局国交省が業者に厳重注意をしたとの報道があった。それで一件落着である。しかし、以下の疑問が残り、大垣市、国交省、警察署・業者との談合・癒着があったのではとの疑惑が残る。

 下記の状況証拠を鑑みると、大垣市の無責任体制、市民の命の軽視主義、なれ合い主義、利権主義等に汚染された役人が、大垣市を衰退に導いたと推定される。なんとかしなければ、大垣市は衰退の一途である。大垣を訪れる人が「大垣はずいぶん寂れたね」という声を最近はよく聞く。大垣市の衰退は、大垣市役所の無責任体制、市民の命の軽視主義がその元凶と思う。

 

今回の行政指導の疑惑

 なぜ、航空法第132 条の3の違反が指摘されないのか。

 報道では、「大阪航空局によると、厳重注意をしたのは岐阜県各務原市の「空創技研プロペラ」で、飛ばしたドローンとは別の機体で申請していたこと、会場の風速を適切に計測していなかったことなどから、「安全意識や法令遵守の精神が欠如していた」と判断、行政指導として厳重注意をした。」だけである。

 航空法で禁じられている「①第三者又は第三者の建物、第三者の車両などの物件との間に距離(30m)を保って飛行させること。②祭礼、縁日など多数の人が集まる催し場所の上空で飛行させないこと。③無人航空機から物を投下しないこと。」の三項目に関しては、全くお咎めがない。お咎めの報道さえもされない。申請書類の不備と風速を測定していなかったの2点だけの厳重注意である。

 

推測される疑惑

 上記の①~③の法律違反を公式の問題にすると、大垣市役所の責任問題と、国交省の書類審査のいい加減さの責任問題が露見してしまう。それで、担当者に累が及ばないように、それは不問にして、全て業者に責任を押し付けて幕を引いたとしか思えない。業者と裏取引も疑われる。ドローン業者も今後の役所からの仕事の受注を餌に、丸め込まれたかもしれない。大垣警察署も大垣市役所を捜査はしたくないだろう。長い付き合いである。

 なぜ人身事故を起こしたのに、罰則規定にある50万円以下の罰金刑が科せられなかったのか。ことが大きくなると、国交省もいい加減な認可の責任が問われかねないので、それを避けて穏便に済ませたかったとしか思えない。

 

状況証拠

1.ホームページの履歴 

 ドローン業者は全面降伏で、平謝り状態であるが、そのホームページに菓子まきに宣伝ページをそのままで、その履歴は残ったままにして、法律違反の菓子まきの受注活動をしていたとの証拠をホームページに残したままにしている。【今後の出演】 「現時点では特に予定はありません」との表示は意味深長である。あえて行政に対して大垣市が注文したという証拠を残すため、抗議として残していると私は解釈した。つまり、菓子まきは正規の業務として、大垣市から受注して、正規の料金を受け取っていた証拠である。大垣市が違法であることを知りながら、菓子まきを発注して、ドローン業者に市民税からのお金を払ったとしか考えられない。超零細企業のドローン会社が、無償で菓子まきをするわけがない。それでは会社経営が成り立たない。

2.大垣市の担当者が立ち会い

 事故があった日の午前中に4回の菓子まきをして、大垣市の担当者が立ち会っている。それで、大垣市は全く責任が無いとはいえまい。最低でも道義的責任は免れないが、大垣市は厚顔のままで、責任逃れで遁走である。

3.大垣市観光協会のホームページ宣伝

 大垣観光協会のホームページでも菓子まきを、伝統とハイテクとの融合だと得意げに宣伝している。それが、大垣市某高官が「大垣市がそんな指示をするわけがないだろ。業者が勝手にやったんだ」と言いふらしているようだ。責任逃れの言い訳としか思えない。大垣観光協会は、大垣市から予算と人事権を握られている。大垣観光協会は大垣市そのものである。

 マフィアの犯罪でも、その指示をしたドンの責任は逃れられない。ドローン業者は、いわばマフィアの下っ端である。零細企業の業者は、ドンである大垣市が金をだして指示した仕事は断れまい。その場合、どこに責任があるか、明白である。

 

添付資料 ドローン業者の菓子まき宣伝ページ 335.pdfをダウンロード   

 

不幸中の幸い

 幸い今回のドローン墜落では被害者が怪我だけで済んだが、少しタイミングがズレれば、死亡事故になった事例である。なにせ5キロの鉄の塊が天から落ちてきたのだ。もし何もなければ、大垣市は頭に乗って色んなイベントでドローンを使い、死亡事故に繋がる事態になったであろう。今日、2017年12月10日、約6,000人が集まった「おおがきマラソン2017」で、ドローンを使い、ランナーのゴール直前か、大垣市長参列の表彰式で何かをまく計画をしたかもしれない。そういうイベントが度重なれば、必ず死亡事故になる事態が起きるはずである。2017年11月5日のドローン墜落人身事故で、軽傷で済んだのは、不幸中の幸いで、神仏の啓示である。

 

ドローン運用ガイドライン

平成27 年11 月17 日 制定(国空航第687 号、国空機第926 号)

航空法第132 条の3の適用を受け無人航空機を飛行させる場合の運用ガイドライン (国土交通省航空局)

 

飛行させる場所に関わらず、無人航空機を飛行させる場合には、以下のルールを守ることが必要です。

日中(日出から日没まで)に飛行させること

目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること(目視外飛行の例:FPV(First Person’s View)、モニター監視)

第三者又は第三者の建物、第三者の車両などの物件との間に距離(30m)を保って飛行させること

祭礼、縁日など多数の人が集まる催し場所の上空で飛行させないこと

爆発物など危険物を輸送しないこと

無人航空機から物を投下しないこと

※航空法に定めるルールに違反した場合には、50万円以下の罰金が科せられますので、ご注意ください。

 

2017-12-10

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2017年12月 9日 (土)

愛の院内クリスマスコンサート(改定)

 2017126日、1330分より大垣市民病院ロビーにて恒例のハンドベル演奏による院内クリスマスコンサートが開催されて、私はSONY α9と100400㎜望遠レンズを抱えて撮影に赴いた。演奏はビアン・シャンテの皆さんである。その指導と指揮を金城学院大学の吉田年一先生がされた。

 素敵な音色で、クリスマスにちなんだ7曲を演奏・合唱されて院内の患者や見舞客の約百人の皆さんへの素晴らしい慰問になった。大勢の人が熱心に聴き入っていた。私もハンドベル演奏をこういう形で聴くのは初めてであった。

 

愛(AI)の迷い

 今回使用したカメラSONY α9は、無音シャッターであるが、その他に瞳ピント機能があり、ピントが顔全体ではなく、瞳を検出して、瞳にドンピシャでピントが合う機能がある。まさに人工知能AIごとき機能である。その機能は、前回の小坂井聖仁さんのヴァイオリン演奏会では、買ったばかりで操作方法が分からず使えず(機能が多すぎて覚えきれなかった)、今回その機能を初めて使った。

 ところが今回の演奏会で焦点合わせの時、カメラが迷いに迷って中々ピントが合わない。その結果、ピンボケ多発でうまく写真が撮れなかった。後日、メーカに確認したところ、逆光での状態では、顔の瞳の検出が、一番苦手とか。確かに明るい背景の中から、瞳の検出はコンピュータのロジック上で難しいと納得した。AI(愛)にも迷いがあったのだ。そのせいで、演奏中の個別演奏者写真が限定されてしまったことをお詫びします。アイは難しい。

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ハンドベルとは

 ハンドベルは、17世紀ごろに英国で教会のタワー・ベルを何人かで技巧練習をするために、生まれた楽器である。米国で、独立した楽器となり、数人があわせて音楽を演奏する形態が完成し、賛美歌をはじめとして、色々なジャンルの曲を演奏するようになった。その鳴らし方次第で、魅力的な鐘の音が響き渡る。

 一つのベルが一つの音に対応するため、音階分のベルが必要である。5オクターブで約300万円と高価である。ハンドベルは、金色の鐘であるが、材質は銅や真鍮製である。

 1つのベルは一音程しか出すことができないので、曲を演奏するには、通常、2オクターブ(25個)から6オクターブ(73個)のベルを用意する。1人で4ないし5個程度のベルを担当することが多く、音域によって8人程度、多い場合は15人程度で1チームをつくって演奏することが多い。

 吉田先生が簡単なハンドベルの解説をされて、私は初めてその概要を知った。それからその詳細を調べる機会を得て、学びが多かった。ハンドベルも奥が深い。

 

吉田年一先生

 今日の演奏の指揮をされた吉田年一先生は、金城学院大学非常勤講師で、PRIME(ハンドベルチーム)および名古屋市立大学OB管弦楽団の音楽監督、名城大学管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、名古屋室内管弦楽団、アンサンブル・アトレイユ、金城学院大学管弦楽団、金城学院大学ハンドベルクワイアの指揮、指導をする傍らフリーで活躍中である。

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大垣公園イルミネーション点灯式での音楽

 こういう静かで上品なハンドベル演奏が、12月の大垣公園イルミネーション点灯式での音楽にふさわしいと思う。もっとも冬夜の寒空で、女性の皆さんに演奏を強いるのは心苦しい。それを考えると、冬夜の寒い外気中で10人程しかいない聴衆にジャズの音楽を大音量で聞かせて、市民税の大金を下請け業者に流すことに違和感がある。大垣市は、獲得した予算を下請け会社に無理に消化させているようだ。お役所の無駄使いの最たるもの。まるで、年度末に無理やり道路工事で道路を掘り起こすようなもの。

 この院内クリスマスコンサートを、大垣市役所の職員の方が裏方で支援をされていた。それには大感謝です。もっとこういう市民ボランティア活動を、大垣公園イルミネーション点灯式等でも展開して欲しい。そうすれば無駄なお金が節約できる。大垣市長の大好きな「節約」ができる。時期外れの新市庁舎建設で余分に必要になる建設費用の足しになる。 

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ぼやき

 この演奏会場のロビーが、市民病院の受付の横にあるので致し方ないが、初老のおばさんさんが、この演奏を邪魔するような大きな声で、我関せずとして受付の方に話しかけていた。彼女には、横での演奏は眼中にないようだ。大垣の文化水準を晒すようで恥ずかしかった。自分は、将来、ああいう愚かな姿は見せたくないと思う。

 

2017-12-09

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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