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2018年1月22日 (月)

大垣市大本営発表:「商店の閉店数は極少なり」

「大垣市中心市街地活性化基本計画」検証4

上記計画書では空き店舗の実態が嘘で記載されている。

  表記の計画書(平成27年制定、平成29年11月29日変更)には、大垣の商店街の没落の惨状が胡麻かして記載されている。まるで大日本帝国の大本営発表のような趣である。事実を矮小化して市民に知らせて、悲惨な実態を隠して、御殿のような新市庁舎の建設の正当化を図っている。正に太平洋戦争時の日本政府の大本営発表表である。そして日本は敗戦を迎えた。大垣市の衰退が止まらない。大垣市は第二の敗戦を迎えようとしている。

 

空き店舗数の把握の嘘

 計画書での大垣駅前商店街の空き店舗数の把握が間違っている。その空き店舗に対する正しい対策が、表記計画書には、全く記載がない。現状認識が間違っているので、正しい対策が出来るわけがない。大垣市は経済音痴で、大垣市の行政経営は、現状把握、分析、対策、チェックのPDCAが全く回っていない。市を運営する経営の基礎能力が無いのだ。そんな状況では大垣市が衰退し、大垣駅前商店街も衰退するのも故あること。

 

大垣駅前商店街の惨状・データ解釈の捻じ曲げ

 計画書によれば大垣駅前商店街の空き店舗は40軒ほどで推移しているとある。現実は、61%のお店がシャッターを降ろしている。その数は実質70店舗以上である。計画書に記載の「空き店舗数36」は大嘘である。

 店舗があったビル自体が無くなってしまって、お店が無くなったのだが、それは空き店舗の計上からは除かれる。詐欺まがいである。ヤナゲンB館、駅前ビル、旧タマコシビルや多くの空き地には、多くの店舗が営業していたが、ビルが壊されたりマンションになったりして、多くの店が閉店した。大垣市の経済の無為無策が原因で、大垣駅前商店街が寂れてビル自体が壊されてしまったのに、空き店舗は増えていませんとは、お笑いである。

 

隠れ空き店舗を隠ぺい

 また週に1日だけしか開店しないお店や、隠れ空き店舗が全く計上されておらず、空き店舗統計からは除外される。夜しか営業しないお店は、昼間に来る観光客にとって、シャッターを下ろした店で、それが多ければ寂れた街なのだ。客にとって、来た時に開店していなければ、空き店舗なのだ。大垣駅前商店街はその実質的に閉店しているお店が多いのだ。

 

計画書のデータの大嘘

 「大垣市中心市街地活性化基本計画」p63の「空き店舗は減少しており、空き店舗対策の効果が表れている」は大嘘である。下図の閉店状況をどう説明するのか。現実のお店の閉店状況、死の街の風体を示す状況から目を背けて計画書が嘘で固められている。まず現実の姿を見よ、である。市の職員が現実を見る気がないのは、責任放棄、背任行為で、犯罪的でもある。これでは、大垣市の商業の衰退も故あること。

p63で「平成11年以降、中心市街地内の小売業の商店数、従業員数は減少を続けている。」と無責任な人ごとの解説である。それで何故、空き店舗が減少するのか。矛盾している。その検証も原因も対策も、責任に関してなんの記述もない。お役人にとって商店の生活の激変は知ったことではないのだ。

 

最高の結果が出現

大垣市が商業施設をどんどん壊す政策を続け、壊したあとにマンションを建て、予備校を建て、駐車場にすれば商業施設が減り、人が寄り付かなくなり、益々商店街が衰退する。大垣市長は「(寂れてお店が撤退した後の)空いた土地は駐車場にすればよろしいがな」と商店街の関係者に広言している。市長の経済音痴ぶりを表す見解である。その小川市政17年間の成果が、61%のお店がシャッター下した、である。市長による愚策で、商店街がシャッターを降させる状況を作り続けた。その最高の結果が、現在の姿なのだ。

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2017年9月8日金曜日14:59 大垣駅前通り。誰も歩いていない死の街

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 大垣駅前通り商店街の閉店状況 2017年9月(赤は閉店)

P19

P63

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P80

魅力ある商店の誘致

 大垣市が補助金なり、誘致活動をして全国的に著名なお店を目玉として誘致すれば、商店街も活性化する。そんな手間のかかることをしないのが大垣市である。大垣市役人は怠惰病に侵されている。長浜市や岐阜市は、市の職員が全国を走り回って手間暇と人工をかけて魅力ある商店を誘致している。だから観光客で賑わっている。大垣市はそれを面倒だとして、その仕事を放棄している。大垣が寂れて当然である。大垣市長の夢は、その言動から推定すると、大垣市をマンションだらけの住宅地にして人口を増やしたいとしか思えない。その大垣の将来の姿は、老人ばかりの介護施設が氾濫する街である。そんなことでいいのか。

 

大垣市の病気・痴呆遺産

 大垣市役所は、現実が目えない認知症になっている。悲惨な現実があれども見ず、上しか見ず、市民の悲惨な実態には目をむけないヒラメの役人ばかりが繁殖している。それが「大垣市中心市街地活性化基本計画」に示されている。これは後世に残る地方の痴呆遺産である。仕事をする以上は、後世の人から笑われないような仕事をしたいもの。これを書いたお役人は、子孫から恥さらしと思われるだろう。

 

報道機関の責任

 なぜ中日新聞は、公表されているこの計画書の検証もせず、市のヨイショ記事ばかり書くのだろうか。市が計画中の「亀の池」復活のヨイショ記事を書いてどうするのか。中日新聞や岐阜新聞は報道の責任を果たしていない。報道機関が市の実態を正しく報道しないと、行政がやりたい放題となり、地方都市が衰退する。もう衰退してしまった。それは新聞購読者数が減り、地方紙の衰退を意味する。それは自分で自分の首を絞めることだ。

 

未来の子供たちへの責任

 「亀の池」建設では経済寄与が全くない。その敷地分だけ大垣駅前商店街の経済の規模が縮小するのだ。駅前交差点の狭窄症が解消せず、交通渋滞が激しくなり、経済損失が増えるのだ。商店街が繁栄しているなら、「亀の池」建設も許せるが、大垣市駅前が衰退している状況で、「亀の池」建設は正気の沙汰ではない。もっと最優先でやるべきことがある。今、大垣に必要なのは、過去の懐古ではなく、未来に向けた正しい展望・計画である。実態を知らされていない市民がかわいそうである。未来の子供たちがもっと可哀そうだ。大垣市長よ、亀よりも市民に少しは愛をくれ。

 

添付ファイルp19.PDFをダウンロード  p19 「大垣市中心市街地活性化基本計画」

添付ファイルp63.PDFをダウンロード  p63 「大垣市中心市街地活性化基本計画」

添付ファイルp79.PDFをダウンロード  p79 「大垣市中心市街地活性化基本計画」

添付ファイルp80.PDFをダウンロード  p80 「大垣市中心市街地活性化基本計画」

 

2018-01-22

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年1月20日 (土)

血の巡りの悪い大垣市

「大垣市中心市街地活性化基本計画」検証3

 表記の計画書(平成27年制定、平成29年11月29日変更)には、大垣の道路の未来計画が全く記載されていない。道路とは、経済の血路である。血路が十分でないと経済活動が、阻害される。2017年秋の台風22号の影響で、大垣市を南北に通す基幹道路の2本の内、1本が水没して経済がマヒした。その一番大事な件に対する対策が、表記計画書には、全く記載がない。そんな考え方では大垣市が衰退し、大垣駅前商店街も衰退するのも故あること。

 

大垣の道路状況

 大垣市を南北に通る大動脈である258号線のJR線高架橋は、昭和57年(1982年)12月15日の35年前に完成した。それから全く、新規の幹線道路を造る計画の煙のケの字もない。行政の怠慢である。行政の無能である。35年前から日本は車社会に大きく変貌して、経済が大発達したのにも関わらず、である。大垣を南北に走る道路の朝晩の通勤時の渋滞はひどいが、それを解消する計画さえない。その大事な南北の基幹道路の血路さえ、治水を怠り水没させて通行止めになる醜態を見せている。大垣市にはその反省さえない。それどころか、水没後に大垣市長がしゃしゃり出で防災視察をして頑張っていますと、「広報大垣」で大威張りである。お笑いを超えて醜態である。単に治水に金をケチり治水行政を放置したための天罰であると思う。そういう問題が起きないようにするのが危機管理である。表記計画書には危機管理の一言もない。

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 2017年10月23日 室村町アンダーパス水没

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 室村町アンダーパスの朝夕の渋滞4p25

 

5_2  道路建設の私案

経済の血路の確保が必要

 経済の要素である人・モノ・カネ・情報を運ぶ道路が整備されなければ、市の活性化など夢物語である。市内の回遊性の向上といって新市庁舎を建てる暇があったら、新道路を建設すべきである。物見遊山の暇人が市内を回遊しても、大垣の活性化にはならない。経済音痴の大垣市長は、節約と投資の区別がつかないようだ。トンチンカンな面に金をつぎ込んでいる。それでいて岐阜市新市庁舎よりも5割も豪華な大垣新市庁舎の建設に余念がない。

 

人の病気・経済の病気

 人が病気になるのは、不適切な食生活を過ごすことで、血管内部にプラークが溜まり、血液の流れが阻害されて、必要な血液(栄養素、免疫酵素)が、体の隅々に行き渡らなくなるのが原因である。それで心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、ガン等の病気になる。高血圧は、「血管にプラークが詰まって血流が悪くなったよ」との仏様からの警告で病気ではない。それを放置するから、深刻な病状に陥る。

 大垣経済の活動でも、経済の拡大に合わせて道路が整備されておらず、渋滞が激しいため、人・モノ・カネの循環に支障が出ており、経済活動に多大のロスが生じている。それは人で言えば、高血圧の症状である。そんな非効率な市には、企業は誘致しても来ないし、逃げていく。現在、大垣の工業生産額は減少の一途である。この5年で、工業は5%も衰退し、商業も5%衰退である。負の産業の介護・医療のみ大盛況である(40%増)。大垣市は産業の興亡を見ても老化の一途で、病気発病寸前である。

 

大垣市の病気

 大垣市役所は、長期政権で、癒着病と贅沢病にかかり、頭が高くなり、人の声を聞く耳が遠くなり、ヒラメの役人ばかりが繁殖して、意思の疎通が途絶えて、市行政がマヒ寸前である。大垣市の経営で、PDCAを回せないほど重病である。それが「大垣市中心市街地活性化基本計画」のあちこちに表されている。大垣市は大企業病のような、大市役所病に罹っている。

 

添付ファイルp25.PDFをダウンロード   p25-大垣市中心市街地活性化基本計画

添付ファイル5.jpgをダウンロード   大垣道路計画案(私案)

 

2018-01-20

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2018年1月19日 (金)

創造での大垣再生を目指して

「大垣市中心市街地活性化基本計画」の検証2

 表記の計画書(平成27年制定、平成29年11月29日変更)に設定された目標値が詐欺まがいである。目標値がにぎわいの創出で、「休日歩行者・自転車通行量」とあるが、お役人の自己保身に固まったまやかしの目標項目である。

 p18のグラフでは、中心市街地の年間売上額の34百万円(平成11年)が、平成24年には18百万円へ半減している。この大きな問題点があるのだから、年間売上額を目標項目にすれば、単純明快である。それを黙殺する大垣市の狡猾さが露骨である。

 

目標項目の狡猾さ

 にぎわいの創出の数値目標として「中心市街地の休日歩行者・自転車通行量」が次のように定められている。

  現状値 12,189人(平成26年)

  目標値 12,688人(平成32年)

 なぜ「休日」なのか? イベントのあった時は、確かに人出が増えるが、それは一時的な事象である。平日も含めて人出がコンスタントに賑わう大垣にすべきなのだ。異様なイベントだけ人出あり、平日は死の街では、意味がない。現実は、元気ハツラツ市で、普段より人出はあるが、商店街は儲からず、市外に業者だけ儲かる図式で、平日は死の街である。そしてだんだんと市が寂れていく。それには大垣市は目も向けない。

 欲しいのは休日の歩行者の増加ではなく、街の活性化である。商店街が活性化すれば歩行者が増えるのだ。目標値の設定が、順序で逆である。

 なぜ「歩行者・自転車通行量」が目標項目なのか? 多くの歩行者通行量があっても、元気ハツラツ市のように、地元の商店街にはお金を落とさない観光客ばかりでは、街の活性化にはつながらない。人が集まっても、商店街にはお金を落とさず、露店商に金を落とすだけである。寂れた商店街には、後日、誰も来ない。

 目標項目は、商店街売上高、税収にすべきである。結果が明確になるはずだ。なぜそうしないか? 鉛筆をなめて作った政策の誤りが露見するからだ。

 

幽霊調査 = 意味のない歩行量調査

 大垣市は、平成21年から毎年、歩行者・自転車通行量を調査しているが、それでどんな付加価値をだしているのか。その価値が無い。税金の無駄遣いである。まるで市の職員は亡霊の影を追う幽霊である。大垣市役所の職員は、足が地についていない。歩行者の通行量とは陰である。実像は、通行客がお店に入って落とすお金である。それを計測せずして、実像はつかめない。だから正しい対策が打てないのだ。だから、大垣市は衰退していく。それに気がつかない愚かさが哀れである。それでもリストラされないお役人には幸せである。そんな状況に陥れば民間企業なら、倒産、首である。今のお役所には厳しさが無い。

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歩行者・自転車通行量の捏造疑惑

 なぜ目標項目を、商店街の売上高、税収を目標値にしないのか? 政策の不備からの逃避としか考えられない。大垣駅前商店街の売上が減り、売り場面積が減り、従業員が減り、それでいて、なぜ歩行者数が変らないのか? それはデータの捏造以外に考えられない。大垣駅前商店街のある店主に聞いても、このグラフの値は実態とかけ離れた数値だという。歩行量の測定など、後からどうでも細工ができる。どの時間帯で、どの天候で、気温で、等の状態で計測したデータかは明記が無い。歩行者数の計測では、時間帯で幾らでも変わるし、データの加工も自由自在である。

 なぜ平成11年からのデータが無いのか? それを載せると市役所に都合が悪いから載せないとしか考えられれない。

 指標にするなら、そういう影響の受けない万人が納得できる指標にすべきである。例えば、商店街売上高、税収である。

 

「創出」を使う不遜さ

 計画書では「にぎわいの創出」と、記述しているが、血の滲む苦労など無縁の大垣市のお役人が、鉛筆をナメナメして「創出」の言葉を安易に使って欲しくない。「創出」とは、血みどろになって物事を作り出すことである。

 

「創」からの学び

 極限での闘いが創造という生命力を生み出す。という文字の偏である「倉」には、傷という意味がある。つくりの「リ」(りっとう)は、刀の意味である。つまり「創」という字は、刀傷を表している。「創造」という文字は、刀で切られた傷を思い描かせる。刀傷は、戦闘状態の時に敵に切られて出来る。刀傷だから深く切られれば死ぬが、浅く切られたキズは、時代劇の一場面のように、焼酎を吹き掛け晒をまいて「死んでたまるか!」と気合を入れれば、傷跡に肉が噴き、直っていく。そしてその新しい肉と皮膚は、以前に増して強固になってくる。これこそが人間の生命力であり、創造の「創」につながる。平穏無事な逃げの状態から、決して「創造」は生れない。

 ビジネス社会では、傷を受けるとは失敗を意味する。人は失敗を恐れて、刀を避けようとする。しかし大抵の場合は、うまく避けられず、妙な所に傷を受ける。正面から対峙せず、逃げたために脇腹を切られたりもする。また自分が避けたがために、後の人間が傷を受けることもある。真剣に仕事をするなら、真正面から切られる勇気を持つべきだ。傷を恐れてはならない。傷を負ったとしても、それは必ず再生できる。そして再生され傷跡は、今までよりも確実に強固になる。「創造」とはゼロからのスタートとは限らない。今あるものをどんどん進化させていく。新たらしいものに生れ変わっていくことにこそ創造である。

 傷つかなければ進歩もない   No pain, no gain.

 

仕事での創造

 ドレスデントリオのアンドレアスも、同じ曲を何千回、何万回も演奏しても、場面が変り、時代が変り、自分が成長することで、そのたびごとに新しい発見があるという。そこに求道者の姿を見る。それこそが創造である。そういう意識が無いと芸術の世界で創造はできない。創造とは、日本創造学会の定義では、今あるものの分解と再構築である。そこから新しい価値を生みだすことである。自分の仕事、生きざまに、「創造」を作り出したいと思う。

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5dsc03615  2018年1月11日 アンドレアスさん

挑戦と創造

 今の大垣や日本が衰退しているのは、問題を起こさないように、失敗をしないようにと、後ろ向きの姿勢を取っているためだ。それは創造とは対極の姿勢である。挑戦とは創造なのだ。血まみれの失敗だらけの取り組みをして、初めて果実を得るのだ。失敗は敗北ではない。その過程で多くの経験と知恵を得る。それが人生のお宝である。今の日本人には、その挑戦という気概が欠けている。だから創造できないのだ。デフレが止まらないのだ。

 

お役人の負の特性

 傷つくことや、失敗を恐れるのは、お役人の最大の負の特性である。お役人は減点主義・官僚主義の社会なのだ。それは成長の無い世界なのだ。創造とは対極の世界なのだ。だからうまくいかない。こんな役人に大垣市を任せるから大垣も日本も衰退していく。PDCAを回さず反省もせず、同じ失敗を何度も何度も繰り返し、大垣を没落に導いている。その引導書が死の「大垣市中心市街地活性化基本計画」である。

 

添付ファイルp18.PDFをダウンロード 大垣市中心市街地活性化基本計画」p18

添付ファイルp69.PDFをダウンロード  「大垣市中心市街地活性化基本計画」p69

添付ファイルp70.PDFをダウンロード  「大垣市中心市街地活性化基本計画」p70

添付ファイルp71.PDFをダウンロード  「大垣市中心市街地活性化基本計画」p71

「大垣市中心市街地活性化基本計画」は大垣市のHPに掲載されている。

 

2018-01-19

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2018年1月18日 (木)

「大垣市中心市街地活性化基本計画」の検証1

 表記の計画書(平成29年11月29日変更)を読んで、お役人の感性と税金の無駄遣いの痴性に呆れた。活性化基本計画では、問題点の把握が無視されて、自分達の都合よい政策だけ正当化された文章が、延々とつづられている。あるべき問題点と把握とその分析がないので、その対策もピント外れである。その結果、大垣市政17年間の愚政で大垣は没落の一途である。

 

商店街再開発計画の頓挫

 2018年1月現在、この「大垣市中心市街地活性化基本計画」の目玉のひとつの南商店街活性化計画が、用地買収で暗礁に乗り上げ、計画がとん挫しつつある。そのプロセスもこの50年間、繰り返し試されてきた愚行である。儲かるのは再開発との名目で、その税金をばらまかれた業者だけである。大垣市が指導して再開発をするというので、商店街には新しい店舗が入ってくる障害となっている。自分達で店を改造しようにも、再開発というプロジェクトが掲げられると、同じように店舗改造が躊躇される。その悪循環で、商店街は寂れる一方である。商店街への営業妨害の最たるもの。それがこの50年間、繰り返されてきた。その再開発が2018年1月現在で、とん挫しつつある。全て大垣市役所が真剣に商店街を再開発しようとしないのが原因である。長年、絵に描いた餅を掲げてきた咎である。

 

大垣行政の愚の象徴

 その象徴がこの「大垣市中心市街地活性化基本計画」に表されている。実務や実態をしらないお役人が書いた絵空事の「大垣市中心市街地活性化基本計画」である。現在、市政百年で新しい計画を作る計画があるようだが、今の計画が落第なのに、新しい計画がまともになるはずがない。

 市の活性化には何の効果もない「まちなかの回遊性の向上」との詭弁で新市庁舎建設に正当性が強引に論調されている。どこの世界にお役所を観光名所の起点として賑わいの創造で回遊性の向上という発想が生まれるのか。税金無駄使いの発想である。そんな結果が下記に惨状である。

 

大垣市衰退のデータを隠ぺい

 この計画書のp17、18に、大垣市中心街の小売事業者数の減少、従業員の減少、商店街売り上げの減少、内場面積の減少の実態がグラフで示されているが、それに対するコメントも対策も記述が全く無い。誤魔化しの解説をしている。データの解釈も間違っている。現実を矮小化して表現して、市民を煙に巻いている。大垣市の産業人口の70%は商業である。それが崩壊寸前なのに、人ごとのような「大垣市中心市街地活性化基本計画」である。税金無駄遣いの最たるもの。153ページのこの報告書を作成するにも税金が使われている。資料作成費1頁1万円で計算すると最低でも153万円の無駄遣いである。

 p18のグラフでは、中心市街地の年間売上額の34百万円(平成11年)が、平成24年には18百万円へ激減しているが、そのグラフを小さく表現することで、市民の目を逸らす詐欺まがいのテクニックを使っている。「大垣市全体の減少傾向より緩やかなため」との解説は、詐欺まがいの表現である。大垣市は商店街売上半減の衝撃の状況を隠ぺいしている。これでは正しい対策など出てこない。これでは益々大垣市は衰退していく。

P17

P18

大垣新市庁舎の愚

 人口45万人の岐阜新市庁舎が254億円で、市民から高すぎるとの議論が沸騰している。大垣市は人口16万人で大垣新市庁舎が121億円である。岐阜市の規模から換算しても、大垣市は80億円の規模の市庁舎でよい。それでも贅沢である。大垣市は、今後コンパクトシティを目指すと言いながら、それに反した市庁舎は、単位人口当たりで、岐阜市よりも5割増しの贅沢な市庁舎である。

 予想では、2040年には大垣市の人口は129,646人となり、現在の161,160人から20%も減る。それなのになぜ、そんな贅沢な市庁舎を建てるのか。その言い訳書が「大垣市中心市街地活性化基本計画」である。人口推計値は、国立社会保障・人口問題研究所の推計(平成25年3月)による。

 

計画書の問題点 

 現状把握が無視されている。

 大垣市衰退のデータを詐欺まがいに無視して対策が計画されている。

 対策が、適正ではない。

  誰が考えても、それで効果が出るとは思えない。

 対策の効果把握の指標が子供だましである。

   目標値を商店街の売上高にすれば明確だが、それを避けている。

   歩行者の通行量を目標値としている。誤魔化せる目標値である。

 新市庁舎の建設ありきで、計画書が作られている。

 計画書作成者、承認者が誰かも不明の無責任計画書である。

 空き店舗に「かくれ空き店舗」が入っておらず、捏造データである。

 大垣市の惨状をデータで示しながら、それを無視した解析である。

 市民の意見もヨイショ記事で埋めている。

 

大垣市衰退の惨状  平成11年~24年

 駅前商店街のお店数  560店 → 361店    36%減

 駅前商店街の従業員数 2,440人 → 1,901人  23%減

 駅前商店街の売上   34,656 → 18,048千円  48%減

 駅前商店街の売場面積  59,108 → 37,819   36%減

 空き店舗数      44 → 36店(嘘)

           「かくれ空き店舗」が集計に入っていない。

           現在、シャッターを下ろしたお店61%

 公示地価の下落   152千円 → 135千円   12%下落

  高屋町1丁目53番地(平成21年~平成26年)資料岐阜県(p14)

 小川敏氏は大垣市長に平成13年より就任。それから大垣市の衰退が顕著になった。

 

添付ファイル p17.PDFをダウンロード 「大垣市中心市街地活性化基本計画」p17

添付ファイルp18.PDFをダウンロード  「大垣市中心市街地活性化基本計画」p18

「大垣市中心市街地活性化基本計画」は大垣市のHPに掲載されている。

 

2018-01-18

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2018年1月16日 (火)

選択と決断

 産業革命が起きて200年が経ち科学技術は発展したが、人類は細胞一つ作り出すことが出来ていない。その細胞が37兆個からなる人間と言う存在は、佛といわざるを得ない。己は人体と言う曼荼羅の中で、中心に位置する魂の存在である。己を支えてくれている37兆個の佛に感謝をして生きていたい。

 2014年11月29日、お酒を飲み意識を失って救急車を呼ばれたというご縁は、佛様からのメッセージとして真摯に受け止めて禁酒を決断し、体の精密検査を受けることにした。

 

経営者の仕事

 経営者の仕事は決断である。即決でなくてもよいので、早い時期に決断をすること。最大の過ちは決断をしないこと。決めれば何かが動く。間違った決断は、佛様がその結果を教えてくれる。間違っていることが分かれば、軌道修正すればよい。決断をしないと軌道修正も出来ない。決断をしないと佛様もご加護しようが無い。

 前職の会社の経営者はその決断ができず、65年続いた会社を消滅させた。吸収合併されて、多くの人が悲哀を味わった。経営のトップが名門校卒だから、それが頭がよい証明にはならない。また決断力があるわけではない。会社を消滅させたのは、優柔不断なトップが招いた悲劇である。政治行政でもトップに正しい選択眼、決断力が無いと、市を衰退に導く。大垣市のように。

 

決断

 決断の「決」は水(さんずい 氵)が堤防(ユ)を切り裂いていく様を表している。自分を取り巻く固定観念壁(堤防)や障害を切り裂かないと前進は出来ない。

 人は一日に20回の決断をするという。コーヒか紅茶か、魚料理か肉料理か、A案かB案か、その縁に乗るか乗らないか等の選択は、毎日迫られている。人の意思は、今までの慣性で回していた決断の人生惑星という軌道上にある。その軌道から慣性力に打ち勝って新たな軌道へ移るには大きなエネルギーが必要である。人生60年間に約44万回もの決断をして、かつ同じような決断を日々繰り返しているため、その考え方が強固になっている。これが固定観念である。だから老人の頭はカチンカチンの固定観念で凝り固まっている。約44万回もの決断の訓練をして強固にした固定観念を打ち破るのは並大抵のことではない。その固定観念の堤防を破り、新しい道に進むのが決断である。決断が新しい人生を切り開く。

 

選択と責任

 選択とは、2つの選択肢から1つを選んで、進むべき道を決断すること。一方を選択すると、片方は切り捨てる事だ。それに対して、選択肢の両方を選び、決断を曖昧にするから道に迷う。すべて己の責任である。

 「色もなく 香もなく 常に天地は 書かざる経をくり返しつつ」(二宮尊徳)とその選択肢は、天地(あめつち)が奏でる経のように目の前に現れては消えていく。その経とは目の前に現れるご縁である。それは世に満ちている。出会うご縁に色香はない。それに色を付けるのは、己の利己慾・業欲・権力欲・色情である。素直な眼で見れば、正しい判断ができるが、偏向した色眼鏡でみれば、色のついたご縁として目の前に写り判断を誤り、偏向した決断となる。すべて己の責任である。

 人が助けて欲しいとメッセージを発信しても、相手には利己慾・金銭欲で染まった目には、煩わしい雑音にしか聞こえない。そのメッセージを取り逃がすことで、「蜘蛛の糸」というご縁が切れる。その糸は二度とつながらない。人の世は義理人情・報恩感謝で絡み合っている。合理的に選択・決断する世渡り上手な人は、合理的にしか生きられない宿命を背負う。そういう人とは縁を切らないと、己の人生が豊かにならない。

 この年初のドレスデントリオのニューイヤーコンサートの運営では、多くの人のご援助を頂いた。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

わが道

 利己慾・金銭欲・権力欲で染まった衆生の言動に煩わされず、私は己の道を、迷わず あせらず 胸を張って 心に刻んで 歩んでいきたい。

 

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2018-01-16

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2018年1月10日 (水)

大垣市政は認知症、日本国も認知症

ローマ帝国の興亡

 歴史を串刺しで振り返ってみる。国民が堕落すると、国も弱体化し、崩壊に向う。まるで国が認知症に罹ったような有様である。現在の日本で認知症患者が65歳以上で15%、グレーゾーンの人を含めると28%という数値は、みほとけからの警告だと思う。ローマ帝国の興亡が大垣市と日本の興亡と重なる。なにせ国民が認知症になるようなお膳立てがテンコ盛りの現代生活である。

 痴呆的テレビ番組の氾濫(見ていて恥ずかしい)。

 殺し合いのテレビ場面の氾濫。

 飽食の流行、グルメ番組の氾濫

 本・雑誌の販売数の減少

 マスコミの堕落、偏向したマスコミの横暴

 フェイクニュースの氾濫、公営放送の偏向

 添加物が多量に入った食品の氾濫

 サプリメント、薬の宣伝の氾濫

 大人の退廃、その後姿を見て育った子供の退廃

 親が子供を殺し、孫が祖父を殺す、子が親を殺す時代

 うなぎ上りの医療費の増大、患者も増大(なにかおかしい)

 スマホばかり見つめて勉強をしない学生の氾濫

 グローバル経済主義教団に騙されて、正規社員になれない若者が増大

 自殺者3万人が10年間も続く

1

2  コロシアムはローマ市民の不満をそらす目的で、格闘技の娯楽を与えるため建造されたと言われる。現代でいえばテレビの代わりである。多くの生贄が殺されるのをローマ市民が熱狂して見物した。末世である。2010年11月撮影

なぜローマ帝国は1000年も続いたのか

1.征服した異民族を受け入れ、その文化を尊重して、統治した。

  自分たちの文化を押し付けなかった。

2.ローマ法律を守るなら征服した異民族にもローマ市民権を付与。

  寛容であった。

3.卓越したリーダーがいた。

4.国民がよく働いた

5.リーダーが自信と誇りを持っていた

6.軍事でハイテクを駆使した(土木工事技術は他の民族を凌駕)

 

なぜローマ帝国は滅んだのか

1.国民が働かなくなった

2.リーダーが自信と誇りを失った

3.防衛は外国人傭兵が主体で、自ら国を守る意欲を失った

4.国土の荒廃と食料自給率の低下

5.産業の空洞化

6.モラルの頽廃

7.経済・財政が悪化

  (関根茂章「ローマ帝国の滅亡が教えるもの」致知2002-5 p51)

 

なぜ大垣は繁栄したのか

1.歴代に君主・戸田公が教育を重視した政治を執り行った。

  君主は自分たちの文化を押し付けなかった。

2.寛容であった。

3.卓越したリーダーがいた。

4.市民がよく働いた

5.リーダーが自信と誇りを持っていた

6.治水を駆使した

 

なぜ大垣は衰退したのか

1.市職員が働かない(イベントでも商店街や下請け業者に丸投げ)

2.大垣市長が人の意見を聞く耳を失った。長期政権で傲慢化。

3.市職員が実務は下請け業者に丸投げ、自分の街の商売を守る意欲を失った。長期政権の為、ヒラメ職員が横行している。

4.市の産業基盤の荒廃とベットタウン化、道路の荒廃、治水の荒廃

5.市の中心商店街の衰退(名古屋のベットタウン化)、駅前のマンション化

  市庁舎だけは立派になる。

6.モラルの頽廃(日本一汚いトイレ、掃除も手抜きで汚い街並み)

  元気ハツラツ市等で、市民の目を逸らすため退廃的出し物氾濫、

  市長名で児童を元気ハツラツ市の金儲けに駆り出し踊らせる。

  元気ハツラツ市をしても衰退するだけで愚かに何年も繰り返す。

  市街地の再開発をするとの掛け声だけで50年も過ぎた。

7.市の財務は良好(治水、道路、教育、文化に投資なしのため)

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 サクラばかりが盛り上がっている元気ハツラツ市

 元気ハツラツ市はローマのコロシアムのように市民の不満をそらす目的なのか

ローマ旅行の経緯

 JALの倒産の因縁で、大垣市ヤナゲンで開催された松本明慶仏像彫刻展(2010年11月)で明慶先生とのご縁を頂いた。その1週間後にローマに飛んだ。JALの倒産のためローマ便のフライト枠が減少して10月に予定していた予約が取れず、旅行が延びたのだ。その3年後の2013年5月に、明慶先生も同じローマに旅たち、私も感激したピエタ像に会い、ホテル「バール・ミケランジェロ」で仏様のお顔を彫刻された。その記録がNHK「旅のチカラ」である。その時の監視役が「魂(オニ)」という舞台設定であった。その「魂(オニ)」が目の前の机の上に鎮座する。これは夢想だにしない展開であった。ローマ旅行は、還暦を迎え、第一の人生の卒業旅行として、そして次の人生のための充電のためのプロジェクトであった。

 

 当初はどこかの国の美術館めぐりをする予定であったが、世界の美術館の大半を、訪問してしまっていることに気づき、別の所を検討して、ローマが浮かんできた。その頃、塩野七生著『ローマ人の物語』全15巻の読破に再挑戦して、読んでいる途中で、5巻目に入っていた。この書は数年前に読み始めて、数巻目で挫折をしていた。定年前の数ヶ月前から、なぜかこの本を読み直す気になって読んでいるところであった。この書は塩野七生氏がライフワークとして、1992年から毎年1冊ずつ書き上げ、15年後の2006年に校了した1000年のローマ帝国興亡史である。この書には、人間の営みの根源的な座標軸が書き込まれている。

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 それに対して、中国にも3000年の歴史があると言われるが、それは単に王朝の興亡があるだけで、一つの帝国の組織的な盛衰、興亡の歴史ではない。『史記』、『十八史略』、『三国志』に記載された国の興亡での人間模様は、身内の裏切り、肉親同士の殺し合いに終始している。ローマ史とは次元が違う。このDNAの伝承が、現代の中国共産党の言動の原点ではないかと思う。

 ローマ帝国は1300年間の繁栄を築いている。歴史上、こんなにも長い間、継続した帝国は他にはない。それが継続した原因の元でも嗅いでみようと、ローマ行きを決めた。

 ローマ旅行をして、ローマにハマった。ローマには全世界の観光資源の40%が集中していて、面白い、の一言で、とても10日間では見終えることはできない。

 次回の旅行のため、『イタリア語のテキスト』、『NHKラジオ・イタリア会話入門講座』のテキスト、『ラテン語の基礎』を購入し、勉強の準備を始めた。ローマの遺跡の碑文のほとんどがラテン語で書かれている。ラテン語の素養があると、ローマの旅は視野が深まる。この旅行で約80万円の投資であったが、それに見合うものを得た。お金は貯めるのではなく、あくまで自己投資として使うものだ。ローマ史を研究すると、その歴史には、人間の営み、会社経営のヒント、自分の人生の歩き方のヒントが多く散りばめられている。

 

2018-01-10

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2018年1月 5日 (金)

大垣市衰退の元凶 小川敏大垣行政

日本の痴呆都市行政の典型と退廃

 最初に言葉ありき(マタイ伝による福音書)

 方針が全て(経営の原則)

   人が全て(人生の原則)

 

 大垣市が衰退した原因は、大垣市を衰退に導く方針書「大垣中心市街地活性化計画」であり、間違った市の行政方針であり、行政に「人」がいない、である。その元凶の中心が小川敏大垣市長である。

 

トヨタの再興

 トヨタの中興の祖と言われた石田退三は、乾いた雑巾をさらに絞るとまでいわれるような倹約に務めて金をため、効率向上を人に求めてはならぬと、その金を設備投資に回して、傾いたトヨタを建て直した。その過程でトヨタ生産方式を生み出した。商売人であった石田退三は、豊田佐吉から薫陶をうけ、技術者が伸び伸びと技術開発に取り組める金と環境を整えて、トヨタを「世界のトヨタ」にする環境を整えた。商売人の石田退三はケチだけでトヨタの社長を務めたのではない。その昔、豊田喜一郎が自動車事業を始めるのに、一番大反対をしたのは、その石田退三である。その石田退三がトヨタを再興させた。歴史の心地よい皮肉である。

 そのトヨタが新しい本社ビルを建てたのは、世界一のGMの背中が見えた2005年である。トヨタは2008年に世界一の座になる。それまで、これがトヨタ本社ビル?と呆れるような質素な本社ビルで過ごしていた。

 

大垣の盛興

 歴代の大垣藩主の戸田公は、教育を重視して、人への投資をして、大垣を文化の街、学問の街、中部の交通の要所の都市に育てた。文化として花開いた元禄時代には、俳聖松尾芭蕉が、「奥の細道」の結びの地・大垣にたどり着き、大垣の俳人達と友好を暖めた。明治になって大垣は博士の街として名を全国に名を轟ろかせた。明治初期には、大垣は全国平均の40倍の博士出現率であった。明治時代に日本国体の骨格を作った偉人を多く輩出した。現在でも、350年前に大垣に入城し統治をした藩主の遺徳とご恩を偲んで、毎年、十万石まつりの最初に常盤神社で感謝の神事が行われる。

 

大垣の衰退

 現在の大垣は、文化の街、学問の街として見る影もない。教育、文化に金をケチり、トンチンカンなことに金を使う小川敏大垣市長の責任である。今はやれ祭りだ、元気ハツラツ市だと下品な人集めのお祭りばかりをすることで、市の活性化を目指している。順序が逆である。根を育てれば、花は咲くが、根を育てず、花だけを強制的に咲かせて(祭りばかりの行事を開催)、市のにぎやかさを見せつけているだけである。ますます根が衰退していく。咲いているのはあだ花(他市の業者だけが儲かる)である。

 衰退しいていく状態で、先代が貯めた金(市民税)で小川市長は分不相応な新市庁舎を建てている。トヨタと逆のやり方である。小川市長は節約した金を、未来に投資をせず、自分達の自己満足の宴に使っている。

 

大垣市の惨状

小川敏氏が平成13年に大垣市長に就任してからの負の成果

 この世では最高のことしか起こらない。小川敏市長は、大垣が衰退するような政策をしただけである。下記は、平成11年から平成24年のデータ(大垣市公表データ)。平成29年までの統計を確認すればもっと悲惨なはずである。

駅前商店街のお店数  560店 → 361店    36%減

駅前商店街の従業員数 2,440人 → 1,901人  23%減

駅前商店街の売上   34,656 → 18,048千円  48%減

駅前商店街の売場面積 59,108 → 37,819m2   36%減

空き店舗数      44 → 36店(嘘の大垣市公表データ)

 上記には、「かくれ空き店舗」が集計に入っていない。現在、シャッターを下ろしたお店61%。既に消えたビルのテナントを計算に入れると192店舗中、117店舗が店を閉めた。

 

公示地価の下落   152千円 → 135千円   12%下落

 大垣駅前の高屋町1丁目53番地(平成21年~平成26年)資料岐阜県(p14)

 大垣で一番高い土地がこのテイラク。

             

駅前商店街の商店主へのアンケート調査では5年前に比べて

 顧客数が増えた   3.7%

 顧客数が減った  60.2%

 売上が増えた    3.7%   

 売上が減った   63.0%

 市民の買い物調査では、中心地に買い物に行く頻度が増加したのは36.5%である。つまり残り63.5%は、中心部に買い物に行かなくなった。

 「大垣中心市街地活性化計画」(p17~19、36)より

 

 小川敏氏の本音は、大垣を多くの人が住む街にしたい、と考えていると推定される。そのためには商店街など潰れてしまえ、と思っているようだ。それが「大垣中心市街地活性化計画」の方針書の行間から透けて見える。

 順序が逆で、大垣が繁栄すれば多くの人が住みたいと集まってくる。今は住むのみ見栄えがよい景観だけに投資をして、未来への投資をせず、繁栄とは逆の政策を施行している。この世では最高のことしか起こらない。その結果が小川市政17年間での大垣の没落である。

 

ドラ息子のたとえ話

 たとえ話にすると、養子に入った商人の家のドラ息子が、商売の稼ぎが減ったので、自宅に多くの人が来訪すれば繁盛すると勘違いをして、自宅の見栄えを良くするために家のリフォームをして、自宅で祭りを頻繁に開催して金をばらまき、趣味で人を集めるようにした。それで有名な賞(ユネスコ)をもらったと自慢しているようだ。賞をもらわなくてもいいから、日銭で確実に稼げるような商家にすべきだが、そんなことには頭が回らない。

 その挙句、商売で稼ぐための店舗作りは放置して、親が残した遺産で豪華な大名屋敷のような自宅を建設している。実際に多くの人が来訪するが、客が落とす金は、出入りの業者がそのアガリを持って行っていき、家人が細々と打っている家業の商品の売上は落ちる一方である。来る客人は、貧相なおもてなしに呆れて、二度と来ない。

 商売をせず親戚・知人の人間が家の周りに住むように段取りをするのだが、実質的な扶養家族が増えて持ち出しばかりである。店子として知人が住めば、その家の子供のための学校や保育園の費用も見てあげねばならぬ。盆暮れの費用もいる。商売の邪魔にもなり、家業の足を引っ張る。その家のトイレをみれば、その家の稼ぎがわかる。出すべき金をケチったので、少し雨が降ると家の前の道が水没である。

 今必要なのは商家として稼ぐ手段の再構築であり、投資であり、将来の学力の向上のための勉強への投資である。それは人手がかかり面倒なので、全くやらない。まず店主に周りを説得する手腕が無い。口癖で「子育て日本一」というが、実質的に、他の家と教育に掛けるお金は変わらない。他の家はもっと教育にお金を出している。「子育て日本一」は口先だけの見栄で、針小棒大で自慢しているだけである。その家のトイレは日本一汚いという。

 

大名屋敷は、大垣新市庁舎。

ドラ息子    大垣市長

店子      商店街の店主、大垣市民

稼ぐ手段の再構築  道路整備、治水、人への投資、駐車場整備

扶養家族    駅前のマンション住民

家業      地元の商店街 

出入りの業者  元気ハツラツ市等での県外の露天商

祭り      元気ハツラツ市

トイレの掃除  大垣市の公共のトイレ

家の前の道   室村町アンダーパス、林町アンダーパス

説得する手腕  行政手腕

 

日本の痴呆都市行政の典型と退廃

 これは大垣市だけの問題ではない。日本中の地方都市が抱える問題である。日本の地方都市の行政は、すべて国と市民の税金を無駄使いして、生産性に寄与しない見栄えだけのハコモノ施設を作るばかりである。大垣市の例では、駅前の公園、駅前マンション建設、駅前の子供施設、街路樹の整備、ハコモノ施設、である。その一方で、経済の血路である道路建設、治水、教育は放置である。

 節約と称して、道路や治水、鉄道といった、日本が稼ぐためのインフラに投資をしない。それこそが、日本が衰退した原因である。東南アジアの諸国は、稼ぐためのインフラに投資をして成長している。それは道路、鉄道、空港、港施設である。日本だけが、国土のインフラに投資を止めて経済が停滞している。生産性向上のために投資をしない日本が没落するのは、故あること。大垣市の痴呆行政は、日本中の地方都市のダメなひな形である。これは大垣市だけの問題ではない。市民・国民が目覚めないと日本も大垣市も没落の一途である。

 賛否はあるが、田中角栄元首相が提案した「日本列島改造論」には夢があった。当時は未来への投資をしていたので、日本には活気と成長があった。現在は、節約、投資縮小、稼げない見栄だけのハコモノ建設では、大垣も日本も再生できるわけがない。

 

2018-01-05

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2018年1月 4日 (木)

人生の4つの目標

人は下記の4つの目標を定めないと人生の道に迷う。

・宗教を知る

  信が生まれる。

・文化を知る     

      智慧が生まれ、物事を正しく観られる。

・道徳を知る     

  掟を知り、命を正しくする。

・社会を知る

  定(おきて)を知り、定を正しく運用する。

 

人生での自己表現

 身を殺さず、盗まず、犯さず。口を偽らず、飾らず、二枚舌を使わず。心をむさぼらず、そねまず、過たず。そうして身口意を、全て完遂するのが「智慧」である。人生で自分を磨き、最善を尽くすとは、「忙中に閑あり」である。

 文学は感情の表現で、心情の輝きを表す。工学は数値での感情表現で、技の輝きを表す。音楽は観性の物理的表現で、心の振幅を表す。政治は人の差配の技で、人々に安堵を与える。

 

人間と動物の差

 人間と動物の違いは、精神的な活動の有無の差である。人間として精神の世界を持つかどうかで人生が変わる。飲み食い睡眠だけの生活に堕落すると、動物となんら変わらない。精神的な存在を信じないと、人生の目標など思いもつかない。その精神世界の一つが宗教である。人は坂道に置いた球のような存在である。放っておくと下に転げ落ちる。自戒を持ち、自省をして動物界に堕ちないように、行動の戒めとして方向を定めてくれるのが宗教である。それはどの宗教でも同じである。神も佛も己の心の中におわします。だから私はオダブツ教の教祖である(?)。

 動物界でも支配欲がありその集団のボスの座を巡って壮絶な争いも起きる。しかしボスはその集団の未来を考えて支配するわけではない。単に支配欲、雌の独占欲だけでの世界である。

 最近の世相では、組織のトップになりたいだけで他を押し除けトップに立ち、自分のためだけで経営をして、結果として企業不祥事が露見する事例が多発している。すべて利己主義に起因する。サル山の集団となんら変わらない。すべて経営の目的が、自分の利益慾だけできた咎である。グローバル経済主義の弊害である。

 

目標と手段の混同

 その人生目標を東大に入ることや社長や市長になることを目標とする人がいる。目標と手段を間違えると、その世界は畜生道の世界に堕ちる。大学合格が目標なら、大学に合格後は、遊び惚けるのは必然である。目的が有名大学に入ることにあって、その道の専門知識を学ぶためではなかったのだ。社長や市長になることが目的だと、その経営で目標などは掲げない。経営上で、あるべき目指す姿やビジョンを描けないので、経営でも市の運営でも、成り行き任せで社員や市民のことなど知ったことではない経営や行政となる。まるで大垣市政のように。

 大垣市政を考えると、小川敏氏は市長になることを目標としてきたように思える。大垣市の未来をどうするかは考えていないのだ。だからビジョンがないのだ。

20170409

 馬場恵峰師 91歳  2017年4月9日 新潟での講演会

 

 本原稿は、馬場恵峰師の新潟講演会(2017年4月9日)の講話内容をヒントに構成しました。

2018-01-04

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2018年1月 3日 (水)

大垣市政の総括と神仏の啓示

天網恢恢疎にして漏らさず

 昨年の2017年4月に、小川敏氏が大垣市長に無投票で再選され、5期目がスタートした。それから、10ヶ月が経ち、新年をむかえたので、その総括をする。

 小川敏氏の二つの抱負とこの1年の大垣市政を顧みて、この反省も自戒もない小川敏大垣市長に、大垣の未来を任せて大丈夫なのかと改めて不安になった、が結論である。これでは、大垣市民は夢も希望もなく、楽しくもない。

 

小川市長の二つの抱負から見えるもの

 小川敏氏が5期目の抱負を2017年4月15日付「広報おおがき」で次のように述べた。「5期目の抱負といたしまして、第一に、地震や風水害といった自然災害などから市民の安全を守れる「安心できるまちづくり」を、第二に、企業誘致の推進や広域観光の促進んだ「元気があるまちづくり」を、第三に、「子育て日本一」の取り組みを一層推進し、子供たちが健やかに育ち、安心して子育てができる「美しく子育てができるまちづくり」の政策を重点に行い、未来につないでまいりたいと存じます。」

 2018年1月1日付「広報おおがき」で、市長の新年の抱負では、2017年に大垣市が起こした不祥事には、全く言及せず、反省もなく、ノー天気に市政百年での展望を述べている。足元を固めないと、未来には進めない。この反省も自戒もない小川市長で、大垣の未来は大丈夫なのかしら?

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 2017年4月15日付「広報おおがき」

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 2018年1月1日付「広報おおがき」

 

「安全なまちづくり」に違法行為

 この半年後の9月に到来した台風21号で、室村町アンダーパスと林町アンダーパスの水没、大垣駅前の高屋町付近の冠水、高屋町交差点地下道の水没で電気回路が破損して封鎖(現在も未復旧)して、大垣市内の交通は麻痺した。小川市政17年間の行政の治水への怠慢が露見した。

 大垣市は、市民の安全を無視した違法なドローンでの菓子まきで、ドローンが墜落して人身事故を起こした。それに対して大垣市は責任を業者に押し付けた。その再発防止には全く言及がない。それでなにが「安心できるまちづくり」なのか。抱負の第一「安心できるまちづくり」が大嘘であることが明らかになった。

3p1090446  2017年10月23日 大垣室村町アンダーパス 水没

4p1040145  現在も閉鎖中 向うが大垣駅。大垣駅前の高屋町地下道の封鎖中。簡易的に電灯を付ければ、臨時的には間に合うのに、それさえしない大垣市。

「元気があるまちづくり」の嘘

 第二で、企業誘致の推進というが、大垣市を南北に縦断する道路整備を長年放置して、朝夕は市内の道路が大渋滞になっていて大垣経済活動の大損失となっている。今回の水害や少しの大雨で、室村町アンダーパス、林町アンダーパスが通行不能になり、大垣市街の南北には唯一の道、国道258号しか通れなくなっている。大垣経済が頻繁にマヒする血路としての道路行政を長年放置している。それでどうして企業が工場を新設する気になるのか。

 広域観光の促進というが、市内の公共トイレは日本一汚いし、大垣城内の武道館は埃だらけで放置したまま、観光の目玉の「四季の路」の案内看板は数か月も鳥の糞で汚れたままだし、新大橋の風情あるランプは錆びだらけ、新大橋の時計の照明は電球が切れても、数年間も放置したまま、大垣観光でひと休みしたり、お土産を買おうにも、お店がシャター通り化して平日は「死の街」だし、入るお店が無い、である。これでどうして広域観光の促進と言えるのか。この平成11年から24年の14年間だけでも、大垣市中心街の商店街で働く従業員の539人が、消えた。大垣市街中心街の商店の売り上げは48%減である。市政17年間ではもっと多い。駅前商店街の半分が店を閉めた。最近は衰退が急速である。駅前商店街の店主の63%がこの5年で売り上げが落ちたと泣く。これでどうして元気になるのか。商店街を寂れさせる元凶の「元気ハツラツ市」で、元気に儲かっているのは、市外、県外の業者と関係者だけである。

 大垣市長は、お役人が快適に過ごせる大名屋敷のような新市庁舎の建設には余念がない。その関連建設業者だけは元気である。

5p1030938  鳥の糞だらけの観光看板が数か月も掃除無し(大垣市・「四季の広場」で)

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 錆だらけのランプ(市の中心地・新大橋)

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 何年も電灯が消えたままの時計台(大垣市新大橋)。クリスマス用のイルミネーションだけはけばけばしい。行政として保全の基本がなっていない。

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 「死の街」のような人通りのない大垣駅前商店街 2017年9月8日14:17

 

「美しく子育てができるまちづくり」の詭弁

 第三に、「子育て日本一」というが、一営利団体の商店街のイベントである「元気ハツラツ市」に行政命令で、幼稚園や小学校の子供たちを日曜日に、金儲けのために駆り出しているのに、どうして子供たちが健やかに育ち、安心して子育てができるか。「元気ハツラツ市」では、多人数のキモイ人達(商店街のおかみさんの表現)の取り巻きがウロウロして、幼い子供への教育上で芳しくないのにも関わらず、である。

 大垣市長は「子育て日本一」というが、市の総予算に占める教育費比率は、刈谷市(21.7%)、関市(14.3%)、彦根市(11.5%)、各務原市(10.0%)、岐阜市(9.8%)の教育予算を比べても、大垣市の教育予算は10.6%で、なんら予算的に優れているわけではない。むしろ劣っている。大垣市長が針小棒大に「子育て日本一」と宣伝をしているのが滑稽である。刈谷市や関市、各務原市の方が、教育には魅力的な予算配分と事業内容である。

P1020598

 元気ハツラツ市に駆り出された児童達。幼稚園も小学校も大垣市から予算と人事権で縛られている。日曜日でも要請があれば断れない。児童達の私物化である。

 

天網恢恢疎にして漏らさず

 【天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。(「老子」73章)】

 昨年の、アンダーパスの水没事故、ドローン墜落人身事故は、人の諫言を聞かず頭を下げるのが大嫌いという噂のある小川敏大垣市長に対する天からの警告であると思う。

 「天地は声なき経を唱えける」とは二宮尊徳の言葉である。真摯に、謙虚になれば天の声が聞こえる。頭を高くしていては聴こえない。常盤神社の神事でも居眠りするが如き不敬な姿であった。だから神仏の声は聴こえない。

 行政とは人生の旅と同じなのだ。そこで出会った事故や諫言をどう市政に反映するかで、人生や行政が変わる。行政も人の意見や神仏からの啓示を無視すると天罰が下る。

 市長の任期は2期8年が普通で、3期では長すぎである。それが5期の20年間の市政ともなれば、腐敗と癒着が横行するのが世に常である。何とかして欲しいが市民の声である。

 

2018-01-03

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2018年1月 2日 (火)

言霊の力

 最初に言葉ありき(マタイ伝)。言葉には命がある。その言葉に生を与えるのは自分である。言葉が、人生を変える。良きことを思えば、良き人生を得る。悲観的に考え、人や己を呪えば、その言葉の刃は己に向く。誤ったことを宣言すれば、誤った道に進む。それは自己の潜在意識に呼びかけるアルファ―メーションである。

 

言葉が示す通りの人生となる

 私は言葉を大事にすることを信条としている。場面場面で、選ぶ単語に、己の思いが宿る。その思いが最大限表現される言葉を慎重に選んでいる。書名、メールタイトル、書類の題名等は、一言で、己の思いが完全に表現される言葉を厳選している。自分の人生計画書、年度の目標項目、戒めの言葉等で、その効用を実感している。

 

言葉の学び

 前職では、早稲田大学の篠田義明教授から科学工業英語セミナーで言葉の大切さを教えて頂いた。師はテクニカルライティング分野で日本の第一人者である。One word one meaning、核文の大切を教えて頂いた。それがご縁で、ミシガン大学のテクニカルライティング夏季セミナーに2回も参加するご縁を頂いた。文章中の言葉の選定で、角川書店刊『類語新辞典』を紹介してもらい、大きな武器を手に入れた。

 前職では、親会社から出向して来た部長には、書類の一字一句の大切さをしごかれた。メール文で「〇〇様」と書くところを、「〇〇さん」と書いて、「俺をばかにするのか」とド叱られたことがある。それほどに言葉の選択には厳しかった。そういう厳しさがあり、トヨタは世界一になった。

 最近、岩波書店刊『日本語 語感の辞典』を入手して、今までもやもやしていた言葉の使い方が明確になり重宝している。

 

「大垣中心市街地活性化計画」に込めた小川市長の思い

 人は自分が思った通りの人生になる。そうでなくても、それに近い人生を実現することを目指して生きる。その過程で、多くの良きご縁に出会い、成長する。

 大垣市も小川敏大垣市長が思った通りに大垣になってきた。小川市長は、大垣の人口が増え、賑やかな街になるべく言葉遊びに近い「大垣中心市街地活性化計画」を作り、それに沿って実行してきた。誤った計画でも、その誤った方針で綴られた「大垣中心市街地活性化計画」が大垣の未来を縛り、その誤った方針通りに市の未来が実現してきた。その誤った計画書通りに、大垣市は衰退し、この17年間で市の中心地は壊滅状態になり、商店街の半分のお店がシャッターを下ろした。この世では最高の事しか起こらない。大垣が寂れるように小川市政が政策を施したので、結果として寂れただけである。それが逆なら神様が困ってしまう。それは市長が考えた通りの街になった。駅前にはマンションと予備校が林立し、「商店街など潰れてしまえ」としか思えない政策の為、大垣駅前商店街は、どんどんと寂れていって61%がシャッターを下ろした。この5年間で、大垣駅前商店街の63%店主が売り上げが落ちたと嘆く。大垣駅前一等地の公示地価はこの5年間だけでも12%も下落である(岐阜県)。

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 馬場恵峰書「千文字・實語教 智者の言霊」の表紙より

 

2018-01-02

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