o-大垣を良くする階 Feed

2022年12月29日 (木)

大垣駅ピアノが奏でる「変異市長調 士農工商吝嗇組曲 寄進強要偏」

 

 2022年12月27日、JR大垣駅の南北自由通路に誰でも演奏できるピアノが設置された。駅や街角に設置され自由に弾ける「ストリートピアノ」は各地で人気があり、街のにぎわい創出になっている。

 その社会情勢から見て、大垣市内に駅ピアノが置かれるのは、なんと世間より5年ほど遅れての設置である。この遅さは、岐阜県第二都市として恥ずかしい有様である。

 世間に遅れた大垣事情を見かねて市民有志が動き、大垣観光協会が後追い協業で、やっと駅ピアノが設置された。世間に遅れる事5年である。大垣市行政の芸術に対する貧困さが露呈した。

 

P1150717s

P1150716s

  駅ピアノ JR大垣駅の南北自由通路  ‎2022‎年‎12‎月‎29‎日、‏‎10:32

.
子育て軽視、文化芸術軽視の大垣市

 故河村義子先生は、大垣市からの音楽行事に資金援助が皆無で、その音楽活動で困っておられた。河村義子先生は、音楽演奏会を企画すると市内の企業を回って資金援助をお願いに回られた。しかし市内企業の横並び情勢があり、一社あたりの援助金は少なかった。情けない。だから私も陰ながら支援をした。

 それでいて、各企業は大垣市から寄付金要請があると多額の寄付金を出している。その寄付金依存率は、県下一で、岐阜市のそれの10倍にも上る。刈谷市の362倍である。

 河村義子先生の演奏会ポスターには、「大垣市教育委員会協賛と書かれる。しかし協賛とは、大垣市は名前を貸すが、カネは一銭も出さないとの宣言である。それだけ大垣市は芸術に無理解で吝嗇だ。子供の情操教育で音楽は大事な要素である。大垣市はその面を軽視している。

 それでいて「大垣市は子育て日本一を目指す」はお笑いである。なにせ大垣市は児童生徒一人当たりの教育費が県下最低なのだ。それは、小川敏前市長の腰巾着である山本譲教育長がこの10年間も大垣教育界を支配していたからだ。だから大垣の文化・教育は枯渇した。数年前、熱中症で豊田市の学童が倒れた事件の折、大垣市小中学校のエアコン普及率は2.1%で県下最低の水準だった。県内の他市はほとんど100%の設備率であったのに、だ。子供を育てる環境を放置していた。これも教育長として無責任であった。

 8年程前、私が山本譲教育長に文化事業の支援をお願いに行ったら「小田さん、大垣市はカネが無いのですよ(文化教育にかけるカネは無い? 役人の贅沢には大いにカネを使う?)。小田さんも稟議をあげるのがどれだけ大変かはわかるでしょう」と言い訳をして山本教育長は支援を拒否した。その稟議を通すのが責任者の仕事なのに、それを士農工商の汚役人は放棄して威張っていた。それ以来、私は二度と大垣教育委員会には足を向けていない。

 芸術に対してカネに渋い大垣は駅ピアノにカネは出さず、松栄楽器(同市旭町)が1979年ヤマハ製の中古ピアノを無償提供した。大垣市は、暗黙的に寄付を強要したと推定される。大垣市の最下級の身分の商人には、寄付の強要が有るのだ。寄付をしないと大垣市内の仕事関係で差支え出ると推定される。だから大垣は封建社会で士農工商の世界である。

 

士農工商の最下層の商人に寄付を強要

 今回設置された駅ピアノの費用は約15万円と推定される。ピアノは中古物件で約10万円、補修・調律費用を含めて約15万円と算定した。その15万円さえ大垣市は出さない。それでいて、県下一の豪華絢爛たる新市庁舎に126億円も散財した。しかし街の活性に貢献し、文化芸術の高揚になる15万円のカネにはケチるのが大垣市の役人(士)である。大垣市は士農工商の世界である。下々の商人(今回は松栄楽器)にカネを出させて、下々の楽しみを賄わせるのが大垣市の汚役人である。

 

大垣は文化の不毛地帯、大垣のルネサンス

 現市長の石田仁大垣市長は体育系なので、児童生徒がスポーツで賞をとると、岐阜新聞、中日新聞の西濃欄に頻繁にツーショットである。しかし石田仁市長は文化芸術には疎いようだ。だから駅ピアノを大垣市に期待しても無駄だったのだ。だから市民の有志が動いたのだ。

 イタリアのルネサンス期、市の有力者が芸術を支援してイタリアは栄えた。大垣は前市長の小川敏も現市長の石田仁市長も現術を軽視するから、大垣は没落した。大垣の衰退を止めるには、大垣市の為政者たちの入れ替えが必要だ。来年の市議会選挙、2年後の市長選挙で市民の意思を反映させるしかない。

 

資料

大垣市の新市庁舎は県下一豪華 

 新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

 

大垣市の教育は県下最低レベル(2019年)

         予算総額  一人当り予算  児童生徒数 

             千円   大垣100    人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120

 .

大垣市は乞食行政

 石田仁市長も前大垣市長の小川敏も、寄付をする業者との頻繁なツーショットで御用新聞に顔出しである。カネをねだる大垣市の乞食行政である。恥ずかしくないのだろうか。寄付金額が刈谷市の362倍は異常である。業者にも裏の利権があるから寄付をするのだろう。

 

     令和2年度 予算

      一般会計収入   うち寄付金額 比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円    0.02億円     0.003%

高崎市   1655億2000万円  1.30億円  0.078%

 

2022-12-29  久志能幾研究所通信 2577  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年12月27日 (火)

石田大垣市長よ、就任後1年半での実績は何か?

 

実績こそ君の実在だ。他はどうでもいい。マネージャーとは「実績をもたらす人間だ」と私が定義するのはこの理由による。

 ハロルド・ジェニーン著『プロフェッショナルマネージャー』プレジデント社 p308

 

 大垣市という組織体のマネージャーは大垣市長である。実績には、市民を不幸にする政策は含まれない。実績とは大垣市の価値を向上さ、市民を豊かにする政策の実現である。それを実現できない市長はマネージャー失格である。

 ごみ袋有料化は負の実績である。その落とし前は返さねばならぬ。市民には利益もなく、関係者だけの利権政策は汚職である。この政策で、数億円の金が動き、利権が発生している。その「ごみが増えている」という嘘広報による利権漁り政策は、バタフライ効果として、大垣市を死に至らしめるだろう。

 前市長小川敏が無為無策であったので、大垣市の資産価値は20年間で半減した(公示地価が半値以下に暴落)。その政策を石田仁市長は継承している。

 2006年に上石津町を合併して以来、大垣市の人口は減り続けている。

 旧大垣市内で見れば、22年間、大垣市の人口は減り続けている。

 大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低を継続している。

 大垣駅前商店街の80%がシャッターを下ろして幽霊通りとなった。

 実績を全く上げていないのに、汚役人、汚議員は日本有数の高給である。

 

鉄槌

 2年後の市長選挙で石田再選はあり得ない。ゴミ袋有料化推進委員長の近沢正議員の再選もあり得ない。市民からのその鉄槌がなければ、大垣市は滅びる。

.

バタフライ効果: butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である。

 気象学者のエドワード・ローレンツによる、「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問い掛けと、もしそれが正しければ、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、という数値予報の研究から出てきた提言に由来する。

 この項、Wikipedia「バタフライ効果」より

 

2022-12-26  久志能幾研究所通信 2575  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年12月25日 (日)

恵峰先生の三回忌に参列、長崎震撼線から啓示

 

 馬場恵峰先生の三回忌参列準備のためブログ更新が遅れました。恐縮です。 

 2022年12月24日、馬場恵峰先生の三回忌が大村市の日中文化資料館で執り行なわれた。約50名の参加者があり、厳かに執り行われ、生前の先生の遺徳が偲ばれた。圓鏡寺の新しく来られた住職様(新婚)の力強い読経の声で、先生の功徳を偲んだ。

P11506891 

 馬場恵峰書  日中文化資料館蔵

.

 この2年間、私はコロナ禍で巣ごもりしていたが、久しぶりに九州まで遠出をして、社会の変化を感じた。

 

所用時間短縮

 今回長崎新幹線が開通したことで、大垣市から大村市までの所要時間が、従来より30分間ほど短縮された。有難いことだ。それでも片道6時間半である。今までは7時間を要した。それをこの10年間、毎月のように先生宅に通った。その費用総額約1000万円である(=10万円×10回/年×10年)。それを評価して、それだけの価値がある先生であったと回想している。男が男に惚れるとカネがかかるのだ。

 所用時間が30分短縮されたが、武雄温泉駅と博多駅間は単線の在来線特急である。長崎新幹線が佐賀内を経由して博多まで通すには、政治のエゴが立ちふさがっていて見通しが立たない。経済の発展と技術の発展は政治に左右される。日本の政治が貧困であるので、経済が停滞している。

 

長崎新幹線

 長崎新幹線の車内は新しい車両だけに、広く明るくスマートに感じた。畳も嫁も新幹線も新しいのは良い。武雄温泉駅と新大村駅間は所要時間が11分なので、自由席を利用した。自由席も東海道新幹線より、なぜかゆったりとしている感じがする。車内色は山吹色でハデハデである。

 ウクライナ戦争の影響か、物価高騰が身に染みる。2年ぶりに乗った山陽新幹線内のコーヒが310円から340円に値上がりしていた。東海道新幹線内は、320円が350円に値上がりである。約1割の値上がりである。

 これは物価上昇の一現象であって、他の食品の値上げを象徴している。新型コロナ対策で300兆円ものカネをどぶにすてるような対策しかできないのが、岸田政権のクズさぶりである。300兆円ものカネを浪費して増税はなく、たった20兆円の防衛費の増加で増税の発案である。

 閣僚の身内に媚中派が跋扈を放置している。まるで穴の開いたバケツで火消しをしているようだ。それでいて日本は、コロナの世界一の感染率である。不適正な対策のため医療関係者はウハウハである。おかしいではないか。岸田首相は、鳩山首相、菅首相に匹敵する最悪さである。次回に選挙で国民の意思を示さないと、日本は復活できない。

 

P1150701

P1150675s

P11506761



大村市は人口が増加

 長崎県内で大村市と諫早市の隣の市だけが人口増である。長崎市は人口減少である。世の高齢化で、坂の多い長崎市は老人には住みにくく、人口が減っているという。他の市は、日本国内と同じ状況で、人口減である。

 その中、大村市には国際空港もあり、新幹線駅も新設され、電子産業も盛んで、自衛隊基地もあり(国の金が落ちる)、土地も平らで広く、住みやすく若い人が移住してくるという。行政も子育てに力を入れているという。

 新設された新大村駅の回りは、今は何もない状態だが、これから多くの施設が出来る計画があるようだ。未来があることは、楽しみである。新しい駅が出来る。新しい道ができる。新しい施設が出来る。それが都市発展の起爆剤になる。

 

P1150694s

 新大村駅の周辺

.

大垣市との対比

 それを鏡に大垣を振り返ると、大垣市内は、利権のぶつかり合いで、閉塞感が溢れている。何も変わらない。変えたのは、衰退の道への施策ばかり。ごみ袋有料化が最たるもの。為政者たちはその利権あさりで忙しい。石田市長は市民の為の決断と実行には無縁である。大垣市行政を破壊、改革してほしい。できないなら、市長を変えるしかない。

 大垣市は、「子育て日本一」とほざいているが、実質的には県内で最低の子育て環境である。児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。だから若い人が移住してこない。今、大垣は死につつあるのだ。そんな状況で、「前市長の政策(無為無策)を継承する」という石田仁市長には、痴気と狂気を感じる。

 

市の長期ビジョン

 駅の誘致、飛行場の誘致、道路の整備、産業の誘致は市の長の責任である。50年前の大垣市は、豊かな水を利用して繊維産業を誘致して栄えた。その恩恵で私は育てられた。その繊維産業が衰退してから、大垣市は無為無策である。電子産業、ソフト産業、自動車産業を誘致して発展を図るべきだった。大垣市はそれをやらなかった。前市長は愚劣な元気ハツラツ市行事にうつつを抜かし、大垣市の駅前商店街を破壊した。前市長は実にその6割を閉店に追い込んだ。現在、その8割がシャッターを下ろした。その結果が現在の衰退である。市(組織)の興亡は、行政の長一人によって決まる。それが恵峰先生の暮らした大村市からの啓示であった。今度乗車した長崎「震撼」線は、よき啓示を与えてくれた。

 

大垣市の教育は県下最低レベル(2019年)

         予算総額  一人当り予算  児童生徒数 

             千円   大垣100    人

刈谷市(愛知県)918    197    11,120

多治見市    735    158    8,862  

岐阜市     529    114    32,074  

可児市     517    111    8,352   

大垣市     465    100    14,400  

各務ヶ原市   445     96    12,525   

.

2022-12-25  久志能幾研究所通信 2574  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年12月20日 (火)

大垣は男尊女卑社会、封建社会、士農工商社会

 

 大垣の人口は約16万人、自治会数が489である。その中の自治会長で女性はたった6名である。比率で1.2%である。他の指標から比較しても、大垣は日本有数の男尊女卑の社会である。それも大垣没落の一因である。

 日本全体の女性管理職(課長以上)は、7.7%である。

 世界の女性管理職比率は、     27.1%である。

 県別の女性管理職比率で第一位は高知県で、22.7%である。

 県別の女性管理職比率で最下位は愛知県で、4.1%である。

     厚生労働省「働く女性白書2019」より

 

大垣は男尊女卑 

 大垣市役所の女性管理職比率をネットで調べたが、極秘のようで、見つからなかった。

 10年程前、ある女性の自治会長さんが自治会長の会合に出席したら、他町の自治会長から「お前の町には、男はおらんのか」と暴言を吐かれたと嘆いておられた。それから10年経った現在でも、市内489の自治会で6名しか女性自治会長がいないのが冷酷な姿である。その比率は1.2%である。少しも大垣市は進歩していない。前大垣市長が無為無策であった弊害がこういう面でも表れている。

 市民の側にも意識改革が必要だ。封建社会の大垣を変えるには、男尊女卑の考えがあるリーダを排除すべきだろう。前回(2021年)の大垣市長選挙では、1名の女性が立候補した。彼女の政治能力は未知数だが、現状を変える一歩として、次回の選挙を期待したい。利権とシガラミに汚染された旧態依然たる政治家に支配されては、大垣は変わらない。まず何かを変えないと、大垣は変わらない。

 止っている組織は、外部から力を与えない限り、何時までも止っている。ニュートンの第一法則である。一歩前に出るエネルギーを与えないと、動くきっかけにならない。その組織は人間で構成され、人間によって動かされている。その人間を変えないと何も変わらない。

 

IF

 しがらみのない彼女が市長になっていれば、詐欺のような「ごみ袋有料化」の議案は提出されなかっただろう。残念だ。

 

2022-12-19  久志能幾研究所通信 2570  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年12月18日 (日)

大垣の士農工商は現存 「生類憐みの令」同等が発令

過度・過激もたまには良いものだ

.

 たまには過度にやらないと、ぬるま湯の人生、流され者の人生になり、老いて死ぬだけの人生となる。止っている人間は、外部から力を与えない限り、何時までも止っている (ニュートンの第一法則)

 何事も一歩前に出るエネルギーを与えないと、動くきっかけにならない。世界は凄い速度で走っている。世界の背中を見て全力で追いかけてやっと歩調が合う。止っているか、ゆっくり歩けば、置いてきぼりだ。

 

奴隷の人生

 人が闘う事を止めたとき、人は老いる。言うべきことを言わなくなった時、人は奴隷に落ちぶれる。異常事態に黙っていれば、認知症である。それは人の死である。生活を脅かす刺激(問題)に対して、人として発言して行動しなければ、生体反応のない状態(死)である。

 周りが敵ばかりの時、言わないで搾取されることを黙認することが、羊の習性なのだ。私は搾取され続ける羊にはなりたくない。それは洗脳された状態だ。

 

理不尽な「生類憐みの令」と同等な施策を発動

 昨日、久しぶりに村の寄合いで、お上の役人に過激な追及をしてしまった。それは理不尽な「生類憐みの令」同等の施策に対するお上からの下々への説明会であった。しかしそれは私が理に合わないと感じた疑問点を追及をした。しかし周りはモノ言わぬ羊たちばかりで、押し黙っていた。お上の仕事で利権のある関係者たちが、お上からの代弁者として私を黙らせた。私は言うべきことは言い、現状把握で味方と敵が識別できたので、黙ることにした。久しぶりに、まだまだ自分の血が沸騰することを確認できた。不正に血が沸騰するだけ、まだまだ私には若気の血が回っている(?)。若いということは素晴らしい。

 利権の関係者たちとは、お上から仕事を請け負っている怪計の武士と、引退前はお上から禄を食んでいた輩だ。彼らはお上の通達に盲順である。その怪計武士が曰く「『生類憐みの令』は、議会で決まったので、お上に逆らっても仕方がないだろう。反対して打ち首になりたいのか」

 この怪計士には、今回の「生類憐みの令」同等な施策のお陰で億単位のカネが動き、それに伴い新しい仕事がお上から回ってくる。だからその怪計士にとって、その政策が中止になっては困るのだ。だから村の仲間の前で威圧的に私を黙らせた。

 大垣が21世紀の今でも封建社会が続き、士農工商の世界であるという現状を再確認できたのは、良いことだった。大垣では「士(殿様、役人、会計士)」が一番偉いのだ。町民は士農工商の最下層で人間扱いをされない。それも大垣没落の一因であるようだ。大垣の夜明けはまだまだ遠い。トヨタ生産システムでは問題解決の第一歩が、現状把握である。敵を知り己を知れば百戦危うからず。

 

エピローグ

 その深夜、私は津波の夢を見て、うなされて目が覚めた。私は「津波が来るぞ」と声を枯らして叫んだが、みんなに無視された。そして大津波が来て、封建社会の大垣は流されてしまった。

津波とともに去りぬ  Gone with TUNAMI

 久志能幾研究所通信: ゴミ袋有料化は、大垣の梨泰院圧死事件

.

2022-12-18  久志能幾研究所通信 2569  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年12月16日 (金)

大垣市の末路、駅前通りからコンビニも書店も消滅。

 都市の盛衰は市長の経営能力次第

 その街に仕事があり、街に魅力があるから人が集まる。そういう都市に人がやってきて、都市が繁栄する。人が集まれば、そこで商売(投資)をしようと、更に多くの人が集まってくる。人が集まり需要が増えるから、都市の公示地価が上がる。人が集まれば、コンビニも書店も繁盛する。天使のサイクルである。

.

天使のサイクルと悪魔のサイクル

 そのよき例が福岡市である。高島福岡市長が福岡市という組織体を経営をして、日本一の成長をさせた。成長率と人口増加率は日本一である。

 それに対して悪例が大垣市で、前市長、現市長が経営に無為無策でこの22年間、衰退を続けている。大垣市は上石津町を併合後のこの16年間、ずっと人口が減り続けている。2006年に合併した上石津町(人口1万人)は大垣市(15万人)に匹敵するほどの大面積で超過疎地(人口1万人)のため、大垣市の人口密度は半減した。それ以来、大垣市は衰退の一途である。

 大垣市が衰退したのは大垣市長が、大垣という都市の経営に無能であったからだ。大垣市に仕事が減り、魅力がなくなったから、人口が減り衰退した。単純明快な悪魔のサイクルである。都市という組織体は、坂の上に置かれたボールのような存在だ。何もしなければ、下に転げ落ちる。

 大垣市長がただ飯を食らい、無為無策で、都市の魅力を無くしたからだ。小川敏市政の20年間、また石田仁市政になっての1年半、大垣が魅力を増やす取り組みを全くしなかった。だから公示地価の下落と人口減少が止まらない。

 少なくとも石田仁議員(当時)は、市長になる4年前に、大垣市の悲惨な現状を把握して、市長になったら大垣市政を改革をする案を持っていたはずだ。そうでなければ市長に立候補する意味がない。それを市長のやり方を継承する」と宣言したので、大垣市は終ったのだ。20年間も悪政を継続してきたので、大垣市は没落した。今の大垣市に必要なのは破壊と改革である。しかし石田仁市長は、それを全くやる気がない。

 大垣市に必要なことは、市民が目覚め、淀んだ市政の破壊と改革をすることだ。大垣を破壊する政治家を追放することだ。

末路 駅前商店街にコンビニ、書店が皆無

 大垣駅前商店街の大垣駅から終点の大垣共立銀行本店までの約1キロ長の大通りに、コンビニ店が一軒もない(駅ビル内は除く)。大垣が如何に寂れてしまった街かが一目瞭然である。まだ数年前は1軒のコンビニ店があった。それも閉店してしまった。また書店も一軒もない。

 以前は大垣駅ビルに三省堂書店が入っていたが、2年前にビル改装をしたおり、三省堂書店は撤退してしまった。大垣駅前商店街の1キロ長のアーケード通りにコンビニ店も書店も1件も無いことが、冷酷な現実なのだ。以前はこの大垣駅前商店街に書店が4軒は営業していた。

 大垣駅前の109年続いた百貨店ヤナゲンが2019年に閉店してから、大垣駅前商店街の寂れるスピードが激増した。ヤナゲン周りの大垣駅前商店街で歩いている人がいないのだ。それに対して、石田仁市長は無為無策である。何の手も打たない。寂れるための方策だけは、積極的の実施している。

 責任者は、やったことだけでなく、やらなかったことにも責任を取らねばならぬ。大垣を復活させる政策を全く取らない石田仁市長は、市長失格である。

 我々が福岡市の高島市長から学ぶことは、組織は経営をしなければならないということだ。正しく経営すれば、都市という組織は正しく成長する。大垣市のように、何もしないと没落するということだ。強い市が発展するのではなく、環境に合わせて最適の経営をすれば発展するのだ。その指標が、都市の公示地価である。市場は神の如くの評価をする(松下幸之助翁)。

 

ごみ袋有料化

 大垣の政治家にはばい菌が付着しているようだ。その菌が大垣の成長ホルモンを喰っている。ばい菌は利権という餌が大好きなのだ。今回のゴミ袋有料化で数億円の金が動く。当然それに利権が付いて回り、それにむしゃぶりついた政治家が、ゴミ袋有料化をごり押している。ますます大垣市が衰退する。

 

石田仁市政がやったこと

 郭町再開発中止

 大垣城ホールの改築中止

 ゴミ袋有料化を強行

 市長との懇談を実施、空手形ばかり

 寄付金を貰って、嬉しそうに御用新聞にツーショットばかり

 小学生の表敬訪問の記事を御用新聞に載せさせて市長はご満悦

  そんな表敬訪問で、どれだけ大垣市が良くなるのか自問して欲しい。  

 新市役所内の無駄な空砲を打つ(鬱)ばかり

  効果なき金食い虫のIT機器の放置

  無駄な駐車場警備員の配置を放置

.

大垣市の地価  下落が止まらない

         大垣市地価平均   前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落 

   2020年[令和2年]  6万1718円/m2        -0.55%    下落 

 2021年[令和3年]     6万0993円/m2   -1.24%  下落 石田仁市政1期目

 2022年[令和4年]     6万0683円/m2  -0.81%  下落

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

.

大垣市の人口推移、減少傾向が止まらない

 大垣は衰退している。それでどうしてゴミが増えるのか。

2006年  166,925 人   この年に上石津町を併合

2007年  166,960  

2008年  165,420  減少

2009年  164,680   減少  小川敏市政3期目

2010年  164,649   減少

2011年  164,306   減少

2012年  163,134   減少

2013年  162,859   減少   小川敏市政4期目

2014年  162,702   減少

2015年  162,157   減少

2016年  161,992   減少

2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

2018年  161,308   減少

2019年  161,123   減少

2020年  160,485   減少

2021年  159,359    減少 石田仁市政1期目

2018__1s

  グラフで見る大垣市のごみ総排出量(総量)は多い?少い?(推移グラフと比較) | GraphToChart

 

.

2022-12-15  久志能幾研究所通信 2568  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年12月 8日 (木)

断捨離はご先祖をゴミ箱に捨てる愚業。それは認知症への道

 

 現在、断捨離が流行っている。しかし私は断捨離に反対だ。断捨離とは自分の記憶、過去を捨てる事だ。同時にそれは記憶を司る海馬の一部を捨てる事だ。脳には容量の限度があり、全ては記憶できない。その記憶できない部分は当時の書類や写真に記録されている。

 だから私は過去の資料を整理整頓はするが、大事な記録を捨てることはない。断捨離を推奨しているのは、軽薄なオバンである。かの女には歴史への尊重がない。有るのは今の快楽だけである。歴史の重みを認識できない人間は、ご先祖を敬わないものだ。

 

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.

The impotant thing is not to stop questing.

                                     Albert Einstein

 昨日から学び、今日を懸命に生き、明日への希望を持て。

大切なのは、問うことを止めないことだ。

 

 公式文書は図書館や新聞社で探せばよいが、自分の過去の記録は、自分の家の中にしかない。家の写真アルバム、手紙等は過去の記憶の倉庫なのだ。それを捨てるとは、自分の過去を捨てる事。過去を思い出して自分の人生を振り替えて新しいこれからの人生を考えることができる。

 人生はやり直しはできないが、何時でも再出発できる。それを刺激してくれるのが、過去の資料、写真である。それが出来なくなるのは、過去の資料を断捨離して、記憶を捨てた時だ。形あるものが亡くなった時、記憶の中のメモリーも消える。それは人生が消える時。認知症への第一歩である。

 

アルバム再整理

 最近、家族の写真を整理して、アルバムに再整理した。両親とその家族の若いころ(1920年頃)からの写真を現在まで100年間、時系列に並べた。そんな歴史を見直すと、自分の幸せを再度感じる。その歴史を見れば、ぐれることも自殺も考えないだろう。家族の写真を見ると、家族の思いは私に幸せになって欲しいとの願いだけのようだ。それに応えるのが、両親への最大の供養である。

 

インパール作戦

 叔父(父の弟)のシナ事変への出兵への天皇陛下からの下賜品などが出てきた。軍服姿の父や叔父たちの写真もある。その叔父の死亡通知も自家では保管している。ビルマで戦病死の報である。その実態は、エリートと言われる将校の愚かな作戦(インパール作戦)のせいで、2万弱の兵士が餓死病死となったようだ。日本軍は、兵士への補給を全く考えていない狂気の作戦であった。その捨て駒にされた叔父が哀れである。英軍は日本兵と戦わず、日本軍が自滅するのを見ているだけで勝ったようだ。

 父を含め我が家では3人が戦争に行ったが、父しか生きて帰ってこなかった。弟の一人はビルマで、一人はシベリアの土となった。父が地獄のシベリア抑留になったのも我家の歴史なのだ。ビルマで戦死した叔父には戦後、勲八等が贈られた。佐藤栄作内閣発行の天皇陛下の叙勲の賞状が我家の歴史記録である。

 父のシベリア抑留に対して、戦後、竹下登内閣からの感謝状と銀杯が来ている。それも我家の歴史記録である。

 私は、頂いた命を大事にしたいと思う。父が戦死をしていれば、私はこの世に存在しない。

 

過去を学び、後世の繋ぐ

 過去に家族が悲惨な歴史体験に巻き込まれたのも、厳然たる家族の歴史である。現代はそうでない平和さを喜びたい。ご先祖が受けた辛酸さを忘れてはならない。今後、そういう道に進まないように、国民として意思を表明しなければ、また国民が犠牲となる。現代でもインパール作戦のように、国民、市民を全く無視した政治が行なわれている。過去のアルバムを見て、ご先祖の霊が語り掛けていると感じる。

 岸田首相、石田仁大垣市長の愚かな政治に反対の声を上げねば、我々はご先祖が受けた被害をまた受ける。最低でも選挙でその意思を示そう。

 大垣市民は、最遅でも2025年の大垣市長選でその反対の意思を示せばよい。今のままの政治姿勢では石田仁大垣市長の続投はないのだ。

 媚中派の公明党に振り回され、決断をしない岸田首相に日本を任せると日本の未来が危ないのだ。

 流行に洗脳されて過去を断捨離すると、自分の未来はない。それは今だけを生きる犬畜生と同じだ。

 

Dsc097521s1 我が家の100年間の写真集

Dsc09753s  叔父の叙勲賞状

.

2022-12-08  久志能幾研究所通信 2562  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年11月30日 (水)

我を亡ぼすものは我なり

「我を亡ぼすものは我なり。人、自ら亡ぼさずんば、誰か能く之を亡ぼさん」(修身)

 安岡正篤著『呻吟語を読む』 致知出版社 p209

 

体の危機

 己の病気が治らないのは、主治医に洗脳されて、対処療法だけで過ごすからだ。自分で考えて、病気になった真因を無くさないからだ。病気になったのは、己の狂った生活習慣、狂った食生活が原因だ。郵便ポストが赤いのも己が悪いのだ。

 交通事故に遭うのも、自分が危機管理を疎かにしたためだ。安全にカネをかけない航空会社、運輸会社、自動車メーカを選ぶからだ。

 郵便ポストが赤いのも、己の責任と感じないからだ。

 

日本の危機

 もし日本が隣国に責められて日本が滅んだら、そういう状況に陥らせる政治家を選挙で選んだからだ。これは国民が政治に無関心だったから起きた危機だ。その危機を選挙で排除する行動を起こさなかったからだ。今、媚中派の閣僚が跋扈している。日本は危機状態である。

 統一教会と同じ体質の政党が政権の一端を握っている。これでは日本は滅ぶ。その政党が対中政策を偏向させている。検討ばかりしている首相では、日本の明日はない。そんな議員を当選させた我々国民の責任だ。

 共産国家の隣国なら、政府に反対すれれば、命が危ないが、民主国家の日本ではその心配はない。何も抗議の意思表示をしないのは、自殺行為である。

 

大垣の危機

 「(大垣を滅ぼした)大垣前市長の政策(悪政)を継承する」と宣言した石田仁市長が無為無策政治で居座っては、大垣は滅びる。

 大垣市ゴミ袋有料化で、自家の家計が亡ぼされたら、我々市民が、そういう市長、市議会議員を選んだのが原因だ。既に自家の不動産財産の半分は滅ぼされた。この22年間で、大垣の地価は半額以下に暴落した。一家当たり1,000万円の損害だ。市民はこれで目を覚まさないと大垣は滅びる。全て大垣行政の責任だ。その政治家を選んだのも、その政治家をリコールしなかったのも我々市民の責任である。

 大垣市民が目覚めて行動しなければ、大垣は滅びる。自分の城は自分で守れ。

 

2022-11-30  久志能幾研究所通信 2555  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年11月23日 (水)

108歳を目標(7/14) 自衛隊員を後から撃つな

 「世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」

    イエルス教授   p181  

    渡部昇一・石原結實著『病気にならない生活のすすめ』 PHP

 

 自分の体に常駐している名医を無視しては、長生きはできない。

 自分の体という組織体の社長は自律神経である。社長に反旗を振りかざしては、リストラされてしまう。自律神経社長は、人の37兆個の細胞社員と五臓六腑の内臓事業体を経営する凄腕経営者なのだ。外部の敵から適切に防衛戦争をする名指揮官である。ホモサピエンスという自律神経社長は、300~400万年もの実戦経験がある名経営者である。経営にド素人な我々とは違うのだ。

 その社長に反旗を翻すとは、体の自律神経社長に指揮された自衛隊員(免疫細胞)の背中を鉄砲で撃つことだ。身内の自衛隊員を殺すようでは、長生きはできまい。

 

発熱

  人間の体を支配する自律神経は、発しん、下痢、発熱で体内に入ってきた毒素を外に出そうとする。それを解熱剤を服用すると体が拷問を受けることになる。

 菌を嫌い抗菌製品に囲まれた無菌状態で生活をすると、バイキンに対する抵抗力が弱くなる。箱入り娘のように純粋培養すれば、世間知らずの人間が出来上がると同じだ。

 KK、KM問題も、親が子供を過保護に世間知らずに育て、社会の荒波から強引に隔離をしようとするから、却って問題が大きくなる。

 会社時代、私を追い抜いて行った若手エリートもその末路は悲惨であった。エリートたちは純粋培養で育てられ、挫折を知らない。エリートが挫折をした時は、再起不能である。

 体の総支配人である自律神経が、発熱で体を立て直そうと必死に頑張っている。バイキンと戦って発熱しているのを解熱剤で対処しては、自衛隊の後ろから鉄砲で味方を撃つようなものだ。その行為への罰は死である。

 風邪を引いたら、安静にして汗をかいて寝ていればよいのだ。そうすれば体内の免疫細胞が風邪菌をやっつけてくれる。その戦果が発熱と発汗である。それを解熱剤を飲めば、体の持つ免疫力が下がってしまう。免疫力を下げれば長生きはできない。

.

嘔吐

 嘔吐は、自己防衛機能が体が入ってきた食物が悪性と判断して、受け入れず体外に出す防衛機能である。私はいまだかって二日酔いになったことがない。つまり少し飲み過ぎると全て吐いてしまうのだ。体がアルコールを受け付けないようだ。酒は発がん性の毒物である。お陰で私は肝障害等の病気には縁がない。

. 

高血圧

 高血圧症とは、血管内部がプラークで詰まり、血流が悪くなれば、自律神経が血圧を上げて血流を正常に戻そうとする現象である。

 自律神経が必要だと判断したから、自律神経が血圧を上げているのに、降圧剤を服用したら、副作用が出る。血液が末端まで届かず、認知症にもなる。血液中の免疫酵素が組織の末端に届かず、がんにもなってしまう。

 高血圧症の治療は、血管内部の詰まり状態をなくす食事療法しか解決策はない。元を断たなきゃダメなのよ。

 

がん

 自治率神経は、体にがんが出来れば、その毒素を一か所に集めて、全体に広がらないようにする。抗がん剤いう毒素が体に入ってこれば、組織を守るため、一番影響のない皮膚を捨てようとする。それが脱毛である。

 がんになった真の原因を取り除かず、がんだけ切り、元の狂った食生活、狂った生活習慣に戻るから、がんが再発する。元を断たなきゃダメなのよ。

 

食欲不振

 食欲不振は、体の細胞が休みたいと訴えている。それを無視して食べるから病気になる。余分に食べた分の食料費用は、医師を養う為に使われる。それはエジプトの古代碑文にも記されている。

 現代人は食べ過ぎである。最大の敵は、「食え食え」と洗脳教育をするテレビコマーシャルである。食品業界は、拝金主義に染まり、人の健康など知ったことではないのだ。

 CMに登場するファストフードは、噛まずに食べれてしまう。どうしても早食いになり、満腹感が出にくく、つい食べ過ぎてしまう。それが敵の付け目である。食品を数多く咀嚼すると、それが脳に刺激となって到達し、食べ過ぎを防いでくれる。しかしファストフードはそれのストッパーの信号が脳から発されない。だからつい食べ過ぎとなり、栄養過多で病気になる。

 

 鬱とは体と神経が酷使され過ぎ、悲鳴を上げている状態である。唯一の治療法は、その酷使を止めることだけ。それをまやかしの薬で胡麻化すから、鬱病が治らない。儲かるのは心療内科の医師だけだ。

 一度、心療内科の門をくぐると、統一教会と同じレベルの秘密の洗脳教団に取り込まれるようだ。私の部下が心の病気になって心療内科を受診した。しかしその後は、患者の情報が全くこちらに入ってこない。患者の病状は、個人情報とかで、課長の私にも会社の保健婦も門前払いである。診療内科医と全く面談が出来なかった。20年前の現役時代に遭遇したことで、違和感を覚えた。

 「鬱」という字は、木が鬱蒼と茂っている状態である。幹に対して葉が茂り過ぎたのだ。自然の木の事象を見れば解決策は簡単である。つまり多すぎる葉を減らせばよい。つまりその人が背負っている負荷を減らせばよい。それを薬で治そうとするから、おかしくなる。薬は基本的に毒である。体が病気で弱っているのに、薬を投与するとは、自軍の後ろから鉄砲で味方を撃つことだ。その行為は軍法会議にかけられ死刑判決である。

 私も一時期、鬱状態に陥ったことがある。病院に行けば、自動的にうつ病と診断されただろう。私は鬱病の本を買いまくり、鬱病を研究し、その治療法を学び、病院に行かず、自分で治した。薬は使わず、休日は太陽に当たり、運動をして、仕事量を減らして、休養をしっかりとって鬱状態を改善した。正しい治療法は、元を断たなきゃダメなのよ、である。

 

低体温

 体温が1度下がると、免疫力が30%も低下すると言われる。逆に体温が1度上がると免疫力が5~6倍も上げるという。低体温は、生活習慣病やアレルギー、うつ、ガンなど、さまざまな病気を引き起こす。例えば、肺結核者はがんにならない。なぜなら発熱で体温が高くなっているので、がんになりにくい。

 がんになってもがんでは死なない。免疫力低下で、肺炎等を発症して亡くなる。免疫力の向上こそ長命の秘訣である。

 だから体温を下げる生活は、体の自衛隊員を虐待する行為だ。お風呂に入らず、シャワーだけで過ごすとか、冷たいものばかり飲むとか、睡眠不足の生活では、自律神経環境が狂って、低体温になり、がんになりやすい。

 私は、朝寝朝朝湯が大好きである。残念だが、歳をとると長時間の睡眠は難しくなる。だから朝寝をしたくてもできなくなる。せめて朝湯で体を温めている。だから私は、朝晩、お風呂に10分間肩まで浸かって体を温めている。ただし10分以上の入浴は、浴室内死亡の恐れがあるので、必ず10分間だけである。浴室内死亡は日本で年間2万件ほど起きている。

 そして私は毎朝の体温測定・記録を欠かさない。それで体調が管理できる。

 

大垣市の体温

 大垣市を支配する市長が冷たい政治をすると、市民が凍るような生活を強いられる。その結果、大垣市は没落する。人口減と大垣市の公示地価の下落だ。都市の体温とは、人口と公示地価であらわされる。それが都市の健康のバロメーターである。

 魅力のない人は成長しない。魅力のない都市は発展しない。市長の責務はその都市を魅力ある都市に変貌させること。

 没落一途の大垣市は、この5年間でマイナス1.04%の人口減。公示地価も下落の一途。

 大垣市の人口推移

 2015年  162,157 人 減少

 2016年  161,992   減少

 2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

 2018年  161,308   減少

 2019年  161,123   減少

 2020年  160,485   減少

 日本一発展中の福岡市は、2015~2020年で、4.9%の人口増である。

 行政の長が利己主義で利権ばかり追い、市民生活を軽視する政治をすると、市民の免疫力で淘汰されるだろう。前市長の小川敏がその悪例である。その悪政を石田仁市長が継承すると言うとは、狂気である。

 為政者が利権を食べ過ぎるから、大垣市が病気になったのだ。

 

 

P10702501s

 馬場恵峰書

 

2022-11-23  久志能幾研究所通信 2549  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年11月22日 (火)

石田大垣市長、行政中間決算、発泡媚人の欠断と警鐘

 

 石田仁市長は2021年4月22日、市役所に初登庁した。それからこの11月で、1年半余が過ぎた。最初の1年で、瀕死の状態の大垣市を変える決断をして、改革案を果敢に実行して、結果を出さなければならぬ。そうでなければ、後の3年で成果が出るわけがない。もう四半期どころか、1/3以上が過ぎたのだ。

 八方美人(発泡媚人)の石田市長は敵を作りたくないようで、「大垣市長と語る会」でも当たり障りのない回答しかしない。要は何もしないつもりなのだ。石田市長は決断力がない。である。石田市長は前市長の無為無策を継承している。それでは大垣はじり貧である。それは大垣市崩壊のである。

 我々マネージャーが肝に銘じなければならないことは、与えられた職務の任期で、最初の四半期に成果を上げなければ、期末に結果など、まず出せないという経験則だ。その職務に取り組む前に、その職務である大垣市政の問題点は明らかになっているはずだ。それを認識して石田仁氏は市長選に立候補したはずだから。

  • Photo

    大きな拍手で迎えられ初登庁した石田市長(2021年4月22日) 

      大垣市HPより

 

 企業経営でも最初の四半期に成果が出なければ、最終決算は赤字であることが確率的に高い。

 最初の膏薬(公約)で、小川敏前市長の政策を継承すると公言した。その時点で「終わり」との警鐘である。それは前市長の無為無策の警鐘で、大垣没落の後押しなのだ。小川敏は大垣を殺した主犯である。

 今大垣に必要なことは破壊と改革、実行である。最近、「大垣市長と語る会」に出席した人の話によると、石田市長は、のらりくらりというだけで、実行するとは言わない。商店街店主のオベッカイ発言に気をよくしているだけだったようだ。

 

石田仁市政がやったこと

 石田仁市長は、泡のような政策ばかりほざいて、実効ある政策は、ごみ有料化だけである。この1年の実績は、

 郭町再開発中止

 大垣城ホールの改築中止

 ゴミ袋有料化を強行

 市長との懇談を実施、空手形ばかり

 寄付金を貰って、嬉しそうに御用新聞にツーショットばかり

 小学生の表敬訪問の記事を御用新聞に載せさせて市長はご満悦

  そんな表敬訪問で、どれだけ大垣市が良くなるのか自問して欲しい。  

 新市役所内の無駄な空砲を打つ(鬱)ばかり

  効果なき金食い虫のIT機器の放置

  無駄な駐車場警備員の配置を放置

  

 

1年後の結果

 その結果、大垣市の公示地価が前市長時代と同じく下落の一途である。公示地価は市場が大垣市の行政を評価した通信簿である。「市場の評価は、神の如くの評価をする」(松下幸之助翁翁談)

 その街が住みやすければ、人は移住してくる。しかし大垣市は、人口減少の一途である。大垣行政が、住みやすい都市にするための政策を放棄しているからだ。2023年1月からのゴミ袋有料化政策の強行が、石田市政の全てを象徴している。

 

公示地価暴落

 小川敏が2001年、市長に就任して、その20年後、大垣市は完全没落し、地価は半値以下に暴落し、駅前商店街はその8割が店を畳み、駅前は幽霊通りになる惨状になった。

 当時の小川敏市長は、創業100年を誇ったヤナゲンを廃業に追い込んだ。大垣市長はヤナゲンからの駅前再開発のプランの提案を蹴った。それで、駅前通りの人通りが絶えた。刈谷市と正反対の政策である。

大垣市の公示地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

.

大垣市の地価  下落が止まらない

         大垣市地価平均   前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落 

   2020年[令和2年]  6万1718円/m2        -0.55%    下落 

 2021年[令和3年]     6万0993円/m2   -1.24%  下落 石田仁市政1期目

 2022年[令和4年]     6万0683円/m2  -0.81%  下落

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

.

大垣市の人口推移、減少傾向が止まらない

 大垣は衰退している。それでどうしてゴミが増えるのか。

2006年  166,925 人   この年に上石津町を併合

2007年  166,960  

2008年  165,420  減少

2009年  164,680   減少  小川敏市政3期目

2010年  164,649   減少

2011年  164,306   減少

2012年  163,134   減少

2013年  162,859   減少   小川敏市政4期目

2014年  162,702   減少

2015年  162,157   減少

2016年  161,992   減少

2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

2018年  161,308   減少

2019年  161,123   減少

2020年  160,485   減少

2021年  159,359    減少 石田仁市政1期目

.

2022-11-21  久志能幾研究所通信 2548  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。