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2023年3月 9日 (木)

「幸福の大垣市教」 vs 「不幸のトヨタ教」

 

 大垣市教とは「大垣市未来ビジョン」を教義とする宗教である。それを信じるものは破滅する。

 大垣市の子孫のために、意識を向上させて大垣に害がある政治家を排除しよう。

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 大垣市教の経典『大垣市未来ビジョン』

  24年後に、こんな姿が実現できるわけがない。

  第一期が終わった現在も、大垣市は衰退の一途である。

  計画がデタラメであることが証明された。

 

 中国の運命学の定義では、何もない平穏な人生が最高の人生である。波乱万丈の人生は最凶である。「言霊」と称してイタコまがいにご先祖を呼び出させ、運命を好転させると宣伝する幸福科学手品は、インチキである。それを信じるようでは、魑魅魍魎の住む現世では、お布施と称して金を巻き上げられ地獄に落とされる。

 

 大才は、袖すり合うた縁でも人生を好転させる。しかし悪縁小才は化学反応を起こさせ人生を地獄へ突き落とす。まるでコロナ菌に感染するが如く、悪縁に染まると、人生が化学反応で腐り始める。オウム真理教のように絞首刑で壊死する場合もある。統一教会のように、寄附願望症にかかり、破産する場合も多い。息子が殺人さえ犯す。免疫力のない人が、狂気の新興宗教団体に感染すると、地獄に落ちる。

 「幸福の科学」の信徒数は、世界で公称1200万人であったという。統一教会の信徒は世界で300万人、日本で60万人であった。

 フランス政府はS学会を、カルト教団と認定している。S学会は国内だけで信徒800万人である。大垣市でも、市会議員定員22名中で2名もS学会関係者がいる。

 先進国では共産党は法律で結成が禁止されている。共産党の最終目的は、日本での暴力革命である。天皇陛下の死刑である。最近、共産党の党首の公開選挙を唱えた人がいて、即除名された。教祖に逆らうから当然の報いだ。それが新興宗教団体の血の掟である。それなのに、大垣市には2名の共産党の市議会議員がいる。それに投票した市民がいるのだ。故意(恋?)は人を盲目にする。

 大垣市は、議員の統一教会との関係の調査を止めた。なにかおかしい。

 

大垣市教

 現在の日本では、新興宗教団体の言霊に騙される民衆が数多くいる。だから、痴呆自治体の行政のイタコには簡単に騙されるのだろう。

 ゴミが減っているのに、増えたと「イタコ」に嘘を言わせて、「ごみ袋有料化」をごり押ししたのは大垣市だ。

 その法案に市会議員の大多数が賛成した。新興宗教団体の目的はお布施である。痴呆自治体の目的は利権で、裏で政治家へのお布施である。日本は表立って賄賂汚職は少なくなったが、実態は手口が巧妙になっただけで、実態は汚職大国である。

 「ごみ袋有料化」政策の陰で、不要な設備のために3億円程の金が動いた。金が動けば、利権が発生する。それが「ごみ袋有料化」の最大の目的のようだ。

 

 大垣市長も大垣市会議員も大垣をよくすると公約して、結果はこの20年間、大垣は衰退の一途である。前市長は大垣教の教義として「大垣未来計画」を作った。

 大垣市の新市庁舎だけは、県下一立派になった。市民一人の負担額が県下一こうがくである。そのため大垣市の税金は増加の一途である。大垣市の子供の教育投資は衰退の一途である。大垣駅前商店街は幽霊になった。大垣の公示地価が20年間で半値以下に暴落した。人口はこの20年間、減る一途である。

 それでも大垣教の教祖は、その「大垣市教(大垣未来ビジョン)」の教義が間違っていたとは、一言も言わない。その計画の一期で間違いが露見したのに、その第二期を継続すると市長は放言した。間違った教義を修正もせず、そのまま継続とは狂気である。それが宗教の恐ろしさだ。この宗教の教義にPDCAはないようだ。庶死貫徹である。

 

 

「不幸のトヨタ教」

 私は「不幸のトヨタ教」を信じている。別名、トヨタ生産システム教ともいう。

 幸福な人生を送るには、幸運の種を探すより、不幸の種を排除するのが、最大の人生成功手段である。つまり人生の無駄を排除する教義である。

 人生の危機管理とは、予防保全として、危ないと想定されることを一つ一つ潰してくことだ。トヨタ生産システムでは、生産を阻害する要因を5回の何故なぜで真因を見つけ、一つ一つ改善していく。

 だから大垣市民が幸せになるには、大垣市を不幸にする政治家には投票しないことだ。いくら地元の代表でも、大垣を没落させる政策に加担する議員には、反対の声を上げることだ。

  市民の小さな決断が、大垣を変える。変わらなければ、座死があるだけだ。

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 炎ありて鼻開き、怨ありて未を結ぶ。

 火のない所に煙は立たぬ。

 

資料

大垣市の地価  下落が止まらない

         大垣市地価平均   前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落 

   2020年[令和2年]    6万1718円/m2        -0.55%    下落 

 2021年[令和3年]     6万0993円/m2   -1.24%  下落 石田仁市政1期目

 2022年[令和4年]     6万0683円/m2  -0.81%  下落

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

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2023-03-09  久志能幾研究所通信 2636  小田泰仙

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2023年3月 3日 (金)

5年前の予言が的中  大垣市の没落

 

 3月2日になって、5年前のブログ記事が、私のブログで急にトップ10位に浮上してきて驚いた。その記事で、私は大垣市の没落を予言していた。

 

 

 2018年3月29日にそのブログを書いて、それから5年間、大垣市の公示地価の下落は止まらず、人口も減り続けている。つまり大垣市は没落の一途である。近隣他市はリニア景気で公示地価が上昇しているのに、だ。

 

 その一年後、2019年2月21日、大垣駅前の百貨店「ヤナゲン」が閉店し、駅前通りから人通りが完全に絶えた。その後に出来たのは駅前マンションと駅前予備校ばかりである。駅前商店街から商売人が逃げ出し、公示地価の下落の一途である。都市の駅前とは都市の顔である。美人コンテストでも、顔が第一で、それで都市の公示地価が決まる。それだけ大垣市は投資先としてペイしないと判断し、商売人が逃げ出したのだ。

 「大垣市中心地活性化計画(2015年~2021年)」も、前市長が県下一豪華な新市庁舎を建てるための口実に使っただけで、大垣中心街は寂れる一方であった。それは公示地価の下落が証明している。

大垣市新市庁舎は市民一人当たりの負担金では、岐阜市のそれより2割も高い、県下一の豪華な市庁舎である。

 

 大垣市中心地活性化計画の目標値もどうにでも胡麻化せる指標である。なぜ、商店街の売上高を目標にしないのか。それが一番端的に活性化を表すはずだ。

大垣市が掲げた目標地

1)中心市街地の休日歩行者・自転車通行量(現状:15,510人→目標:16,000人)

2)中心市街地における社会増減数(現状:+45人→目標:+155人)

3)店街振興組合連合会内空き店舗数(現状:27店舗→目標:17店舗)

 

 大垣駅前商店街が幽霊通りになったので、結果は赤点である。しかし大垣市はそれを公表しない。

 

久志能幾研究所通信: 「大垣市中心市街地活性化基本計画」の ...

  • blog.enjoy.jp/blog/2017/12/post-d19a.html

 

市長の責任

 前市長小川敏の政策を盲信する石田現市長は、前任者と同じく全く市民のことは考えていない。石田現市長は大垣を衰退させる政策に余念がない。大垣の活性化政策には無為無策である。

 石田現市長は、この4月からは大嘘で固めた「ゴミ袋有料化」をごり押しする。だから大垣市は活力を失い、衰退の一途である。ごみは10年前から比較すると35%も減っているのに、嘘をついて「ゴミ袋有料化」を強行である。その目的は利権にあるようだ。これでますます大垣は没落する。この物価高騰のおり、一家庭当たり実質5千円の増税である。

 

市民の敵

 市民の生活を崩壊させることに神輿を担ぐ議員達も市民の敵である。大垣市の未来を考えない議員や市長は不要である。次回の選挙で市民の声をぶつけるしかない。

 市民の意識が変わらない限り、大垣市の没落は止らない。

 

 

資料

大垣市の地価  下落が止まらない

         大垣市地価平均   前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落 

   2020年[令和2年]  6万1718円/m2        -0.55%    下落 

 2021年[令和3年]     6万0993円/m2   -1.24%  下落 石田仁市政1期目

 2022年[令和4年]     6万0683円/m2  -0.81%  下落

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

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大垣市の人口推移、減少傾向が止まらない

 大垣は衰退している。それでどうしてゴミが増えるのか。

2006年  166,925 人   この年に上石津町を併合

  一見人口増だが、合併で大垣市の面積が増えたので、人口が増えたように見えるだけ。実質的には人口減の傾向は変わらない。元の大垣市部分は人口減は続いている。人口は微増だが、人口密度は半減した。

2007年  166,960  

2008年  165,420  減少

2009年  164,680   減少  小川敏市政3期目

2010年  164,649   減少

2011年  164,306   減少

2012年  163,134   減少

2013年  162,859   減少   小川敏市政4期目

2014年  162,702   減少

2015年  162,157   減少

2016年  161,992   減少

2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

2018年  161,308   減少

2019年  161,123   減少

2020年  160,485   減少

2021年  159,359    減少 石田仁市政1期目

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新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

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2023-03-03  久志能幾研究所通信 2630  小田泰仙

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2023年2月26日 (日)

木育 積み木が崩れる時

 

 今日(2月26日)、愛知県国際展示場(中部国際空港内)で開催際されていた「キャンピングカー展示会」に行ってきた。そのブースで山路徹先生の積み木展が開催されていたからだ。

 その場所は、山路先生の知人のキャンプ場支援団体が、イベント会場の一角を提供してくれた。本来、このイベントの主催者がボランティア活動として場所を提供すべきと思う。山路先生はボランティアでこの活動をされている。

  その現場で日本の教育の問題点を見付けた。

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「積み木」でエコプロダクト優秀賞

 山路徹先生は、1996年、この「積み木」でエコプロダクト優秀賞(一般社団法人 産業環境管理協会)を受賞した。エコプロとは、毎年12月に東京ビッグサイトで開催されている環境配慮型製品・サービス(エコプロダクツ、エコサービス)に関する一般向け展示会のこと。主催は一般社団法人サステナブル経営推進機構と日本経済新聞社。

 山路先生が受賞した同年、マツダがアイドリングストップで、エコプロダクツ大賞の「エコプロダクツ部門 国土交通大臣賞」を受賞した。マツダは企業の受賞だが、個人として山路先生が受賞したのは珍しいことである。

 私は実際のイベント会場の積み木の実演を見るのが初めてであったので、興味をもち出かけた。当日は日曜日でもあり、会場は大勢の人がおり、その一角で10人程の子供達が積み木の積み上げに熱中していた。

 

あるお嬢さんの行動

 周りの子供たちは、立法体の積み木をお互いに重ねながら、崩れないように積み上げている。それに熱中している。ほほえましい姿である。きちんと理屈にあった積み上げ方をして、忍耐強く頑張れば、高さ2mにも積み上げることが出来る。それで子供たちに理屈(物理)の大切さと忍耐の教育が出来る。

 その中で、一人の女の子(5歳くらい?)が、両親に見守られながら積み木をしていた。しかし安定性のある積み上げ方ではなく、独自の方法で、積み上げることに熱中していた。理屈抜きに単に積み上げているだけだから、安定性に欠け、すぐ崩れてしまっていた。その繰り返しであった。

 そこで山路先生が手を出して、「こうやると良いよ」とそのコツをその子に伝授すると、その子は突然泣き出し、父親に縋りついて泣きじゃく始めた。我々は唖然としたが、その若い母親が、「この子は女王様気分で育っているから、口出しするといつもこうなるの」と嘆いた。そして父親が子供を抱き上げ、あやしながら、外に連れ出していった。

 

躾の問題

 私はそれで人生を見た。世には蝶よ、花よと育てられ、我儘一杯に育ったM子さんがいたことを思い出してしまった。親がきちんと躾けていないから、わがまま放題に育ち、国民に後ろ足で泥をかけるような振る舞いをするのだ。全ては親の躾教育の問題である。子供は親の後姿を見て育つのだ。

 山路先生の積み木は、木を通して子供を育てるという「木育」である。だから、エコプロダクト優秀賞を受賞したのだ。積み木は単なる道具である。その道具からも、またどんなモノからでも学ぶ気があれば、学べるのだ。

 

役人の躾

 それは大人の世界でも同じだ。大垣市の市長、役人や議員達は、自分達のやりたい放題にしている。ガツンと市民が鉄槌を下さないから、ますますつけあがりるのだろう。次の選挙で市民の声を伝えるべきだと思う。この狂乱物価のおり、ゴミ袋有料化を推進した首謀者たちに鉄槌を下すべきだ。ゴミは減っているのに、「ゴミが増えている」と大嘘をついて、ゴミ袋有料化をごり押しした。利権に目のくらんだ政治家どもは、市民の怒りが見えないようだ。

 

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 山路徹先生 「キャンピングカー展示会」会場で 2023年2月26日



2023-02-26  久志能幾研究所通信 2627  小田泰仙

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2023年2月16日 (木)

文句を言わず、行動  慈工程完結

馬場恵峰師の人生

 どんなことでも文句を言わない。試練として受け入れる。

 行動を伴なわないお祈りをしないと成就しない。祈ると同時に、それにふさわしい行動を取ること。

 自分が変わらないと周りも変わらない。自分が変わろうとしない限り、何も変わらない。 

   明徳塾で 馬場恵峰師  2006年5月28日

 

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 馬場恵峰師 明徳塾にて 2006年6月28日

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トヨタの生産

 トヨタ生産システムでは、「前工程は神様、後工程はお客様」という。前工程から流れてきた部品は、文句を言わず、作業指示書通りに作り、後工程に流す。神様に文句を言っても無駄である。自工程で完璧にしないと、後工程に迷惑をかける。

 自分達の工程で問題があれば、自分達でカイゼンに取り組んで、問題を無くす。自工程完結である。後工程に不良品を流さない。それがトヨタ生産システムの原則である。

 

 KK問題は、後工程という日本社会に人間の不良品を流したと同じである。その製造責任者に責任がある。親の責任である。

 

私の人生

 出会った事件や降りかかった事件は、自分を成長させてくれるご縁である。その事件では、みんな同じ条件である。文句を言わず、その事件を解決する知恵を出して、対処する。その回数が多ければ、その分、大きく成長する。私はそうやってきた。回避したり、文句を言うだけで、何もしないのが一番悪い。その事例を避けても非難されない事例をも受け入れるが、人生修行である。

 大きな社会現象では、微力な自分ではなんともできない。しかし自分の範囲内(自工程)で、出来ることは当然として、できない事にでも最大限の努力をする。できなくてもよい。それの対策を考え続け、対策を打つだけでよい。大河に一滴を注ぐつもりで、成果が出なくてもよい。他からの援助が無くてよい。覚悟して取り組む。私の哲学「自工程完結」である。

 

大垣行政

 大垣行政に不満があれば、市役所に意見を出せばよい。お祈りしても大垣行政は良くならない。市民が黙ったままで行動しないから、汚役人はやりたい放題につけあがる。ゴミ袋有料化政策が良い例だ。

 ゴミ袋有料化議案に賛成投票をした市会議員に、次回の選挙で投票しなければよいのだ。議員の誰が市民の敵かを見極めよう。それが多くの市民のための慈しみの行動である。それが慈工程完結である。

 

2023-02-16  久志能幾研究所通信 2617  小田泰仙

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2023年2月 8日 (水)

「大垣市未来ビジョン」は、大垣市没落大作戦

大垣という名の恐竜

 恐竜とは、図体ばかり大きくなり、自分の頭で考えられなくなり、危機に際しても的確に動けず、衰退の一途を辿る組織体である。最後は絶滅する。今の大垣市行政、大垣財界、大垣商店街組合の幹部達がこれに当たる。

 生物の世界では、強いものが生き延びるのではない。最も早く環境の変化に適合した種が生き延びる。ダーウィンの法則と言われている。

 この言葉は、1960年代に米国の経営学者レオン・メギンソンがダーウィンの考えを独自に解釈して論文中に記した。それを他者が引用を重ねるうちに、ダーウィンの言葉として誤って伝えられている。

 

「大垣市未来ビジョン」(没落大作戦)を錦の御旗

「大垣市未来ビジョン」は、計画の趣旨を下記に定めている。

 本市では、30年間のまちづくりを進めるにあたり、その目指すべき未来都市像を「みんなで創る 希望あふれる産業文化都市」とする大垣市未来ビジョン基本構想(2018年度(平成30年度)~2047年度(令和29年度))を定め、未来都市像の実現を図るための基本的な施策を体系的に示した大垣市未来ビジョン第1期基本計画(2018年度(平成30年度)~2022年度(令和4年度) 以下、第1期基本計画)を策定しました。この計画は、第1期基本計画における施策を効率的に実施するため、具体的な事業を示したものです。

  2018年3月30日 大垣市公開

 

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 大垣市政は、絵にかいた餅「大垣市未来ビジョン」を錦の御旗に、やりたい放題(お役人や利権者に都合を合わせ)にやってきた。そのツケが今、請求書として突き付けられている。その結果が、人口と公示地価の22年間連続下落である。

 一番大きな「成果」は、「大垣市未来ビジョン」第一期が予定通り終わり、結果としてデパートのヤナゲンが閉店して、駅前商店街の8割がシャッターを下ろして、大垣駅前商店街通りから人の姿が消えたことだ。大垣駅前通りは幽霊通りになった。

 大垣駅前は大垣の顔である。美人コンテストでも顔が最大の価値があり、それで評価が決まる。だから大垣市の公示地価は下がり続けている。大垣の没落である。

 時代は昔の徒歩の社会から、車社会、情報化社会に変化している。その変化についていけないのが、大垣市役人と大垣財界である。

 

 「大垣市未来ビジョン」が誤った計画であったことさえ、石田仁市長は気が付いていない。石田仁市長は、議会で声高らかに、「大垣市未来ビジョン」第2期を進めると宣言したのだ。愚かである。そんな市長が存在するだけ、大垣の恥である。

 「大垣市未来ビジョン」は、役人が割り当てられた頁に字を埋めただけの作文である。そこには何の夢も具体的計画も希望もない。

 その実現のための手段の記載もない。ただ希望的な曖昧な目標値だけが書いてある。そうすれば書いた役人は失敗しても責任を問われないからだ。

 

 例えば、産業の育成で「~支援が必要です」、「~業務効率の向上が必要です」、「~人材育成が必要です」、「~連携した取り組みが必要です」と人ごと表現で、具体的に人・モノ・カネに対する処置の記載は全くない。役人の常套文句「検討します」と同じ文面が並んでおり、読んでいてイライラである。で、どうするのだ? が全く書いていない。

 

大失敗

 「大垣市未来ビジョン」第一期の結果が大失敗であったのに、大垣市は失敗する道を更に暴走しようとしている。まるで旧日本軍の万歳突撃である。前市長もオツムがおかしかったが、現市長も同じである。学校の記憶だけの成績がよいのと、実務が出来るのとは違うのだ。だから前市長は自分の会社を中小零細企業のままで、成長させられなかった。会社も行政も、どちらも経営能力が求められる。福岡市を経営して成功させた高島市長の例をみればよい。

 

万歳突撃

 「大垣市未来ビジョン」第一期が終わっても、人口減少が止まらす、公示地価が下がり続けている。大垣市長はその原因を解明するためのPDCAさえ回さない。まるで大垣市は、恐竜の大きな図体と小さな頭脳と同じなのだ。夏の夜、外に出ようとガラス戸に激突を繰り返す害虫と同じなのだ。

 要は、「大垣市未来ビジョン」は責任を問われるのが嫌なので「何もしません」との宣言である。

 それは利権にしがみ付き、変化を嫌ってきたための行動である。具体的に改善をすれば、手に入れた利権が失われるので、手が付けられないのだ。それが続き、その結果として大垣市は没落した。上がったのは役人の給与だけである。大垣市の役人は、市民の2倍の年収に出世した。全国でも上位である。市民の平均年収は地を這っている。

 

傷口に塩を摺り込む

 その極致の政策が、ゴミ袋有料化政策である。この10年間でごみが35%も減っているのに、増えていると大嘘をこいて市民を騙し、ごり押しである。この物価が暴騰しているさ中、狂気の沙汰である。市民は貧乏になり、役人は利権で太り、ますます大垣市は没落する。

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石田仁市長の仕事始め 訓示

 2023年1月4日に石田仁市長は市役所で課長級以上の職員30名を集め、訓示をした。「4月から「市未来ビジョン第二期基本計画」がスタートすることを踏まえ、厳しい経済状況だが、職員が一丸となり、市民サービス向上に向けて頑張ってもらいたい」と激励した、そうだ。市民サービス向上の第一弾が、「ゴミ袋有料化政策」である。とんでもない市長である。大垣は終わったのだ。

 

資料

大垣市の地価  下落が止まらない

         大垣市地価平均   前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落 

   2020年[令和2年]  6万1718円/m2        -0.55%    下落 

 2021年[令和3年]     6万0993円/m2   -1.24%  下落 石田仁市政1期目

 2022年[令和4年]     6万0683円/m2  -0.81%  下落

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

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大垣市の人口推移、減少傾向が止まらない

 大垣は衰退している。それでどうしてゴミが増えるのか。

2006年  166,925 人   この年に上石津町を併合

  一見人口増だが、合併で大垣市の面積が増えたので、人口が増えたように見えるだけ。実質的には人口減の傾向は変わらない。元の大垣市部分は人口減は続いている。人口は微増だが、人口密度は半減した。

2007年  166,960  

2008年  165,420  減少

2009年  164,680   減少  小川敏市政3期目

2010年  164,649   減少

2011年  164,306   減少

2012年  163,134   減少

2013年  162,859   減少   小川敏市政4期目

2014年  162,702   減少

2015年  162,157   減少

2016年  161,992   減少

2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

2018年  161,308   減少

2019年  161,123   減少

2020年  160,485   減少

2021年  159,359    減少 石田仁市政1期目

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2023-02-09  久志能幾研究所通信 2609  小田泰仙

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2023年2月 4日 (土)

シュールからリアル 山路徹個展に学ぶ

 

 2月4日~2月28日まで画廊 Sagan で山路徹個展「絵・詩」が開催です。今日はその準備のお手伝いをして大忙しであった。

 

 この個展のテーマは「シュールからリアル」である。「シュール」とは、「現実離れ」「非現実的」という意味である。「シュール」には、そのほかに「不条理」「極めて独創的」「非日常的で理解不能」などの意味も含み、芸術や娯楽作品を評価する言葉としても用いられる。

 

 「シュール」の語源は、フランス語の「シュルレアリスム」である。「シュルレアリスム」とは、第一次世界大戦中の欧米で展開された既成の価値観を否定する「ダダイズム」に続いて、1920年代にフランスでおこった芸術運動の名称である。日本語では「超現実主義」と訳される。

 

 「シュルレアリスム」は、反戦を象徴する「ダダイズム」の影響を強く受けている。しかし「シュルレアリスム」は、現実を全て否定する「ダダイズム」とは異なり、現実を超えて新しい道を創造しようとする特徴がある。「シュルレアリスム」の精神的支柱はフロイトの「精神分析理論」である。「シュルレアリスム」は、破壊後の時代を生きるために個人的主観を排除した「無意識」「偶然」「集団意識」などに重点が置かれている。

 

 1924年、フランスの詩人アンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言」により「シュルレアリスム」が始まった。アンドレ・ブルトンが宣言の中で「シュルレアリスム」を「思考の真の働きと表現手段としての心の自動現象」と定義し、常識や倫理的先入観に囚われない人間の解放を推進した。その考え方は現在の「シュール」という言葉の意味にも結びつく。

 

20230204  原作 山路徹作  デジタル編集 小田泰仙

320230110  原作 山路徹作  デジタル編集 小田泰仙

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シュールの存在意義

 「シュール」という日本語は、「シュルレアリスム」の現実には再現できない奇妙な世界や、理性に左右されない不安定で不条理な世界観を表している。それも現実(リアル)が存在してこそ、シュールが意味を持つ。リアルが地に足が付いた状態でないと、その不条理が分からない。その不条理が分からなければ、認知症である。目の前の現実をしっかりと見据えて、無意識の世界に目をむけるのも、思考の訓練としてよいものだ。

 

 山路先生の行動や作品は、私の理系の常識的思考からは理解不能です。私にはシュールなのだ(笑)。芸術家は常識の限度を超えるのです。従来に固定観念に囚われていては、飛躍的な発展はあり得ないと思う。エリートとか旧来の勢力からは、革命的改善は生れない。

 

 従来の高価値観である東大卒、エリートが利権集団、既成勢力になって、行政に君臨すると、組織は衰退の一途である。大垣市はこの22年間、既成勢力が蔓延り、それが原因で大垣市は没落した。公示地価は半値以下に暴落した。大垣市を立て直すには、新しい政治家が求められる。

 シュールとは、利権集団に対する反戦活動でもある。その象徴が大垣市の腐敗政治への抵抗活動である。物価が爆上げのこの時期に、なぜ大嘘で塗り固めたゴミ袋有料化のごり押しなのだ! 次の選挙で傲慢政治家に市民の怒りを思い知らせよう。 

「主要100品目の7割が前年度末を上回った。上昇品目数は9年年ぶりの高水準である。(2022年12月29日、日本経済新聞)

 

日時  2023年2月4日~2月28日

    11;00~17:00(最終日は16:00まで)

    水・木定休 19日臨時休業

場所  画廊 Sagan

 

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2023-02-04  久志能幾研究所通信 2604  小田泰仙

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2023年1月27日 (金)

観音菩薩が見る、観る、視る

 

 彩色佛師が最大の注意を払うのが、仏師が目として彫り上げた部分に、目を画くことだ。仏師が意図して彫り上げた点から一分もずれてはならない。目は口以上に心を表している。

 観音菩薩様の目は、慈しみの目で拝む人を観ておられる。しかし横から見た観音菩薩様の目は、拝む人を厳しい目で視ておられた。真正面から見る観音菩薩様の目と、横から見る観音菩薩様の目は違っていた。菩薩とは、如来になるため仏道を修行中の佛様である。そのため人を観る眼を養い、修行しておられる。優しいだけでは佛の座に就けないのだ。

 その目を表現した「瑠璃観音菩薩像」を松本明観さんに解説してもらった。その目を描くのは、仏像彩色師・岩田明彩さんである。

 瑠璃観音菩薩とは、東の瑠璃浄土を守る薬師如来に仕える観音菩薩である。薬師如来は瑠璃壺を携えている。瑠璃壺は薬を入れる壺である。つまり薬壺である。西の浄土を守るのが、大日如来様である。東は生れてくる世界、西は死んでいく世界。その東を守っているのが薬師如来、西の浄土を守っているのが大日如来である。

 場所は2023年1月22日、福井市西武百貨店で開催されていた「松本明慶仏像彫刻展」会場である。

 

 

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 慈しみの目で拝む人を観ておられる

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  衆生を厳しい目で見つめる観音菩薩様
 

2

  瑠璃観音菩薩像 松本明慶大仏師作

 

 

現地現物、選択と決断

 現地現物とは、問題が起きた時、自分で現地に行き、自分の目で、良く見て、観て、視て、素直な心で状況を完全に把握することである。そして多くの選択肢から一つを選択して、実行を決断する。それに対して罵詈雑言を浴びても、それに忍耐することである。何時かは真実が明らかになる。忍耐の「忍」とは、自分の心に刃を向け、「それでよいか、よいか」と自分に問うことである。

 現地現物はトヨタ生産方式の基本である。

 

 馬場恵峰先生は過去に5回も保証人になる依頼を断ったという。保証人を頼みに来た人たちは、後日全て破産した。

 彼らは、仏の恵峰先生なら無条件で保証人になってくれるはずと思っていた。依頼人に「なぜ私に保証人を頼むのだ」と聞いたら「もう馬場恵峰先生しか頼むところが無い」であった。

 恵峰先生は、相手を良く見て、観て、視て、素直な心で決断し、保証人になることを断った。その後、その5人の依頼人は、全員破産した。もし馬場恵峰先生が保証人を引き受けていれば、先生も破産していた。先生のその後の人生は無かっただろう。日中文化資料館も消えていただろう。

 人生の荒波を航海するには、人を見る眼が大事である。お人好しだけでは難破する。お釈迦様でも全ての人を説法はしなかった。

 

 赤い羽根共同募金活動でも、善意の裏で蠢くどす黒い邪心を良く観ないと、自分の人生も社会も破綻する。観音菩薩様の目で、良く見て、観て、視て、素直な心で状況を完全に把握することである。

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P10506591s 馬場恵峰書

 

見る、観る、視る

 「見る」は、無意識で、受動的である。

 「観る」には、前提として動植物や自然、試合や芸能などの対象を見きわめようという意識や行動がある。能動的である。

 「視る」は「調査をする時など気を付けてよく見る時」に用いる。「視点」や「視線」と使われることからも分かるように、「どこかに行って、目的物をみる」、「目の前にある物に視線を集中させてみる」、「一点に集中して見る、一ヵ所を注意深く見る」と、能動的な意味を表している。

 

四苦八苦

 娑婆から聞こえてくる「音」は、心して観なければ、真実には到達できない。だから耳は二つあるのだ。

 「目」の字の四方八方に枝が伸びて「耳」である。

 「目」を横にすれば「四」である。四苦八苦の「四」である。

 

 四苦八苦とは、仏教における苦(ドゥッカ)の分類である。根本的なドゥッカを生・老・病・死の四苦とする。

 生苦とは、衆生の生まれることに起因する苦しみである。

 老苦とは、 衆生の老いていくことに起因する苦しみで、体力、気力など全てが衰退していき自由が利かなくなる苦しみである。

 病苦とは、 様々な病気があり、痛みや苦しみに悩まされる仏教問題である。

 死苦とは、 死への恐怖、その先の不安などの自覚である。衆生が免れることのできない死という苦しみ。また、死ぬときの苦しみ、あるいは死によって生ずるさまざまな苦しみなどである。

 

 根本的な上記の四つの苦に加え、下記の4つを含めて四苦八苦という。

 愛別離苦とは、親・兄弟・妻子など愛する者と生別・死別する苦しみ。愛する者と別離する苦しみである。

 怨憎会苦とは、怨み憎んでいる者に会う苦しみである。

 求不得苦とは、求める物が思うように得られない苦しみである。

 五蘊盛苦とは、五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならない苦しみである。

 

 

2023-01-27  久志能幾研究所通信 2598  小田泰仙

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観音菩薩像の撮影許可は、松本工房より頂いています。

 

2023年1月26日 (木)

赤ん羽根狂同墓金、腹黒鼠が公金チュ―チュ―

 

 大垣市から毎年末、一戸当たり400円の「赤ん羽根共同墓金」の上納金を出すようにとお触れが回ってくる。町内には生活保護を受けている家庭もある。そんなことお構いなしに、強制募金命令である。

 市民が真実の情報をネットを通して知っている現代社会では、赤い羽根共同募金の金を不正に使ってはあかんのです。そんなことをすれば、すぐ露見して穴を掘るのです。

 今までは既存のマスコミは、国民を洗脳するために真実を報道しなかった。しかし、現代ではSNS等で真実がすぐ拡散し、嘘がすぐばれる。

 私の町内では従来、町会費から戸数割り当ての4万円が払われていた。一戸一戸集金に回るのは、班長さんの負荷が大きいので会費に組み込み、機械的に大垣市に「上納」である。これは長年続いている慣習である。だからこの件は、町民が町内の役員をやらないと知らないままだ。他の町内会も同じようである。それを大垣市が悪用して寄付を強制する体制になっていた。

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キャッシュバック

 その集めた募金総額に応じて、集めた団体には、募金額の7%が褒賞としてキャッシュバックされる。そのカネの使い道は闇の中である。善意のお金が鼠にチュ―チュ―されている。だから私は、赤い羽根共同募金に不信感を覚える。

 そのキャッシュバック通知書も、赤い羽根共同募金会の大垣支部長の石田仁市長名で各自治会に出されているようだ。石田市長は、募金を錦の御旗で市民からたかり、ゴミ袋有料化政策で市民に大嘘をいって増税で攻める。大垣市の税金は県下でも他市よりも高いのだ。役人達は利権のアガリでのうのうとしている。

 その結果として大垣市の役人の給与は全国的に上位にある。それに対して大垣市民の年収ランクは300位程度で、全国で平均並みである。要は役人の給与は、お手盛りでもらい過ぎなのだ。また大垣市の税金は県下一高いようだ。しかし市民への住民サービスは県下最低である。

 大垣市役所職員年収 685万円  全国67位( 全国792市中で上位)

 大垣市民の年収   320万円 全国280位

 不適切な募金の使い道はローマに通じるように、全て汚役人の利権の貪りに通じている。ローマは一日にして成らず。この不正利得は、役人が戦後70年間に亘って少しずつ利権を拡大して強奪してきたのだ。

 

公金不正使用

 数年前に町内の会合で、赤い羽根共同募金の自由化を提案したが、大垣市と利権でつながっているボスから反対されて、提案は潰された。

 後年、そのボスは国からの助成金を自分達の会で不適切に使っていたことが露見した。それは公金横領に相当する犯罪である。そのボスは次年度の役員から排除された。

 要は腹黒い鼠が公金を赤い舌を出してチュ―チュ―である。

 

従来の募金

 当町内では2年前から、赤い羽根共同募金(大垣市への上納金)を一戸400円(合計4万円)の計算ではなく、町としての「志」として1万円にすることにした。

 そうしたら大垣市のアホな事務局担当者は、その領収書を(1万円÷400円=と電卓を叩いて)25軒分として発行した(笑)。これはブラックジョークではなく、オツムがお花畑のおとぎ話である。担当者も、大垣市汚役人から洗脳され、市民から金を巻き上げるのが当然という頭になっていた。

 

不正発覚

 今回、赤い羽根共同募金のカネがColaboに違法に流れ、大問題としてネット上で大炎上している。しかし既存のマスコミや地上波は、敢えて無視して報道されていない。やっとサンケイが報道を始めた程度である。だからネットを見ない高齢者はその騒動を全く知らないようだ。どうも既存のマスコミは裏で闇とつながっているようだ。これでマスコミは洗脳装置であることが露見した。

 

今後の対応                                    

 当町内は、来年度から赤い羽根共同募金へは、各自の自由参加とすることにする予定である。従来、赤い羽根募金に回していたカネを防災関係に回す予定である。南海トラフ大地震は2035年±5年でくることが確実視されているからだ。その準備でカネが必要である。

 

 

Colabo どす黒い「赤い羽根共同募金」で炎上

  

久志能幾研究所通信: 赤い羽根で牙を隠す凶暴募金の妖怪

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2023-01-25  久志能幾研究所通信 2597  小田泰仙

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2023年1月22日 (日)

Colabo どす黒い「赤い羽根共同募金」で炎上

 

 昨年2022年末よりネット上で炎上しているのが、仁藤夢乃さんが代表をつとめる一般社団法人Colaboにまつわる「赤い羽根共同募金」問題である。

 2018年度 700万円

 2019年度 980万円

 2020年度 1000万円

と、3年間で合計2680万円の助成決定報告があるとの指摘がSNSで行われ、赤い羽根の中央共同募金会に対して批判の声が溢れ、炎上している。

 Colaboとは、30年前からある貧困ビジネス生活保護を悪用するホームレス支援事業の仕組みである。シェルターを作り、看護師も入れ、天下りに警視庁ОBも受け入れる東京都若年被害女性等支援事業である。

 またColabo以外の助成先も問題視されるなどしているようだ。

 ナニカグループが助成金800万円を20人で山分けして、化粧品を配っているか。

 赤い羽根募金の理事が、自分が代表を務める協会に、4年間で1000万円以上も助成しているとか。

  赤い羽根や緑の羽根の原材料を中国から調達するから、その裏金が中国に流れているという情報もある。

 赤い羽根共同募金のカネが在日の韓国料理教室に流れているという情報もある。

 合計で億単位のカネが不正に「赤い羽根共同募金協会」から流れているようだ。市民が善意で出した募金が悪用されている。

 私のブログでは5年前から、大垣市が強制的に集金している「赤い羽根募金」を批判してきた。5年経ってやっと闇が表に浮かび上がってきた。喜ばしいことだ。

 

久志能幾研究所通信: 赤い羽根で牙を隠す凶暴募金の妖怪

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2023-01-22  久志能幾研究所通信 2594  小田泰仙

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2023年1月20日 (金)

大垣市の寒さ対策なし 石田市長は増税の鬼

 大垣市政は市民に冷たい仕打ちをこの20年間してきたので、すっかり大垣経済が冷え切って、大垣経済は衰退し、特に大垣駅前商店街は死滅寸前である。それに対して、無為無策の石田仁大垣市長は、県下一豪華な新市庁舎に居座ってぬくぬくとご満悦である。

 市長の一番大事な仕事は、実務ではない。異常に気が付き、声を出して、その対策の指示をだすことだ。石田市長は、それに気がついていても、両目をつぶって「(大垣市の没落は)軽傷だ、朝銭だ(継承と挑戦)と口先だけで、何もしない。前市長の無為無策と同じ間違った政策を継承するから、大垣は没落を継承している。そして市民を地獄に落とすことに挑戦している。

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表敬訪問ラッシュ

 市長はやることが無いので、小学生の表敬訪問を御用新聞に掲載させ、次に選挙のための顔売りに余念がない。市長としてやるべきことは、表敬訪問を受けることではない。そんな雑事は副市長に任せればよい。もっと緊急課題があるだろう。

 衰退しきった大垣市をどう復活させるか、それに取り組むのが市長の最優先課題である。

 石田市長には、時間はあと2年2か月しか残っていないのだ。もう半分近く任期が過ぎたのだ。

 人の明日はわからない。一刻の猶予もない。

 市長という行政のトップに立ったら、任期の残り時間を意識して政策を実行するのが必要だ。

 人生でも死を前提に、今から残り時間を意識すべきだ。そうしないと、何も残せない。そうなっては、死の床で後悔することになる。

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増税

 そんな状況なのに、石田大垣市長は増税にはご熱心である。ただでさえ大垣市の税金は高く、市民へのサービスレベルは貧弱なのだ。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低なのだ。

 今年から石田市長はゴミ袋有料化政策を開始した。実質の増税である。実際は家庭ごみは減っているのに、増えていると大嘘を言って、ゴミ袋有料化政策をごり押しである。そういう面に熱心なだけ、市民の懐が寒くなり、大垣経済が冷え込み、若い人は結婚もできない状態に追いやられる。

 だから大垣市人口は小川敏から石田仁に市長が変わって、今まで通り、22年間も減少の一途である。市民生活がお寒い大垣市から皆が逃げ出しているだ。大垣市の公示地価も22年間、下落に一途である。もう半値以下に暴落した。大垣市に住んでいたら、保有する不動産財産で目減りという大損害を受ける。私も一千万円の大損害を受けた。すべて行政の長の責任である。市長がやるべきことをやらなかったのだから。

 

福岡市の例

 現在、日本一発展している福岡市では、高島市長が表敬訪問を拒否する。表敬訪問は、売名行為で福岡市の発展に貢献しないからだ。その表敬訪問に対応する時間で、大事な仕事に費やす時間を奪われるからだ。

 大垣市では、事前選挙運動の顔売りが目的なので、小川敏も石田仁も表敬訪問は大歓迎なのだ。市長が顔売りにうつつを抜かし、経済復興の政策を無視したので大垣市は没落した。

 

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資料

大垣市の地価  下落が止まらない

         大垣市地価平均   前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落 

   2020年[令和2年]  6万1718円/m2        -0.55%    下落 

 2021年[令和3年]     6万0993円/m2   -1.24%  下落 石田仁市政1期目

 2022年[令和4年]     6万0683円/m2  -0.81%  下落

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

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大垣市の人口推移、減少傾向が止まらない

 大垣は衰退している。それでどうしてゴミが増えるのか。

2006年  166,925 人   この年に上石津町を併合

  一見人口増だが、合併で大垣市の面積が増えたので、人口が増えたように見えるだけ。実質的には人口減の傾向は変わらない。元の大垣市部分は人口減は続いている。人口は微増だが、人口密度は半減した。

2007年  166,960  

2008年  165,420  減少

2009年  164,680   減少  小川敏市政3期目

2010年  164,649   減少

2011年  164,306   減少

2012年  163,134   減少

2013年  162,859   減少   小川敏市政4期目

2014年  162,702   減少

2015年  162,157   減少

2016年  161,992   減少

2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

2018年  161,308   減少

2019年  161,123   減少

2020年  160,485   減少

2021年  159,359    減少 石田仁市政1期目

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2023-01-20  久志能幾研究所通信 2593  小田泰仙

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