o-大垣を良くする階 Feed

2023年4月 1日 (土)

宗教団体脱会後(5/12) 良く死ぬとは、NYの夢幻

 

 何もせず、無為に生き永らえるのは醜い末路だ。生涯現役で働いている姿は美しい。定年まで働けば、社会に対する義務は果たしたことになる。会社で働かなくなったら、その分、社会に貢献するために働けばよい。それが良く死ぬことだ。どうせ、人間は絶対に死ぬのだ。死ぬ時、後悔しないため、良く死ねるように行動したい。

 

 人は死後、何を集めたかでは評価されない。何を与えたかである。自分の人生と世の中にどんな感動を与えたかである。

 死ぬ時に思うことは、素晴らしい人生ではなくても、素晴らしく楽しんだ人生でありたい。それが良く死ぬことだ。

.

大きな後悔

 死ぬ時の後悔とは、やりたいことをやってなかった後悔だ。人は何時までも若くはない。若い時にやれたことが、老いるとできなくなる。人は永遠には生きられない。生きているうちに、動けるうちに、やりたいことをやる。それがやれてなかったことが、死ぬときの大きな後悔となる。

.

良く死ぬための条件

 いくら金があっても、健康でなければ旅行にも行けない。人にも会えない。美味しいものも食べられない。ましてや仕事もできない。良く死ぬためには健康であるべきだ。寝たきりで生きながらえても、生きたことにはならない。船が港を出て出航しても、その湾内を長い間、漂流しているだけでは、長い航路をしたことにはならないと同じだ。最期の1か月ほどは致し方ないが、それまでは現役で動き回るように体を健康に保つ取り組みをすることだ。馬場恵峰師も、94歳まで現役で過ごされた。死の直前の一か月ほど寝込まれただけだ。

 健康とは体と心の健やかさである。そのために日頃の節制が必要だ。

.

大垣をよくするため

  大垣市の行政の恥部を世間に晒すのも、大垣をよくするための行動である。健全なる精神と体でなければ、大垣の恥部は見えない。恥部を明らかすれば、大垣市の皆さんが目覚めて、立ち上がってくれる。大垣をよくするための行動を取ってから引退すれば、良く死ぬことになる。市民が目覚めれば、大垣は良くなる。大垣は当時、西濃の小京都と呼ばれたのだ。大垣を良くするきっかけを作れば、あの世に逝ったとき、大垣を建設した先人たちからも褒めてもらえるだろう。

4k8a02491s

 馬場恵峰書

.
ニューヨークの記憶

 私は1994年、ニューヨークに10日間の旅行をした。その時に歩いた総距離が114㎞である。一日平均16㎞の歩きである。万歩計を付けて、ニューヨークの街を一日中歩いていた。下記の表は、その記録である。

 しかし今、私に同じことをできる体力はない。いい時に行って、いい思い出が作れて良かったと思う。今ならコロナ禍で海外にも行けない。

 また当時、世界貿易センタービルの最上階104階に上って、ニューヨークの摩天楼群を見下ろすことが出来た。その7年後、911テロで世界貿易センタービルは消滅してしまった。もう上りたくても、そのビルがないのだ。私には、人生の一期一会を象徴する事件であった。

 

00010010s

世界貿易センタービル104階からの展望

00010012s

 世界貿易センタービル104階から下を見る

00010014s

 世界貿易センタービル104階から自由の女神像が見える

 

00010026s

 フェリーからの眺め 

 右手に世界貿易センタービル、左手に自由の女神像が見える。

 もうこの世では眺めることができない姿である

 

16___4

Dsc077392s

 馬場恵峰書
.

2023-03-31  久志能幾研究所通信 2657  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2023年3月30日 (木)

逆パワースポット大垣市、市民は貧乏に、議員は裕福に

 日本経済新聞(2023年3月23日)の「23年公示地価特集」によれば、「地方圏の商業地で2年連続、公示地価の上昇」が続いている。「コロナ禍からの回復鮮明に」ある。

 しかし大垣市は、その回復とは蚊帳の外である。大垣市は、他市の公示地価の上昇には全く無縁である。結果として、大垣市民が所有する不動産評価額が下落の一途である。

 大垣市で公示地価が一番高い高屋町(大垣駅前)の価格は、この2年間全く変動なしである。他市の公示地価が高騰しているのに、大垣市の公示地価が全く変化ないとは、実質的な下落である。これは政治の問題だ。政治が利権まみれで無為無策なのだ。

 

 行っても楽しくなく、魅力ある場所もないところには誰も来ない。そんな将来性のない所に住む気にもなれないだろう。だから大垣駅前通りは、幽霊通りとなっている。大垣駅前マンションは、他市で働く大垣市民ではない住民の住み家となっていて、市民税を払わない経費ばかりが必要なお荷物ばかりである。今回の予算でもその対策が全く見えない。だから大垣は没落の一途なのだ。

 大垣が繁栄するためには、まず根を伸ばさねばならぬ。その根の育成に全くやる気がないようだ

 一番の問題は、その件に、市長も議員も全く言及しないことだ。大問題から目を逸らして、自分達の利権の案件だけを推進している。それから話題を逸らしているから、原因追及も対策も目標設定もない。それで「選ばれる大垣へ」はブラックジョークである。これでは大垣は地獄の季節である。滅びゆく大垣を選ぶのは、利権に飢えたハイエナのような地獄の鬼たちである。

 

R51

 大垣広報 令和5年4月1日号

.

大垣市民は大損害

 大垣市に約50坪の家に住んでいると、2000万円の土地が、この20年間で1000万円に暴落で、約1,000 万円の評価損害である。

 名古屋市に住んでいれば、2,000万円の土地が約2,900万円になった。大垣市と同規模の刈谷市に住んでいれば、2,000万円の土地が約2,200万円に値上がりである。大垣市のように、1,000 万円の損害はない。大垣市は逆パワースポットである。大垣に住めば祟りがある。市長、議員が大垣市民の財産を蒸発させてしまう。

 

裏切り

 大垣駅前の便利な場所にやっとマンションを買えたと思ったら、駅前のデパートもその中の生鮮食品売り場も消えてしまった。大垣駅前商店街は幽霊通りとなっていた。買い物難民が続出である。そう嘆く人は多かろう。

 大垣市は、住みやすい都市との記事が数年前に、東洋経済誌にあったが、どうも大垣市との癒着で、やらせ記事のようだ。東建の発表した住みやすさデータとは大違いである。東建のデータでは、大垣市の住みやすさは並みである。

 大垣市は、大垣市長、議員、役人の利権で増税が頻繁で、住みにくく裏切られた思いだ。

 

逆パワースポット

 大垣市は逆パワースポットになったようだ。23年度の大垣市予算を見ても、それを回復させる「気」は全く見えない。

 コロナ不況のなか、大垣市民の収入が減り続けている。しかし大垣市の令和5年度予算では、税収は2.8%増、諸収入は4.6%増で総額9億円の増収の見込みである。つまり増税した結果である。

 

石田仁大垣市長にやる気なし、増税のやる気は満々

 大垣市長は3月6日の議会で、「安全で安心できるまち大垣」、「希望あれる活力あふれるまちづくり」、「子育て日本一を実感できるまちづくり」と大嘘をついて令和5年度の予算案を通した。

 そんな御託は聞き飽きた。それは「大垣未来ビジョン」で4年前からやっているだろう。4年も経って、何も実現できていないではないか。それどころか、ますます大垣は衰退の一途である。だから今まで4年もやってできないことが、今後の4年で出来るわけがない。なぜそうなったかの原因追及が先だろう。そのPDCAが回せないのだから、これからの4年は地獄の期間になるだろう。

 「子育て日本一を実感できるまちづくり」とは、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低の大垣市で、ブラックジョークである。子育てで大変な家庭からもごみ袋有料化で年間5千円の増税である。ただでさえ物価高騰の折だし、コロナ不況で収入は減っているのだ。

 子育ては幼児期だけでなく、子供が成人するまでである。子供の小中学校の計画が全く見えない。そんな根性だから、元気ハツラツ市行事で児童生徒を炎天下の演台で躍らせる非道が出来るのだ。その非道を見ないことにして、当時の石田議員は、小川敏市長に議会の一般質問でヨイショをしていたではないか。

 2018年は、豊田市で児童が熱射病で死亡した時、小中学校のエアコン整備率が県内一低くて(大垣市は2.4%、他市は100%)で、児童生徒の命が危なかったが、金が無いと国に泣きついてカネを出してもらった醜態がある。

 それから大垣市の子育てに対する姿勢が変わったとは思えない。

 

 2017年の室本町のアンダーパス水没事件でも、その事後報告書、再発防止書させ、市民に公開していない。単にポンプの保守点検をさぼっていたのだ。

 また各自治体への防災補助金は雀の涙ほど。住民は身銭を切って自衛せねばならぬ。これでは安心など絶対にできない。

 大垣駅前大通りで、夜は電気が消されていて物騒で歩けない。そんな貧乏な街に放置して、なにが安心して住める街だ!

 

 だから大垣市の実態は、「安全ではなく」、「希望もなく」、「子育ても不適」の街である。前市長が無駄なオモチャのIT化道具に金をつぎ込んだ挙句、県下一豪華な市庁舎の維持費が足りなくなり、ゴミ有料化で3億円の収入増(つまり一戸当たり5千円の増税)をした。それもゴミがこの10年で35%も減っているのに、ごみが増えたと大嘘をいって、ごみ袋有料化政策をごり押しである。それに賛同した議員達が、逆パワースポット大垣で、市民を地獄に引きずりこむ力となっている。

 

 市民は現実に目を覚まして市民の敵の市長、議員に正しい行政評価をして、投票をするべきだ。市民の小さない力を合わせて、大垣市を変えて行こう。市民が声を出さなければ、利権まみれの市長や議員たちに生き血を吸い取られる。それで市民はますます貧乏になっていく。

 市民が大垣行政に無関心だと、子供たちを将来、地獄に落とすことになる。市民はもっとしっかり監視をしよう。

 

 

2023-03-30  久志能幾研究所通信 2656号  小田泰仙

 累計閲覧総数  374,190

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2023年3月26日 (日)

宗教団体から脱会後(3/12) 垢落とし

 

 自分の屋敷をゴミ屋敷にしてはならない。家で一番清潔にすべきは玄関とトイレである。そこが一番汚れやすい。つまり、入り口と出口を清潔に、である。

 汚れは、神学的な死である。また社会的な死である。そんな家には誰も寄り付かない。寄り付くのは貧乏神だけである。

 神様は超清潔好きである。伊勢神宮などは、その清らかさでピカ一である。身も心も洗われる思いだ。だからパワースポットとして、多くの人が集まる。

 

 自分の体という宇宙をゴミ屋敷にしてはならない。定年後に最も清潔にすべきものは、自分の心である。40年間も拝金主義の世界で生きてこれば、汚れや垢が心にしみ込んでいる。その汚れを落とすのは大変だ。体を洗う人は多いが、心を洗う人は少ない。体の汚れは見て分かるが、心の汚れは、自分では気が付かない。

 心の汚れた人と付き合うと、知らず知らずのうちに心が汚くなる。霧の中を歩くと、いつしか衣が濡れるのと同じである。よき香を焚くと、家の香りや自分が良き匂いに染まる。年老いても、孟母三遷の教えを守ろう。

 

 体の入り口は目鼻耳口皮膚である。そこが汚れていると、入ってくるものが穢れる。それで排泄が汚る。そして体全体が汚れてくる。汚れた人間関係、汚染された食べ物、フェイクな情報、それらに接すると、身も心も穢れる。それでは幸せになれない。それでは幸せの神様が去っていく。

 

P1060650s

 馬場恵峰書

.

新興宗教団体のお掃除

 天理教やその他の教団でも、境内の掃除の徹底さは驚嘆する。天理大学では掃除が履修科目になっていると推定される。天理教の本殿に参拝すると、天理大学の学生が広大な渡り廊下を拭き掃除している。それも天理教のショーなのだ。

 

 NB教では、広い本山の境内を信者に割り当てて掃除をさせている。遠方でも早朝に掃除当番が割り当てられて掃除である。信徒は来るまでの運転で疲れ、掃除で疲れ、その疲労で帰り道で死亡事故を起こしている。しかし信徒は泣き寝入りである。教祖様のご指示は絶対なのだ。早朝に掃除当番が割り当てらえるのは、一般見学者との鉢合わせを避けるためだ。入信したら、こんな過酷な掃除ノルマがあると知れると、信徒獲得に影響するからだ。

 

 宗教狂団では、不正なカネで汚れているから、掃除をしても幸せになれない。その前に心の掃除が必要だ。心の掃除をすれば、その宗教の真偽が見えてくる。

 

トヨタ教の掃除

 そんな教祖様のご命令ではなく、自分の人生の務めとして整理整頓清潔清掃躾は、幸せになるための定石の務めである。それをトヨタ教、日本教(JIS)では5Sと言う。それは教団を退団しても変わらない日本人の務めである。

 

 トヨタ教は5Sで世界一の自動車教団に成長した。Coco壱番屋の創業者の宗次徳二氏は、今でも朝4時に起きて、街の掃除を続けている。Coco壱番屋はギネスで世界一のカレー屋として登録された。

 

大垣教の掃除

 大垣教では、大垣市長が市内の掃除費をケチったため、市内が汚い。駅前や繁華街の共同トイレが薄汚く、それが原因で県内一の衰退となっている。

 

 大垣市前市長は、大垣市前前市長が3000万円で作った公衆トイレを、わざわざ壊して700万円で作り替えたと噂される。安くできたのにはワケがある。見た目はおしゃれだが、よく見るとシッカリと安普請である。数年で外壁の塗装が剥げてきている。女性用のトイレも数も3個から1個に削減である。そのため、大垣祭り等の行事の際は、トイレの前は長蛇の列となる。また安く作ったので、排水処理工事が手抜きで、頻繁に詰まっていて不潔である。

 わざわざトイレをつくり直したのは、カネを動かし、利権を得るためである。その罰当たり行為のせいで、神様の怒りを買い大垣市の没落は加速した。

大垣市トイレが汚いのは、市長のケチが原因

 http://yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2017/11/post-4f2e.html

 

2023-03-25  久志能幾研究所通信 2651  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

 

2023年3月23日 (木)

「ペーパーレス」が認知症への道

 

 携帯電話の11桁が覚えられなくて、ペーパーレスを言う資格はない。世の中は30年も前からペーパーレス化の嵐が舞ってていた。しかし相変わらず、完全なペーパーレスは実現できず、その風潮の風は収まる兆しが無い。確かに本の出版数は減っているが、紙の需要は減らないようだ。印刷でなく、スマホだけ情報を見るだけの人も増えたのは事実である。その分、確実に人間が幼稚化してきているようだ。そしてそれに付け込んで、闇の勢力が戦争に駆り立てる。

 

スマホの限界

 携帯電話の11桁が覚えられない人間に、ペーパーレスは無理である。人間の頭は2000年前からそんなに進化をしていない。画面を見ていても前頁の内容はすぐ忘れる。紙の資料なら、そこに付箋なり蛍光ペンで印がつけられるが、パソコンやスマホ画面では、その作業が容易ではない。パソコンやスマホを使うと、思考が軽薄になっていく。だから提供されるデータも軽薄になっている。読者は、その見える範囲の情報が全てだと思い込んでしまうからだ。スマホ用に記事を書く方も、なるべく1画面で全てを表現しようと、必要以上に文を削除して短くしてしまう。それがスマホ脳化、脳の幼稚化である。

 

 私は気になったネットの記事は、必ず印刷して読んでいる。その紙の保存もしている。本も今まで通りに買っている。電子ブックなどは買わない。

 

物価の高騰

 しかし最近の物価高騰のおり、常用のプリンター用のA4用紙500枚の値段が、450円が570円に値上がりで、悲鳴を上げた。しかし認知症防止のためには、その値上げを我慢するしかない。

 最近はガソリン代の値上がりが凄まじい。今までガソリンを入れると1万円でおつりが来たが、値上がり後は、おつりが無いどころ追加のお金が半端でない。

 自宅はオール電化である。電気代のばか上げで悲鳴を上げている。

 この狂乱物価のおり、石田仁大垣市長は、「ごみが増えた」と大嘘をついて、ごみ袋有料化をごり押した。大垣市民は怒り心頭である。そんな議案に賛成した議員は市民の敵である。次回の選挙で思い知らせよう。

 

 

Q1 何故、狂乱物価となったか

  ウクライナ戦争が始まったから

 

Q2 なぜウクライナ戦争が始まったか

  当時のバイデン候補が、戦争嫌いのトランプ大統領を不正選挙で退けたからだ。不正選挙で大統領になったバイデンが利権の為、プーチンに戦争をそそのかしたからだ。

 

Q3 何故、選挙不正が出来たか

  Facebook、ツイッター、大手マスコミが、裏でトランプ大統領を蹴落とす情報操作をして、マスコミへの情報操作ができたから。

 

Q4 なぜマスコミでの情報操作ができたのか

  多くに人がスマホ脳になって、思考が幼稚化され、洗脳されたから。

 多くの情報がフェイクニュースだと気が付いたら、利用をやめれば良かったのだ。

 

Q5 何故洗脳されると戦争になるのか

  それは第二次世界大戦前のドイツ人が、ヒトラーに洗脳され、熱狂的にナチスを支持したため、「喜んで」戦争に突き進んだのと同じ状態である。そうなれば独裁者は何でもできる。ナチスは宣伝工作で、ナチスの行動を正当化できた。そうやってドイツ人はユダヤ人570万人を虐殺した。戦後、ドイツ人は、ホロコーストをナチスがやったと責任回避するが、そのナチスを選挙で選んだのはドイツ国民である。

 フェイクニュース一杯の Facebook、ツイッター、大手マスコミを信じているのは、多くの洗脳された国民である。Facebook、ツイッター、大手マスコミを信用しているのは、思考停止にされた国民である。フェイクニュースを垂れ流すSNS、マスコミは、まるで統一教会のように洗脳をして信徒を思うがまま支配する宗教団体と同じである。

 

 

2023-03-22  久志能幾研究所通信 2648  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2023年3月18日 (土)

大垣市役所は大事な就職先、効率化は禁止

 

 大垣市は、各自治会に街路灯の電気代の補助がある。しかし、その補助金をもらうには、各自治会の会計担当は、毎年その申請書類を市役所に出向いて、出さねばならぬ。その書類を書く手間、市役所に持っていく手間等で、多大なロスが発生している。市役所側も、その事務処理の仕事が発生する。人件費を使う無駄な仕事である。期日に遅れたり、申請を忘れと、自治会担当者が自腹で補填せねばならぬ。私も腹を切ったことがある😿。その額、数万円である。

 

 町内の街路灯は、交通安全、防犯対策で重要な設備である。行政が電気代の全額を負担すべきである。そのために市民は住民税を払っている。それをお上が「下々よ、次の手続きをすれば、一部だけ補助をしてやるぞ」と上から視線の施策である。民主主義の為政者として風上にも置けない。 

減税すれば効率化は解決

 街路灯の数はきまっているのだから、その数に応じて、中電からの請求金額の一定分を割り引くシステムにすれば、人件費も工数も削減できる。しかし大垣市は、役人の仕事(利権)を確保するために、そんな効率化を拒否である。

 もっと簡単な方法は減税することだ。しかし大垣市は、逆に増税しようと鵜の目鷹の目で市民の財布を狙っている。その一例がごみ袋有料化である。大垣市は、ゴミが増えたと大嘘を言って増税である。

.

不安全都市宣言

 石田仁大垣市長は「2023年度予算案で“安全で安心できるまちづくり”を最優先課題にする」というが、それは本音ではなく外交辞令である。大垣市長は市民の安全など考えていない。それが前記の現実である。大垣市が云う“安全で安心できるまちづくり”大嘘である。

 大垣市駅前商店街の郭町などは、自治会にカネがないので夜でもアーケド通りの電灯を点灯しない。だから夜は暗くて怖ろしいので、市民の多くはその道を通らない。大垣で一番の繁華街のアーケド街で、この有様である。大垣市のメインの大垣駅前通りの電灯である。大垣の恥である。

Dsc08273s

  大垣市郭町アーケド街  2019‎年‎11‎月‎9‎日、‏‎18:21

 まだ18時21分なのに、人通りがない。

 上部の蛍光灯が間引かれて点灯している。2列ある蛍光灯の道路側は完全に消灯である。カネがないので、スイッチが切られているのだ。

 これでは怖ろしくて歩けない。
 .

下々の市民の屈辱

 だから自治会が街路灯電気代補助金をもらうため、「下々の市民」は、面倒な書類を書いて、「恐れながら、お殿様(市長様)、下賜金を賜りたく存じます」と申請せねばならぬ。それの原資は市民の税金である。

 士農工商社会の大垣市民は、長年、お上に飼いならされているので、疑問を持たないようだ。私は若い頃に大垣藩を脱藩して、還暦まで、徳川家康さまの藩で暮らしたので、その差がよくわかる。徳川家康さまの藩は善政であったが、大垣藩は悪代官が支配する悪政の街である。

 

人的費用ロス

 時間コスト5000円で、全市で500の自治会があるとすると、全市で250万円の人的付加価値の損出である。それに付随して付加価値を生まない役人の仕事が増える。業務効率が下がる要因である。

  損失コスト  5,000円×500自治体=2,500,000円

 

  これは一事が万事で、大垣市の仕事は無駄が多くて、それを改善する気が無いので、ますます非効率になっている。だって業務を効率化しなくても、給与は下がらないし、経費が必要となれば、増税すればよいと思っているからだ。

 要は、大垣の役人たちは楽して給与をもらえる仕事を自分達で作り出している。だから大垣市役人の給与は、ずっと岐阜市のそれを抜いて県下一の高給であった。今は県下第二位になったが、それでも不労所得での稼ぎで、一般市民の2倍の給与である。こんな有様だから大垣市の衰退が止まらない。

 

 

贅沢を誇示

 その分の自治会から巻き上げる寄付金や負担金の事務作業を減らせば、事務の効率化になる。しかし逆にそれが年々増えている。そんな有様だから、大垣市役所の肥大化が止まらない。しかし「栄光ある」大垣市は、一度決めた利権を手放さない。お役所ではその仕事をするポストも利権の一つなのだ。大事な永久就職先である。

 だから余ったカネで豪勢で大きな市役所建屋を建てる発想となる。大垣市のお役所仕事は一事が万事である。だから2019年竣工の大垣市新市庁舎は県下一の豪華なお城なのだ。税金の無駄遣いを誇示しているのだ。

 大垣市は裕福な刈谷市より、税収が12%も低いのに、刈谷市より3割も豪勢な市庁舎を建てるなど、狂っている。刈谷市は発展途上の都市で、大垣市は衰退一途の都市である。刈谷市は20年前よりも7%も公示地価が上がっている。名古屋市は45%も上昇である。大垣市は逆に半値以下に大暴落である。

 貧乏で、真面目に働きもせず、収入も低く、見栄だけで暮らしいる奴に限って、虚栄で豪華な家を建てたがる。そいつは、下々からカネを巻き上げればよいと安易に考えているようだ。因果応報という言葉を知らないようだ。

資料

新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

.

大垣市の公示地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

.

 

P1150378s 県下一豪華でバカでかい大垣新市庁舎  2022年

 大垣新市庁舎は12年前に比べてバカでかくなったが、大垣市の人口は減り続け、大垣駅前商店街は消滅し、商業は衰退し続け、公示地価は20年前の半値以下に暴落した。それなのに、こんな大きな市役所が必要なのか?

 垂れ幕の「私たち大垣市民は人権を尊重する街づくりをすすめます」は12年前と同じである。12年も経って、まだ人権は尊重されていない状態だ。つい最近まで、元気ハツラツ市行事で児童生徒への虐待が行われていた。「人権を尊重する街づくり」を阻害しているのは、大垣市の汚役人である。

Img_0691s

 12年前の大垣市役所(正面・東側)  2010年撮影

 この建屋は2019年まで存在した。

Img_0488s

 12年前の大垣市役所(裏面・西側)  2010年撮影

Img_0825s

 160年前の大垣市役所(大垣城)

.

2023-03-18  久志能幾研究所通信 2645  小田泰仙

累計閲覧総数 372,271

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2023年3月17日 (金)

お命鑑定団、余命宣告(3/3) 大垣市に死相あり 

 

 都市も生き物だ。成長もすれば、衰退もする。息もすれば、病身にもなるし、死さえある。夕張市のように破綻さえもする。大垣市を己の利権のせいで死に追いやる政権さえ存在する。

 増田寛也編著『地方消滅』(中公新書)によれば、この日本の状態では、896自治体が消滅する恐れがあると警告する。

 2010年の大垣市の人口は161,160人だが、2040年には129,646人に激減すると予想されている。しかし大垣市の「大垣市未来ビジョン」でも、大変だ大変だと言うだけで、内容はお花畑のようで、実質的にオカラ状態である。いわば手抜き工事の欠陥建物と同じである。その対策が意味不明、的外れである。大垣市はそれの危機に対して、無責任である。

 大垣市の没落速度は、岐阜県内一である。大垣市が消滅する可能性が一番高い。なにせこの20年で公示地価が半値以下に暴落したのだ。他市ではリニア景気で上昇しているに、だ。大垣の人口も20年間、減少の一途である。

 そしてそれを証明するかのように、2022年に「大垣市未来ビジョン」第一期が終わって、その計画は大失敗であったことが判明した。しかし大垣市は計画を変更せず、今でも猪突猛進である。

 石田市長は「大垣市未来ビジョン」第一期の終了を踏まえて第2期を継続すると宣言したが、第一期の結果には口をつぐむ。その結果を発表すべきである。

 そんななか、大垣市役人は没落を加速させる施策に余念がない。それは役人どもが利権に目がくらみ、大垣の再建に全く無関心であるためだ。

 

Photo

  増田寛也編著『地方消滅』(中公新書)

.

大垣市の観相

 都市の駅前にマンションや予備校が多く立ち並ぶと、その街の命は風前の灯で、死相が出たと鑑定される。そうなると、その街の滅亡は近い。

 大垣駅前にマンションが数多く建つのに比例して、大垣は寂れて行った。大垣市の市長を筆頭に、行政はそれに全く無感心であった。

 2019年8月31日に駅前の百貨店ヤナゲンが閉店して、大垣駅前商店街は完全な幽霊となった。跡地にマンションが出来た。

 駅前にあったお店を潰してマンションを建てれば、街を歩く買い物客がいなくなるのは必然である。皆が商店街に出向くのは、買い物でワクワク出来るからだ。商店街を歩いていると、ウインドウショッピングだけでも楽しいからだ。

 私でも名古屋に出かける理由の一つが、ウインドウショッピングしても楽しいからだ。それが大垣駅前商店街には消滅している。

 

 

市場の鉄則

 そのお店の多くが無くなった商店街には誰も行かない。当たり前の話である。だれが好んで、マンションが建ち並び、予備校が多く建ち、買い物するお店が無い街には、遊びにも行かない。大垣駅前には、その昔、有名店が多くあったが、今は消滅した。だからそこへ遊びに行く意味が無いからだ。

 

美人コンテスト

 人は楽しくない場所などには絶対に行かない。魅力が無いのだ。美人コンテストでも顔が勝負である。大垣市の顔は大垣駅前商店街である。大垣駅商店街に魅力が無くなれば、大垣市の公示地価が下がる。市場の血の掟である。オツムがお花畑の大垣お役人にはそれが分からないようだ。

 「大垣市未来ビジョン」の施策でも後から失敗の責任を問われないような下劣な施策と目標値が描いてある。とても真剣に取り組むとは思えない。

 

大垣駅前のマンションの利点

 大垣駅前のマンションの住民の多くは、電車で名古屋方面に通勤している。名古屋市内にマンションを買うより、大垣で買った方が安く便利である。名古屋まで快速で32分である。毎時4本の快速が早朝より深夜まで走っており、名古屋市内よりも便利である。

 

問題点:カネ喰い虫の存在

 マンション住民は名古屋で稼いで、名古屋に所得税を落とし、大垣の住居サービスを受けている。だからマンション住民の大部分が自治会に入っていない。その結果、自治会費から払われる社会福祉協議会費も赤い羽根共同募金も、大垣の神社関係の寄付もない。そんなことはマンション族には「知ったことではない」のだ。かれらは大垣に住んでいるが、大垣市民ではないのだ。

 それでもマンション賊は、学校施設、病院、福祉、ごみ収集の負担金は大垣市に押し付ける。だからマンション賊が増えると、大垣市は貧乏になる。

 マンションが建った区域は、住民サービスでカネはかかるが、商店街のようには金を生まない厄介な存在だ。大垣市には死神の存在である。だから駅前にマンションが建てば、をますます大垣市は衰退する。

 

狂った政策

 そのマンションを駅前に数多く建てて人口を増やそうと画策したのが、前市長である。前市長は人口増のメリットしか見ておらず、負の側面には頭が回らない。前市長は大学受験時に記憶力だけは良かったようだが、賢さはない。前市長は左脳しか働かない愚かな人であった。それでも自分の保身には最高の頭脳策略を使った。選挙でも対抗馬が出にくくする方策に最大の労力を使った。それで5選、20年間の独裁政治を貫いた。それで大垣市は没落した。その方針を継承しているのが、現市長である。だから大垣市の未来には死相が色濃く出ている。

 

 大垣市を発展させるには、大垣市に魅力を造り出さねば、発展はない。その地道な努力は、士農工商の身分制度がまかり通る大垣市では、無理である。そんな奇特な役人にはない。大垣の役人のみんなは、この20年間でヒラメになった。役人は保身が最優先なのだ。

 

 市民に出来ることは、選挙で死相のある候補者に投票しないことだ。大垣市を良くする意志ある候補者に投票するしかない。死相のある候補者とは、利権まみれの政治家である。ごみ袋有料化を推進した議員達である。

 市の施策に問題があれば声を出して抗議する。それしかない。黙っているのが一番悪い。黙っていれば、大垣市行政はやりたい放題である。

 

 

2023-03-16  久志能幾研究所通信 2643  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2023年3月16日 (木)

大垣は地獄の季節、 柴田節郎作「地獄で見る顔」

 

 2023年3月5日~3月28日、岐阜市川原町 Gallery Saganで「柴田節郎陶展」が開催されている。以前の展示会での、柴田節郎氏作の「顔」を紹介する。今回の作品展で、以前の作品展の顔を思い出した。

 

 それは2022年7月9日~18日、池田町土川商店内で開催された「木育 ものつくり展」での作品群ある。そこに柴田節郎氏作の「地獄で見る顔」(著者の勝手な命名)が展示されていた。今回、Gallery Saganでの作品群を見て、過去のアルバムから、柴田節郎氏作の「顔」を見直した。その内容は下記のリンクから参照ください。

「木育 ものつくり展」 見学記

 

4c5a6ab11caea01f8d15

  出版 / HO・CA

 

地獄の季節

 顔にその人の人格の全てが表れる。顔はその人の歴史も表す。顔がその人の頭の中をも表している。

 

 エリートと呼ばれる人の言動の多くは、左脳しか働いていないのでは、と思うことが多かった。左脳の人は合理的な考えである。しかしそれは物事を合理的にしか考えられない頭の人である。それは偏った考えの人である。残念だが、このグローバル経済主義社会では羽振りに良い人である、しかしその正常でない人が、社会を牛耳っている場合は、その他の多くの正常の人を不幸にしている元凶である。

 

 また世には右脳の感覚だけで生きている人が、多く存在する。彼らは新興宗教団体や左寄りの政党に騙されていることが多い。それで日本の国体と防衛が危機に瀕している。彼らは外国のスパイとして働いていても、その自覚がない。

 

 右脳も左脳もない人(考えない人)がスマホに縛り付けられ、GAFAの洗脳状態となっている。これも言わば新興宗教である。

 

 グローバル経済主義社会では1%の富裕層が、99%の人を搾取して貧困に落としている。それがこの世の地獄である。今のグローバル経済主義社会が跋扈する時は、地獄の季節なのだ。しかしこの世は無常である。何時までもそれが続くはずがない。その地獄の季節を変えるのは我々の責任だ。

 

大垣の地獄

 大垣も左脳最優先の市長が20年間も市政を牛耳ったので、すっかり没落してしまった。都市の富裕度を表す公示地価は、この20年間で半値以下に暴落した。市場が大垣市は商売の価値が無いと判断したのだ。市場の評価は神の如くである。自分の街がどんどん寂れていき、持っている不動産価格がどんどん下がっていく。市民平均で一軒当たり1000万円の損害である。地獄である。

 

 その前市長の後任市長も左脳優先の趣があり、「前市長の政策を継承する」と言う。しかもそのオツムはお花畑のようだ。「家庭ゴミが増えた」と大嘘を言い、ごみ袋有料化をごり押しである。もう少しまともな嘘を言って欲しいと思う。

 

 ゴミは10年前から35%も減っている。その分、市民はゴミ削減の取り組みを真面目にしているのだ。ゴミ削減をやっていないのは、無駄の紙を大量生産し、各家庭にばらまく大垣のお役所である。自分達の仕事を無理に作り、無駄な資料を作りまくっている。だから大垣市の税金は高いのだ。

 

 大垣の不幸は、そんな拝金主義者、利権主義者たちに政界を牛耳られて、政策を利権まみれにしたことだ。それでも市民は手が出せない。今やれることは、市民が目を覚まし、次回の選挙で拝金主義者たち、利権亡者たちに投票しないことだ。

 

1dsc09439s

 右脳の無い頭、左脳の無い頭(柴田節郎氏作)

Dsc09420s

 右上の絵は山路徹作「分離崩壊」

Dsc09423s

Dsc09425s

Dsc09435s

Dsc09438s

Dsc09440s

    「木育 ものつくり展」にて  (土川商店内で開催)

.

2023-03-15  久志能幾研究所通信 2642  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2023年3月13日 (月)

お命鑑定団から余命宣告(1/3) 寿命

 

 どんなモノにも命があり、寿命が決まっている。全ては生老病死である。無常である。ものは常に変化している。

 人に寿命があるように、組織にも組織の長にも寿命がある。会社の人事異動である組織に部門長として赴任したら、その役職の死は4年後である。永遠の命はない。

 それを踏まえ、永遠に生きるつもりで、10年後の姿を追い、今日が人生最期の日として、悔い無き生き方を送ろう。一日の生き方が、一生の生き方を象徴している。

 

長の命

 最初の1年で現状を把握して、問題点を見付け、

 2年目で改善すべきことを計画して、実行に移す。

 3年目でその実施状況でPDCAを回す。

 4年目で成果を確認し、後進を育てる。そして長の座を去る。

 

 これは私が28歳ころ、上司のM主任から教わった。

 そうすれば、お命鑑定士が「いい人生しましたねと絶賛だ。

 

トヨタの人事

 トヨタでは、昇進する場合は、別の部署に異動して昇格である。それは上層部がその人物が違った分野でも能力を発揮できるかを見るための人事である。その中から成果を上げた人がトヨタで生き残る。だからトヨタの人財は優秀なのだ。

 中部国際空港の社長は、トヨタの生産技術関係の出身の役員がやっている。それも上記の一例である。

 

人生の学び

 大学での学びの命も4年である。大学に入学したら、4年後の卒業(死)が決まっている。その死を意識して学んだか否かで、成績が決まる。意識しなければ留年である。

 人の命も青春期、青年期、壮年期、老年期で4期の命である。人生では、30歳から60歳までの期間が、社会に最大限の貢献ができる。

 どんな命にも旬がある。それは人間の命でも同じ。60歳は定年で、サラリーマンの死である。人間生理学的に、最高の状態で頑張れるのは60歳までである。それが旬である。死という時間制限を意識して仕事をするから、成果が上がる。

 

「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」『論語・為政』

(私は15才で学問を志し、30才で学問の基礎ができて自立でき、40才になり迷わなくなった。50才には天から与えられた使命を知り、60才で人の言葉に素直に耳を傾けられるようになり、70才で思うままに生きても人の道から外れることはなくなった)

 

P1000710s

 馬場恵峰書 

 

大垣市長の座の命

 大垣市長の任期を意識せず、市長の座にしがみ付くだけの姿勢だと、成果は上がらない。 

 大垣市の前市長小川敏の様に、任期を意識せず、任期4年を5期、20年間もやるから、組織が崩壊する。だから大垣市は20年かけて没落した。大垣市は20年間、ずっと公示地価が下がり続け、人口も減り続け、大垣駅前商店街は幽霊になった。大垣市の役人のモラルも下がり続けた。大垣の行政サービスは県下最低となった。それでも大垣市の新市庁舎は県下一豪華な造りとなった。大垣市は役人の利権ガンとの後遺症で苦しんでいる。

 

 その原因を作った前市長の政策を継承すると石田仁市長は豪語する。正気の沙汰ではない。だからやる政策が狂っている。これだけ大垣市が没落したのに、その元凶の「大垣未来ビジョン」をそのまま継続するという。第一期でその間違いが露見したのにも関わらず、である。PDCAを回せない経営者に大垣市の経営は任せられない。

 大垣のゴミが10年前に比べて35%も減っているのに、「ごみが増えた」と大嘘を言ってごみ袋有料化政策をごり押しもしている。それは市民を騙して金を巻き上げる詐欺罪と同じである。それに賛同した議員達も同罪である。

 議員達は、自分達の任期に寿命がある事を忘れている。市民の鉄槌が下るだろう。市民が声を上げないから、役人が利権漁りに走り、やりたい放題で政を行ったから大垣が没落した。舞い上がった役人のエゴは、何時かは失墜する。それが宇宙根源の法則である。永遠に舞い上がったままの姿はない。

 

 

2023-03-13  久志能幾研究所通信 2640  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2023年3月12日 (日)

町内の防災備品リスト 必要費用

 

 100世帯ほどの町の自治会で、南海トラフ大地震(2035年±5年の想定)に向けて防災関係備品を整備すると下記の品目が必要となる。それの費用は約500万円である。防災倉庫だけで、約200万円である。

 また10年保管の防災備品を順次更新するとすると、10年間の更新費用の総額は約120万円である。

 

 この費用に対して大垣市からの100世帯自治会への補助金は、たったの15万円(年間)である。

 これでは大垣市が言う、「2023年度予算案で“安全で安心できるまちづくり”を最優先課題にする」は本音ではなく外交辞令であると断言できる。大垣市は市民の安全など考えていない。“安全で安心できるまちづくり”は大嘘である。

 市民が目覚めて、声を上げないと大垣市は良くならない。

 

 

 以下は2020年度に計画した町内の防災備品リストと費用見積もりである。PDFファイルで、その防災備品リストを添付する。

 自分の町内の防災関係に関心がある方は、下記ファイルを参考にしてください。

 20201027.pdfをダウンロード

.

大震災時の混乱を想定 

 大震災時は、市内の全地域で大混乱状態であり、消防署も全ての被害地には手が回らない。自分の街は自分達で守らないと、座死である。それは1995年阪神淡路大震災時、2011年東日本大震災時の大混乱を思い出せば、推察が付く。

 政府があてにならない。それは歴史の頁に記載されている。1995年、村山富市政権が震災発生直後に行った無能対応に呆れる思いだ。それで助かるべき多くの人が亡くなった。

 2011年の菅直人政権時の傲慢ドタバタさには反吐が出た。福島原発が爆発していれば、日本は終わっていた。今の岸田政権の新型コロナ禍対応を見ても、大地震時の政府対応には不安がある。

 ましてや大垣市などはあてにはなるまい。それはこの20年間の大垣没落の経緯と大垣市の対応を観察すれば一目瞭然である。

.

町内の防災備品リスト

恒久的設備品

 防災倉庫

 ヘルメット

 折り畳み式リヤカー

 二つ折りタンカー

 軽量車いす

 レスキューキット

 脚立

 救出用バール

 ノコギリ

 つるはし

 平スコップ

 トビグチ

 大ハンマ

 ハロゲン投光器セット

 ハロゲン投光器 300ワット

 ホンダ24i発電機

 コードリール

 防雨型電工ドラム

 エンジンチェンソー

 爪付油圧ジャッキ―

 一輪車

 ガソリン10ℓ缶

 イタワニカセットコンロ

 カセットガス(3本組)

 防災かまどセット 7升用

 燻薪(カラマツ君)

 非常用飲料水タンク 20ℓ

 災害対策用大型ケルト

 やかん(グッドケルト)

 災害対策用鍋セット

 防災用テント

 簡易トイレテント

 簡易トイレ 20枚入り

 20人用救急医薬品

 防水シート

 吸水10L

 ハンドマイク

 サニークリーンポータブルトイレ

恒久的設備A 合計 約500万円

 

年度で更新必要品

 ガソリン 1ℓ 4缶

 救急用医薬品(30人用)

 保存水 1.5ℓ 8本

 おかゆ

 お味噌汁

 たまごスープ

 食料と水 (更新分)

 LED強力ライト

 多機能ランタン

 LED合図灯

 LEDミニアルミライト

 10年保存用アルカリ乾電池 単1 2本組

 10年保存用アルカリ乾電池 単2 2本組

 超防災用ウエットテッシュ 20枚入り

 サラヤドライシャンプ

 手指消毒剤(アテアジェル)300ml

 消化器

10年間の更新費用 B 約120万円

 

2023-03-12  久志能幾研究所通信 2639  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2023年3月11日 (土)

南海トラフ大地震対策、大垣市は市民に悪魔の仕打ち

 

 南海トラフ大地震が2035年±5年で起きると予想されている。その準備をしている市民に対して、大垣市行政は利己的な無視をしている。役人や議員は利権という餌に釣られているのだ。

    回帰計算、南海トラフ巨大地震の発生時期予想 2035±5年

   yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2021/12/2035-aab6.html
.

 巨大地震が起きたきの非常時は、行政や全国から支援物資が届くが、最初の1週間は、交通インフラも破壊されているので、市内でさえもまともには届かない。そのため各町内で自衛の準備が必要だ。それは過去の震災地の状況を見れば明白だ。

 それなのに、大垣市は利己的な悪魔の対応しかしていない。大垣市は2023年度の予算案を発表した。中日新聞の記事(2023年2月22日)によれば、大垣市は「大垣市未来ビジョン」第二期基本計画の初年度として、「選ばれるまち大垣」の実現を掲げて、「安全で安心できるまちづくり」を最優先課題にするという。大嘘である。

  大垣市は「大垣市未来ビジョン」第一期基本計画が大失敗であったのに、それから目を背けて、反省さえしていない。空虚な計画をごり押しするだけのようだ。要はPDCAを回す気が無い。利権が優先なのだ。経営能力がないのだ。

.

現状の大垣市民の悲惨さ

 大垣市からの防災関係補助金は一戸当たり約1,500円/年である。 

 (大垣市からの防災関係補助金は、100世帯の平均的自治体で、最大150,000円/年)である。

 1棟の防災倉庫を建てると約600,000円が必要で、100世帯の自治体では、2~4棟の防災倉庫が必要である。それでも市からは最大で年間150,000円しか補助されない。

 人口減が続く小さな自治会ではその自治会費だけでは、その費用が賄えないのが実情である。防災関係で平均100戸の自治体なら倉庫以外に約400万円の防災関係の装備が必要である。

 非常用水、非常用食料、非常用トイレ、非常用発電機、リヤカ―等に加え、年度ごとの消火器等の更新費用が必要。それを整備すると、優に総額400万円超え装備が必要。

 

防災関係補助金の増額を歎願

 大垣市からの防災関係補助金は一戸当たり約1,500円/年であのに、この4月からゴミ袋有料化で一戸当たり5,000円/年の負担増となった。増税である。

 それなのに、防災関係補助金の増額を歎願するため大垣市役所危機管理室に出向いても、けんもほろろである。「検討します」だけで、門前払いである。危機管理室の室長と直談判を2回もしても、暖簾に腕押しである。連合自治会が大垣市と交渉しても、「(カネかり過ぎるので)、今後、研究しますとふざけた回答である。どういう研究をするというのか。補助金を倍にしても、7,500万円の追加だけである。大垣市は、のらりくらりで全く動かない。

 要は「そんなことは、利権が優先で知ったことではない」が役人の本音である。

 

1

ごみ袋有料化政策

 それなのに、ゴミ袋有料化は、超特急で実施決定である。その収益は年間3億円である(5千円×6万世帯=3億円)。

 その市のごみ袋有料化の市民への説明会でも、大垣市と利権で濃密につながったT会計事務所のT所長が、ヤクザのような口調で、私の質問者を強引に黙らせた。大垣市が裏で糸を引いていたのだろう。大垣市制100周年記念行事の会計の不正の疑いもこのT会計事務所が関与しているようだ。

 その3億円をかせぐために、新たにゴミ袋保管庫等で3億円の設備を余分に作っている。それは余分の仕事なのだ。そのため発生する会計監査のお仕事で、T会計事務所はまた儲かる。

 

 大垣市の役人は、ゴミが増えたというが、10年前に比べて、35%もゴミは減っている。私の町内でも、この10年で高齢化のため10%も世帯数が減っている。大垣市全体でも人口は減って、20年間連続で減少である。それで何故ゴミが増えるのだ。ゴミが増えたとは大嘘である。増えたのは、お役人の給与と利権である。大垣市の役人の利権狙いの詐欺行為である。

 

3億円の必要性

 大垣市新市庁舎の建設費 126億円  2021年竣工

 12,600,000,000÷50年=252,000,000円/年

 つまり、豪華すぎる新市庁舎を建てたので、光熱費や管理費とオモチャのIT機器、それに加算すべき建物の減価償却費(償却期間50年)で、年間3億円近い金が余分に必要となった。だからゴミ袋有料化で年間3億円を稼ぐ必要が出てきたようだ。

 

 

利権の為、市民の為の防災予算は放置

 防災関係補助金は一戸当たり1,500円/年で、全500体の自治体が補助金を申請するとしても、最大で7,500万円である。

 県下一豪華な126億円の新市庁舎を建てて、なぜ自治体の防災関係補助金が増やせないのか。それで大垣市2023年度予算案は「安全で安心できるまちづくり」が最優先課題であるとは、お笑いである。

 大垣の役人は、自分達の利権の為には金を惜しまないが、市民の命の保全には金を出さない。大垣市の役人は利権にまみれた悪魔である。市民が物価高騰で苦しんでいるのに、大垣市は火事場泥棒と同じことをしている。経費が増えれば節約すればよい。必要なことには金を出す。経営の基本である。

.

ああ無駄遣い 

 ご丁寧な無駄遣いとして、大垣市は不急のごみ袋(最初だけの無料ごみ袋)をド高い「宅配便」で各家庭に送りつけた。それは大垣市の愚かさと利権まみれの姿の象徴である。だれがこれを議決した議員を選んだのだ。次の選挙では、自問自答しよう。

.

応急処置

 現在、自宅の倉庫を、応急処置として町内向けに防災用品の置き場として提供中である。正式の防災倉庫建設を準備中である。それで今回の補助金増額をお願いした。それが前述の顛末である。

P1140553s

  防災トイレと水、食料品のストック

  現在、町内の住民の1日分の防災トイレと水、食料品を備蓄中。

  順次3日間分に増やす予定。

.

資料

新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

 

  

2023-03-11  久志能幾研究所通信 2638  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。