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2023年3月12日 (日)

町内の防災備品リスト 必要費用

 

 100世帯ほどの町の自治会で、南海トラフ大地震(2035年±5年の想定)に向けて防災関係備品を整備すると下記の品目が必要となる。それの費用は約500万円である。防災倉庫だけで、約200万円である。

 また10年保管の防災備品を順次更新するとすると、10年間の更新費用の総額は約120万円である。

 

 この費用に対して大垣市からの100世帯自治会への補助金は、たったの15万円(年間)である。

 これでは大垣市が言う、「2023年度予算案で“安全で安心できるまちづくり”を最優先課題にする」は本音ではなく外交辞令であると断言できる。大垣市は市民の安全など考えていない。“安全で安心できるまちづくり”は大嘘である。

 市民が目覚めて、声を上げないと大垣市は良くならない。

 

 

 以下は2020年度に計画した町内の防災備品リストと費用見積もりである。PDFファイルで、その防災備品リストを添付する。

 自分の町内の防災関係に関心がある方は、下記ファイルを参考にしてください。

 20201027.pdfをダウンロード

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大震災時の混乱を想定 

 大震災時は、市内の全地域で大混乱状態であり、消防署も全ての被害地には手が回らない。自分の街は自分達で守らないと、座死である。それは1995年阪神淡路大震災時、2011年東日本大震災時の大混乱を思い出せば、推察が付く。

 政府があてにならない。それは歴史の頁に記載されている。1995年、村山富市政権が震災発生直後に行った無能対応に呆れる思いだ。それで助かるべき多くの人が亡くなった。

 2011年の菅直人政権時の傲慢ドタバタさには反吐が出た。福島原発が爆発していれば、日本は終わっていた。今の岸田政権の新型コロナ禍対応を見ても、大地震時の政府対応には不安がある。

 ましてや大垣市などはあてにはなるまい。それはこの20年間の大垣没落の経緯と大垣市の対応を観察すれば一目瞭然である。

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町内の防災備品リスト

恒久的設備品

 防災倉庫

 ヘルメット

 折り畳み式リヤカー

 二つ折りタンカー

 軽量車いす

 レスキューキット

 脚立

 救出用バール

 ノコギリ

 つるはし

 平スコップ

 トビグチ

 大ハンマ

 ハロゲン投光器セット

 ハロゲン投光器 300ワット

 ホンダ24i発電機

 コードリール

 防雨型電工ドラム

 エンジンチェンソー

 爪付油圧ジャッキ―

 一輪車

 ガソリン10ℓ缶

 イタワニカセットコンロ

 カセットガス(3本組)

 防災かまどセット 7升用

 燻薪(カラマツ君)

 非常用飲料水タンク 20ℓ

 災害対策用大型ケルト

 やかん(グッドケルト)

 災害対策用鍋セット

 防災用テント

 簡易トイレテント

 簡易トイレ 20枚入り

 20人用救急医薬品

 防水シート

 吸水10L

 ハンドマイク

 サニークリーンポータブルトイレ

恒久的設備A 合計 約500万円

 

年度で更新必要品

 ガソリン 1ℓ 4缶

 救急用医薬品(30人用)

 保存水 1.5ℓ 8本

 おかゆ

 お味噌汁

 たまごスープ

 食料と水 (更新分)

 LED強力ライト

 多機能ランタン

 LED合図灯

 LEDミニアルミライト

 10年保存用アルカリ乾電池 単1 2本組

 10年保存用アルカリ乾電池 単2 2本組

 超防災用ウエットテッシュ 20枚入り

 サラヤドライシャンプ

 手指消毒剤(アテアジェル)300ml

 消化器

10年間の更新費用 B 約120万円

 

2023-03-12  久志能幾研究所通信 2639  小田泰仙

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