o-大垣を良くする階 Feed

2023年4月12日 (水)

宗教団体脱会後(9/12) 脱炭素洗脳、国民は貧乏に

 

政府がSGDsに便乗、国民を洗脳して増税

 SGDsが正しかは大いなる疑問がある。その検証は終わっていない。問題は、それに付け込んで利権漁り、増税を企んでいる財務省官僚、国会議員達である。市民はもっと真実を見ぬくべきだ。

 

 日本は昔から省エネ、節約、もったいないと無駄に資源を使っていない。SGDsはそれを錦の御旗に、利権強奪の手段となっている。排気ガスを一番多く排出しているのはC国だ。それには日本の政治家は文句を言わない。なにか貰っているだろうと思うのが正常な頭だ。

 その象徴がEV化、レジ袋有料化、過剰なごみ分別化である。EV化で有害物質垂れ流し、C国はEV用電池、太陽光パネル等の生産を爆増させている。先進国では、公害関係の規制が厳しく、電池関連製品の生産で採算が合わない。レジ袋有料化でも弊害の方が大きくなっている。だからC国とそれに食らいついた利権者たちだけが儲かっている。

「SDGsの大嘘」にほとんどの一般人が騙されるワケ

https://toyokeizai.net/articles/-/594398

 

植民地支配のツケ

 西欧諸国は今まで植民地支配、奴隷制度で王族貴族の超格差社会を謳歌して、特権階級は贅沢三昧をしてきた。それの免罪符としてSGDsを始めたにすぎない。それの残影で、世界の1%の富裕層が出す排気ガス量が、世界の全排気ガス量の半分を占めている。それに象徴されるツケをSGDsという錦の旗の下でやろうとしているだけだ。

 その代表的な取り組みのEV化しても、逆にエネルギーを多く使い、総合効率が悪くなっている。結果は、ガソリンエンジン車より多く原油を使う。ガソリンエンジン車では日本に立向かえないので、EV化で日本を追い落とそうとしているだけである。しかしウクライナ戦争の影響で、原油が高騰して、その嘘がバレた。その嘘が原因で、EV化に支障が出て行きて、ドイツは2035年にガソリンエンジン車全廃の方針に反旗を掲げだした。ピエロである。

 歴史を振り返っても、1997年、京都議定書で日本が世界に呼び掛けても、EUはあまり熱心ではなかった。それが2015年になって、国連でSGDsを持ち出し、その結果がEV化推進である。

 

ナチスの反面教師

 第二次世界大戦前は、ナチス政権がドイツ国民を洗脳して、ユダヤ人虐殺、第二次世界大戦へと誘導した。戦後、それの責任はヒトラーに押し付けているドイツ国民である。そのナチス党を支持したのは、ドイツ国民なのだ。ユダヤ人がドイツ人以上に勤勉で優秀だったので、ドイツ国民はユダヤ人に反感を抱いていたのだ。

 同じことで、日本では、政府に洗脳された国民が売国奴の議員に投票をしているから、現在の情けない日本に落ちぶれている。

 対策は、国民が目覚めて、売国奴に投票をしなければ良いだけだ。投票率が20%台や30%台では、反日勢力の強制的な動員力が大きいため、投票結果が大きく左右されてしまう。全ての責任は元凶の元を見ていない国民にある。その国民のレベル以上には政治は良くならない。国民の意識向上が必要だ。

 

2023-04-12  久志能幾研究所通信 2666号  小田泰仙

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宗教団体脱会後(8/12) 大垣市長の洗脳工作と闘う

 

 宗教団体と同じ体制の「会社」に勤めると、教祖様(社長)からの指示に黙って従って働くしかない。教祖様の命令は絶対だ。逆らえば左遷である。家族の生活も懸かっている。だから会社員は、納期厳守、コストダウンの要求の厳しい仕事で頭がいっぱいで、己が住む市町村のことにまでは気が回らない。そのサラリーマン生活も自宅と会社の往復だけで、大垣市との接点は少ない。それが大垣市長の付け目で、市民に対してやりたい放題である。だから市民は市からの通達をそのまま信じてしまう。それは洗脳状態にあると同じである。

 

定年後にやるべきこと

 脱会後(定年後)は、洗脳状態から目覚め、社会の諸問題に真剣に向き合うべきだ。そうすれば今まで如何に洗脳されて来たかが分かる。もっと大垣市や日本社会の諸問題に目を向けよう。そうしないと貧乏から脱却できないし、認知症にも罹ってしまう。

 その病状の一端が、選挙での投票率の低さである。市民が声を上げない限り、大垣は良くならない。

 

洗脳の目的

 洗脳の目的は、洗脳する相手からの搾取と自分達の利権確保である。それは新興宗教団体の手口を見れば明らかだ。大垣市民は前市長、現市長から搾取されてきて、持っている不動産財産額の半分を巻き上げられた。22年前に比べて大垣市の公示地価は半値以下に暴落している。家を持つ市民は、一家庭あたり約1,000万円の被害である。しかし多くの市民はそれに気が付いていない。それが洗脳と言う恐ろしさだ。

 

前市長の洗脳の手口

 市民は「大垣は子育て日本一(を目指す)」という前市長の言葉で騙された。実態は、大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。子供の教育環境は劣悪である。要は言葉の洗脳である。

 前大垣市長から大垣市商店街の活性化として「元気ハツラツ市行事」というおまじないで大垣駅前商店街の店主は騙され続けて、前市長市政20年間で60%の店がシャッターを下ろした。店主達は完全に洗脳状態にされ、店を潰された。現在、大垣駅前商店街は20年前に比べて20%の店しか残っていない。

 

石田大垣市長の洗脳の手口

 石田仁大垣市長は「ゴミが増えている」と大嘘を言って、ごみ袋有料化をごり押しした。

 しかし大垣市の中央部にある私の町内では、この10年間で10軒も家が減った。また次の10年間で20軒が減る予想である。私の町は約100世帯で、大垣市内で平均的な世帯数である。それが20年間で、合計30軒の減少とは、約3割の激減である。

 また大垣市は10年前に比べて家庭ごみ量は35%も減っている。そんな状況で、なぜゴミが増えたと言うのだ。データは嘘をつかない。

 大垣市より財政が豊かでない岐阜市は、ゴミ袋の有料化を実施していない。大垣市より質素な新市庁舎である。大垣市の新市庁舎は県下一豪華で、岐阜市のそれより2割も豪華である。

 だから石田仁大垣市長の言うことは大嘘で、その政策は、利権確保、役人達の収入増のための洗脳攻撃である。

 市長は市民にとって親も同然。それが子供である市民を不幸にする政策に邁進している。安全対策も大嘘、子育て日本一も大嘘、行政サービス最低である。こんな大垣に誰がした。

  大垣市民が洗脳から覚醒し、声を上げて、選挙でその意思を示さないと、大垣は滅びる。

 

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2023-04-11  久志能幾研究所通信 2665号  小田泰仙

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2023年4月 7日 (金)

石田大垣市長、市民を「猿」扱いして防災費を騙す

 

 2022年4月初旬の金曜日、危機管理室で竹内室長と担当者Iに防災補助金の増額を陳情。目的は約70万円の防災倉庫の新設のため、補助金を増やして欲しいためである。小さな自治体で、約70万円の防災倉庫新設費用は重くのしかかる。防災倉庫新設のため、補助金をなんとか増やして欲しいと約1時間の押し問答をしたが、大垣市は、「検討します」だけでオシマイ。暖簾に腕押しだった。

 大災害時は、市内が大混乱で、消防署も大混乱で、あてにはできない。それは過去の大震災時の混乱で実証すみだ。だから非常時は、自分達で自分達の街を守らねばならぬ。そのための防災倉庫の整備である。

 

 その翌週再度、危機管理室に出向き、町内の防災準備計画書を元に、防災補助金増額を陳情した。前回と同じく約1時間の押し問答をしたが、また「検討します」でおわりである。

 士農工商の封建社会という大垣市で、下々がお上に直訴すれば、なんとかなると思った私は愚かであった。

 

 その半年後、年最大15万円の補助金が2年間で30万円の補助金体制に変更されたと別ルートで教えられた。直接は教えてもらえなかった。しかし実質的に、補助金の増額は無し。

 

 そして「広報おおがき2023年4月1日号」で曰く「安全で安心できるまちづくり」の「自主防災組織支援事業」として、「防災倉庫や除雪機などの購入に対する補助金限度額を増額し、自主防災組織が行う防災資機材の整備などを支援する。」である。

 

 これでは「朝三暮四」である。これでは「大垣市長が市民を猿扱いして防災費を騙している」と同じである。その大垣市長が自慢げに「広報おおがき」で「安全で安心できるまちづくり」をぶち上げているのだ。お笑いだ。

 

 私が陳情して一石を投じた効果であったようだが、実質的には無価値の処置である。それも私が提案した内容を、如何にも市が「安全で安心できるまちづくり」の事業として市独自の計画のように発表する。恥知らずである。

  この計画は、補助金総額は変化なし。私の真の陳情内容は、補助金の増額である。

 

 新制度では、初年度に30万円の補助金を受け取ると、翌年度は補助金がゼロ円だ。大垣市は、びた一文も防災準備の補助金を増やす気はない。それでは「安全で安心できるまちづくり」はお笑いの宣言である。

 

 話を進めていた担当者Iは、2023年4月1日付で別部署に異動である。それが原因で直接の担当者は飛ばされた? お役人の世界では、前例を変えてはならないようだ。士農工商社会の大垣市では、士は商に情けをかけてはならないのだ。

 私は、また事前情報ゼロの担当者と同じ交渉をせねばならぬ。

 そもそも、本来行政が建てねばならぬ防災倉庫を、なぜ住民の負担で建てねばならぬのか。それが一番のボタンの掛け違いである。お上は大垣市民を愚かな猿と思っているようだ。

 

『列子』の「朝三暮四」の話

 宋の国に狙公と呼ばれている男がいた。狙公というのは「猿好きのおやじ」の意。猿回しをなりわいとしていた。たいへんに猿を可愛がり,猿もまた公によく懐いていた。

 公は家の者の食を減らしてまでして、猿に餌を与えていた。しかし急に貧乏になり、猿の食いぶちを制限せざるをえなくなった。

そこでまず猿を騙してこう言った。「おまえたちにドングリの実をやるのに、朝は三つで晩は四つにしようと思うが,どうかね」と。

 すると,猿たちはみな立ち上がって怒りだした。そこで狙公は、急に言葉を変えて、「では朝は四つ,晩は三つでどうかね」と言ったところ,猿たちはみな喜んだという。

  列子は、中国戦国時代の諸子百家の一人列禦寇の尊称。または、その列禦寇の著書とされる道家の文献を指す。

 これは大垣市長が大垣市民を騙す手口である。小賢しい者が、愚か者を言いくるめる手口である。

「大垣市の危機管理体制は絶対に信用するな」と心に刻んだ。

「自分の城は自分で守れ」トヨタ生産方式の鉄則である。

 大垣市長は何を勘違いしたのか、自分達の城(大垣市新市庁舎)だけを、防災万全して、のほほんとしている。なにせ県下一豪華な新市庁舎である。役人の風上にも置けない愚劣さである。その立派過ぎる市庁舎の為、3億円の維持費が足りなくなり、ゴミ袋有料化をごり押しした。それもゴミ量が減っているのに、増えたと大嘘を言っての増税である。

 

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   「広報おおがき2023年4月1日号」

 

 2023-04-07  久志能幾研究所通信 2662号  小田泰仙

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2023年4月 1日 (土)

宗教団体脱会後(5/12) 良く死ぬとは、NYの夢幻

 

 何もせず、無為に生き永らえるのは醜い末路だ。生涯現役で働いている姿は美しい。定年まで働けば、社会に対する義務は果たしたことになる。会社で働かなくなったら、その分、社会に貢献するために働けばよい。それが良く死ぬことだ。どうせ、人間は絶対に死ぬのだ。死ぬ時、後悔しないため、良く死ねるように行動したい。

 

 人は死後、何を集めたかでは評価されない。何を与えたかである。自分の人生と世の中にどんな感動を与えたかである。

 死ぬ時に思うことは、素晴らしい人生ではなくても、素晴らしく楽しんだ人生でありたい。それが良く死ぬことだ。

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大きな後悔

 死ぬ時の後悔とは、やりたいことをやってなかった後悔だ。人は何時までも若くはない。若い時にやれたことが、老いるとできなくなる。人は永遠には生きられない。生きているうちに、動けるうちに、やりたいことをやる。それがやれてなかったことが、死ぬときの大きな後悔となる。

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良く死ぬための条件

 いくら金があっても、健康でなければ旅行にも行けない。人にも会えない。美味しいものも食べられない。ましてや仕事もできない。良く死ぬためには健康であるべきだ。寝たきりで生きながらえても、生きたことにはならない。船が港を出て出航しても、その湾内を長い間、漂流しているだけでは、長い航路をしたことにはならないと同じだ。最期の1か月ほどは致し方ないが、それまでは現役で動き回るように体を健康に保つ取り組みをすることだ。馬場恵峰師も、94歳まで現役で過ごされた。死の直前の一か月ほど寝込まれただけだ。

 健康とは体と心の健やかさである。そのために日頃の節制が必要だ。

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大垣をよくするため

  大垣市の行政の恥部を世間に晒すのも、大垣をよくするための行動である。健全なる精神と体でなければ、大垣の恥部は見えない。恥部を明らかすれば、大垣市の皆さんが目覚めて、立ち上がってくれる。大垣をよくするための行動を取ってから引退すれば、良く死ぬことになる。市民が目覚めれば、大垣は良くなる。大垣は当時、西濃の小京都と呼ばれたのだ。大垣を良くするきっかけを作れば、あの世に逝ったとき、大垣を建設した先人たちからも褒めてもらえるだろう。

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 馬場恵峰書

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ニューヨークの記憶

 私は1994年、ニューヨークに10日間の旅行をした。その時に歩いた総距離が114㎞である。一日平均16㎞の歩きである。万歩計を付けて、ニューヨークの街を一日中歩いていた。下記の表は、その記録である。

 しかし今、私に同じことをできる体力はない。いい時に行って、いい思い出が作れて良かったと思う。今ならコロナ禍で海外にも行けない。

 また当時、世界貿易センタービルの最上階104階に上って、ニューヨークの摩天楼群を見下ろすことが出来た。その7年後、911テロで世界貿易センタービルは消滅してしまった。もう上りたくても、そのビルがないのだ。私には、人生の一期一会を象徴する事件であった。

 

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世界貿易センタービル104階からの展望

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 世界貿易センタービル104階から下を見る

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 世界貿易センタービル104階から自由の女神像が見える

 

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 フェリーからの眺め 

 右手に世界貿易センタービル、左手に自由の女神像が見える。

 もうこの世では眺めることができない姿である

 

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 馬場恵峰書
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2023-03-31  久志能幾研究所通信 2657  小田泰仙

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2023年3月30日 (木)

逆パワースポット大垣市、市民は貧乏に、議員は裕福に

 日本経済新聞(2023年3月23日)の「23年公示地価特集」によれば、「地方圏の商業地で2年連続、公示地価の上昇」が続いている。「コロナ禍からの回復鮮明に」ある。

 しかし大垣市は、その回復とは蚊帳の外である。大垣市は、他市の公示地価の上昇には全く無縁である。結果として、大垣市民が所有する不動産評価額が下落の一途である。

 大垣市で公示地価が一番高い高屋町(大垣駅前)の価格は、この2年間全く変動なしである。他市の公示地価が高騰しているのに、大垣市の公示地価が全く変化ないとは、実質的な下落である。これは政治の問題だ。政治が利権まみれで無為無策なのだ。

 

 行っても楽しくなく、魅力ある場所もないところには誰も来ない。そんな将来性のない所に住む気にもなれないだろう。だから大垣駅前通りは、幽霊通りとなっている。大垣駅前マンションは、他市で働く大垣市民ではない住民の住み家となっていて、市民税を払わない経費ばかりが必要なお荷物ばかりである。今回の予算でもその対策が全く見えない。だから大垣は没落の一途なのだ。

 大垣が繁栄するためには、まず根を伸ばさねばならぬ。その根の育成に全くやる気がないようだ

 一番の問題は、その件に、市長も議員も全く言及しないことだ。大問題から目を逸らして、自分達の利権の案件だけを推進している。それから話題を逸らしているから、原因追及も対策も目標設定もない。それで「選ばれる大垣へ」はブラックジョークである。これでは大垣は地獄の季節である。滅びゆく大垣を選ぶのは、利権に飢えたハイエナのような地獄の鬼たちである。

 

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 大垣広報 令和5年4月1日号

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大垣市民は大損害

 大垣市に約50坪の家に住んでいると、2000万円の土地が、この20年間で1000万円に暴落で、約1,000 万円の評価損害である。

 名古屋市に住んでいれば、2,000万円の土地が約2,900万円になった。大垣市と同規模の刈谷市に住んでいれば、2,000万円の土地が約2,200万円に値上がりである。大垣市のように、1,000 万円の損害はない。大垣市は逆パワースポットである。大垣に住めば祟りがある。市長、議員が大垣市民の財産を蒸発させてしまう。

 

裏切り

 大垣駅前の便利な場所にやっとマンションを買えたと思ったら、駅前のデパートもその中の生鮮食品売り場も消えてしまった。大垣駅前商店街は幽霊通りとなっていた。買い物難民が続出である。そう嘆く人は多かろう。

 大垣市は、住みやすい都市との記事が数年前に、東洋経済誌にあったが、どうも大垣市との癒着で、やらせ記事のようだ。東建の発表した住みやすさデータとは大違いである。東建のデータでは、大垣市の住みやすさは並みである。

 大垣市は、大垣市長、議員、役人の利権で増税が頻繁で、住みにくく裏切られた思いだ。

 

逆パワースポット

 大垣市は逆パワースポットになったようだ。23年度の大垣市予算を見ても、それを回復させる「気」は全く見えない。

 コロナ不況のなか、大垣市民の収入が減り続けている。しかし大垣市の令和5年度予算では、税収は2.8%増、諸収入は4.6%増で総額9億円の増収の見込みである。つまり増税した結果である。

 

石田仁大垣市長にやる気なし、増税のやる気は満々

 大垣市長は3月6日の議会で、「安全で安心できるまち大垣」、「希望あれる活力あふれるまちづくり」、「子育て日本一を実感できるまちづくり」と大嘘をついて令和5年度の予算案を通した。

 そんな御託は聞き飽きた。それは「大垣未来ビジョン」で4年前からやっているだろう。4年も経って、何も実現できていないではないか。それどころか、ますます大垣は衰退の一途である。だから今まで4年もやってできないことが、今後の4年で出来るわけがない。なぜそうなったかの原因追及が先だろう。そのPDCAが回せないのだから、これからの4年は地獄の期間になるだろう。

 「子育て日本一を実感できるまちづくり」とは、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低の大垣市で、ブラックジョークである。子育てで大変な家庭からもごみ袋有料化で年間5千円の増税である。ただでさえ物価高騰の折だし、コロナ不況で収入は減っているのだ。

 子育ては幼児期だけでなく、子供が成人するまでである。子供の小中学校の計画が全く見えない。そんな根性だから、元気ハツラツ市行事で児童生徒を炎天下の演台で躍らせる非道が出来るのだ。その非道を見ないことにして、当時の石田議員は、小川敏市長に議会の一般質問でヨイショをしていたではないか。

 2018年は、豊田市で児童が熱射病で死亡した時、小中学校のエアコン整備率が県内一低くて(大垣市は2.4%、他市は100%)で、児童生徒の命が危なかったが、金が無いと国に泣きついてカネを出してもらった醜態がある。

 それから大垣市の子育てに対する姿勢が変わったとは思えない。

 

 2017年の室本町のアンダーパス水没事件でも、その事後報告書、再発防止書させ、市民に公開していない。単にポンプの保守点検をさぼっていたのだ。

 また各自治体への防災補助金は雀の涙ほど。住民は身銭を切って自衛せねばならぬ。これでは安心など絶対にできない。

 大垣駅前大通りで、夜は電気が消されていて物騒で歩けない。そんな貧乏な街に放置して、なにが安心して住める街だ!

 

 だから大垣市の実態は、「安全ではなく」、「希望もなく」、「子育ても不適」の街である。前市長が無駄なオモチャのIT化道具に金をつぎ込んだ挙句、県下一豪華な市庁舎の維持費が足りなくなり、ゴミ有料化で3億円の収入増(つまり一戸当たり5千円の増税)をした。それもゴミがこの10年で35%も減っているのに、ごみが増えたと大嘘をいって、ごみ袋有料化政策をごり押しである。それに賛同した議員達が、逆パワースポット大垣で、市民を地獄に引きずりこむ力となっている。

 

 市民は現実に目を覚まして市民の敵の市長、議員に正しい行政評価をして、投票をするべきだ。市民の小さない力を合わせて、大垣市を変えて行こう。市民が声を出さなければ、利権まみれの市長や議員たちに生き血を吸い取られる。それで市民はますます貧乏になっていく。

 市民が大垣行政に無関心だと、子供たちを将来、地獄に落とすことになる。市民はもっとしっかり監視をしよう。

 

 

2023-03-30  久志能幾研究所通信 2656号  小田泰仙

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2023年3月26日 (日)

宗教団体から脱会後(3/12) 垢落とし

 

 自分の屋敷をゴミ屋敷にしてはならない。家で一番清潔にすべきは玄関とトイレである。そこが一番汚れやすい。つまり、入り口と出口を清潔に、である。

 汚れは、神学的な死である。また社会的な死である。そんな家には誰も寄り付かない。寄り付くのは貧乏神だけである。

 神様は超清潔好きである。伊勢神宮などは、その清らかさでピカ一である。身も心も洗われる思いだ。だからパワースポットとして、多くの人が集まる。

 

 自分の体という宇宙をゴミ屋敷にしてはならない。定年後に最も清潔にすべきものは、自分の心である。40年間も拝金主義の世界で生きてこれば、汚れや垢が心にしみ込んでいる。その汚れを落とすのは大変だ。体を洗う人は多いが、心を洗う人は少ない。体の汚れは見て分かるが、心の汚れは、自分では気が付かない。

 心の汚れた人と付き合うと、知らず知らずのうちに心が汚くなる。霧の中を歩くと、いつしか衣が濡れるのと同じである。よき香を焚くと、家の香りや自分が良き匂いに染まる。年老いても、孟母三遷の教えを守ろう。

 

 体の入り口は目鼻耳口皮膚である。そこが汚れていると、入ってくるものが穢れる。それで排泄が汚る。そして体全体が汚れてくる。汚れた人間関係、汚染された食べ物、フェイクな情報、それらに接すると、身も心も穢れる。それでは幸せになれない。それでは幸せの神様が去っていく。

 

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 馬場恵峰書

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新興宗教団体のお掃除

 天理教やその他の教団でも、境内の掃除の徹底さは驚嘆する。天理大学では掃除が履修科目になっていると推定される。天理教の本殿に参拝すると、天理大学の学生が広大な渡り廊下を拭き掃除している。それも天理教のショーなのだ。

 

 NB教では、広い本山の境内を信者に割り当てて掃除をさせている。遠方でも早朝に掃除当番が割り当てられて掃除である。信徒は来るまでの運転で疲れ、掃除で疲れ、その疲労で帰り道で死亡事故を起こしている。しかし信徒は泣き寝入りである。教祖様のご指示は絶対なのだ。早朝に掃除当番が割り当てらえるのは、一般見学者との鉢合わせを避けるためだ。入信したら、こんな過酷な掃除ノルマがあると知れると、信徒獲得に影響するからだ。

 

 宗教狂団では、不正なカネで汚れているから、掃除をしても幸せになれない。その前に心の掃除が必要だ。心の掃除をすれば、その宗教の真偽が見えてくる。

 

トヨタ教の掃除

 そんな教祖様のご命令ではなく、自分の人生の務めとして整理整頓清潔清掃躾は、幸せになるための定石の務めである。それをトヨタ教、日本教(JIS)では5Sと言う。それは教団を退団しても変わらない日本人の務めである。

 

 トヨタ教は5Sで世界一の自動車教団に成長した。Coco壱番屋の創業者の宗次徳二氏は、今でも朝4時に起きて、街の掃除を続けている。Coco壱番屋はギネスで世界一のカレー屋として登録された。

 

大垣教の掃除

 大垣教では、大垣市長が市内の掃除費をケチったため、市内が汚い。駅前や繁華街の共同トイレが薄汚く、それが原因で県内一の衰退となっている。

 

 大垣市前市長は、大垣市前前市長が3000万円で作った公衆トイレを、わざわざ壊して700万円で作り替えたと噂される。安くできたのにはワケがある。見た目はおしゃれだが、よく見るとシッカリと安普請である。数年で外壁の塗装が剥げてきている。女性用のトイレも数も3個から1個に削減である。そのため、大垣祭り等の行事の際は、トイレの前は長蛇の列となる。また安く作ったので、排水処理工事が手抜きで、頻繁に詰まっていて不潔である。

 わざわざトイレをつくり直したのは、カネを動かし、利権を得るためである。その罰当たり行為のせいで、神様の怒りを買い大垣市の没落は加速した。

大垣市トイレが汚いのは、市長のケチが原因

 http://yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2017/11/post-4f2e.html

 

2023-03-25  久志能幾研究所通信 2651  小田泰仙

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2023年3月23日 (木)

「ペーパーレス」が認知症への道

 

 携帯電話の11桁が覚えられなくて、ペーパーレスを言う資格はない。世の中は30年も前からペーパーレス化の嵐が舞ってていた。しかし相変わらず、完全なペーパーレスは実現できず、その風潮の風は収まる兆しが無い。確かに本の出版数は減っているが、紙の需要は減らないようだ。印刷でなく、スマホだけ情報を見るだけの人も増えたのは事実である。その分、確実に人間が幼稚化してきているようだ。そしてそれに付け込んで、闇の勢力が戦争に駆り立てる。

 

スマホの限界

 携帯電話の11桁が覚えられない人間に、ペーパーレスは無理である。人間の頭は2000年前からそんなに進化をしていない。画面を見ていても前頁の内容はすぐ忘れる。紙の資料なら、そこに付箋なり蛍光ペンで印がつけられるが、パソコンやスマホ画面では、その作業が容易ではない。パソコンやスマホを使うと、思考が軽薄になっていく。だから提供されるデータも軽薄になっている。読者は、その見える範囲の情報が全てだと思い込んでしまうからだ。スマホ用に記事を書く方も、なるべく1画面で全てを表現しようと、必要以上に文を削除して短くしてしまう。それがスマホ脳化、脳の幼稚化である。

 

 私は気になったネットの記事は、必ず印刷して読んでいる。その紙の保存もしている。本も今まで通りに買っている。電子ブックなどは買わない。

 

物価の高騰

 しかし最近の物価高騰のおり、常用のプリンター用のA4用紙500枚の値段が、450円が570円に値上がりで、悲鳴を上げた。しかし認知症防止のためには、その値上げを我慢するしかない。

 最近はガソリン代の値上がりが凄まじい。今までガソリンを入れると1万円でおつりが来たが、値上がり後は、おつりが無いどころ追加のお金が半端でない。

 自宅はオール電化である。電気代のばか上げで悲鳴を上げている。

 この狂乱物価のおり、石田仁大垣市長は、「ごみが増えた」と大嘘をついて、ごみ袋有料化をごり押した。大垣市民は怒り心頭である。そんな議案に賛成した議員は市民の敵である。次回の選挙で思い知らせよう。

 

 

Q1 何故、狂乱物価となったか

  ウクライナ戦争が始まったから

 

Q2 なぜウクライナ戦争が始まったか

  当時のバイデン候補が、戦争嫌いのトランプ大統領を不正選挙で退けたからだ。不正選挙で大統領になったバイデンが利権の為、プーチンに戦争をそそのかしたからだ。

 

Q3 何故、選挙不正が出来たか

  Facebook、ツイッター、大手マスコミが、裏でトランプ大統領を蹴落とす情報操作をして、マスコミへの情報操作ができたから。

 

Q4 なぜマスコミでの情報操作ができたのか

  多くに人がスマホ脳になって、思考が幼稚化され、洗脳されたから。

 多くの情報がフェイクニュースだと気が付いたら、利用をやめれば良かったのだ。

 

Q5 何故洗脳されると戦争になるのか

  それは第二次世界大戦前のドイツ人が、ヒトラーに洗脳され、熱狂的にナチスを支持したため、「喜んで」戦争に突き進んだのと同じ状態である。そうなれば独裁者は何でもできる。ナチスは宣伝工作で、ナチスの行動を正当化できた。そうやってドイツ人はユダヤ人570万人を虐殺した。戦後、ドイツ人は、ホロコーストをナチスがやったと責任回避するが、そのナチスを選挙で選んだのはドイツ国民である。

 フェイクニュース一杯の Facebook、ツイッター、大手マスコミを信じているのは、多くの洗脳された国民である。Facebook、ツイッター、大手マスコミを信用しているのは、思考停止にされた国民である。フェイクニュースを垂れ流すSNS、マスコミは、まるで統一教会のように洗脳をして信徒を思うがまま支配する宗教団体と同じである。

 

 

2023-03-22  久志能幾研究所通信 2648  小田泰仙

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2023年3月18日 (土)

大垣市役所は大事な就職先、効率化は禁止

 

 大垣市は、各自治会に街路灯の電気代の補助がある。しかし、その補助金をもらうには、各自治会の会計担当は、毎年その申請書類を市役所に出向いて、出さねばならぬ。その書類を書く手間、市役所に持っていく手間等で、多大なロスが発生している。市役所側も、その事務処理の仕事が発生する。人件費を使う無駄な仕事である。期日に遅れたり、申請を忘れと、自治会担当者が自腹で補填せねばならぬ。私も腹を切ったことがある😿。その額、数万円である。

 

 町内の街路灯は、交通安全、防犯対策で重要な設備である。行政が電気代の全額を負担すべきである。そのために市民は住民税を払っている。それをお上が「下々よ、次の手続きをすれば、一部だけ補助をしてやるぞ」と上から視線の施策である。民主主義の為政者として風上にも置けない。 

減税すれば効率化は解決

 街路灯の数はきまっているのだから、その数に応じて、中電からの請求金額の一定分を割り引くシステムにすれば、人件費も工数も削減できる。しかし大垣市は、役人の仕事(利権)を確保するために、そんな効率化を拒否である。

 もっと簡単な方法は減税することだ。しかし大垣市は、逆に増税しようと鵜の目鷹の目で市民の財布を狙っている。その一例がごみ袋有料化である。大垣市は、ゴミが増えたと大嘘を言って増税である。

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不安全都市宣言

 石田仁大垣市長は「2023年度予算案で“安全で安心できるまちづくり”を最優先課題にする」というが、それは本音ではなく外交辞令である。大垣市長は市民の安全など考えていない。それが前記の現実である。大垣市が云う“安全で安心できるまちづくり”大嘘である。

 大垣市駅前商店街の郭町などは、自治会にカネがないので夜でもアーケド通りの電灯を点灯しない。だから夜は暗くて怖ろしいので、市民の多くはその道を通らない。大垣で一番の繁華街のアーケド街で、この有様である。大垣市のメインの大垣駅前通りの電灯である。大垣の恥である。

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  大垣市郭町アーケド街  2019‎年‎11‎月‎9‎日、‏‎18:21

 まだ18時21分なのに、人通りがない。

 上部の蛍光灯が間引かれて点灯している。2列ある蛍光灯の道路側は完全に消灯である。カネがないので、スイッチが切られているのだ。

 これでは怖ろしくて歩けない。
 .

下々の市民の屈辱

 だから自治会が街路灯電気代補助金をもらうため、「下々の市民」は、面倒な書類を書いて、「恐れながら、お殿様(市長様)、下賜金を賜りたく存じます」と申請せねばならぬ。それの原資は市民の税金である。

 士農工商社会の大垣市民は、長年、お上に飼いならされているので、疑問を持たないようだ。私は若い頃に大垣藩を脱藩して、還暦まで、徳川家康さまの藩で暮らしたので、その差がよくわかる。徳川家康さまの藩は善政であったが、大垣藩は悪代官が支配する悪政の街である。

 

人的費用ロス

 時間コスト5000円で、全市で500の自治会があるとすると、全市で250万円の人的付加価値の損出である。それに付随して付加価値を生まない役人の仕事が増える。業務効率が下がる要因である。

  損失コスト  5,000円×500自治体=2,500,000円

 

  これは一事が万事で、大垣市の仕事は無駄が多くて、それを改善する気が無いので、ますます非効率になっている。だって業務を効率化しなくても、給与は下がらないし、経費が必要となれば、増税すればよいと思っているからだ。

 要は、大垣の役人たちは楽して給与をもらえる仕事を自分達で作り出している。だから大垣市役人の給与は、ずっと岐阜市のそれを抜いて県下一の高給であった。今は県下第二位になったが、それでも不労所得での稼ぎで、一般市民の2倍の給与である。こんな有様だから大垣市の衰退が止まらない。

 

 

贅沢を誇示

 その分の自治会から巻き上げる寄付金や負担金の事務作業を減らせば、事務の効率化になる。しかし逆にそれが年々増えている。そんな有様だから、大垣市役所の肥大化が止まらない。しかし「栄光ある」大垣市は、一度決めた利権を手放さない。お役所ではその仕事をするポストも利権の一つなのだ。大事な永久就職先である。

 だから余ったカネで豪勢で大きな市役所建屋を建てる発想となる。大垣市のお役所仕事は一事が万事である。だから2019年竣工の大垣市新市庁舎は県下一の豪華なお城なのだ。税金の無駄遣いを誇示しているのだ。

 大垣市は裕福な刈谷市より、税収が12%も低いのに、刈谷市より3割も豪勢な市庁舎を建てるなど、狂っている。刈谷市は発展途上の都市で、大垣市は衰退一途の都市である。刈谷市は20年前よりも7%も公示地価が上がっている。名古屋市は45%も上昇である。大垣市は逆に半値以下に大暴落である。

 貧乏で、真面目に働きもせず、収入も低く、見栄だけで暮らしいる奴に限って、虚栄で豪華な家を建てたがる。そいつは、下々からカネを巻き上げればよいと安易に考えているようだ。因果応報という言葉を知らないようだ。

資料

新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

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大垣市の公示地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

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P1150378s 県下一豪華でバカでかい大垣新市庁舎  2022年

 大垣新市庁舎は12年前に比べてバカでかくなったが、大垣市の人口は減り続け、大垣駅前商店街は消滅し、商業は衰退し続け、公示地価は20年前の半値以下に暴落した。それなのに、こんな大きな市役所が必要なのか?

 垂れ幕の「私たち大垣市民は人権を尊重する街づくりをすすめます」は12年前と同じである。12年も経って、まだ人権は尊重されていない状態だ。つい最近まで、元気ハツラツ市行事で児童生徒への虐待が行われていた。「人権を尊重する街づくり」を阻害しているのは、大垣市の汚役人である。

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 12年前の大垣市役所(正面・東側)  2010年撮影

 この建屋は2019年まで存在した。

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 12年前の大垣市役所(裏面・西側)  2010年撮影

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 160年前の大垣市役所(大垣城)

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2023-03-18  久志能幾研究所通信 2645  小田泰仙

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2023年3月17日 (金)

お命鑑定団、余命宣告(3/3) 大垣市に死相あり 

 

 都市も生き物だ。成長もすれば、衰退もする。息もすれば、病身にもなるし、死さえある。夕張市のように破綻さえもする。大垣市を己の利権のせいで死に追いやる政権さえ存在する。

 増田寛也編著『地方消滅』(中公新書)によれば、この日本の状態では、896自治体が消滅する恐れがあると警告する。

 2010年の大垣市の人口は161,160人だが、2040年には129,646人に激減すると予想されている。しかし大垣市の「大垣市未来ビジョン」でも、大変だ大変だと言うだけで、内容はお花畑のようで、実質的にオカラ状態である。いわば手抜き工事の欠陥建物と同じである。その対策が意味不明、的外れである。大垣市はそれの危機に対して、無責任である。

 大垣市の没落速度は、岐阜県内一である。大垣市が消滅する可能性が一番高い。なにせこの20年で公示地価が半値以下に暴落したのだ。他市ではリニア景気で上昇しているに、だ。大垣の人口も20年間、減少の一途である。

 そしてそれを証明するかのように、2022年に「大垣市未来ビジョン」第一期が終わって、その計画は大失敗であったことが判明した。しかし大垣市は計画を変更せず、今でも猪突猛進である。

 石田市長は「大垣市未来ビジョン」第一期の終了を踏まえて第2期を継続すると宣言したが、第一期の結果には口をつぐむ。その結果を発表すべきである。

 そんななか、大垣市役人は没落を加速させる施策に余念がない。それは役人どもが利権に目がくらみ、大垣の再建に全く無関心であるためだ。

 

Photo

  増田寛也編著『地方消滅』(中公新書)

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大垣市の観相

 都市の駅前にマンションや予備校が多く立ち並ぶと、その街の命は風前の灯で、死相が出たと鑑定される。そうなると、その街の滅亡は近い。

 大垣駅前にマンションが数多く建つのに比例して、大垣は寂れて行った。大垣市の市長を筆頭に、行政はそれに全く無感心であった。

 2019年8月31日に駅前の百貨店ヤナゲンが閉店して、大垣駅前商店街は完全な幽霊となった。跡地にマンションが出来た。

 駅前にあったお店を潰してマンションを建てれば、街を歩く買い物客がいなくなるのは必然である。皆が商店街に出向くのは、買い物でワクワク出来るからだ。商店街を歩いていると、ウインドウショッピングだけでも楽しいからだ。

 私でも名古屋に出かける理由の一つが、ウインドウショッピングしても楽しいからだ。それが大垣駅前商店街には消滅している。

 

 

市場の鉄則

 そのお店の多くが無くなった商店街には誰も行かない。当たり前の話である。だれが好んで、マンションが建ち並び、予備校が多く建ち、買い物するお店が無い街には、遊びにも行かない。大垣駅前には、その昔、有名店が多くあったが、今は消滅した。だからそこへ遊びに行く意味が無いからだ。

 

美人コンテスト

 人は楽しくない場所などには絶対に行かない。魅力が無いのだ。美人コンテストでも顔が勝負である。大垣市の顔は大垣駅前商店街である。大垣駅商店街に魅力が無くなれば、大垣市の公示地価が下がる。市場の血の掟である。オツムがお花畑の大垣お役人にはそれが分からないようだ。

 「大垣市未来ビジョン」の施策でも後から失敗の責任を問われないような下劣な施策と目標値が描いてある。とても真剣に取り組むとは思えない。

 

大垣駅前のマンションの利点

 大垣駅前のマンションの住民の多くは、電車で名古屋方面に通勤している。名古屋市内にマンションを買うより、大垣で買った方が安く便利である。名古屋まで快速で32分である。毎時4本の快速が早朝より深夜まで走っており、名古屋市内よりも便利である。

 

問題点:カネ喰い虫の存在

 マンション住民は名古屋で稼いで、名古屋に所得税を落とし、大垣の住居サービスを受けている。だからマンション住民の大部分が自治会に入っていない。その結果、自治会費から払われる社会福祉協議会費も赤い羽根共同募金も、大垣の神社関係の寄付もない。そんなことはマンション族には「知ったことではない」のだ。かれらは大垣に住んでいるが、大垣市民ではないのだ。

 それでもマンション賊は、学校施設、病院、福祉、ごみ収集の負担金は大垣市に押し付ける。だからマンション賊が増えると、大垣市は貧乏になる。

 マンションが建った区域は、住民サービスでカネはかかるが、商店街のようには金を生まない厄介な存在だ。大垣市には死神の存在である。だから駅前にマンションが建てば、をますます大垣市は衰退する。

 

狂った政策

 そのマンションを駅前に数多く建てて人口を増やそうと画策したのが、前市長である。前市長は人口増のメリットしか見ておらず、負の側面には頭が回らない。前市長は大学受験時に記憶力だけは良かったようだが、賢さはない。前市長は左脳しか働かない愚かな人であった。それでも自分の保身には最高の頭脳策略を使った。選挙でも対抗馬が出にくくする方策に最大の労力を使った。それで5選、20年間の独裁政治を貫いた。それで大垣市は没落した。その方針を継承しているのが、現市長である。だから大垣市の未来には死相が色濃く出ている。

 

 大垣市を発展させるには、大垣市に魅力を造り出さねば、発展はない。その地道な努力は、士農工商の身分制度がまかり通る大垣市では、無理である。そんな奇特な役人にはない。大垣の役人のみんなは、この20年間でヒラメになった。役人は保身が最優先なのだ。

 

 市民に出来ることは、選挙で死相のある候補者に投票しないことだ。大垣市を良くする意志ある候補者に投票するしかない。死相のある候補者とは、利権まみれの政治家である。ごみ袋有料化を推進した議員達である。

 市の施策に問題があれば声を出して抗議する。それしかない。黙っているのが一番悪い。黙っていれば、大垣市行政はやりたい放題である。

 

 

2023-03-16  久志能幾研究所通信 2643  小田泰仙

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2023年3月16日 (木)

大垣は地獄の季節、 柴田節郎作「地獄で見る顔」

 

 2023年3月5日~3月28日、岐阜市川原町 Gallery Saganで「柴田節郎陶展」が開催されている。以前の展示会での、柴田節郎氏作の「顔」を紹介する。今回の作品展で、以前の作品展の顔を思い出した。

 

 それは2022年7月9日~18日、池田町土川商店内で開催された「木育 ものつくり展」での作品群ある。そこに柴田節郎氏作の「地獄で見る顔」(著者の勝手な命名)が展示されていた。今回、Gallery Saganでの作品群を見て、過去のアルバムから、柴田節郎氏作の「顔」を見直した。その内容は下記のリンクから参照ください。

「木育 ものつくり展」 見学記

 

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  出版 / HO・CA

 

地獄の季節

 顔にその人の人格の全てが表れる。顔はその人の歴史も表す。顔がその人の頭の中をも表している。

 

 エリートと呼ばれる人の言動の多くは、左脳しか働いていないのでは、と思うことが多かった。左脳の人は合理的な考えである。しかしそれは物事を合理的にしか考えられない頭の人である。それは偏った考えの人である。残念だが、このグローバル経済主義社会では羽振りに良い人である、しかしその正常でない人が、社会を牛耳っている場合は、その他の多くの正常の人を不幸にしている元凶である。

 

 また世には右脳の感覚だけで生きている人が、多く存在する。彼らは新興宗教団体や左寄りの政党に騙されていることが多い。それで日本の国体と防衛が危機に瀕している。彼らは外国のスパイとして働いていても、その自覚がない。

 

 右脳も左脳もない人(考えない人)がスマホに縛り付けられ、GAFAの洗脳状態となっている。これも言わば新興宗教である。

 

 グローバル経済主義社会では1%の富裕層が、99%の人を搾取して貧困に落としている。それがこの世の地獄である。今のグローバル経済主義社会が跋扈する時は、地獄の季節なのだ。しかしこの世は無常である。何時までもそれが続くはずがない。その地獄の季節を変えるのは我々の責任だ。

 

大垣の地獄

 大垣も左脳最優先の市長が20年間も市政を牛耳ったので、すっかり没落してしまった。都市の富裕度を表す公示地価は、この20年間で半値以下に暴落した。市場が大垣市は商売の価値が無いと判断したのだ。市場の評価は神の如くである。自分の街がどんどん寂れていき、持っている不動産価格がどんどん下がっていく。市民平均で一軒当たり1000万円の損害である。地獄である。

 

 その前市長の後任市長も左脳優先の趣があり、「前市長の政策を継承する」と言う。しかもそのオツムはお花畑のようだ。「家庭ゴミが増えた」と大嘘を言い、ごみ袋有料化をごり押しである。もう少しまともな嘘を言って欲しいと思う。

 

 ゴミは10年前から35%も減っている。その分、市民はゴミ削減の取り組みを真面目にしているのだ。ゴミ削減をやっていないのは、無駄の紙を大量生産し、各家庭にばらまく大垣のお役所である。自分達の仕事を無理に作り、無駄な資料を作りまくっている。だから大垣市の税金は高いのだ。

 

 大垣の不幸は、そんな拝金主義者、利権主義者たちに政界を牛耳られて、政策を利権まみれにしたことだ。それでも市民は手が出せない。今やれることは、市民が目を覚まし、次回の選挙で拝金主義者たち、利権亡者たちに投票しないことだ。

 

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 右脳の無い頭、左脳の無い頭(柴田節郎氏作)

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 右上の絵は山路徹作「分離崩壊」

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    「木育 ものつくり展」にて  (土川商店内で開催)

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2023-03-15  久志能幾研究所通信 2642  小田泰仙

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